JP6591887B2 - 空気弁 - Google Patents
空気弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6591887B2 JP6591887B2 JP2015245596A JP2015245596A JP6591887B2 JP 6591887 B2 JP6591887 B2 JP 6591887B2 JP 2015245596 A JP2015245596 A JP 2015245596A JP 2015245596 A JP2015245596 A JP 2015245596A JP 6591887 B2 JP6591887 B2 JP 6591887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- flange portion
- air valve
- air
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
ところで、空気弁の下部フランジ部及び立ち上がり管の上部フランジ部の間には漏水を防止するためにガスケットが設けられている。
図1乃至図4に示す空気弁1と副弁2は、液体、例えば上水道等の水を流す管路(図示せず)に直交させて設けた立ち上がり管3の上端部に連結されている。これら空気弁1と副弁2によって副弁付き空気弁4を構成する。空気弁1は、略カップ形状を有している弁箱5の上端の開口に大空気孔6が形成された蓋体7が覆われ、蓋体7の上面には空気弁1を消火栓として使用するための消火栓機構9が設置されている。
図2及び図3において、空気弁1における弁箱5の下部に連結した仲介フランジ部20には副弁2を介して立ち上がり管3に連通する開口20aが形成されている。
フロート弁体ガイド10内には例えば略球体状のフロート弁体11が浮力によって昇降可能に配設されている。フロート弁体11の上側には、中央に小空気孔12が形成された小空気孔弁座12a、その上部の弁座押え12b、及び浮力で昇降し且つ大空気孔6を開閉する遊動弁体13が設けられている。遊動弁体13は中央が隆起する略山形に形成され、その中央に上下面を連通する小空気孔12が形成されている。フロート弁体11には、自身の浮力や空気弁1内の圧力及び大気圧の差によって生じる押し上げ力が作用している。フロート弁体11が昇降することにより、小空気孔12は開閉する。
空気弁1の弁箱5の下部に形成された下部フランジ部19とその下側の仲介フランジ部20とは互いに通水するように嵌合されて通しボルト21とナット22により連結され、下部フランジ部19と仲介フランジ部20は若干の隙間を介して対向している。通しボルト21の頭部は仲介フランジ部20の凹部内に嵌挿されて上向きに設置されている。
下部フランジ部19に形成された円筒状の拡径開口19a内に仲介フランジ部20の開口20aを形成した拡径筒部20bが同軸に嵌合している。また、下部フランジ部19の拡径開口19aと仲介フランジ部20の拡径筒部20bとは上下方向(鉛直方向)に若干の隙間s(鉛直対向部)を介して対向し、下部フランジ部19と仲介フランジ部20のそれぞれの周縁部は、例えば、隙間sよりも大きい隙間t(水平対向部)を介して対向している(図4参照)。仲介フランジ部20の開口20aの下部には爪部25が所定間隔で設けられ、各爪部25は副弁2の上部開口部35aに係合する。
副弁2は、管路の立ち上がり管3と空気弁1との間に設置され、例えば空気弁1の交換や空気弁1内のフロート弁体11や遊動弁体13等の点検修理等を行うために開閉可能に設けられている。
副弁2は、その弁箱27内に副弁体28として略球形のボール弁体を設け、副弁体28の略球形のボール弁体の上下方向には水を流通させるための上部開口29a及び下部開口29bが形成されている。また、弁箱27の側部には筒状の挿通孔部30が水平方向に形成され、この挿通孔部30内には副弁体28の側部に固定された弁軸31が水平方向の軸線回りに回転可能に嵌挿されている。
さらに、副弁2の弁箱27において、上部弁座34aの上側には仲介フランジ部20の開口20aに対向する上部開口部35aが形成され、上部開口部35aには開口20aに形成された爪部25が嵌合されている。また、副弁2の下部に設けた下部フランジ36は立ち上がり管3の上部フランジ37上に設置され、不図示のボルトとナットで下部フランジ36及び上部フランジ37は連結されている。
カバー部材41は蓋体7を覆い、固定部材として、例えば固定ボルト44がナットを介してカバー部材41の上部から蓋体7のネジ穴7aに捩じ込まれることによってカバー部材41及び蓋体7が固定される。固定ボルト44は蓋体7及びカバー部材41の間に仲介部材として、例えば筒状のカラー45を支持し、カラー45は空気や空気弁1内の水を流通させる間隙47を形成する。固定ボルト44とカラー45は蓋体7の大空気孔6の周囲に所定間隔で複数個、例えば3個取り付けられている。
カバー部材41の中央上部に固定された略円筒状の放水口部42の外周面には雄ねじ又は凸部が形成され、蓋部43を取り外して放水口42に消火用ホースの取付口を捩じ込むか嵌合すると、消火用ホースからの放水が可能になる。
各パッチン錠52において、係合部54にクランプ部57を引っ掛けて操作体58を下方に回動させることで弁箱5と蓋体7を連結固定でき、操作体58を支軸56周りに上方に回動させることで、クランプ部57が係合部54から外れる。
また、下部フランジ部19の拡径開口19aの周縁部の下面には周方向に所定間隔で複数の凹部形状のばね受け19cが形成され、ばね受け19cの天面側には軸部21aと同軸に球面座金23が装着される。球面座金23は同一半径の球面状部分を有する凹球面座金23aと凸球面座金23bとが面接触して形成される。これにより、地震等によって振動が発生し、面接触している凹球面座金23a及び凸球面座金23bがずれても凹球面座金23a及び凸球面座金23bはずれる前の位置に戻ろうとするので、下部フランジ部19と仲介フランジ部20が同軸上に位置することができる。
さらに、仲介フランジ部20に形成した拡径筒部20bの開口20aに設けた爪部25が副弁2の上部開口部35aに嵌合しているため、地震等で空気弁1が倒れることを防止できる。
また、皿ばね26はコイルばねや板ばね等の各種ばね部材であってもよい。通しボルト21及びナット22は球面座金23や皿ばね26とは別個に設けてもよい。
さらに、本実施の形態では受け部19bは下部フランジ部19の拡径開口19aにリング状に形成されているが、仲介フランジ部20の拡径筒部20bに形成されてもよい。また、免震ゴム24に代えて板ばね等のばね部材を用いてもよい。
2 副弁
3 立ち上がり管
5 弁箱
6 大空気孔
7 蓋体
19 下部フランジ部
19a 拡径開口
19b 受け部
19c ばね受け
20 仲介フランジ部
20b 拡径筒部
21 通しボルト
23 球面座金
24 免震ゴム
25 爪部
26 皿ばね
