JP3126288U - 飲水機の溢出防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯液タンクの内の飲用水が外へ溢出するのを避けることができる飲水機の溢出防止装置を提供する。
【解決手段】
貯液タンクは飲用水を収容し、封止蓋は緊密に貯液タンクを蓋する。導水管は飲用水瓶の飲用水を貯液タンクに注入するのに用いられ、貯液タンク1の内の等量の空気を飲用水瓶に注入させる。排気バルブは封止蓋の上に設けられ、浮き、ピストンと排気通路が設けられる。浮きは貯液タンク内に位置され、貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線より低くなると、排気バルブの排気通路により貯液タンクの内部の気圧を調節する。貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線を超えると、浮きは上昇すると共に、ピストンを連動して排気バルブの排気通路を封止し、貯液タンクの内の飲用水が異常に外へ溢出するのを避ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、飲水機の溢出防止装置に関するもので、特に受け座または汚れ防止座において排気バルブを設置し、排気バルブを利用して貯液タンクの内の飲用水が外へ溢出するのを避けることができる飲水機の溢出防止装置に係るものである。
図10を参照すると、従来の飲用水瓶の飲水機の構造においては、殻体91、貯液タンク92と受け座93が含まれる。貯液タンク92は殻体91の上面の中央の組立口の内に組み立てられ、貯液タンク92は飲用水を貯蔵するのに用いられる。受け座93は貯液タンク92の上方で蓋するように形成されることにより、貯液タンク92を封止することができる。受け座93には挿入タンク931と導水管932が設けられる。挿入タンク931に飲用水瓶94(例えば蒸留水瓶等の容器)の出水端941を挿入することができる。導水管932は飲用水瓶94の内の飲用水を貯液タンク92に導入することができると同時に、貯液タンク92の内部の等量の空気を飲用水瓶94の内まで排出することによって導水の作動を行うことができ、さらに貯液タンク92の内の水位を安全な満水位の数値以下に維持するように制御することができる。
上記のような従来の飲用水瓶の飲水機の構造においては、実際に使用すると、飲用水瓶94を常に運搬したり、取り外して交換したりしなければならないため、飲用水瓶94の周壁は微細な亀裂942が極めて生じ易くなる。亀裂942が極めて細かく、飲用水瓶94の構造の強度に影響を及ぼしてしまうまで大きな問題点にはならないため、飲用水の業者は亀裂942を有する飲用水瓶94を使い続ける。しかし、亀裂942を有する飲用水瓶94を受け座93に挿入した時、亀裂942により飲用水瓶94の内部の気体が外部の大気と連通するように形成されるため、飲用水瓶94の内部は気密効果を維持することができず、そのために飲用水瓶94の内の水位が降下するのを防止することができない。その結果、貯液タンク92は等量の飲用水と空気を取り替える方式を利用して正常な導水の作動を行うことができなくなるため、飲用水瓶94の水位は絶えずに異常に降下し続け、そして貯液タンク92の内の水位は絶えずに異常に上昇し続け、甚だしく上記安全な満水位の数値以上を超えてしまうため、貯液タンク92の内の飲用水は貯液タンク92と受け座93との結合の隙間から外へ溢出してしまうことにより、飲水機の使用上の信頼性に影響を及ぼしてしまうという問題点を有している。このように、上記のような従来の飲用水瓶の飲水機の構造をさらに改良しなければならない。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、貯液タンクの上方の受け座または汚れ防止座などの封止蓋の構造において排気バルブを設置し、排気バルブに浮きとピストンを設け、上記浮きは上記貯液タンクの内に位置する。上記貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線より低くなると、上記排気バルブにより貯液タンクの内部の気圧を調節することができる。上記貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線を超えるように上昇すると、上記浮きは上昇して上記ピストンを連動して上記排気バルブを封止することにより、確実に上記貯液タンクの内の飲用水が異常に外へ溢出するのを避けることができるため、飲水機の使用上の信頼性を高めることができる飲水機の溢出防止装置を提供しようとするものである。
本考案の第一の目的は、受け座において排気バルブを設置し、上記排気バルブに浮きとピストンを設け、そして飲用水が正常満水位線を超えると、上記浮きは上記ピストンを連動して上記排気バルブを封止することにより、飲水機の使用上の信頼性を高めることができる飲水機の溢出防止装置を提供しようとするものである。
