JP7253919B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7253919B2
JP7253919B2 JP2018248371A JP2018248371A JP7253919B2 JP 7253919 B2 JP7253919 B2 JP 7253919B2 JP 2018248371 A JP2018248371 A JP 2018248371A JP 2018248371 A JP2018248371 A JP 2018248371A JP 7253919 B2 JP7253919 B2 JP 7253919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
communication
deleted
network
referred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018248371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020107274A (ja
Inventor
拓真 伊香
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018248371A priority Critical patent/JP7253919B2/ja
Publication of JP2020107274A publication Critical patent/JP2020107274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7253919B2 publication Critical patent/JP7253919B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、機器間での通信に必要な情報を管理する技術に関する。
通信機能を搭載したデジタルカメラ等の撮像装置では、撮影した画像データをファイルとして、カメラに内蔵または装着されたメモリカード等の記録メディアに記録することが一般的である。そして、画像データがファイル形式であるため、通信によって容易に送受信可能である。
また、通信機能を用いて相手機器と接続する場合、まず、ネットワークに接続するネットワーク接続処理を行い、その後、接続したネットワークに存在する相手機器と接続する機器接続処理を行うという2段階の手順を経ることが多い。その際、ネットワーク接続処理に必要な接続設定情報と、機器接続処理に必要な接続機器情報と、それらを参照する通信設定情報とを保存しておくことで、次回以降の通信接続が容易となる一方、参照する情報が削除または変更された場合には参照できなくなる。
特許文献1には、第1の情報を削除する場合に、第1の情報を参照する第2の情報があるか確認し、第2の情報がある場合には削除する前に警告を行うことが記載されている。
特開2005-004424号公報
しかしながら、特許文献1では、第1の情報が削除または変更されたことにより、第1の情報を参照する第2の情報が利用不可となった場合に、第2の情報が利用不可のまま残ってしまう。そのため、接続設定情報や機器接続情報を削除または変更する場合に、利用不可となる通信設定情報を削除したり、あるいは利用不可とならないように変更を制限するなど適切に管理する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、通信設定のために参照されている情報を削除または変更する場合に、利用不可となる通信設定を削除したり、あるいは利用不可とならないように変更できないようにする技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報または前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する記憶手段と、前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて変更可能な制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を変更すると前記第3の情報が利用不可となる場合、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報が変更されないように制御し、前記第2の情報が示す機器が前記第1の情報が示すネットワークでなければ利用できない機器である場合に、前記第3の情報が利用不可となると判定する。
また、本発明の通信装置は、通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報および前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する記憶手段と、前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて削除可能な制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を削除する場合、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を参照する前記第3の情報も削除するように制御し、前記第3の情報が複数の前記第2の情報を参照可能であり、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が削除されたとしても、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が他にも存在する場合、前記第3の情報を削除しないように制御する。
本発明によれば、通信設定のために参照されている情報を削除または変更する場合に、利用不可となる通信設定を削除したり、あるいは利用不可とならないように変更できないようにする。
本実施形態のデジタルカメラの構成を例示するブロック図。 本実施形態のスマートデバイスの構成を例示するブロック図。 本実施形態のシステム構成を例示する図。 本実施形態の通信に必要な情報を管理するデータベースを例示する図。 本実施形態のデータベースの更新処理を示すフローチャート。 本実施形態のデータベースの更新処理を示すフローチャート。 本実施形態のデータベースの更新処理におけるUI画面を例示する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下、本実施形態の撮像装置および通信装置としてデジタルカメラとスマートデバイスを適用し、デジタルカメラ100がスマートデバイス200とネットワークを介して通信可能な構成について説明する。また、本実施形態では、撮像装置の一例として静止画や動画を撮影可能なデジタルカメラについて述べるが、これに限られず、カメラ機能付きのタブレットデバイスやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置、監視カメラ、医療用カメラなどであってもよい。また、スマートデバイスは、通信機能付きのデジタルカメラ、携帯電話の一種であるスマートフォン、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータ、腕時計型のスマートウォッチ、メガネ型のスマートグラス等のウェアラブルコンピュータなどを含む。
