JP6595248B2 - 音響発生器 - Google Patents

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本発明は、例えば振動板に貼り付けて音を出す音響発生器に関するものである。
例えばパネルのような振動板に貼り付けて音を出す音響発生器として、振動板に圧電素子を貼り付け、当該圧電素子を主に振動板と平行な方向に伸縮するように駆動させて振動板を振動させる、いわゆるd31モードを利用した音響発生器が知られている(例えば特許文献1を参照)。
また、積層型の圧電素子を備え、主に積層方向に伸縮する圧電アクチュエータが知られており(例えば特許文献2を参照)、この圧電アクチュエータを音響発生器として振動板に貼り付け、当該圧電アクチュエータを主に振動板と垂直な方向に伸縮するように駆動させて振動板を振動させる、いわゆるd33モードを利用した音響発生器もある。
特表2002−539699号公報 特開平06−283778号公報
圧電素子を用いた音響発生器では、圧電素子の共振に起因するピークディップが存在し、特定の周波数の音が強調されたり聞こえにくくなったりしてしまうことから、ピークディップの低減が求められていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ピークディップが抑制された音響発生器を提供することを目的とする。
本発明の音響発生器は、筒状部および天板部から成り開口部を有するケース本体、および、前記開口部を塞ぐように設けられた底板を備えるケースと、該ケースの前記底板を振動させるように、積層方向の一方の端面が前記底板に当接して配置されるとともにそれぞ
れが離れて前記ケースに収容された複数の積層型圧電素子とを備え、該複数の積層型圧電素子は、積層方向の他方の端面が前記天板部に当接しており、前記複数の積層型圧電素子は積層方向の長さが異なり、前記天板部は前記積層型圧電素子の長さによって該積層型圧電素子と当接する領域の厚みが異なっていることを特徴とする。
本発明の音響発生器によれば、ピークディップを抑制することで音質を向上させることができる。
(a)は本実施形態の音響発生器の一例を示す概略縦断面図、(b)は(a)に示す音響発生器の平面透視図である。 図1に示す積層型圧電素子の概略斜視図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す平面透視図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す平面透視図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略縦断面図である。 本実施形態の音響発生器の他の例を示す概略縦断面図である。
以下、添付図面を参照して、本実施形態の音響発生器の一例について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1(a)は本実施形態の音響発生器の一例を示す概略縦断面図、図1(b)は図1(a)に示す音響発生器の平面透視図である。
図1に示す本実施形態の音響発生器1は、開口部を有するケース本体21および開口部を塞ぐように設けられた底板22を備えるケース2と、ケース2の底板22を振動させるように、それぞれが離れてケース2に収容された複数の積層型圧電素子3とを備えている。
ケース本体21は、鉛直方向に延びる円筒状の筒状部211の一端に天板部212を有し、他端に開口部を有する形状、いわゆる有底筒状のもので、少なくともそれぞれが離れて配置された複数の積層型圧電素子3が収容される内部空間を有している。ケース本体21(筒状部211および天板部212)は、後述する積層型圧電素子3の駆動力を底板22へ十分に伝えるために変形の少ないものであるのが好ましく、例えばステンレス、アルミニウム、黄銅などの金属、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂で形成される。筒状部211および天板部212の厚みは例えば1mm〜20mmに設定される。
筒状部211を天板部212に対して平行に切断したときの断面形状および天板部212の形状としては、例えば円形、楕円形あるいは多角形などが挙げられる。例えば円形であれば、後述する底板22の外縁にほぼ均等に力が伝わって振動するので、発生する振動の周波数の乱れを少なくすることができる。
筒状部211の長さは、例えば6mm〜55mmに設定される。また、筒状部211が円筒状の場合の筒状部211の内径は、例えば30mm〜50mmに設定される。ここで、後述する積層型圧電素子3の幅(例えば2mm〜3mm)に対して筒状部211の内径が大きいのは、底板22の面積を大きくして、低周波数帯域の音圧を上げるためである。
なお、後述する底板22の振動を妨げず、底板22の変形に対して十分に小さい変形となる範囲内で、筒状部211や天板部212が変形するようになっていてもよい。例えば、筒状部211の厚みよりも天板部212の厚みが薄くなっていたり、筒状部211がベローズ状(蛇腹状)に形成されていたり、筒状部211の少なくとも一部がバネ形状になっていたりしてもよい。
そして、ケース本体21の筒状部211の他端に位置する開口部を塞ぐように底板22が設けられている。底板22は、ケース本体21の筒状部211の形状に合わせて、平面視したときの形状が例えば円形、楕円形あるいは多角形に形成されている。そして、ボルト締め、両面テープによる接着などでケース本体21の筒状部211の他端である開口部に固定される。この底板22はケース本体21と同様の材質からなり、例えばステンレス、アルミニウム、黄銅などの金属、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンなどの樹脂で形成される。底板22は天板部212や筒状部211よりも変形しやすくなっており、例えば天板部212や筒状部211の厚みの50%以下の厚みに設定され、例えば0.5mm〜2mmに設定される。
ケース本体21および底板22は、切削加工や、金属の場合は鋳造、樹脂の場合はインジェクション成型などにより作製される。
ケース2の内部には、当該ケース2を構成する底板22を振動させるように積層型圧電
素子3が収容されている。より詳しくは、積層型圧電素子3は、筒状部211に平行であって底板22の主面に垂直な方向(図の鉛直方向)と、当該積層型圧電素子3の積層方向とが同じ方向となるように、ケース2の内部に収容されている。このように配置することで、いわゆるd33モードを利用した音響発生器1とすることができ、底板22および当該底板22を貼り付けた振動板を大きく変形させることが可能となり、音圧レベルを向上させることができる。
ここで用いられる積層型圧電素子3は、図2に示すように、例えば、圧電体層31および内部電極層32が交互に積層された積層体33と、積層体33の側面に積層方向に長く被着されて内部電極層32の一つの側面へ導出された端部に電気的に接続された外部電極層34と、外部電極層34に沿って導電性接合材によって接合された外部電極板35とを備えている。なお、図には表れていないが、外部電極層34および外部電極板35が設けられた一つの側面と対向する反対側の側面にも、外部電極層34および外部電極板35が設けられている。また、図1、図3〜図6では、外部電極層34、外部電極板35、はんだ36および引き出し線37は省略している。
積層体33は、圧電体層31および内部電極層32が交互に積層されて、例えば縦2〜3mm、横2〜3mm、高さ5〜30mmの四角柱状に形成されたもので、内部電極層32の端部が交互に積層体33の互いに反対側となる側面(対向する側面)に導出されている。
圧電体層31は、圧電特性を有するセラミックスで形成されたもので、このようなセラミックスとして、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)などを用いることができる。
内部電極層32は、圧電体層31を形成するセラミックスと同時焼成により形成されたもので、この形成材料として、例えば低温焼成が可能な銀−パラジウム合金を主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができる。
外部電極層34は、例えば銀とガラスからなるペーストを塗布して焼き付けて形成されたもので、積層体33の側面に積層方向に長く被着されている。そして、外部電極層34は、内部電極層32の側面へ導出された端部に電気的に接続されている。
外部電極板35は外部電極層34に沿って設けられていて、導電性接合材によって接合されている。外部電極板35は、例えばステンレスなどの金属板からなり、図2に示すように幅方向にスリットや孔が形成されていてもよい。また、導電性接合材は、例えばポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂中に例えば銀などのフィラーがほぼ均一に分散してなるものである。
また、外部電極板35の表面には、はんだ36を介して引き出し線37が接続されている。製造時には引き出し線37に0.1〜3kV/mmの直流電界を印加することで、積層体33を構成する圧電体層31が分極される。また使用時には、引き出し線37を外部電源に接続して電圧を印加することで、逆圧電効果により積層型圧電素子3が伸縮するようになる。
そして、ケース2には複数の積層型圧電素子3が収容されていて、それぞれの積層型圧電素子3が離れて収容されている。本例においては、複数の積層型圧電素子3として、第1の積層型圧電素子301と第2の積層型圧電素子302との2本からなる構成になっており、第1の積層型圧電素子301および第2の積層型圧電素子302が、底板22の主
面に垂直な方向から見て、底板22の重心に対して点対称となるような位置に配置されている。なお、本例のような底板22が円板の場合の底板22の重心とは、底板22の中心となる。