Claims (4)
- 弁箱を有する空気弁において、
前記弁箱の下部に位置するフランジ部と、
前記フランジ部に、水平方向に対向する水平対向部及び鉛直方向に対向する鉛直対向部を有するように連結される仲介フランジ部とを備え、
前記水平対向部には前記フランジ部及び前記仲介フランジ部の横ずれを防止する横ずれ防止部材と、鉛直方向の振動を吸収する第1の振動吸収部材とを有し、前記鉛直対向部には水平方向の振動を吸収する第2の振動吸収部材を有することを特徴とする空気弁。 - 前記横ずれ防止部材及び前記第1の振動吸収部材は同軸上に隣接することを特徴とする請求項1記載の空気弁。
- 前記横ずれ防止部材は球面座金であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気弁。
- 前記第1の振動吸収部材はばね部材であり、前記第2の振動吸収部材はばね部材又はゴム部材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015245596A JP6591887B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 空気弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015245596A JP6591887B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 空気弁 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019169643A Division JP6858232B2 (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | 空気弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017110737A JP2017110737A (ja) | 2017-06-22 |
JP6591887B2 true JP6591887B2 (ja) | 2019-10-16 |
Family
ID=59080608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015245596A Active JP6591887B2 (ja) | 2015-12-16 | 2015-12-16 | 空気弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6591887B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10325481A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-08 | Kurimoto Ltd | 空気弁 |
JP4152475B2 (ja) * | 1998-04-14 | 2008-09-17 | 東邦瓦斯株式会社 | バルブの安全装置及びその製造方法 |
JP2002054773A (ja) * | 2000-08-15 | 2002-02-20 | Nkk Corp | 配管の継手構造 |
JP6192202B2 (ja) * | 2013-02-19 | 2017-09-06 | 前澤工業株式会社 | 空気弁の連結機構 |
JP6145283B2 (ja) * | 2013-02-19 | 2017-06-07 | 前澤工業株式会社 | 空気弁、副弁付き空気弁及びこれらの連結機構 |
-
2015
- 2015-12-16 JP JP2015245596A patent/JP6591887B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017110737A (ja) | 2017-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150122343A1 (en) | Fill valves for toilets | |
US8353142B2 (en) | System and method for sealing sump covers | |
JP6591887B2 (ja) | 空気弁 | |
JP6192202B2 (ja) | 空気弁の連結機構 | |
US20060283505A1 (en) | Liquid flow control system | |
JP6858232B2 (ja) | 空気弁 | |
TWI647395B (zh) | 傾角型止回閥 | |
US10059406B1 (en) | Marine drain valve | |
US9586752B2 (en) | Floating roof tank having support structures for protecting the peripheral seal | |
AU2010317438B2 (en) | Gas valve | |
NO337841B1 (no) | Inspeksjonsåpning for trykkventilering av kontrollventil | |
JP2017110736A (ja) | 空気弁 | |
JP2017110698A (ja) | 空気弁 | |
JP6145284B2 (ja) | 副弁付き空気弁とその連結機構 | |
KR101340380B1 (ko) | 냉온수기 | |
JP3126288U (ja) | 飲水機の溢出防止装置 | |
JP2013249687A (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
WO2020084887A1 (ja) | フロート式逆止弁 | |
JP7361863B2 (ja) | 凍結破損防止型空気弁 | |
JP6145282B2 (ja) | 空気弁と空気弁の連結機構、および副弁付き空気弁 | |
JP6169398B2 (ja) | 空気弁 | |
JP4430452B2 (ja) | 洗管用キャップを備えた減圧弁本体ユニット、該減圧弁本体ユニットを備えたメータユニット、及び該減圧弁本体ユニットを使用した配管の洗管方法 | |
KR101252240B1 (ko) | 냉온수기 | |
JP6601961B2 (ja) | 空気弁 | |
JP6663702B2 (ja) | 空気弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190814 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6591887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |