JP6594630B2 - 円錐躯体用の移動昇降式足場と、その昇降を制御する昇降制御システム、及び円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法 - Google Patents

円錐躯体用の移動昇降式足場と、その昇降を制御する昇降制御システム、及び円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法 Download PDF

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本発明は、特に、橋脚、煙突等の円錐状躯体工事の際に用いる移動昇降式足場と、その昇降を制御する昇降制御システム、及び円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法に関する。
ビル壁面等の高所における建設、補修等の工事のために昇降式の作業用足場装置(移動昇降式足場)が用いられている。
一般にビル等の高所作業において、上下に長大な作業領域と、横方向にも大きな作業領域を有している。かかる高所作業を考慮して、移動昇降式足場に関して種々の発明が提示されている(特許文献1〜8)。
特許文献1に記載の発明は、足場の上下移動を伴わずに、上下方向に広い作業範囲を確保することを目的とするものである。特許文献1に記載の移動昇降式足場は、メインフレームデッキと、このフレーム上に載置されるメインデッキプレートとを備えるデッキ部が、マストに沿って昇降される昇降式デッキを構成している。さらに、当該昇降式デッキの下部に簡易に組み立てられる作業用足場を増設可能として、上下方向に広い作業範囲を確保するものである。
特許文献2に記載の発明は、壁面等の作業対象面と移動昇降式足場との間隔が広い場合に、作業員の安全を確保する移動昇降式足場を提案している。すなわち、移動昇降式足場を作業対象面との間隔を調整する方向に足場プレートを繰り出し、あるいは引き込みできる構造を提案している。
特許文献3に記載の発明は、駆動部と一体に昇降する足場部が、駆動部の側方に設けられ、前記足場部が、壁面に平行に直線方向に張り出し可能とされ,更に,特許文献2の発明と同様に足場部が壁面に鉛直方向に進退制御する移動手段を備えている。
特許文献4に記載の発明は、斜面に沿って昇降される足場架台上にスライドデッキプレートを設け、前記特許文献2、3と同様に、作業対象の斜面と足場装置との間隔を調整するために、スライドデッキプレートを張り出し、引込みできる様にしている。
ここで、上記特許文献1〜4に記載の発明は、ビル壁面等の専ら平らな面を成す対象物に対する作業用足場を意図している。
これに対して、特許文献5は、壁面が水平方向に所定の曲率半径で屈曲した建物に対応する昇降式の移動昇降式足場を開示している。特徴として、鉛直方向に延びる複数のマストに水平にデッキを建物の壁の屈曲した径に対応して備える構造である。デッキの両側に非平行の桁を有する第1ユニットと、略台形の桁を有する第2のユニットとを連結して前記建物の屈曲面に対応させている。
ここで、高所躯体として、橋脚、煙突等の円錐形を成す躯体がある。かかる円錐形を成す躯体の面は曲率を有し、且つ地平面から高くなるほどその径が小さくなるという特徴を有する。かかる円錐形状躯体の特徴を考慮した移動昇降式足場に関する発明も種々提案されている。
特許文献6に記載の発明は、マストに沿って昇降する昇降部の側方部に設けられた足場部の一端側を支点にしてこれを中心に前記足場部を水平方向に回動して、円錐形状躯体に足場部を近づける構成をしている。
特許文献7に記載の発明は、マストに沿って、昇降する駆動部の側方に仰角補正を行う駆動部デッキと、更に駆動部デッキに固定された固定デッキを介して可動部デッキを有する構造を開示している。そして、これらを組合せて、曲面と傾斜を有する壁面に作業デッキを対応させることを示している。
さらに、特許文献8に記載の発明は、複数のデッキフレームを連結して形成され、デッキフレームと駆動部の間、あるいはデッキフレーム間に連結機構を有する。この連結機構は、連結角度を設定するための角度可変手段を有している。さらに、前記連結機構の結合部を有し、結合部がデッキフレームと駆動部の間、あるいはデッキフレーム間に結合された状態で、駆動部及び作業デッキが昇降する様に構成されている。
特開2012−26207号公報 特開2011−246894号公報 特開2012−180730号公報 特開2014−43713号公報 特開2010−138652号公報 特開2014−25326号公報 特開2013−40478号公報 特開2012−149393号公報