本考案の第二の目的は、汚れ防止座において排気バルブを設置し、上記排気バルブに浮きとピストンを設け、そして飲用水が正常満水位線を超えると、上記浮きは上記ピストンを連動して上記排気バルブを封止することにより、飲水機の使用上の信頼性を高めると共に、飲用水の品質を高めることができる飲水機の溢出防止装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案による飲水機の溢出防止装置は、下記のようになるものである。すなわち、
貯液タンク、封止蓋、導水管および排気バルブにより構成される。貯液タンクは飲用水を収容するのに用いられる。封止蓋は緊密に貯液タンクを蓋するように設けられる。導水管は飲用水瓶の飲用水を貯液タンクに注入するように導引し、さらに貯液タンクの内の等量の空気を飲用水瓶に注入するように導引する。排気バルブは封止蓋の上に設けられ、排気バルブには浮き、ピストンと排気通路が設けられ、浮きは貯液タンクの内に位置するように形成される。貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線より低くなると、排気バルブの排気通路により貯液タンクの内部の気圧を調節することができ、そして貯液タンクの内の飲用水が正常満水位線を超えるように上昇すると、浮きは上昇すると共に、ピストンを連動して排気バルブの排気通路を封止することにより、貯液タンクの内の飲用水が異常に外へ溢出するのを避ける。
本考案による飲水機の溢出防止装置は、封止蓋は受け座からなり、受け座には管路が設けられ、管路に排気バルブを組み立てることもできる。また、受け座には挿入タンクが凹むように設けられて飲用水瓶に挿入することができ、さらに導水管は挿入タンクの底部に結合することもできる。また、導水管には挿管部と組立部が設けられ、挿管部は飲用水瓶の内に挿入するのに用いられ、挿管部には少なくとも一個の導引孔が設けられ、さらに組立部は受け座の挿入タンクの底部に結合されることもできる。また、排気バルブには本体と嵌合体が設けられ、嵌合体は本体の内に嵌設され、嵌合体には排気通路が形成され、さらに本体の内周壁面には階段状部が設けられることにより、嵌合体を支持することこともできる。また、嵌合体にはフランジが設けられ、フランジは本体の階段状部に係止して位置決めすることもできる。また、排気バルブの本体の底端には開口が形成され、開口には少なくとも一個の支持リグが設けられ、支持リブは連接棒が穿設するのに用いられ、さらに連接棒によりピストンと浮きを連接することもできる。また、封止蓋は受け座と汚れ防止座との組合せからなり、汚れ防止座は受け座に嵌設され、そして汚れ防止座には管路が設けられることにより、排気バルブと組み立てることもできる。また、受け座には挿入タンクが凹むように設けられて飲用水瓶に挿入することができ、さらに汚れ防止座は挿入タンクの外に嵌設され、そして導水管は挿入タンクの底部に直立するように設けられることもできる。また、導水管には挿管部と組立部が設けられ、挿管部は飲用水瓶の内に挿入するのに用いられ、挿管部には少なくとも一個の導引孔が設けられ、さらに組立部は受け座の挿入タンクの底部に結合されることもできる。また、排気バルブには嵌合体が設けられ、嵌合体には排気通路が形成され、さらに嵌合体にはフランジが設けられることにより、汚れ防止座の管路の上端の開口に係止して位置決めすることもできる。また、汚れ防止座にはスリーブと第一汚れ防止板が設けられ、スリーブは受け座の挿入タンクの外に嵌設され、第一汚れ防止板は貯液タンクの内周壁面に係止するのに用いられることもできる。また、第一汚れ防止板はリップ縁において少なくとも一個の貫穿孔が設けられることにより、貯液タンクの内部の気圧を調節することもできる。また、汚れ防止座には他に第二汚れ防止板と汚れ防止ワッシャーが設けられ、第二汚れ防止板の外周面には環状凹欠溝が凹むように設けられ、環状凹欠溝は汚れ防止ワッシャーが結合するのに用いられ、さらに汚れ防止ワッシャーは貯液タンクの内周壁面に当接するのに用いられることもできる。また、汚れ防止座の管路は第一汚れ防止板を貫穿し、そして排気バルブを組み立てて結合するのに用いられることもできる。また、汚れ防止座の第二汚れ防止板には管路に対応するように貫穿孔が設けられ、上記貫穿孔は連接棒が穿設するのに用いられ、さらに連接棒によりピストンと浮きを連接することもできる。また、排気バルブには他に蓋体が設けられ、蓋体は汚れ防止座の管路の上端の開口を蓋するように設けられることもできる。また、排気バルブには連接棒が設けられ、そして連接棒にはフランジ端が形成され、排気バルブのピストンは連接棒のフランジ端に結合されることもできる。また、ピストンとフランジ端との間には凹欠溝が形成され、凹欠溝は漏れ防止リングを収容して位置決めするのに用いられ、そして排気通路の一端には縮径部が形成されることにより、ピストンと漏れ防止リングによって縮径部を封止することもできる。また、連接棒には他に挿入端が設けられ、挿入端の外周壁面にはねじ部が形成され、連接棒は上記ねじ部により対応するように浮きのねじ孔に螺合することもできる。また、排気バルブには他に係止部材が設けられ、係止部材は連接棒に穿設され、そしてピストンと浮きとの間に位置するように形成され、さらに係止部材の外周縁には係止部が設けられることにより、係止部材は嵌合体の底端に係止して位置決めされることもできる。また、係止部材には複数個の支持リブが設けられ、支持リブは係止部材の底端の開口に懸けるように設けられることにより、連接棒を支持すると共に、貯液タンクとその他のタンクの内部の気体を嵌合体の排気通路の内に注入させることもできる。
