JP6594064B2 - 湿式固形化粧料およびその製造方法 - Google Patents

湿式固形化粧料およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、湿式固形化粧料およびその製造方法に関する。
従来、スラリー状の化粧料を容器内に充填し、容器内に充填された化粧料中の溶剤を吸引して除去することによって製造される湿式固形化粧料が知られている。
例えば、特許文献1に記載された湿式化粧料(湿式固形化粧料)は、中皿(容器)を仕切り部材にて複数の充填部に仕切り、中皿の開口をバキュームパットにて閉塞した後、中皿に形成された貫通孔を介して複数色の化粧料を複数の充填部のそれぞれに充填するとともに、バキュームパットを介して複数色の化粧料中の溶剤を除去し、中皿内に充填された複数色の化粧料にプレス処理を施すことによって製造される。
ここで、スラリー状の化粧料は、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料の化粧料基材と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコールなどの揮発性溶剤とを混合した流動物であり、その処方によってはパールなどの光輝性顔料を含んでいる。
図14は、光輝性顔料の粒子の状態を模式的に示す図である。具体的には、図14(A)は、湿式固形化粧料における光輝性顔料Pの粒子の状態を示す図であり、図14(B)は、乾式固形化粧料における光輝性顔料Pの粒子の状態を示す図である。
光輝性顔料Pは、他の化粧料基材と比較して粒子のアスペクト比(粒子の長辺と短辺の比)が高く、前述した湿式固形化粧料では、スラリー状の化粧料を充填するときに、その粒子が水平方向に沿って互いに平行となるように充填される(図14(A)参照)。これによれば、光輝性顔料Pの粒子への入射光は、一定の方向に反射することになるので、湿式固形化粧料は、理想的な光沢を得ることができる。したがって、湿式固形化粧料は、化粧料を充填するときに、光輝性顔料Pの粒子がバラバラな方向となるように充填される乾式固形化粧料(図14(B)参照)と比較して理想的な強い光沢を得ることができる。
特開2012−192020号公報
しかしながら、このような光輝性顔料を含む湿式固形化粧料の表面形状を、複数の面と、複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成した場合には、複数の面は、強い光沢の影響を受けて膨らんだように見えてしまい、ひいては湿式固形化粧料の立体的な形状を視認しにくくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる湿式固形化粧料およびその製造方法を提供することである。
本発明の湿式固形化粧料は、光輝性顔料を含む湿式固形化粧料であって、複数の面と、複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有し、複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されていることを特徴とする。

このような構成によれば、複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されているので、強い光沢の影響を受けて膨らんだように見えてしまう現象と相殺することができる。したがって、湿式固形化粧料は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
本発明では、湿式固形化粧料の稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より小さい場合には、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有し、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より大きい場合には、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有することが好ましい。
このような構成によれば、湿式固形化粧料の稜線は、膨出部または切欠部にて目立つようになるので、湿式固形化粧料は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
ここで、湿式固形化粧料の稜線を構成する2つの平面の二面角とは、その稜線を構成する2つの平面の湿式固形化粧料側の二面角を言うものとする。
本発明では、複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されているので、例えば、段差状などの他の形状に形成する場合と比較して違和感をなくすことができる。
本発明の湿式固形化粧料の製造方法は、光輝性顔料を含むスラリー状の化粧料を容器内に充填し、容器内に充填された化粧料中の溶剤を吸引して除去することによって固形化粧料を製造する湿式固形化粧料の製造方法であって、容器内にスラリー状の化粧料を充填する充填ステップと、複数の面と、複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成されたヘッド面を有する吸引ヘッドを用いることによって、容器内に充填された化粧料中の溶剤を吸引して除去する吸引ステップとを備え、吸引ヘッドのヘッド面における複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する形状に形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、吸引ヘッドは、複数の面と、複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成されたヘッド面を有し、吸引ヘッドのヘッド面における複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する形状に形成されているので、前述した湿式固形化粧料を製造することができる。したがって、湿式固形化粧料は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
本発明では、吸引ヘッドの稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より小さい場合には、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有し、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より大きい場合には、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有することが好ましい。
このような構成によれば、湿式固形化粧料の稜線は、膨出部または切欠部にて目立つようになるので、湿式固形化粧料は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
ここで、吸引ヘッドの稜線を構成する2つの平面の二面角とは、その稜線を構成する2つの平面の吸引ヘッド側の二面角を言うものとする。
本発明では、吸引ヘッドのヘッド面における複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、湿式固形化粧料の複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されているので、例えば、段差状などの他の形状に形成する場合と比較して違和感をなくすことができる。
本発明の第1実施形態に係る湿式固形化粧料の外観を模式的に示す上面図および断面図 湿式固形化粧料の外観を模式的に示す斜視図 湿式固形化粧料の充填装置を示す模式図 吸引ヘッドの外観を模式的に示す下面図および断面図 吸引ヘッドの外観を模式的に示す斜視図 充填装置に化粧皿を配置した状態を示す模式図 化粧料を化粧皿に充填する直前の状態を示す模式図 化粧料を化粧皿に充填した状態を示す模式図 本発明の第2実施形態に係る湿式固形化粧料の外観を模式的に示す上面図および断面図 湿式固形化粧料の外観を模式的に示す斜視図 湿式固形化粧料の充填装置を示す模式図 吸引ヘッドの外観を模式的に示す下面図および断面図 吸引ヘッドの外観を模式的に示す斜視図 光輝性顔料の粒子の状態を模式的に示す図
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る湿式固形化粧料の外観を模式的に示す上面図および断面図である。具体的には、図1(A)は、湿式固形化粧料1を上面側から見た図であり、図1(B)は、湿式固形化粧料1を図中一点鎖線にて切断した断面を示す図である。
湿式固形化粧料1は、図1に示すように、容器としての化粧皿10の収容部に収容されている。
化粧皿10は、プラスチック成形によって形成されている。この化粧皿10は、略正十角形状の皿底11と、この皿底11の各辺から立設する外壁12とを有し、その収容部に湿式固形化粧料1を収容する。
化粧皿10の皿底11は、その中央に形成された充填孔13を有している。この充填孔13は、化粧皿10の内底面から化粧皿10の裏面まで貫通して断面円形状に形成されている。
なお、充填孔13は、化粧皿10の内底面側に位置する縮径部と、化粧皿10の裏面側に位置し、縮径部よりも径の大きい拡径部とを有している。
この湿式固形化粧料1は、スラリー状の化粧料を化粧皿10内に充填し、化粧皿10内に充填された化粧料中の揮発性溶剤を吸引して除去した後、化粧料にプレス処理を施すことによって製造される。
ここで、スラリー状の化粧料は、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの固形粉末化粧料の化粧料基材と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコールなどの揮発性溶剤とを混合した流動物である。また、この化粧料は、光輝性顔料としてのパールを含んでいる。
図2は、湿式固形化粧料の外観を模式的に示す斜視図である。
湿式固形化粧料1は、図1および図2に示すように、立体的な形状に形成された表面形状を有している。具体的には、湿式固形化粧料1の表面形状は、中央に位置する五角形状の平面21と、この五角形状の平面21の各辺に隣接する複数の四角形状の平面22と、複数の四角形状の平面22の間に位置する複数の三角形状の湾曲面23とを備えている。また、湿式固形化粧料1は、五角形状の平面21と、複数の四角形状の平面22とをそれぞれ接続する稜線L21と、複数の四角形状の平面22と、複数の三角形状の湾曲面23とをそれぞれ接続する稜線L22とを備えている。
したがって、本実施形態では、湿式固形化粧料1は、複数の面(平面21,22および湾曲面23)と、複数の面を接続する稜線L21,L22とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有している。
具体的には、湿式固形化粧料1は、化粧皿10の開口から鉛直上方側に向かって膨らむような立体的な形状に形成されている。
湾曲面23は、その中央に向かうにしたがって(稜線L22から離れるにしたがって)凹むように湾曲して形成されている。換言すれば、湾曲面23は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されている。
したがって、本実施形態では、複数の面(平面21,22および湾曲面23)の少なくともいずれか1つの面(湾曲面23)は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されている。
ここで、図1および図2では、湾曲面23を説明のために強調して表している。実際には、図1(B)において、湿式固形化粧料1の横幅を約27mmとし、化粧皿10の高さを約5mmとし、化粧皿10の上端から平面21までの高さを約2mmとした場合に、湾曲面23は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して約0.2mm没入するように形成されている。また、稜線L21,22は、R0.2程度である。
なお、本実施形態では、湾曲面23は、その中央に向かうにしたがって凹むように湾曲して形成されていたが、例えば、階段状に凹むように形成されていてもよい。要するに、湾曲面23は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されていればよい。
また、稜線L21,L22は、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有している。ここで、湿式固形化粧料1は、化粧皿10の開口から鉛直上方側に向かって膨らむような立体的な形状に形成されているので、稜線L21を構成する2つの平面(平面21,22)の二面角と、稜線L22を構成する2つの平面(平面22および湾曲面23)の二面角は、それぞれ180度より小さくなっている。
なお、本実施形態では、膨出部は、半円筒状に膨らむように形成されているが、半角筒状などの他の形状に膨らむように形成されていてもよい。
図3は、湿式固形化粧料の充填装置を示す模式図である。
充填装置3は、図3に示すように、ハカマ14に収納された状態で搬送されてきた化粧皿10にスラリー状の化粧料を充填する充填ノズル31と、化粧皿10の表面の開口を閉塞するとともに、スラリー状の化粧料を充填する際に化粧料中に含まれる揮発性溶剤を吸引して除去する吸引ヘッド4とを備えている。
なお、図3では、化粧皿10、ハカマ14、および吸引ヘッド4は、化粧皿10を図1の一点鎖線にて切断した断面を示している。
吸引ヘッド4は、スラリー状の化粧料中に含まれる揮発性溶剤を吸引するために、吸引ヘッド4の内部を貫通するようにして形成された複数の吸引孔(図示略)を有している。なお、吸引ヘッド4は、吸引ヘッド4の下面に取り付けられた吸収性の高い紙や不織布などからなる吸収シートSを介してスラリー状の化粧料中の揮発性溶剤を吸引する。この吸収シートSは、供給ローラS1に巻回されている。
図4は、吸引ヘッドの外観を模式的に示す下面図および断面図である。図5は、吸引ヘッドの外観を模式的に示す斜視図である。具体的には、図4(A)は、吸引ヘッド4を下面側から見た図であり、図4(B)は、吸引ヘッド4を図中一点鎖線にて切断した断面を示す図である。
吸引ヘッド4のヘッド面(閉塞面)は、図4および図5に示すように、湿式固形化粧料1の表面形状と対応する形状に形成されている。具体的には、吸引ヘッド4のヘッド面は、中央に位置する五角形状の平面41と、この五角形状の平面41の各辺に隣接する複数の四角形状の平面42と、複数の四角形状の平面42の間に位置する複数の三角形状の湾曲面43とを備えている。また、吸引ヘッド4のヘッド面は、五角形状の平面41と、複数の四角形状の平面42とをそれぞれ接続する稜線L41と、複数の四角形状の平面42と、複数の三角形状の湾曲面43とをそれぞれ接続する稜線L42とを備えている。
したがって、本実施形態では、吸引ヘッド4のヘッド面は、複数の面(平面41,42および湾曲面43)と、複数の面を接続する稜線L41,L42とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有している。
具体的には、吸引ヘッド4のヘッド面は、鉛直上方側に向かって陥没するような立体的な形状に形成されている。
湾曲面43は、その中央に向かうにしたがって(稜線L42から離れるにしたがって)膨らむように湾曲して形成されている。換言すれば、湾曲面43は、自己を構成する稜線L42に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されている。
したがって、本実施形態では、複数の面(平面41,42および湾曲面43)の少なくともいずれか1つの面(湾曲面43)は、自己を構成する稜線L42に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されている。
また、稜線L41,L42は、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有している。ここで、吸引ヘッド4のヘッド面は、鉛直上方側に向かって陥没するような立体的な形状に形成されているので、稜線L41を構成する2つの平面(平面41,42)の二面角と、稜線L42を構成する2つの平面(平面42および湾曲面43)の二面角は、それぞれ180度より大きくなっている。
なお、本実施形態では、切欠部は、半円筒状に切り欠くように形成されているが、半角筒状などの他の形状に切り欠くように形成されていてもよい。
図6〜図8は、充填装置による化粧料の充填方法を説明する工程図である。具体的には、図6は、充填装置3に化粧皿10を配置した状態を示す模式図である。図7は、化粧料を化粧皿10に充填する直前の状態を示す模式図である。図8は、化粧料を化粧皿10に充填した状態を示す模式図である。以下、これらの図を参照して化粧料の充填方法を説明する。
まず、充填装置3は、図6に示すように、吸引ヘッド4を上昇させるとともに、充填ノズル31を下降させることによって初期状態とする(図6上下向矢印)。その後、化粧皿10は、ハカマ14に収納された状態で搬送されることによって、充填装置3における所定の位置に配置される。
次に、充填装置3は、図7に示すように、吸引ヘッド4を下降させることによって、化粧皿10の表面の開口を閉塞する(図7下向矢印)。また、充填装置3は、充填ノズル31を上昇させることによって、充填孔13の拡径部に充填ノズル31の先端を挿入する(図6上向矢印)。これによって、化粧皿10の収容部は、密閉された空間となる。
そして、充填装置3は、図8にハッチングにて示すように、ポンプ(図示略)に化粧料を吐出させることによって、充填ノズル31を介して化粧皿10内にスラリー状の化粧料を充填する(充填ステップ)。この際、吸収シートSは、化粧料の充填に伴って膨らむように上昇し、吸引ヘッド4のヘッド面に当接する。
また、充填装置3は、吸引ヘッド4を用いることによって、化粧皿10内に充填された化粧料中の揮発性溶剤を、吸収シートSを介して吸引して除去する。したがって、充填装置3は、化粧皿10の開口を吸引ヘッド4にて閉塞し、吸引ヘッド4を用いることによって、化粧皿10内に充填された化粧料中の溶剤を除去する(吸引ステップ)。
その後、充填装置3は、吸引ヘッド4を上昇させるとともに、充填ノズル31を下降させることによって初期状態に戻る(図6参照)。
そして、化粧皿10に充填された化粧料に対して吸引ヘッド4のヘッド面と同様の形状のヘッド面を有するプレスヘッドにてプレス処理を施す等の後処理を行うことによって、図1,2に示すように、立体的な形状に形成された表面形状を有する湿式固形化粧料1を製造することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)湾曲面23は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されているので、強い光沢の影響を受けて膨らんだように見えてしまう現象と相殺することができる。したがって、湿式固形化粧料1は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
(2)湿式固形化粧料1の稜線L21,22は、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有し、この膨出部にて目立つようになるので、湿式固形化粧料1は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
(3)湾曲面23は、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されているので、例えば、段差状などの他の形状に形成する場合と比較して違和感をなくすことができる。
(4)吸引ヘッド4は、湾曲面43を有し、この湾曲面43は、自己を構成する稜線L42に基づく仮想的な平面に対して突出する形状に形成されているので、自己を構成する稜線L22に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成された湾曲面23を有する湿式固形化粧料1を製造することができる。したがって、湿式固形化粧料1は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る湿式固形化粧料の外観を模式的に示す上面図および断面図である。具体的には、図9(A)は、湿式固形化粧料5を上面側から見た図であり、図9(B)は、湿式固形化粧料5を図中一点鎖線にて切断した断面を示す図である。
前記第1実施形態では、湿式固形化粧料1は、化粧皿10の開口から鉛直上方側に向かって膨らむような立体的な形状に形成されていた。
これに対して、本実施形態では、湿式固形化粧料5は、図9に示すように、化粧皿10の開口から鉛直下方側に向かって陥没するような立体的な形状に形成されている。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
湿式固形化粧料5は、化粧皿10の収容部に収容されている。この湿式固形化粧料5は、スラリー状の化粧料を化粧皿10内に充填し、化粧皿10内に充填された化粧料中の揮発性溶剤を吸引して除去した後、化粧料にプレス処理を施すことによって製造される。
図10は、湿式固形化粧料の外観を模式的に示す斜視図である。
湿式固形化粧料5は、図10に示すように、立体的な形状に形成された表面形状を有している。具体的には、湿式固形化粧料5の表面形状は、中央に位置する五角形状の平面51と、この五角形状の平面51の各辺に隣接する複数の四角形状の平面52と、複数の四角形状の平面52の間に位置する複数の三角形状の湾曲面53とを備えている。また、湿式固形化粧料5は、五角形状の平面51と、複数の四角形状の平面52とをそれぞれ接続する稜線L51と、複数の四角形状の平面52と、複数の三角形状の湾曲面53とをそれぞれ接続する稜線L52とを備えている。
したがって、本実施形態では、湿式固形化粧料5は、複数の面(平面51,52および湾曲面53)と、複数の面を接続する稜線L51,L52とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有している。
具体的には、湿式固形化粧料5は、化粧皿10の開口から鉛直下方側に向かって陥没するような立体的な形状に形成されている。
湾曲面53は、その中央に向かうにしたがって(稜線L52から離れるにしたがって)凹むように湾曲して形成されている。換言すれば、湾曲面53は、自己を構成する稜線L52に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されている。
したがって、本実施形態では、複数の面(平面51,52および湾曲面53)の少なくともいずれか1つの面(湾曲面53)は、自己を構成する稜線L52に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されている。
ここで、図9および図10では、湾曲面53を説明のために強調して表している。実際には、図9(B)において、湿式固形化粧料5の横幅を約27mmとし、化粧皿10の高さを約5mmとし、平面51から化粧皿10の上端までの高さを約2mmとした場合に、湾曲面53は、自己を構成する稜線L52に基づく仮想的な平面に対して約0.2mm没入するように形成されている。また、稜線L51,52は、R0.2程度である。
なお、本実施形態では、湾曲面53は、その中央に向かうにしたがって凹むように湾曲して形成されていたが、例えば、階段状に凹むように形成されていてもよい。要するに、湾曲面53は、自己を構成する稜線L52に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されていればよい。
また、稜線L51,L52は、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有している。ここで、湿式固形化粧料5は、化粧皿10の開口から鉛直下方側に向かって陥没するような立体的な形状に形成されているので、稜線L51を構成する2つの平面(平面51,52)の二面角と、稜線L52を構成する2つの平面(平面52および湾曲面53)の二面角は、それぞれ180度より大きくなっている。
なお、本実施形態では、切欠部は、半円筒状に切り欠くように形成されているが、半角筒状などの他の形状に切り欠くように形成されていてもよい。
図11は、湿式固形化粧料の充填装置を示す模式図である。
充填装置3Aは、図11に示すように、ハカマ14に収納された状態で搬送されてきた化粧皿10にスラリー状の化粧料を充填する充填ノズル31と、化粧皿10の表面の開口を閉塞するとともに、スラリー状の化粧料を充填する際に化粧料中に含まれる揮発性溶剤を吸引して除去する吸引ヘッド6とを備えている。
なお、図11では、化粧皿10、ハカマ14、および吸引ヘッド6は、化粧皿10を図9の一点鎖線にて切断した断面を示している。
吸引ヘッド6は、スラリー状の化粧料中に含まれる揮発性溶剤を吸引するために、吸引ヘッド6の内部を貫通するようにして形成された複数の吸引孔(図示略)を有している。なお、吸引ヘッド6は、吸引ヘッド6の下面に取り付けられた吸収性の高い紙や不織布などからなる吸収シートSを介してスラリー状の化粧料中の揮発性溶剤を吸引する。この吸収シートSは、供給ローラS1に巻回されている。
図12は、吸引ヘッドの外観を模式的に示す下面図および断面図である。図13は、吸引ヘッドの外観を模式的に示す斜視図である。具体的には、図12(A)は、吸引ヘッド6を下面側から見た図であり、図12(B)は、吸引ヘッド6を図中一点鎖線にて切断した断面を示す図である。
吸引ヘッド6のヘッド面(閉塞面)は、図12および図13に示すように、湿式固形化粧料5の表面形状と対応する形状に形成されている。具体的には、吸引ヘッド6のヘッド面は、中央に位置する五角形状の平面61と、この五角形状の平面61の各辺に隣接する複数の四角形状の平面62と、複数の四角形状の平面62の間に位置する複数の三角形状の湾曲面63とを備えている。また、吸引ヘッド6のヘッド面は、五角形状の平面61と、複数の四角形状の平面62とをそれぞれ接続する稜線L61と、複数の四角形状の平面62と、複数の三角形状の湾曲面63とをそれぞれ接続する稜線L62とを備えている。
したがって、本実施形態では、吸引ヘッド6のヘッド面は、複数の面(平面61,62および湾曲面63)と、複数の面を接続する稜線L61,L62とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有している。
具体的には、吸引ヘッド6のヘッド面は、鉛直下方側に向かって膨らむような立体的な形状に形成されている。
湾曲面63は、その中央に向かうにしたがって(稜線L62から離れるにしたがって)膨らむように湾曲して形成されている。換言すれば、湾曲面63は、自己を構成する稜線L62に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されている。
したがって、本実施形態では、複数の面(平面61,62および湾曲面63)の少なくともいずれか1つの面(湾曲面63)は、自己を構成する稜線L62に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されている。
また、稜線L61,L62は、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有している。ここで、吸引ヘッド6のヘッド面は、鉛直下方側に向かって膨らむような立体的な形状に形成されているので、稜線L61を構成する2つの平面(平面61,62)の二面角と、稜線L62を構成する2つの平面(平面62および湾曲面63)の二面角は、それぞれ180度より小さくなっている。
なお、本実施形態では、膨出部は、半円筒状に膨らむように形成されているが、半角筒状などの他の形状に膨らむように形成されていてもよい。
そして、前記第1実施形態と同様にスラリー状の化粧料を化粧皿10内に充填し、化粧皿10に充填された化粧料に対して吸引ヘッド6のヘッド面と同様の形状のヘッド面を有するプレスヘッドにてプレス処理を施す等の後処理を行うことによって、図9,10に示すように、立体的な形状に形成された表面形状を有する湿式固形化粧料5を製造することができる。
このような本実施形態によれば、前記第1実施形態における(1),(3),(4)と同様の作用・効果を奏することができる他、以下の作用・効果を奏することができる。
(5)湿式固形化粧料5の稜線L51,52は、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有し、この切欠部にて目立つようになるので、湿式固形化粧料5は、光輝性顔料を含んでいても立体的な形状を認識しやすくすることができる。
〔実施形態の変形例〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、湿式固形化粧料1の稜線は、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有し、湿式固形化粧料5の稜線は、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有していた。換言すれば、湿式固形化粧料の稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より小さい場合には、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有し、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より大きい場合には、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有していた。これに対して、湿式固形化粧料の稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角の角度に関わらず、膨出部を有していてもよく、切欠部を有していてもよい。また、湿式固形化粧料の稜線は、膨出部および切欠部を有していなくてもよい。
前記各実施形態では、湿式固形化粧料1,5は、平面21,22,51,52と、湾曲面23,53とを備え、湾曲面23,53は、自己を構成する稜線L22,L52に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されていた。これに対して、湿式固形化粧料1,5は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に、湾曲面23,53以外の面を形成してもよい。要するに、湿式固形化粧料は、表面形状のデザインに応じて、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に複数の面の少なくともいずれか1つの面を形成すればよい。
前記第2実施形態では、充填装置3Aは、吸引ヘッド6にて化粧皿10の表面の開口を閉塞するとともに、化粧皿10の裏面からスラリー状の化粧料を充填し、化粧皿10内に充填された化粧料中の揮発性溶剤を吸引して除去するバック充填方式を採用していた。これに対して、充填装置は、化粧皿10の表面の開口を閉塞することなく、化粧皿10の表面の開口からスラリー状の化粧料を充填した後、吸引ヘッド6にて化粧皿10の表面の開口を閉塞することによって、化粧皿10内に充填された化粧料中の揮発性溶剤を吸引して除去するフロント充填方式を採用してもよい。
以上のように、本発明は、湿式固形化粧料およびその製造方法に好適に利用できる。
1,5 湿式固形化粧料
3,3A 充填装置
4,6 吸引ヘッド
10 化粧皿(容器)
11 皿底
12 外壁
13 充填孔
14 ハカマ
31 充填ノズル

Claims (6)

  1. 光輝性顔料を含む湿式固形化粧料であって、
    複数の面と、前記複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成された表面形状を有し、
    前記複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する形状に形成されていることを特徴とする湿式固形化粧料。
  2. 請求項1に記載された湿式固形化粧料において、
    前記湿式固形化粧料の稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より小さい場合には、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有し、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より大きい場合には、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有することを特徴とする湿式固形化粧料。
  3. 請求項1または請求項2に記載された湿式固形化粧料において、
    前記複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して没入する湾曲面状に形成されていることを特徴とする湿式固形化粧料。
  4. 光輝性顔料を含むスラリー状の化粧料を容器内に充填し、前記容器内に充填された化粧料中の溶剤を吸引して除去することによって固形化粧料を製造する湿式固形化粧料の製造方法であって、
    前記容器内にスラリー状の化粧料を充填する充填ステップと、
    複数の面と、前記複数の面を接続する稜線とを有する立体的な形状に形成されたヘッド面を有する吸引ヘッドを用いることによって、前記容器内に充填された化粧料中の溶剤を吸引して除去する吸引ステップとを備え、
    前記吸引ヘッドのヘッド面における複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する形状に形成されていることを特徴とする湿式固形化粧料の製造方法。
  5. 請求項4に記載された湿式固形化粧料の製造方法において、
    前記吸引ヘッドの稜線は、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より小さい場合には、自己を中心とする半円筒状に切り欠くように形成された切欠部を有し、自己を構成する2つの平面の二面角が180度より大きい場合には、自己を中心とする半円筒状に膨らむように形成された膨出部を有することを特徴とする湿式固形化粧料の製造方法
  6. 請求項4または請求項5に記載された湿式固形化粧料の製造方法において、
    前記吸引ヘッドのヘッド面における複数の面の少なくともいずれか1つの面は、自己を構成する稜線に基づく仮想的な平面に対して突出する湾曲面状に形成されていることを特徴とする湿式固形化粧料の製造方法。
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