JP6594565B1 - 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6594565B1
JP6594565B1 JP2018550618A JP2018550618A JP6594565B1 JP 6594565 B1 JP6594565 B1 JP 6594565B1 JP 2018550618 A JP2018550618 A JP 2018550618A JP 2018550618 A JP2018550618 A JP 2018550618A JP 6594565 B1 JP6594565 B1 JP 6594565B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
intersection
distance
moving body
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018550618A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019186716A1 (ja
Inventor
要介 石渡
晴生 中田
昌彦 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6594565B1 publication Critical patent/JP6594565B1/ja
Publication of JPWO2019186716A1 publication Critical patent/JPWO2019186716A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems

Abstract

第1の交差点距離特定部(220)は、車両の現在位置から、車両が進行する経路である第1の経路上で車両の進行方向にある交差点までの距離である第1の交差点距離を特定する。第2の交差点距離特定部(110)は、交差点で第1の経路と交差する第2の経路を交差点に向かって進行する仮想的な移動体を車両の現在位置において車両の運転手が視認できない範囲で交差点から最短の移動体の位置から交差点までの距離を第2の交差点距離として特定する。衝突速度範囲算出部(120)は、第1の交差点距離と第2の交差点距離と車両の現在の速度とを用いて、車両と移動体とが交差点で衝突し得る移動体の速度の範囲を衝突速度範囲として算出する。

Description

本発明は、交差点での衝突の可能性を低減する技術に関する。
近年、自動運転の研究開発が盛んになっている。自動運転では、車両は、車両に搭載された各種センサを用いて車両周囲の障害物を避けながら、移動する。
また、自動運転では、車両の周囲の障害物以外にも物体の急な飛び出しにも対処する必要がある。
ここでの「飛び出し」とは、車両の運転手が視認することができない、また、センサも検知することができないところから物体が出現することであり、いわゆる死角からの飛び出しを意味する。
なお、死角を形成する要因は、車両の周囲の建物、駐車車両のような静止物から、車両の周囲の移動体まで多岐に渡るが、本明細書では、死角の存在する交差点での衝突の可能性を低減することを想定する。
死角からの飛び出しに対処する技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
特開2013−196032号公報
特許文献1に記載の技術では、死角から飛び出してくる移動体の速度を仮定し、移動体と衝突し得る車両の速度の範囲を求めている。
しかしながら、この方法では、死角から飛び出してくる移動体の速度が分からないため、衝突する条件が正しいとは限らない。
このため、得られた結果から車両を制御した結果が逆に衝突の原因になる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みたものであり、衝突の可能性のある移動体の速度の範囲を正確に算出することができる構成を得ることを主な目的とする。
本発明に係る車載装置は、
車両に搭載された車載装置であって、
前記車両の現在位置から、前記車両が進行する経路である第1の経路上で前記車両の進行方向にある交差点までの距離である第1の交差点距離を特定する第1の交差点距離特定部と、
前記交差点で前記第1の経路と交差する第2の経路を前記交差点に向かって進行する仮想的な移動体を前記車両の現在位置において前記車両の運転手が視認できない範囲で前記交差点から最短の前記移動体の位置から前記交差点までの距離を第2の交差点距離として特定する第2の交差点距離特定部と、
前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とを用いて、前記車両と前記移動体とが前記交差点で衝突し得る前記移動体の速度の範囲を衝突速度範囲として算出する衝突速度範囲算出部とを有する。
本発明によれば、衝突の可能性のある移動体の速度の範囲を正確に算出することができる。
実施の形態1に係るリスク算出装置の機能構成例を示す図。 実施の形態1に係る交差点の例を示す図。 実施の形態1に係るリスク算出装置の演算に用いられるパラメータの例を示す図。 実施の形態1に係る衝突パターン(1)を示す図。 実施の形態1に係る衝突パターン(2)を示す図。 実施の形態1に係る衝突パターン(3)を示す図。 実施の形態1に係る衝突条件を示す図。 実施の形態1に係るリスク算出装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係るリスク算出装置の動作例を示すフローチャート。
実施の形態1.