本考案の飲水機の溢出防止装置によれば、受け座において排気バルブを設置し、上記排気バルブに浮きとピストンを設け、そして飲用水が正常満水位線を超えると、上記浮きは上記ピストンを連動して上記排気バルブを封止することにより、飲水機の使用上の信頼性を高めることができるという利点がある。
本考案の飲水機の溢出防止装置によれば、汚れ防止座において排気バルブを設置し、上記排気バルブに浮きとピストンを設け、そして飲用水が正常満水位線を超えると、上記浮きは上記ピストンを連動して上記排気バルブを封止することにより、飲水機の使用上の信頼性を高めると共に、飲用水の品質を高めることができるという利点がある。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1、2を参照すると、本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置には貯液タンク1、受け座2、導水管3と排気バルブ4が含まれ、そして飲水機(図示せず)に設置されて飲用水瓶5(例えば蒸留水瓶等の容器)を載置することができ、さらに貯液タンク1の内の飲用水は貯液タンク1が正常な作動を維持できる水位の数値を超えないように確保することにより、正常な供水の状態を維持することができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の貯液タンク1は中空の柱状の殻体からなると共に、飲用水を収容するのに用いられる。貯液タンク1にはフランジ11が設けられ、フランジ11は貯液タンク1の上端の端縁から半径方向に外へ突出するように設けられる。受け座2は中空の逆さまの円錐形の柱状殻体からなり、受け座2には挿入タンク20、フランジ21、組立口22と管路23が設けられる。挿入タンク20は受け座2の中央位置に凹むように設けられ、挿入タンク20は飲用水瓶5が挿入するのに用いられる。フランジ21は受け座2の上端の端縁から半径方向に外へ突出するように設けられ、フランジ21は貯液タンク1のフランジ11が結合するのに用いられ、さらに二個のフランジ11、21の間には好ましくはワッシャー(図示せず)が挟設されることにより、受け座2が貯液タンク1の上方に緊密に蓋して結合するのを確保することができる。このように、受け座2は貯液タンク1の封止蓋の構造であると見なすことができる。また、組立口22は挿入タンク20のタンク周壁の底部に設けられることにより、導水管3を組み立てるのに役立つことができる。管路23は中空の管状に形成され、管路23は実質的に挿入タンク20のタンク周壁とフランジ21との境の位置に設けられ、管路23に排気バルブ4を嵌設して組み立てることができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の導水管3は中空の柱体からなり、導水管3には一体になるように挿管部31と組立部32が設けられ、さらに導水管30はワッシャー33と結合部材34と結合することができる。挿管部31と組立部32はそれぞれ導水管3の上半部と下半部に設けられる。挿管部31は飲用水瓶5の出水端のフィルム(図示せず)を突き破るのに用いられ、さらに挿管部31には少なくとも一個の導入孔311が設けられる。挿管部31が飲用水瓶5の内に挿入されると、挿管部31の導引孔311により飲用水を貯液タンク1に注入するのを導引し、さらに気体を飲用水瓶5に注入するのを導引することができる。組立部32には好ましくは外ねじが設けられ、そして結合部材34には好ましくは対応するように内ねじが設けられる。導水管3が受け座2の挿入タンク20の内の組立口22の上方に直立になるように設けられると、組立部32は下方へ組立口22を貫穿することができ、そしてワッシャー33と結合部材34によって組立部32に嵌設して結合することにより、導水管3を受け座2に緊密に固設することができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の排気バルブ4には本体41、嵌合体42、ピストン43、連接棒44、浮き45と濾過片46が設けられる。本体41は中空の柱体からなり、本体41には階段状部411と少なくとも一個の支持リブ412が設けられる。本体41の上端は受け座2の管路23の底部に嵌設して結合することができる。階段状部411は本体41の内周壁面(および外周壁面)に形成される。支持リブ412は本体41の底端の開口に懸けるように設けられることにより、連接棒44を穿設して支持することができる。嵌合体42は本体41の上端の開口から本体41の内に嵌入する。嵌合体42にはフランジ421と排気通路422が設けられる。フランジ421は半径方向に外へ突出するように嵌合体42の外周壁面に設けられ、フランジ421は本体41の内周壁面の階段状部411に係止して位置決めするのに用いられる。排気通路422は嵌合体42の底端と上端を貫穿して気体を排除することができる。
