JP2022146461A - 音響デバイス - Google Patents

音響デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2022146461A
JP2022146461A JP2021047433A JP2021047433A JP2022146461A JP 2022146461 A JP2022146461 A JP 2022146461A JP 2021047433 A JP2021047433 A JP 2021047433A JP 2021047433 A JP2021047433 A JP 2021047433A JP 2022146461 A JP2022146461 A JP 2022146461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
piezoelectric
viewed
acoustic device
external electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021047433A
Other languages
English (en)
Inventor
拓樹 三井
Hiroki Mitsui
泰弘 寺崎
Yasuhiro Terasaki
恵介 寺西
Keisuke Teranishi
英也 坂本
Hideya Sakamoto
佳生 太田
Yoshio Ota
美帆 加藤
Miho Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2021047433A priority Critical patent/JP2022146461A/ja
Publication of JP2022146461A publication Critical patent/JP2022146461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Abstract

【課題】音響特性の向上を図ることができる音響デバイスを提供する。【解決手段】音響デバイス1は、第一方向D1で互いに対向して配置された圧電素子4及び圧電素子5と、圧電素子4及び圧電素子5を互いに接続している接続部材6と、を備える。圧電素子4は、第二方向D2における端部4c及び端部4dを有する。圧電素子5は、第二方向D2における端部5c及び端部5dを有する。接続部材6は、端部4cと、端部5cとに固定されている。【選択図】図2

Description

本開示は、音響デバイスに関する。
従来の音響デバイスとして、例えば特許文献1に記載の透明スピーカがある。この従来の音響デバイスは、圧電素子を振動板に固定することによって構成されている。この音響デバイスでは、圧電素子の振動を振動板によって増幅し、振動板にベンディング振動を生じさせることによって、所望の音響出力が得られるようになっている。
特開平4-70100号公報
特許文献1に記載されるような圧電素子を使用した音響デバイスでは、低音域の音圧が十分ではない。
本開示の一側面は、音響特性の向上を図ることができる音響デバイスを提供する。
本開示の一側面に係る音響デバイスは、第一方向で互いに対向して配置された第一圧電素子及び第二圧電素子と、第一圧電素子と第二圧電素子とを互いに接続している接続部材と、を備え、第一圧電素子は、第一方向に交差する第二方向における第一端部及び第二端部を有し、第二圧電素子は、第二方向における第三端部及び第四端部を有し、接続部材は、第一端部と、第三端部と、に固定されている。
この音響デバイスでは、例えば、第一端部側が自由端、第二端部側が固定端となるように第一圧電素子が固定部材により片持ち支持された場合、第三端部側が固定端、第四端部側が自由端となるように第二圧電素子が接続部材により片持ち支持される。よって、第四端部の変位量が増大する。この結果、低音域の音圧を高め、音響特性の向上を図ることができる。
第一圧電素子は、互いに対向している第一主面及び第二主面を有し、第二圧電素子は、互いに対向している第三主面及び第四主面を有し、第一圧電素子及び第二圧電素子は、第一主面及び第三主面が第一方向で互いに対向するように配置されており、接続部材は、第一主面と、第三主面と、に固定されていてもよい。この場合、第一圧電素子と第二圧電素子との間隔を接続部材により容易に設定することができる。
第一圧電素子及び第二圧電素子は、互いに同形状を呈していてもよい。この場合、第一圧電素子及び第二圧電素子の個体差を減らすことができる。
第一圧電素子は、第一方向から見て、接続部材の第二端部側に配置された第一外部電極を有してもよい。この場合、第一外部電極と接続部材との電気的短絡を抑制することができる。
上記音響デバイスは、第一外部電極に接続されている帯状の第一配線部材を更に備えてもよい。この場合、第一外部電極にリード線が接続されている場合と比較して、第一圧電素子の振動が阻害されることを抑制可能となる。
第二圧電素子は、第一方向から見て、接続部材の第四端部側に配置された第二外部電極を有してもよい。この場合、第二外部電極と接続部材との電気的短絡を抑制することができる。
上記音響デバイスは、第二外部電極に接続されている帯状の第二配線部材を更に備えてもよい。この場合、第二外部電極にリード線が接続されている場合と比較して、第二圧電素子の振動が阻害されることを抑制可能となる。
第一圧電素子及び第二圧電素子は、それぞれ長手方向が第二方向と一致するように配置されていてもよい。この場合、変位が更に大きくなるため、音響特性を一層向上させることができる。
