JP6590231B1 - 空調衣服用送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの損傷を抑制可能な空調衣服用送風機を提供する。【解決手段】ファン4とファン4を駆動させるモータ6とを備える本体部2と、本体部2と係合する背面枠3とを備え、本体部2と背面枠3とが分離可能に係合して空調衣服100に装着可能な空調衣服用送風機1であって、本体部2は、モータ6に電源を供給するバッテリ8と、モータ6の駆動を制御する制御部22と、ユーザの操作に応じて制御部22に対して信号を入力する操作スイッチ14とを備え、本体部2と背面枠3とは、空調衣服100を挟持するよう構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、空調衣服用送風機の技術に関する。
従来、送風手段であるファンに電力を供給する電源手段として、二次電池を格納した筐体とファンとをケーブルにより接続する送風機が提供されている(例えば特許文献1)。この従来の送風機を空調衣服に装着する際、送風手段であるファンを空調衣服に形成される取付孔に取り付けるとともに、二次電池を格納した筐体を空調衣服のポケットなどに収納する。ファンへの電力は二次電池からケーブルを経由して供給される。
WO2005/082182号公報
ところで、上記特許文献1に開示される送風機によると、空調衣服の着用者が送風機を動作させている状態で自在に移動可能になるとの利点がある。しかし、着用者の動作により空調衣服が変形するため、空調衣服内部に配設されているケーブルやケーブル端子が損傷し易いという問題がある。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決すべく、ケーブル或いはケーブル端子の損傷を抑制することにより、送風機に安定的に電力を供給できる空調衣服用送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、ファンと前記ファンを駆動させるモータとを備える本体部と、前記本体部と係合する背面枠とを備え、前記本体部と前記背面枠とが分離可能に係合して空調衣服に装着可能な空調衣服用送風機であって、前記本体部は、前記モータに電源を供給する電源部と、前記モータの駆動を制御する制御部と、ユーザの操作に応じて前記制御部に対して信号を入力する操作入力部とを備え、複数の前記電源部は、前記ファンの回転軸との直交方向の距離が前記ファンの外径より長く構成され、長手方向が前記ファンの外周に近接するとともに、前記ファンの外周近傍における下方側に偏在して配設され、前記本体部と前記背面枠とは、前記空調衣服を挟持するよう構成される。
本発明にかかる空調衣服用送風機によると、モータとモータに電源を供給する電源部とは本体部に備えられるため、ケーブルやケーブル端子が損傷するのを良好に抑制できる。
本実施形態における空調衣服用送風機の構成の一例を示す図である。 本実施形態における空調衣服用送風機の側面図である。 本実施形態におけるファンカバーの構成の一例を示す図である。 本実施形態における空調衣服用送風機の構成の一例を示す図である。 本実施形態における背面枠の構成の一例を示す図である。 本実施形態における制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態における空調衣服の構成の一例を示す図である。 本実施形態における空調衣服用送風機の構成の一例を示す断面図である。 本実施形態における背面枠の構成の一例を示す図である。
本発明者は、空調用送風機のファンを駆動させるモータと、モータに電源を供給する電源部とを接続するケーブルやケーブル端子が損傷するのを抑制するために鋭意検討した結果、以下の発明に至った。
本発明の一態様である空調衣服用送風機は、ファンと前記ファンを駆動させるモータとを備える本体部と、前記本体部と係合する背面枠とを備え、前記本体部と前記背面枠とが分離可能に係合して空調衣服に装着可能であり、前記本体部は、前記モータに電源を供給する電源部と、前記モータの駆動を制御する制御部と、ユーザの操作に応じて前記制御部に対して信号を入力する操作入力部とを備え、複数の前記電源部は、前記ファンの回転軸との直交方向の距離が前記ファンの外径より長く構成され、長手方向が前記ファンの外周に近接するとともに、前記ファンの外周近傍における下方側に偏在して配設され、前記本体部と前記背面枠とは、前記空調衣服を挟持するよう構成される。
このような構成により、ファンを駆動させるモータと電源部とが別体としてケーブルで接続されるのではなく、本体部内において接続される。そのため、空調衣服を着用したユーザの体の動きによってもケーブルが損傷されるおそれは極めて低い。これにより、空調衣服用送風機の耐久性を高めることができるのである。
