JP6595483B2 - 時計部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、微細機械加工可能素材から作成される、時計部品の製造方法に関する。
マイクロエレクトロニクス業界由来の技術、特に深掘り反応性イオンエッチング(DRIE)を用いて、シリコンなどの微細機械加工可能素材から時計部品を製造することは既知の慣習である。製造方法は、一般的には、以下のステップを含む。
−例えばシリコン製の微細機械加工可能素材のシートを調達する、
−シートの厚み全体を通じてエッチングすることで、時計部品を形成する、
−部品を、シートの残りから分離して、解放する。
マイクロエレクトロニクス業界由来の素材と製造技術の使用は、特に正確性の面で、非常に魅力的な可能性を提供する。克服しなければならない課題の一つは、いかにして部品を損傷することなく解放するかである。一般的に、時計部品とシートの残りの間には、アタッチメント、または素材のブリッジ、が提供される。これらアタッチメントは、部品の製造中、特にエッチング後部品に適用される処理(熱処理、コーティングの塗布、等)の間、部品をシートにつなぎ続ける一方、製造の最後に部品を簡単に解放させる目的を有する。
特許文献1は、上述したものと類似の時計部品の製造方法を開示する。素材のブリッジはエッチングされ、時計部品の製造の各種ステップの間、部品をシートに強固につなぐ。製造の最後に部品を簡単に解放させるため、素材のブリッジは部品に接続される端部において狭まる断面を有する。これにより、部品のブリッジをより簡単に破断できる脆弱な区域を形成することができる。製造の最後において、時計部品は、適切な機械的応力に応じた、アタッチメント又は素材のブリッジにおける素材の脆性破断により、シートから解放される。
素材のブリッジと部品との間の脆性破断による素材の破断は、制御が難しい。
特許文献2は、部品とシートの間にアタッチメントが形成される、微細機械加工可能素材のシートからマイクロメカニカル部品を製造する方法を開示する。これらアタッチメントは、折り曲げ部を形成するために薄くされることにより局所的に弱体化している。これは、シートの平面へのねじる力により部品を分離させるのに適している。これは部品とシートの間の破断をもたらすが、破断は正確性を欠く。破断点を事前に正確に決定することはできない。破断は弱体化したアタッチメントに沿ったどこかで行われるが、それが部品近くかシート近くかを事前に判断することは不可能である。これは、機能的及び審美的観点の双方から問題となりかねない。加えて、シートの平面におけるねじりを用いて部品を解放するためには、シートと部品との間の相対運動を可能とするため、部品の周りに空間を形成する必要がある。これは、1つのシートから製造する部品数の減少を意味する。
欧州特許出願公開第2145857号公報 国際特許出願公開第2013/093108号公報
本発明は、当該状況の改善に努めるものである。
この目的のため、本発明は、微細機械加工可能素材のシートを調達するステップと、
前記シートをエッチングすることにより、時計部品を前記シートの残りにつなぐ少なくとも1つのアタッチメントを有する時計部品を形成するステップと、
を含む、時計部品の製造方法であって、
前記方法は、前記アタッチメントの望ましい破断の線に沿って、前記シートの厚み内へエッチングすることで得られる少なくとも1つの開口を含む事前分離区域を作成することからなるステップを含む、方法に関する。
本発明は、正確に決定された破断線に沿って事前分離区域を形成することからなる。事前分離区域に対応する、機械的強度の低い区域を作成するために、また望ましい分断線に沿った望ましい場所で破断を開始させるために、シートの厚み内に1または複数の開口がエッチングされる。
前記時計部品は、前記シートをその厚み全体にわたりエッチングすることで得られる。換言すれば、この場合、部品を形成するために、1または複数の貫通開口がシートにエッチングされる。
特定の実施形態において、前記開口は、前記シートの厚みの一部をエッチングすることで得られる。
第1の実施形態において、前記開口は、前記破断線の全体に沿って延伸する。
第2の実施形態において、前記事前分離区域は、前記破断線に沿って並ぶ複数の開口を含む。
前記開口の長さは、例えば2から10μmの間である。
明らかに、事前分離区域は、破断線の全体に沿って延長する単一の開口を含んでもよく、またはブリッジによって区切られ、破断線に沿って並ぶ複数の開口を含んでもよい。いずれにせよ、シートから時計部品が解放されたときに得られる破断表面は、標準のアタッチメントの破断表面よりもはるかに平坦である。更に、部品にひびの開始因子を作成する危険性は限定される。
有利には、前記開口の深さは、前記シートの厚みの90%以下、好ましくは前記厚みの60%以下である。
同じく有利には、前記開口の深さは、前記シートの厚みの半分以上である。
前記開口または複数の開口の幅は、1から10μmの間でよく、特に1から5μmの間である。
特定の実施形態において、前記時計部品のエッチングと、前記事前分離区域の前記開口のエッチングとは、同時に行われる。
この場合、前記事前分離区域の前記開口の幅は、有利には前記時計部品の形成を意図する貫通開口の幅未満であり、特に前記時計部品を形成する複数の貫通開口の最小の幅未満である。
特定の実施形態において、前記部品の形成を意図する貫通開口の前記幅が40μmより大きい場合、前記事前分離区域の前記開口の前記幅は、1から10μmの範囲、特に1から5μmの範囲である。
このように設定された事前分離開口の幅は、シートの平面に垂直の方向の機械的負荷によりもたらされる部品の分離を促進し、実施が非常に簡単で実用的である。
有利には、前記時計部品のエッチングと前記事前分離区域の前記開口のエッチングとは、深掘り反応性イオンエッチングを用いて行われる。
他の実施形態において、前記事前分離区域の前記開口のエッチングと前記時計部品のエッチングは、それぞれフェムト秒レーザ微細加工と、深掘り反応性イオンエッチングとを用いて、別個に行われる。
前記シートの前記素材は、脆性素材でよく、特にシリコン、ダイヤモンド、水晶、及びセラミックを含む群の素材の1つである。
有利には、本方法は、前記アタッチメントを前記破断線に沿って破断または切断することで、前記時計部品を解放するステップを含む。
有利には、前記時計部品を解放するステップの間に、破断は、前記アタッチメントに対して、前記シートに垂直な方向に対して45°以下の角度、特に前記シートに垂直な方向に対して30°以下の角度、好ましくは前記シートに垂直または実質的に垂直な方向に、機械力を加えることでもたらされる。
この結果、時計部品の解放は簡単で、実行が実用的である。更に、部品の周りに空間を残す必要がない。このため、シートの利用を、可能な限り多くの部品の製造のために、最適化することができる。
前記時計部品は、ひげぜんまい、車、針、ばね、アンクル、及びてん輪を含む群の要素の1つであってよい。
本発明はまた、時計部品及び前記時計部品をシートの残りにつなぐ少なくとも1つのアタッチメントを含み、前記時計部品及び前記アタッチメントは前記シートの厚み内へエッチングされる開口で形成される、微細機械加工可能素材のシートであって、前記アタッチメントの望ましい破断の線に沿って、前記シートの厚み内へエッチングされる少なくとも1つの開口を含む、前記時計部品の事前分離のための区域を含む、シートに関する。
本発明は、最終的には、部分的にエッチングされた破断区域を含む、微細機械加工可能素材から製造される時計部品に関する。
添付の図面を参照しつつ説明される、本発明に係る時計部品を組み込んだ微細機械加工可能素材のシートから時計部品を製造する方法及び時計部品に関する、いくつかの例示的実施形態により、本発明の理解を深めることができる。
図1の(A)、(B)、(C)は、それぞれ、第一実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの上面図、第一実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの(yz平面での)断面図、第一実施形態に係る時計部品、シート及びアタッチメントの部分図を示す。 図2は、従来技術に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間の素材のブリッジを示す図である。 図3は、図1(A)及び(B)の実施形態に類似の実施形態の、時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間の素材のブリッジの上面図を示す。 図4は、第2実施形態に係る、時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間の素材のブリッジの上面図を示す。 図5は、第2実施形態の代替形に係る、時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間の素材のブリッジの上面図を示す。 図6は、第2実施形態の代替形に係る、素材のブリッジの事前分離区域の拡大部分図を示す。 図7Aは、従来技術に係る時計部品の破断区域を示す図である。 図7Bは、第1実施形態に係る時計部品の破断区域を示す図である。 図8は、本発明の方法の実施により得られる破断表面の他の具体例を示す。 図9は、特定の実施形態に係る、製造方法のステップを示すフロー図である。 図10Aは、他の実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。 図10Bは、他の実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。 図10Cは、第1実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。 図10Dは、第1実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。 図10Eは、第2実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。 図10Fは、第2実施形態に係る時計部品と微細機械加工可能素材のシートとの間のアタッチメントの事前分離区域の詳細図である。
図9を参照して、本発明の方法は、微細機械加工可能素材から時計部品1を製造することを目的とする、主としてS1、S2、S3、及びS4の4ステップを含む。
「微細機械加工可能」素材とは、微細機械加工に適したあらゆる素材を意味する。バーナーの図解時計専門辞典(Berner illustrated professional dictionary of horology)によれば、微細機械加工とは、「半導体、セラミック、金属、特定のポリマー等といった幅広い素材の機械加工を可能とする他の技術で補足された、マイクロエレクトロニクス産業由来の技術(化学腐食、フォトリソグラフィ、化学蒸着等)の集合」を意味する。以下に記載する実施形態で用いられる微細機械加工可能素材は、シリコンである。シリコンの代わりに、例えばダイヤモンド、水晶やセラミックといった他の微細機械加工可能素材を用いることももちろん可能である。
ステップS1は、微細機械加工可能素材のシート2の調達からなり、この場合、微細機械加工可能素材は、マイクロエレクトロニクス部品の製造に用いられるのと同様の、シリコンウェハである。
ウェハは、例えば、150μmの厚みを有する。当然、他の厚みのウェハを用いることもできる。
ステップS2は、シート内に時計部品1と、当該部品1をシート2の残りにつなぐ1又は複数のアタッチメント3を形成することからなる。時計部品1及びそのアタッチメント3は、それぞれS20(「DRIE_1」)及びS21(「DRIE_2」)と称されるサブステップ中に、フォトリソグラフィとそれに続く深掘り反応性イオンエッチングにより、同時に生産される。ステップS20、S21中で、部品1周り及びアタッチメント3周りのパーツは、シート2内に、この場合はその厚み全体にわたり、エッチングされる。換言すれば、貫通開口からなるパターンがシート2内にエッチングされ、これら開口の形状は部品1及びそのアタッチメント3を形成するようあわせられている。
代替として、時計部品の形成のために、例えばSiOの層を2つのSiの層で挟むSOIのシートであって、Siの層のうちの1層は部品形成に用いられ、Siの層の他の1層を支持物として用いるSOIのシートなど、いくつかの層で形成されるシートを用いることも可能である。このような場合、「貫通開口」は、SOIのシート全体を貫通する開口ではなく、部品が形成されるSiの層の全体を貫通する開口を意味する。
アタッチメント3の目的は、製造中に時計部品1をシート2につなぐことであり、製造の最後においてアタッチメント3の破壊により時計部品1を自由にすることである。アタッチメント3は、エッチングされた時計部品1とシート2の残りとの間の、素材のブリッジである。アタッチメント3は、様々な形状を取ることができる。
定義として、アタッチメントの「長さ」とは、シート2の平面において(すなわち、シートの上面及び下面に平行の平面であって、当該平面に沿ってシートが延長する平面)、アタッチメントの2つの接続端部(それぞれがアタッチメントをシート2の残り及び部品1へと接続する)の中心を接続する縦方向の、アタッチメントの寸法である。同様に、「幅」は、アタッチメントの、長手方向に直角の方向の寸法に与えられる名前である。図1(A)及び(B)において、アタッチメント3の長さは、y軸に沿った寸法に相当し、幅はx軸に沿った寸法に相当する。
図1(A)及び(B)に図示する例示的実施形態において、アタッチメント3の幅は、シート2の残りと接続する端部から時計部品1と接続する端部に向かい連続的に減少する。しかしながら、アタッチメント3の他の形態、特に一定の幅であって、部品と接続する端部近傍で幅が狭まるアタッチメントも想定可能である。
図1(A)、(B)、及び(C)において、図示される時計部品1はひげぜんまい(図1(B)及び(C)では、ひげぜんまいの中心から端部までの半分のみが図示される)である。明らかに本発明の方法は、他の時計部品の製造にも適用される。時計部品は、ムーブメントに装着可能な物体(例えば、針、ばね、等)であってもよく、装着前に1以上の他のパーツと組み立てられることが意図されるパーツ(例えば、ひげぜんまいをてん真へ、車を真へ、アンクルをアンクル真(または軸)へ、てん輪をてん真へ、等)であってもよい。
ステップS3は、各アタッチメント3に対して、アタッチメント3の望ましい破断線に沿って、事前分離区域4を作成することからなる。
「破断線」とは、シート2から部品1が解放されるときに、その線に沿った素材の破断が望ましい、シートの平面上の線を意味する。破断線はここでは、アタッチメント3の幅方向(すなわち、x方向)であって、アタッチメント3を部品1と接続する接続端部において、アタッチメント3の幅全体にわたりに延長する直線部分を含む。明らかに、破断線の他の形状や他の位置(例えば、アタッチメントの中央、またはシートと接続する接続端部)も想定可能である。
事前分離区域4は、アタッチメント3を時計部品1と接続する接続端部において、破断線に沿って、アタッチメント3の幅全体にわたり(図1(A)のx方向に)延在している。事前分離区域4の長さ、すなわち破断線に沿った(すなわち図1(A)のx方向の)寸法は、例えば、20から150μmである。
図1(A)及び(B)で図示する例示的実施形態において、事前分離区域4を形成するために、破断線の全体に沿って連続的に延在し、アタッチメント3をその幅方向に横断するように、開口5がエッチングされる。開口5は、x方向に延長し、直立のU字断面を有する、トレンチの形状を有する(図1(B))。
トレンチ5の深さは、例えばシート(または部品)の厚み全体の約75%であり、その幅(y方向の寸法)は、例えば4μm程度である。もちろんトレンチ5の深さ及び幅は、他の値であってもよい。例えば、深さは、シート(または部品)の厚みの半分以上でシート(または部品)の厚みの90%以下であってもよく、好ましくは厚みの60%以下であってもよい。幅は1μm以上で10μm以下であってもよく、好ましくは5μm以下であってもよい。
時計部品1のエッチング(「DRIE_1」)及び事前分離区域4の開口5のエッチング(「DRIE_3」)は、深掘り反応性イオンエッチング (DRIE)により同時に行われてもよい。
開口5は、アタッチメント3内に、アタッチメント3を部品1と接続する接続端部において、機械的強度の低い区域(すなわち事前分離区域4)の形成を可能とし、部品1上の望ましい点における破断の開始を可能とする。
ステップS4は、アタッチメント3をその破断線に沿って破断または切断することでシート2から時計部品1を開放することからなる。破断は、(図1(A)及び(B)のz方向に対応する)シートの平面に対して垂直、または実質的に垂直な方向に、アタッチメント3に対して機械力を加えることで引き起こすことができる。「実質的に垂直」とは、シートに垂直な(またはシートの平面に垂直な)方向に対しておよそ10°の角度を有する方向を意味する。代替として、破断は、シートに垂直な方向に対して45°以下の角度の方向で、特にシートに垂直な方向に対して30°以下の角度で、アタッチメント3に対して機械力を加えることにより引き起こすことができる。シート1の素材は脆性素材であり、塑性変形領域を有していないため、シートに対して垂直または実質的に垂直または垂直に近い方向に加えられた力は、破断線に沿って、事前分離区域4において素材を切断する効果を有する。破断は、事前分離区域4によって、より簡単且つ制御可能となる。事前分離区域4に特にフェムト秒レーザ処理装置を用いてレーザ処理することで、アタッチメントにエッチングを追加して、シート2から部品1を開放することを想定することもできる。
シートの平面に垂直な方向の機械的応力による破断、換言すればz方向への引っ張りまたはひねりによる破断は、実施が簡単であり、特にひげぜんまいや車といった部品を得るために有利である。反対に、シートの平面への機械的応力による破断、換言すればx−y平面に含まれる方向へのひねり、例えば折り曲げ部の操作による破断は、実現困難である。これは、要素を移動可能にするために部品の周りに空間を必要とし、この空間は他の部品の作成に使用できなくなるからである。
解放された時計部品1は、その端部表面に、図7Bに例示されるように、破断表面100を有する。この表面100は、2つの区別可能な隣接する部分であって、1つは102としてエッチングされた部分と、もう1つは101として破断された部分を有する。部分102は、エッチングされた開口5のU字側壁の1つに対応し、部分101は破断されたUの底部に対応する。比較のため、図7Aは、事前分離区域4を含まない先行技術によるアタッチメントで得られた破断表面100’を図示する。図7Bの破断表面100のほうが、破断表面100’に比べて、鋭く、平坦で、広範囲ではないことが見て取れる。
事前分離区域4の他の実施形態を予想することも可能である。図3、図4、図5は、3つの異なる例示的実施形態を模式的に示す。明確化のため、類似する要素または他の図に図示される要素に対応するものには、同一の参照番号が付される。
図3において、事前分離区域4は、アタッチメント3を部品1と接続する接続端部において、アタッチメント3の幅全体にわたり、直線の破断線に沿って延長するトレンチの形状を取る開口5を含む。 これは、図1(A)、(B)の実施形態に類似の実施形態である。
図4、図5において、事前分離区域4は、破断線(明確化のためこの線は図示していないが、図3の線と類似する)に沿って並び、エッチングされないブリッジによって分離される、複数のエッチングされた開口5を含む。ブリッジと開口5は、ここでは同一の長さを有する。明らかに、ブリッジと開口5は、異なる長さを有してもよい。開口5は、平行六面体形状である。開口5は、盲穴、すなわちシートの厚みの内の一部分にエッチングされてもよく、貫通開口、すなわちシートの厚み全体を貫通してエッチングされる開口でもよい。図4と図5の実施形態では、開口5の寸法がそれぞれ異なる。図4において、開口5は2μmの(y方向の)幅を有し、10μmの(x方向の)長さを有する。図5において、開口5は、開口5は2μmの(y方向の)幅を有し、2μmの(x方向の)長さを有する。もちろん、開口5の寸法及び形状は変更可能である。破断線に沿って並ぶ開口5の寸法は、例えば、以下のようであってもよい。
−(破断線に沿った)長さが、2μmから10μmの間;
−幅が、1μmから5μmの間;
−深さが、シートの厚みの半分以上。
図8は、実施例として、破断線に沿って並ぶ複数の開口5を含み、以下の特徴を有する事前分離区域4により得られる破断区域100を示す。
−アタッチメント3と部品1を接続する接続端部におけるアタッチメント3の幅は、100μm、
−事前分離開口5の幅は、4μm;
−事前分離開口5の長さは、2μm;
−開口間の空間は、2μm;
−開口5の深さは、シートの厚み全体の約80%。
この場合、破断区域100は、垂直に配置される、破断部分101(すなわち、素材の破断により得られる破断表面)と、エッチングされた溝と破断された溝が交互に連続する部分102とを含む。2つの部分101、102は、部品1の厚み方向において、一方が他方の下に配置される。図8において、破断線の端部に近い区域は中央に比べて高速でアタックされるため、破断線の全長にわたりエッチング速度が均一ではないことから、破断部分101と溝部分102との間の境界は湾曲している。
以上の説明において、時計部品1及び開口または複数の開口5は同時にエッチングされる。代替として、開口または複数の開口5のエッチングと時計部品1のエッチングは、別個に実施してもよい。この場合、開口または複数の開口は、例えばDRIE、レーザ装置を用いたフェムト秒パルスアブレーション、機械アブレーション(ダイヤモンドチップのこぎり)またはその他の各種アブレーション技術を用いて形成することができる。好ましくは、時計部品1及び開口または複数の開口5は、同時にエッチングされる。
時計部品1及び事前分離区域の開口(または複数の開口)5を別個にエッチングするためには、2つのマスキングステップを行うことが可能である。この場合、第1マスキングステップは事前分離区域4の開口または複数の開口5のエッチングのために実施される。第2マスキングステップは、開口または複数の開口5を保護しつつ、時計部品1及びそのアタッチメント3のエッチングのために実施される。この反対を想定することも可能であり、即ち時計部品1及びそのアタッチメント3の形成を可能とする貫通開口をエッチングするために第1マスキングを実施し、その後貫通開口を保護しつつ、事前分離開口または複数の開口5をエッチングするために第2マスキングを実行することもできる。マスキングは、機械的マスキングまたは感光性樹脂を用いたフォトリソグラフィで実施されるマスキングであってもよい。
時計部品1及び事前分離開口または複数の開口5の同時エッチングの場合、開口5の深さは、特にDRIEエッチング装置のアタックの速度とアタックの持続時間といった、時計部品のエッチングに関連する各種パラメータに依存する。更に、開口5の深さは、開口5の幅及び長さにも依存する。この場合、エッチング装置によるアタックの持続時間は、部品の形成を意図する開口と、事前分離開口または複数の開口5との両方を同時に形成する場合と同一である。このため、事前分離開口5の幅は、時計部品を形成する貫通開口の幅より小さいこと、または時計部品を形成する貫通開口が互いに異なる幅を有する場合には、時計部品を形成する貫通開口の最小の幅より小さいことが好ましい。特に、時計を形成する貫通開口の幅が40μmより大きい場合、及びまたは40μmから100μmの間の範囲の値に含まれている場合、または100μmより大きい場合、事前分離開口5の幅は有利には1から10μmの間、または1から5μmの間である。このため、時計部品を形成することを意図する貫通開口と、事前分離開口または複数の開口が同時に形成される場合、本発明に係る事前分離開口または複数の開口5用に選択される幅は、究極的には、時計部品を形成する貫通開口の幅の最短の幅と、事前分離開口または複数の開口5の好ましい深さに依存する。加えて、事前分離開口または複数の開口の幅は、使用するDRIEエッチング方法及びまたは装置の詳細に依存してもよい。当業者であれば、事前分離開口5の最適な幅を決定するために必要な調整試験をどのように実施すればよいかわかるであろう。
本方法はまた、部品の解放前または後に行われる、例えば(素材の厚みを減少させるための)微細機械加工可能素材の事前薄化、コーティングの堆積、酸化熱処理、洗浄・脱脂作業など、追加の加工ステップを含むこともできる。
図10Aから10Fを参照して、事前分離区域の各種または代替の実施形態を説明する。これら図面において、事前分離区域がそれに沿って延在する破断線には、「L」が付される。
図1(A)及び(B)で図示する種類の、連続する開口5を含む事前分離区域の場合、可変幅の事前分離開口5を破断線に沿ってエッチングすることができる。この場合、図10A及び図10Bに図示するように、Lが付される破断線の深さを変更することが可能となる。図10A及び図10Bはそれぞれ、シート2と部品1の間のアタッチメント3の上方からの図と、x及びz軸で定義される平面での事前分離開口5の断面拡大図を、図示する。
比較として、図10C及び図10Dはそれぞれ、事前分離開口5の幅と深さが破断線Lに沿って一定である第1実施形態に係る、シート2と部品1の間のアタッチメント3の上方からの図と、x及びz軸で定義される平面での事前分離開口5の断面拡大図を、図示する。
図10E及び図10Fはそれぞれ、事前分離区域が破断線Lに沿って並ぶ複数の開口を含む第2実施形態に係る、シート2と部品1の間のアタッチメント3の上方からの図と、x及びz軸で定義される平面での事前分離開口5の断面拡大図を、図示する。
破断線の存在は、破断表面の位置及び範囲を正確に決定することができるため、有利である。例えば単純にブリッジを提供する、またはより狭い幅及びまたはより浅い厚みの素材のブリッジを提供するという、従来技術から知られる技術を用いた場合には上記は当てはまらない。この場合、破断の位置は正確に決定することはできない。破断は、弱体化した素材に沿ってどこでも起こり得、シートの残りに比べて部品に近くなることも容易に起こりうる。これは破断の位置の不確実性をもたらす。加えて、場合によっては、破断は部品の審美的外観または機能的効果を損ない、問題を引き起こす。
本発明はまた、部分的にエッチングされた破断区域を有する時計部品に関する。「破断区域」とは、1以上の破断表面を含む、(部品の厚み全体にわたる)部品の端部表面の部分を意味する。部品の製造方法の実施形態によれば、破断区域は以下を含んでもよい。
−完全にエッチングされた部分と完全に破断された部分が、部品の厚さ方向において、一方が他方の上に配置される、
−エッチングされた溝と破断された溝の交互の連続を含む部分と、完全に破断された部分とが、部品の厚さ方向において、一方が他方の上に配置される、
−部品の厚み全体にわたり、エッチングされた溝と破断された溝が交互に連続する。

Claims (14)

  1. 微細機械加工可能素材のシート(2)を調達するステップ(S1)と、
    前記シート(2)をエッチングすることにより、時計部品(1)を前記シート(2)の残りにつなぐ少なくとも1つのアタッチメント(3)を有する前記時計部品(1)を形成するステップ(S2)と、
    を含む、前記時計部品(1)の製造方法であって、
    前記方法は、前記アタッチメントの望ましい破断の線(L)に沿って、前記シート(2)の厚み内へエッチングすることで得られる前記破断線(L)に沿って並ぶ複数の開口(5)を含む事前分離区域(4)を作成することからなるステップ(S3)を含み、
    前記シート(2)の前記素材は脆性素材であって、前記脆性素材は、シリコン、ダイヤモンド、水晶、及びセラミックを含む群の素材の1つである、
    方法。
  2. 前記時計部品(1)は、前記シート(2)をその厚み全体にわたりエッチングすることで形成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記開口(5)は、前記シート(2)の厚みの一部をエッチングすることにより得られる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記開口(5)は、前記破断線(L)の全体に沿って延伸する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記開口(5)または複数の開口(5)の深さは、前記シート(2)の厚みの90%以下であり、前記シート(2)の厚みの半分以上である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記時計部品(1)のエッチングと前記事前分離区域(4)の前記開口(5)のエッチングとは、同時に行われる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記事前分離区域(4)の前記開口(5)の幅は、前記時計部品を形成するための貫通開口の幅未満である、請求項に記載の方法。
  8. 前記部品を形成するための貫通開口の前記幅は40μmより大きく、前記事前分離区域(4)の前記開口(5)の前記幅は、1から10μmの範囲である、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記時計部品(1)のエッチングと前記事前分離区域(4)の前記開口(5)のエッチングとは、深掘り反応性イオンエッチングを用いて行われる、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記アタッチメント(3)を前記破断線(L)に沿って破断することで、前記時計部品(1)を解放するステップ(S4)を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記時計部品を解放するステップ(S4)において、破断は、前記アタッチメント(3)に対して、前記シートに垂直な方向に対して45°以下の角度で機械力を加えることでもたらされる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記時計部品(1)は、ひげぜんまい、車、針、ばね、アンクル及びてん輪を含む群の要素の1つである、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 時計部品(1)及び前記時計部品(1)をシート(2)の残りにつなぐ少なくとも1つのアタッチメント(3)を含み、前記時計部品(1)及び前記アタッチメント(3)は前記シート(2)の厚み内へエッチングされる開口により形成される、微細機械加工可能素材のシートであって、
    前記シートは、前記アタッチメント(3)の望ましい破断の線(L)に沿って、前記シート(2)の厚み内へエッチングされることで得られる前記破断線(L)に沿って並ぶ複数の開口(5)を含む、前記時計部品(1)の事前分離のための区域(4)を含み、
    前記シート(2)の前記素材は脆性素材であって、前記脆性素材は、シリコン、ダイヤモンド、水晶、及びセラミックを含む群の素材の1つである、
    シート
  14. 請求項13に記載の微細機械加工可能素材のシート(2)から製造される時計部品(1)
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