<デジタルカメラ100の構成>まず、図1を参照して、本実施形態の撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の構成について説明する。
制御部101は、デジタルカメラ100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを実行することで、後述する通信処理および制御処理を実現する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。また、撮像部102は、被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子、撮像素子から出力されるアナログ画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を有する。撮像部102は、制御部101の制御により、撮像部102に含まれるレンズにより結像された被写体像光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行って、デジタル信号からなる画像データを出力する。
制御部101は、撮像部102により撮像された画像データに対し、画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、制御部101は、画像処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードして画像ファイルを生成し、記録媒体110に記録する。本実施形態のデジタルカメラ100では、画像データはDCF(Design Rule for Camera File system)規格に従って、記録媒体110に記録される。また、制御部101は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づき制御部101が撮像部102のフォーカスレンズや絞り、シャッターを制御することで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理を行う。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ103には、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述するデータベースの管理処理を実行するためのプログラムのことである。
作業用メモリ104は、制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ103から読み出したプログラム等を展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリとして使用される。
操作部105は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。操作部105は、例えば、電源をオン・オフする電源ボタン、静止画の撮影指示を行うシャッターボタン、動画記録の開始・終了の指示を行うシャッターボタン、画像の再生指示を行う再生ボタン、カメラの動作モードを静止画撮影モードや動画記録モードや再生モードに変更するモード切替ボタンを含む。また、操作部105は、後述する外部装置としてのスマートデバイス200との通信を開始するための専用の接続ボタン等を含む。また、後述する表示部106に一体的に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。
シャッターボタンは操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1を受けて、制御部101は撮像部102を制御することによりAF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。また、シャッターボタンの操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。制御部101は、第2シャッタースイッチ信号SW2を受けて、撮像部102からの信号読み出しから記録媒体110に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
表示部106は、撮影時のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部106は、デジタルカメラ100と一体化された構成であっても、デジタルカメラ100に接続された外部装置であってもよい。デジタルカメラ100は、表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する機能を有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データが記録されたり、制御部101により既に記録されている画像ファイルが読み出される。記録媒体110は、デジタルカメラ100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブ等であってもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
内蔵無線通信部111は、後述するスマートデバイス200などの外部装置と無線通信可能に接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、内蔵無線通信部111を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、本実施形態では、内蔵無線通信部111は外部装置と無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、内蔵無線通信部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば、赤外線通信インターフェース、WirelessUSBなどの無線通信インターフェースを含むことができる。
