JP6594733B2 - 車両運用業務支援システム - Google Patents
車両運用業務支援システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6594733B2 JP6594733B2 JP2015209490A JP2015209490A JP6594733B2 JP 6594733 B2 JP6594733 B2 JP 6594733B2 JP 2015209490 A JP2015209490 A JP 2015209490A JP 2015209490 A JP2015209490 A JP 2015209490A JP 6594733 B2 JP6594733 B2 JP 6594733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- change
- train
- vehicle
- processing means
- detour
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 198
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 122
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 57
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 48
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 43
- 230000008520 organization Effects 0.000 claims description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 42
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 18
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims description 15
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 20
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 18
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 16
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000009943 combination knitting Methods 0.000 description 3
- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 102220510109 Phospholipid scramblase 3_T21D_mutation Human genes 0.000 description 1
- 102220515656 Zinc finger protein Helios_T23D_mutation Human genes 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
ところが、車両故障や事故、災害などによって、列車運行に乱れが生じた時には、ダイヤを適切に変更して、列車の運行を正常に戻す運転整理が行われる。この運転整理によって車両運用も計画とは大幅に変更になる。変更の仕方によっては、ダイヤ平復が遅れたりダイヤ平復後の運用戻しに手間取るといったことが発生する。
一方、現在、無線により編成の位置情報を伝送して編成の走行位置を記録することのできる編成位置把握システムの運用がなされている。このシステムにより、各編成の走行実績を確認することができる。そこで、本発明者らは、編成の走行実績を運用の管理に活用する方法を検討し、新たな活用方法を見出した。
本発明は、編成の運行予定の変更に応じて効率的な車両運用の管理を実現できる車両運用業務支援システムを提供することを目的とする。
演算処理装置および記憶装置と入力装置と表示装置を備え、前記記憶装置に記憶されている車両運用データに基づいて車両の運用および作業を管理する車両運用業務支援システムにおいて、
前記演算処理装置は、
縦の欄に運用対象の編成番号が順に記述され、横の欄に日付が順に記述された運用表を編集する運用表編集処理手段と、
縦軸に複数の駅名をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用ダイヤを編集する運用ダイヤ編集処理手段と、
縦軸に運用番号をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用順序表を編集する運用順序表編集処理手段と、
