JP6594219B2 - 電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納用箱に備えられるロッド棒に装着する部材に関するものである。
従来から、各種電気機器を収納するため、電気機器収納用箱が用いられている。この電気機器収納用箱に備えられた扉は、鎖錠されることにより閉じた状態が維持される。鎖錠する構成としては、特許文献1に記載されているように、上下方向に移動可能なロッド棒を利用するものが知られている。このロッド棒は一端側がリンク機構に接続されるとともに、他端側は支持部材により支持可能となっている。この電気機器収納用箱は筐体の枠と、ロッド棒の先端とを接触させることで鎖錠を可能としている。
ところで、ロッド棒を上下方向に移動させると、ロッド棒が支持部材や枠に接触することで大きな摩擦が生じることがある。このため、ロッド棒の操作に負担がかかったり、不快な擦れ音を発したりすることがあった。また、筐体の枠とロッド棒が擦れることで、筐体に傷がついて塗装が剥がれることもあった。支持部材とロッド棒との間で生じる問題を解決するため、特許文献1に記載の技術においては、スリーブを用いることが記載されている。
特開2002−152917号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構造は、スリーブを支持部材に取り付けるものである。したがって、筐体の枠とロッド棒との間で生じる問題を解決するには別途ローラを設けることなどが必要となる。このため、摩擦を抑制するための構造が複雑となったり、部品点数が多くなったりすることがあった。
本発明の目的は、比較的簡単な構造で、ロッド棒が接触移動する際に生じる摩擦を抑制することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、ロッド棒の先端に装着される直線部と、ロッド棒の形状に対応して係合し、直線部の一端から角度を異ならせて形成される湾曲部と、が樹脂により形成された電気機器収納用箱のロッド棒用キャップとする。
第一の手段において、前記湾曲部の側面に開口部を備える構成とする第二の手段が好ましい。
第二の手段において、前記直線部は筒状に形成され、その一端にロッド棒を挿入するために開口した挿入部を備え、前記挿入部の開口方向に形成された挿入空間に、前記開口部が形成された構成とする第三の手段が好ましい。
第三の手段において、前記湾曲部は、開口部を形成する略半筒状に形成された半筒部と、半筒部から開口部方向に突出した突出部を備える構成とする第四の手段が好ましい。
第一乃至第四の何れかの手段において、前記直線部は、他端を一方向に傾斜させて形成した傾斜部とした第五の手段が好ましい。
第一の手段では、ロッド棒の先端に装着される直線部と、ロッド棒の形状に対応して係合し、直線部の一端から角度を異ならせて形成される湾曲部と、が樹脂により形成されてロッド棒用キャップが構成されている。したがって、比較的簡単な構造で筐体や支持部材との大きな摩擦を抑制することが可能となる。更には、このような形態のキャップであると、ロッド棒が移動する際にキャップと枠などとの間に力がかけられても、ロッド棒からキャップが脱落することが抑制される。また、部品点数を抑制することが可能となる。
第二の手段では、前記湾曲部の側面に開口部を備えている。したがって、湾曲部をロッド棒に係合させることが容易となる。
第三の手段では、前記直線部は、筒状に形成され、一端にロッド棒を挿入するために開口した挿入部を備えている。また、前記開口部は、挿入部の開口方向に形成された挿入空間に形成されている。したがって、ロッド棒に対してキャップを装着することが容易となる。
第四の手段では、前記湾曲部は、開口部を形成する略半筒状に形成された半筒部と、半筒部から開口部方向に突出した突出部を備える構成となっている。したがって、キャップを一部材で形成することが可能となる。また、突出部によりキャップをロッド部に固定することが可能となる。
第五の手段では、前記直線部は、他端を一方向に傾斜させて形成した傾斜部が形成されている。したがって、広い範囲でロッド棒を鎖錠位置まで案内することが可能となる。また、ロッド棒の先端を曲げて形成しなくとも、ロッド棒を容易に鎖錠位置まで案内することが可能となる。
ロッド棒の先端に第一の実施の形態のキャップが取り付けられた電気機器収納用箱の斜視図である。 図1におけるII−II断面を示した断面図である。 図1におけるキャップ周りを拡大した部分拡大図である。 ロッド棒の先端に第一の実施の形態のキャップが取り付けられている状態を示した側面図である。 第一の実施の形態のキャップの斜視図である。 第一の実施の形態のキャップをロッド棒に取り付ける前の状態を側方から見た図である。 第一の実施の形態のキャップを直線的に動かすことでロッド棒にかぶせた状態を側方から見た図である。 第二の実施の形態のキャップをロッド棒に装着する直前の状態を示した斜視図である。 第二の実施の形態のキャップをロッド棒に装着した状態を示した斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1はロッド棒5の先端に第一の実施の形態のキャップ3aが取り付けられた電気機器収納用箱1の斜視図である。なお、二つある扉部11のうち片方の扉部11が開いた状態を示している。また、図2は図1におけるII−II断面を示した断面図である。図1に示すように、本実施の形態においては、電気機器収納用箱1を形成する筐体12の扉部11に金属製のロッド棒5が備えられている。このロッド棒5は扉部11に備えられたリンク部14につながっている。このリンク部14は扉部11の表側に備えられたハンドル15を動かして回転軸16を回すことでロッド棒5を移動させることができるよう構成されている。
ハンドル15を動かすことで、ロッド棒5を上下方向に移動させ、正面視においてロッドが筐体12の枠17とオーバーラップするような状態となると、鎖錠可能となる。また、この状態が解除されることにより、解錠された状態となる。
図3は図1におけるキャップ3a周りを拡大した部分拡大図である。図3に示すように、ロッド棒5の先端にはキャップ3aが取り付けられている。扉部11にはロッド棒5を支えることが可能な支持部材7が備えられている。この支持部材7は、水平方向に延びる支持腕71を備えている。支持腕71にはロッド棒5を挿入可能な開口空間73が形成されている。この開口空間73は、先端にキャップ3aが取り付けられたロッド棒5が挿通可能な大きさで構成されている。
本実施の形態の支持部材7は各扉部11に各々二つ取り付けられている。図1や図2に示された事項から理解されるように、支持部材7はリンク部14の上側と下側にそれぞれ配置されている。支持部材7はキャップ3aを介してロッド棒5を支えることができるように配置されており、鎖錠及び解錠のいずれの状態においてもキャップ3aが開口空間73に挿入されている状態が維持されている。
図4はロッド棒5の先端に第一の実施の形態のキャップ3aが取り付けられている状態を示した側面図である。図4に示されていることから理解されるように、ロッド棒5は屈曲した曲げ部52を備えている。本実施の形態においては、図3及び図4に示されている事項から理解されるように、支持部材7が、曲げ部52より先端側の部位を支えるように構成されている。このため、ロッド棒5の先端から曲げ部52にかけてロッド棒5の外側に位置するようキャップ3aが取り付けられている。本実施の形態のキャップ3aは摺動性の良い樹脂を用いて作られ、筐体12や支持部材7との間で生じる摩擦を抑制することが可能となっている。また、本実施の形態のキャップ3aは、樹脂により成形された一つの部材として構成されている。このため部品点数を抑制することが可能となる。
図5は第一の実施の形態のキャップ3aの斜視図である。図5に示されているように、本実施の形態のキャップ3aは直線状に形成された直線部31と、直線部31の一端から角度を異ならせて形成される湾曲部32を備えている。このような形態とすることにより、鎖錠状態では、直線部31が筐体12の枠17と支持部材7の双方に当接可能となるように構成されている。
湾曲部32は、曲げ部52周りにおけるロッド棒5の形状に対応している。このため、湾曲部32はロッド棒5の曲げ部52に係合可能である。本実施の形態のキャップ3aは概略筒状に形成されている。キャップ3aの一端にはロッド棒5を挿入するために開口した挿入部37が形成されている。また、湾曲部32の側面には開口部33が形成されている。この開口部33の存在により、湾曲部32を備えた構成であっても、キャップ3aの湾曲部32をロッド棒5に係合させることが容易となる。
開口部33が形成されることにより、湾曲部32には略半筒状となる半筒部34が形成される。半筒部34には開口部33方向に突出した突出部35が形成されている。この突出部35は弾性変形可能である。このためキャップ3aをロッド棒5に装着させる際には突出部35が変形し、ロッド棒5の曲げ部52を半筒部34の内側面に係合させることが可能となる。装着完了時には、突出部35は弾性力により上記変形状態からもとに戻る。このため、湾曲部32がロッド棒5の周囲に絡みつくようになり、キャップ3aがロッド棒5に固定される。
本明細書においては、キャップ3aを固定した状態でロッド棒5を直線的に動かし直線部31に挿入させた場合に、ロッド棒5のうちキャップ3aの直線部31内に収まる部位が通過する空間を挿入空間91と呼ぶことにする。この挿入空間91は挿入部37の開口方向に形成されており、一側面から見ると図4における2本の破線の間を占める空間である。本実施の形態においては、湾曲部32の開口部33は挿入空間91に設けられている。つまり、半筒部34が挿入空間91外に位置するように形成されている。このため、容易にキャップ3aをロッド棒5に装着させることが可能となる。また、湾曲部32に形成された突出部35は、湾曲部32の下端に形成されている。これにより挿入空間91外に突出部35が形成され、ロッド棒5を挿入部37に挿入しやすい構成となっている。
本実施の形態のキャップ3aの直線部31は、一端が湾曲部32とつながっており、他端は一方向に傾斜した傾斜部36を備えている。傾斜部36は鎖錠動作時に枠17と当接することで、ロッド棒5を鎖錠位置まで案内する。したがって、広い範囲でロッド棒5を鎖錠位置まで案内することが可能となる。このため、ロッド棒5の先端を曲げて形成せずとも、ロッド棒5を鎖錠位置まで案内することが容易となる。
次に本実施の形態のキャップ3aをロッド棒5に取り付ける手順を説明する。図6は第一の実施の形態のキャップ3aをロッド棒5に取り付ける前の状態を側方から見た図である。図7は第一の実施の形態のキャップ3aを直線的に動かすことでロッド棒5にかぶせた状態を側方から見た図である。先ず図6のように、直線状に形成されたロッド棒5の先端の長手方向と、キャップ3aの長手方向とが同方向に向くように並列配置する。この後、図6に矢印で示した方向に、キャップ3aをまっすぐ動かし、ロッド棒5にかぶせる。すると、図7に示した状態となる。次に図7に示した状態からキャップ3aをロッド棒5に沿わせて90度ほど回転させると図4に示した状態となり固定される。なお、直線的な動きでキャップ3aをロッド棒5にかぶせることができるよう、開口部33や突出部35が形成されていることは先に記載したとおりである。
次に第二の実施の形態のキャップ3cについて説明する。図8は第二の実施の形態のキャップ3cをロッド棒5に装着する直前の状態を示した斜視図である。図9は第二の実施の形態のキャップ3cをロッド棒5に装着した状態を示した斜視図である。第二の実施の形態においても、第一の実施の形態と同様、直線部31や湾曲部32や傾斜部36を備えた樹脂製のキャップ3cとしている。本実施の形態においては第一の実施の形態と異なり、半筒状の二つの部材を組み合わせて樹脂製のキャップ3cが形成されている。図8に示すように半筒状の部材の片方には爪部38が形成されている。また、もう一方の部材には受け部39が形成されている。双方の部材でロッド棒5の先端を挟み込み、爪部38と受け部39を係止状態とさせることで、キャップ3cがロッド棒5に装着された状態となる。
以上、二つの実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、傾斜部を形成しないことも可能である。
1 電気機器収納用箱
3a キャップ
3c キャップ
5 ロッド棒
7 支持部材
31 直線部
32 湾曲部
33 開口部
34 半筒部
35 突出部
36 傾斜部
37 挿入部
91 挿入空間

Claims (5)

  1. ロッド棒の先端に装着される直線部と、
    ロッド棒の形状に対応して係合し、直線部の一端から角度を異ならせて形成される湾曲部と、
    が樹脂により形成された電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ。
  2. 前記湾曲部の側面に開口部を備えた請求項1に記載の電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ。
  3. 前記直線部は筒状に形成され、その一端にロッド棒を挿入するために開口した挿入部を備え、
    前記挿入部の開口方向に形成された挿入空間に、前記開口部が形成された請求項2に記載の電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ。
  4. 前記湾曲部は、開口部を形成する略半筒状に形成された半筒部と、半筒部から開口部方向に突出した突出部を備える請求項3に記載の電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ。
  5. 前記直線部の他端を一方向に傾斜させて形成した傾斜部とした請求項1乃至4の何れかに記載の電気機器収納用箱のロッド棒用キャップ。
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