本開示の別の側面に係る振動デバイスは、第一方向で互いに対向して配置された第一圧電素子及び第二圧電素子と、第一圧電素子と第二圧電素子とを互いに接続している接続部材と、を備え、第一圧電素子は、第一方向に交差する第二方向における第一端部及び第二端部を有し、第二圧電素子は、第二方向における第三端部及び第四端部を有し、接続部材は、第一端部と、第三端部と、に固定されている。
この振動デバイスでは、例えば、第一端部側が自由端、第二端部側が固定端となるように第一圧電素子が固定部材により片持ち支持された場合、第三端部側が固定端、第四端部側が自由端となるように第二圧電素子が接続部材により片持ち支持される。よって、第四端部の変位量が増大する。よって、第二端部の変位量が増大する。この結果、変位量を向上させることができる。
本開示の一側面によれば、音響特性の向上を図ることができる。
図1は、第一実施形態に係る音響デバイスを示す斜視図である。 図2は、図1の音響デバイスを示す側面図である。 図3は、図1の音響デバイスを示す底面図である。 図4は、図3のIV-IV線に沿っての断面図である。 図5は、圧電素子を示す分解斜視図である。 図6は、圧電素子を示す断面図である。 図7は、振動部を治具に取り付けた状態を示す斜視図である。 図8は、治具のベースを示す斜視図である。 図9は、振動部の動作を示す説明図である。 図10は、実施例及び比較例に係る音響デバイスの音圧波形を示すグラフである。 図11は、変形例に係る音響デバイスを示す側面図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1~図4に示されるように、実施形態に係る音響デバイス1は、例えば、スピーカ、又はブザーとして用いられる。音響デバイス1は、例えば、テレビ、スマートフォン等の電子機器に設けられる。音響デバイス1は、振動部2及び音響部3を備えている。音響デバイス1は、振動デバイスでもある。
まず、振動部2について説明する。
振動部2は、圧電素子4、圧電素子5、接続部材6、固定部材7、配線部材8、及び配線部材9を備えている。圧電素子4,5は、互いに対向して配置されている。圧電素子4,5は、例えば、互いに同形状を呈している。圧電素子4,5は、互いに長手方向が一致するように配置されている。以下では、圧電素子4,5の対向方向を第一方向D1、圧電素子4,5の長手方向を第二方向D2とする。第一方向D1及び第二方向D2は、互いに交差(ここでは直交)している。圧電素子4,5は、第一方向D1から見て互いに重なるように配置されている。
圧電素子4は、第一方向D1で互いに対向している主面4a,4bを有している。圧電素子5は、第一方向D1で互いに対向している主面5a,5bを有している。圧電素子4,5は、主面4aと主面5bとが第一方向D1で互いに対向するように配置されている。圧電素子4は、第二方向D2における端部4c及び端部4dを有している。圧電素子5は、第二方向D2における端部5c及び端部5dを有している。端部4c,5cは、第一方向D1で互いに対向している。端部4d,5dは、第一方向D1で互いに対向している。
各圧電素子4,5は、例えば、バイモルフ型の圧電素子である。各圧電素子4,5は、図5及び図6に示されるように、圧電素体11と、複数(ここでは3つ)の外部電極13,14,15と、を有している。
圧電素体11は、直方体形状を呈している。直方体形状には、例えば、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。圧電素体11は、互いに対向している一対の主面11a,11bと、一対の主面11a,11bを互いに接続している4つの側面11cと、を有している。圧電素子4では、主面11aが主面4aを構成し、主面11bが主面4bを構成している。圧電素子5では、主面11aが主面5aを構成し、主面11bが主面5bを構成している。
各主面11a,11bは、一対の長辺と一対の短辺とを有する長方形状を呈している。すなわち、圧電素体11の長さ(主面11aの長辺方向での圧電素体11の長さ)は、例えば、20mm以上70mm以下である。圧電素体11の幅(主面11aの短辺方向での圧電素体11の長さ)は、例えば、10mm以上35mm以下である。圧電素体11の厚さ(一対の主面11a,11bの対向方向での圧電素体11の長さ)は、例えば、0.2mm以上1mm以下である。
圧電素体11は、積層された複数の圧電体層12a,12b,12c,12dを含んでいる。複数の圧電体層12a,12b,12c,12dは、この順に積層されている。複数の圧電体層12a,12b,12c,12dの積層方向(以下、単に「積層方向」とも言う。)は、一対の主面11a,11bの対向方向と一致している。積層方向は、第一方向D1に沿う方向である。圧電体層12aは、主面11aを有している。圧電体層12dは、主面11bを有している。圧電体層12b,12cは、圧電体層12aと圧電体層12dとの間に位置している。本実施形態では、各圧電体層12a,12b,12c,12dの厚さは同等である。同等には、製造誤差の範囲が含まれている。
各圧電体層12a,12b,12c,12dは、圧電材料からなる。本実施形態では、各圧電体層12a,12b,12c,12dは、圧電セラミック材料からなる。圧電セラミック材料には、例えば、PZT[Pb(Zr、Ti)O]、PT(PbTiO)、PLZT[(Pb,La)(Zr、Ti)O]、又はチタン酸バリウム(BaTiO)が用いられる。各圧電体層12a,12b,12c,12dは、例えば、上述した圧電セラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の圧電素体11では、各圧電体層12a,12b,12c,12dは、各圧電体層12a,12b,12c,12dの間の境界が認識できない程度に一体化されている。