***概要***
本実施の形態では、死角の存在する交差点での衝突の可能性を低減する構成を説明する。つまり、本実施の形態では、車両が交差点に向けて進行中に、その交差点で交差する経路を進行する移動体が死角によって視認できない又はセンサが検知できないという状況で、衝突の可能性を低減することを想定する。なお、以下では、「車両の運転手が移動体を視認できない」には、「車両に搭載されているセンサが移動体を検知できない」との意味も含むものとする。
また、以下では、車両が進行する経路を第1の経路といい、第1の経路の車両の進行方向にある交差点にて第1の経路と交差する経路(移動体が進行する経路)を第2の経路という。
交差点において死角が存在する状況は、第1の経路から第2の経路を見通す際に見通しを阻害する阻害物が、第1の経路と第2の経路の間に存在する状況である。なお、以下では、「見通し」には、車両の運転手が第2の経路を視認することと、センサがレーダ、電波等の走査により第2の経路を探索することの両者を意味するものとする。
このような阻害物から飛び出してくる移動体は車両の運転手は視認することができない。このため、車両が現在の走行速度のまま交差点に向かって走行していっても安全なのか否かが不明である、また、車両の速度を落とすべきであれば、どれだけ速度を落とせば安全なのかも不明である。
一方で、車両と移動体とが衝突する場合には、車両の運転手が移動体を視認することができるタイミングが存在する。車両の運転手が移動体を視認できた時点で初めて、車両の速度、車両の現在位置から交差点までの距離、移動体の速度、移動体の現在位置から交差点までの距離によって、車両と移動体とが衝突するか否か、衝突を回避するために速度をどう制御すればよいかが明らかになる。しかし、このようなタイミングでは、車両と移動体との間の距離が短すぎる、速度が速すぎるといった理由により、衝突回避動作が間に合わない可能性がある。
衝突回避動作を有効ならしめるためには、移動体が阻害物(死角)から出現する際の速度を事前に予測していることが必要である。
特許文献1の技術では、前述したように、移動体が阻害物(死角)から出現する際の速度は予め設けられた仮定の速度であり、計算により求められたものではない。このため、仮定の速度と、移動体が阻害物(死角)から出現する際の実際の速度とが異なっていると、適切な衝突回避動作を行えない。
そこで、本実施の形態では、車両の現在位置において移動体が阻害物(死角)から出現する瞬間の、車両と移動体の関係(衝突の可能性又は衝突回避の可能性)を、車両の移動体との衝突リスクとして定義する。そして、本実施の形態では、この衝突リスクの値を車両の制御に利用することを想定する。衝突の可能性が高い状態を高リスク状態といい、衝突の可能性が低い状態を低リスク状態という。本実施の形態では、車両の速度を低リスク状態になるように制御することで、安全に(衝突の可能性が低い状態で)車両が走行できるようにする。
本実施の形態では、車両の現在位置において「移動体がどのような速度範囲であれば衝突し得るか」を算出することにより、衝突リスクの多寡を決定する。車両と衝突し得る移動体の速度の範囲が広ければ、衝突リスクも高まる。
以下では、車両の現在の速度、車両の現在位置から交差点までの距離、車両の全長及び全幅、移動体の全長及び全幅といった具体的なパラメータを用いて、車両と移動体が交差点で衝突し得る移動体の速度の範囲を算出し、衝突リスクを求める例を説明する。
以下、実施の形態について、図を用いて説明する。以下の実施の形態の説明及び図面において、同一の符号を付したものは、同一の部分又は相当する部分を示す。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係るリスク算出装置100の機能構成例を示す。また、図8に、本実施の形態に係るリスク算出装置100のハードウェア構成例を示す。
先ず、図8を参照して、リスク算出装置100のハードウェア構成を説明する。
なお、リスク算出装置100は車両に搭載されており、車載装置の例である。
リスク算出装置100は、コンピュータである。
リスク算出装置100は、ハードウェアとして、プロセッサ901、補助記憶装置902、主記憶装置903及び入出力装置904を備える。
補助記憶装置902には、図1に示す第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の機能を実現するプログラムが記憶されている。
当該プログラムは補助記憶装置902から主記憶装置903にロードされる。また、当該プログラムは主記憶装置903からプロセッサ901により読み出され、プロセッサ901により実行される。
第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の機能を実現するプログラムは、情報処理プログラムに相当する。また、当該プログラムにより実現される動作は、情報処理方法に相当する。
また、図1に示す走行位置パラメータ記憶部510、サイズパラメータ記憶部520、減速度パラメータ記憶部530は、補助記憶装置902及び主記憶装置903により実現される。
入出力装置904は、図1及び図8に図示していない要素から、車両の速度、車両の現在位置等を取得する。例えば、入出力装置904は、オドメトリ等の速度測定用のセンサから車両の速度を取得する。また、入出力装置904は、GPS(Global Positioning System)受信機から車両の現在位置を取得する。
次に、図1を参照して、リスク算出装置100の機能構成を説明する。
車両速度取得部210は、リスク算出装置100が搭載されている車両の速度を取得する。
第1の交差点距離特定部220は、第1の交差点距離を算出する。
第1の交差点距離特定部220により行われる処理は第1の交差点距離特定処理に相当する。
なお、第1の交差点距離の詳細は後述する。
第2の交差点距離特定部110は、第2の交差点距離を算出する。
第2の交差点距離特定部110により行われる処理は第2の交差点距離特定処理に相当する。
なお、第2の交差点距離の詳細は後述する。
衝突速度範囲算出部120は、衝突速度範囲を算出する。衝突速度範囲は、リスク算出装置100が搭載されている車両と移動体とが交差点で衝突し得る移動体の速度の範囲である。
衝突速度範囲算出部120により行われる処理は、衝突速度範囲算出処理に相当する。
衝突速度範囲の詳細は後述する。
衝突リスク算出部130は、衝突速度範囲算出部120で算出された衝突速度範囲に基づいて衝突リスクを算出する。衝突リスクの詳細は後述する。
前述したように、第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220はプログラムにより実現される。
図1では、プロセッサ901が第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
走行位置パラメータ記憶部510は、走行位置パラメータを記憶する。
走行位置パラメータは、移動体の走行位置を表すパラメータである。
サイズパラメータ記憶部520は、サイズパラメータを記憶する。
サイズパラメータは、車両のサイズ(全長、全幅)を表すパラメータ及び移動体のサイズ(全長、全幅)を表すパラメータである。
減速度パラメータ記憶部530は、減速度パラメータを記憶する。
減速度パラメータは、車両の減速度を表すパラメータである。
次に、図2を参照して、本実施の形態で想定する交差点の例を説明する。
本実施の形態では、図2で示すように、交差点付近に阻害物である壁30が存在していることを想定している。阻害物は壁30でなくてもよい。阻害物として、例えば、建物、他車両等が考えられる。
また、本実施の形態では、車両10は、速度vで交差点に向かって進行しているものとする。
移動体20は、衝突リスクの算出に用いられる仮想的な移動体20である。本実施の形態では、移動体20も車両であることを想定する。また、図2では、移動体20が速度vで交差点に向かって進行している状態を示しているが、速度vは定められていない。つまり、リスク算出装置100が速度vの範囲を衝突速度範囲として算出する。
車両10の進行方向をy軸とし、移動体20の進行方向をx軸とする。
車両10には、図1に示すリスク算出装置100が搭載されているものとする。
また、車両10が進行する経路を第1の経路という。また、移動体20が進行する経路を第2の経路という。
図2の例では、第1の経路から第2の経路を見通す際に壁30が見通しを阻害する。つまり、壁30により死角が形成される。
本実施の形態では、車両10の運転手が移動体20を視認した時点でブレーキを踏むが、移動体20の運転手は車両10に気づかずに減速しない状況を想定する。
車両10がブレーキを踏んだ後の減速度を減速度aとする。
また、境界線40は、車両10の現在位置と車両10と壁30との幾何的関係から得られる仮想的な線分である。境界線40は、車両10の現在位置(図2に示す車両10の位置)にて車両10の運転手が視認できる第2の経路の範囲と視認できない第2の経路の範囲とを分ける境界線である。移動体20の少なくとも一部が境界線40の右に出ていれば、車両10の運転手は移動体20を視認することができる。図2では、移動体20は境界線40に接するようにして境界線40の左に位置している(移動体20において境界線40の右にはみ出している部分がない)。このため、車両10の現在位置では、車両10の運転手は壁30によりぎりぎり移動体20を視認することができない。換言すると、車両10の運転手が移動体20を視認できない範囲で交差点から最短の位置に移動体20が所在している。
リスク算出装置100は、車両10の現在位置における境界線40に基づき、壁30から出現する直前の位置に移動体20がいると想定して、車両10と移動体20が交差点で衝突し得る移動体20の速度の範囲を算出する。
図3は、本実施の形態に係るリスク算出装置100の演算に用いられるパラメータの例を示す。
距離Yは、車両10の現在位置から交差点の任意の点までの距離である。本実施の形態では、距離Yは、車両10の現在位置から交差点の中心点50までの距離とする。距離Yは第1の交差点距離ともいう。
距離Yは、第1の交差点距離特定部220により特定される。
距離Xは、移動体20の現在位置から交差点の中心点50までの距離である。距離Xは第2の交差点距離ともいう。移動体20の現在位置は、図3に示すように、移動体20が境界線40よりも左にある範囲で、交差点の中心点50までの距離が最短となる位置である。
距離Xは、第2の交差点距離特定部110により特定される。
全幅wは、車両10の幅の長さである。全幅wは、現実の値である。全幅wは、サイズパラメータ記憶部520のサイズパラメータに含まれる。
全長dは、車両10の縦の長さである。全長dは、現実の値である。全長dは、サイズパラメータ記憶部520のサイズパラメータに含まれる。
全幅wは、移動体20の幅の長さである。全幅wは、仮想値である。全幅wは、サイズパラメータ記憶部520のサイズパラメータに含まれる。
全長dは、移動体20の縦の長さである。全長dは、仮想値である。全長dは、サイズパラメータ記憶部520のサイズパラメータに含まれる。
離間距離Δxは、車両10と壁30との間の距離である。離間距離Δxは、現実の値である。離間距離Δxは、例えば、車両10に搭載されたセンサにより計測される。離間距離Δxは、例えば、センサから入出力装置904を介して第1の交差点距離特定部220及び第2の交差点距離特定部110に通知される。