ケース2の内部に複数本の積層型圧電素子3が、それぞれ離れて収容されている構成によれば、複数の積層型圧電素子3が当接する底板22のそれぞれの部位において、積層型圧電素子3の変位による振動が発生する、すなわち振動の起点が複数あることで、振動分布(変形の面内分布)の均一性を崩すことができる。詳しくは、底板22における一つの積層型圧電素子3が当接する部位(振動の起点)から等距離の部位において、他の積層型圧電素子3の振動による変形が緩衝することで、振動分布の均一性を崩すことができる。これにより、音響発生器1におけるピークディップ、特に高周波数帯域でのピークディップを抑制することができる。
さらに、図示しないが、ケース本体21の一部には貫通孔が設けられ、複数の積層型圧電素子3にそれぞれ電気を供給する引き出し線がこの貫通孔に挿通され、当該引き出し線を介して積層型圧電素子3と外部回路とが接続される。このとき、それぞれの積層型圧電素子3(第1の積層型圧電素子301および第2の積層型圧電素子302)に接続された引き出し線の長さを例えばケース2の内側で異ならせるなどしてそれぞれの積層型圧電素子3の外部回路との距離を異ならせることで、積層型圧電素子3の駆動開始時間に時間差が発生して底板22が共振しにくくなり、音響発生器1におけるピークディップを抑制することができる。
また、複数の積層型圧電素子3の静電容量を異ならせた構成とすることで、電気を供給されて変位するまでの応答時間の時定数に差が発生して底板22が共振しにくくなるため、音響発生器1のピークディップをより抑制することもできる。
ここで、図1に示す構成は、底板22の主面に垂直な方向から見て、複数の積層型圧電素子3の全体の重心(素子配置重心)と底板22の重心とが一致している構成であるのに対し、図3に示すように、底板22の主面に垂直な方向から見て、複数の積層型圧電素子3の全体の重心(素子配置重心)を底板22の重心からずらして配置するようにしてもよい。複数の積層型圧電素子3の全体の重心(素子配置重心)とは、それぞれの積層型圧電素子3の重心同士を結ぶ図形の重心のことを意味する。この構成によれば、複数の積層型圧電素子3の配置が底板22の中心を軸として回転対称ではなくなることから、より振動分布の均一性が崩されることとなり、音響発生器1のピークディップがより抑制される。
なお、底板22の重心の位置に対する複数の積層型圧電素子3の全体の重心の位置は、例えば2〜20mmずらすように設定される。
また、図3に示す構成は、底板22の主面に垂直な方向から見て、第1の積層型圧電素子301の重心、第2の積層型圧電素子302の重心および底板22の重心の3つの重心が同一直線上に位置している構成であるのに対し、図4に示すように、第1の積層型圧電素子301の重心、第2の積層型圧電素子302の重心および底板22の重心の3つの重心が同一直線上に位置していない構成としてもよい。この構成によれば、複数の積層型圧電素子3が底板22の中心を通る軸に対して線対称となる配置はなくなることから、より振動分布の均一性が崩されることとなり、音響発生器1のピークディップがさらに抑制される。
さらに、複数の積層型圧電素子3のうちの少なくとも一つの積層型圧電素子301は他の積層型圧電素子302と共振周波数が異なっていてもよい。具体的には、複数の積層型圧電素子3が第1の積層型圧電素子301と第2の積層型圧電素子302とからなる構成
の場合、第1の積層型圧電素子301の積層方向の長さと第2の積層型圧電素子302の積層方向の長さとを異ならせることで、これらの共振周波数を異ならせることができる。なお、本例では、第1の積層型圧電素子301の長さが第2の積層型圧電素子302の長さよりも短くなっており、この短い長さの分だけ天板212における第1の積層型圧電素子301と当接する領域の厚みが厚くなっていることで、第1の積層型圧電素子301の振動が底板22に確実に伝わるようになっている。このとき、第1の積層型圧電素子301と第2の積層型圧電素子302とは変位量がほぼ同じ状態で共振周波数の異なる構成になっている。この構成により、細やかな調整ができ、底板22における共振の重なりをより避けることができるため、特に高周波数帯域でのピークディップを抑制することができる。なお、振動分布の均一性を崩すことができる範囲内において、図3、図4に示したように、底板重心と素子配置重心とがずれるように複数の積層型圧電素子3を配置してもよい。
さらに、複数の積層型圧電素子3のうちの少なくとも一つの積層型圧電素子301は他の積層型圧電素子302と変位量が異なっていてもよい。具体的には、複数の積層型圧電素子3が第1の積層型圧電素子301と第2の積層型圧電素子302とからなる構成の場合、第1の積層型圧電素子301の内部電極層の層数と第2の積層型圧電素子302の内部電極層の層数とを異ならせることで、これらの変位量を異ならせることができる。なお、この構成に限らず、圧電体層と内部電極層の厚みを異ならせたり、これらの形成材料を異ならせたりしてもよい。この構成によっても、底板22における共振の重なりをより避けることができるため、特に高周波数帯域でのピークディップを抑制することができる。なお、振動分布の均一性を崩すことができる範囲内において、図3、図4に示したように、底板重心と素子配置重心とがずれるように複数の積層型圧電素子3を配置してもよい。
これまで述べた音響発生器1は、音響発生器1の底板22を振動板に貼り付けて、積層型圧電素子3の駆動によって底板22とともに振動板を振動させる音響発生装置とすることができる。音響発生装置は、音響発生器1で振動を発生させ、それによって設置対象物を振動させることで音響を発生させるものである。
具体的には、増幅器によって増幅された電気信号が音響発生器1を構成する積層型圧電素子3に入力されて、底板22とともに振動板が振動する。例えば、1V程度の電気信号が±50V程度まで増幅されて入力される。
音響発生器1は、例えば接着剤や両面テープを用いて振動板に貼り付けられる。例えば屋内設備の天板や壁を振動板として利用することができ、これらに音響発生器1を設置して、設置された天板全体や壁全体を音響発生器1が振動させることで、天板や壁から音や音楽を発生させることができる。天板や壁は、石膏ボード、アクリル樹脂、建設用木材などでもよく、音響発生装置として機能する所望の厚さになっていればよい。
以下、音響発生器1の具体例について説明する。
積層型圧電素子3は、縦が2mm、横が2mm、長さが20mmの四角柱状に作製した。この積層型圧電素子は、チタン酸ジルコン酸鉛からなる圧電体層と銀パラジウムからなる内部電極層とからなる有効積層数300層の積層構造とした。
また、ケース本体は外径が55mm、高さが25mmの円柱体に切削加工によりくり貫きを設けた形状とし、くり貫き部の寸法を直径35mm、深さ20mmとした。ケース本体の材質はSUS304とし、また天板部の厚みを5mmとした。底板は、SUS304からなる円板形状で直径55mm、厚み1mmとし、ケース本体の開口部に両面テープで
取り付けた。
そして、音響発生器の試料を2つ用意した。試料1(比較例)は、積層型圧電素子3を1つだけ底板の重心(中心)上に位置するように収容した音響発生器とした。試料2(実施例)は、積層型圧電素子3を2本備え、これらをピッチ10mmで底板上に配置し、2本の積層型圧電素子のそれぞれの重心と重心とを結ぶ線分の中間点である2本の積層型圧電素子の全体の重心(素子配置重心)と底板の重心が同一となるように配置した音響発生器とした。
作製した各試料について音圧特性を比較した。駆動条件はサインスイープで、振幅は30Vp−pで、周波数を100Hzから20,000Hzまで連続的に変更させた。測定に際し、無響室内にてマイクロフォンを0.5mの下方に設置し、集音した。集音したデータは周波数ごとの音圧レベル値に変換し、比較を行った。
測定した結果、基本共振周波数foから20kHzでのピークとディップとの差の最大値、すなわち、ピークにおける最も高い値からディップにおける最も低い値を減じた数値は、試料1(比較例)が25dB、試料2(実施例)が16dBとなり、積層型圧電素子を2本収容した試料2のほうが積層型圧電素子を1本収容した試料1よりもピークディップが抑制できていた。
したがって、本発明のように積層型圧電素子を複数本収容することで、ピークディップが抑制され、音質が向上することがわかる。
1 音響発生器
2 ケース
21 ケース本体
211 筒状部
212 天板部
22 底板
3 積層型圧電素子
31 圧電体層
32 内部電極層
33 積層体
34 外部電極層
35 導電性接合材
36 外部電極板
37 はんだ
38 引き出し線

Claims (5)

  1. 筒状部および天板部から成り開口部を有するケース本体、および、前記開口部を塞ぐように設けられた底板を備えるケースと、該ケースの前記底板を振動させるように、積層方向の一方の端面が前記底板に当接して配置されるとともにそれぞれが離れて前記ケースに収容された複数の積層型圧電素子とを備え、該複数の積層型圧電素子は、積層方向の他方の端面が前記天板部に当接しており、前記複数の積層型圧電素子は積層方向の長さが異なり、前記天板部は前記積層型圧電素子の長さによって該積層型圧電素子と当接する領域の厚みが異なっていることを特徴とする音響発生器。
  2. 前記底板の主面に垂直な方向から見て、前記複数の積層型圧電素子の全体の重心が前記底板の重心からずれていることを特徴とする請求項1に記載の音響発生器。
  3. 前記複数の積層型圧電素子が第1の積層型圧電素子と第2の積層型圧電素子とからなり、前記底板の主面に垂直な方向から見て、前記第1の積層型圧電素子の重心、前記第2の積層型圧電素子の重心および前記底板の重心の3つの重心が同一直線上に位置していないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響発生器。
  4. 前記複数の積層型圧電素子のうちの少なくとも一つの積層型圧電素子は他の積層型圧電素子と共振周波数が異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれかに記載の音響発生器。
  5. 前記複数の積層型圧電素子のうちの少なくとも一つの積層型圧電素子は他の積層型圧電素子と変位量が異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれかに記載の音響発生器。
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