JP6596325B2 - 通知システム及び通知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者に装着された可搬端末に通知を行う通知システム及び通知装置に関する。
例えば空港ではテロ対策などのために、保安検査場において乗客に対してゲート型の金属探知機を通らせて、銃刀器類の所持の検査を行っている。また手荷物についてはX線検査を行って、危険物(爆発物、有害化学物質など)が含まれているか否かを調べている。銃刀器類や危険物が発見されると検査に合格せず、しかるべき先に通知が必要である。
下記特許文献1には、荷物を預けるとき及び引き渡すときに本人の身体的特徴データを利用して確実に本人確認するシステムに関し、空港などにおけるセキュリティチェックに不合格となった場合に、荷物の持ち主や警察に通報することが開示されている。
特許文献1に開示される技術により、荷物の持ち主や警察はセキュリティチェックに合格しないことを早期に知ることができ、その原因となる物を廃棄したり、場合によっては警察が荷物の持ち主の身柄を確保するなどしてテロ対策が可能となる。
特開2007−052624号公報
このようなセキュリティチェックは、コンサートやイベント会場でも導入されつつある。
コンサートやイベントには家族、あるいは友人同士が連れ立って、グループで来場することが多い。ここで、入場ゲートなどにセキュリティチェックのために設置される検査用のレーンの数が少なければ、グループのメンバー同士の姿を目視確認できるので、検査で不合格となった人がいても適宜声をかけるなどをすれば、その後に再合流できる。
一方、コンサートやイベントの規模が大きくなるにつれて来場者数は増え、それに応じて検査レーンの数を増やさざるを得ない。図1はこの場合の検査場2の例の模式的な平面図であり、5つの検査レーン4が設けられている。このような状況ではグループのメンバー同士で相手の姿を確認することが困難となり見失うことも多くなる。図2は検査場2における状況を示す模式図であり、来場者6a,6b,6cが同じグループであるとする。当該状況下で、グループのうち或るメンバーが検査に不合格となったことを他のメンバーが知る手立てがないと、合格した人6a,6bが先に入場したものの、不合格の人6cの姿を確認できないため、お互いに迷子になったのではないか、と不安に思ってしまうという課題があった。
本発明は、この課題を解決するための通知システム及び通知装置であり、グループのメンバーの入場が円滑に行われなくても不安になることを防止し、また、その際にお互いを探そう検査場付近に滞留することによる混雑を防止することを目的とする。
(1)本発明に係る通知システムは、複数の利用者のそれぞれが携行する可搬端末と、前記利用者について所定の通過資格を検査する複数の検査装置と、前記可搬端末に通知を行う主装置と、を含む通知システムであって、前記各可搬端末は、前記主装置から受信した前記通知を当該可搬端末の携行者へ出力する端末通知部と、前記携行者の個人識別情報を記憶する端末記憶部と、前記個人識別情報を当該検査装置に送信する端末通信部と、を有し、前記各検査装置は、前記携行者について前記通過資格の合否を検査し検査結果を生成する検出手段と、前記携行者について、前記可搬端末から前記個人識別情報を受信し、当該個人識別情報及び前記検査結果を対応付けて前記主装置に送信する検査装置通信部と、を有し、前記主装置は、前記携行者のグループごとのグループ識別情報を当該グループに属する携行者の個人識別情報と対応付けて予め記憶する主装置記憶部と、前記検査装置から不合格の前記検査結果を受信した場合に、当該検査結果と対応付けて受信された前記個人識別情報と同一の前記グループ識別情報が対応付けられている携行者の前記可搬端末への通知として不合格者発生通知を生成する通知処理部と、を有する。
(2)上記(1)に記載する本発明に係る通知システムにおいて、前記主装置記憶部はさらに、受信した前記検査結果を前記個人識別情報と対応付けて記憶し、前記通知処理部は、前記グループに属する全ての前記携行者についての前記検査結果が記憶されており、かつ、いずれかの前記携行者の前記検査結果が不合格であると前記不合格者発生通知を生成する構成とすることができる。
(3)上記(1)に記載する本発明に係る通知システムにおいて、前記主装置記憶部はさらに、受信した前記検査結果を前記個人識別情報と対応付けて記憶し、前記主装置は、さらに、前記グループごとに、当該グループに属する携行者の前記検査結果を受信するたびに計時を開始し直す計時手段と、を有し、前記通知処理部は、前記グループについて前記計時手段の最新の計時開始から所定の猶予時間の経過後において、当該グループの前記携行者のうちに前記検査結果が記憶されていない者が存在した場合に前記通知として遅延発生通知を生成する構成とすることができる。
(4)上記(1)〜(3)に記載する本発明に係る通知システムにおいて、前記通知処理部は、前記通知に、当該グループの集合場所への案内を含める構成とすることができる。
(5)上記(4)に記載する本発明に係る通知システムにおいて、前記可搬端末の前記端末通知部は画面表示手段を有し、前記通知処理部は、前記通知に前記集合場所への案内として地図情報を含める構成とすることができる。
