JP6592381B2 - 指標の算出方法 - Google Patents

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本発明は、複数台の出力装置のそれぞれが、管理装置から入力される指標に基づき個別目標出力を算出し、自装置の出力を個別目標出力に一致させることで、複数台の出力装置の個別出力の総計である総出力を目標出力に一致させるシステムにおける、前記指標の算出方法に関する。
近年、太陽光等の再生可能エネルギーに着目し、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を用いた太陽光発電システムが普及してきている。太陽光発電システムは、太陽電池とパワーコンディショナとを備えており、太陽電池によって生成される直流電力を、パワーコンディショナにより交流電力に変換し、変換した交流電力を電力系統に供給している。例えば、太陽光発電システムは、住居の屋根に置かれた一般家庭用の小規模のものからメガソーラーシステムなどの大規模なものまで製品化されている。
メガソーラーシステムのような大規模な太陽光発電システムの場合、複数台のパワーコンディショナを備えており、複数台のパワーコンディショナを電力系統に連系させている。例えば、特許文献1には、複数台の太陽電池と、複数台のパワーコンディショナと、複数台のパワーコンディショナを監視および制御する監視制御システムとを備えた太陽光発電システムが開示されている。
特開2012−205322号公報
ところで、近年、太陽光発電システムから電力系統へ供給される電力の供給過多などにより、電力会社から太陽光発電事業者に対して、太陽光発電システムが出力する電力を抑制するように指示できる仕組みが検討されている。そのため、太陽光発電システムにおいて、電力会社からの抑制指示に従い、太陽光発電システムから出力する電力を抑制させる必要がある。そこで、複数台のパワーコンディショナを管理する集中管理装置が、パワーコンディショナ毎の目標出力電力を算出し、当該目標出力電力を各パワーコンディショナに送信することで、太陽光発電システムの出力電力を抑制する手法が考えられる。しかし、このような太陽光発電システムにおいて、太陽電池による発電量は太陽電池が設置される環境(例えば、日射量など)に応じて変動するため、集中管理装置が各パワーコンディショナの状況を把握し、その状況に応じて、各パワーコンディショナの目標出力電力を算出するには、複雑な制御が必要となる。
そのため、集中管理装置が、抑制指示に基づき算出した指標を、各パワーコンディショナに提示し、各パワーコンディショナが、当該指標に基づき、個別目標電力を算出することで、太陽光発電システムの出力電力を電力会社から指示された抑制値に一致させる太陽光発電システムを考える。上記のことは、太陽光発電システムに限らず、水などの液体の出力システムや燃料ガスなどの気体の出力システムなど、複数台の各種出力装置と当該複数台の出力装置を管理する管理装置とを有するシステム全般において考えられることである。
本発明は、上記状況に鑑みて創作されたものであり、その目的は、複数台の出力装置のそれぞれが、管理装置から提示される指標に基づき個別目標出力を算出し、自装置の出力を個別目標出力に一致させるシステムにおいて、当該システムからの総出力を目標出力に一致させることができる適切な指標を算出する算出方法を提供することにある。
本発明の第1の側面によって提供される算出方法は、複数台の出力装置と、前記複数台の出力装置を管理する管理装置と、を備えており、前記出力装置のそれぞれが、前記管理装置から入力される指標に基づき個別目標出力を算出し、自装置の出力を前記個別目標出力に一致させることで、前記複数台の出力装置の前記個別出力の総計である総出力を目標出力に一致させるシステムにおける、前記指標の算出方法であって、前記管理装置における、前記総出力を前記目標出力に一致させるための制約つき最適化問題を導出する第1工程と、前記最適化問題のKKT(Karush-Kuhn-Tucker)条件を求める第2工程と、前記最適化問題の双対問題を考慮し、当該双対問題を前記総出力と前記目標出力とを用いた所定の演算式に変換し、前記所定の演算式を用いて、前記KKT条件で用いられる第1のラグランジュ乗数を求める第3工程と、前記第1のラグランジュ乗数を前記指標として決定する第4工程とを有する。
前記算出方法の好ましい実施の形態において、前記個別目標出力をPi ref、前記出力装置の定格出力をPi lmt、前記出力装置への最大入力をPi SP、前記目標出力をPC、前記第1のラグランジュ乗数をλとして、前記第1工程が導出する前記最適化問題は、下記(1)式で表わされ、前記第2工程が求める前記KKT条件は、下記(2)式で表わされる。