各外部電極13,14,15は、圧電素子4では端部4c寄りに配置され、圧電素子5では端部5c寄りに配置されている。各圧電素子4,5において、各外部電極13,14,15は、主面11a上に配置されている。外部電極13,14,15は、主面11aの一方の短辺側において、外部電極13、外部電極14、外部電極15の順で当該一方の短辺に沿って並んでいる。外部電極13と外部電極14とは、主面11aの短辺方向で隣り合っている。外部電極14と外部電極15とは、主面11aの短辺方向で隣り合っている。主面11aの短辺方向において、外部電極14と外部電極15との間の距離(最短距離)は、外部電極13と外部電極14との間の距離(最短距離)よりも長い。各外部電極13,14,15は、積層方向から見て、主面11aの全ての縁(四辺)から離間している。
各外部電極13,14は、積層方向から見て、長方形状を呈している。本実施形態では、長方形状の各角が丸められている。外部電極15は、積層方向から見て、正方形状を呈している。正方形状には、例えば、各角が面取りされている形状、及び、各角が丸められている形状が含まれる。本実施形態では、正方形状の各角が丸められている。各外部電極13,14,15は、導電性材料からなる。導電性材料には、例えば、Ag、Pd、Pt、又はAg-Pd合金が用いられる。各外部電極13,14,15は、例えば、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。
各圧電素子4,5は、圧電素体11内に配置されている複数の内部電極16,17,18を備えている。各内部電極16,17,18は、導電性材料からなる。導電性材料には、例えば、Ag、Pd、Pt、又はAg-Pd合金が用いられる。各内部電極16,17,18は、例えば、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。本実施形態では、各内部電極16,17,18の外形形状は、長方形状を呈している。
各内部電極16,17,18は、積層方向において異なる位置(層)に配置されている。内部電極16,17,18は、互いに積層方向に間隔を有して対向している。各内部電極16,17,18は、圧電素体11の表面には露出していない。すなわち、各内部電極16,17,18は、各側面11cには露出していない。各内部電極16,17,18は、積層方向から見て、主面11a,11bの全ての縁(四辺)から離間している。
内部電極16は、圧電体層12aと圧電体層12bとの間に位置している。内部電極17は、圧電体層12bと圧電体層12cとの間に位置している。内部電極18は、圧電体層12cと圧電体層12dとの間に位置している。
外部電極13は、内部電極16と複数の接続導体21とに複数のビア導体24を通して電気的に接続されている。複数の接続導体21は、それぞれ、内部電極17,18と同じ層に位置している。具体的には、各接続導体21は、各内部電極17,18に形成された開口内に位置している。各開口は、積層方向から見て、外部電極13に対応する位置に形成されている。すなわち、各接続導体21は、積層方向から見て、各内部電極17,18に囲まれている。各接続導体21は、各内部電極17,18から離間している。
各接続導体21は、積層方向において外部電極13と対向しており、積層方向から見て外部電極13と重なる位置に配置されている。各接続導体21は、積層方向において内部電極16と対向しており、積層方向から見て内部電極16と重なる位置に配置されている。複数のビア導体24は、それぞれ、外部電極13と内部電極16と複数の接続導体21との間に位置しており、積層方向から見て外部電極13と重なる位置に配置されている。複数のビア導体24は、それぞれ、積層方向において、対応する圧電体層12a,12b,12cを貫通している。
外部電極14は、内部電極18と複数の接続導体22とに複数のビア導体25を通して電気的に接続されている。複数の接続導体22は、それぞれ、内部電極16,17と同じ層に位置している。具体的には、各接続導体22は、各内部電極16,17に形成された開口内に位置している。各開口は、積層方向から見て、外部電極14に対応する位置に形成されている。すなわち、各接続導体22は、積層方向から見て、各内部電極16,17に囲まれている。各接続導体22は、各内部電極16,17から離間している。内部電極17と同じ層に位置している接続導体21と接続導体22は、同じ開口内に隣り合って配置され、互いに離間している。
各接続導体22は、積層方向において外部電極14と対向しており、積層方向から見て外部電極14と重なる位置に配置されている。各接続導体22は、積層方向において内部電極18と対向しており、積層方向から見て内部電極18と重なる位置に配置されている。複数のビア導体25は、それぞれ、外部電極14と内部電極18と複数の接続導体22との間に位置しており、積層方向から見て外部電極14と重なる位置に配置されている。複数のビア導体25は、それぞれ、積層方向において、対応する圧電体層12a,12b,12cを貫通している。
外部電極15は、内部電極17と複数の接続導体23とに複数のビア導体26を通して電気的に接続されている。複数の接続導体23は、それぞれ、内部電極16,18と同じ層に位置している。具体的には、各接続導体23は、各内部電極16,18に形成された開口内に位置している。各開口は、積層方向から見て、外部電極15に対応する位置に形成されている。すなわち、各接続導体23の全縁は、積層方向から見て、各内部電極16,18に囲まれている。各開口は、積層方向から見て、外部電極15に対応する位置に形成されている。
各接続導体23は、積層方向において外部電極15と対向しており、積層方向から見て外部電極15と重なる位置に配置されている。各接続導体23は、積層方向において内部電極17と対向しており、積層方向から見て内部電極17と重なる位置に配置されている。複数のビア導体26は、それぞれ、外部電極15と内部電極17と複数の接続導体23との間に位置しており、積層方向から見て外部電極15と重なる位置に配置されている。複数のビア導体26は、それぞれ、積層方向において、対応する圧電体層12a,12b,12cを貫通している。
各接続導体21,22は、積層方向から見て、長方形状を呈している。本実施形態では、長方形状の各角が丸められている。各接続導体23は、積層方向から見て、正方形状を呈している。本実施形態では、正方形状の各角が丸められている。
接続導体21,22,23及びビア導体24,25,26は、導電性材料からなる。導電性材料には、例えば、Ag、Pd、Pt、又はAg-Pd合金が用いられる。接続導体21,22,23及びビア導体24,25,26は、例えば、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。ビア導体24,25,26は、対応する圧電体層12a,12b,12cを形成するためのセラミックグリーンシートに形成された貫通孔に充填された導電性ペーストが焼結することにより形成される。
圧電素体11の主面11bには、内部電極16,17,18と電気的に接続されている導体は、配置されていない。本実施形態では、主面11bを積層方向から見たとき、主面11bの全体が露出している。主面11a,11bは、自然面である。自然面とは、焼成により成長した結晶粒の表面により構成される面である。
圧電素体11の各側面11cにも、内部電極16,17,18と電気的に接続されている導体は、配置されていない。本実施形態では、各側面11cを積層方向に交差する方向から見たとき、各側面11cの全体が露出している。本実施形態では、各側面11cも、自然面である。
圧電体層12bにおいて、外部電極13に接続されている内部電極16と外部電極15に接続されている内部電極17とに挟まれている領域は、圧電的に活性な第一活性領域19を構成する。圧電体層12cにおいて、外部電極14に接続されている内部電極18と外部電極15に接続されている内部電極17とに挟まれている領域は、圧電的に活性な第二活性領域20を構成する。
第一活性領域19及び第二活性領域20は、例えば、外部電極15をグラウンドに接続した状態で、外部電極13及び外部電極14に互いに極性が異なる電圧を印加することにより、互いに同じ向きに分極されている。第一活性領域19は、例えば内部電極16から内部電極17に向かう方向に分極され、第二活性領域20は、例えば内部電極17から内部電極18に向かう方向に分極されている。圧電素子4,5の駆動時には、例えば、外部電極13,14には互いに極性が同じ電圧が印加され、外部電極15には外部電極13,14とは互いに極性が異なる電圧が印加される。これにより、第一活性領域19及び第二活性領域20のうちの一方には、分極方向と同じ向き(順方向)の電圧が印加されて伸長し、他方には分極方向と逆向き(逆方向)の電圧が印加されて収縮する。この結果、圧電素子が積層方向に屈曲振動する。
接続部材6は、図1~図4に示されるように、圧電素子4,5を互いに接続している。接続部材6は、圧電素子4の振動を圧電素子5に伝達する振動伝達部材である。接続部材6は、例えば、アルミニウム等の金属からなる。接続部材6は、端部4cと端部5cとに固定されている。接続部材6は、主面4a(圧電素子4の主面11a)と、主面5b(圧電素子5の主面11b)とに固定されている。接続部材6は、直方体形状を呈している。接続部材6は、第一方向D1から見て、長手方向が圧電素子4,5の短辺に沿うように設けられている。接続部材6は、第一方向D1で互いに対向している側面6a,6bと、第二方向D2で互いに対向している一対の側面6cと、を有している。
側面6aは、主面5bに固定されている。側面6bは、主面4aに固定されている。接続部材6は、絶縁性の接合部材31により圧電素子4,5に接合されている。接合部材31は、例えば、両面テープ又は接着剤である。第一方向D1から見て、接続部材6の全体が圧電素子4,5と重なっている。第一方向D1から見て、接続部材6は、圧電素子4,5の短辺と接するように配置されているが、圧電素子4,5の短辺よりも内側(端部4d,5d寄り)に配置されていてもよい。接続部材6は、圧電素子4,5の短辺全体にわたって設けられている。
接続部材6の長手方向の長さは、圧電素体11の幅(主面11aの短辺方向での圧電素体11の長さ)と同等であり、例えば、10mm以上50mm以下である。接続部材6の厚さ(第一方向D1の長さ)は、圧電素子4,5が振動しても互いに干渉しないように設定されている。接続部材6の厚さは、圧電素子4,5を単体で主面11aが湾曲外側になるように屈曲させたとき最大変位量の2倍以上であり、例えば、1mm以上20mm以下である。圧電素子4,5のなす間隔は、接続部材6の厚さにより設定されている。接続部材6の第二方向D2の長さは、例えば、1mm以上30mm以下である。