(6)上記(1)〜(5)に記載する本発明に係る通知システムにおいて、前記検査装置は、異なる検査を行う複数種類の前記検出手段を有しており、当該検査装置は前記種類を示す情報と前記検査結果とを対応付けて前記主装置に送信し、前記通知処理部は、前記検出手段の前記種類に応じた前記不合格者発生通知を生成する構成とすることができる。
(7)本発明に係る通知装置は、それぞれ可搬端末を携行した複数の携行者に通知を行う通知装置であって、前記携行者のグループごとのグループ識別情報と当該グループに属する携行者の個人識別情報とを対応付けて予め記憶する記憶部と、前記携行者の所定の通過資格の合否を検査し検査結果を生成する検査装置、及び前記可搬端末と通信する通信部と、前記検査装置から前記携行者の不合格の前記検査結果を受信した場合に、当該検査結果と対応付けて受信された前記個人識別情報と同一の前記グループ識別情報が対応付けられている携行者の前記可搬端末への通知として不合格者発生通知を生成する通知処理部と、を有する。
本発明によれば、グループでの来場者の入場時の不安発生を防止し、また、入場者が検査場付近に滞留することによる混雑を防止することが可能となる。
検査場の例の模式的な平面図である。 検査場における状況を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る通知システムの概略のブロック図である。 可搬端末の形態の例を示す模式図である。 端末情報入力部による処理の例を示す模式図である。 端末情報テーブルの模式図である。 通知の原因になった人以外の人が携行する可搬端末の端末通知部の表示内容を示す模式図である。 通知の原因になった人が携行する可搬端末の端末通知部の表示内容を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る通知システム主装置の概略の動作を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)である通知システム10について、図面に基づいて説明する。通知システム10は、イベント会場への来場者の荷物等の所持品を検査して通過を許可する検査場に関連して用いられ、家族や友人などからなる来場者のグループのうちの或るメンバーの検査状況を他のメンバーに通知する。
図3は実施形態に係る通知システム10の概略のブロック図である。本通知システム10は、可搬端末12、ゲート装置14、通知システム主装置16を含んで構成され、後述するようにそれらは互いに通信可能であり、特に可搬端末12との間の通信には無線通信を利用する。可搬端末12は例えば、比較的近距離の無線通信を行うように構成され、これに対応して検査場2の近傍やイベント会場内の複数箇所にアンテナ18が設置され、可搬端末12と通知システム主装置16との通信に用いられる。
通知システム10の利用者はイベント会場入り口への来場者である。可搬端末12は利用者が携行可能である小型の端末である。好適には可搬端末12は利用者が携行を煩わしく思わない形態とされる。図4は可搬端末12の形態の例を示す模式図であり、図4(a)の可搬端末12aは利用者の手首に装着することができるリストバンド型である。また図4(b)の可搬端末12bは利用者の首から吊すストラップを有したペンダント型であり、図4(c)の可搬端末12cはポケットに入れられる形状・大きさの小型装置である。以下の説明では可搬端末12は図4(a)のリストバンド型であるとする。可搬端末12は例えば、利用者に事前に貸与され、利用者は可搬端末12を携行して図1及び図2に示す検査場2からイベント会場へ入場する。
可搬端末12は図3に示すように端末通知部20、端末記憶部22及び端末通信部24を備える。端末通知部20は通知システム主装置16から受信した所定の通知を当該可搬端末12の携行者へ出力する。例えば、端末通知部20はディスプレイ、スピーカー、バイブレータなどを用いて構成される。本実施形態の可搬端末12は、後述する文字メッセージや地図を表示するために小型の液晶画面を端末通知部20として備える。また、携行者に音声案内のみを行う場合には端末通知部20は小型スピーカーでもよい。
端末記憶部22は可搬端末12を携行する利用者の個人識別情報(ID情報)などを記憶する記憶装置であり、例えば、半導体メモリを用いて構成される。
端末通信部24はゲート装置14や通知システム主装置16と無線通信する通信機能を有する。例えば、検査場2にてゲート装置14から要求を受信すると、可搬端末12は端末記憶部22に格納された個人識別情報を当該ゲート装置14に送信する。また、可搬端末12は通知システム主装置16からの通知を受信する。
ゲート装置14は、検査場2に設置され、そこに来た利用者を被検者として検査を行う検査装置であり、検出手段30及び、検査装置通信部であるゲート通信部32を備える。被検者には可搬端末12の携行者が含まれる。
検出手段30は被検者について所定の通過資格の合否を検査し検査結果を生成する。検出手段30は例えば、銃刀器類や危険物を検出対象物とし被検者が検出対象物を所持しているか否かを検査する。そして被検者が検出対象物を所持していないと判定された場合は検査結果は合格とされ、所持していると判定した場合は検査結果は不合格とされる。
本実施形態では銃刀器類を検出対象物とし、例えば、検出手段30は金属探知機などを用いて構成される。
ゲート通信部32は可搬端末12や通知システム主装置16との通信機能を有する。具体的には、ゲート通信部32は可搬端末12と無線通信を行い、可搬端末12から携行者の例えばID情報を受信し、また通知システム主装置16と有線又は無線で通信し、携行者の可搬端末12から受信した情報及び当該携行者の検査結果を対応づけて通知システム主装置16に送信する。
通知システム主装置16は本発明に係る通知装置であり、端末情報入力部40、主装置記憶部42、更新部44、計時手段46、通知処理部48、主装置通信部50及び処理制御部52を備え通知システム10の全体的な動作を制御する。通知システム主装置16は基本的にはコンピュータを用いて構成される。
端末情報入力部40は、可搬端末12を利用者に渡す前に、その端末記憶部22に利用者のID情報などを入力し記憶させる手段である。端末記憶部22への入力情報は例えば、利用者のグループの人数、当該グループを特定する識別情報であるグループID(グループ識別情報)、そのグループ内での利用者それぞれを特定する識別情報である個人ID(個人識別情報)、利用開始日、有効期限などである。なお、それら情報は必要に応じて例えば、イベント参加申し込みに際して利用者から紙媒体や電磁的方法で取得される。
端末情報入力部40はコンピュータのCPU(Central Processing Unit)で実行されるプログラムで実現できるほか、紙媒体上の情報をコンピュータに取り込む場合にはキーボードやスキャナなどの周辺装置を含み得る。
図5は端末情報入力部40による処理の例を示す模式図である。例えば、端末情報入力部40はコンピューターのディスプレイ60に、端末記憶部22への入力情報の入力画面を表示する。作業者はキーボード62等を用いて入力画面に必要なデータを入力する。データ入力後、作業者がマウス等で入力画面上のデータ転送ボタンを押下すると、そのデータが各可搬端末に転送され液晶画面64に表示されると共に端末記憶部22に格納される。
図5に示す例では、3人の構成員(メンバー)からなるグループに対してグループID“12345”が付与され、メンバーの個人IDとして“A01”,“A02”,“A03”が付与され、これらの情報が各メンバーに渡される可搬端末12に転送される。ちなみにグループIDは同じグループの可搬端末12に共通に転送されるが、個人IDについては可搬端末12の利用者に対応したデータだけが転送される。また図5の例では有効期限が可搬端末12に転送されている。なお、図5の可搬端末12は日時の表示機能を備えており、液晶画面64の下部領域には現在の日付及び時刻が表示されている。
主装置記憶部42は、通知システム主装置16が動作するための各種プログラムやパラメーター類のほか、利用者のグループごとのグループIDと当該グループのメンバーである利用者の個人IDとを対応付けて予め記憶する。主装置記憶部42が記憶するグループIDと個人IDは少なくとも可搬端末12の携行者のものを含んでいる。
例えば、主装置記憶部42は図6に模式図で示す端末情報テーブル54を記憶する。端末情報テーブル54には、各可搬端末12について、その利用者の個人IDと当該利用者がメンバーとして属するグループのグループIDとの対応関係、及び端末情報入力部40により入力されたその他のデータが格納される。また、端末情報テーブル54は各可搬端末12について可搬端末個体番号、通行可否フラグ、最近傍アンテナIDなども記憶する。
可搬端末個体番号は、各可搬端末を一意に特定するための英数字からなる文字列であり、可搬端末に予め付与された製造番号などでもよいし、別途規則により定めてもよい。可搬端末個体番号を個人識別情報として用いることもできる。
グループIDは、グループごとに一意に付与される識別情報であり、上述したようにグループ内では共通の値を記憶する。
個人IDは、可搬端末の携行者を特定するための識別情報である。図6では“A01”などの文字列としているが、個人名としてもよい。
通行可否フラグは、可搬端末の携行者のゲート装置14での検査に関する状態(検査状態)を示す情報である。通行可否フラグには初期値として検査結果が未だ記録されていないことを示す状態“NULL”がセットされ、一方、検査を受けた後は、その検査結果を示す状態がセットされる。具体的には、ゲート装置14から合格の検査結果を受信した場合は、通行可否フラグは“OK”がセットされ、不合格の検査結果を受信した場合は“NG”がセットされる。すなわち主装置記憶部42は、少なくとも受信した検査結果を通行可否フラグとして記憶する。
最近傍アンテナIDは、各可搬端末に最も近い位置に設置されているアンテナ18の識別情報を格納する。最も近い位置か否かは、可搬端末からの信号の受信強度を参照して最も強く受信したアンテナ18を特定すればよい。
更新部44はゲート装置14から検査結果を受信する都度、当該検査結果で主装置記憶部42に記憶される端末情報テーブル54の通行可否フラグを更新する。また更新部44は、ゲート装置14から個人IDが送信されたタイミング、または適当な時間間隔ごとに端末情報テーブル54に記憶される最近傍アンテナIDを更新する。
計時手段46はグループごとに時間を計測するタイマーであり、例えば、当該タイマーとして当該グループのメンバーの検査結果を受信するたびに計時を開始し直す検査タイマーを有する。すなわち、検査タイマーは、同じグループIDを持つ可搬端末の携行者が、ゲート装置14にて検査を受けるたびにゼロに初期化されて計時を開始する。これにより、当該グループのメンバーのいずれかが最後にゲート装置14を通過してから、なかなか検査に現れないメンバーの発生を検出することができる。なお、携行者が通行許可された場合(通知システム主装置16が合格の検査結果を受信した場合)だけ計時を開始してもよい。
通知処理部48はゲート装置14から携行者の不合格の検査結果を受信した場合に、当該携行者が属するグループの他のメンバーの可搬端末12への通知として不合格メンバーの発生を示す不合格者発生通知を生成する。通知処理部48は不合格の検査結果を受信するたびに不合格者発生通知を生成することができる。
一方、通知処理部48はグループの全てのメンバーについて検査結果が受信されるまで待って通知を生成することとしてもよい。この構成では、通知処理部48は全メンバーについての検査結果の受信後において、当該メンバーの通過可否フラグのうちに不合格の検査結果“NG”が存在した場合に不合格者発生通知を生成する。
また通知処理部48は、グループについて検査タイマーの最新の計時開始から所定の猶予時間の経過後において、当該グループのメンバーの通過可否フラグのうちに検査結果の未記録を表す“NULL”が存在した場合に通知として遅延発生通知を生成してもよい。
本実施形態では、通知処理部48は、同じグループIDを持つ通過可否フラグを参照し、いずれかの個人IDの通過可否フラグが初期値“NULL”のままであるか、あるいは検査不合格の“NG”となっているかを判定し、これらの場合に通知を生成する。すなわち、本実施形態では通知処理部48による通知は次の場合にされる。
(C1)更新部44が、同一のグループIDの通過可否フラグや最近傍アンテナIDの情報を更新したが、通過可否フラグが“NG”のメンバーがいる場合
(C2)計時手段46が検査タイマーの最新の計時を開始してから、既定の検査猶予時間を経過しても通過可否フラグが初期値の“NULL”のままのメンバーがいる場合
上記(C1)の場合は、ゲート装置14まで到達し検査を受けたが不合格となったメンバーがいた場合である。検査に合格して検査場2を通過したメンバーには、不合格となったメンバーがいる旨を不合格者発生通知により知らせる。なお、検査に不合格となったメンバーには、他のメンバーは合格して検査場2を通過済みである旨を通知してもよい。
上記(C2)の場合は、メンバーのほとんどは検査を終了し、合格との結果を得て検査場2を通過したが、一部のメンバーは行列の後ろの方に並んでしまったり、検査レーン4間の検査の進みのばらつきなどにより、なかなかゲート装置14に辿り着けていない状況である。検査に合格して通過したメンバーには、既にゲート装置14を通過して先に進んでいるのではなくゲート装置14までにまだ辿り着いてないメンバーがいる旨を遅延発生通知により知らせる。なお、通過できていないメンバーには、他のメンバーは合格して検査場2を通過済みである旨を通知してもよい。
(C1)及び(C2)のいずれの場合も、検査場2を通過後における集合場所として待合室などへの案内を可搬端末12の端末通知部20から携行者に出力するのが好適である。
主装置通信部50は可搬端末12及びゲート装置14との通信機能を有する。具体的には、主装置通信部50は可搬端末12と直接に無線で通信を行ったり、有線等で接続されたアンテナ18を介して可搬端末12と無線接続されたりする。そして主装置通信部50は通知処理部48が生成した不合格者発生通知などの通知を、その不合格者などが属するグループの可搬端末12へ送信する。また主装置通信部50はゲート装置14と無線又は有線で接続され、ゲート装置14から不合格者発生通知などの通知を受信する。
処理制御部52は通知システム主装置16の各部、具体的には端末情報入力部40、主装置記憶部42、更新部44、計時手段46、通知処理部48、及び主装置通信部50などの動作を制御する。
アンテナ18は可搬端末12との間で電波の送受信を行い、可搬端末12と通知システム主装置16との通信を中継する機能を有する。アンテナ18と通知システム主装置16との間は有線接続でもよいし、アンテナ18にトランスポンダを併設して無線接続としてもよい。また、アンテナ18はゲート装置14と通知システム主装置16との通信を中継してもよい。アンテナ18は例えばイベント会場のいたるところにて可搬端末12が通信できるように配置され、例えば、壁面上部などに設置される。各アンテナ18にはそれぞれに固有のアンテナIDが付与される。アンテナ18と通知システム主装置16とを無線接続する場合には、アンテナ18に併設されたトランスポンダがアンテナIDを通知システム主装置16へ送信する。また、アンテナ18と通知システム主装置16とをケーブルで有線接続する場合には、通知システム主装置16の主装置通信部50には当該ケーブルを接続するチャネルを複数備えたインターフェース装置が接続され、通知システム主装置16は当該インターフェース装置におけるケーブルの接続チャネルによりアンテナIDを認識することができる。
次に、図7及び図8を用いて、可搬端末12に表示される通知内容の例を説明する。ここでは、グループは個人IDが“A01”,“A02”,“A03”である3人からなり、個人ID“A01”の携行者が検査不合格になり、個人ID“A02”及び“A03”の2人が検査合格になり検査場2を通過した場合を例として説明する。なお、可搬端末12の端末通知部20は小型の液晶画面64を備える。
図7は、個人IDが“A01”以外である2人が携行する可搬端末12の端末通知部20の表示内容を示す模式図である。
図7の状態(a)は、個人ID“A02”及び“A03”の携行者が検査合格になりゲート装置14を通過した場合の端末通知部20の様子を示している。個人IDが“A01”の携行者はまだゲート装置14に辿り着いていないが、他の2人はゲートを通過し、そのたびに短いアラーム音70aが鳴る。
状態(b)は状態(a)の後、個人IDが“A01”の携行者が検査不合格となり通行許可が下りなかった様子を示している。例えば、この場合、状態(a)におけるよりも大きめの音量で数回にわたりアラーム音70bが鳴るようにして、携行者の注意を惹くことができる。
状態(c)及び(d)は状態(b)の後に表示される案内であり、例えば、数秒間隔で交互に繰り返し表示される。状態(c)では、個人IDが“A01”である携行者が再検査中であり、検査合格になるまで近くの待合室にて待機するよう促すメッセージが表示される。一方、状態(d)では待合室(図1に示すエリア3)の位置が表示される。当該表示の例として、“●”印で示される現在位置と、“☆”印で示される待合室の位置関係を地図表示した様子を示している。これにより携行者は待合室の位置を直ちに認識することができ、スムーズな移動が可能となる。
図8は、個人IDが“A01”である携行者の可搬端末12の端末通知部20の表示内容を示す模式図である。図8の状態(a)は、図7の状態(a)と同様である。
状態(b)は状態(a)の後、個人IDが“A01”の携行者自身が検査不合格となり通行許可が下りなかった様子を示している。例えば、この場合、状態(a)におけるよりも大きめの音量で数回にわたりアラーム音70cが鳴るようにして、携行者の注意を惹くことができる。
状態(c)及び(d)は状態(b)の後に表示される案内であり、図7で説明した他の2人の可搬端末12と同様、例えば、数秒間隔で交互に繰り返し表示される。状態(c)では、個人IDが“A02”と“A03”の携行者には待合室で待機するよう案内済みであり、自分も検査合格となり通行許可が下りたら移動するよう促すメッセージが表示される。図8の状態(d)は図7の状態(d)と同様にして待合室の位置が表示される。これにより携行者は待合室の位置を直ちに認識することができ、スムーズな移動が可能となる。
次に通知システム主装置16の動作を説明する。図9は通知システム主装置16の概略の動作を示すフロー図である。ここで説明する動作では、通知システム主装置16は不合格者発生通知と遅延発生通知とを行う。また、不合格者発生通知はグループのメンバー全員について検査が行われた後に行う。
通知システム主装置16はその処理を開始すると、当該処理が停止されるまで(ステップS5)、主装置通信部50により、可搬端末12の携行者がゲート装置14で検査を受けることでゲート装置14が送信してくる検査結果及び個人IDを随時受信する。
通知システム主装置16は検査結果及び個人IDを受信すると(ステップS10にて「YES」の場合)、端末情報テーブル54を参照して、当該個人IDに対応するグループIDを特定する(ステップS20)。例えば、図6に示す例ではグループIDは“12345”となる。また同時に計時手段46が、そのグループについて検査タイマー(T1)の計時を開始する(ステップS20)。なお、既に検査タイマーが計時を開始している場合には初期値“0”にリセットして計時を再開する。
また、通知システム主装置16は受信した検査結果を端末情報テーブル54に記憶する(ステップS30)。具体的には更新部44が、ステップS10にて受信した個人IDに対応した通過可否フラグの値を、ステップS10にて受信した検査結果に応じた値に変更する。更新部44は、受信した検査結果が合格の場合には通過可否フラグの値を“NULL”から“OK”に更新し、不合格の場合には“NULL”から“NG”に更新し、また再検査で合格になった場合は“NG”から“OK”に更新する。
また、通知システム主装置16は最近傍アンテナIDを特定し、端末情報テーブル54に記憶する(ステップS40)。この最近傍アンテナIDは、後述するように、該当する可搬端末の携行者の会場内での位置を大よそ特定するために利用できる。
通知システム主装置16は各アンテナ18での受信強度を比較して、可搬端末12が送信する電波を最も強く受信したアンテナ18を特定し、当該アンテナ18のアンテナIDを最近傍アンテナIDとする。例えば、可搬端末12がゲート装置14に個人IDを送信する際に、そのゲート装置14の近傍に設置されているアンテナ18による電波の受信強度を調べ、最近傍アンテナIDが決定される。また、通知システム主装置16から可搬端末12への通知等を送信する場合に、可搬端末12がそれを受信したことを示す確認応答(Acknowledgment:ACK)を返す構成とすることができ、当該構成ではACK信号の受信強度に基づいて最近傍アンテナIDを特定することができる。
通知処理部48は、ステップS10にて受信した個人IDについて更新部44によるステップS20〜S40の処理が終わると、当該個人IDに対応するグループのメンバー全員についてゲート装置14での検査が行われたかどうかを調べる(ステップS50)。具体的には、ステップS20で特定されたグループIDを有する可搬端末12の中に、通過可否フラグが初期値“NULL”のままのものが存在するかを調べる。
“NULL”が存在する場合には未検査の携行者がいることになり、この場合(ステップS50にて「NO」の場合)には、ステップS5に戻り、未検査の携行者からの検査結果の受信を待つ。
一方、“NULL”が存在しない場合、すなわちグループ全員の検査が終了した場合(ステップS50にて「YES」の場合)には、通知処理部48は当該グループ内に通過可否フラグが“NG”のメンバーがいるかを調べる(ステップS60)。
グループ内の通過可否フラグに“NG”が存在する場合(ステップS60にて「YES」の場合)には通知処理部48は不合格者発生通知を生成し、主装置通信部50が可搬端末12へ当該通知を送信する(ステップS70)。例えば、通過可否フラグが“OK”であるメンバーに、検査場2で通過を不許可と判定されたメンバーがいるとの案内を当該不許可メンバーの個人IDと共に送信する。例えば、通知システム主装置16は可搬端末12の液晶画面64に図7の状態(b)のように表示するための情報を送信する。
また通知システム主装置16は、通過可否フラグが“OK”となっている個人IDの可搬端末12に、待合室に集合するよう案内文を送信する(ステップS80)。例えば、通知システム主装置16は可搬端末12の液晶画面64に図7の状態(c)のように表示するための情報を送信する。更には、通知システム主装置16は端末情報テーブル54の最近傍アンテナIDを参照し、そのアンテナの位置を通過可否フラグが“OK”となっている可搬端末の携行者の位置と見なして、図7の状態(d)に示すように待合室までの地図情報を表示する。なお、通過可否フラグが“NG”であるメンバーについては、ステップS80にて、図8のように他のメンバーはゲート装置を通過済みであり、自らも待合室に移動できるように案内を可搬端末12に表示すればよい。
本実施形態では待合室への集合の案内を通知した場合に、そのフォローアップ処理として、グループ全員が待合室に集合できたかを監視し、集合できなかった場合に対処を行う構成としている。例えば、ステップS80において、計時手段46は待合室への案内通知が行われたグループについて待合室タイマー(T2)を設定する。通知システム主装置16は待合室に配置したアンテナ18から可搬端末12へ周期的に、又は随時、問い合わせ信号を送り、待合室に存在する可搬端末12を検出する。具体的には、問い合わせに対し可搬端末12が例えば個人IDを返信し、更新部44は端末情報テーブル54の当該個人IDに対応する最近傍アンテナIDに待合室のアンテナIDを記憶する。また、待合室への案内通知を行ったグループのいずれかの可搬端末12が待合室にて最初に検出されると計時手段46は当該グループに設定した待合室タイマーの計時を開始する。以上、不合格者発生時の処理S70,S80が完了すると、処理はステップS5に戻る。
ステップS60にてグループ内の通過可否フラグが全て“OK”であった場合(ステップS60にて「NO」の場合)には、通知処理部48は不合格者発生通知を行わない。この場合は全員が無事、検査場2を通過できたので特段の利用者へのサポートを行わず処理をステップS5に戻す。
通知システム主装置16はステップS10にて検査結果及び個人IDを受信しない場合(ステップS10にて「NO」の場合)には、検査タイマー及び待合室タイマーのタイムアップを調べる。例えば、通知システム主装置16はまず、検査タイマーが所定の検査猶予時間(τ1)を経過しているか否か、つまりタイムアップしたか否かを調べる(ステップS90)。当該判定の閾値とする検査猶予時間は、例えば、同時に検査場2に到着した複数人の間に、検査レーン4間の検査の進みのばらつきなどで生じ得るゲート装置14までの到達時間の差に応じて定めることができ、統計モデルに基づく計算や経験により設定される。
或るグループの検査タイマーがタイムアップしている場合には(ステップS90にて「YES」の場合)、当該グループの一部のメンバーが検査レーン4に辿り着いておらず、検査に手間取っている状態であるので、通知処理部48は遅延発生通知を生成し、通知システム主装置16は主装置通信部50から可搬端末12へ当該通知を送信する(ステップS100)。例えば、通過可否フラグが“OK”となっている個人IDの可搬端末に、検査に手間取っているメンバーの個人IDと共にその旨を送信する。この送信内容は図7に模式的に示したメッセージと同様であり、例えば同図の状態(b)に準じて“A01の方が検査に時間がかかっています”と表示すればよい。なお、本実施形態ではステップS100の通知を実行すると当該検査タイマーを停止・リセットする。
また通知システム主装置16は、上述した不合格者発生通知の場合と同様、ステップS80の処理を行い、通過可否フラグが“OK”である可搬端末12に、待合室に集合するよう案内文を送信する。この送信内容は図7の状態(c)に準じて“A01の方の検査が終了するまで待合室でお待ちください”と表示すればよい。更には、通知システム主装置16は端末情報テーブル54の最近傍アンテナIDを参照し、そのアンテナの位置を通過可否フラグが“OK”となっている可搬端末の携行者の位置と見なして、図7の状態(d)に示すように待合室までの大まかな地図情報を表示する。なお、ゲート通過に手間取っている人物の可搬端末12、つまり通過可否フラグが“NULL”又は“NG”となっている個人IDの可搬端末12には、ステップS80にて、図8のように他のメンバーはゲート装置を通過済みであり、自らも待合室に移動できるように案内を可搬端末に表示すればよい。以上、遅延発生時の処理S100,S80が完了すると、処理はステップS5に戻る。
検査タイマーがタイムアップしていないときには(ステップS90にて「NO」の場合)、通知システム主装置16は待合室タイマーが所定の集合猶予時間(τ2)を経過しているか否か、つまりタイムアップしたか否かを調べる(ステップS110)。
或るグループの待合室タイマーがタイムアップしていない場合(ステップS110にて「NO」の場合)には、通知システム主装置16は待合室にて当該グループのメンバー全員の可搬端末12を検出したかどうかを調べる(ステップS120)。全員の可搬端末12が検出された場合(ステップS120で「YES」の場合)は、検査に手間取った、または不合格になったメンバーも含めて全員集合できたことを意味し、集合できていない場合への対処は不要なので、通知システム主装置16は当該グループの待合室タイマーを停止・リセットし(ステップS130)、ステップS5に戻る。一方、待合室にてグループ全員の可搬端末12が検出されなかった場合(ステップS120で「NO」の場合)は待合室タイマーの計時を継続したままステップS5に戻る。
待合室タイマーがタイムアップしている場合(ステップS110にて「YES」の場合)には、不合格者発生や検査の遅延発生に伴い待合室への案内を行った後、検査に手間取った、または不合格になったメンバーが集合できていない状況が考えられ、何らかのトラブルが発生している可能性もあり得る。そこで、この場合、通知システム主装置16は当該状況への対処のための処理を行う。例えば、通知システム主装置16は適宜、外部の警備センターに通報する(ステップS140)。これにより、通報を受けた警備センターの警備員は、待合室にいるメンバーから、まだ集合していないメンバーの特徴を聞くなどして、該当する人物を捜索できる。
[他の実施形態]
(1)上述の実施形態では、危険物の検出手段はゲート装置14に備わる金属探知機として説明してきたが、これに限られない。
例えば、ゲート装置14の検出手段30は爆薬や有毒ガスの検出を行うものであってもよい。手荷物の中身を透視撮影するX線検査装置を配置して、目視または画像処理により特定の形状の物体を危険物と推定して警報を出力するものとしてもよい。また、検出手段30はフロアに固定設置されるものに限られず、例えば、検査係員が手にする小型の金属物探知機であってもよい。また、固定設置型の検出手段30とハンディ型の検出手段30とを併用してもよく、例えば、固定設置型の検出手段30による一次検査で異常を検知した場合にさらにハンディ型の検出手段30で二次検査を行い、二次検査でも異常が検知された場合に、危険物の所持の確実性が高いとして、緊急度の高い通知を行うこととしてもよい。
例えば、図7の状態(c)では、“A01の方は、危険物の所持の疑いがあると判断されました。事情を伺いたく係員を向かわせますので、待合室に速やかにお越しください”と表示する。
(2)または、異なる種類の複数の検出手段30を用いる場合、ゲート装置14は検出手段30の種類を示す情報と検査結果とを対応付けて通知システム主装置16に送信し、通知処理部48は、当該種類に応じた不合格者発生通知を生成してもよい。例えば、上述のハンディ型の金属探知機での二次検査で異常が検知された場合に別室に案内しカバンを開けて検査したりボディチェックを行うこととしている場合には、検査に合格するにしても時間が大幅にかかることが予想される。そこで、ハンディ型の金属物探知機の検査結果が“NG”であった場合には、一次検査で“NG”であった場合の不合格者発生通知とは別の不合格者発生通知を行うこととしても良い。
すなわち図7の状態(c)では、“A01の方は別室にて再度検査を受けており、多少時間がかかることが予想されます。待合室にてしばらくお待ちください”と表示する。
(3)また上述の実施形態では、グループの全員について検査が行われ合格又は不合格の結果が得られた時点で不合格者発生通知を通知することとしていたが(ステップS50〜S70)、これに限られない。すなわち、疎らな間隔で検査結果が判明する場合に、グループのいずれかのメンバーについて不合格の結果が出るたびに、検査結果が判明していない他のメンバーにもその都度通知することとしてもよい。
この場合、単に他のメンバーの不合格の通知で終わると、果たして自分が合格してもその不合格の通知を受けているメンバーが再検査で合格しているか否かが不明であると、不安感の払拭ができないので、一旦不合格になってもタイムオーバーとなるまで繰り返し検査結果の通知をする。
(4)または検査結果が判明するたびに、グループの全員について合格または不合格との検査結果が主装置記憶部に記憶されているかを調べ、不合格との検査結果を受信し、かつ当該グループの全員について検査結果が記憶されていると、不合格者発生通知を行うこととしてもよい。この場合、図9におけるフロー図ではステップS50とS60の処理を入れ替えることを意味する。
(5)あるいは簡単に、グループのメンバーが不合格となるたびに他のメンバーに通知するのみのシンプルな構成としても良い。
(6)また、上述の実施形態では、可搬端末12がゲート装置14に個人IDを送信することで、検査を受けている携行者がいずれの人物であるかを特定することとしていたが、これに限られない。
例えば、ICチップ内蔵のカードキーにて電気錠を解錠するための読取手段のように、ゲート装置14に、可搬端末12に記憶された個人IDを取得する手段を備える構成とする。そして可搬端末12の携行者は検査を受ける際に、可搬端末12を当該手段に近づけることでゲート装置14は個人IDを取得することができる。
以上、実施形態を用いて説明した本発明の通知システムにより、利用者は「不合格の同行者がなかなかゲート装置付近から出てこない」、「合格した同行者が自分に気づかず移動してしまったのではないか」という不安から開放される。また、案内を受けた利用者はすぐに待合室に移動できるため、入り口付近が混雑・混乱することを防止できる。
2 検査場、4 検査レーン、10 通知システム、12 可搬端末、14 ゲート装置、16 通知システム主装置、18 アンテナ、20 端末通知部、22 端末記憶部、24 端末通信部、30 検出手段、32 ゲート通信部、40 端末情報入力部、42 主装置記憶部、44 更新部、46 計時手段、48 通知処理部、50 主装置通信部、52 処理制御部、54 端末情報テーブル、60 ディスプレイ、62 キーボード、64 液晶画面。

Claims (7)

  1. 複数の利用者のそれぞれが携行する可搬端末と、前記利用者について所定の通過資格を検査する複数の検査装置と、前記可搬端末に通知を行う主装置と、を含む通知システムであって、
    前記各可搬端末は、
    前記主装置から受信した前記通知を当該可搬端末の携行者へ出力する端末通知部と、
    前記携行者の個人識別情報を記憶する端末記憶部と、
    前記個人識別情報を当該検査装置に送信する端末通信部と、を有し、
    前記各検査装置は、
    前記携行者について前記通過資格の合否を検査し検査結果を生成する検出手段と、
    前記携行者について、前記可搬端末から前記個人識別情報を受信し、当該個人識別情報及び前記検査結果を対応付けて前記主装置に送信する検査装置通信部と、を有し、
    前記主装置は、
    前記携行者のグループごとのグループ識別情報を当該グループに属する携行者の個人識別情報と対応付けて予め記憶する主装置記憶部と、
    前記検査装置から不合格の前記検査結果を受信した場合に、当該検査結果と対応付けて受信された前記個人識別情報と同一の前記グループ識別情報が対応付けられている携行者の前記可搬端末への通知として不合格者発生通知を生成する通知処理部と、
    を有することを特徴とする通知システム。
  2. 前記主装置記憶部はさらに、受信した前記検査結果を前記個人識別情報と対応付けて記憶し、
    前記通知処理部は、前記グループに属する全ての前記携行者についての前記検査結果が記憶されており、かつ、いずれかの前記携行者の前記検査結果が不合格であると前記不合格者発生通知を生成すること、
    を特徴とした請求項1に記載の通知システム。
  3. 前記主装置記憶部はさらに、受信した前記検査結果を前記個人識別情報と対応付けて記憶し、
    前記主装置は、さらに、
    前記グループごとに、当該グループに属する携行者の前記検査結果を受信するたびに計時を開始し直す計時手段と、を有し、
    前記通知処理部は、前記グループについて前記計時手段の最新の計時開始から所定の猶予時間の経過後において、当該グループの前記携行者のうちに前記検査結果が記憶されていない者が存在した場合に前記通知として遅延発生通知を生成すること、
    を特徴とした請求項1に記載の通知システム。
  4. 前記通知処理部は、前記通知に、当該グループの集合場所への案内を含めることを特徴とした請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の通知システム。
  5. 前記可搬端末の前記端末通知部は画面表示手段を有し、
    前記通知処理部は、前記通知に前記集合場所への案内として地図情報を含めること、
    を特徴とした請求項4に記載の通知システム。
  6. 前記検査装置は、異なる検査を行う複数種類の前記検出手段を有しており、当該検査装置は前記種類を示す情報と前記検査結果とを対応付けて前記主装置に送信し、
    前記通知処理部は、前記検出手段の前記種類に応じた前記不合格者発生通知を生成すること、
    を特徴とした請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の通知システム。
  7. それぞれ可搬端末を携行した複数の携行者に通知を行う通知装置であって、
    前記携行者のグループごとのグループ識別情報と当該グループに属する携行者の個人識別情報とを対応付けて予め記憶する記憶部と、
    前記携行者の所定の通過資格の合否を検査し検査結果を生成する検査装置、及び前記可搬端末と通信する通信部と、
    前記検査装置から前記携行者の不合格の前記検査結果を受信した場合に、当該検査結果と対応付けて受信された前記個人識別情報と同一の前記グループ識別情報が対応付けられている携行者の前記可搬端末への通知として不合格者発生通知を生成する通知処理部と、
    を有することを特徴とする通知装置。
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