編成の運行予定に変更があった場合に変更後の運行に適応させて前記車両運用データを変更可能な適応運用変更処理手段と、
を備え、
前記運用表編集処理手段、前記運用ダイヤ編集処理手段及び前記運用順序表編集処理手段は、前記適応運用変更処理手段による変更が反映された車両運用データに基づく前記運用表、前記運用ダイヤ及び前記運用順序表をそれぞれ編集可能に構成されている。
上記のような構成によれば、編成の運行予定が変わった場合に、変更後の運行に適応した車両運用データの変更を行って効率的な車両運用の管理を実現することができる。
かかる構成によれば、路線の一部の駅を迂回して元の路線に戻るような変更があった場合に、運用番号および列車番号を変えずに途中駅の情報が変更される部分的な運用変更として扱うことができる。これにより、このような変更のあった編成に対しても列車番号に基づく管理操作を適用でき、また、運用の流れが中断されたと誤認されることも回避できることから、効率的な車両運用の管理を行える。
編成の運行予定を一部の駅を迂回する路線へ変更する運用変更に対応して、変更対象の列車番号、迂回開始駅、迂回終了駅、迂回中の途中駅、および前記途中駅の着発時刻を前記入力装置より入力可能とする迂回用入力処理手段を更に備え、
前記迂回用運用変更処理手段は、前記迂回用入力処理手段による入力に基づいて、前記変更対象の列車番号の路線のうち迂回により運休となった区間の運休設定と、迂回走行する区間に前記変更対象の列車番号と同一の列車番号を設定した臨時列車の運用作成と、前記臨時列車の運用番号として前記変更対象の列車番号の運用番号の割当と、前記変更対象の列車番号の運用と前記臨時列車の運用とを前記迂回開始駅および前記迂回終了駅で接続する運用接続とを行うように構成する。
かかる構成によれば、路線の一部の駅を迂回して元の路線に戻るような変更があった場合に、運用番号および列車番号を変えずに途中駅の情報を変更する部分的な運用変更として車両運用データに反映することができる。
前記適応運用変更処理手段は、
前記受信手段により受信された情報と前記車両運用データとに基づいて、前記編成の運用に変更があるか判定し、変更有りと判定された場合に、前記車両運用データに含まれる前記編成の運用を変更する実績運用変更処理手段を含むように構成する。
かかる構成によれば、路線の運行予定が変わるような運用変更があった場合に、編成位置把握システムの情報からこの運用変更を判定し、運用変更を車両運用データに反映させることができる。よって、運用変更を手入力する場合と比較して、運用変更の入力の手間が省かれ、運用変更の入力間違いも少なくできる。
さらに、望ましくは、前記実績運用変更処理手段は、前記位置送信装置の通信中断の有無を示す通信中断フラグの設定処理を行い、前記受信手段により受信された情報と前記車両運用データと前記通信中断フラグとに基づいて前記編成の運用に変更があるか判定するように構成する。
かかる構成によれば、通信の中断があってもこれに対応した運行変更の判定を行うことができる。
図1は、本実施形態の車両運用業務支援システムの一実施例を示す。
車両運用業務支援装置100は、CPU(中央演算処理装置)等の演算処理装置で構成される処理実行制御部110、ROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等の記憶装置で構成されるデータ記憶部120、キーボード141やマウス142などの入力操作装置からの入力を処理する入力処理部131、液晶パネル等の表示装置143に画像を表示させる表示処理部132、編成位置把握システムなどの外部システムと無線または有線により通信を行うための処理を行う通信処理部133、及びこれらの間でデータの送受信を可能に接続するバス134などからなる。本実施形態では、上記車両運用業務支援装置100と、入力操作装置(141,142)と、表示装置143とによって車両運用業務支援システムが構成されている。
適応運用変更処理部114は、路線の一部を迂回する運行の変更に対応して運用変更の処理を行う迂回運用変更処理部115と、編成位置把握システムを利用した走行実績データに基づき各編成の運用の変更を判定して必要な運用変更の処理を自動的に行う実績運用変更処理部116とを含んでいる。
また、データ記憶部120には、上記処理実行制御部110が実行する車両運用整理支援プログラムを格納するプログラム記憶部121、車両運用の基礎となる車両運用データを格納する車両運用データ記憶部122、車両運用データに基づいて生成される運用表データを格納する運用表データ記憶部123等が設けられている。また、データ記憶部120には、実績運用変更処理部116が使用する通信中断フラグ124が設けられていてもよい。
図2に示されているように、運用表は、左側の縦の欄に運用対象の編成番号A01,A02,A03……が順に記述され、上側の横の欄に日付が順に記述され、縦欄と横欄の交差する位置(マス目)に運用番号が#1,#2,#3……が記述されている。図2は基本となる計画運用表であり、この図から分かるように、運用番号#1,#2,#3……は、各編成に対して例えば1か月のような期間で循環して割り当てられる。