離間距離Δyは、移動体20と壁30との間の距離である。離間距離Δyは、仮想値である。離間距離Δyは、走行位置パラメータ記憶部510の走行位置パラメータに含まれる。
また、減速度aは、前述のように、車両10の運転手が移動体20を視認した時点で作用する減速度である。減速度aは、減速度パラメータ記憶部530の減速度パラメータに含まれる。
第1の交差点距離特定部220は、第1の交差点距離である図3の距離Yを特定する。距離Yの特定方法は後述する。
第2の交差点距離特定部110は、第2の交差点距離である図3の距離Xを特定する。
具体的には、第2の交差点距離特定部110は第1の交差点距離特定部220から距離Yの値を取得する。また、第2の交差点距離特定部110は、入出力装置904から離間距離Δxの値を取得する。また、第2の交差点距離特定部110は、サイズパラメータ記憶部520からサイズパラメータとして、車両10の全幅wの値と移動体20の全幅wの値を取得する。また、第2の交差点距離特定部110は、走行位置パラメータ記憶部510から走行位置パラメータとして、離間距離Δyの値を取得する。
そして、第2の交差点距離特定部110は、以下の式1に従って、距離Xを算出する。
Figure 0006594565
衝突速度範囲算出部120は、第1の交差点距離特定部220により算出された距離Xと、第2の交差点距離特定部110により算出された距離Yと、車両10の速度v、減速度a等を用いて、交差点で車両10と衝突し得る移動体20の速度の範囲を算出する。
車両10と移動体20とが衝突する条件は、車両10と移動体20のどちらが先に交差点に進入したかで3パターンに分けられる。
図4は、車両10の左前方と移動体20の右前方とが衝突するパターンである。以下、図4のパターンを衝突パターン(1)ともいう。
図5は、車両10の左後方と移動体20の左前方とが衝突するパターンである。以下、図5のパターンを衝突パターン(2)ともいう。
図6は、車両10の右前方と移動体20の右後方とが衝突するパターンである。以下、図6のパターンを衝突パターン(3)ともいう。
図7は、衝突パターン(1)〜(3)のそれぞれにおいて、交差点で車両10と移動体20とが衝突する場合の衝突条件を示す。
図7では、横軸に車両10の速度、縦軸に移動体20の速度が示される。車両10は、車両10の速度は、距離Yの平均速度である。移動体20は距離Xを一定の速度で走行する。
図7においてハッチングを施している部分が車両10と移動体20が交差点で衝突しない速度の組み合わせを示す。
すなわち、車両10の速度(横軸方向)を定めることで、車両10と衝突する移動体20の速度範囲が定まる。
衝突リスク算出部130は、衝突速度範囲算出部120により得られた速度範囲をもとに、交差点における車両10の衝突リスクを算出する。
***動作の説明***
次に、図9のフローチャートを用いて、本実施の形態に係るリスク算出装置100の動作例を説明する。
まず、第2の交差点距離特定部110が第1の交差点距離特定部220に距離Yを要求する。
第1の交差点距離特定部220では第2の交差点距離特定部110からの要求を受け、距離Yを特定する。そして、第1の交差点距離特定部220は、距離Yを第2の交差点距離特定部110に通知する。
第1の交差点距離特定部220は、第2の交差点距離特定部110から距離Yを取得する(ステップS1)。
第1の交差点距離特定部220は、レーザセンサ又はレーダセンサを用いて交差点内の物体との距離を計測して距離Yを特定してもよいし、GPS等による車両10の位置と地図情報を用いて距離Yを算出してもよい。
次に、第2の交差点距離特定部110は、離間距離Δx及び離間距離Δyを走行位置パラメータ記憶部510から取得する(ステップS2)。
更に、第2の交差点距離特定部110は、車両の全幅w及び移動体20の全幅wをサイズパラメータ記憶部520から取得する(ステップS3)。
次に、第2の交差点距離特定部110は、速度v、距離Y、離間距離Δx及び離間距離Δy等を用いて、死角の境界を計算する。より具体的には、第2の交差点距離特定部110は、この死角の境界を表すパラメータとして、距離Xを算出する(ステップS4)。
第2の交差点距離特定部110は、距離Xを前述の式1で算出する。
次に、衝突速度範囲算出部120が、車両速度取得部210に現在の車両10の速度vを要求し、車両速度取得部210から車両10の速度vを取得する(ステップS5)。
車両速度取得部210は、衝突速度範囲算出部120からの要求を受け、車両10に搭載されている速度計測用のセンサを用いて現在の車両10の速度を計測する。そして、車両速度取得部210は、計測した速度の値を衝突速度範囲算出部120に通知する。
なお、速度計測用のセンサは、例えば、加速度センサ又はオドメトリである。また、車両速度取得部210は、GPS等の位置情報から車両10の速度vを算出してもよい。
次に、衝突速度範囲算出部120は、減速度aを減速度パラメータ記憶部530から取得する(ステップS6)。
次に、衝突速度範囲算出部120は、距離X、距離Y、速度v、加速度a等を用いて、車両10と移動体20が衝突し得る、移動体20の速度vの範囲を算出する(ステップS7)。
車両10と移動体20とが衝突するパターンは、前述のように、図4、図5及び図6に示すように3つある。衝突速度範囲算出部120は、それぞれのパターンにおける速度vの値を算出する。
算出結果は図7で示す通りであるが、以下にて算出手順の詳細を示す。
図4の衝突パターン(1)では、車両10が(Y−w/2)進む間に移動体20が(X−w/2)だけ進む。車両10が(Y−w/2)だけ進むのにかかる時間tは、以下の式を満たす。
Figure 0006594565
式2を満たすtは最大2個存在するが、2個のうち小さい方が解となる。このことから、衝突パターン(1)における速度vは以下のように表すことができる。
Figure 0006594565
なお、式2が解を持たないパターンは、車両10が(Y−w/2)だけ進まないことを意味する。つまり、移動体20の走行範囲に車両10が到達しないことを意味する。すなわち、解がない場合は車両10と移動体20が衝突することは無い。このときは以下の条件が成り立つ。
Figure 0006594565
図5の衝突パターン(2)では、車両10が(Y+w/2+d)だけ進む間に移動体20が(X−w/2)だけ進む。車両10が(Y+w/2+d)だけ進むのにかかる時間tは、以下の式を満たす。
Figure 0006594565
式5を満たすtは最大2個存在するが、2個のうち小さい方が解となる。このことから、衝突パターン(2)における速度vは以下のように表すことができる。
Figure 0006594565
なお、式5が解を持たないパターンは、車両10が(Y+w/2+d)だけ進まないことを意味する。この時、速度vは以下を満たす。
Figure 0006594565
式6及び衝突パターン(2)の定義から、速度vが式6で示される値より小さい場合は、車両10と移動体20は衝突しないことになる。これは、移動体20よりも先に車両10が交差点を通り抜けたことを意味する。
図6の衝突パターン(3)では、車両10が(Y−w/2)進む間に移動体20が(X+w/2+d)だけ進む。車両10が(Y−w/2)だけ進むのにかかる時間tは、前記の式2で表される。
前記した通り、式2を満たすtは最大2個存在するが、2個のうち小さい方が解となる。このことから、衝突パターン(3)における速度vは以下のように表すことができる。
Figure 0006594565
式8及び衝突パターン(3)の定義から、速度vが式6で示される値より大きい場合、車両10と移動体20は衝突しないことになる。これは、車両10よりも先に移動体20が交差点を通り抜けたことを意味する。
図7は、以上の検討と式4、式6、式7及び式8の算出結果を示す。
式3の算出結果は、式4、式6、式7及び式8の算出結果に包含される形となり、図7では境界としては表現されない。
以上のように、車両10の速度v等から、車両10と衝突する移動体20の速度vの範囲が図7のように表せる。そして、図7から車両10の速度vに対応した「車両10と衝突し得る移動体20の速度vの範囲」が求められる。
車両10と衝突し得る移動体20の速度vの範囲が求められると、衝突リスク算出部130が、この範囲を基にしたリスク値を算出する(ステップS8)。
衝突リスク算出部130は、リスク値として、速度vの範囲vdを出力する。
このようにして得られたリスク値が大きければ移動体20と衝突する可能性が上がり、小さければ下がると考えられる。つまり、リスク値の大小と衝突の危険性の大小が連動すると考えられる。
このため、リスクを下げるように車両10の速度制御を行うことで、より安全な車両10制御が可能になる。
なお、移動体20の走行する道路(第2の経路)における速度分布(当該道路を走行するとき、車両はどのような速度で走るかの分布)が得られるならば、リスク値を移動体20の速度範囲ではなく、当該速度分布(ある速度で走行する確率)での速度vの範囲の分布値の総和としてもよい。すなわち、速度vの範囲をvr0〜vr1とし、速度分布をP(v)(移動体20の走行する道路を速度vで走る確率)と定義したとすると、リスク値R(v,Y)は以下のように定義することができる。つまり、衝突リスク算出部130は、以下の式9により、リスク値を算出してよい。
Figure 0006594565
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、車両の現在の速度、車両の現在位置から交差点までの距離、車両の全長及び全幅、移動体の全長及び全幅といった具体的なパラメータを用いて、車両と移動体が交差点で衝突し得る移動体の速度の範囲を算出する。このため、本実施の形態によれば、衝突の可能性のある移動体の速度の範囲を正確に算出することができ、より効果的な衝突回避動作を行うことが可能になる。
車両の進行に合わせて、距離X及び距離Yは変化する。このため、少し後の時刻における衝突リスクを考慮し、例えば、「減速(又は加速)することで衝突リスクが低くなるため、事前に減速(又は加速)する」といった制御を行うことで、衝突を効果的に回避することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、車両10の現在位置における境界線40に基づき、壁30から出現する直前の位置に移動体20がいると想定して、車両10と移動体20が交差点で衝突し得る移動体20の速度の範囲を算出している。そして、算出した速度の範囲に基づいてリスクを算出している。
本実施の形態では、実施の形態1の手法を拡張し、第2の経路において移動体20に後続する仮想的な移動体(以下、後続移動体という)との衝突リスクを算出する。すなわち、本実施の形態では、壁30から出現するまでの時間が移動体20よりも長い後続移動体との衝突リスクを算出する。
これは、車両10が交差点まで移動するまで(車両10と交差点の距離Yが0になるまで)のリスクの和を考えることで求められる。後続移動体と車両10が交差点で衝突するならば、車両10が交差点に到達するまで(距離Yが0になるまで)のいずれかのタイミングにて車両10の運転手は後続移動体を視認することができる。車両10の運転手が後続移動体を視認できるタイミングの直前のタイミングでは、後続移動体が図3の移動体20の位置に相当する位置に到達している。
以上より、衝突リスクR’は前記の式9を拡張し、以下のように表すことができる。
Figure 0006594565
衝突リスク算出部130は、式10に従った計算を行うことにより、後続移動体との衝突リスクR’を得ることができる。
本実施の形態は、実施の形態1を前提している。以上で説明していない事項は、実施の形態1で説明したものと同じである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これら2つの実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、リスク算出装置100のハードウェア構成の補足説明を行う。
図8に示すプロセッサ901は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図8に示す補助記憶装置902は、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等である。
図8に示す主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
また、補助記憶装置902には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、プロセッサ901により実行される。
プロセッサ901はOSの少なくとも一部を実行しながら、第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ901がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、補助記憶装置902、主記憶装置903、プロセッサ901内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
また、第2の交差点距離特定部110、衝突速度範囲算出部120、衝突リスク算出部130、車両速度取得部210及び第1の交差点距離特定部220の「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、リスク算出装置100は、処理回路により実現されてもよい。処理回路は、例えば、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)である。
なお、本明細書では、プロセッサ901と処理回路との上位概念を、「プロセッシングサーキットリー」という。
つまり、プロセッサ901と処理回路とは、それぞれ「プロセッシングサーキットリー」の具体例である。
10 車両、20 移動体、30 壁、40 境界線、50 交差点の中心点、100 リスク算出装置、110 第2の交差点距離特定部、120 衝突速度範囲算出部、130 衝突リスク算出部、210 車両速度取得部、220 第1の交差点距離特定部、510 走行位置パラメータ記憶部、520 サイズパラメータ記憶部、530 減速度パラメータ記憶部、901 プロセッサ、902 補助記憶装置、903 主記憶装置、904 入出力装置。

Claims (9)

  1. 車両に搭載された車載装置であって、
    前記車両の現在位置から、前記車両が進行する経路である第1の経路上で前記車両の進行方向にある交差点までの距離である第1の交差点距離を特定する第1の交差点距離特定部と、
    前記交差点で前記第1の経路と交差する第2の経路を前記交差点に向かって進行する仮想的な移動体を前記車両の現在位置において前記車両の運転手が視認できない範囲で前記交差点から最短の前記移動体の位置から前記交差点までの距離を第2の交差点距離として特定する第2の交差点距離特定部と、
    前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とを用いて、前記車両と前記移動体とが前記交差点で衝突し得る前記移動体の速度の範囲を衝突速度範囲として算出する衝突速度範囲算出部と
    前記第2の経路における実際の速度分布と、前記衝突速度範囲算出部により算出された前記衝突速度範囲とに基づき、前記車両が前記交差点で前記移動体と衝突する確率である衝突リスクを算出し、算出した前記衝突リスクを用いて、前記第2の経路において前記移動体に後続する仮想的な後続移動体と前記車両が前記交差点で衝突する確率を算出する衝突リスク算出部とを有する車載装置。
  2. 前記第2の交差点距離特定部は、
    前記第1の経路から前記第2の経路を見通す際に見通しを阻害する阻害物により前記車両の現在位置において前記車両の運転手が前記移動体を視認できない範囲で前記交差点から最短の前記移動体の位置から前記交差点までの距離を前記第2の交差点距離として特定する請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記第2の交差点距離特定部は、
    前記車両のサイズと、前記移動体のサイズと、前記車両と前記阻害物との離間距離と、前記移動体と前記阻害物との離間距離と、前記第1の交差点距離とを用いて、前記第2の交差点距離を特定する請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記衝突速度範囲算出部は、
    前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とに加えて、前記車両の減速度を用いて、前記車両の運転手が前記阻害物から出現した前記移動体を視認した時点で前記減速度にて前記車両を減速する場合の前記衝突速度範囲を算出する請求項2に記載の車載装置。
  5. 前記衝突速度範囲算出部は、
    前記移動体が減速せずに前記交差点に向かって進行する場合の前記衝突速度範囲を算出する請求項1に記載の車載装置。
  6. 前記衝突速度範囲算出部は、
    前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とに加えて、前記車両のサイズと前記移動体のサイズとを用いて、前記衝突速度範囲を算出する請求項1に記載の車載装置。
  7. 前記衝突速度範囲算出部は、
    前記車両の前方と前記移動体の前方とが衝突するパターン、前記車両の後方と前記移動体の前方とが衝突するパターン、及び前記車両の前方と前記移動体の後方とが衝突するパターンの各々にて、前記衝突速度範囲を算出する請求項1に記載の車載装置。
  8. 車両に搭載されたコンピュータが、
    前記車両の現在位置から、前記車両が進行する経路である第1の経路上で前記車両の進行方向にある交差点までの距離である第1の交差点距離を特定し、
    前記交差点で前記第1の経路と交差する第2の経路を前記交差点に向かって進行する仮想的な移動体を前記車両の現在位置において前記車両の運転手が視認できない範囲で前記交差点から最短の前記移動体の位置から前記交差点までの距離を第2の交差点距離として特定し、
    前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とを用いて、前記車両と前記移動体とが前記交差点で衝突し得る前記移動体の速度の範囲を衝突速度範囲として算出し、
    前記第2の経路における実際の速度分布と、算出された前記衝突速度範囲とに基づき、前記車両が前記交差点で前記移動体と衝突する確率である衝突リスクを算出し、算出した前記衝突リスクを用いて、前記第2の経路において前記移動体に後続する仮想的な後続移動体と前記車両が前記交差点で衝突する確率を算出する情報処理方法。
  9. 車両に搭載されたコンピュータに、
    前記車両の現在位置から、前記車両が進行する経路である第1の経路上で前記車両の進行方向にある交差点までの距離である第1の交差点距離を特定する第1の交差点距離特定処理と、
    前記交差点で前記第1の経路と交差する第2の経路を前記交差点に向かって進行する仮想的な移動体を前記車両の現在位置において前記車両の運転手が視認できない範囲で前記交差点から最短の前記移動体の位置から前記交差点までの距離を第2の交差点距離として特定する第2の交差点距離特定処理と、
    前記第1の交差点距離と前記第2の交差点距離と前記車両の現在の速度とを用いて、前記車両と前記移動体とが前記交差点で衝突し得る前記移動体の速度の範囲を衝突速度範囲として算出する衝突速度範囲算出処理と
    前記第2の経路における実際の速度分布と、前記衝突速度範囲算出処理により算出された前記衝突速度範囲とに基づき、前記車両が前記交差点で前記移動体と衝突する確率である衝突リスクを算出し、算出した前記衝突リスクを用いて、前記第2の経路において前記移動体に後続する仮想的な後続移動体と前記車両が前記交差点で衝突する確率を算出する衝突リスク算出処理とを実行させる情報処理プログラム。
JP2018550618A 2018-03-27 2018-03-27 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Active JP6594565B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/012549 WO2019186716A1 (ja) 2018-03-27 2018-03-27 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6594565B1 true JP6594565B1 (ja) 2019-10-23
JPWO2019186716A1 JPWO2019186716A1 (ja) 2020-04-30

Family

ID=68059385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018550618A Active JP6594565B1 (ja) 2018-03-27 2018-03-27 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6594565B1 (ja)
WO (1) WO2019186716A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113421460A (zh) * 2021-06-23 2021-09-21 中煤航测遥感集团有限公司 作业车辆防撞预警方法、装置、车载终端及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338596A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toyota Motor Corp 車両制御システム
WO2013021490A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
JP2013196031A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2013218678A (ja) * 2012-03-23 2013-10-24 Institut Francais Des Sciences Et Technologies Des Transports De L'Amenagement Et Des Reseaux 路上車両の経路についての情報の決定方法
WO2017013748A1 (ja) * 2015-07-21 2017-01-26 日産自動車株式会社 シーン評価装置、走行支援装置、シーン評価方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338596A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toyota Motor Corp 車両制御システム
WO2013021490A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
JP2013196031A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2013218678A (ja) * 2012-03-23 2013-10-24 Institut Francais Des Sciences Et Technologies Des Transports De L'Amenagement Et Des Reseaux 路上車両の経路についての情報の決定方法
WO2017013748A1 (ja) * 2015-07-21 2017-01-26 日産自動車株式会社 シーン評価装置、走行支援装置、シーン評価方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113421460A (zh) * 2021-06-23 2021-09-21 中煤航测遥感集团有限公司 作业车辆防撞预警方法、装置、车载终端及存储介质
CN113421460B (zh) * 2021-06-23 2023-01-24 中煤航测遥感集团有限公司 作业车辆防撞预警方法、装置、车载终端及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019186716A1 (ja) 2019-10-03
JPWO2019186716A1 (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11738744B2 (en) Driving support apparatus
JP6323565B2 (ja) 運転支援装置
EP3319065B1 (en) Route prediction device
US10824153B2 (en) Cost design for path selection in autonomous driving technology
EP3378707B1 (en) Collision prediction and forward airbag deployment system for autonomous driving vehicles
US11260880B2 (en) Map-less and localization-less lane following method for autonomous driving of autonomous driving vehicles on highway
KR102540919B1 (ko) 차량의 주행 제어 장치 및 방법
EP3659004B1 (en) Drifting correction between planning stage and controlling stage of operating autonomous driving vehicles
WO2015156097A1 (ja) 衝突防止装置
EP3327530A1 (en) Method for determining command delays of autonomous vehicles
JP2015155878A (ja) 車両用障害物検出装置
EP3694756B1 (en) Spiral curve based vertical parking planner system for autonomous driving vehicles
US11472404B2 (en) Collision prediction device, collision prediction method, and program
JP2019039831A (ja) 自動運転装置
KR102304018B1 (ko) 자율주행 차량의 충돌 방지 방법, 장치 및 컴퓨터프로그램
JP2019055675A (ja) 車両走行制御方法及び装置
US20210197811A1 (en) Course prediction device, computer readable medium, and course prediction method
WO2020148561A1 (ja) 運転支援方法及び運転支援装置
JP6594565B1 (ja) 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
WO2019207639A1 (ja) 行動選択装置、行動選択プログラム及び行動選択方法
CN114787892A (zh) 控制系统以及控制方法
US20220073100A1 (en) Apparatus and method for controlling driving of vehicle
JP6834020B2 (ja) 物体認識装置および物体認識方法
JP6330868B2 (ja) 車両制御装置
US20240116500A1 (en) Information processing apparatus, movable apparatus, information processing method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180926

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180926

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6594565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250