有線通信部112は、外部装置と有線通信可能に接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、有線通信部112を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、本実施形態では、有線通信部112は外部装置とEthernet(登録商標)などの有線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、有線通信部112を制御することで外部装置との有線通信を実現する。なお、通信方式は優先LANに限定されるものではなく、例えば、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394などの有線接続手段を用いてもよい。
接続部113は、デジタルカメラ100と外付け無線モジュール150を接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、接続部113を介して外付け無線モジュール150と通信可能に接続し、外付け無線モジュール150を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、デジタルカメラ100に対して外付け無線モジュール150は着脱可能であり、使用時のみ装着するようにしてもよい。
外付け無線制御部151は、入力された信号や、後述のプログラムに従って外付け無線モジュール150の各部を制御する。なお、外付け無線制御部151が外付け無線モジュール全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、外付け無線モジュール全体を制御してもよい。
外付け無線通信部152は、外部装置と無線通信可能に接続するためのインターフェースである。本実施形態の外付け無線モジュール150は、外付け無線通信部152を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、本実施形態では、外付け無線通信部152は外部装置と無線LANで通信するためのインターフェースを含む。外付け無線制御部151は、外付け無線通信部152を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば、赤外線通信インターフェース、WirelessUSBなどの無線通信インターフェースを含むことができる。
外付け無線接続部153は、外付け無線モジュール150とデジタルカメラ100を接続するためのインターフェースである。本実施形態の外付け無線モジュール150は、外付け無線接続部153を介して、デジタルカメラ100と通信可能に接続し、デジタルカメラ100の制御に従い外部装置とデータの授受を行う。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、外部装置と通信を行う手段として、内蔵無線通信部111、有線通信部112および外付け無線通信部152の少なくともいずれかを選択可能である。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、無線LANのインフラストラクチャモードにおけるスレーブ装置として動作することが可能である。スレーブ装置として動作する場合、周辺のアクセスポイント(以下、AP)に接続することで、APが形成するネットワークに参加することが可能である。また、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。なお、本実施形態におけるAPは中継装置の一例である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAPと認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種であるものの、スレーブ装置から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。なお、他の実施形態として、デジタルカメラ100にゲートウェイ機能を持たせることも可能である。
<スマートデバイス200の構成>図2を参照して、本実施形態のスマートデバイス200の構成及び機能の概略について説明する。
本実施形態のスマートデバイス200は、制御部201、撮像部202、不揮発性メモリ203、作業用メモリ204、操作部205、表示部206、記録媒体210、接続部211を備える。これらの要素の基本的な機能はデジタルカメラ100と同様であり、詳細な説明は省略する。
また、不揮発性メモリ203には、制御部201が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ203には、デジタルカメラ100と通信するためのアプリケーションが格納されている。
本実施形態のスマートデバイス200の処理は、アプリケーションにより提供されるソフトウェアを読み込むことにより実現される。なお、アプリケーションはスマートデバイス200にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのソフトウェアを有しているものとする。なお、スマートデバイス200のOSが本実施形態における処理を実現するためのソフトウェアを有していてもよい。
接続部211は、デジタルカメラ100などの外部装置と無線で通信するための無線LAN通信インターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、接続部211は、デジタルカメラ100と直接接続されてもよいし、アクセスポイントを介して接続される構成でもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。
接続部211は、上述したデジタルカメラ100などの外部装置と無線通信可能に接続するためのインターフェースである。本実施形態のスマートデバイス200は、接続部211を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。なお、本実施形態では、接続部211は外部装置と無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば、赤外線通信インターフェース、WirelessUSBなどの無線通信インターフェースを含むことができる。また、本実施形態におけるスマートデバイス200は、少なくともインフラストラクチャモードにおけるステーション装置として動作することが可能であり、周辺のAPが形成するネットワークに参加することが可能である。

公衆網接続部212は、3G/LTE等の広域ネットワーク(WAN)を介して無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。スマートデバイス200は、公衆網接続部212を介して、他の機器と通話をしたり、データ通信をすることができる。通話の際には、制御部201はマイク213およびスピーカ214を介して音声信号の入力と出力を行う。本実施形態では、公衆網接続部212は3GやLTEに限らず、WiMAX、ADSL、FTTHといった他の通信方式を用いてもよい。本実施形態では、公衆網接続部212はアンテナであり、制御部201は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、接続部211および公衆網接続部212は、1つのアンテナで兼用することも可能である。なお、接続部211および公衆網接続部212は必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば1つのアンテナで兼用することも可能である。
<システム構成>次に、図3を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100とスマートデバイス200とが接続されたシステム構成について説明する。
デジタルカメラ100とスマートデバイス200がデータを送受信する場合、図3(a)、(b)、(c)の3つのデータ通信形態が考えられる。
図3(a)は、外部中継装置の一例である外部AP300が形成する無線LANネットワークに、デジタルカメラ100とスマートデバイス200とが参加する第1のデータ通信形態である。デジタルカメラ100及びスマートデバイス200は、外部AP300が定期的に送信するビーコン信号を検出し、外部AP300が形成する無線LANネットワークに参加する。このとき、デジタルカメラ100は内蔵無線通信部111または外付け無線モジュール150を利用して通信を行う。デジタルカメラ100とスマートデバイス200は同じ無線LANネットワークに参加した後、互いの機器発見、機器の能力取得などを経て無線LANによるデータの送受信が可能な状態となる(機器間の接続を確立する)。
また、本実施形態における外部AP300は、公衆網などを用いてインターネットなどの外部ネットワークに接続することが可能である。したがって、デジタルカメラ100とスマートデバイス200は、外部AP300を介してインターネット上にデータを送信することが可能である。
図3(b)は、外部AP300を介さず、デジタルカメラ100とスマートデバイス200とが直接接続する第2のデータ通信形態である。この場合は、デジタルカメラ100が簡易APとして動作して無線LANネットワークを形成する。デジタルカメラ100は簡易APとして動作すると、ビーコン信号の定期的な送信を開始する。スマートデバイス200はビーコン信号を検出し、デジタルカメラ100が形成した無線LANネットワークに参加する。このとき、デジタルカメラ100は内蔵無線通信部111または外付け無線モジュール150を利用して通信を行う。そして、図3(a)の場合と同様、互いの機器発見、機器の能力取得などを経て接続を確立し、データの送受信が可能な状態となる。なお、前述したように、本実施形態におけるデジタルカメラ100はインターネットなどの外部ネットワークへの接続機能を有していない。したがって、デジタルカメラ100が形成する無線LANネットワークに参加しているスマートデバイス200は、簡易APを介してインターネットなどにデータを送信することはできない。
図3(c)は、外部AP300が形成するネットワークに、デジタルカメラ100が有線LAN接続し、スマートデバイス200が無線LAN接続する第3のデータ通信形態である。デジタルカメラ100は外部AP300とLANケーブルで接続することにより、外部AP300が形成するネットワークに参加する。このとき、デジタルカメラ100は有線通信部112を利用して通信を行う。そして、図3(a)の場合と同様、互いの機器発見、機器の能力取得などを経て接続を確立し、データの送受信が可能な状態となる。
以上のように、デジタルカメラ100とスマートデバイス200には3つのデータ通信形態がある。本実施形態では、これらのデータ通信形態に応じて適切な制御を行う例について説明する。
<接続履歴のデータ構造>次に、図4を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100が保持するデータベースについて説明する。
デジタルカメラ100が通信相手機器と接続する場合、まずネットワークに参加し(自機が簡易APとしてネットワークを形成する場合も含む)、その後、通信相手機器との接続を確立する。本実施形態では、ネットワークの情報と、接続する通信相手機器の情報と、それらの情報を参照して関連付ける情報を別のデータベースで管理する。本実施形態におけるデジタルカメラ100が保持するデータベースには、接続設定情報410と、接続機器情報420と、通信設定情報430とが記録されている。
接続設定情報410は、デジタルカメラ100が参加したことのある、外部APなどが形成したネットワークや、デジタルカメラ100が簡易APとして形成したネットワークの情報を管理するための情報である。接続設定情報410は、個々の接続設定情報に付与される「接続設定情報番号」と、「接続設定名」、「接続形態」、「ESSID」、「認証方式」、「暗号種別」、「暗号鍵」、「チャネル」、「IPアドレス」、「DNS」が記憶されている。ここで、「接続設定名」はユーザ設定可能な接続設定名であり、ユーザが接続設定を識別できるように自由に変更することができる。また、接続設定情報410は、M個記憶できるようにしており、それ以上記憶させるためには既に記憶されている接続設定情報410を削除する必要がある。また、接続設定情報410は、全ての項目を必ずしも記憶しなくともよい。
接続機器情報420は、デジタルカメラ100がネットワークを介して接続したことのある通信相手機器を管理するための情報である。接続機器情報420には、個々の接続機器情報に付与される「接続機器情報番号」と、「接続機器名」、「機器種別」、「UUID/URL」が記録されている。ここで、「接続機器名」はユーザ設定可能な接続機器名であり、ユーザが接続機器を識別できるように自由に変更することができる。なお、「機器種別」、「登録名」、「UUID/URL」などは必ずしも別個の情報でなくてもよく、例えば種別と名称と一意な文字列を連結した1つのIDでこれらの情報を特定できるようにしてもよい。また、接続機器情報420は、N個記憶できるようにしており、それ以上記憶させるためには既に記憶されている接続機器情報420を削除する必要がある。
通信設定情報430は、デジタルカメラ100が接続設定情報410と接続機器情報420の関連付けを管理するための情報である。通信設定情報430には、個々の通信設定情報に付与される「通信設定情報番号」と、「通信設定名」、「通信IF」、「優先接続設定情報番号」、「代替接続設定情報番号」、「第一接続機器情報番号」、「第二接続機器情報番号」が記憶されている。ここで、「通信設定名」はユーザ設定可能な通信設定名であり、ユーザが通信設定情報を識別できるように自由に変更することができる。また、「通信IF」は使用する通信IFを示しており、図1の内蔵無線通信部111、有線通信部112、外付け無線通信部152のいずれを使用するかを示す。また、「優先接続設定情報番号」、「代替接続設定情報番号」はそれぞれ、優先的に使用する接続設定情報410の接続設定情報番号と、それが使用できない場合に使用する接続設定情報410の接続設定情報番号である。また、「第一接続機器情報番号」、「第二接続機器情報番号」はそれぞれ、使用する接続機器情報420の接続機器情報番号であり、これらの機器種別によっては同時に2つの接続機器と接続することが可能である。また、通信設定情報430は、O個記憶できるようにしており、それ以上記憶させるためには既に記憶されている通信設定情報430を削除する必要がある。
デジタルカメラ100が保持するデータベースは、制御部101が不揮発性メモリ103から作業用メモリ104に展開して使用されてもよい。以下では、デジタルカメラ100が保持するデータベースは作業用メモリ104に展開されているものとして説明する。
<データベースの更新処理>次に、図5A、図5Bおよび図6を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100によるデータベースの更新処理について説明する。
なお、図5Aおよび図5Bの処理は、デジタルカメラ100の制御部101が不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを実行し、デジタルカメラ100の各部を制御することにより実現される。また、図5Aおよび図5Bの処理は、メニュー画面などを通じたユーザ操作によりデータベースの更新指示を受け付けたことに応じて開始される。
図6(a)は、データベースを更新する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、更新するデータベースとして通信設定、接続設定および接続機器のいずれかを選択可能である。また、「戻る」ボタンが選択された場合、1つ前の画面に戻る。
図6(b)は、図6(a)のUI画面において接続設定が選択された場合に、更新する接続設定情報を選択する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、更新する接続設定情報を選択可能である。
図6(c)は、図6(b)のUI画面において接続設定情報としてNW2が選択された場合に、選択した接続設定情報に対して行う処理を選択する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、選択した接続設定情報に対して設定変更、設定削除、設定内容確認などの処理を選択可能である。
デジタルカメラ100のユーザは、図6(a)~(c)のUI画面を通じて同様の操作を繰り返すことにより少なくとも1つの接続設定および/または接続機器を変更可能または削除可能である。
(接続設定情報の変更処理)ここで、図5Aを参照して、本実施形態のデジタルカメラ100が接続設定情報の変更を行う場合の処理について説明する。なお、本処理は図6(c)において設定変更が選択されたことに応じて開始される。なお、以下の処理は接続機器情報を変更する場合でも同様である。
S501では、制御部101は、変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されているか否かを判定する。変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されていると判定した場合、制御部101は処理をS502に進め、変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を表示する。また、変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されていないと判定した場合、制御部101は処理をS505に進め、接続設定情報の変更処理を行う。例えば、データベースの状態が図4に示す状態で、接続設定情報NW2の変更が指示された場合、通信設定情報SET1と通信設定情報SET3が優先接続設定情報番号2を参照しているので、接続設定情報番号2であるNW2は通信設定情報により参照されていると判定する。
S502では、制御部101は、変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を表示部106に表示する。図6(d)は、変更する接続設定情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を例示している。なお、図6(d)では、変更する接続設定情報を参照している通信設定情報も合わせて通知することで、デジタルカメラ100のユーザは、変更した場合に通信に与える影響を容易に確認できる。
S503では、制御部101は、変更する接続設定情報を本当に変更してよいか否かを判定する。図6(d)において「OK」ボタンが選択された場合、すなわち本当に変更してよいと判定した場合、制御部101は処理をS504に進め、変更する接続設定情報の項目のうち、変更不可な項目の確認を行う。図6(d)においてキャンセルが選択された場合、すなわち変更しないと判定した場合、制御部101は、処理を終了する。
S504では、制御部101は、変更する接続設定情報の項目のうち、変更不可な項目の確認を行う。例えば、データベースの状態が図4に示す状態で、接続設定情報NW2の変更が指示された場合、通信設定情報SET3が接続設定情報NW2と接続機器情報FTP1を参照している。接続機器情報FTP1は、インターネットなどのネットワーク上のサーバに画像を転送する機能なので、接続設定情報NW2の接続形態がネットワーク参加からネットワーク形成に変更されると利用できなくなる。そのため、接続設定情報NW2の接続形態は変更不可となっている。図6(e)は、変更不可項目を確認した後に接続設定情報を変更するためのUI画面を例示している。図6(e)では、例えば、接続形態の項目をグレーアウトで表示するなどして選択できないようにしている。なお、本実施形態では、変更する接続設定情報を参照している通信設定情報を確認することで変更する接続設定情報の項目のうち、変更不可な項目の確認を行っているが、予め変更不可項目を決定しておいてもよい。
S505では、制御部101は、選択した接続設定情報を変更する。図6(f)は、接続設定情報を変更するためのUI画面を例示している。図6(f)では、接続設定情報NW2のIPアドレスを変更している。図6(f)の「OK」ボタンを選択することで、接続設定情報が変更される。
S506では、制御部101は、デジタルカメラ100が、変更する接続設定情報を利用してネットワークに接続中か否かを判定する。変更する接続設定情報を利用してネットワークに接続中であると判定した場合、制御部101は処理をS507に進める。また、変更する接続設定情報を利用してネットワークに接続中でないと判定した場合、制御部101は処理をS508に進める。