再び図1、2を参照すると、ピストン43は略円柱状に形成され、ピストン43には係止部431と組立部432が設けられる。係止部431はピストン43の上端に突出するように設けられることにより、嵌合体42の底端の排気通路422の開口を塞いで封止することができる。組立部432はピストン43の底端に凹むように設けられることにより、連接棒44を組み立てて結合することができる。連接棒44にはフランジ端441と挿入端442が設けられる。フランジ端441は連接棒44の上端に突出するように設けられることにより、ピストン43の組立部432に嵌入することができる。挿入端442は連接棒42の底端に設けられることにより、浮き45と嵌設して結合することができる。これにより、連接棒44によりピストン43と浮き45を連接することができる。浮き45は選択的に円形、円弧形、楕円形、矩形と多辺形の物体からなり、浮き45の内部は密閉の中空状に形成されることにより、恒常的に水面上に浮くように維持することができる。また、濾過片46は受け座2の管路23の内に設けられ、そして好ましくは嵌合体42の上端に貼接するように形成されることにより、輸入または輸出される気体を濾過するため、貯液タンク1の内の飲用水を汚染してしまうのを避けることができ、さらに埃または昆虫などの異物が侵入するのを防止することができる。
図2を参照すると、本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置が完全な構造を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、導水管3の挿管部31が飲用水瓶5の出水端の内に挿入されると、飲用水は導引孔311を経て貯液タンク1の内に導引されると同時に、貯液タンク1の内の等量の空気は導引孔311を経て飲用水瓶5に注入される。貯液タンク1の飲用水が正常満水位線Lに達する時、飲用水瓶5は完全な周壁を有することにより、飲用水瓶5の内部の気体の量はさらに増えることができず、気密な効果が形成されるため、飲用水瓶5の内部の水位が再び降下し、飲用水が過度に貯液タンク1の内に注入されるのを防止することができる。それから、仮に使用者が飲水機を使用することによって貯液タンク1の内の水位が下がると、上述の原理に基づいて貯液タンク1の内の飲用水は最も多くても正常満水位線Lまたはその下方を維持することができる。そして、上述した正常な使用状態において、貯液タンク1の内の飲用水の水位では排気バルブ4の浮き45を上昇させることができず、故に浮き45は連接棒44を経てピストン43を連動して嵌合体42の排気通路422を封止することが未だできないため、排気バルブ4は相変わらず排気の功能を有する。
図3を参照すると、本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置が亀裂51を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、導水管3の挿管部31は同様に飲用水瓶5の出水端の内に挿入されると、飲用水は導引孔311を経て貯液タンク1の内に導引されると同時に、貯液タンク1の内の等量の空気は導引孔311を経て飲用水瓶5に注入される。しかし、飲用水瓶5には亀裂51との欠陥を有することにより、外部の空気は亀裂51から絶えずに飲用水瓶5の内に注入し続けるため、飲用水瓶5は気密の効果を喪失してしまう。その結果、飲用水瓶5の内の水位は絶えずに下がるようになり、飲用水瓶5の内の飲用水は過度に貯液タンク1の内に注入してしまうため、貯液タンク1の内の飲用水は異常満水位線L’まで上昇してしまう。上述した異常な使用状態において、貯液タンク1の内の飲用水の異常満水位線L’では排気バルブ4の浮き45を予定の高度まで上昇させることにより、浮き45は連接棒44を経てピストン43を連動して上昇することができるため、ピストン43の係止部431により嵌合体42の底端の排気通路422を封止することができる。この時、排気バルブ4は排気の功能を有していないが、飲用水が異常に溢出するのを防止できる功能を有するようになる。
さらに詳しく言えば、排気バルブ4が封止された後、貯液タンク1の内の飲用水は異常満水位線L’以上まで上昇することができないため、飲用水瓶5の内の飲用水が再び降下できないのを限制することにより、本考案の飲水機の溢出防止装置は亀裂51との欠陥を有する飲用水瓶5を合わせて使用しても、水を正常に供給できるとの使用上の信頼性を確保することができ、さらに貯液タンク1の内の飲用水が外へ溢出するのを防止することもできる。