固定部材7は、音響デバイス1を筐体(不図示)に固定するための部材である。固定部材7は、例えば、アルミニウム等の金属からなる。固定部材7は、圧電素子4の端部4dに固定されている。固定部材7は、主面4b(圧電素子4の主面11b)に固定されている。固定部材7は、直方体形状を呈している。固定部材7は、第一方向D1から見て、長手方向が圧電素子4の短辺に沿うように設けられている。固定部材7は、第一方向D1で互いに対向している側面7a,7bと、第二方向D2で互いに対向している一対の側面7cと、を有している。
側面7aは、主面4bに固定されている。固定部材7は、絶縁性の接合部材32により圧電素子4に接合されている。接合部材32は、例えば、両面テープ又は接合部材である。第一方向D1から見て、固定部材7の全体が圧電素子4と重なっている。第一方向D1から見て、固定部材7は、圧電素子4の短辺と接するように配置されているが、圧電素子4の短辺よりも内側(端部4c寄り)に配置されていてもよい。
固定部材7の長手方向の長さは、圧電素子4の短辺の長さよりも長い。固定部材7の長手方向の一対の端部7dは、第一方向D1から見て、圧電素子4から突出している。固定部材7の長手方向の長さは、例えば、10mm以上50mm以下である。固定部材7の厚さ(第一方向D1の長さ)は、圧電素子4を単体で主面11aが湾曲外側になるように屈曲させたときの最大変位量以上であればよい。固定部材7の厚さは、例えば、1mm以上20mm以下である。固定部材7の第二方向D2の長さは、例えば、1mm以上30mm以下である。
圧電素子4の各外部電極13,14,15は、図3に示されるように、第一方向D1から見て、接続部材6及び固定部材7の間に配置され、接続部材6及び固定部材7のそれぞれから第二方向D2において離間している。つまり、圧電素子4の各外部電極13,14,15は、第一方向D1から見て、接続部材6の端部4d側であって、固定部材7の端部4c側に配置されている。
圧電素子5の各外部電極13,14,15は、図3に示されるように、第一方向D1から見て、接続部材6及び固定部材7の間に配置され、接続部材6及び固定部材7のそれぞれから第二方向D2において離間している。つまり、圧電素子5の各外部電極13,14,15は、第一方向D1から見て、接続部材6の端部5d側であって、固定部材7の端部5c側に配置されている。
配線部材8は、帯状を呈し、圧電素子4の外部電極13,14,15に電気的に接続されている。配線部材8は、第二方向D2に沿って圧電素子4の端部4d側から引き出されている。配線部材9は、帯状を呈し、圧電素子5の外部電極13,14,15に電気的に接続されている。配線部材9は、第二方向D2に沿って圧電素子5の端部5c側から引き出されている。
各配線部材8,9は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)である。各配線部材8,9の一端部は、外部電極13,14,15上に配置され、外部電極13,14,15に接続されている。各配線部材8,9は、厚さ方向が第一方向D1と一致するように配置されている。各配線部材8,9は、例えば、外部電極13,14に接続されている第一導体層(不図示)と、外部電極15に接続されている第二導体層(不図示)と、を有している。外部電極13,14は、第一導体層によって短絡されている。
音響デバイス1は、制御回路(不図示)を備えている。制御回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有している。この場合、制御回路は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することによって各種の処理を行う。制御回路は、各配線部材8,9の他端部に接続されている。制御回路は、配線部材8を介して圧電素子4を駆動するための駆動信号を入力すると共に、配線部材9を介して圧電素子5を駆動するための駆動信号を入力する。
次に、音響部3について説明する。
音響部3は、図1~図4に示されるように、ベース41、センターポール42、センターキャップ44、振動板45、エッジ46、フレーム47、ガスケット48、及び、ダンパー49を有している。
ベース41は、音響デバイス1の下端に設けられ、振動部2に接続されている。ベース41は、圧電素子5の端部5dに接続されている。ベース41は、絶縁性の接合部材33により圧電素子5の端部5dに接合されている。接合部材33は、例えば、両面テープ又は接着剤である。ベース41は、接合部材33により圧電素子5の主面5aに固定されている。
センターポール42は、例えば、断面円形の棒状部材であり、ベース41の中央部から第一方向D1に突出している。センターポール42の外周面における第一方向D1の中央部には、平面視で円形状の外フランジ部42aが設けられている。
センターキャップ44は、第一方向D1を軸方向とする円筒状部材である。センターキャップ44は、センターポール42の上端から外フランジ部42aまでを覆っている。センターキャップ44は、センターポール42の上端に取り付けられたドーム状の先端部44aを有している。センターキャップ44の下端には、外フランジ部42aが取り付けられている。センターキャップ44の下端の開口部は、外フランジ部42aにより塞がれている。
振動板45は、振動により音を発生させる。振動板45は、例えば、コーン型であり、平面視で円環状を呈している。振動板45の軸方向は第一方向D1と一致している。振動板45は、例えば、ドーム型、平板型であってもよい。振動板45は、外側に膨らむように湾曲している。これにより、効率的に振動を伝えることができる。振動板45は、例えば、樹脂、紙、又は金属により形成されている。振動板45の内縁部は、センターキャップ44の外周面に接合されている。