前記算出方法の好ましい実施の形態において、前記第3工程は、前記出力装置の不等式制約を、h1,i=−Pi ref、h2,i=Pi ref−Pi SP、h3,i=−Pi ref、h4,i=Pi ref−Pi lmtとして、まとめてhj,i(j=1,…,4、i=1,…,m)と表わし、前記双対問題である下記(3)式を導出する第3−1工程と、前記各出力装置が前記指標を用いて分散的に求めた前記個別目標出力Pi refが(Pi ref)♭に決定されると仮定し、当該個別目標出力(Pi ref)♭を下記(3)式に適用することで、前記第1のラグランジュ乗数λに対する最大化問題である下記(4)式に変換する第3−2工程と、下記(4)式に対して、勾配法を適用し、勾配係数をε、時間変数をτとして、下記(5)式に変換する第3−3工程と、下記(5)式において、前記個別目標出力(Pi ref)♭を対応する出力Pi(t)で置き換え、さらに、前記総出力Σii(t)をP(t)、前記目標出力をPC(t)とし、前記所定の演算式である下記(6)式に変換する第3−4工程と、前記総出力P(t)を検出する第3−5工程と、下記(6)式により、前記第1のラグランジュ乗数λを求める第3−6工程と、を有する。
前記算出方法の好ましい実施の形態において、前記第4工程は、前記指標をprとし、前記指標prを用いて、前記各出力装置が分散的に個別目標出力を算出するための制約つき最適化問題である下記(7)式を導出する第4−1工程と、下記(7)式のKKT条件である下記(8)式を求める第4−2工程と、2つの前記最適化問題の最適解が一致するとき、2つの前記KKT条件を対比させ、前記第1のラグランジュ乗数λと前記指標prとが同じであると判定する第4−3工程と、を有する。
本発明によれば、管理装置における、総出力を目標出力に一致させるための制約つき最適化問題を導出し、当該最適化問題の双対問題を、総出力と目標出力とを用いた所定の演算式に変換するようにした。そして、当該演算式を用いて、最適化問題のKKT条件で用いられる第1のラグランジュ乗数を算出し、算出した第1のラグランジュ乗数を、指標として決定するようにした。このように決定された指標に基づき、各出力装置が、分散的に個別目標出力を算出し、個別出力を当該個別目標出力に制御することで、総出力を目標出力に一致させることができる。したがって、総出力を目標出力に一致させるための、適切な指標を算出することが可能となる。
本発明の実施形態に係る太陽光発電システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る太陽光発電システムの連系点電力抑制制御に関する機能構成を示す図である。 シミュレーションにおいて想定した太陽電池の発電量を示す図である。 シミュレーションにおいて想定したパワーコンディショナのモデルを示す図である。 シミュレーションにおいて想定したパワーコンディショナの電力制御系のステップ応答を示す図である。 実施形態に係るシミュレーションによる検証結果(その1)を示す図である。 実施形態に係るシミュレーションによる検証結果(その2)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、複数台のパワーコンディショナと複数台のパワーコンディショナを管理する集中管理装置とを備えた太陽光発電システムであって、当該太陽光発電システムの出力電力を目標電力に一致させるための指標を算出する太陽光発電システムを例に、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る太陽光発電システムPVS1を説明するための図である。図1は、太陽光発電システムPVS1の全体構成を示す図である。図2は、図1に示す太陽光発電システムPVS1において、電力系統との連系点における出力電力を制御する連系点電力抑制制御に関する機能構成を示す図である。
図1に示すように、太陽光発電システムPVS1は、複数台の太陽電池SPi(i=1,2,・・・,n;nは正の整数)、複数台のパワーコンディショナPCSi、および、集中管理装置MC1を有して構成される。太陽光発電システムPVS1は、太陽電池SPiによって生成した直流電力を、パワーコンディショナPCSiによって交流電力に変換し、電力系統Aに供給する、いわゆる系統連系型の逆潮流システムである。なお、パワーコンディショナPCSiが、特許請求の範囲に記載の「出力装置」に相当し、集中管理装置MC1が、特許請求の範囲に記載の「管理装置」に相当する。