従来の運用ダイヤは、各列車のスジに沿って列車番号のみが表記されていたが、本実施形態では、各列車のスジに沿った列車番号T01U,T02U,T03U……; T01D,T02D,T03D……の他に、各列車のスジの始点と終点すなわち運用開始と運用終了の箇所に、それぞれ運用番号#1,#2,#3……と編成番号A01,A02,A03……が記述されるようになっている。○印は当該列車が車両配置区所等から行路である線路に出る「出区」を意味し、△は当該列車が行路である線路から車両配置区所等へ入る「入区」を意味している。このような運用ダイヤを表示することによって、各列車番号と運用および編成との関係を容易に把握することができる。
また、図3の運用ダイヤ画面の作業メニュー欄WMCには、「運用グループ切替」ボタンGBまたは「線区切替」ボタンLBが設けられており、「運用グループ切替」ボタンGBをクリックすると複数の「運用グループ」が、また「線区切替」ボタンLBをクリックすると、例えば「X線区」、「Y線区」、「Z線区」など対象エリア内に存在する複数の線区名(路線名)が列記されたサブ画面が表示され、これらの中から1つを選択してクリックすると、表示装置143の表示画面が、選択された運用グループまたは線区(路線もしくはその一部の区間)の運用ダイヤ画面に切り替わるように構成されている。
なお、「機能」ボタンFBにより選択可能な機能として、上記「運用変更」の他に、「運用自動提案」機能があり、事故等で乱れたダイヤが平復された後に、運用実績を反映してから、「運用自動提案」をマウスで選択すると、変更された車両運用を計画運用に戻す運用変更案をシステムが提案するように構成されている。
ここで、各項目の意味を簡単に説明すると、「運用接続」は2つの運用を接続し1つの運用にまとめること、「運用分断」は1つの運用を分断して2つの運用を作成することである。また、「併結設定」は新たに2つの編成を併結すること、「分割設定」は併結している編成を2つに分割すること、「運休設定」は列車の運転を取りやめること、「復活設定」は運休している列車(運用)を復活することである。さらに、「臨時作成」は新たに臨時列車運用を設定すること、「延長作成」は運用(運転)区間を延長することである。
図6は、迂回線区を利用した輸送計画の変更を説明する図であり、(a)は迂回線区を含む路線の一例の説明図、(b)は臨時番号を用いた例を示す説明図、(c)は実施形態の対応例を示す説明図である。
図6(a)の路線に示すように、路線の中には、途中駅(d駅、f駅)を迂回して元の路線に戻ることのできる路線がある。途中駅で不具合等があった場合に、迂回線区を利用することで、一部の線区は運休となるが、始発から終点への輸送を遂行することができる。
図6(b)に示すように、このような迂回線区を利用した輸送計画の変更があった場合、一般に、迂回線区の区間に対して臨時番号(すなわち、臨時の列車番号“T9002U”と臨時の運用番号“#995”)を付けて、列車や運用の管理を行うことができる。
しかしながら、本実施形態においては、このような迂回線区を利用した輸送計画の変更に対して、図6(c)に示すような運用変更の処理を行うようになっている。この運用変更は、迂回線区の走行に対して、迂回しなかった場合と共通の列車番号および運用番号を割り当て、且つ、途中駅の情報を部分的に変更したものである。さらに、本実施形態では、迂回線区を利用した輸送計画の変更があった場合に、簡単な入力により、このような運用変更の処理が可能となっている。続いて、これらの処理の詳細を説明する。
「迂回変更」のサブ画面では、対象列車番号、迂回開始駅、迂回終了駅、迂回により通る途中駅、各途中駅の着発時刻を入力することができる。対象列車番号とは、迂回する列車の列車番号である。
迂回運用変更処理部115は、上述した迂回変更の入力があった場合に、この輸送計画の変更を車両運用の変更として車両運用データに反映させる。具体的には、図8に示すように、先ず、迂回運用変更処理部115は、「迂回変更」の入力画面に記入されたデータを入力し(ステップS101)、対象列車番号に迂回開始駅から迂回終了駅までを運休として設定し(ステップS102)、入力された途中駅を通る迂回開始駅から迂回終了駅までの臨時列車の運用を作成する(ステップS103)。ここで、臨時列車の列車番号は、対象列車番号と同じ列車番号とする。また、対象列車番号の編成が併結列車であれば併結列車として臨時列車の運用が作成される。
ステップS102〜106で処理された運用変更の内容は、車両運用データ記憶部122に格納されている車両運用データに反映される。そして、この迂回運用変更処理が終了する。
このような迂回運用変更処理により、図6(c)に示したように、列車番号と運用番号とが迂回変更前の運用のものと共通にされ、途中駅の情報が変更された運用変更が車両運用データに反映される。