図4を参照すると、本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置が掲示される。実施例1と比較してみると、実施例2において受け座2には管路23の設置が省かれ、そして排気バルブ4には本体41の設置が省かれ、さらに他に汚れ防止座6が設けられ、汚れ防止座6によって排気バルブ4を組み立てて結合することにより、貯液タンク1の汚れ防止の功能を余分に提供することができる。さらに詳しく言えば、汚れ防止座6には中空部60、スリーブ61、第一汚れ防止板62、第二汚れ防止板63、汚れ防止ワッシャー64と管路65が設けられる。中空部60はスリーブ61の上端と底端を貫穿することにより、スリーブ61は受け座2の挿入タンク20の外周壁面に嵌設される。
第一汚れ防止板62はスリーブ61の下半部の外周壁面から半径方向に外へ突出するように設けられ、そして第二汚れ防止板63はスリーブ61の上半部の外周壁面から半径方向に外へ突出するように設けられる。第一汚れ防止板62は貯液タンク1の内周壁面に係止するのに用いられ、そして第一汚れ防止板62はリップ縁において少なくとも一個の貫穿孔621が設けられることにより、貯液タンク1の内部の気圧を調節することができる。第二汚れ防止板63の外周面には環状凹欠溝630が凹むように設けられ、環状凹欠溝630は汚れ防止ワッシャー64が結合するのに用いられ、さらに汚れ防止ワッシャー64は貯液タンク1の内周壁面に当接するのに用いられる。このように、汚れ防止座6は貯液タンク1の封止蓋の構造として見なすこともできる。
また、管路65は第一汚れ防止板62を貫穿し、さらに管路65は第二汚れ防止板63の貫穿孔(標示せず)に対応するように形成され、管路65と上記貫穿孔は排気バルブ4の嵌合体42、ピストン43と連接棒44を組み立てて結合するのに用いられる。嵌合体42のフランジ421は管路65の上端の開口(標示せず)に係止して位置決めするように形成される。第二汚れ防止板63の貫穿孔は連接棒44が穿設するのに用いられ、さらに連接棒44によりピストン43と浮き45を連接する。排気バルブ4には他に蓋体47が設けられることにより、第二汚れ防止板63の管路65の上端の開口を蓋することができるため、濾過片46を位置決めすることができる。
図5を参照すると、本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置が完全な構造を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、貯液タンク1の内の飲用水は最も多くて正常満水位線Lに達する。この時、貯液タンク1の内の飲用水の水位では排気バルブ4の浮き45を上昇させることができず、故に浮き45は連接棒44を経てピストン43を連動して嵌合体42の排気通路422を封止することが未だできないため、排気バルブ4は相変わらず排気の功能を有する。また、汚れ防止座6の第一汚れ防止板62と第二汚れ防止板63により余分に汚れ防止の功能を提供することができ、そして第一汚れ防止板62と第二汚れ防止板63との間には一つの空間が形成されることにより、貯液タンク1と飲水機のその他のタンク(例えば加熱タンクなど)の内部の気圧を調節することができる。
図6を参照すると、本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置が亀裂51を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、飲用水瓶5の内の水位は絶えずに下がることにより、貯液タンク1の内の飲用水は異常満水位線L’まで上昇してしまう。このように、貯液タンク1の内の飲用水の異常満水位線L’では排気バルブ4の浮き45を予定の高度まで上昇させることにより、浮き45は連接棒44を経てピストン43を連動して上昇することができるため、ピストン43の係止部431により嵌合体42の底端の排気通路422を封止することができる。この時、排気バルブ4は排気の功能を有していないが、飲用水が異常に溢出するのを防止できる功能を有するようになる。
図7、8を参照すると、本考案の実施例3の飲水機の溢出防止装置が掲示される。実施例2と比較してみると、実施例3において管路65は第二汚れ防止板63から軸方向へ延伸して第一汚れ防止板62を貫穿し、そして排気バルブ4は対応するように管路65の底端に係止して結合すると同時に、排気バルブ4には他に係止部材48が設けられ、係止部材48は嵌合体42の端部に位置決めされることにより、ピストン43と連接棒44が貯液タンク1の内まで滑り落ちるのを避けることができる。
さらに詳しく言えば、再び図7、8を参照すると、係止部材48には軸孔481、係止部482と複数個の支持リブ483が設けられる。軸孔481は係止部材48の軸心の位置に設けられ、軸孔481は連接棒44が対応するように穿設して通過するのに用いられる。係止部482は係止部材48の外周縁に突出するように設けられ、係止部482は嵌合体42の内表面の位置決め部(標示せず)に係止するのに用いられることにより、係止部材48は嵌合体42の底端に係止して位置決めすることができる。支持リブ483は係止部材48の底端の開口に懸けるように設けられることにより、連接棒44を支持すると共に、貯液タンク1とその他のタンクの内部の気体を嵌合体42の排気通路422の内に注入させることができる。
他に、再び図7、8を参照すると、本考案の実施例3において、嵌合体42には二個のフランジ421が設けられ、二個のフランジ421の間には収容空間(標示せず)が形成され、上記収容空間は漏れ防止リングa1を収容するのに用いられる。また、ピストン43は一体成形になるように連接棒44のフランジ端441に組み立てられ、そしてピストン43とフランジ端441との間には凹欠溝(標示せず)が形成され、上記凹欠溝は漏れ防止リングa2を収容して位置決めするのに用いられる。
再び図7、8を参照すると、排気バルブ4を汚れ防止座6の管路65の内に組み立てる時、先ずピストン43と連接棒44を軸方向に移動自在に対応するように嵌合体42の排気通路422に穿設し、そして係止部材48を軸孔482を利用して連接棒44に穿設し、最後に浮き45のねじ孔(標示せず)を対応するように挿入端442の外周壁面のねじ部(標示せず)に螺合する。それから、係止部材48の係止部482を嵌合体42の位置決め部に係止して位置決めすることにより、ピストン43と連接棒44は嵌合体42の内に位置決めされ、さらに浮き45は貯液タンク1の内に位置するように形成される。最後に、漏れ防止リングa1により嵌合体42を管路65の内表面にしまりばめで配合させることにより、排気バルブ4が管路65に対して任意に移動するのを避けることができると同時に、排気通路422にも気密な状態が形成される。
図8を参照すると、本考案の実施例3の飲水機の溢出防止装置が完全な構造を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、貯液タンク1の内の飲用水は最も多くて正常満水位線Lにしか達することができず、上記飲用水の水位では浮き45を上昇させることができず、さらにピストン43と漏れ防止リングa2では管路65を封止することができず、そのために管路65は相変わらず排気の功能を有すると共に、さらに貯液タンク1とその他のタンクの内部の気圧を調節することができる。
図9を参照すると、本考案の実施例3の飲水機の溢出防止装置が亀裂51を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、飲用水瓶5の内の水位は絶えずに下がることにより、貯液タンク1の内の飲用水は異常満水位線L’まで上昇してしまう。これにより、浮き45は上記飲用水の異常満水位線L’に従って浮上し、さらにピストン43の係止部431と漏れ防止リングa2の直径の寸法は排気通路422の一端の縮径部(標示せず)の直径の寸法より小さく、係止部431と漏れ防止リングa2は浮き45から生じる浮力を利用して上記縮径部に当接することができるため、管路65を封止すると共に、さらに気密な状態が形成される。この時、排気バルブ4は排気の功能を有していないが、飲用水が異常に溢出するのを防止できる功能を有するようになる。
上述の如く、図10に示す従来の飲用水瓶の飲水機の構造によれば、亀裂942との欠陥を有する飲用水瓶5を合わせて使用する場合、貯液タンク92の内の水位は絶えずに異常に上昇し続け、甚だしく安全な満水位の数値以上を超えてしまって貯液タンク92の外まで溢出してしまうなどの問題点があった。図1に示す本考案の飲水機の溢出防止装置によれば、貯液タンク1の上方の受け座2または汚れ防止座6において排気バルブ4を設置し、排気バルブ4には浮き45とピストン43が設けられ、浮き45は貯液タンク1の内に位置するように形成され、そして貯液タンク1の内の飲用水が正常満水位線Lより低くなると、排気バルブ4により貯液タンク1の内部の気圧を調節することができ、さらに貯液タンク1の内の飲用水が正常満水位線Lを超えるように上昇すると、浮き45は上昇してピストン43を連動して排気バルブ4を封止することにより、貯液タンク1の内の飲用水が異常に外へ溢出するのを避けることができるため、飲水機の使用上の信頼性を高めることができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置の分解斜視図である。 本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置による構造の完全な飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す斜視図である。 本考案の実施例1の飲水機の溢出防止装置による亀裂の欠陥を有する飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す断面図である。 本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置の分解斜視図である。 本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置による構造の完全な飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す斜視図である。 本考案の実施例2の飲水機の溢出防止装置による亀裂の欠陥を有する飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す断面図である。 本考案の実施例3の飲水機の溢出防止装置の分解斜視図である。 本考案の実施例3の飲水機の溢出防止装置による亀裂の欠陥を有する飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す断面図である。 本考案の実施例4の飲水機の溢出防止装置による亀裂の欠陥を有する飲用水瓶を合わせて使用する時の組み立てられた状態を示す断面図である。 従来の飲用水瓶の飲水機による組み立てられた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 貯液タンク 11 フランジ
2 受け座(封止蓋) 20 挿入タンク
21 フランジ 22 組立口
23 管路 3 導水管
31 挿管部 311 導引孔
32 組立部 33 ワッシャー
34 結合部材 4 排気バルブ
41 本体 411 階段状部
412 支持リブ 42 嵌合体
421 フランジ 422 排気通路
43 ピストン 431 係止部
432 組立部 44 連接棒
441 フランジ端 442 挿入端
45 浮き 46 濾過片
47 蓋体 48 係止部材
481 軸孔 482 係止部
483 支持リブ 5 飲用水瓶
51 亀裂 6 汚れ防止座
60 中空部 61 スリーブ
62 第一汚れ防止板 621 貫穿孔
63 第二汚れ防止板 630 環状凹欠溝
64 汚れ防止ワッシャー 65 管路
91 殻体 92 貯液タンク
93 受け座 931 挿入タンク
932 導水管 94 飲用水瓶
941 出水端 942 亀裂
a1 漏れ防止リング a2 漏れ防止リング
L 正常満水位線 L’ 異常満水位線

Claims (22)

  1. 貯液タンク(1)、封止蓋(2)、導水管(3)および排気バルブ(4)により構成される飲水機の溢出防止装置であって、貯液タンク(1)は飲用水を収容するのに用いられ、封止蓋(2)は緊密に貯液タンク(1)を蓋するように設けられ、導水管(3)は飲用水瓶(5)の飲用水を貯液タンク(1)に注入するように導引し、さらに貯液タンク(1)の内の等量の空気を飲用水瓶(5)に注入するように導引し、排気バルブ(4)は封止蓋(2)の上に設けられ、排気バルブ(4)には浮き(45)、ピストン(43)と排気通路(422)が設けられ、浮き(45)は貯液タンク(1)の内に位置するように形成され、貯液タンク(1)の内の飲用水が正常満水位線(L)より低くなると、排気バルブ(4)の排気通路(422)により貯液タンク(1)の内部の気圧を調節することができ、そして貯液タンク(1)の内の飲用水が正常満水位線(L)を超えるように上昇すると、浮き(45)は上昇すると共に、ピストン(43)を連動して排気バルブ(4)の排気通路(422)を封止することにより、貯液タンク(1)の内の飲用水が異常に外へ溢出するのを避けることを特徴とする飲水機の溢出防止装置。
  2. 封止蓋(2)は受け座からなり、受け座(2)には管路(23)が設けられ、管路(23)には排気バルブ(4)が組み立てられることを特徴とする請求項1記載の飲水機の溢出防止装置。
  3. 受け座(2)には挿入タンク(20)が凹むように設けられて飲用水瓶(5)に挿入することができ、さらに導水管(3)は挿入タンク(20)の底部に結合されることを特徴とする請求項2記載の飲水機の溢出防止装置。
  4. 導水管(3)には挿管部(31)と組立部(32)が設けられ、挿管部(31)は飲用水瓶(5)の内に挿入するのに用いられ、挿管部(31)には少なくとも一個の導引孔(311)が設けられ、さらに組立部(32)は受け座(2)の挿入タンク(20)の底部に結合されることを特徴とする請求項3記載の飲水機の溢出防止装置。
  5. 排気バルブ(4)には本体(41)と嵌合体(42)が設けられ、嵌合体(42)は本体(41)の内に嵌設され、嵌合体(42)には排気通路(422)が形成され、さらに本体(41)の内周壁面には階段状部(411)が設けられることにより、嵌合体(42)を支持することができることを特徴とする請求項2記載の飲水機の溢出防止装置。
  6. 嵌合体(42)にはフランジ(421)が設けられ、フランジ(421)は本体(41)の階段状部(411)に係止して位置決めすることを特徴とする請求項5記載の飲水機の溢出防止装置。
  7. 排気バルブ(4)の本体(41)の底端には開口が形成され、上記開口には少なくとも一個の支持リブ(412)が設けられ、支持リブ(412)は連接棒(44)が穿設するのに用いられ、さらに連接棒(44)によりピストン(43)と浮き(45)を連接することを特徴とする請求項5記載の飲水機の溢出防止装置。
  8. 封止蓋(2)は受け座(2)と汚れ防止座(6)との組合せからなり、汚れ防止座(6)は受け座(2)に嵌設され、そして汚れ防止座(6)には管路(65)が設けられることにより、排気バルブ(4)と組み立てることができることを特徴とする請求項1記載の飲水機の溢出防止装置。
  9. 受け座(2)には挿入タンク(20)が凹むように設けられて飲用水瓶(5)に挿入することができ、さらに汚れ防止座(6)は挿入タンク(20)の外に嵌設され、そして導水管(3)は挿入タンク(20)の底部に直立するように設けられることを特徴とする請求項8記載の飲水機の溢出防止装置。
  10. 導水管(3)には挿管部(31)と組立部(32)が設けられ、挿管部(31)は飲用水瓶(5)の内に挿入するのに用いられ、挿管部(31)には少なくとも一個の導引孔(311)が設けられ、さらに組立部(32)は受け座(2)の挿入タンク(20)の底部に結合されることを特徴とする請求項9記載の飲水機の溢出防止装置。
  11. 排気バルブ(4)には嵌合体(42)が設けられ、嵌合体(42)には排気通路(422)が形成され、さらに嵌合体(42)にはフランジ(421)が設けられることにより、汚れ防止座(6)の管路(65)の上端の開口に係止して位置決めすることを特徴とする請求項8記載の飲水機の溢出防止装置。
  12. 汚れ防止座(6)にはスリーブ(61)と第一汚れ防止板(62)が設けられ、スリーブ(61)は受け座(2)の挿入タンク(20)の外に嵌設され、第一汚れ防止板(62)は貯液タンク(1)の内周壁面に係止するのに用いられることを特徴とする請求項8記載の飲水機の溢出防止装置。
  13. 第一汚れ防止板(62)はリップ縁において少なくとも一個の貫穿孔(621)が設けられることにより、貯液タンク(1)の内部の気圧を調節することを特徴とする請求項12記載の飲水機の溢出防止装置。
  14. 汚れ防止座(6)には他に第二汚れ防止板(63)と汚れ防止ワッシャー(64)が設けられ、第二汚れ防止板(63)の外周面には環状凹欠溝(630)が凹むように設けられ、環状凹欠溝(630)は汚れ防止ワッシャー(64)が結合するのに用いられ、さらに汚れ防止ワッシャー(64)は貯液タンク(1)の内周壁面に当接するのに用いられることを特徴とする請求項12記載の飲水機の溢出防止装置。
  15. 汚れ防止座(6)の管路(65)は第一汚れ防止板(62)を貫穿し、そして排気バルブ(4)を組み立てて結合するのに用いられることを特徴とする請求項14記載の飲水機の溢出防止装置。
  16. 汚れ防止座(6)の第二汚れ防止板(63)には管路(65)に対応するように貫穿孔が設けられ、上記貫穿孔は連接棒(44)が穿設するのに用いられ、さらに連接棒(44)によりピストン(43)と浮き(45)を連接することを特徴とする請求項15記載の飲水機の溢出防止装置。
  17. 排気バルブ(4)には他に蓋体(47)が設けられ、蓋体(47)は汚れ防止座(6)の管路(65)の上端の開口を蓋するように設けられることを特徴とする請求項8記載の飲水機の溢出防止装置。
  18. 排気バルブ(4)には連接棒(44)が設けられ、そして連接棒(44)にはフランジ端(441)が形成され、排気バルブ(4)のピストン(43)は連接棒(44)のフランジ端(441)に結合されることを特徴とする請求項11記載の飲水機の溢出防止装置。
  19. ピストン(43)とフランジ端(441)との間には凹欠溝が形成され、上記凹欠溝は漏れ防止リング(a2)を収容して位置決めするのに用いられ、そして排気通路(422)の一端には縮径部が形成されることにより、ピストン(43)と漏れ防止リング(a2)によって上記縮径部を封止することを特徴とする請求項18記載の飲水機の溢出防止装置。
  20. 連接棒(44)には他に挿入端(442)が設けられ、挿入端(442)の外周壁面にはねじ部が形成され、連接棒(44)は上記ねじ部により対応するように浮き(45)のねじ孔に螺合することを特徴とする請求項18記載の飲水機の溢出防止装置。
  21. 排気バルブ(4)には他に係止部材(48)が設けられ、係止部材(48)は連接棒(44)に穿設され、そしてピストン(43)と浮き(45)との間に位置するように形成され、さらに係止部材(48)の外周縁には係止部(482)が設けられることにより、係止部材(48)は嵌合体(42)の底端に係止して位置決めされることを特徴とする請求項18記載の飲水機の溢出防止装置。
  22. 係止部材(48)には複数個の支持リブ(483)が設けられ、支持リブ(483)は係止部材(48)の底端の開口に懸けるように設けられることにより、連接棒(44)を支持すると共に、貯液タンク(1)とその他のタンクの内部の気体を嵌合体(42)の排気通路(422)の内に注入させることを特徴とする請求項21記載の飲水機の溢出防止装置。
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