各パワーコンディショナPCSiから出力される複素電力をPi+jQiとすると、複数台のパワーコンディショナPCSiと電力系統Aとの連系点には、Σii+jΣiiの複素電力が流れる。ここで、Piは有効電力を表わし、Qiは無効電力を表わす。すなわち、連系点における電力(以下、「連系点電力」という。また、特許請求の範囲に記載の「総出力」に相当する。)は、各パワーコンディショナPCSiの出力電力の総和である。
太陽光発電システムPVS1において、連系点電力が図示しない電力会社などから指示される出力指令値となるように、各パワーコンディショナPCSiから出力される電力(以下、「個別出力電力」という。また、特許請求の範囲に記載の「自装置の出力」に相当する。)が制御されている。したがって、太陽光発電システムPVS1において、電力会社から指示される出力指令値を、連系点電力の目標電力としている。この出力指令値が、特許請求の範囲に記載の「目標出力」に相当する。なお、本実施形態において、太陽光発電システムPVS1が行う当該制御のことを、「連系点電力抑制制御」と表現している。
太陽電池SPiは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換することで、発電するものである。太陽電池SPiは、直列・並列に接続された複数個の太陽電池パネルを含んで構成されている。太陽電池パネルは、例えば、シリコンなどの半導体で生成された太陽電池セルを複数個接続し、屋外で利用できるように樹脂や強化ガラスなどで保護し、パッケージ化したものである。太陽電池SPiにより発電された電力(直流電力)は、パワーコンディショナPCSiに出力される。
パワーコンディショナPCSiは、太陽電池SPiが発電する電力(直流電力)を交流電力に変換して出力するものである。パワーコンディショナPCSiは、太陽電池SPiが発電する電力が最大となる最適な電流×電圧の値(最大電力点)で動作させる最大電力点追従(MPPT;Maximum Power Point Tracking)制御を行うMPPT部、太陽電池SPiから入力される直流電力を電力系統Aと同期がとれた交流電力に変換するインバータ回路、インバータ回路から出力される交流電圧を昇圧(または降圧)する変圧器、インバータ回路などを制御する制御回路などを含んで構成される。なお、図1および図2において、これらの図示は省略する。また、パワーコンディショナPCSiは、上記構成されたものに限定されない。パワーコンディショナPCSiは、変換した交流電力を電力系統Aに供給する。また、パワーコンディショナPCSiは、最大電力点における電力を、太陽電池SPiにおける発電量Pi SPとして扱う。
また、パワーコンディショナPCSiは、個別出力電力の目標(以下、「個別目標電力」という。また、特許請求の範囲に記載の「個別目標出力」に相当する。)を算出するための指標(以下、「抑制指標」という。また、特許請求の範囲に記載の「指標」に相当する。)prを、集中管理装置MC1から受信する。そして、受信した抑制指標prに基づき、個別目標電力を算出し、個別出力電力を制御する。そのため、図2に示すように、パワーコンディショナPCSiは、受信部11、目標電力算出部12、出力制御部13を含んで構成される。
受信部11は、集中管理装置MC1から送信される抑制指標prを受信するものである。受信部11は、例えば、無線通信により、集中管理装置MC1から抑制指標prを受信する。なお、無線通信ではなく、有線通信であってもよい。
目標電力算出部12は、受信部11が受信した抑制指標prに基づき、自装置(パワーコンディショナPCSi)の個別目標電力Pi refを算出するものである。目標電力算出部12は、下記(9)式に示す制約付き最適化問題を解くことで、個別目標電力Pi refを算出する。当該(9)式において、Pi lmtは、各パワーコンディショナPCSiの定格出力(出力限界)を表わし、Pi SPは、太陽電池SPiにおける発電量を表わしている。なお、この下記(9)式についての詳細は、後述する。
出力制御部13は、個別出力電力Piが、目標電力算出部12が算出した個別目標電力Pi refになるように、上記インバータ回路を制御するものである。
集中管理装置MC1は、複数台のパワーコンディショナPCSiを集中管理するものである。集中管理装置MC1は、例えば、各パワーコンディショナPCSiと無線通信することで、各種情報の送受信を行う。なお、無線通信ではなく、有線通信であってもよい。集中管理装置MC1は、連系点電力P(t)を監視し、また、図示しない電力会社から指示される出力指令値PC(t)を取得する。そして、集中管理装置MC1は、連系点電力P(t)を出力指令値PC(t)にするための抑制指標prを算出し、各パワーコンディショナPCSiに送信する。そのため、図2に示すように、集中管理装置MC1は、出力指令値取得部21、連系点電力検出部22、抑制指標算出部23、送信部24を含んで構成される。