図9は、迂回線区を利用した輸送計画の変更があった場合の運用表の変化例を示す説明図であり、(a)は臨時番号を用いた場合の例、(b)は実施形態を適用した場合の例である。図10は、迂回線区を利用した輸送計画の変更があった場合の運用順序表の変化例を示す説明図であり、(a)は臨時番号を用いた場合の例、(b)は実施形態を適用した場合の例である。
また、列車番号が臨時の列車番号に変更されていると、列車番号に紐づけて処理されている種々の管理操作が、そのまま実行できなくなるという不都合が生じる。例えば、編成の走行キロ数の積算を行う管理操作は、編成の列車番号に臨時列車番号が含まれていると、例外としてその部分の積算処理を中断する。また、列車番号を指定して列車種別を判別するときに臨時列車番号が付されている編成が見逃される可能性がある。
また、本実施形態では、迂回線区の運行の列車番号が変更前のものと共通にされるので、列車番号に紐づけて処理されている種々の管理操作を、そのまま適用することができる。例えば、編成の走行キロ数の積算を行う管理操作が、列車番号に基づいて積算処理を行う構成であっても、途中に臨時列車番号が介在していないので、例外処理が発生せずに処理を完了できる。また、列車番号を指定して列車種別を判別したり、列車番号単位で入力されていた運用変更の処理もそのまま適用することができる。
なお、上記のように車両運用業務支援システムで積算した編成の走行キロ数の情報は、輸送管理を行う車両管理計画システムへ送信して各編成の実績管理に利用されるように構成してもよい。
運用変更には、基本編成(10両編成)或いは付属編成(5両編成)の単独走行から、基本編成と付属編成とを併結した15両編成の走行へ変更する運用変更が含まれることもある。また、基本編成と付属編成とを併結した15両編成の走行から、基本編成或いは付属編成の単独走行へ変更する運用変更が含まれることもある。
・予め設定した運用
・併結している編成の運用
・前回の走行実績データ
・走行した列車サオ
・前回の走行した列車サオ
ここで、「予め設定した運用」とは、運用変更の判定対象となる編成に割り当てられている運用のことであり、走行実績データの列車番号および駅と車両運用データ記憶部122に格納された車両運用データとから特定される。予め設定した運用は、基本編成の走行実績データであれば基本編成の運用となり、付属編成の走行実績データであれば付属編成の運用となる。予め設定した運用が複数見つかる場合には、サオの発駅がその駅となる運用を、予め設定した運用とする。サオとは、運用のつながりを線で示したものであり、列車番号または編成番号が変わるところで分断される。
「前回の走行実績データ」とは、走行実績データを送ってきた編成から、前回までに送られてきた走行実績データのうち、当日内で最新のものである。
「走行した列車サオ」とは、運用変更の判定対象となる編成に実際に割り当てられているサオのことであり、予め設定した運用と走行実績データに含まれる列車番号とから取得する。
実績運用変更処理部116は、上記のような情報を取得したら、これらに基づいて図11の運用判定変更処理を行う。
図11は、実績運用変更処理部により実行される運用判定変更処理の手順を示すフローチャートである。
運用判定変更処理は、編成位置把握システムから通信処理部133を介して取得された個々の走行実績データごとに実行される。実績運用変更処理部116は、1つの走行実績データについて基本編成と付属編成との両方について実行する。基本編成が無い場合または付属編成が無い場合でも両方について実行する。
ここで、「運用に供した編成」とは、走行実績データを送ってきた編成のことである。基本編成が送ってきた走行実績データに対して、付属編成の運用判定変更処理を行う場合には、運用に供した編成がなしとなる可能性がある。「予め設定した運用」と「前回の走行実績データ」と「併結している編成の運用」は、事前に取得したデータに含まれる。
a.前回の走行実績データの列車番号が前回の走行した列車サオと同一
b.前回の走行実績データの駅が前回の走行した列車サオの終了駅と同一
c.走行した列車サオの開始駅が走行実績データの駅と同一
d.前回の走行実績データの駅が今回の走行実績データの駅と同一
「運用開始のサオであるか」の判定(ステップS215)は、次のe、fの条件に基づいて行われる。e、fの何れかを満たせば運用開始のサオでないと判定する。
e.前回の走行した列車サオがある
f.前回の走行した列車サオがなく、走行実績データの駅が、走行した列車サオの開始駅と異なる
また、ステップS201、S207の判定結果がNOであれば、対象の編成および運用がない、或いは、入力間違いまたは未反映の延長列車の運用と判定できる。よって、この場合、運用変更できないため、運用変更の処理を行わずに(ステップS209)、運用判定変更処理を終了する。
さらに、ステップS201の判定結果がYES、ステップS202、S210の判定結果がNOであれば、判断を保留とし(ステップS211)、運用判定変更処理を終了する。
・運用番号:「前回の走行実績データ」の運用番号
・列車番号:「前回の走行実績データ」の列車番号
・併結している編成の運用番号:「予め設定した運用」の運用番号
・相手列車番号:「走行した列車」の列車番号
・接続駅:走行実績データの駅
・運用番号:「併結している編成の運用」の運用番号
・列車番号:「走行した列車」の列車番号
・分割駅:走行実績データの駅
併結設定では、運用番号、列車番号、併結駅、新車両運用番号、運用グループ、併結位置を、次のように設定する。
・運用番号:「併結している編成の運用」の運用番号
・列車番号:「走行した列車」の列車番号
・併結駅:走行実績データの駅
・新車両運用番号:任意の未使用の番号
・運用グループ:「運用に供した編成」の運用グループ
・併結位置:「走行した列車」の方向と運用グループから特定される位置
・運用番号:「前回の走行実績データ」の車両運用
・列車番号:「前回の走行実績データ」の列車番号
・接続駅:走行実績データの駅
・併結している編成の運用番号:併結設定の新車両運用番号
・相手列車番号:「走行した列車」の列車番号
併結設定では、運用番号、列車番号、併結駅、新車両運用番号、運用グループ、併結位置を、次のように設定する。
・運用番号:「併結している編成の運用」の運用番号
・列車番号:「走行した列車」の列車番号
・接続駅:走行実績データの駅
・新車両運用番号:任意の未使用の番号
・運用グループ:「運用に供した編成」の運用グループ
・併結位置:「走行した列車」の方向と運用グループから特定される位置
運用割当では、運用番号と編成番号を、次のように設定する。
・運用番号:併結設定の新車両運用番号
・編成番号:「運用に供した編成」の編成番号
・運用番号:「予め設定した運用」の運用番号
・編成番号:「運用に供した編成」の編成番号
運用分断では、運用番号、列車番号、分断駅を、次のように設定する。
・運用番号:「予め設定した運用」の運用番号
・列車番号:「走行した列車」の列車番号
・分断駅:走行実績データの駅
運用割当では、運用番号と編成番号とを次のように設定する。
・運用番号:運用分断後の運用番号
・編成番号:「運用に供した編成」の編成番号
このような処理により、走行実績データに即した運用変更の処理が自動的に行われる。
運用判定変更処理では、ステップS215の「運用開始のサオであるか」の判定条件の一つとして、通信中断フラグ124の値を利用することができる。通信中断フラグ124が有効の場合、実績運用変更処理部116は、運用開始のサオか否かを示す他の条件の結果に依らずに、ステップS215の判定結果をYESとしてステップS216に処理を移行すればよい。
なお、実績運用変更処理部116は、編成位置把握システムが停止している時間帯に運用変更はなかったものとして処理し、この間の運用変更は手入力で対応すればよい。
さらに、本実施形態の車両運用業務支援装置100は、実績運用変更処理部116により、編成位置把握システムの情報を利用して運用変更の判定を行い、運用変更の処理を自動的に行うことができる。よって、運用変更の大部分を自動的に車両運用データに反映させることができ、運用変更の入力処理の手間が大幅に削減できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、運用表編集処理部111と運用ダイヤ編集処理部112と運用棒編集処理部113と適応運用変更処理部114を、1つのCPUで構成しているが、これらの機能部を複数のCPUで構成するようにしても良い。
110 処理実行制御部
111 運用表編集処理部
112 運用ダイヤ編集処理部
113 運用棒編集処理部
114 適応運用変更処理部
115 迂回運用変更処理部
116 実績運用変更処理部
120 データ記憶部
121 車両運用業務支援プログラム記憶部
122 車両運用データ記憶部
123 運用表データ記憶部
124 通信中断フラグ
131 入力処理部
Claims (4)
- 演算処理装置および記憶装置と入力装置と表示装置を備え、前記記憶装置に記憶されている車両運用データに基づいて車両の運用および作業を管理する車両運用業務支援システムにおいて、
前記演算処理装置は、
縦の欄に運用対象の編成番号が順に記述され、横の欄に日付が順に記述された運用表を編集する運用表編集処理手段と、
縦軸に複数の駅名をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用ダイヤを編集する運用ダイヤ編集処理手段と、
縦軸に運用番号をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用順序表を編集する運用順序表編集処理手段と、
編成の運行予定に変更があった場合に変更後の運行に適応させて前記車両運用データを変更可能な適応運用変更処理手段と、
を備え、
前記適応運用変更処理手段は、
編成の運行予定が一部の駅を迂回する路線へ変わる運用変更に対応して、運用番号および列車番号を変更前と共通にして路線の途中駅の情報を追加または変更するように前記車両運用データを変更可能な迂回用運用変更処理手段を含み、