S507では、制御部101は、デジタルカメラ100がネットワーク接続を終了したか否かを判定する。ネットワーク接続を終了したと判定した場合、制御部101は処理をS508に進め、ネットワーク接続を終了していないと判定した場合、制御部101は処理をS507に戻し、再度ネットワーク接続を終了したか否かを判定する。
S508では、制御部101は、データベースを更新して、次回のネットワーク接続から変更した接続設定情報を利用できるようにする。ここでいうデータベースを更新するとは、S505で変更した接続設定情報でデータベースの内容を書き換えることである。
本実施形態によれば、変更する接続設定情報および/または接続機器情報を通信設定情報が参照している場合は通知を行うことにより、不用意な変更により通信に影響を与えることを防ぐことができる。また、接続設定情報および/または接続機器情報を変更すると通信設定情報が利用不可となる場合は、接続設定情報および/または接続機器情報を変更できないようにすることによって、通信設定情報が利用不可となることを防ぐことができる。
図6(g)は、データベースを更新する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、更新するデータベースとして通信設定、接続設定および接続機器のいずれかを選択可能である。また、「戻る」ボタンが選択された場合、1つ前の画面に戻る。
図6(h)は、図6(ga)のUI画面において接続機器が選択された場合に、更新する接続機器情報を選択する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、更新する接続機器情報を選択可能である。
図6(i)は、図6(h)のUI画面において接続機器情報としてFTP1が選択された場合に、選択した接続機器情報に対して行う処理を選択する際に表示部106に表示されるUI画面を例示している。デジタルカメラ100のユーザは、選択した接続機器情報に対して設定変更、設定削除、設定内容確認などの処理を選択可能である。
デジタルカメラ100のユーザは、図6(g)~(i)のUI画面を通じて同様の操作を繰り返すことにより少なくとも1つの接続設定および/または接続機器を変更可能または削除可能である。
(接続機器情報の削除処理)次に、図5Bを参照して、本実施形態のデジタルカメラ100が接続機器情報の削除を行う場合の処理について説明する。なお、本処理は図6(i)において設定削除が選択されたことに応じて開始される。なお、以下の処理は接続設定情報を削除する場合でも同様である。
S521では、制御部101は、削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されているか否かを判定する。削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されていると判定した場合、制御部101は処理をS522に進め、削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を表示する。また、削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されていないと判定した場合、制御部101は処理をS526に進め、接続機器情報の削除処理を行う。例えば、データベースの状態が図4に示す状態で、接続機器情報FTP1の削除が指示された場合、通信設定情報SET1と通信設定情報SET3が接続機器情報番号3を参照しているので、接続機器情報番号3のFTP1は通信設定情報により参照されていると判定する。
S522では、制御部101は、削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を表示部106に表示する。図6(j)は、削除する接続機器情報が通信設定情報により参照されていることを通知または警告する画面を例示している。なお、図6(j)では、削除する接続機器情報が参照している通信設定情報も合わせて通知することで、デジタルカメラ100のユーザは、削除した場合に通信に与える影響を容易に確認できる。
S523では、制御部101は、削除する接続機器情報を本当に削除してよいか否かを判定する。図6(j)において「OK」ボタンが選択された場合、すなわち本当に削除してよいと判定した場合、制御部101は処理をS524に進める。図6(j)においてキャンセルが選択された場合、すなわち削除しないと判定した場合、制御部101は、処理を終了する。
S524では、制御部101は、削除する接続機器情報を参照している通信設定情報が利用不可になるか否かを判定する。例えば、データベースの状態が図4に示す状態で、接続機器情報FTP1の削除が指示された場合、当該情報を参照している通信設定情報SET1では、他にも接続機器情報MobilePhone1を参照しているため、利用可能であると判定される。また、当該情報を参照している通信設定情報SET3は、他に接続機器情報を参照していないため、利用不可であると判定される。削除する接続機器情報を参照している通信設定情報が利用不可になると判定した場合、制御部101は処理をS525に進める。また、削除する接続機器情報を参照している通信設定情報が利用可能であると判定した場合、制御部101は処理をS526に進める。
S525では、制御部101は、削除する接続機器情報を参照している通信設定情報を削除する。図6(k)は、削除する接続機器情報を参照している通信設定情報を削除する際に表示するUI画面を例示している。
S526では、制御部101は、削除する接続機器情報を削除する。
S527では、制御部101は、データベースを更新する。ここでいうデータベースを更新するとは、S525で削除した接続機器情報をデータベースから削除することである。
なお、S525~S526における削除処理において、削除する接続機器情報を利用してネットワークに接続中である場合は、ネットワーク接続が終了した後に削除を行うようにする。
本実施形態によれば、削除する接続設定情報および/または接続機器情報を通信設定情報が参照している場合は通知を行うことにより、意図せずに通信に影響を与えることを防ぐことができる。また、接続設定情報および/または接続機器情報を削除する場合、接続設定情報および/または接続機器情報を参照している通信設定情報も削除する。詳しくは、削除する接続設定情報および/または接続機器情報を参照している通信設定情報が利用不可となる場合は、削除する接続設定情報および/または接続機器情報を参照している通信設定情報も削除する。これにより、利用不可のまま通信設定情報が記憶されていることを防ぐことができる。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…デジタルカメラ、101…制御部、111…内蔵無線通信部、112…有線通信部、113…接続部、150…外付け無線モジュール、200…スマートデバイス、201…制御部、211…接続部