出力指令値取得部21は、出力指令値PC(t)を取得するものである。出力指令値取得部21は、電力会社から指示される出力指令値PC(t)を無線通信により取得する。また、管理者が所定のコンピュータに出力指令値PC(t)を手入力で入力し、出力指令値取得部21がこのコンピュータから出力指令値PC(t)を取得する構成であってもよい。また、出力指令値取得部21は、電力会社からの出力抑制の指令がないとき、抑制指標算出部23に指令がないことを伝達する。「電力会社からの出力抑制の指令がないとき」とは、太陽光発電システムPVS1の出力を抑制せず、太陽電池SPiが発電した電力を最大限に出力できる(各パワーコンディショナPCSiがMPPT制御により最大電力点で動作する)ときである。例えば、電力会社からの出力抑制の指令がないとき、指令がないことを表わす数値−1を出力指令値PC(t)として、抑制指標算出部23に出力する。なお、抑制指標算出部23に指令がないことを伝達することができれば、その手法は限定されるものではない。
連系点電力検出部22は、連系点電力P(t)を検出するものである。検出した連系点電力P(t)は、抑制指標算出部23に出力される。なお、連系点電力検出部22を、集中管理装置MC1とは別の検出装置として構成し、無線通信または有線通信により、当該検出装置から集中管理装置MC1に連系点電力P(t)の検出値を送信するようにしてもよい。
抑制指標算出部23は、連系点電力検出部22が検出する連系点電力P(t)を、出力指令値取得部21が取得する出力指令値PC(t)にするための抑制指標prを算出するものである。抑制指標算出部23は、下記(10)式および下記(11)式に基づき、抑制指標prを算出する。なお、下記(10)式において、λはラグランジュ乗数(特許請求の範囲に記載の「第1のラグランジュ乗数」に相当する。)、εは勾配係数を表わしている。これらの下記(10)式および下記(11)式の詳細は、後述する。
また、抑制指標算出部23は、出力指令値取得部21から出力指令値PC(t)として、電力会社からの出力抑制の指令がないことを表わす数値−1を入力された場合、抑制指標prを「0」と算出する。あるいは、抑制指標prを算出しなくてもよい。
送信部24は、抑制指標算出部23が算出した抑制指標prを各パワーコンディショナPCSiに送信するものである。なお、上記するように抑制指標算出部23が抑制指標prを算出しない場合は、送信部24は、抑制指標prを送信できない。したがって、パワーコンディショナPCSiは、抑制指標prを受信できない。この場合は、パワーコンディショナPCSiは、目標電力算出部12によって個別目標電力Pi refが算出されないので、MPPT制御により最大電力点で動作する。
以上のように、太陽光発電システムPVS1を構成することで、集中管理装置MC1が、複数台のパワーコンディショナPCSiと電力系統Aとの連系点における連系点電力P(t)を監視し、連系点電力P(t)と出力指令値PC(t)とに基づき、各パワーコンディショナPCSiに対して分散的に個別目標電力Pi refを算出させるための抑制指標prを決定する。そして、複数台のパワーコンディショナPCSiのそれぞれが、抑制指標prに基づき、個別目標電力Pi refを算出し、出力電力を前記個別目標電力Pi refとなるように制御することで、連系点電力P(t)を出力指令値PC(t)にすることができる。
次に、このように構成された太陽光発電システムPVS1において、抑制指標prの算出に、上記(10)式および上記(11)式が用いられる理由について説明する。換言すれば、太陽光発電システムPVS1における抑制指標prの算出方法について、説明する。
太陽光発電システムPVS1は、連系点電力抑制制御において、以下の3つの目標を達成するように構成されている。1つ目の目標(目標1−1)は、「各パワーコンディショナPCSiが分散的に個別目標電力を算出する」ことである。2つ目の目標(目標1−2)は、「各パワーコンディショナPCSiの抑制量を、個別出力電力に応じて調整する」ことである。そして、3つ目の目標(目標1−3)は、「連系点における太陽光発電システムPVS1の出力電力(連系点電力)を電力会社からの出力指令値に一致させる」ことである。
まず、集中管理装置MC1が集中的に個別目標電力Pi refを求める場合の制約付き最適化問題を考えると、下記(12)式が得られる。ここで、上記するように、Pi refは、各パワーコンディショナPCSiの個別目標電力を表わし、Pi lmtは、各パワーコンディショナPCSiの定格出力(出力限界)を表わす。また、Pi SPは、太陽電池SPiにおける発電量、PCは、電力会社から指示される出力指令値を表わしている。なお、このときの最適解である個別目標電力Pi refを(Pi ref*とする。下記(12)式において、(12a)式は、出力電力の抑制量の最小化、(12b)式は、太陽電池SPiの発電量による制約、(12c)式は、定格出力による制約、(12d)式は、連系点電力を出力指令値に一致させることをそれぞれ表わしている。