エッジ46は、第一方向D1から見て、振動板45を囲むような円環状を呈している。エッジ46の内縁部は、振動板45の外縁部に接合されている。エッジ46の外縁部は、ガスケット48の内縁部に接合されている。エッジ46は、径方向の断面において、中央が音響デバイス1の外側に凸となるような円弧状に形成されている。エッジ46は、例えば、ゴムなどの弾性部材により形成されている。エッジ46は、振動板45の振動がフレーム47に伝達されることを抑制する。
フレーム47は、第一方向D1を軸方向とする略円筒部材である。フレーム47は、例えば、金属、又は樹脂により形成されている。フレーム47は、ベース41、センターポール42を包囲するように配置されている。フレーム47は、ガスケット48及びエッジ46を介して振動板45を支持している。フレーム47の内周面には、内フランジ部47aが設けられている。フレーム47は、外径及び内径が、内フランジ部47aからガスケット48に向かうにしたがって徐々に大きくなるように、第一方向D1に対して傾斜している。
ガスケット48は、エッジ46を介して振動板45をフレーム47に固定するための部材である。ガスケット48は、エッジ46の外縁部に接合されている円環状の内フランジ部48aと、第一方向D1から見て、フレーム47の外縁を囲む円筒部48bと、を有している。
ダンパー49は、第一方向D1から見て、円環状を呈している。ダンパー49の外縁は、フレーム47の内周面に取り付けられ、ダンパー49の内縁は、センターキャップ44の外周面に取り付けられている。ダンパー49は、例えば、径方向の断面が波型形状を示すように形成されている。ダンパー49は、振動板45の振動がフレーム47に伝達されることを抑制する。
振動部2からの振動は、ベース41、センターポール42、及びセンターキャップ44を通じて振動板45に伝達され、振動板45が振動する。これにより、音響部3は音を発生させる。
次に、図7及び図8を参照して、音響デバイス1を筐体に取り付ける方法について説明する。図7では、音響部3の図示を省略し、振動部2のみを治具50に取り付けた状態を示す。治具50は、音響デバイス1を筐体(不図示)に取り付けるために用いられる部材である。音響デバイス1は、固定部材7(図1参照)以外の部分が筐体から浮いた状態となるように、治具50により支持される。
治具50は、ベース51を備える。ベース51は、例えば、金属からなる。ベース51は、第二方向D2で互いに対向して配置された辺部52,53と、第二方向D2に延在し、辺部52,53の一端部同士を接続している辺部54と、と有している。第一方向D1から見て、辺部52は圧電素子4,5の一方の短辺に沿って配置され、辺部53は、圧電素子4,5の他方の短辺に沿って配置され、辺部54は圧電素子4,5の一方の長辺に沿って配置されている。第一方向D1から見て、辺部52は、圧電素子4,5の端部4d,5dと重なるように配置され、辺部53,54は、圧電素子4,5から離間して配置されている。
辺部52は、音響デバイス1を支持する支持部である。辺部52には、固定部材7が載置される段差部55が設けられている。段差部55の高さは、固定部材7の高さに合わせて設定されている。段差部55の高さは、段差部55に固定部材7が載置された状態で、辺部52の上面と固定部材7の上面とが同じ高さ位置となるように設定されている。固定部材7は、例えば、絶縁性の接合部材により段差部55に固定されている。接合部材は、例えば、両面テープ又は接着剤である。
辺部52上には、段差部55に配置された固定部材7の端部7dを覆うように、抑え板56が配置されている。抑え板56がボルト57で辺部52に締結されることにより、固定部材7が辺部52に固定されている。振動部2のうち、固定部材7以外は治具50に接していない。治具50は、固定部材7を固定端として、第一方向D1に振動可能に振動部2を保持している。ベース51には、治具50を筐体に取り付けるための複数の取付孔58が設けられている。
以下、音響デバイス1の効果について説明する。
音響デバイス1は、第一方向D1で互いに対向して配置された圧電素子4,5と、圧電素子4,5を互いに接続している接続部材6と、を備える。圧電素子4は、第二方向D2における端部4c,4dを有し、圧電素子5は、第二方向D2における端部5c,5dを有する。接続部材6は、端部4cと端部5cとに固定されている。音響デバイス1では、圧電素子4は、端部4c側が自由端、端部4d側が固定端となるように固定部材7により片持ち支持されている。圧電素子5は、端部5c側が固定端、端部5d側が自由端となるように接続部材6により片持ち支持されている。音響部3は、端部5dに配置されている。したがって、振動部2による音響部3の変位量は、端部5dの変位量となる。
圧電素子4,5を同じ方向に屈曲振動させると、図9に示されるように、振動部2の変位量は、圧電素子4,5を単独で振動させた場合の変位量よりも大きくなる。図9の中央の図では、圧電素子4,5は、いずれも主面11a(図2参照)側が湾曲外側となるように屈曲している。図9の右の図では、圧電素子4,5は、いずれも主面11b(図2参照)側が湾曲外側となるように屈曲している。圧電素子4,5の屈曲振動の方向は、制御回路から入力される信号により制御可能である。制御回路は、圧電素子4,5に同じ位相の電圧を印加することにより、圧電素子4,5を同じ方向に屈曲振動させる。
音響デバイス1の効果を確認するために、実施例及び比較例に係る音響デバイスを準備した。比較例に係る音響デバイスでは、1つの圧電素子を長手方向の両端で支持し、長手方向の中央に音響部を配置した。図10の横軸は、周波数を示し、縦軸は音圧(Sound Pressure Level)を示す。図10に示されるように、実施例に係る音響デバイスでは、比較例に係る音響デバイスに比べて、低音域(100Hz付近)の音圧が向上していることが確認できた。
圧電素子4,5は、圧電素子4の主面11a及び圧電素子5の主面11bが第一方向D1で互いに対向するように配置されている。接続部材6は、圧電素子4の主面11aと、圧電素子5の主面11bとに固定されている。このため、圧電素子4と圧電素子5との間隔を接続部材6により容易に設定することができる。
圧電素子4,5は、互いに同形状を呈していている。このため、圧電素子4,5の個体差を減らすことができる。
圧電素子4は、第一方向D1から見て、接続部材6の端部4d側に配置された外部電極13,14,15を有している。このため、圧電素子4の外部電極13,14,15と接続部材6との電気的短絡を抑制することができる。
圧電素子4の外部電極13,14,15には、帯状の配線部材8が接続されている。このため、圧電素子4の外部電極13,14,15にリード線が接続されている場合と比較して、圧電素子4の振動が阻害されることを抑制可能となる。また、配線部材8は、圧電素子4の固定端である端部4d寄りに固定されているので、自由端である端部4c寄りに固定されている場合と比較して、圧電素子4の振動が阻害されることを抑制可能となる。
圧電素子5は、第一方向D1から見て、接続部材6の端部5d側に配置された外部電極13,14,15を有している。このため、圧電素子5の外部電極13,14,15と接続部材6との電気的短絡を抑制することができる。
圧電素子5の外部電極13,14,15には、帯状の配線部材9が接続されている。このため、圧電素子5の外部電極13,14,15にリード線が接続されている場合と比較して、圧電素子5の振動が阻害されることを抑制可能となる。また、配線部材9は、圧電素子5の固定端である端部5c寄りに固定されているので、自由端である端部5d寄りに固定されている場合と比較して、圧電素子5の振動が阻害されることを抑制可能となる。端部5cは、固定端であるものの、圧電素子4の自由端である端部4cと接続部材6により接合され、振動する。このため、帯状の配線部材9を用いることが特に有効である。
圧電素子4,5は、それぞれ長手方向が第二方向D2と一致するように配置されている。このため、変位が更に大きくなるので、音響特性を一層向上させることができる。
圧電素子4,5は、振動板を有していない。このため、圧電素子4,5では、振動板に由来する歪成分が生じない。また、圧電素子4,5を軽量化することができる。
圧電素子4,5は、絶縁性の接合部材31により接続部材6に接合されている。このため、圧電素子4,5と接続部材6との間で電気的短絡が生じることが抑制される。圧電素子4は、絶縁性の接合部材32により固定部材7に接合されている。このため、圧電素子4と固定部材7との間で電気的短絡が生じることが抑制される。圧電素子5は、絶縁性の接合部材33により音響部3のベース51に接合されている。このため、圧電素子5とベース51との間で電気的短絡が生じることが抑制される。
本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
音響デバイス1は、2つの圧電素子4,5を備えるが、3つ以上の圧電素子を備えてもよい。また、圧電素子4,5は、互いに異なる形状を呈していてもよい。圧電素子4,5は、モノモルフ型であってもよい。
接合部材31は、導電性を有していてもよい。この場合であっても、圧電素子4,5の表面には内部電極16,17,18が露出していないので、圧電素子4,5と接続部材6との間で電気的短絡が生じることが抑制される。接合部材32は、導電性を有していてもよい。この場合であっても、圧電素子4の表面には内部電極16,17,18が露出していないので、圧電素子4と固定部材7との間で電気的短絡が生じることが抑制される。接合部材33は、導電性を有していてもよい。この場合であっても、圧電素子5の表面には内部電極16,17,18が露出していないので、圧電素子5とベース51との間で電気的短絡が生じることが抑制される。
図11に示されるように、変形例に係る音響デバイス1Aでは、第一方向D1から見て、接続部材6が圧電素子4,5の短辺から離間し、当該短辺よりも内側(端部4d,5d寄り)となるように端部4c,5cに配置されている。また、第一方向D1から見て、固定部材7は、圧電素子4の短辺から離間し、当該短辺よりも内側(端部4c寄り)となるように端部4dに配置されている。また、第一方向D1から見て、音響部3のベース41が圧電素子5の短辺から離間し、当該短辺よりも内側(端部5c寄り)となるように端部5dに配置されている。
1,1A…音響デバイス、2…振動部、3…音響部、4…圧電素子、4a,4b…主面、4c,4d…端部、5…圧電素子、5a,5b…主面、5c,5d…端部、6…接続部材、8,9…配線部材、11a…主面、11b…主面、13,14,15…外部電極、D1…第一方向、D2…第二方向。

Claims (9)

  1. 第一方向で互いに対向して配置された第一圧電素子及び第二圧電素子と、
    前記第一圧電素子と前記第二圧電素子とを互いに接続している接続部材と、を備え、
    前記第一圧電素子は、前記第一方向に交差する第二方向における第一端部及び第二端部を有し、
    前記第二圧電素子は、前記第二方向における第三端部及び第四端部を有し、
    前記接続部材は、前記第一端部と、前記第三端部と、に固定されている、
    音響デバイス。