上記に述べた先行技術において、特許文献1〜5に記載の発明においては、高さ方向において、対象躯体の形態は変化しないものである。したがって、これら特許文献で提案される移動昇降式足場は、上下方向において、形状の変化する躯体、即ち、橋脚、煙突等の円錐形を成す躯体に対しては、適用が困難である。
一方、特許文献6〜8に記載の発明においては、円錐形を成す躯体への適用を考慮した移動昇降式足場が提案されている。
しかし、円錐形を成す躯体の壁面と作業用ステージとの間隔を調整する方法として、特許文献6に記載の発明では、昇降部の側方部に設けられた足場部の一端側を支点としてこれを中心に前記足場部を水平方向に回動して、円錐形状躯体に足場部を近づける構造である。従って、かかる場合は、支点とする一端側において、円錐形状躯体と間隔を小さくすることは困難であり、更に他端側においても円錐形状躯体の径によっては、間隔を小さくできないという課題を有する。
さらに、特許文献7,8に記載の発明にあっては、一判的な移動昇降式足場ではなく、特別な連結機構を必要とする移動昇降式足場を用い、更に連結された状態では複数の移動昇降式足場は、独立して昇降移動が不可能な構造である。
かかる点から、本発明は、円錐形状の躯体に適した移動昇降式足場であって、一般的な移動昇降式足場にも利用可能な構造を適用し、いずれの高さにおいても容易に円錐形状の躯体の形状に対応し、且つ作業種別に対応して、躯体との距離を制御可能な移動昇降式足場を提供することにある。
さらに、円錐形状の躯体の周囲に置かれる複数の移動昇降式足場が、同時昇降の際は、これまでシステム的な装置や安全といった観点の対応が確立されていなかった。よって、本発明は、更に、複数の移動昇降式足場が、独立してあるいは、同時昇降に対しても躯体との間隔が的確に制御可能な移動昇降式足場を提供することにある。
上記本発明の課題を解決する円錐躯体用の移動昇降式足場の第1の態様は、円錐躯体の高さ方向に対応して前記円錐躯体の周囲に配置されるマストに沿って昇降される円錐躯体用の移動昇降式足場であって、前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、前記マストを中心に、前記作業プラットホームデッキの両側に位置し、前記円錐躯体の中心方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能の一対の張り出しデッキを有し、
前記一対の張り出しデッキのそれぞれが、更に、前記円錐躯体の円周に沿ってスライド可能であることを特徴とする。
上記本発明の課題を解決する円錐躯体用の移動昇降式足場の第1の態様において、前記張り出しデッキは、前記作業プラットホームデッキの下側に、異型ボルト・ナットで固定された取り付けフレームに固定され、前記円錐躯体の中心方向に向いたレール上に載置されて、前記円錐躯体の中心方向に向けて張り出し可能であることを特徴とする。
さらに、上記本発明の課題を解決する円錐躯体用の移動昇降式足場の第1の態様において、前記一対の張り出しデッキのそれぞれは、親スライドデッキと、前記親スライドデッキに収容される子スライドデッキを有し、且つ前記一対の張り出しデッキのそれぞれの子スライドデッキは、前記円錐躯体の円周方向で互いに反対方向に前記親スライドデッキから引き出し可能であることを特徴とする。
また、前記親スライドデッキと子スライドデッキのそれぞれの妻側に開閉扉を有し、前記開閉扉が開かれた状態で、前記一対の張り出しデッキの親スライドデッキ間及び、隣接する移動昇降式足場の張り出しデッキの子スライドデッキ間に渡し板を設置して、前記躯体の全周囲を移動可能であることを特徴とする。
さらに、上記本発明の課題を解決する第1の態様において、前記レールの先端部に設けられて、前記張り出しデッキの張り出しを検知する第1のリミットスイッチと、前記子スライドデッキの端部に設けられて、前記子スライドデッキの前記親スライドデッキからの引き出しを検知する第2のリミットスイッチを有することを特徴とする。
また、上記本発明の課題を解決する第1の態様において、前記親スライドデッキに、前記作業プラットホームデッキ側に開く第1の扉と、前記子スライドデッキに、隣接の移動昇降式足場の子スライドデッキとの間を繋ぐ第2の扉を有することを特徴とする。
上記本発明の課題を解決する移動昇降式足場の昇降を制御する昇降制御システムは、円錐躯体の高さ方向に沿って前記円錐躯体の周囲に配置される複数のマストのそれぞれに沿って昇降される複数の円錐躯体用の移動昇降式足場の昇降を制御する昇降制御システムであって、前記複数の円錐躯体用の移動昇降式足場のそれぞれは、前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、前記マストを中心に、前記作業プラットホームデッキの両側に位置し、前記円錐躯体の中心方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能の一対の張り出しデッキを有し、前記一対の張り出しデッキのそれぞれが、更に、前記円錐躯体の円周に沿ってスライド可能であり、更に前記複数の移動昇降式足場のいずれかに、制御部を有する操作盤を備え、前記操作盤は、他の全ての移動昇降式足場の前記張り出しデッキの収納を確認した時に、前記移動昇降式足場の昇降を可能にすることを特徴とする。
さらに前記本発明の課題を解決する円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法は、円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法であって、前記円錐躯体の高さ方向に対応して前記円錐躯体の周囲に配置される複数のマストのそれぞれに沿って昇降される複数の移動昇降式足場を用意し、前記複数の移動昇降式足場のそれぞれに前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、前記マストを中心に、前記作業プラットホームデッキの両側に位置し、前記円錐躯体の中心方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能の一対の張り出しデッキを備え、更に、前記一対の張り出しデッキのそれぞれを、前記円錐躯体の円周に沿ってスライド可能とし、前記コンクリート打設作業におけるジベル筋施工時は、前記張り出しデッキを前記作業プラットホームデッキから張り出し、且つ前記円錐躯体の円周方向にスライド拡張し、前記コンクリート打設作業における型枠形成時は、前記張り出しデッキを前記作業プラットホームデッキから張り出さずに、前記円錐躯体の円周方向にスライド拡張して、前記作業プラットホームデッキから必要とする間隔を張り出し調整可能とし、前記円錐躯体の作業高さ位置及び作業種別に対応する作業足場を形成することを特徴とする。
本発明に従う移動昇降式足場を一例として円錐状の橋脚の建設に使用する状態を示す正面図である。 円錐状の橋脚の上方から見た断面図その1である。 円錐状の橋脚の上方から見た断面図その2である。 渡し板を説明するために例として、図2Bの部分を拡大して示す図である。 本発明に従う移動昇降式足場の作業プラットホームデッキを説明する図である。 図3における矢印方向から見た側面図である。 張り出しデッキの構成例を示す図である。 作業プラットホームデッキと張り出しデッキとの関係を説明する図である。 レール沿って張り出しデッキが張り出された状態を示す図である。 図7Aに示す状態から更に子スライドデッキが、親スライドデッキから引き出された状態を示す図である。 左右に備えられる張り出しデッキがともに作業プラットホームデッキ側に収納された状態である。 図7Cの張り出しデッキがともに作業プラットホームデッキに収納された状態から子スライドデッキが引き出された状態を示す図である。 集中管理システムにおける操作盤の機能ブロック図である。 親スライドデッキ及び子スライドデッキの状態をそれぞれ検知するリミットスイッチの配置位置を説明する図である。 複数台の移動昇降式足場の昇降を制御するフロー図である。
以下図面に従い、本発明の実施例を説明する。ただし、図面に記載の実施例は、本発明の理解のためのものであり、本発明の保護の範囲は、かかる図示された実施例に限定されず、特許請求の範囲の記載及びその均等物に及ぶものである。
図1は、本発明に従う移動昇降式足場を一例として円錐状の橋脚の建設に使用する状態を示す正面図であり、図2A,図2Bは、橋脚の上方から見た断面図である。
図に示す実施例では、作業対象である躯体としての円錐状の橋脚1(以降、単に躯体1という)の外周に4本のマスト2a,2b,2c,2dが立てられている。
マスト2a,2b,2c,2d(以降、適宜マスト2と総称する)には、図示していないラックが高さ方向に沿って設けられている。一方、4つのマスト2に対応して、前記ラックにかみ合うピニオンギヤをそれぞれ有する4つの移動昇降式足場3a,3b,3c,3d(以降、適宜移動昇降式足場3と総称する)が備えられている。
移動昇降式足場3に備えられる図示しない駆動モータで回転制御されるピニオンギヤの回転により、4つの移動昇降式足場3を、同期して一斉に、あるいはそれぞれ独立してマスト2を昇降制御することが出来る。
本発明の移動昇降式足場3は、マスト2の両側に広がる作業ステージを有する作業プラットホームデッキ30と、作業プラットホームデッキ30から躯体1の中心方向に張り出し可能の左右2つの張り出しデッキ31で構成される。
2つの張り出しデッキ31のそれぞれは、親スライドデッキ60と子スライドデッキ61を有して構成される。子スライドデッキ61は、親スライドデッキ60に収納され、且つ横方向にスライド可能である。これにより横方向に作業スペースを拡張することができる。
作業工程の種類、並びに躯体1における作業位置が高くなるほど、工事対象の断面が小さくなる。したがって、この工事対象断面の変化に対応して、張り出しデッキ31が作業プラットホームデッキ30から円心方向に斜めに張り出す(スライドする)機能と、張り出しデッキ31の親スライドデッキ60から子スライドデッキ61が円錐躯体1の形状に対応して左右方向にスライドして円錐躯体1を取り囲む様に配置できる。
かかる機能により、鉄筋組立作業や型枠・コンクリート打設作業時等に躯体1との離隔に対応した作業足場の確保が可能と成り、作業の効率化と墜落事故防止の安全が確保できる。
図2A,図2Bにより、更に、作業プラットホームデッキ30と張り出しデッキ31(親スライドデッキ60と子スライドデッキ61)の関係を説明する。
図2Aは、躯体1の外周にコンクリート打設を行う工事における、ジベル筋施工時の断面を示す図である。図2Aにおいて、(1)と(2)は高さの異なる位置での断面を示し、(1)の方が、径が小さく高い位置の断面を示している。
ジベル筋施工時には、躯体1の外壁にジベル筋を打ち込む必要から、図2Aに示す様に移動昇降式足場3の張り出しデッキ31が躯体1方向に張り出されて、躯体1の外壁に最接近しての作業が可能となる。
さらに、図2Aにおいて、(2)では、径が大きい位置にあるので、張り出しデッキ31の子スライドデッキ61が親スライドデッキ60から横方向に引き出され、躯体1の径の略全周に足場を確保できる。
これに対して、図2Bは、型枠の形成を行う工事における断面を示す図である。図2Aと同様に、図2Bにおいて、(1)と(2)は高さの異なる位置での断面を示し、(1)の方が、径が小さく高い位置の断面を示している。
型枠の形成施工時には、躯体1の外壁に型枠を形成するために、型枠の厚み分図2Aに比較して、移動昇降式足場3が、躯体1の外壁から離れて位置づけられる。
したがって、張り出しデッキ31は、作業プラットホームデッキ30から繰り出されていない。なお、図2B(2)にあっては、躯体1の径が大きい位置にあるので、親スライドデッキ60から子スライドデッキ61が、図2A(2)と同様に、前記作業プラットホームデッキから必要とする間隔を張り出し調整可能であり、横方向に引き出されて、躯体1の径の略全周に足場を確保している。
なお、作業者が、躯体1の全周に渉って移動可能とするために、隣接する移動昇降式足場3の子スライドデッキ61同士を繋ぐ渡し板、更にマスト2の両側の親スライドデッキ60間を繋ぐ渡し板を設けることができるが、図示が複雑となるので図2A,図2Bにおいては、省略し、図2Cにおいて、その詳細を説明する。
図2Cは、かかる渡し板を説明するために例として、図2Bの部分を拡大して示す図である。
一の移動昇降式足場3において、マスト2の両側の親スライドデッキ60間にスペースが生じる。従って、両側の親スライドデッキ60間に渡し板600を設けて、親スライドデッキ60間を移動可能としている。
さらに、隣接する移動昇降式足場3の子スライドデッキ61間に渡し板610を設ける。これにより、隣接する移動昇降式足場3(図2Cの3C,3D)間も移動することができる。したがって、図2A,図2Bにおいて、躯体1の全周囲に渉って、作業者は移動可能である。
ここで、従来の移動昇降式足場では、作業プラットホームの幅が直線方向に一定であり、作業プラットホームの端の方では、躯体1との距離が大きくなる。さらに、躯体1の上方に行く程、径が小さくなり、より躯体1のとの距離が大きくなる。かかる場合は、作業効率が悪くなると同時に作業者が墜落等の事故に繋がるおそれがある。
これに対して、上記の通り、本発明では、円錐状の躯体1に対する作業種類、作業高さに対応して、張り出しデッキ31が、前方向及び、横方向への引き出しが可能であるので、かかる不都合を解決することが可能である。
次に、上記した本発明に従う移動昇降式足場3の構造の詳細を更に図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明に従う移動昇降式足場3の作業プラットホームデッキ30を説明する図であり、作業プラットホームデッキ30の平面図である。図4は、図3における矢印方向から見た側面図である。作業プラットホームデッキ30は、マスト2を中心に左右に作業ステージを有する。図3においては、左右対称であるので、簡単化のためにマスト2の一方側の作業ステージを重点に詳細を示している。
本発明に従う移動昇降式足場3は、特徴として図3に示す破線で囲われた作業プラットホームデッキ30が、従来の移動昇降式足場と共通であり、この作業プラットホームデッキ30にマスト2を中心に左右に2つの張り出しデッキ31が、張り出し可能に付加載置されている点に特徴を有する。以下の説明では、左右対称であるので、一つの張り出しデッキ31について説明する。
本発明構成では、図4に示すように、従来の移動昇降式足場の作業プラットホームデッキ30の下側に張り出しデッキ31の取付けフレーム40、41、42,43を図3の平面図に示すように付加している。
取付けフレーム40、41は、図4の下側に拡大して示すように、作業プラットホームデッキ30と支持フレーム30Aの取り付け部に、V字形の異型ボルト50を対応させ、ナット51で張り出しデッキ31の取付けフレーム40(41)を固定している。
図5は、張り出しデッキ31の構成例である。張り出しデッキ31は、略弧状を成す親スライドデッキ60と、親スライドデッキ60の内側に矢印61aの方向にスライド収容/拡張される子スライドデッキ61を有する。
図5では親スライドデッキ60の作業プラットホームデッキ30側に開く第1の開閉扉62が開かれた状態を示している。この第1の開閉扉62を通して、作業者は、作業プラットホームデッキ30から張り出しデッキ31に移動することが出来る。
さらに、張り出しデッキ31の全体は、レール63に沿って、矢印60a方向(即ち、円錐躯体1の中心に向かう方向)にスライドして張り出し可能である。このレール63は、取付けフレーム42,43に、図3の2点鎖線で示す方向に配置される。したがって、張り出しデッキ31は、この2点鎖線に沿って、躯体1の中心に向かう方向に張り出しが可能である。
さらに、親スライドデッキ60及び子スライドデッキ61のそれぞれ側面(妻側)に開閉扉601、611を有している。これら開閉扉601、611は、先に図2Cにおいて説明したように躯体1の全周に渉り移動可能とするために、隣接間に渡り板600,610を配置する際に開かれる。
図6は、作業プラットホームデッキ30と張り出しデッキ31との関係を説明する図であり、図6(1)は平面図を、図6(2)は図6(1)の矢印方向の側面図を示す。なお、図6(1)においても、マスト2を中心に、左右対称であるので、左側を重点に示している。
張り出しデッキ31全体は、レール63に沿う(図3の2点鎖線に対応)方向、即ち、円錐躯体1の中心に向かう方向に張り出され、又引き戻し可能である(矢印60a)。さらに、張り出しデッキ31の親スライドデッキ60から、矢印61a方向に子スライドデッキ61の引き出し、引き戻しが可能である。
図7A〜図7Dは、作業プラットホームデッキ30と、マスト2を中心として、左右に備えられる張り出しデッキ31との関係の組み合わせを示す図である。
図7Aは、レール63に沿って張り出しデッキ31が張り出された状態である。この状態は、図2A(1)に対応する。
図7Bは、図7Aに示す状態から更に子スライドデッキ61が、親スライドデッキ60から引き出された状態である。この状態は、図2A(2)に対応する。
図7Cは、左右に備えられる張り出しデッキ31がともに作業プラットホームデッキ30側に収納された状態である。この状態は、図2B(1)の状態に対応する。
図7Dは、図7Cの張り出しデッキ31がともに作業プラットホームデッキ30に収納された状態から子スライドデッキ61が引き出された状態を示している。この状態は、図2B(2)に対応する。
ここで、本発明に従う移動昇降式足場3が、円錐躯体1の周囲に複数(図1の例では4台)備えられる場合、それぞれの移動昇降式足場3を単独で昇降制御する場合の他、全ての移動昇降式足場3を一斉に昇降制御する場合がある。そのために安全を考慮して、移動昇降式足場3の高さ位置並びに、昇降制御可能な状態であるかを監視することが必要である。
かかる状態を考慮して、複数の移動昇降式足場3を協調して制御することが必要であり、このために本発明の適用として集中管理システムが備えられる。
図8は、集中管理システムにおける操作盤100の機能ブロック図であり、操作盤100は、複数台(図1の例では4台)の移動昇降式足場3の一基に備えられ、全ての移動昇降式足場3の昇降を管理する。
操作盤100は、制御部101、モニタ部102、昇降スイッチ103及び安全停止ボタン104を有する。制御部101は、自身の移動昇降式足場を含め全ての移動昇降式足場3の駆動部110,作業スライドデッキ120及び安全装置130と接続し、信号の送受を行う。
駆動部110として、移動昇降式足場3のそれぞれは、現用の昇降用のモータ111と予備用のモータ112を有している。駆動部110には、更に移動昇降式足場3の昇降中に上限・下限の任意の位置に取り付けたアタッチメントを感知してモータ111(112)を停止させるためのリミットスイッチ113を有する。すなわち、リミットスイッチ113は、移動昇降式足場3が上限に達したことを感知し、それ以上の上昇を停止するように、制御部101に信号を送る。反対に、移動昇降式足場3が下限に達したことを感知した場合は、それ以上の下降を停止するように、制御部101に信号を送る。
スライドデッキ装置120は、親スライドデッキ60及び子スライドデッキ61の状態をそれぞれ検知するリミットスイッチ121,122と、親スライドデッキ60の第1の開閉扉62、及び親スライドデッキ60と子スライドデッキ61のそれぞれの妻側の開閉扉601,611に対応してそれぞれの開閉状態を検知する対応する開閉扉検知スイッチ123を有し、これらスイッチ123のON,OFF状態を制御部101に送る。
図9は、親スライドデッキ60及び子スライドデッキ61の状態をそれぞれ検知するリミットスイッチ121,122の配置位置、更に親スライドデッキ60の第1の開閉扉62、及び親スライドデッキ60と子スライドデッキ61のそれぞれの妻側の開閉扉601,611の開閉状態を検知する開閉扉検知スイッチ123の配置位置を説明する図である。
図9(1)は、作業プラットホームデッキ30と張り出しデッキ31の平面概念図である。
張り出しデッキ31(従って、親スライドデッキ60)の状態を検知する1段目のリミットスイッチ121はレール63の先端部に設けられる。一方、張り出しデッキ31の子スライドデッキ61の状態を検知する2段目のリミットスイッチ122が、張り出しデッキ31の取付けフレーム40の先端部に設けられる。
1段目のリミットスイッチ121と2段目のリミットスイッチ122の動作原理は共通である。したがって、図9(2)、(3)により、1段目のリミットスイッチ121と2段目のリミットスイッチ122の動作を説明する。
1段目のリミットスイッチ121と2段目のリミットスイッチ122は、共にトグルスイッチであり、1段目のリミットスイッチ121は親スライドデッキ60が張り出されていない状態でOFFとなり、2段目のリミットスイッチ122は子スライドデッキ61がスライドされていない状態でOFFであるように、リミットスイッチ121及び122のスイッチノブが親スライドデッキ60と子スライドデッキ61の端面に接するように位置づけられている。
ついで、親スライドデッキ60が張り出された状態及び子スライドデッキ61がスライドして引き出された状態では、図9(3)に示す様に、親スライドデッキ60及び子スライドデッキ61の端面の移動により1段目のリミットスイッチ121及び2段目のリミットスイッチ122のスイッチノブが倒れ、それぞれON状態に切り替えられる。かかるリミットスイッチ121,122の状態が制御部101に送られる。
一方、図9(1)において、第1の開閉扉62、及び親スライドデッキ60と子スライドデッキ61のそれぞれの妻側の開閉扉601,611の開閉状態を検知する開閉扉検知スイッチ123として、第1の開閉扉62及び妻側の開閉扉601,611のそれぞれに対応して、扉先端とフレーム間の近接を検知する近接スイッチ62a,601a、611aを有する。
これら、近接スイッチ62a,601a、611aの状態が、制御部101に送られる。
さらに、オプション安全装置130が備えられ、風速計131は、移動昇降式足場3に備えられ風速を測定し、測定値が制御部101に送られる。
作業プラットホームデッキ30は、マスト2を挟んで両側に張り出している。したがって、かかる作業プラットホームデッキ30に規定の積載荷重以上の荷重が載せられた時、デッキに傾きが生じる。過荷重計132は、かかる傾きを検知して、その検知出力を制御部101に送り、安全のためにモータ111(又は112)を停止させる。
さらに、円錐形躯体1に対し、4基の作業足場装置3を同期させて、1基の操作盤100において集中操作を行うために、操作者が他の3基の移動昇降式足場3の状態を監視するためにそれぞれの移動昇降式足場3に監視カメラ133を備えている。監視カメラ133の映像は、操作盤100のディスプレイモニタ102で視認される。
図10は、上記構成による、複数台の移動昇降式足場3の昇降を制御するフロー図である。
移動昇降式足場3の昇降を可能とするために、図10において、先ず、操作盤100の制御部101は、親スライドデッキ60に対応するリミットスイッチ121の状態を検知する(ステップS1)。リミットスイッチ121がONであると、親スライドデッキ60が張り出し状態にあるので、近接スイッチ62a及び601aの状態から親スライドデッキ60に設けられている第1の開閉扉62及び妻側の扉601が閉じられていることを確認して、親スライドデッキ60を収納し、固定する(ステップS2)。
次いで、2段目のリミットスイッチ122のON/OFF状態から子スライドデッキ61の状態を検知し(ステップS3)、リミットスイッチ122がONであると、子スライドデッキ61がスライドされた状態であるので、近接スイッチ611aの状態から子スライドデッキ61に設けられている開閉扉611が閉じられていることを確認して、子スライドデッキ61を親スライドデッキ60に収納し、固定する(ステップS4)。
子スライドデッキ61が収納されていれば、風速計131の測定値を監視し(ステップS5)、閾値以上の風速であれば、風が収まるまで待機する(ステップS6)。この際、必要であれば、養生布を広げて覆い、風により作業床に置かれた用具等の飛散を防止する。
ついで、風速計131の計測値が、閾値以下であれば、過荷重計132を検知し(ステップS7)、過荷重であれば過荷重計132が検出されない重量まで軽減する(ステップS8)。ここで、過荷重計132により過荷重が検知されなければ、移動昇降式足場3の昇降が可能となる。
したがって、操作盤100の昇降スイッチ103を押下してモータ111(又は112)を駆動して上昇又は下降を制御する(ステップS9)。
移動昇降式足場3の昇降が、上限又は下限に到達すると先に説明した上下限リミットスイッチがON状態となり(ステップS10)、モータ111(又は112)が停止し移動昇降式足場3の昇降が停止する(ステップS11)。一方、下限リミットスイッチがON状態でない状態で、安全停止ボタン104の押下により、任意の高さ位置で、移動昇降式足場3の昇降を停止していた場合は、安全停止ボタン104を解除することにより任意の高さ位置まで、移動昇降式足場3の昇降を行うことができる(ステップS12)。
1 円錐状躯体
2(2a,2b,2c,2d) マスト
3(3a,3b,3c,3d) 移動昇降式足場
30 作業プラットホームデッキ
31 張り出しデッキ
60 親スライドデッキ
61 子スライドデッキ
600,610 渡し板
40、41,42,43 取り付けフレーム
50,51 異型ボルト・ナット
62 第1のドア
601 親スライドデッキ妻側の開閉扉
611 子スライドデッキ妻側の開閉扉
63 レール

Claims (7)

  1. 円錐躯体の高さ方向に対応して前記円錐躯体の周囲に配置されるマストに沿って昇降される円錐躯体用の移動昇降式足場であって、
    前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、
    前記作業プラットホームデッキに有する前記左右側の作業スペースに備えられる一対の張り出しデッキを有し、
    前記一対の張り出しデッキのそれぞれは、弧状を成す親スライドデッキと前記親スライドデッキにスライド可能に収容される子スライドデッキを有し、前記作業スペースから円錐躯体の中心方向に延びるように配置されたレールに沿ってスライド移動することにより、前記円錐躯体の中心方向、及び互いに近接する方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能である
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場。
  2. 請求項1において、
    前記張り出しデッキは、前記作業プラットホームデッキの下側に、異型ボルト・ナットで固定された取り付けフレームに固定され、前記円錐躯体の中心方向に向いた前記レール上に載置されて、前記円錐躯体の中心方向に向けて張り出し可能である、
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場。
  3. 請求項1において、
    前記作業プラットホームデッキに有する左右側の作業スペースのそれぞれに備えられる張り出しデッキの前記親スライドデッキに収容される子スライドデッキは、前記円錐躯体の円周方向で互いに反対方向に前記親スライドデッキから引き出し可能である、
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場。
  4. 請求項3において、
    前記親スライドデッキと子スライドデッキのそれぞれの妻側に開閉扉を有し、前記開閉扉が開かれた状態で、前記一対の張り出しデッキの親スライドデッキ間及び、隣接する移動昇降式足場の張り出しデッキの子スライドデッキ間に渡し板を設置して、前記円錐躯体の全周囲を移動可能である、
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場。
  5. 請求項2において、
    前記レールの先端部に設けられて、前記張り出しデッキの張り出しを検知する第1のリミットスイッチと、
    前記子スライドデッキの端部に設けられて、前記子スライドデッキの前記親スライドデッキからの引き出しを検知する第2のリミットスイッチを有する、
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場。
  6. 円錐躯体の高さ方向に沿って前記円錐躯体の周囲に配置される複数のマストのそれぞれに沿って昇降される複数の円錐躯体用の移動昇降式足場の昇降を制御する昇降制御システムであって、
    前記複数の円錐躯体用の移動昇降式足場のそれぞれは、
    前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、
    前記作業プラットホームデッキに有する前記左右側の作業スペースに備えられる一対の張り出しデッキを有し、
    前記一対の張り出しデッキのそれぞれは、弧状を成す親スライドデッキと前記親スライドデッキにスライド可能に収容される子スライドデッキを有し、前記作業スペースから円錐躯体の中心方向に延びるように配置されたレールに沿ってスライド移動することにより、前記円錐躯体の中心方向、及び互いに近接する方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能であり、
    前記複数の円錐躯体用の移動昇降式足場のいずれかに、制御部を有する操作盤を備え、
    前記操作盤は、他の全ての移動昇降式足場の前記張り出しデッキの収納を確認した時に、
    前記移動昇降式足場の昇降を可能にする、
    ことを特徴とする円錐躯体用の移動昇降式足場の昇降を制御する昇降制御システム。
  7. 円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法であって、
    前記円錐躯体の高さ方向に対応して前記円錐躯体の周囲に配置される複数のマストのそれぞれに沿って昇降される複数の移動昇降式足場を用意し、
    前記複数の移動昇降式足場のそれぞれは、
    前記マストを中心に左右側に作業スペースを有する作業プラットホームデッキと、
    前記作業プラットホームデッキに有する前記左右側の作業スペースに備えられる一対の張り出しデッキを備え、更に、前記一対の張り出しデッキのそれぞれは、弧状を成す親スライドデッキと前記親スライドデッキにスライド可能に収容される子スライドデッキを有し、前記作業スペースから円錐躯体の中心方向に延びるように配置されたレールに沿ってスライド移動することにより、前記円錐躯体の中心方向、及び互いに近接する方向に前記作業プラットホームデッキから張り出し可能とし、
    前記コンクリート打設作業におけるジベル筋施工時は、前記張り出しデッキを前記作業プラットホームデッキから張り出し、且つ前記子スライドデッキを前記円錐躯体の円周方向にスライド拡張し、
    前記コンクリート打設作業における型枠形成時は、前記張り出しデッキを前記作業プラットホームデッキから張り出さずに、前記子スライドデッキを前記円錐躯体の円周方向にスライド拡張して、前記作業プラットホームデッキから必要とする間隔を張り出し調整可能とし、
    前記円錐躯体の作業高さ位置及び作業種別に対応する作業足場を形成する、
    ことを特徴とする円錐躯体に対するコンクリート打設作業における作業用可動式足場の形成方法。
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