JP6590747B2 - 浴室空調機 - Google Patents

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本明細書に開示する技術は、浴室空調機に関する。
特許文献1には、熱源機から送られる熱媒によって空気を加熱して浴室内に送る浴室空調機が開示されている。
特許文献1の浴室空調機では、通常運転状態の場合は、熱源機から浴室空調機へ第1温度の熱媒が送られる。また、エコ運転状態の場合は、熱源機から浴室空調機へ第2温度の熱媒が送られる。浴室空調機の運転状態に応じた温度の熱媒が熱源機から浴室空調機へ送られる。浴室空調機では、運転状態に応じた温度の熱媒によって浴室内に送る空気が加熱される。
特開2013−167403号公報
一般的に熱源機には様々な種類のものがある。そこで、熱源機に対して浴室空調機が接続された場合は、熱源機の種類に応じて、熱媒の温度を変えることが望ましい。熱源機の種類に応じた温度の熱媒によって、浴室内に送る空気を加熱することが望ましい。しかしながら、特許文献1の浴室空調機では熱源機の種類は全く考慮されていない。そこで本明細書は、熱源機の種類に応じた温度の熱媒によって浴室内に送る空気を加熱することができる技術を提供する。
本明細書に開示する浴室空調機は、乾燥運転モードと暖房運転モードで動作可能である。この浴室空調機は、熱源機から送られる熱媒によって空気を加熱して浴室内に送る。浴室空調機は、熱源機の種類を特定する種類特定情報を熱源機から受信する受信部と、熱媒の温度を特定する温度特定情報を熱源機へ送信する送信部と、制御部を備えている。制御部は、乾燥運転モードにおいて、受信部から受信する種類特定情報によって特定される熱源機の種類がヒートポンプを備えている熱源機である場合は、熱源機から第1温度の熱媒が送られるように第1温度を特定する第1温度特定情報を送信部から熱源機へ送信し、受信部から受信する種類特定情報によって特定される熱源機の種類がヒートポンプを備えていない熱源機である場合は、熱源機から第1温度より高温の第2温度の熱媒が送られるように第2温度を特定する第2温度特定情報を送信部から熱源機へ送信する。
このような構成によれば、熱源機がヒートポンプを備えている場合は、熱源機から浴室空調機へ第1温度の熱媒が送られる。浴室空調機では第1温度の熱媒によって浴室内に送る空気が加熱される。また、熱源機がヒートポンプを備えていない場合は、熱源機から浴室空調機へ第2温度の熱媒が送られる。浴室空調機では第2温度の熱媒によって浴室内に送る空気が加熱される。このように、熱源機の種類に応じた温度の熱媒によって浴室内に送る空気を加熱することができる。そのため、熱源機の種類に応じて、その特性を活用することができる。
例えば、既存の熱源機に対して新しい浴室空調機が接続されることがある。具体的には、浴室空調機のユーザーが、今まで使用していた古い浴室空調機が故障したことによって、浴室空調機を新しいものに交換することがある。一方、熱源機が故障しておらず、引き続きその熱源機をユーザーが使用することがある。このような場合は、既存の熱源機に対して新しい浴室空調機が接続される。
引き続き使用する既存の熱源機には様々な種類のものがある。既存の熱源機がヒートポンプを備えている場合もあれば、ヒートポンプを備えていない場合もある。ヒートポンプを備えている熱源機では、熱源機から浴室空調機へ送られる熱媒の温度が低い方が、エネルギー効率が高くなる。例えば、ヒートポンプのみを備える熱源機では、熱源機から浴室空調機へ送られる熱媒の温度が低い方が、ヒートポンプを高効率で動作させることができる。また、ヒートポンプと、他の熱源、例えばガス熱源を備える熱源機では、熱源機から浴室空調機へ送られる熱媒の温度が低い方が、ヒートポンプの利用割合が増加し、エネルギー効率が高くなる。これに対して、ヒートポンプを備えていない熱源機では、熱源機から浴室空調機へ送られる熱媒の温度を低くしても、エネルギー効率はそれほど変化しない。よって、既存の熱源機に対して新しい浴室空調機が接続された場合には、既存の熱源機の種類に応じて、熱媒の温度を変えることが望ましい。そこで、上記の構成では、熱源機の種類に応じて、浴室空調機から熱源機へ異なる温度特定情報を送信している。そのため、熱源機の種類に応じて、熱源機から浴室空調機へ異なる温度の熱媒が送られてくる。これによって、浴室空調機では、熱源機の種類に応じた温度の熱媒によって浴室内に送る空気を加熱することができる。熱源機の種類に応じて、その特性を活用することができる。
上記の浴室空調機において、制御部は、乾燥運転モードにおいて、熱源機の種類を特定できない場合は、第2温度特定情報を送信部から熱源機へ送信してもよい。
熱源機から浴室空調機に第2温度の熱媒が送られる場合、熱源機から浴室空調機に第1温度の熱媒が送られる場合に比べて、乾燥運転に要する時間は短いものとなる。上記の構成によれば、熱源機の種類を特定できない場合には、熱源機から浴室空調機に第2温度の熱媒を送ることによって、乾燥運転に要する時間を短くすることができる。
上記の浴室空調機において、制御部は、乾燥運転モードにおいて、ユーザーによって第2温度が指定された場合は、熱源機の種類がヒートポンプを備えている熱源機であるかヒートポンプを備えていない熱源機であるかに関わらず、第2温度特定情報を送信部から熱源機へ送信してもよい。
このような構成によれば、ユーザーの希望を反映させた温度の熱媒によって浴室内に送る空気を加熱することができる。
上記の浴室空調機において、熱源機から浴室空調機へ送られる熱媒の温度を検知する温度センサを更に備えていてもよい。制御部は、第1温度特定情報を送信した場合であって、温度センサによって検知される熱媒の温度が第1温度より高い場合は、第2温度特定情報を送信部から熱源機へ送信してもよい。
浴室空調機の制御部が第1温度特定情報を送信した場合であって、温度センサによって検知される熱媒の温度が第1温度より高い場合は、浴室空調機が熱源機に対して第1温度の熱媒を要求しているのも関わらず、熱源機から浴室空調機へ第1温度より高温の熱媒が送られている状態である。この状態は、例えば、熱源機に対して浴室空調機とその他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が同時に接続されており、浴室空調機が熱源機に対して第1温度の熱媒を要求している一方で、その他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が熱源機に対して第1温度より高温の熱媒を要求している状態である。その他の熱機器の要求によって、第1温度より高温の熱媒が熱源機からその他の熱機器に送られると共に、それと同時に浴室空調機にも第1温度より高温の熱媒が熱源機から送られる。浴室空調機では、第1温度より高温の熱媒によって浴室内に送る空気を加熱する。第1温度より高温の熱媒を利用して乾燥運転が行われる。この状態で、第1温度の熱媒が再び熱源機から浴室空調機へ送られると、乾燥運転中の熱媒の温度が第1温度より高い温度から第1温度に低下することによって、乾燥運転が正常に行われなくなることがある。そこで、浴室空調機の制御部は、第1温度特定情報を送信した場合であって、温度センサによって検知される熱媒の温度が第1温度より高い場合は、第2温度特定情報を熱源機へ送信する。これによって、第1温度の熱媒が熱源機から浴室空調機へ送られることがなくなる。そのため、乾燥運転中に熱媒の温度が低下することがなく、乾燥運転が正常に行われる。
実施例の浴室空調機と熱源機の概略構成を示す図である。 実施例の給湯暖房システムの概略構成を示す図であり、特にヒートポンプユニットとタンクユニットの概略構成を示す図である。 実施例の給湯暖房システムの概略構成を示す図であり、特にガス熱源機ユニットの概略構成を示す図である。 実施例の浴室空調機の概略構成を示す図である。 実施例の浴室空調機の制御部が実行する処理を示すフローチャートである(1)。 実施例の浴室空調機の制御部が実行する処理を示すフローチャートである(2)。
実施例に係る浴室空調機1について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、浴室空調機1は、熱源機100に接続されて使用される。浴室空調機1は、コントローラー200を備えている。コントローラー200は、制御部201と受信部202と送信部203を備えている。同様に、熱源機100は、コントローラー300を備えている。コントローラー300は、制御部301と受信部302と送信部303を備えている。浴室空調機1と熱源機100は、受信部202、302と送信部203、303を介して通信可能に接続されている。
熱源機100としては、例えば図2及び図3に示す給湯暖房システム2が使用される。給湯暖房システム2は、ガス熱源とヒートポンプ熱源の両者を備えている。熱源機100としては、給湯暖房システム2の他にも、他の種類の熱源機が使用されることもある。一般的に世の中には様々な種類の熱源機が存在している。様々な種類の熱源機の中からユーザーが選択した熱源機が使用される。例えば、ガス熱源のみを備えている熱源機100が使用される場合がある。或いは、ヒートポンプ熱源のみを備えている熱源機100が使用される場合もある。また、浴室空調機1の製造メーカーと同じ製造メーカーによる熱源機100が使用される場合がある。或いは、浴室空調機1の製造メーカーと異なる製造メーカーによる熱源機100が使用される場合もある。
本明細書では、3種類の熱源機100が存在すると仮定して説明する。タイプ1の熱源機100と、タイプ2の熱源機100と、タイプ3の熱源機100が存在すると仮定する。
タイプ1の熱源機100は、浴室空調機1から熱源機100へ送信される確認信号に対して応答可能である。また、タイプ1の熱源機100は、ヒートポンプを備えている。タイプ1の熱源機100は、ヒートポンプのみを備えていることもあるし、ヒートポンプと他の熱源(例えば、ガス熱源)を備えていることもある。
タイプ2の熱源機100は、タイプ1と同様に、浴室空調機1から熱源機100へ送信される確認信号に対して応答可能である。しかしながら、タイプ2の熱源機100は、ヒートポンプを備えていない。タイプ2の熱源機100は、例えばガス熱源のみを備えている。
タイプ3の熱源機100は、タイプ1、2と異なり、浴室空調機1から熱源機100へ送信される確認信号に対して応答不能である。また、タイプ3の熱源機100は、ヒートポンプを備えていることもあるし、ヒートポンプを備えていないこともある。
次に、熱源機100としての給湯暖房システム2の構成について説明する。給湯暖房システム2は、タイプ1の熱源機100である。図2に示すように、ヒートポンプユニット10は、ヒートポンプ11を備えている。ヒートポンプ11は、圧縮機12と、三流体熱交換器13と、膨張弁14と、空気熱交換器15と、ファン15aと、除霜弁17を備えている。ヒートポンプ11では、冷媒(例えばR744のようなCO冷媒や、R410AのようなHFC冷媒など)が、圧縮機12、三流体熱交換器13、膨張弁14、空気熱交換器15の順に循環する。圧縮機12は、冷媒を加圧して高温高圧の状態とする。三流体熱交換器13では、冷媒流路13aを流れる冷媒と給湯用水流路13bを流れる給湯用水の間、あるいは冷媒流路13aを流れる冷媒と暖房用水流路13cを流れる暖房用水の間での熱交換により、冷媒を冷却する。膨張弁14では、冷媒を減圧して低温低圧の状態とする。空気熱交換器15では、内部を流れる冷媒と、ファン15aによって吹き付けられる外気との間での熱交換により、冷媒を加熱する。除霜弁17は、平常時は閉じられており、空気熱交換器15の除霜をするための除霜運転を行う際に開かれる。除霜弁17を開いた状態で圧縮機12を駆動すると、膨張弁14を経由していない暖かい冷媒が空気熱交換器15を流れて、空気熱交換器15の外面に付着した霜が取り除かれる。
三流体熱交換器13の給湯用水流路13bには、給湯用水流入路19aと、給湯用水流出路19bが接続されている。給湯用水流入路19aには、給湯用水循環ポンプ18が取り付けられている。三流体熱交換器13の暖房用水流路13cには、暖房用水流入路19cと、暖房用水流出路19dが接続されている。暖房用水流入路19cには、暖房流入サーミスタ16aが取り付けられている。暖房用水流出路19dには、暖房流出サーミスタ16bが取り付けられている。
タンクユニット20は、タンク21を備えている。タンク21は、内部に水道水(以下では給湯用水ともいう)を蓄える密閉型の容器である。タンク21の容量は、例えば100リットルである。タンク21には、その頂部近傍の水温を直接検出するタンク内部サーミスタ39aと、タンク21の上端から所定容量の箇所(例えば、10リットル、30リットルおよび50リットル)での水温を検出するタンク表面サーミスタ39b、39c、39dが取り付けられている。タンク内部サーミスタ39aおよびタンク表面サーミスタ39b、39c、39dの検出温度に基づいて、タンク21の蓄熱状態を検出することができる。
タンク21の底部には、給湯用水往路33が接続されている。タンク21の頂部には、給湯用水復路34が接続されている。給湯用水往路33は、第1給湯用水連結配管102aを介して、ヒートポンプユニット10の給湯用水流入路19aと連通している。給湯用水復路34は、第2給湯用水連結配管102bを介して、ヒートポンプユニット10の給湯用水流出路19bと連通している。給湯用水循環ポンプ18が駆動すると、タンク21の下部から給湯用水往路33に給湯用水が吸出され、この給湯用水が三流体熱交換器13の給湯用水流路13bを流れて、給湯用水復路34を通じてタンク21の頂部に戻される。このようにして、タンク21とヒートポンプ11との間で給湯用水の循環経路が構成されている。
給湯用水往路33には、給湯往路サーミスタ36が取り付けられている。給湯往路サーミスタ36は、給湯用水往路33を流れる水の温度を検出する。給湯用水復路34には、圧力開放経路38が接続されている。圧力開放経路38には、リリーフ弁38aが取り付けられている。リリーフ弁38aの開弁圧力は、後述する減圧弁22bの調圧値よりも僅かに大きく設定されている。減圧弁22bの調圧が不能になった場合には、リリーフ弁38aが開き、タンク21内の圧力が耐圧可能な圧力を超えるのを防止する。
タンク21の底部には、タンク21に給水する給水経路22が接続されている。給水経路22には、水道水入口22aを介して水道水が供給される。給水経路22には、減圧弁22bと、給水サーミスタ22cが取り付けられている。減圧弁22bは、給水経路22における給水圧力を調整する。給水サーミスタ22cは、給水経路22を流れる水の温度を検出する。給水経路22からは、バイパス給水経路26が分岐している。給水経路22には、バイパス給水経路26の分岐箇所よりも下流側に、逆止弁22dが取り付けられている。また、給水経路22には、逆止弁22dよりも下流側に、排水経路31が接続されている。排水経路31には、手動で開閉可能な排水弁32が取り付けられている。排水弁32を開くと、タンク21内の水が排水経路31を通じて外部に排出される。
バイパス給水経路26には、逆止弁26aと、給水流量センサ26bが取り付けられている。給水流量センサ26bは、バイパス給水経路26を流れる水の流量を検知する。バイパス給水経路26は、混合弁23に接続している。
タンク21の頂部には、温水経路25が接続されている。温水経路25には、逆止弁25aと、温水流量センサ25bが取り付けられている。温水流量センサ25bは、温水経路25を流れる水の流量を検出する。温水経路25は、混合弁23に接続している。
混合弁23は、バイパス給水経路26からの低温の水と、温水経路25からの高温の水を混合して、混合温水経路27に送り出す。混合弁23は、内蔵された弁をステッピングモータにより駆動して、バイパス給水経路26の開度と、温水経路25の開度を調整可能である。混合温水経路27には、混合サーミスタ27aが取り付けられている。混合サーミスタ27aは、混合温水経路27を流れる水の温度を検出する。
混合温水経路27は、給湯バーナ往路28aと、給湯バーナバイパス路28bに分岐している。給湯バーナバイパス路28bには、バイパス制御弁28dが取り付けられている。バイパス制御弁28dは、給湯バーナバイパス路28bの開閉を切り替える。給湯バーナバイパス路28bは、給湯バーナ復路28cと合流して、給湯経路29に連通している。給湯経路29には、給湯サーミスタ29aが取り付けられている。給湯サーミスタ29aは、給湯経路29を流れる水の温度を検出する。給湯経路29は、給湯栓80に連通している。給湯栓80は、浴室、洗面所、台所等に配置されている(図2では、これら複数の給湯栓80を1つで代表している)。
図3に示すように、ガス熱源機ユニット50は、給湯器51と暖房循環経路61と浴槽循環経路71とを備えている。給湯器51は、給湯熱交換器53とバーナ54等を備えている。給湯熱交換器53の入口側には、給湯用水流入路52が接続されている。給湯用水流入路52は、第3給湯用水連結配管104aを介して、タンクユニット20の給湯バーナ往路28aと連通している。給湯熱交換器53の出口側には、給湯用水流出路55が接続されている。給湯用水流出路55は、第4給湯用水連結配管104bを介して、タンクユニット20の給湯バーナ復路28cと連通している。
給湯用水流入路52には、入水サーミスタ52aと給湯水量センサ52bと水量サーボ52cが取り付けられている。入水サーミスタ52aと給湯水量センサ52bは、それぞれ給湯用水流入路52を流れる給湯用水の温度及び流量を検出する。水量サーボ52cは、給湯用水流入路52を流れる給湯用水の流量を調整する。バーナ54は、ガスの燃焼によって給湯熱交換器53を加熱する。給湯用水流出路55には、給湯熱交換器53の出口近傍に、缶体サーミスタ56が取り付けられており、その下流側に出湯サーミスタ57が取り付けられている。
給湯用水流入路52における水量サーボ52cの下流側と、給湯用水流出路55の缶体サーミスタ56と出湯サーミスタ57の間には、バーナバイパス経路58が接続されている。給湯用水流入路52とバーナバイパス経路58との接続部には、バイパス制御弁59が設けられている。バイパス制御弁59の開度を調整することによって、給湯用水流入路52からバーナバイパス経路58に流れる給湯用水の流量が調整される。
暖房循環経路61は、シスターン62と、第1暖房熱交換器63cと、第2暖房熱交換器66cと、バーナ69等を備えている。シスターン62は、内部に暖房用水(例えば水や不凍液)を蓄える開放型の容器である。シスターン62の底部には、暖房往路63が接続されている。暖房往路63には、暖房用水循環ポンプ63aと、暖房低温サーミスタ63bが取り付けられている。暖房低温サーミスタ63bは、暖房往路63を流れる暖房用水の温度を検出する。暖房往路63の暖房用水循環ポンプ63aよりも下流側からは、低温暖房往路64が分岐している。低温暖房往路64は、例えば床暖房機などの低温暖房端末67aの入口側に接続されている。暖房往路63は、第1暖房熱交換器63cの入口側に接続されている。第1暖房熱交換器63cの出口側には、高温暖房往路65が接続されている。高温暖房往路65には、暖房高温サーミスタ65aが設けられている。暖房高温サーミスタ65aは、高温暖房往路65を流れる暖房用水の温度を検出する。高温暖房往路65は、例えば浴室空調機などの高温暖房端末67bの入口側に接続される。高温暖房端末67bの出口側には、第1暖房復路60aが接続される。低温暖房端末67aの出口側には、第2暖房復路60bが接続されている。第2暖房復路60bは、第1暖房復路60aに合流している。
上述した高温暖房往路65は、本明細書において往き管41と称される場合がある。往き管41(高温暖房往路65)は、後述する浴室空調機1の入水管44に接続される管である。また、上述した第1暖房復路60aは、本明細書において戻り管42と称される場合がある。戻り管42(第1暖房復路60a)は、後述する浴室空調機1の出水管45に接続される管である。
図3に示すように、第2暖房熱交換器66cの入口側には、第3暖房復路60cが接続している。第2暖房熱交換器66cの出口側には、第4暖房復路60dが接続している。第4暖房復路60dは、シスターン62の底部に連通している。バーナ69は、ガスの燃焼によって第1暖房熱交換器63cと、第2暖房熱交換器66cを加熱する。高温暖房往路65と第4暖房復路60dは、暖房バイパス経路68を介して接続されている。暖房バイパス経路68には、暖房バイパス制御弁68aが設けられている。
高温暖房往路65と第3暖房復路60cは、追い焚き経路78を介して接続されている。高温暖房往路65における追い焚き経路78の接続箇所には、追い焚き流量制御弁78aが設けられている。追い焚き流量制御弁78aの開度を調整することによって、高温暖房往路65から追い焚き経路78へ流れる暖房用水の流量が調整される。追い焚き経路78には、追い焚き熱交換器76が設けられている。追い焚き熱交換器76では、暖房用水流路76aを流れる暖房用水と、浴槽水流路76bを流れる浴槽水の間で熱交換が行われる。
浴槽循環経路71の両端は、浴槽72内に接続されている。浴槽循環経路71には、浴槽ポンプ73と、水流スイッチ74と、浴槽戻りサーミスタ75と、追い焚き熱交換器76と、浴槽往きサーミスタ77とが順に設けられている。浴槽ポンプ73が駆動すると、浴槽72内の湯が実線矢印に示すように、浴槽循環経路71を流れ、追い焚き熱交換器76の浴槽水流路76bを流れる際に、暖房用水流路76aを流れる暖房用水により加熱される。浴槽戻りサーミスタ75は、浴槽72から浴槽循環経路71に流入した浴槽水の温度を検出する。浴槽往きサーミスタ77は、追い焚き熱交換器76で加熱された後の浴槽水の温度を検出する。
浴槽循環経路71において、追い焚き熱交換器76よりも上流側には、湯はり経路70が接続されている。湯はり経路70は、給湯用水流出路55に接続している。湯はり経路70には、湯はり弁70aと、湯はり量センサ70bが設けられている。湯はり弁70aを開くと、破線矢印に示すように、給湯用水流出路55からの温水が、湯はり経路70及び浴槽循環経路71を通じて、浴槽72に供給される。
図2に示すように、タンクユニット20には、中継往路82aと、中継復路82bと、中継バイパス路82cが設けられている。中継往路82aは、第1暖房用水連結配管106aを介して、ヒートポンプユニット10の暖房用水流入路19cと連通している。中継復路82bは、第2暖房用水連結配管106bを介して、ヒートポンプユニット10の暖房用水流出路19dと連通している。また、中継往路82aは、第3暖房用水連結配管108aを介して、ガス熱源機ユニット50の第1暖房復路60aに連通している。中継復路82bは、第4暖房用水連結配管108bを介して、ガス熱源機ユニット50の第3暖房復路60cに連通している。中継バイパス路82cは、タンクユニット20の内部で、中継往路82aと中継復路82bを接続している。中継往路82aにおける中継バイパス路82cの接続箇所には、混合弁83が取り付けられている。中継往路82aの混合弁83よりも上流側には、ヒートポンプ往きサーミスタ84aが取り付けられている。中継復路82bにおける中継バイパス路82cの接続箇所よりも上流側には、ヒートポンプ戻りサーミスタ84bが取り付けられている。中継復路82bにおける中継バイパス路82cの接続箇所よりも下流側には、暖房混合サーミスタ84cが取り付けられている。
ヒートポンプユニット10には、ヒートポンプユニット10の各構成要素の動作を制御するヒートポンプコントローラー10aが設けられている。ガス熱源機ユニット50には、ガス熱源機ユニット50の各構成要素の動作を制御するガス熱源機コントローラー50aが設けられている。タンクユニット20には、タンクユニット20の各構成要素の動作を制御するタンクコントローラー20aと、タンクコントローラー20aと通信可能に接続されたリモコン20bが設けられている。タンクコントローラー20aは、図1に示す熱源機100のコントローラー300に相当する。リモコン20bは、給湯暖房システム2の利用者に各種の情報を提示するとともに、給湯暖房システム2の利用者からの各種の操作入力を受け入れる。ヒートポンプコントローラー10aとタンクコントローラー20aは、通信可能に接続されている。ガス熱源機コントローラー50aとタンクコントローラー20aは、通信可能に接続されている。ヒートポンプコントローラー10aと、タンクコントローラー20aと、ガス熱源機コントローラー50aが、互いに協調して制御を行うことで、給湯暖房システム2は、各種の運転を実行することができる。
次に、浴室空調機の構成について説明する。熱源機100として給湯暖房システム2を用いた場合について説明する。図1に示すように、浴室空調機1は、往き管41(上述した給湯暖房システム2の高温暖房往路65)と戻り管42(上述した給湯暖房システム2の第1暖房復路60a)を介して給湯暖房システム2に接続されている。往き管41は、上述した給湯暖房システム2によって加熱された水(暖房用水)を浴室空調機1に送る。戻り管42は、浴室空調機1で熱交換された水を給湯暖房システム2に戻す。なお、本実施例では水(暖房用水)を熱媒としているが、これに限定されるものではなく、熱源機100の種類に応じて異なる熱媒が使用されてもよい。
図4に示すように、浴室空調機1は、浴室5内の空調を行う機器である。例えば、浴室空調機1は、浴室5内の暖房や乾燥を行う。浴室空調機1は、暖房運転モードと乾燥運転モードで動作可能である。浴室空調機1は、入水管44と出水管45を備えている。また、浴室空調機1は、気液熱交換器91と循環ファン94と湯温サーミスタ92と換気ファン98を備えている。
入水管44は、往き管41が接続される管である。入水管44の一端に往き管41が接続される。往き管41によって浴室空調機1に送られた水が入水管44に流入する。給湯暖房システム2によって加熱された水が往き管41によって入水管44に送られる。
出水管45は、戻り管42が接続される管である。出水管45の一端に戻り管42が接続される。出水管45を流れた水が戻り管42に流出する。出水管45には、流量制御弁93が設けられている。流量制御弁93は、入水管44と出水管45を流れる水の流量を制御する。流量制御弁93の開度を調整することによって入水管44および出水管45を流れる水の流量を調整できる。
また、入水管44の他端と出水管45の他端は、気液熱交換器91に接続されている。入水管44は、往き管41によって送られた水を気液熱交換器91に送る管である。入水管44から気液熱交換器91に水が流入する。給湯暖房システム2によって加熱された水が入水管44によって気液熱交換器91に送られる。出水管45は、気液熱交換器91で熱交換された水を戻り管42に戻す管である。気液熱交換器91から出水管45に水が流出し、出水管45から戻り管42に水が流出する。
気液熱交換器91は、例えば、温水コイルである。気液熱交換器91は、加熱された水と空気の熱交換によって空気を加熱する。気液熱交換器91は、給湯暖房システム2によって加熱されて気液熱交換器91に送られた水の熱によって、浴室5内に送る空気を加熱する。気液熱交換器91内を水が流れる過程で熱交換が行われる。
循環ファン94は、気液熱交換器91に隣接して配置されている。循環ファン94は、モーター94aによって駆動される。循環ファン94は、回転することによって空気を送風する。循環ファン94は、浴室5内の空気を気液熱交換器91に送るとともに、気液熱交換器91によって加熱された空気を浴室5内に送る。すなわち、循環ファン94は、浴室5内の空気を気液熱交換器91との間で循環させる。循環ファン94と対向する位置に可変ルーバー97が配置されている。可変ルーバー97は、循環ファン94によって浴室5内に送風される空気の風向を変更可能である。可変ルーバー97は、モーター97aによって駆動される。
湯温サーミスタ92は、入水管44に設けられている。湯温サーミスタ92は、入水管44を流れる水の温度を検知する。湯温サーミスタ92は、給湯暖房システム2によって加熱された後の水であって気液熱交換器91で熱交換される前の水の温度を検知する。
換気ファン98は、モーター98aによって駆動される。換気ファン98は、回転することによって浴室5内の空気を換気する。換気ファン98は、浴室5内の湿った空気を浴室5外に排気する。浴室空調機1の乾燥運転モードでは、換気ファン98が動作して浴室5内の空気を換気する。浴室空調機1の暖房運転モードでは、換気ファン98が動作しない。
次に、浴室空調機の制御部が実行する処理について説明する。これにあたり、以下のような状況を想定する。すなわち、ユーザーが今まで使用していた古い浴室空調機が故障して使用不能になり、浴室空調機を新しい浴室空調機1に交換した状況を想定する。例えば、浴室空調機が経年劣化によって故障し、新しい浴室空調機1に買い換えた状況を想定する。一方、熱源機100は故障しておらず、引き続き使用可能である状況を想定する。引き続き使用する熱源機100に対して、交換した新しい浴室空調機1が接続される。
この場合、交換した新しい浴室空調機1の仕様と、引き続き使用する熱源機100の仕様とが、互いに対応している場合もあれば、対応していない場合もある。例えば、浴室空調機1と熱源機100の製造メーカーが同じである場合は、多くの場合は、浴室空調機1と熱源機100の仕様が対応する。一方、浴室空調機1と熱源機100の製造メーカーが異なる場合は、浴室空調機1と熱源機100の仕様が対応しないことがある。また、浴室空調機1と熱源機100の製造メーカーが同じであっても、製造時期や製造モデル等の違いによって、浴室空調機1と熱源機100の仕様が対応しないことがある。このように、浴室空調機1と熱源機100の仕様が様々であり、浴室空調機1を新しいものに交換すると、新しい浴室空調機1の仕様と引き続き使用する熱源機100の仕様が対応する場合もあれば対応しない場合もある。
引き続き使用する熱源機100の種類は、上述したタイプ1からタイプ3のいずれかである。ユーザーが今までタイプ1の熱源機100を使用していた場合は、そのタイプ1の熱源機100を引き続き使用することにする。同様に、ユーザーがタイプ2またはタイプ3の熱源機100を使用していた場合は、そのタイプ2またはタイプ3の熱源機100を引き続き使用することにする。タイプ1からタイプ3のいずれかの熱源機100に対して、交換した新しい浴室空調機1が接続される。このような状況で以下の処理が実行される。
まず、浴室空調機1と熱源機100が接続されて、浴室空調機1と熱源機100の電源を入れると、浴室空調機1と熱源機100がオン状態になる。図5に示すように、浴室空調機1と熱源機100がオン状態になると、浴室空調機1と熱源機100の通信が開始される。S11では、浴室空調機1の制御部201が、送信部203から熱源機100へ確認信号を送信する。送信された確認信号を熱源機100の受信部302が受信する。この確認信号は、熱源機100がヒートポンプを備えている種類であるか否かを確認するための信号である。浴室空調機1が接続された熱源機100の種類を特定するために確認信号が送信される。
熱源機100の種類によって確認信号に対する応答が異なる。上述したように、熱源機100の種類がタイプ1である場合は、確認信号に対して熱源機100が応答可能である。よって、新しい浴室空調機1が接続された熱源機100がタイプ1である場合は、熱源機100の制御部301が、確認信号に対して応答信号を送信する。また、熱源機100の種類がタイプ1である場合は、その熱源機100は、ヒートポンプを備えている。よって、熱源機100の制御部301は、「Yes(ヒートポンプを備えている)」の応答信号を送信する。熱源機100の制御部301は、送信部303から浴室空調機1へ応答信号を送信する。送信された応答信号を浴室空調機1の受信部202が受信する。
新しい浴室空調機1が接続された熱源機100がタイプ2またはタイプ3である場合は、上記のタイプ1の場合と異なる態様になる。熱源機100の種類がタイプ2である場合は、確認信号に対して熱源機100が応答可能である。この点は上記のタイプ1と同様である。よって、熱源機100の種類がタイプ2である場合は、熱源機100の制御部301が、確認信号に対して応答信号を送信する。また、熱源機100の種類がタイプ2である場合は、その熱源機100は、ヒートポンプを備えていない。この点が上記のタイプ1と異なる。よって、熱源機100の制御部301は、「No(ヒートポンプを備えていない)」の応答信号を送信する。熱源機100の制御部301は、送信部303から浴室空調機1へ応答信号を送信する。送信された応答信号を浴室空調機1の受信部202が受信する。
一方、熱源機100の種類がタイプ3である場合は、確認信号に対して熱源機100が応答不能である。この点が上記のタイプ1とタイプ2と異なる。よって、新しい浴室空調機1が接続された熱源機100がタイプ3である場合は、熱源機100の制御部301が、確認信号に対して応答信号を送信しない。
上記の応答信号は、熱源機100の種類を特定するための種類特定情報に相当する。応答信号が「Yes(ヒートポンプを備えている)」の信号である場合は、熱源機100がヒートポンプを備えている種類であると特定できる。応答信号が「No(ヒートポンプを備えていない)」の信号である場合は、熱源機100がヒートポンプを備えていない種類であると特定できる。図2に示す例では、熱源機100(給湯暖房システム2)がヒートポンプ11を備えているので、「Yes(ヒートポンプを備えている)」の応答信号(種類特定情報)が送信される。
図5に示すように、S11に続くS12では、浴室空調機1の制御部201が、応答信号(種類特定情報)を所定時間内に受信したか否かを判断する。応答信号(種類特定情報)を受信した場合は、制御部201はS12でYesと判断して、S13に進む。制御部201は、応答信号(種類特定情報)を受信した場合は、浴室空調機1に接続されている熱源機100の種類を特定することができる。一方、応答信号(種類特定情報)を受信しなかった場合は、制御部201はS12でNoと判断して、S21に進む。制御部201は、応答信号(種類特定情報)を受信しなかった場合は、浴室空調機1に接続されている熱源機100の種類を特定することができない。
S13では、制御部201が、受信部202から受信した応答信号が「Yes(ヒートポンプを備えている)」の信号であるか「No(ヒートポンプを備えていない)」の信号であるかを判断する。すなわち、制御部201が、受信した種類特定情報(応答信号)によって特定される熱源機100の種類がヒートポンプを備えている種類であるか否かを判断する。制御部201は、S13で応答信号が「Yes」である場合は、S14に進む。すなわち、熱源機100がヒートポンプを備えている種類である場合は、S13で制御部201がYesと判断して、S14に進む。一方、制御部201は、S13で応答信号が「No」である場合は、S21に進む。すなわち、熱源機100がヒートポンプを備えていない種類である場合は、S13で制御部201がNoと判断して、S21に進む。
S14では、制御部201が、ヒートポンプ対応動作モードを設定する。すなわち、熱源機100がヒートポンプを備えている種類である場合は、制御部201がヒートポンプ対応動作モードを設定する。一方、S21では、制御部201が、通常動作モードを設定する。すなわち、熱源機100がヒートポンプを備えていない種類である場合は、制御部201が通常動作モードを設定する。
続くS15では、制御部201が、浴室空調機1の運転が停止状態であるか否かを判断する。すなわち、制御部201は、浴室空調機1が乾燥運転モードまたはその他の運転モード(例えば、暖房運転モード)で動作していないか否かを判断する。ユーザーが運転開始の指示をした場合は、浴室空調機1が運転状態になる。ユーザーが運転開始の指示をしていない場合は、浴室空調機1が運転停止状態である。浴室空調機1が運転停止状態である(動作していない)場合は、S15で制御部201がYesと判断して、S16に進む。一方、浴室空調機1が運転状態である(動作している)場合は、S15で制御部201がNoと判断して、「A」(図6のS31)に進む。
S16では、制御部201が、S11の処理から所定の時間が経過したか否かを判断する。S11の処理から所定の時間が経過した場合は、S16で制御部201がYesと判断して、S11に戻る。一方、S11の処理から所定の時間が経過していない場合は、S16で制御部201がNoと判断して、S15に戻る。
続いて、図6に示すフローチャートを用いてS31以降の処理について説明する。S31では、既に浴室空調機1の運転が開始されており、浴室空調機1が運転状態である(動作している)。浴室空調機1の制御部201は、S31で、浴室空調機1の運転モードが乾燥運転モードであるか否かを判断する。換気ファン98が動作している場合は乾燥運転モードである。乾燥運転モードである場合は、S31で制御部201がYesと判断して、S32に進む。一方、乾燥運転モードでない場合は、S31で制御部201がNoと判断して、S51に進む。
浴室空調機1の運転モードが乾燥運転モードでない場合は、浴室空調機1はその他の運転モードで動作している。乾燥運転モード以外の運転モードは、例えば暖房運転モードである。この場合は、制御部201は、S51でその他の運転モード(例えば暖房運転モード)を継続する。浴室空調機1がその他の運転モード(例えば暖房運転モード)で動作し続ける。
S31でYesと判断した後のS32では、制御部201は、ヒートポンプ対応動作モードが設定されているか否かを判断する。ヒートポンプ対応動作モードが設定されている場合は、制御部201はS32でYesと判断して、S33に進む。ヒートポンプ対応動作モードが設定されている場合は、浴室空調機1に接続されている熱源機100がヒートポンプを備えている。この場合の熱源機100は、図2および図3に示す給湯暖房システム2である。
一方、ヒートポンプ対応動作モードが設定されていない場合は、制御部201はS32でNoと判断して、S52に進む。ヒートポンプ対応動作モードが設定されていない場合は、通常動作モードが設定されている。通常動作モードが設定されている場合は、浴室空調機1に接続されている熱源機100がヒートポンプを備えていない場合か、熱源機100が応答信号を送信しない場合である。
続くS33では、制御部201が、浴室空調機1の送信部203から熱源機100(給湯暖房システム2)へ第1温度特定情報を送信する。温度特定情報は、水(熱媒)の温度を特定するための情報である。第1温度特定情報によって第1温度が特定される。第1温度は、例えば60℃である。熱源機100(給湯暖房システム2)から浴室空調機1へ第1温度(60℃)の水が送られるように、浴室空調機1から熱源機100へ第1温度特定情報(60℃)が送信される。送信された第1温度特定情報を熱源機100(給湯暖房システム2)の受信部302が受信する。熱源機100(給湯暖房システム2)は、第1温度特定情報(60℃)に基づいて、第1温度(60℃)の水を浴室空調機1へ送る。
また、S33では、制御部201が、低温用乾燥判定値を設定する。浴室5内の湿度が所定の湿度に達したか否かを判定するために、低温用乾燥判定値が設定される。
S32でNoと判断された後のS52では、制御部201が、浴室空調機1の送信部203から熱源機100へ第2温度特定情報を送信する。第2温度特定情報によって第2温度が特定される。第2温度は、上記の第1温度より高い温度である。第2温度は、例えば80℃である。熱源機100から浴室空調機1へ第2温度(80℃)の水が送られるように、浴室空調機1から熱源機100へ第2温度特定情報(80℃)が送信される。送信された第2温度特定情報を熱源機100の受信部302が受信する。熱源機100は、第2温度特定情報(80℃)に基づいて、第2温度(80℃)の水を浴室空調機1へ送る。なお、この場合の熱源機100は、ヒートポンプを備えていない熱源機100か、応答信号を送信しない熱源機100である。熱源機100は、図2および図3に示す給湯暖房システム2ではない。ヒートポンプを備えていない熱源機100、あるいは、応答信号を送信しない熱源機100から浴室空調機1へ第2温度(80℃)の水が送られる。
また、S52では、制御部201が、高温用乾燥判定値を設定する。浴室5内の湿度が所定の湿度に達したか否かを判定するために、高温用乾燥判定値が設定される。
S33に続くS34では、制御部201が、タイマー機能によって所定の温度確認時間を計測し、その温度確認時間が経過したか否かを判断する。所定の温度確認時間は、例えば5分間である。所定の温度確認時間が経過した場合は、S34で制御部201がYesと判断して、S35に進む。一方、所定の温度確認時間が経過していない場合は、S34で制御部201がNoと判断して、S36に進む。
S35では、制御部201が、湯温サーミスタ92の検知温度Twが第1温度(60℃)以下であるか否かを判断する。湯温サーミスタ92は、浴室空調機1の入水管44に設けられており、入水管44を流れる水の温度を検知している。湯温サーミスタ92の検知温度Twが第1温度(60℃)以下である場合は、S35で制御部201がYesと判断して、S36に進む。一方、湯温サーミスタ92の検知温度Twが第1温度(60℃)より高い(以下でない)場合は、S35で制御部201がNoと判断して、S52に進む。
上述した熱源機100(給湯暖房システム2)には、浴室空調機1以外にも、その他の熱機器が接続されている場合がある。その他の熱機器は、例えばファンコンベクタであり、比較的高温の水を熱源として利用する機器である。浴室空調機1とその他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が熱源機100(給湯暖房システム2)に同時に接続されている。この場合、熱源機100(給湯暖房システム2)から浴室空調機1とその他の熱機器(例えばファンコンベクタ)へ水が同時に送られる。さらに、熱源機100(給湯暖房システム2)からその他の熱機器(例えばファンコンベクタ)へ第1温度(60℃)より高温の水が送られることがある。そうすると、それと同時に浴室空調機1にも、第1温度(60℃)より高温の水が送られる。その結果、湯温サーミスタ92の検知温度Twが第1温度(60℃)より高い温度になる。この場合は、S35で制御部201がNoと判断してS52に進む。S52では、制御部201が第2温度特定情報(80℃)を熱源機100へ送信する。
S35でNoと判断された場合(湯温サーミスタ92の検知温度Twが第1温度(60℃)より高い場合)は、上記のS33において制御部201が第1温度特定情報(60℃)を熱源機100へ送信したにも関わらず、第1温度(60℃)より高温の水が熱源機100から浴室空調機1へ送られている状態である。この状態は、浴室空調機1が第1温度(60℃)の水を要求している一方で、その他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が第1温度(60℃)より高温の水を要求している状態である。第1温度(60℃)より高温の水が、浴室空調機1とその他の熱機器の両方に送られている。浴室空調機1では、第1温度(60℃)より高温の水を利用して乾燥運転が行われている。
この状態で、第1温度(60℃)の水が再び熱源機100から浴室空調機1へ送られると、乾燥運転中の水温が第1温度より高い温度から第1温度に低下することによって、乾燥運転が正常に行われなくなることがある。そこで、S35でNoと判断された場合は、浴室空調機1の制御部201が、第2温度特定情報(80℃)を熱源機100へ送信する(S52)。これによって、熱源機100から浴室空調機1へ第1温度(60℃)より高温の水が送られている場合に、それより低温の第1温度(60℃)の水が熱源機100から浴室空調機1へ送られることがなくなる。浴室空調機1では、第1温度(60℃)より高温の水を利用して乾燥運転が行われる。
続いてS36では、制御部201が、浴室空調機1の運転が停止状態であるか否かを判断する。すなわち、制御部201は、浴室空調機1が乾燥運転モードで動作していないか否かを判断する。ユーザーが運転停止の指示をした場合は、浴室空調機1が運転停止状態になる。浴室空調機1が運転停止状態である(動作していない)場合は、S36で制御部201がYesと判断して、「B」(図5のS16)に進む。一方、浴室空調機1が運転状態である(動作している)場合は、S36で制御部201がNoと判断して、S34に戻る。
また、S51とS52に続くS53では、制御部201が、浴室空調機1の運転が停止状態であるか否かを判断する。すなわち、制御部201は、浴室空調機1が乾燥運転モードまたはその他の運転モード(例えば、暖房運転モード)で動作していないか否かを判断する。浴室空調機1が運転停止状態である(動作していない)場合は、S52で制御部201がYesと判断して、「B」(図5のS16)に進む。一方、浴室空調機1が運転状態である(動作している)場合は、S52で制御部201がNoと判断して、待機する。
以上、浴室空調機の構成について説明した。以上の説明から明らかなように、上記の浴室空調機1は、乾燥運転モードと暖房運転モードで動作可能である。この浴室空調機1では、熱源機100から送られる熱媒(水)によって空気を加熱して浴室5内に送る。浴室空調機1は、熱源機100の種類を特定する種類特定情報を熱源機100から受信する受信部202と、熱媒の温度を特定する温度特定情報を熱源機100へ送信する送信部203と、制御部201を備えている。制御部201は、乾燥運転モードにおいて以下の処理を実行する。制御部201は、受信部202から受信する種類特定情報によって特定される熱源機100の種類がヒートポンプを備えている熱源機100(給湯暖房システム2)である場合は、熱源機100(給湯暖房システム2)から第1温度(60℃)の熱媒が送られるように第1温度を特定する第1温度特定情報を送信部203から熱源機100(給湯暖房システム2)へ送信する。制御部201は、受信部202から受信する種類特定情報によって特定される熱源機100の種類がヒートポンプを備えていない熱源機100である場合は、熱源機100から第1温度より高温の第2温度(80℃)の熱媒が送られるように第2温度を特定する第2温度特定情報を送信部203から熱源機100へ送信する。
このような構成によれば、熱源機100がヒートポンプを備えている場合は、熱源機100(給湯暖房システム2)から浴室空調機1へ第1温度の熱媒が送られる。浴室空調機1では第1温度の熱媒によって浴室5内に送る空気が加熱される。また、熱源機100がヒートポンプを備えていない場合は、熱源機100から浴室空調機1へ第2温度の熱媒が送られる。浴室空調機1では第2温度の熱媒によって浴室5内に送る空気が加熱される。このように、熱源機100の種類に応じた温度の熱媒によって浴室5内に送る空気を加熱することができる。そのため、熱源機100の種類に応じて、その特性を活用することができる。
上述したように、引き続き使用する既存の熱源機100には様々な種類のものがある。既存の熱源機100がヒートポンプを備えている場合もあれば、ヒートポンプを備えていない場合もある。ヒートポンプを備えている熱源機100では、熱源機100から浴室空調機1へ送られる熱媒の温度が低い方が、エネルギー効率が高くなる。例えば、ヒートポンプのみを備える熱源機100では、熱源機100から浴室空調機1へ送られる熱媒の温度が低い方が、ヒートポンプを高効率で動作させることができる。また、ヒートポンプと、他の熱源、例えばガス熱源を備える熱源機100では、熱源機100から浴室空調機1へ送られる熱媒の温度が低い方が、ヒートポンプの利用割合が増加し、エネルギー効率が高くなる。これに対して、ヒートポンプを備えていない熱源機100では、熱源機100から浴室空調機1へ送られる熱媒の温度を低くしても、エネルギー効率はそれほど変化しない。そこで、上記の構成では、熱源機100の種類に応じて、浴室空調機1から熱源機100へ異なる温度特定情報を送信している。そのため、熱源機100の種類に応じて、熱源機100から浴室空調機1へ異なる温度の熱媒が送られてくる。これによって、浴室空調機1では、熱源機100の種類に応じた温度の熱媒によって浴室5内に送る空気を加熱することができる。熱源機100の種類に応じて、その特性を活用することができる。
また、浴室空調機1の制御部201は、種類特定情報(応答信号)を受信しなかった場合は、熱源機100の種類を特定できない(S12参照)。この場合は、熱源機100から送られる熱媒の温度が第2温度(80℃)になるように、第2温度を特定する第2温度特定情報を送信部203から熱源機100へ送信する。
このような構成によれば、熱源機100の種類を特定できない場合に、それに応じた温度の熱媒によって浴室5内に送る空気を加熱することができる。熱源機100から浴室空調機1に第2温度の熱媒が送られる場合、熱源機100から浴室空調機1に第1温度の熱媒が送られる場合に比べて、乾燥運転に要する時間は短いものとなる。上記の構成によれば、熱源機100の種類を特定できない場合には、熱源機100から浴室空調機1に第2温度の熱媒を送ることによって、乾燥運転に要する時間を短くすることができる。
また、上記の浴室空調機1は、熱源機100から浴室空調機1へ送られる熱媒(水)の温度を検知する湯温サーミスタ92(温度センサ)を備えている。浴室空調機1の制御部201は、第1温度特定情報(60℃)を送信した場合であって、湯温サーミスタ92によって検知される熱媒の温度Twが第1温度(60℃)より高い場合は、第2温度特定情報(80℃)を送信部203から熱源機100へ送信する。
浴室空調機1の制御部201が第1温度特定情報(60℃)を送信した場合は、浴室空調機1が熱源機100に対して第1温度(60℃)の熱媒を要求している場合である。一方、湯温サーミスタ92によって検知される熱媒の温度Twが第1温度(60℃)より高い場合は、熱源機100から浴室空調機1へ第1温度(60℃)より高温の熱媒が送られている場合である。浴室空調機1が第1温度(60℃)の熱媒を要求しているにも関わらず、熱源機100から浴室空調機1へ第1温度(60℃)より高温の熱媒が送られている。例えば、熱源機100に対して浴室空調機1とその他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が同時に接続されており、その他の熱機器(例えばファンコンベクタ)が熱源機100に対して第1温度(60℃)より高温の熱媒を要求している場合である。その他の熱機器(例えばファンコンベクタ)の要求によって、第1温度(60℃)より高温の熱媒が熱源機100からその他の熱機器に送られると共に、それと同時に浴室空調機1にも第1温度(60℃)より高温の熱媒が送られる。浴室空調機1では、第1温度(60℃)より高温の熱媒によって浴室5内に送る空気を加熱する。第1温度(60℃)より高温の熱媒を利用して乾燥運転が行われる。
この状態で、第1温度(60℃)の熱媒が再び熱源機100から浴室空調機1へ送られると、乾燥運転中の熱媒の温度が第1温度より高い温度から第1温度に低下することによって、乾燥運転が正常に行われなくなることがある。そこで、上記の構成では、制御部201が、第1温度特定情報(60℃)を送信した場合であって、湯温サーミスタ92によって検知される熱媒の温度Twが第1温度(60℃)より高い場合は、第2温度特定情報(80℃)を熱源機100へ送信する。これによって、第1温度(60℃)の熱媒が熱源機100から浴室空調機1へ送られることがなくなる。そのため、乾燥運転中に熱媒の温度が低下することがなく、乾燥運転が正常に行われる。
以上、一実施例について説明したが具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。例えば、他の実施例ではリモコンが設置されていてもよい。リモコンの設置場所は特に限定されるものではない。このリモコンは、例えば、図2に示すタンクユニット20のリモコン20bであってもよい。浴室空調機1のユーザーが、リモコンを介して熱媒の温度を指定することができる。ユーザーは、熱源機100から浴室空調機1へ送られる水(熱媒)の温度を指定する。例えば、ユーザーが第2温度を指定する。
浴室空調機1の制御部201は、乾燥運転モードにおいて、ユーザーによって第2温度が指定された場合は以下の処理を実行する。すなわち、制御部201は、第2温度が指定された場合は、第2温度を特定する第2温度特定情報を送信部203から熱源機100へ送信する。制御部201は、浴室空調機1に接続されている熱源機100の種類がヒートポンプを備えている熱源機100であるかヒートポンプを備えていない熱源機100であるかに関わらず、第2温度特定情報を熱源機100へ送信する。また、熱源機100から浴室空調機1へ第1温度の水が送られている場合であっても、制御部201は熱源機100へ第2温度特定情報を送信する。
これによって、ユーザーによって指定された第2温度の水が熱源機100から浴室空調機1へ送られる。熱源機100がヒートポンプを備えている場合であっても、熱源機100から浴室空調機1へ第2温度の水が送られる。浴室空調機1では、第2温度の水によって浴室5内に送る空気が加熱される。このような構成によれば、ユーザーによって第2温度が指定された場合に、それに応じた温度の熱媒(水)によって浴室5内に送る空気を加熱することができる。ユーザーの希望を反映させた温度の熱媒によって浴室5内に送る空気を加熱することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 :浴室空調機
2 :給湯暖房システム
5 :浴室
10 :ヒートポンプユニット
11 :ヒートポンプ
20 :タンクユニット
41 :往き管
42 :戻り管
44 :入水管
45 :出水管
50 :ガス熱源機ユニット
91 :気液熱交換器
92 :湯温サーミスタ
93 :流量制御弁
94 :循環ファン
97 :可変ルーバー
98 :換気ファン
100 :熱源機
200 :コントローラー
201 :制御部
202 :受信部
203 :送信部

Claims (4)

  1. 乾燥運転モードと暖房運転モードで動作可能であり、熱源機から送られる熱媒によって空気を加熱して浴室内に送る浴室空調機であって、
    前記熱源機の種類を特定する種類特定情報を前記熱源機から受信する受信部と、
    熱媒の温度を特定する温度特定情報を前記熱源機へ送信する送信部と、
    制御部を備えており、
    前記制御部は、前記乾燥運転モードにおいて、前記受信部から受信する種類特定情報によって特定される前記熱源機の種類がヒートポンプを備えている熱源機である場合は、前記熱源機から第1温度の熱媒が送られるように第1温度を特定する第1温度特定情報を前記送信部から前記熱源機へ送信し、前記受信部から受信する種類特定情報によって特定される前記熱源機の種類がヒートポンプを備えていない熱源機である場合は、前記熱源機から前記第1温度より高温の第2温度の熱媒が送られるように第2温度を特定する第2温度特定情報を前記送信部から前記熱源機へ送信する、浴室空調機。
  2. 前記制御部は、前記乾燥運転モードにおいて、前記熱源機の種類を特定できない場合は、前記第2温度特定情報を前記送信部から前記熱源機へ送信する、請求項1に記載の浴室空調機。
  3. 前記制御部は、前記乾燥運転モードにおいて、ユーザーによって第2温度が指定された場合は、前記熱源機の種類がヒートポンプを備えている熱源機であるかヒートポンプを備えていない熱源機であるかに関わらず、前記第2温度特定情報を前記送信部から前記熱源機へ送信する、請求項1または2に記載の浴室空調機。
  4. 前記熱源機から前記浴室空調機へ送られる熱媒の温度を検知する温度センサを更に備えており、
    前記制御部は、前記第1温度特定情報を送信した場合であって、前記温度センサによって検知される熱媒の温度が第1温度より高い場合は、前記第2温度特定情報を前記送信部から前記熱源機へ送信する、請求項1に記載の浴室空調機。
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