Claims (14)

  1. 通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報または前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて変更可能な制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を変更すると前記第3の情報が利用不可となる場合、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報が変更されないように制御し、
    前記第2の情報が示す機器が前記第1の情報が示すネットワークでなければ利用できない機器である場合に、前記第3の情報が利用不可となると判定することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の情報または前記第2の情報を変更するユーザ操作を受け付けた場合、変更される前記第1の情報または変更される前記第2の情報を前記第3の情報が参照することを通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段により変更できない前記第1の情報または前記第2の情報が予め決定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段により変更できない前記第1の情報または前記第2の情報が、前記第3の情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  5. 前記通知手段は、変更される前記第1の情報または変更される前記第2の情報を参照する前記第3の情報を通知することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、接続しているネットワークに関する前記第1の情報または前記第2の情報を変更する指示を受け付けた場合、接続が終了した後に変更を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報および前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて削除可能な制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を削除する場合、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を参照する前記第3の情報も削除するように制御し、
    前記第3の情報が複数の前記第2の情報を参照可能であり、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が削除されたとしても、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が他にも存在する場合、前記第3の情報を削除しないように制御することを特徴とする通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の情報または第2の情報を削除すると前記第3の情報が利用不可となる場合は、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を参照する前記第3の情報も削除するように制御することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記第1の情報または前記第2の情報を削除するユーザ操作を受け付けた場合、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を前記第3の情報が参照することを通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項7または8に記載の通信装置。
  10. 前記通知手段は、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を参照する前記第3の情報を通知することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記制御手段は、接続中のネットワークに関する前記第1の情報または前記第2の情報を削除する指示を受け付けた場合、接続が終了した後に削除を行うことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報または前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する通信装置の制御方法であって、
    前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて変更可能な制御ステップを有し、
    前記制御ステップでは、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を変更すると前記第3の情報が利用不可となる場合、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報が変更されないように制御し、
    前記第2の情報が示す機器が前記第1の情報が示すネットワークでなければ利用できない機器である場合に、前記第3の情報が利用不可となると判定することを特徴とする制御方法。
  13. 通信手段により接続するネットワークに関する第1の情報および前記ネットワークを介して接続する機器に関する第2の情報の少なくともいずれかと、前記第1の情報または前記第2の情報を参照する通信の設定に関する第3の情報とを記憶する通信装置の制御方法であって、
    前記第1の情報または前記第2の情報をユーザ操作に応じて削除可能な制御ステップを有し、
    前記制御ステップでは、前記第3の情報に参照される前記第1の情報または前記第3の情報に参照される前記第2の情報を削除する場合、削除される前記第1の情報または削除される前記第2の情報を参照する前記第3の情報も削除するように制御し、
    前記第3の情報が複数の前記第2の情報を参照可能であり、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が削除されたとしても、前記第3の情報が参照する前記第2の情報が他にも存在する場合、前記第3の情報を削除しないように制御することを特徴とする制御方法。
  14. 請求項12または13のいずれか1項に記載された制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018248371A 2018-12-28 2018-12-28 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム Active JP7253919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018248371A JP7253919B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018248371A JP7253919B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020107274A JP2020107274A (ja) 2020-07-09
JP7253919B2 true JP7253919B2 (ja) 2023-04-07

Family

ID=71449231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018248371A Active JP7253919B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7253919B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001034434A (ja) 1999-07-21 2001-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JP2012070228A (ja) 2010-09-24 2012-04-05 Brother Ind Ltd アクセスポイント、端末、およびプログラム
JP2013162322A (ja) 2012-02-03 2013-08-19 Canon Inc 無線通信装置およびその制御方法、プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001034434A (ja) 1999-07-21 2001-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JP2012070228A (ja) 2010-09-24 2012-04-05 Brother Ind Ltd アクセスポイント、端末、およびプログラム
JP2013162322A (ja) 2012-02-03 2013-08-19 Canon Inc 無線通信装置およびその制御方法、プログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
速効!ポケットマニュアル編集部,速効!ポケットマニュアル Access 基本ワザ&仕事ワザ 2016&2013&2010&2007,第1版,日本,株式会社マイナビ出版,2017年08月21日,pp. 102-107

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020107274A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6415286B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、及びプログラム
US9377848B2 (en) Image processing apparatus, control method thereof, and recording medium for performing data transmission
JP2016053827A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP6139829B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法、プログラム
JP6433265B2 (ja) 情報処理装置、電子機器およびそれらの制御方法、プログラム並びに記憶媒体
CN109391771B (zh) 摄像装置、通信装置、其控制方法和存储介质
JP2018037894A (ja) 電子機器およびその制御方法
JP6656070B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラムならびにシステム
JP2019193145A (ja) 情報処理装置
US11076110B2 (en) Communication apparatus and control method thereof
JP2018136630A (ja) 通信装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP7253919B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
JP6472179B2 (ja) 撮像装置、情報処理装置、制御方法およびプログラム
US10986247B2 (en) Communication apparatus, data transfer apparatus, and methods of controlling them
US10728451B2 (en) Communication device for communicating with external device, method for controlling the same, and recording medium
US20160173645A1 (en) Image processing apparatus and control method thereof, and system
JP6478615B2 (ja) 通信装置、その制御方法およびプログラム
JP7346122B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6700821B2 (ja) 通信装置、撮像装置及びそれらの制御方法、プログラム
JP7418114B2 (ja) 通信装置、その制御方法、およびそのプログラム
JP6061662B2 (ja) サーバ装置、サーバ装置の制御方法およびプログラム
JP2019003495A (ja) 情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2024015828A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2015128225A (ja) 撮像装置、その制御方法およびプログラム
JP2018180307A (ja) 画像撮影装置、画像撮影装置の制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230328

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7253919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151