JP6593837B2 - 光コネクタ用後付タブ - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタ用のアダプタに対し、光ケーブル用のプラグを着脱するための後付工具として用いられる光コネクタ用後付タブに関する。
従来、図9及び図10に示すように、光コネクタ用のアダプタQに装着されている光ケーブル用のプラグPを取外す場合には、当該プラグPのツマミTを直接手で掴み、後方へ引き抜くことで、前記アダプタQから引き抜いていた。
すなわち、前記光コネクタ用のアダプタQの具体的な構成としては、前記光ケーブル用のプラグPのフェルールの芯線を相互接続できるように、当該アダプタQの両端に、光学軸が一致するようにして、一方の挿入孔101aと、他方の挿入孔101bとをそれぞれ備えている。また、後述する図9に示すように、前記挿入孔101a内奥にある接合端壁には、円筒状のスリーブSが、光学軸上で中心軸を一致させて挿入孔101aの開口端に向かって突設してある。そして、前記スリーブSを囲繞するように、先端に鉤状の爪部を備えた撓曲自在なレバー片Lを対向配置させてある。このスリーブS内側には円筒状の割りスリーブS1が装着され保持されている。さらに、図10に明示されているように、前記挿入孔101aにおける上側壁中央には、プラグP挿入時のガイドおよび安定保持のために、当該プラグPのツマミTに設けられたキー突起Kを嵌合させるよう光軸方向に沿って直線溝条となったキー溝K1が形成されている。なお、図中の102は前記光コネクタ用のアダプタQの左右側壁の各中間部に形成された取付フランジ、103はパネル取付用の弾性係止片である。
さらに、前記光ケーブル用のプラグPは、後述する図9に示すように、光ファイバ芯線が挿入固定されるとともに後端にフランジが圧入保持されるフェルールFと、フランジ後端に位置しフェルールFを前方に付勢するスプリングSPの後端を支持するストップリングSRと、これら各部材を覆うプラグフレームPFと、光ケーブルの抗張力線である不図示のケブラを前記ストップリングSRに固定するカシメ座KBと、光ケーブルのケブラ外側を覆う合成樹脂外皮であるシースを前記カシメ座KBに固定するカシメリングKRと、前記ストップリングSRに装着されるブーツBと、プラグフレームPFおよびストップリングSRの外側に被せられるツマミTとから概ね構成されている。このプラグフレームPFの左右側面には、前記アダプタQのレバー片Lを係架させるための係合溝Rが形成されている。
ところで、近年においては、この種光ケーブルの高密度化が進み、しかも同長の各プラグPが近接した状態で各光コネクタ用のアダプタQに装着されていることから、上下左右に隣り合っている当該アダプタQから特定のプラグPを引き抜くことが困難で、往々にして誤抜去という事故が生じていた。
そこで、本出願人は、特許文献1及び特許文献2に開示されているように、プラグがレセプタクルに嵌合実装されている状態で、該プラグのプラグフレーム左右の係止孔に、二個一対の弾性状のクランプ板の各係合突起を嵌合させることで当該プラグに係止状態に取付られ、前記クランプ板を後方へ引張ることでプラグがレセプタクルから引き抜かれるものとした光プラグ着脱工具なる技術を提案している。
また、本出願人は、特許文献3に開示されているように、係合突起付き係合片及びブーツ抱持部とで一体構成され、前記係合片の前面の先端部中央には、プラグフレームの後部上下両面に対称に開設されている係止孔の何れか一方の係止孔と係合する係合突起を突設し、プラグ後部に押し込むことでプラグフレームの側面に乗り上げつつ前記係合片を背後方向へ変形させて前記係合突起を前記係止孔に係合させてプラグに装着させるものとした光プラグ着脱工具なる技術も提案している。
特許第4560244号公報 特許第4598313号公報 特許第4615767号公報
しかしながら、上記した特許文献1及び特許文献2による光プラグ着脱工具の場合、二個一対の弾性状のクランプ板の各係合突起を嵌合させるために、プラグフレームの左右の正確な位置に係止孔を別途に形成しなければならず、プラグ作成上の手間と時間及びその分の余分な経費が掛かるという問題があった。
また、特許文献3の場合、プラグ後部に押し込むことでプラグフレームの側面に乗り上げつつ係合片を背後方向へ変形させて係合突起を係合させるために、プラグフレームの後部上下両面に対称となって開設される係止孔を形成しなければならず、これもまた特許文献1の場合と同様に、プラグ作成上の手間と時間及びその分の余分な経費が掛かるという問題があった。
更に、上記した特許文献1、特許文献2においては、上記クランプ板が長手方向に突出した二股片であり、特許文献3においては、係合片が長手方向に突出した一枚板であることから、光プラグ着脱工具による繰り返しのプラグ挿抜操作によって、当該クランプ板や係合片の弾力性が脆弱化し、前記係止孔から前記係合突起が離脱して、光プラグ着脱工具が当該プラグから脱落してしまう虞があった。
而して、上記したような課題の対抗策として、定期的に挿抜する場合を想定して、プラグのツマミに合わせた形状を有し、当該ツマミ全体を上下左右側からカバーしつつ、脱落せずに確実に保持可能とした腰の強い「後付タブ」の開発が従来より求められていた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、既に使用されているプラグに対する後付が可能で、プラグからの脱落をも未然に防止でき、更にプラグの上下どちら側からでも取付が可能となるようにした光コネクタ用後付タブを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、光ファイバーケーブルの端部に取り付けられたプラグをアダプタに対して着脱するのに用いられ、プラスチックにて一体に成形された長手帯板状のタブ本体によって構成された光コネクタ用後付タブであって、前記タブ本体の長手方向の一端に、前記プラグのブーツを保持するために中央が長手方向に沿って円弧凹状に窪んだブーツ保持形状片部と、前記タブ本体の長手方向の他端に、前記プラグのツマミ部分を引っ掛け保持するために、コ字枠外形をなし且つ内面が前記ツマミの外形状と合致させるよう窪ませてなるツマミ保持形状枠部と、を有して成り、
前記ツマミ保持形状枠部は、コ字枠内面の中央面部がツマミの上下何れかの面形状に合致し、コ字枠内面の相対向する左右内側面部がツマミの左右両側面の窪み形状に合致していると共に、
前記ツマミの左右両側面の窪み形状は、当該ツマミ後方に向けて下降傾斜した傾斜面部と、前記ツマミ後端部から外方に突出した突起部とによって形成され、前記ツマミ保持形状枠部のコ字枠内面の相対向する左右内側面部は、前記ツマミの両角部に切欠された係止部に引っ掛けられて前方への移動を阻止する爪片と、前記ツマミの傾斜面部によって当接して係止される傾斜内面部と、前記ツマミの突起部によって当接して係止される突起挿入部とを有していることを特徴とする。
前記ブーツ保持形状片部後端部には、掴む部分を細くし且つ滑り止め用のローレット目を形成してなる取手部を有していることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ用後付タブ。
前記タブ本体もしくはブーツ保持形状片部の上面部にはラベル貼付用の凹面部が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ用後付タブ。
前記タブ本体の取手部には長手方向に沿ってベルト状のラベルを縛結固定可能な孔部が形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ用後付タブ。
本発明によれば、タブ本体の長手方向の一端に、前記プラグのブーツを保持するために中央が長手方向に沿って円弧凹状に窪んだブーツ保持形状片部と、前記タブ本体の長手方向の他端に、前記プラグのツマミ部分を引っ掛け保持するために、コ字枠外形をなし且つ内面が前記ツマミの外形状と合致させるよう窪ませてなるツマミ保持形状枠部と、を有して成り、
前記ツマミ保持形状枠部は、コ字枠内面の中央面部がツマミの上下何れかの面形状に合致し、コ字枠内面の相対向する左右内側面部がツマミの左右両側面の窪み形状に合致していると共に、
前記ツマミの左右両側面の窪み形状は、当該ツマミ後方に向けて下降傾斜した傾斜面部と、前記ツマミ後端部から外方に突出した突起部とによって形成され、前記ツマミ保持形状枠部のコ字枠内面の相対向する左右内側面部は、前記ツマミの両角部に切欠された係止部に引っ掛けられて前方への移動を阻止する爪片と、前記ツマミの傾斜面部によって当接して係止される傾斜内面部と、前記ツマミの突起部によって当接して係止される突起挿入部とを有しているので、
既に使用されているプラグに対する後付が可能で、プラグからの脱落をも未然に防止でき、更にプラグの上下どちら側からでも取付が可能となるようにした光コネクタ用後付タブを提供することができ、当該光ケーブルシステムの諸々のプラグセキュリティを構築可能にする。また、単心アダプタのみならず、縦または横に連結している2心の光コネクタ用のアダプタにも使用可能である。さらに、特別な治具を用いずに当該プラグの脱着がワンタッチで容易に且つ確実に可能となる。
前記ブーツ保持形状片部後端部には、掴む部分を細くし且つ滑り止め用のローレット目を形成してなる取手部を有しているので、当該取手部を持ってのプラグ挿抜が可能となることから、上下左右に隣り合っているアダプタから特定のプラグを容易に引き抜くことができ、これによって誤抜去という事故を極めて少なくすることができる。
前記タブ本体若しくはブーツ保持形状片部の上面部にはラベル貼付用の凹面部が形成されているので、これによって貼付済みのラベルの剥離を有効に防止することができる。
前記タブ本体の取手部には長手方向に沿ってベルト状のラベルを縛結固定可能な孔部が形成されているので、これによって縛結後のベルト状ラベルの離脱を有効に防止することができる。
本発明を実施するための一形態における光コネクタ用後付タブを示す上面斜視図である。 同上光コネクタ用後付タブを示す下面斜視図である。 同じく光コネクタ用後付タブを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は正面図、(e)は背面図、(f)はA−A断面図である。 光コネクタ用後付タブをプラグに取付けた状態を示す上面斜視図である。 同上の底面図である。 同上の拡大した正面図である。 光コネクタ用後付タブを取付けたプラグをアダプタに接続した状態を示す斜視図である。 アダプタ、プラグ、光コネクタ用後付タブを分解した平面図である。 光コネクタ用後付タブの使用手順を説明するもので、(a)はプラグに光コネクタ用後付タブを取付けた後に、アダプタに挿入する前の一部断面で示す平面図、(b)はアダプタに挿入中の一部断面で示す平面図、(c)はアダプタに挿入した後の一部断面で示す平面図である。 従来例におけるプラグをアダプタに挿入した状態の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係る光コネクタ用後付タブの実施の一形態を詳細に説明する。
この光コネクタ用後付タブ1(以下、タブ本体1と略称する)は、光ファイバーケーブルの端部に取り付けられたプラグPを光コネクタ用のアダプタQに対して着脱するのに用いられ、プラスチックにて一体に成形されてなり、既に使用されている光ファイバーケーブル用のプラグPに対する後付が可能となっている。なお、本実施形態のタブ本体1は、単心の光コネクタ用のアダプタQのみならず、縦または横に連結している2心の光コネクタ用のアダプタQにも使用可能な形状となっている。また、前記タブ本体1とプラグPは、治具不要で脱着可能に形成されており、且つ前記プラグPヘの取付方法としては、上下どちら側からでも前記タブ本体1の取付が可能となっている。
<光コネクタ用後付タブの構成>
すなわち、図1、図2及び図3に示すように、本実施形態におけるタブ本体1は、ブーツB全体と光ファイバーケーブルの一部を保持もしくはカバーするよう内面中央が長手方向に沿って円弧凹状の窪み部2Aを形成してなる長手帯板状のブーツ保持形状片部2と、該ブーツ保持形状片部2の先端に延設され、前記プラグPのツマミT部分を引っ掛け保持するために、コ字枠外形をなし且つ内面が前記ツマミTの外形状と合致させるよう窪ませてなるツマミ保持形状枠部3と、前記ブーツ保持形状片部2の後端に延設され、掴む横幅方向の部分が細く且つ滑り止め用のローレット目が上部表面から左右外側面にかけて形成されるとともに、内面が後述する前記ブーツB嵌合用の円弧部13と同形の円弧部14を備えた取手部4とを備えている。
また、前記ツマミ保持形状枠部3のコ字枠先部両下端には、後述するツマミTの両角部に切欠された係止部7に引っ掛けられる爪片8が対向配設されている。
一方、前記ツマミ保持形状枠部3のコ字枠後端の円弧部13下方には、前記ブーツB嵌合後の当該ブーツBを保持する突部9が対向突設されるとともに、前記ブーツBを嵌め易くするための拡開部10が対向形成されている。
前記ツマミ保持形状枠部3のコ字枠内面は、図2および図5に示すように、中央面部がツマミTの上下何れかの面形状に合致し、コ字枠内面の相対向する左右内側面部がツマミTの左右両側面の窪み形状に合致している。すなわち、前記ツマミTの左右両側面の窪み形状は、当該ツマミTの既述係止部7の後方に向けて下降傾斜した傾斜面部11と、ツマミT後端部から外方に突出した突起部12とによって形成され、前記ツマミ保持形状枠部3のコ字枠内面の相対向する左右内側面には、前記ツマミTの係止部7に引っ掛けられて前方への移動を阻止する爪片8と、前記ツマミTの傾斜面部11によって当接して係止される傾斜内面部11Aと、前記ツマミTの突起部12によって当接して係止される突起挿入部12Aとがそれぞれ連設されている。
一方、前記突起挿入部12Aの後部側内面は、ブーツBの最大径部分(プラグP側根元部)を嵌合するための略Cリング状の円弧部13が連設されている。そして、この円弧部13の下方には、当該円弧部13嵌合後の前記ブーツBを保持する突部9と嵌合を容易にするための拡開部10が各連設されていることは既述の通りである。
<プラグの構成>
前記光ファイバーケーブル用のプラグPの具体的な構成は、上記した図4、図5、図7、図9及び図10に示すように、光ファイバ芯線が挿入固定されるとともに後端にフランジが圧入保持されるフェルールFと、フランジ後端に位置しフェルールFを前方に付勢するスプリングSPの後端を支持するストップリングSRと、これら各部材を覆うプラグフレームPFと、光ケーブル(図示せず)の抗張力線である不図示のケブラを前記ストップリングSRに固定するカシメ座KBと、光ケーブルのケブラ外側を覆う合成樹脂外皮であるシースを前記カシメ座KBに固定するカシメリングKRと、前記ストップリングSRに装着されるブーツBと、プラグフレームPFおよびストップリングSRの外側に被せられるツマミTとから概ね構成されている。このプラグフレームPFの左右側面には、前記アダプタQのレバー片Lを係架させるための係合溝Rが形成されている。
因みに、既述した如く、ツマミTの左右側面には、後方に向けて下降傾斜した傾斜面部11と、該傾斜面部11後端から外方に向けて突出した突起部12とが形成されていることで手指で掴み易い形状となっている。
<アダプタの構成>
前記光コネクタ用のアダプタQの具体的な構成としては、図7乃至図10に示すように、挿入孔101a内奥にある接合端壁に円筒状のスリーブSが、光学軸上で中心軸を一致させて前記挿入孔101aの開口端に向かって突設してある。そして、前記スリーブSを囲繞するように、先端に鉤状の爪部を備えた撓曲自在なレバー片Lを対向配置させてある。このスリーブS内側には円筒状の割りスリーブS1が装着され保持されている。また、前記挿入孔101aにおける上側壁中央には、プラグP挿入時のガイドおよび安定保持のために、当該プラグPのツマミTに設けられたキー突起Kを嵌合させるよう光軸方向に沿って直線溝条となったキー溝K1が形成されている。なお、図中の102はアダプタQの左右側壁の各中間部に形成された取付フランジ、103はガタ止め用の弾性係止片である。
なお、前記タブ本体1(ブーツ保持形状片部2)の上面部には、ラベル貼付用の凹面部5を有し、該凹面部5にラベルを貼付することで当該ラベルの剥がれを防止できるようにしてある。また、前記タブ本体1の後部である取手部4の上面中央には長手方向に沿って孔部6が形成され、該孔部6を利用して、ベルト状のラベル(図示せず)を縛結固定できるようにしてある。
次に、以上のように構成された形態についての使用の一例について説明する。
先ず、前記タブ本体1を前記プラグPに取付ける場合には、前記ツマミT後方に向けて下降傾斜した傾斜面部11と、前記ツマミT後端部から外方に突出した突起部12とに、前記タブ本体1の先端に設けられたコ字枠からなるツマミ保持形状枠部3内面の傾斜内面部11Aと、これに連設された突起挿入部12Aとをそれぞれ当接抱持させるようにして、前記ツマミTに前記タブ本体1先端に設けられた前記ツマミ保持形状枠部3が装着される。
このとき、前記ツマミ保持形状枠部3のコ字枠上部内面から左右内側面にかけて、ツマミTの後部全体がピタッと嵌合されると同時に、当該コ字枠前部下端に対向突設された爪片8が、前記ツマミTの両角部に切欠された係止部7に引っ掛けられ且つ前記コ字枠後端に対向突設された突部9に保持されることで光コネクタ用後付タブ1の引き抜きが阻止される(図2、図5、図9(a)参照)。
次いで、前記タブ本体1を手に持って、前記光コネクタ用のアダプタQの挿入孔101aにプラグPを挿入する。このとき、図9(b)に示すように、前記プラグPの先端傾斜部位によって、当該アダプタQの挿入孔101a内奥部のレバー片Lが拡げられる。
その後、図9(c)に示すように、前記プラグPのロック位置(レバー片Lが係合溝Rに合致した位置)でレバー片Lが弾性復帰(自由位置に戻る)し、レバー片Lが係合溝Rに掛架されてロックが完了する。
また、抜去時には、前記タブ本体1後部の取手部4を手に持って強制的に引き抜くことで、レバー片Lが弾性的に拡開され、ロック位置から解放(レバー片Lが係合溝Rから離脱)される。しかる後にそのままプラグPを引き抜けば良い(図9(a)参照)。
以上、説明したように、本実施形態におけるタブ本体1は、隣接するタブ付プラグに影響がないようにして、引き抜きを必要とする光コネクタ用のアダプタQの挿入孔101aに装着されたプラグPの抜去がワンタッチで確実且つ容易に可能となるものである。
P プラグ
Q アダプタ
B ブーツ
T ツマミ
F フェルール
SP スプリング
PF プラグフレーム
SR ストップリング
KB カシメ座
KR カシメリング
L レバー片
R 係合溝
K キー突起
K1 キー溝
S スリーブ
S1 割りスリーブ
1 光コネクタ用後付タブ(タブ本体)
2 ブーツ保持形状片部
2A 窪み部
3 ツマミ保持形状枠部
4 取手部
5 凹面部
6 孔部
7 係止部
8 爪片
9 突部
10 拡開部
11 傾斜面部
11A 傾斜内面部
12 突起部
12A 突起挿入部
13 円弧部
14 円弧部
101a、101b 挿入孔
102 取付フランジ
103 弾性係止片

Claims (4)

  1. 光ファイバーケーブルの端部に取り付けられたプラグをアダプタに対して着脱するのに用いられ、プラスチックにて一体に成形された長手帯板状のタブ本体によって構成された光コネクタ用後付タブであって、前記タブ本体の長手方向の一端に、前記プラグのブーツを保持するために中央が長手方向に沿って円弧凹状に窪んだブーツ保持形状片部と、前記タブ本体の長手方向の他端に、前記プラグのツマミ部分を引っ掛け保持するために、コ字枠外形をなし且つ内面が前記ツマミの外形状と合致させるよう窪ませてなるツマミ保持形状枠部と、を有して成り、
    前記ツマミ保持形状枠部は、コ字枠内面の中央面部がツマミの上下何れかの面形状に合致し、コ字枠内面の相対向する左右内側面部がツマミの左右両側面の窪み形状に合致していると共に、
    前記ツマミの左右両側面の窪み形状は、当該ツマミ後方に向けて下降傾斜した傾斜面部と、前記ツマミ後端部から外方に突出した突起部とによって形成され、前記ツマミ保持形状枠部のコ字枠内面の相対向する左右内側面部は、前記ツマミの両角部に切欠された係止部に引っ掛けられて前方への移動を阻止する爪片と、前記ツマミの傾斜面部によって当接して係止される傾斜内面部と、前記ツマミの突起部によって当接して係止される突起挿入部とを有していることを特徴とする光コネクタ用後付タブ。
  2. 前記ブーツ保持形状片部後端部には、掴む部分を細くし且つ滑り止め用のローレット目を形成してなる取手部を有していることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ用後付タブ。
  3. 前記タブ本体もしくはブーツ保持形状片部の上面部にはラベル貼付用の凹面部が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ用後付タブ。
  4. 前記タブ本体の取手部には長手方向に沿ってベルト状のラベルを縛結固定可能な孔部が形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ用後付タブ。
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