これは、集中管理装置MC1が(12)式から、個別目標電力(Pi ref*を求め、当該個別目標電力(Pi ref*を各パワーコンディショナPCSiに送信する場合を示している。このとき、集中管理装置MC1が各パワーコンディショナPCSiの状態(太陽電池SPiの発電量Pi SPおよび定格出力Pi lmt)を常時把握する必要があり、集中管理装置MC1が行う制御は複雑なものとなる。また、上記(12)式の場合、各パワーコンディショナPCSiが分散的に個別目標電力(Pi ref*を算出していないため、目標1−1を達成していない。
続いて、各パワーコンディショナPCSiが分散的に個別目標電力PCSi refを求める場合の制約付き最適化問題を考えると、下記(13)式が得られる。
しかし、上記(13)式の最適解である個別目標電力は、各パワーコンディショナPCSiが分散的に求めた個別目標電力であるが、上記(12d)式が考慮されていない。したがって、連系点電力を電力会社からの出力指令値に一致させる目標1−3を達成できない。
そこで、各パワーコンディショナPCSiが集中管理装置MC1から受信する抑制指標prに基づき分散的に個別目標電力Pi refを算出することで、目標1−3を達成させる手法を考える。各パワーコンディショナPCSiが、抑制指標prを用いて、分散的に個別目標電力Pi refを求める場合の制約付き最適化問題は、上記(9)式で表わすことができる。なお、このときの最適解である個別目標電力Pi refを(Pi ref)♭とする。
ここで、上記(12)式により得られる最適解(Pi ref*と、上記(9)式により得られる最適解(Pi ref)♭とが一致することで、パワーコンディショナPCSiが分散的に最適化問題を解いた場合であっても、連系点電力P(t)を電力会社からの出力指令値PC(t)に一致させる目標1−3を達成することができる。したがって、定常状態の最適性に着目し、(Pi ref*=(Pi ref)♭となる抑制指標prの決定を考える。そのために、上記(12)式および上記(9)式のKKT(Karush-Kuhn-Tucker)条件を考える。これにより、上記(12)式のKKT条件から下記(14)式が得られ、上記(9)式のKKT条件から下記(15)式が得られる。なお、各μは所定のラグランジュ乗数(特許請求の範囲に記載の「第2のラグランジュ乗数」に相当する。)である。
各パワーコンディショナPCSiにおいて、上記(9)式で示す最適化問題の最適解(Pi ref)♭が、上記(12)式で示す最適化問題の最適解(Pi ref*と一致すれば、各パワーコンディショナPCSiが分散的に個別目標電力Pi refを算出した場合であっても、上記目標1−3を達成することができる。そこで、上記(14)式と上記(15)式とを比較すると、pr=λ(上記(11)式)であるときに、2つの最適解(Pi ref*、(Pi ref)♭が一致することが分かる。したがって、集中管理装置MC1がラグランジュ乗数λを算出し、算出したラグランジュ乗数λを抑制指標prとして、各パワーコンディショナPCSiに提示(送信)することで、パワーコンディショナPCSiが上記(9)式から個別目標電力(Pi ref)♭を算出することができる。
そこで、続いて、集中管理装置MC1によるラグランジュ乗数λの算出方法について、説明する。集中管理装置MC1がラグランジュ乗数λを求めるために、まず、h1,i=−Pi ref、h2,i=Pi ref−Pi SP、h3,i=−Pi ref、h4,i=Pi ref−Pi lmtとし、パワーコンディショナPCSiの不等式制約をまとめてhj,i(j=1,2,3,4、i=1,・・・,n)と表わす。そして、上記(12)式の双対問題である下記(16)式を考える。
ここで、各パワーコンディショナPCSiによって求められる最適解(Pi ref)♭が決定されると仮定すると、下記(17)式となり、λに対する最大化問題の形となる。ここで、下記(17)式に対し勾配法を適用すると、下記(18)式となる。なお、εは勾配係数を表わし、τは時間変数を表わしている。
ここで、(Pi ref)♭を対応する各パワーコンディショナPCSiの出力電力Pi(t)で置き換える。さらに、集中管理装置MC1は各パワーコンディショナPCSiの出力電力Pi(t)を個別に観測せず、連系点電力P(t)=Σii(t)の観測のみを行い、電力会社から逐次PC(t)を受信しているとすると、上記(10)式が得られる。よって、集中管理装置MC1は、連系点電力P(t)と電力会社からの出力指令値PC(t)とを用いた上記(10)式により、ラグランジュ乗数λを算出することができる。そして、上記(11)式に基づき、算出したラグランジュ乗数λを抑制指標prとして決定することで、最適な抑制指標prを算出することができる。
以上より、集中管理装置MC1は、連系点電力P(t)と電力会社からの出力指令値PC(t)とに基づき、上記(10)式を用いて、上記(12)式に示す最適化問題のKKT条件((14)式)で用いられるラグランジュ乗数λを算出することができる。そして、上記(11)式に基づき、算出したラグランジュ乗数λを抑制指標prとして、決定することができる。したがって、集中管理装置MC1は、各パワーコンディショナPCSiの状況を把握することなく、適切な抑制指標prを算出することができる。
次に、上記のように構成された太陽光発電システムPVS1において、算出した抑制指標prが適切な値であるかを、シミュレーションにより検証した。その検証結果を図3〜図7を参照して、説明する。
シミュレーションにおいて、定格出力値Pi lmt=500[kW]のパワーコンディショナPCSiを5台(i=1〜5;PCS1〜PCS5)有する太陽光発電システムPVS1を想定している。なお、太陽光発電システムPVS1の定格出力値は、2500[kW](500[kW]×5[台])である。
太陽電池SPiは、発電量Pi SPが、図3に示すように、シミュレーション開始10[s]後から立ち上がり始め、約20[s]で定格出力値500[kW]となるものを想定している。
パワーコンディショナPCSiは、図4に示すモデルのものを想定し、出力電力を目標電力に制御するために、PI制御を行っている。パワーコンディショナPCSiの電流制御系は、有効・無効電力制御系に比べ、非常に高速に応答するように設計される。ここでは、事前に適切な制御系設計がなされているとし、K=1,T=10-4の1次遅れ系で実現している。電力制御系は、ステップ応答が1[s]以内に収束する程度の時定数を想定し、KPP=KPQ=1.0×10-7、KIP=KIQ=1.2×10-3としている。なお、KPPは有効電力の比例ゲイン、KPQは無効電力の比例ゲイン、KIPは有効電力の積分ゲイン、KIQは無効電力の積分ゲインを表わしている。有効・無効電力制御系のステップ応答を図5に示す。
また、電力系統A(連系点電圧)のモデルは、下記(19)式とした。ここで、P=Σii,Q=Σiiである。配電線のパラメータを表1に示す。表1において、RLは配電線の単位長さ当たりの抵抗成分、XLは配電線の単位長さ当たりのリアクタンス成分、Lは配電線の長さを表わし、R=RL×L,X=XL×Lである。系統電圧V1は、6600[V]としている。
上記条件の下で、電力会社からの出力指令値PC(t)として、0≦t<50[s]までは指定がなく、50≦t[s]では1500[kW]としてシミュレーションを行った結果を図6に示す。なお、「出力指令値PC(t)として、指定がない」とは、電力会社の出力抑制の指令がないときを示し、当該シミュレーションにおいては、太陽光発電システムPVS1の定格出力値(2500[kW])と同値の出力指令値PC(t)を電力会社から取得しているものとした。ここで、勾配係数ε=0.05としている。また、集中管理装置MC1が行う抑制指標prの更新、および各パワーコンディショナPCSiが行う個別目標電力Pi refの更新のサンプリング時間を1[s]としている。ただし、連系点電力P(t)が出力指令値PC(t)よりも下回っている場合、抑制指標prの更新を行わないようにしている。また、全てのパワーコンディショナPCSiは力率1(無効電力目標値=0[kvar])で運転しているものとする。
図6において、図6(a)に個別目標電力Pi ref(t)を示し、図6(b)にそれに対応する個別出力電力Pi(t)を示している。図6(c)の破線は電力会社からの出力指令値PC(t)、実線は連系点電力P(t)を示している。図6(d)に抑制指標prを示している。なお、図6(a)および図6(b)の説明において、個別目標電力Pi refおよび個別出力電力Piが時間に対する変数であるため、それぞれ、Pi ref(t),Pi(t)と記載する。
図6において、50秒後に出力指令値PC(t)が低下したことに応じて、抑制指標prが更新され、抑制指標prに基づき、各パワーコンディショナPCS1〜PCS5の個別出力電力P1(t)〜P5(t)が抑制されていることが分かる。そして、図6(c)より、連系点電力P(t)が抑制され、定常状態で出力指令値PC(t)に一致していることが確認できる。また、図6(a),図6(b)から、各パワーコンディショナPCS1〜PCS5間で出力電力に差がないことも確認できる。したがって、集中管理装置MC1が算出した抑制指標prは、適切な値であることが分かる。