  2. 前記第一圧電素子は、互いに対向している第一主面及び第二主面を有し、
    前記第二圧電素子は、互いに対向している第三主面及び第四主面を有し、
    前記第一圧電素子及び前記第二圧電素子は、前記第一主面及び前記第三主面が前記第一方向で互いに対向するように配置されており、
    前記接続部材は、前記第一主面と、前記第三主面と、に固定されている、
    請求項1に記載の音響デバイス。
  3. 前記第一圧電素子及び前記第二圧電素子は、互いに同形状を呈している、
    請求項1又は2に記載の音響デバイス。
  4. 前記第一圧電素子は、前記第一方向から見て、前記接続部材の前記第二端部側に配置された第一外部電極を有する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の音響デバイス。
  5. 前記第一外部電極に接続されている帯状の第一配線部材を更に備える、
    請求項4に記載の音響デバイス。
  6. 前記第二圧電素子は、前記第一方向から見て、前記接続部材の前記第四端部側に配置された第二外部電極を有する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の音響デバイス。
  7. 前記第二外部電極に接続されている帯状の第二配線部材を更に備える、
    請求項6に記載の音響デバイス。
  8. 前記第一圧電素子及び前記第二圧電素子は、それぞれ長手方向が前記第二方向と一致するように配置されている、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の音響デバイス。
  9. 第一方向で互いに対向して配置された第一圧電素子及び第二圧電素子と、
    前記第一圧電素子と前記第二圧電素子とを互いに接続している接続部材と、を備え、
    前記第一圧電素子は、前記第一方向に交差する第二方向における第一端部及び第二端部を有し、
    前記第二圧電素子は、前記第二方向における第三端部及び第四端部を有し、
    前記接続部材は、前記第一端部と、前記第三端部と、に固定されている、
    振動デバイス。
JP2021047433A 2021-03-22 2021-03-22 音響デバイス Pending JP2022146461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021047433A JP2022146461A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 音響デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021047433A JP2022146461A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 音響デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022146461A true JP2022146461A (ja) 2022-10-05

Family

ID=83461509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021047433A Pending JP2022146461A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 音響デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022146461A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100408609B1 (ko) 압전형 전기 음향 변환기
JP3925414B2 (ja) 圧電型電気音響変換器
JP5474564B2 (ja) 圧電素子
JP6367693B2 (ja) 圧電素子、圧電振動装置、音響発生器、音響発生装置および電子機器
JP2004015768A (ja) 圧電型電気音響変換器
JP7268477B2 (ja) 音響デバイス
JP2022146461A (ja) 音響デバイス
KR101493014B1 (ko) 압전 스피커 및 이를 구비하는 전자기기
JP2004015767A (ja) 圧電発音体およびこの圧電発音体を用いた圧電型電気音響変換器
JP7354575B2 (ja) 圧電素子、振動デバイス及び電子機器
JP5525351B2 (ja) 圧電発音体
KR101010738B1 (ko) 압전 스피커
JP7259278B2 (ja) 振動デバイス及び電子機器
JP6224841B2 (ja) 圧電素子、音響発生器、音響発生装置、電子機器
JP7151517B2 (ja) 音響装置及び電子機器
JP2018133372A (ja) 振動デバイス
JP6514079B2 (ja) 音響発生器
JP7415400B2 (ja) 音響デバイス及びスピーカ装置
JP7455533B2 (ja) 音響デバイス
JP7268478B2 (ja) 音響デバイス
JP2022115339A (ja) 振動デバイス
JP2019147122A (ja) 振動発生装置及び電子機器
JP7234594B2 (ja) 振動デバイス及び電子機器
JP2022184332A (ja) 振動デバイス
JP6733641B2 (ja) 振動デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240625