前記運用表編集処理手段、前記運用ダイヤ編集処理手段及び前記運用順序表編集処理手段は、前記適応運用変更処理手段による変更が反映された前記車両運用データに基づく前記運用表、前記運用ダイヤ及び前記運用順序表をそれぞれ編集可能であることを特徴とする車両運用業務支援システム。 - 前記演算処理装置は、
編成の運行予定を一部の駅を迂回する路線へ変更する運用変更に対応して、変更対象の列車番号、迂回開始駅、迂回終了駅、迂回中の途中駅、および前記途中駅の着発時刻を前記入力装置より入力可能とする迂回用入力処理手段を更に備え、
前記迂回用運用変更処理手段は、前記迂回用入力処理手段による入力に基づいて、前記変更対象の列車番号の路線のうち迂回により運休となった区間の運休設定と、迂回走行する区間に前記変更対象の列車番号と同一の列車番号を設定した臨時列車の運用作成と、前記臨時列車の運用番号として前記変更対象の列車番号の運用番号の割当と、前記変更対象の列車番号の運用と前記臨時列車の運用とを前記迂回開始駅および前記迂回終了駅で接続する運用接続とを行うことを特徴とする請求項1記載の車両運用業務支援システム。 - 演算処理装置および記憶装置と入力装置と表示装置を備え、前記記憶装置に記憶されている車両運用データに基づいて車両の運用および作業を管理する車両運用業務支援システムにおいて、
前記演算処理装置は、
縦の欄に運用対象の編成番号が順に記述され、横の欄に日付が順に記述された運用表を編集する運用表編集処理手段と、
縦軸に複数の駅名をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用ダイヤを編集する運用ダイヤ編集処理手段と、
縦軸に運用番号をとり、横軸に時間をとって各列車の運行を線で表した運用順序表を編集する運用順序表編集処理手段と、
編成の運行予定に変更があった場合に変更後の運行に適応させて前記車両運用データを変更可能な適応運用変更処理手段と、
編成に搭載された位置送信装置から無線により列車番号、編成番号、および走行位置の情報を受信して編成の位置を把握する編成位置把握システムから送信される情報を受信する受信手段と、
を備え、
前記適応運用変更処理手段は、
前記受信手段により受信された情報と前記車両運用データとに基づいて、前記編成の運用に変更があるか判定し、変更有りと判定された場合に、当該編成の運用の変更を前記車両運用データに反映させる実績運用変更処理手段を含み、
前記運用表編集処理手段、前記運用ダイヤ編集処理手段及び前記運用順序表編集処理手段は、前記適応運用変更処理手段による変更が反映された前記車両運用データに基づく前記運用表、前記運用ダイヤ及び前記運用順序表をそれぞれ編集可能であることを特徴とする車両運用業務支援システム。 - 前記実績運用変更処理手段は、前記位置送信装置の通信中断の有無を示す通信中断フラグの設定処理を行い、前記受信手段により受信された情報と前記車両運用データと前記通信中断フラグとに基づいて前記編成の運用に変更があるか判定することを特徴とする請求項3記載の車両運用業務支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015209490A JP6594733B2 (ja) | 2015-10-26 | 2015-10-26 | 車両運用業務支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015209490A JP6594733B2 (ja) | 2015-10-26 | 2015-10-26 | 車両運用業務支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017081273A JP2017081273A (ja) | 2017-05-18 |
JP6594733B2 true JP6594733B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=58711597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015209490A Active JP6594733B2 (ja) | 2015-10-26 | 2015-10-26 | 車両運用業務支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6594733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7202855B2 (ja) * | 2018-11-20 | 2023-01-12 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 車両運用業務支援システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4490606B2 (ja) * | 2001-08-03 | 2010-06-30 | 東芝トランスポートエンジニアリング株式会社 | 列車運行制御装置 |
JP2004291817A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Railway Technical Res Inst | 運用計画作成支援情報及び運用計画作成支援装置 |
US9073562B2 (en) * | 2007-10-12 | 2015-07-07 | General Electric Company | System and method for a simulation based movement planner |
JP5452352B2 (ja) * | 2010-05-14 | 2014-03-26 | 三菱電機株式会社 | 車両運用計画作成装置および車両運用計画修正方法 |
JP5628707B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2014-11-19 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | プログラム及び運転整理ダイヤ作成装置 |
JP5869276B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2016-02-24 | 株式会社日立製作所 | 資源運用計画作成装置及びその方法、及びプログラム |
-
2015
- 2015-10-26 JP JP2015209490A patent/JP6594733B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017081273A (ja) | 2017-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5746840B2 (ja) | 車両運用管理方法及びサーバ | |
JP5452352B2 (ja) | 車両運用計画作成装置および車両運用計画修正方法 | |
JP7230062B2 (ja) | 運行管理システム、及び運行管理方法 | |
EP3290290A1 (en) | Operation management system | |
JPWO2005007483A1 (ja) | 車両入換計画作成支援装置 | |
JP6785632B2 (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP6788488B2 (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP6594733B2 (ja) | 車両運用業務支援システム | |
WO2017046933A1 (ja) | 運転整理支援装置およびシステム | |
JP6295211B2 (ja) | ダイヤ予想装置および方法 | |
JP6603539B2 (ja) | 車両の清掃作業計画作成方法 | |
WO2024053134A1 (ja) | 作業員割り当て管理システムおよび方法 | |
JP2010234968A (ja) | ダイヤ管理方法、プログラムおよびダイヤ管理装置 | |
JP2018062249A (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP2004243857A (ja) | 乗務員運用整理支援装置及び乗務員運用整理支援方法 | |
JP2017213964A (ja) | 車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システム | |
JP6603540B2 (ja) | 車両運用業務支援装置 | |
JP2017081262A (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP2019104306A (ja) | 交通運用情報統合管理システム、交通運用情報統合管理方法 | |
JP2014043141A (ja) | 予測ダイヤ作成装置 | |
JP4221254B2 (ja) | 車両基地内ダイヤ作成装置 | |
JP6760725B2 (ja) | 車両運用業務支援システム | |
JP6611245B2 (ja) | 車両運用業務支援装置および車両運用業務支援システム | |
JP2004291817A (ja) | 運用計画作成支援情報及び運用計画作成支援装置 | |
JP7202855B2 (ja) | 車両運用業務支援システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6594733 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |