JP6595400B2 - 空気供給システム - Google Patents
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図3に示すように、イグニッションスイッチ(IG)がオフ状態であってパーキングブレーキが作動した駐車状態であるとき、第2ブレーキモジュール12の第2電磁制御弁62及び第3電磁制御弁63と、強制ブレーキモジュール13の第1電磁制御弁41とは非通電状態とされる。空気圧制御弁43は排気位置となるため、第1通路71のうち空気圧制御弁43の下流側の通路の空気は排出され、第1通路71の上流側の通路は遮断される。第2電磁制御弁62が遮断位置となるため、第2通路72は遮断される。これにより空気圧信号通路74には空気が供給されないため、リレーバルブ65は排気位置となる。したがって第2ブレーキモジュール12はブレーキチャンバ50に空気を供給しない。また、第1ブレーキモジュール11もブレーキチャンバ50に空気を供給しない。
・マスタECU10及び第1制御装置31に異常が生じた場合
・マスタECU10及び第2制御装置32に異常が生じた場合
・第1制御装置31及び第2制御装置に異常が生じた場合
・マスタECU、第1制御装置31及び第2制御装置に異常が生じた場合
強制ブレーキモードの実行は、イグニッションスイッチ(IG)がオン状態であり、パーキングブレーキが解除されていることが前提となる。マスタECU10に異常が発生した場合には、第1電磁制御弁41、第2電磁制御弁62、及び第3電磁制御弁63はいずれも非通電状態となる。また、マスタECU10に異常の発生が無く、第1制御装置31及び第2制御装置32に異常が生じた場合には、マスタECU10が、第1電磁制御弁41を非通電状態とし、第2電磁制御弁62、及び第3電磁制御弁63は、第2制御装置32により通電が不可能となることにより、非通電状態となる。
(1)強制ブレーキモジュール13は、非通電状態でブレーキチャンバ50側に空気を供給する接続位置となる第1電磁制御弁41を有する。そのため、第1制御装置31、第2制御装置32、及びマスタECU10の少なくとも一つに異常が生じた場合であっても、各弁を電磁制御することなく、第1電磁制御弁41を介してブレーキチャンバ50側に空気を供給することができるので、ブレーキチャンバ50に空気を強制的に供給して強制ブレーキを作動させることができる。このため、空気圧ブレーキシステムの保安性を高めることができる。
なお、上記実施形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・図10に示すように、強制ブレーキモジュール13に、減圧弁80を設けるようにしてもよい。隊列走行では、車両は、車間距離を一定距離に維持しながら走行する。すなわち、隊列の順番で1台目である車両100が減速すれば、その直後の2台目の車両100も1台目の車両100に追従して減速し、3台目の車両100も2台目の車両100に追従して減速する。そのため、隊列を形成する車両100の一台でも急ブレーキをかけると、その車両100の直後を走行する後続車両100bが、その車両100に衝突することとなる。そのため、強制減圧ブレーキモードにおいても前後の車両100に衝突せずに減速するように制御を行う必要がある。減圧弁80は各車両毎にブレーキ力を調整するための弁である。また、積荷の荷重に関係するエアサスペンションの圧力を利用することにより積荷の荷重に応じたブレーキ力の調整もできる。減圧弁80は、隊列走行の後の車両になるほど強いブレーキ力となるように後の車両ほどブレーキ用の空気圧が大きくなるように調整されており、後の車両が前の車両よりも先に速度を落とすことにより衝突しないようにしている。
Claims (7)
- 車両のサービスブレーキを作動及び解除するブレーキ機構に対して空気の供給及び空気の排出を行う第1空気供給部を含む空気圧ブレーキシステムに設けられる空気供給システムにおいて、
第1制御装置によって制御される第1空気供給部に替わって前記空気の供給及び空気の排出を行う第2空気供給部と、
前記第2空気供給部を制御する第2制御装置と、
前記第1制御装置及び前記第2制御装置の制御を司る主制御装置によって制御され、前記ブレーキ機構に空気を強制的に供給する強制ブレーキを作動させる強制ブレーキ部と、を備え、
前記強制ブレーキ部は、非通電状態で前記ブレーキ機構側に空気を供給する接続位置となる電磁制御弁を有する
空気供給システム。 - 前記第2空気供給部は、前記ブレーキ機構への空気の供給及び排出を切り替えるリレーバルブを有し、その入力ポートは空気供給源側に接続され、その出力ポートは前記ブレーキ機構側に接続され、
前記強制ブレーキ部は、その入力ポートが空気供給源側に接続され、その出力ポートが前記第2空気供給部のリレーバルブの信号入力ポートと接続され、
前記電磁制御弁は、前記リレーバルブ側に空気を供給する接続位置と、前記リレーバルブ側の空気を排出する排気位置とに位置を変更可能に構成される
請求項1に記載の空気供給システム。 - 前記第2制御装置は、前記第1空気供給部が前記ブレーキ機構に空気を供給する際の空気圧を検出する圧力センサから圧力検出値を入力し、当該圧力検出値と前記車両の減速度とを関連付けて学習し、前記主制御装置の指示と学習結果とを照合して、前記ブレーキ機構への空気の供給及び前記ブレーキ機構からの空気の排出を行う
請求項2に記載の空気供給システム。 - 前記強制ブレーキ部は、手動操作される操作部を有する強制ブレーキ解除弁を有し、
前記強制ブレーキ解除弁は、前記操作部が操作されていないときに、前記空気供給源側と前記リレーバルブの信号入力ポートに連通する空気圧信号通路とを接続する第1通路を連通し、前記操作部が操作されたときに前記第1通路を遮断して、前記空気圧信号通路の空気を排出する
請求項2又は3に記載の空気供給システム。 - 前記強制ブレーキ部は、パーキングブレーキ機構の空気圧によって制御される空気圧制御弁を備え、
前記空気圧制御弁は、パーキングブレーキが解除されたときに、前記空気供給源及び前記信号入力ポートに連通する空気圧信号通路を接続する接続位置、パーキングブレーキが作動したときに前記空気供給源及び前記空気圧信号通路の接続を遮断する遮断位置とに位置を変更可能に構成される
請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気供給システム。 - 前記強制ブレーキ部はリレーバルブを備え、当該リレーバルブの入力ポートは空気供給源側に接続され、その出力ポートは前記第2空気供給部に接続され、
前記リレーバルブは、前記電磁制御弁を通過した空気を空気圧信号として入力し、前記空気圧信号を入力しない場合には前記空気供給源側及び前記第2空気供給部の接続を遮断し、前記空気圧信号を入力した場合には前記空気供給源側及び前記第2空気供給部を接続する
請求項2〜5のいずれか1項に記載の空気供給システム。 - 前記第2空気供給部は、前記車両に設けられる車輪毎に設けられ、
前記強制ブレーキ部は、前記第2空気供給部の各々に接続する
請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気供給システム。
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