次に、5台のパワーコンディショナPCS1〜PCS5のうちの1台のパワーコンディショナPCS5の出力が、低下し280[kW]である場合のシミュレーション結果を図7に示す。ここでも、上記シミュレーションと同様に、電力会社からの出力指令値PC(t)は、0≦t<50[s]までは指定がなく(すなわち、上記シミュレーションと同様に太陽光発電システムPVS1の定格出力値(2500[kW])と同値の出力指令値PC(t)を電力会社から取得)、50≦t[s]では、1500[kW]として、勾配係数ε=0.05としている。
図7において、図7(a)に個別目標電力Pi ref(t)を示し、図7(b)にそれに対応する個別出力電力Pi(t)を示している。図7(c)の破線は電力会社からの出力指令値PC(t)、実線は連系点電力P(t)を示している。図7(d)に抑制指標prを示している。なお、図7の説明においても、個別目標電力Pi refおよび個別出力電力Piが時間に対する変数であるため、それぞれ、Pi ref(t),Pi(t)と記載する。
図7において、50秒後に出力指令値PC(t)が低下したことに応じて、抑制指標prが更新され、更新された抑制指標prに基づき、パワーコンディショナPCS1〜PCS4の個別出力電力P1(t)〜P4(t)が抑制されていることが分かる。このとき、定格出力値の小さいパワーコンディショナPCS5においては、個別出力電力P5(t)が抑制されていない。そして、図7(c)より、連系点電力P(t)が抑制され、定常状態で出力指令値PC(t)に一致していることが確認できる。また、図7(a),図7(b)から、パワーコンディショナPCS5の個別出力電力P5(t)を抑制せず、他の出力電力の多いパワーコンディショナPCS1〜PCS4の個別出力電力P1(t)〜P4(t)を優先的に抑制していることが確認できる。また、パワーコンディショナPCS5を除いた4台のパワーコンディショナPCS1〜PCS4の個別出力電力P1(t)〜P4(t)に差がないことも確認できる。したがって、各パワーコンディショナPCSiの個別出力電力に応じて各パワーコンディショナPCSiの抑制量が調整されているため、目標1−2を達成できている。以上より、太陽光発電システムPVS1は、上記3つの目標を達成していることが分かる。したがって、集中管理装置MC1が算出した抑制指標prは、適切な値であることが分かる。
以上で説明したように、本発明の実施形態に係る太陽光発電システムPVS1において、集中管理装置MC1における、連系点電力P(t)を出力指令値(目標電力)PC(t)にするための制約つき最適化問題(上記(12)式)を導出し、当該最適化問題の双対問題(上記(16)式)を、連系点電力P(t)と出力指令値(目標電力)PC(t)とを用いた所定の演算式(上記(10)式)に変換するようにした。そして、当該演算式を用いて、最適化問題のKKT条件(上記(14)式)で用いられるラグランジュ乗数λを算出し、算出したラグランジュ乗数λを、抑制指標prとして決定するようにした。このように決定された抑制指標prに基づき、各パワーコンディショナPCSiが、分散的に、所定の最適化問題(上記(9)式)を解くことで、個別目標電力Pi refを算出する。そして、個別出力電力Pi(t)を当該個別目標電力Pi refに制御することで、連系点電力P(t)を出力指令値(目標電力)PC(t)にすることができる。したがって、太陽光発電システムPVS1の出力電力(連系点電力)P(t)を出力指令値(目標電力)PC(t)にするための、適切な抑制指標prを算出することが可能となる。
上記実施形態において、集中管理装置MC1(出力指令値取得部21)は、電力会社などから、出力指令値を取得する場合を例に説明したが、これに限定されない。例えば、電力会社から出力抑制率[%]の情報を取得するようにしてもよい。このとき、出力指令値取得部21は、取得した出力抑制率[%]と太陽光発電システムPVS1の定格出力値とに基づき、出力指令値PCを算出して、抑制指標算出部43に出力する。具体的には、出力指令値取得部21は、電力会社から20%分低下させるように指示されたとき、太陽光発電システムPVS1の定格出力の80%(=100−20)を出力指令値PCとして算出し、抑制指標算出部43に出力する。このようにすることも可能である。
上記実施形態において、太陽光発電システムPVS1における出力電力(詳細には、有効電力)の制御を例に説明したが、これに限定されない。例えば、太陽光発電システムPVS1における無効電力の制御、あるいは、太陽光発電システムPVS1における出力電流の制御にも同様に、本発明に係る算出方法を適用することができる。
上記実施形態において、本発明に係る指標の算出方法を太陽光発電システムPVS1の出力電力を目標電力に一致させるために用いる指標の算出に適用した場合を例に説明したが、例えば、風力発電システムなどの他の発電システムの出力電力を目標電力に一致させるために用いる指標の算出に適用してもよい。また、発電システムに限らず、水などの液体の出力システム、燃料ガスなどの気体の出力システムなどの出力量を目標量に一致させるために用いる指標の算出にも適用することができる。
本発明に係る指標の算出方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載の内容を逸脱しなければ、各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
PVS1 太陽光発電システム
A 電力系統
SPi 太陽電池
k 蓄電池
PCSi パワーコンディショナ
11 受信部
12 目標電力算出部
13 出力制御部
MC1 集中管理装置
21 出力指令値取得部
22 連系点電力検出部
23 抑制指標算出部
24 送信部

Claims (4)

  1. 複数台の出力装置と、前記複数台の出力装置を管理する管理装置と、を備えており、前記出力装置のそれぞれが、前記管理装置から入力される指標に基づき個別目標出力を算出し、自装置の個別出力を前記個別目標出力に一致させることで、前記複数台の出力装置の前記個別出力の総計である総出力を目標出力に一致させるシステムにおける、前記指標の算出方法であって、
    前記管理装置における、前記総出力を前記目標出力に一致させるための制約つき最適化問題を導出する第1工程と、
    前記最適化問題のKKT(Karush-Kuhn-Tucker)条件を求める第2工程と、
    前記最適化問題の双対問題を考慮し、当該双対問題を前記総出力と前記目標出力とを用いた所定の演算式に変換し、前記所定の演算式を用いて、前記KKT条件で用いられる第1のラグランジュ乗数を求める第3工程と、
    前記第1のラグランジュ乗数を前記指標として決定する第4工程と、
    を有する算出方法。
  2. 前記個別目標出力をPi ref、前記出力装置の定格出力をPi lmt、前記出力装置への最大入力をPi SP、前記目標出力をPC、前記第1のラグランジュ乗数をλとして、
    前記第1工程が導出する前記最適化問題は、下記(1)式で表わされ、
    前記第2工程が求める前記KKT条件は、下記(2)式で表わされる、
    請求項1に記載の算出方法。

  3. 前記第3工程において、
    前記出力装置の不等式制約を、h1,i=−Pi ref、h2,i=Pi ref−Pi SP、h3,i=−Pi ref、h4,i=Pi ref−Pi lmtとして、まとめてhj,i(j=1,…,4、i=1,…,m)と表わし、前記双対問題である下記(3)式を導出する第3−1工程と、
    前記各出力装置が前記指標を用いて分散的に求めた前記個別目標出力Pi refが(Pi ref)♭に決定されると仮定し、当該個別目標出力(Pi ref)♭を下記(3)式に適用することで、前記第1のラグランジュ乗数λに対する最大化問題である下記(4)式に変換する第3−2工程と、
    下記(4)式に対して、勾配法を適用し、勾配係数をε、時間変数をτとして、下記(5)式に変換する第3−3工程と、
    下記(5)式において、前記個別目標出力(Pi ref)♭を対応する出力Pi(t)で置き換え、さらに、前記総出力Σii(t)をP(t)、前記目標出力をPC(t)とし、前記所定の演算式である下記(6)式に変換する第3−4工程と、
    前記総出力P(t)を検出する第3−5工程と、
    下記(6)式により、前記第1のラグランジュ乗数λを求める第3−6工程と、を有する、
    請求項2に記載の算出方法。

  4. 前記第4工程において、
    前記指標をprとし、前記指標prを用いて、前記各出力装置が分散的に個別目標出力を算出するための制約つき最適化問題である下記(7)式を導出する第4−1工程と、
    下記(7)式のKKT条件である下記(8)式を求める第4−2工程と、
    2つの前記最適化問題の最適解が一致するとき、2つの前記KKT条件を対比させ、前記第1のラグランジュ乗数λと前記指標prとが同じであると判定する第4−3工程と、を有する、
    請求項3に記載の算出方法。

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