上記空調衣服用送風機において、前記背面枠は、気体を吸入する吸入口を備え、前記吸入口は、気体の流動方向における後方に向かって漸次内径が拡張するように構成されてもよい。
このような構成により、背面枠に備えられる吸入口は、外側に向かって内径が拡張される。これにより、気体をより取り込み易い。
上記空調衣服用送風機において、前記本体部は、前記ファンの回転軸方向に、前記ファンを収容する貫通孔と、気体の流動方向において前記ファンより前方側に、着脱自在に前記貫通孔を閉塞するファンカバーとをさらに備えてもよい。
このような構成により、ファンの前方側が閉塞されるため、ユーザが操作を誤ってファンに手指を接触させることを回避できる。これにより、上記空調衣服用送風機の安全性をより高めることができる。
上記空調衣服用送風機において、前記電源部は、前記回転軸方向における前記ファンの外径より外側に配設されてもよい。
このような構成により、ファンが回転した場合に発生する気流外に電源部が配設されることとなる。そのため、電源部はファンの回転により発生する気流を阻害することなく、効率的に気流を発生させることができる。
上記空調衣服用送風機において、前記ファンカバーは、前記貫通孔の内周側面に係合する係合部を備え、前記ファンカバーが前記内周側面に係合する場合に、前記回転軸から前記係合部の内周面までの長さは、前記ファンの外径より長く構成されてもよい。
このような構成により、ファンが回転した場合において、ファンカバーの係合部にファンが接触することを回避できる。これにより、ファンとファンカバーの係合部との接触により、ファンやファンカバーが損傷することを回避できる。
上記空調衣服用送風機において、前記ファンカバーは、前記係合部に連続して気体の流動方向において前方側に形成される排気口をさらに備え、前記排気口の内周は、前記係合部の内周面から外側に拡張するよう構成されてもよい。
このような構成により、排気口の内周が係合部の内周より外側に拡張されるため、ファンの回転により発生する気流を妨げることなく、良好に排出させることができる。これにより、空調衣服内に気体を効率的に送り込むことができる。
また、本発明は、回転軸方向に気体を流動させる軸流ファンと前記軸流ファンを駆動させるモータとを備える本体部と、前記本体部と係合する背面枠とを備え、前記本体部と前記背面枠とが分離可能に係合して空調衣服に装着可能な空調衣服用送風機であって、前記本体部は、前記モータに電源を供給する電源部と、前記モータの駆動を制御する制御部と、ユーザの操作に応じて前記制御部に対して信号を入力する操作入力部とを備え、複数の前記電源部は、前記軸流ファンの回転軸との直交方向の距離が前記ファンの外径より長く構成されるとともに、前記軸流ファンの下方に偏在して前記軸流ファンを囲んで配設され、前記本体部と前記背面枠とは、前記空調衣服を挟持するよう構成される空調衣服用送風機を含む。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、同一の構成部材に対しては同一の符号を付し、これに関する重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態における空調衣服用送風機1を示す正面図である。空調衣服用送風機1は、空調衣服100に装着して使用される。空調衣服用送風機1は、空調衣服100に形成される取付孔に挿通させることにより、空調衣服100に装着される。
空調衣服用送風機1は、ファン4と、ファン4を駆動させるモータ6とを有する本体部2を備える。空調衣服用送風機1は、本体部2の背面側から装着する背面枠3を備える。空調衣服用送風機1は、後述するように、本体部2と背面枠3により空調衣服100を挟持する。
本体部2は、ファン4と、ファン4を駆動させるモータ6に電力を供給するバッテリ8を備える。バッテリ8は、例えば蓄電池により構成される。バッテリ8は、本体部2に1つ配設されてもよいし、複数配設されてもよい。
バッテリ8は、正面視ファン4の外径の外側に配設される。バッテリ8は、ファン4の回転軸7方向において、ファン4の外径より外側に配設される。すなわち、ファン4が回転する場合に発生する気流の外側にバッテリ8は配設されることになる。これにより、ファン4の回転により発生する気流を阻害することなく、効率的に空調衣服内に気体を送り込むことができる。
バッテリ8は、回転軸7方向におけるファン4の外径より外側に偏在して配設されてもよい。バッテリ8がファン4の外径より外側に偏在して配設されることにより、空調衣服用送風機1が空調衣服100に装着されると、回転軸7から所定距離を有する重心を下方にして空調衣服用送風機1は安定する。
そして、ファン4を回転させた場合に、ファン4の回転に伴って空調衣服用送風機1自体が空調衣服100に装着された状態で回転することを良好に抑制できるのである。
ファン4の前方側には、ファンカバー12が配設される。ファンカバー12は、ファン4より前方側に配設される。図1の例では、ファンカバー12は中心から放射状に延びるフレームにより、通気可能に形成される。
ファン4の前方には、排気口10が形成される。排気口10は、ファン4の回転により前方に押し出される気体を排出する。
図2は、本実施形態における空調衣服用送風機1を側面から見た構成の一例を示す図である。図2(a)は、本実施形態における空調衣服用送風機1の側面図の一例である。本体部2は、略中央付近において貫通孔20を有する。ファン4及びモータ6は、貫通孔20内に配置される。貫通孔20の前方側には、ファンカバー12が配設される。ファンカバー12は、本体部2に対して着脱自在に係合する。
本体部2は、操作スイッチ14を備える。操作スイッチ14は、モータ6の駆動を制御する制御部22に対して信号を入力する。例えば操作スイッチ14は、モータ6のON/OFFを切り換えるスイッチと、モータ6の回転速度を切り換えるスイッチとを備える。
操作スイッチ14と制御部22とは、本体部2内でケーブル等により接続される。すなわち、本体部2外にケーブルが露出することなく隠蔽されることから、空調衣服100の着用者の動きによりケーブルが損傷することを良好に回避できる。
背面枠3は、本体部2の背面側と着脱自在に係合する。背面枠3は、貫通孔20と略同大の吸入口21を備える。図2(b)は、本実施形態における空調衣服用送風機1の側面側断面図の一例である。
背面枠3が本体部2に係合すると、貫通孔20の後方側に吸入口21が備えられる。背面枠3の内周面は、後方に向かって漸次拡張するよう構成される。吸入口21は、気体の流動方向において後方に向かって漸次内径が拡張する。これにより、ファン4が回転する場合に、気体を吸入する際の抵抗を減少させることができる。
これとは異なり、背面枠3の内周面は、内径が漸次拡張することなく略同一であってもよい。
ファンカバー12は、本体部2と貫通孔20内周面において係合する。ファンカバー12は係合部12aをさらに備える。係合部12aは、貫通孔20の内周側面に係合する。ファン4は回転軸7に一体形成される。回転軸7からのファン4の長さ(n1)は、回転軸7から係合部12aの内周面までの長さ(n2)より短い。n1<n2であることにより、ファン4が回転する場合に、係合部12aにファン4が接触するのを回避できる。
なお、好ましくは、係合部12aの内周面と、貫通孔20のうち係合部12aと係合していない内周面とは、略面一に構成されてもよい。係合部12aと係合する貫通孔20の内周面は、それ以外の貫通孔20の内周面より内径が大きく構成され、外方に拡張される。ファンカバー12が本体部2に係合する場合に、係合部12aと外方に拡張された貫通孔20の内周面とが係合する。両者が係合した状態において、係合部12aの内周面と貫通孔20のその他の内周面との段差が極少化されるよう構成する。これにより、ファンカバー12が本体部2に係合した状態において貫通孔20内にファン4を配設する作業効率を高めることができる。
図3は、本実施形態におけるファンカバー12の一例を示す図である。図3(a)はファンカバー12の正面図である。ファンカバー12は、樹脂等により形成され、中心から放射状に延びるフレームにより構成される。貫通孔20を前方側から閉塞するよう構成される。図3(a)の例では、正面視円形状に構成される。中心から外縁までの長さは、貫通孔20の内径より長く構成される。
図3(b)は、ファンカバー12の側面図である。ファンカバー12は、上述したように貫通孔20の内周面に係合する係合部12aを備える。ファンカバー12は、係合部12aに連続して、気体の流動方向において前方側に排気口10を備える。
排気口10の内周は、係合部12aの内周面から外側に拡張して構成される。排気口10は、気体の流動方向において前方側に、係合部12aから連続して形成される。排気口10の内周面は、外方に拡張して構成される。これにより、気体を排出する場合の抵抗を減少させることができる。
図4は、本実施形態における空調衣服用送風機1の構成の一例を示す図である。図4(a)は、空調衣服用送風機1の正面図である。バッテリ8は、本体部2においてファン4の外径より外側に3つ配設される。バッテリ8は、本体部2内においてモータ6とケーブル等により通電可能に接続される。モータ6とバッテリ8とを接続するケーブルは、本体部2内に隠蔽される。
図4(b)は、空調衣服用送風機1のA−A’断面図である。本体部2は、ファンカバー12の係合部12aと係合する第1受け部24aを備える。第1受け部24aは、貫通孔20の内周より外側に拡張される。これにより、係合部12aと第1受け部24aが係合すると、係合部12aの内周面が、貫通孔20の内周と略同径となる。
本体部2は、背面枠3と係合する第2受け部24bを備える。第2受け部24bは、本体部2の背面側において、貫通孔20の外側に備えられる。第2受け部24bは、貫通孔20の外側において、背面側端面から引き込んで形成される。これにより、ファンカバー12を本体部2に係合させると、貫通孔20の内周面と係合部12aの内周面とが略面一になるため、ファン4を貫通孔20内に良好に配設することができる。
図5は、本実施形態における背面枠3の構成の一例を示す図である。図5(a)は、背面枠3の正面図である。背面枠3は、略円形状に構成される。背面枠3は、中央側に略円形状の吸入口21を備える。吸入口21は、貫通孔20の内径と略同一に形成される。
図5(b)は、背面枠3の側面図である。吸入口21は、気体の流動方向に向かって後方側に漸次内径が拡張するよう構成される。吸入口21を構成する内周側端部は、後方に向かい漸次外側に拡張して構成される。これにより、気体を吸入する際の抵抗を減少させることができる。
図6は、本実施形態における空調衣服用送風機1の機能構成の一例を示すブロック図である。空調衣服用送風機1は、モータ6の駆動を制御する制御部22を備える。操作スイッチ14は、ユーザの操作に応じて制御部22に対して信号を入力する。制御部22は、操作スイッチ14から入力される信号に応じて、モータ6を制御する。
制御部22は、モータ6のON/OFFの切換制御を行う駆動制御部22aと、モータ6の回転速度の切換制御を行う運転制御部22bとをさらに備える。
駆動制御部22aは、操作スイッチ14からモータ6を駆動させる信号が入力されると、モータ6の駆動を開始させる。操作スイッチ14からモータ6の駆動を停止させる信号が入力されると、駆動制御部22aはモータ6の駆動を停止させる。
運転制御部22bは、モータ6が駆動している状態において、モータ6の回転速度の切換を制御する処理部である。運転制御部22bは、一例としてモータ6の回転速度を予め設定されている3段階のいずれかに設定する。モータ6の回転速度を切り替えることにより、空調衣服100内に排出される気体量を調整することが可能となる。
制御部22は、操作スイッチ14に組み込まれてもよいし、あるいはこれとは異なり、モータ6に組み込まれてもよい。操作スイッチ14と、制御部22と、モータ6とは、いずれも本体部2内に配設される。そのため、これらを接続するケーブルを本体部2内に隠蔽できるため、空調衣服100を着用したユーザの体の動きに伴ってケーブルが損耗されるのを抑制可能である。
図7は、本実施形態における空調衣服用送風機1を取り付けた空調衣服100の一例を示す図である。図7(a)は、空調衣服用送風機1を装着した状態の空調衣服100の背面図である。空調衣服100は、取付孔を背面側下部に備える。図例では複数の取付孔を備える場合を示すが、取付孔は一つであってもよい。
空調衣服用送風機1のモータ6が駆動すると、空調衣服100の外側から空気を吸入して空調衣服100の内側に排出する。これにより、空調衣服100を着用する着用者の汗の蒸発を促し、着用者の体温の上昇を抑制する。
空調衣服100は、肩部と袖部との境付近に絞り部104(通気調整部)を備える。絞り部104(通気調整部)はゴム等の弾性体を袖部に縫い込んで構成してもよい。或いは、袖部に内周幅の調整用ひもを巻回させて構成してもよい。絞り部104(通気調整部)は、空調衣服100の胴体部から袖部に流入する空気量を調整する機能を備える。
絞り部104(通気調整部)を絞ることにより袖部の内周幅を狭くすると、胴体部から袖部に流入する空気量が少なくなる。空調衣服用送風機1が駆動すると、空調衣服用送風機1を通して空調衣服100内に空気が流入するため、空調衣服100内側の空気の容積が増大し、空調衣服100が膨張する。絞り部104(通気調整部)を絞ると、袖部内周幅が狭くなるため、袖部への空気流入量を抑制できるため、袖部が空気で膨張するのを抑制できる。これにより、着用者の腕の動きが膨張した袖部により妨げられるのを防止できるのである。
図7(b)は、空調衣服用送風機1の取付の態様の一例を示す図である。本体部2と背面枠3とは、空調衣服100を挟持するよう構成される。背面枠3は、気体の流動方向に向かって後方側において、端部が外側に拡張する。
外側に拡張する背面枠3の端部と本体部2は、背面枠3が本体部2に係合される際に、空調衣服100の取付孔の端部を挟持する。すなわち、本体部2を空調衣服100の内側に配置するとともに、背面枠3を空調衣服100の外側に配置させて、背面枠3を本体部2に係合させると、空調衣服100の取付孔を挟んで本体部2と背面枠3とが係合する。これにより空調衣服100に空調衣服用送風機1が装着される。
図8は、上記した空調衣服用送風機1の構成とは相違する空調衣服用送風機1の一例を示す図である。本体部2は、断面視ドーム状に構成され、ファン4と、モータ6と、バッテリ8とを備える。本体部2は、気体の流動方向F1に向かって前方側が尖塔状に構成される。
バッテリ8は、気体の流動方向に向かってファン4より後方に配設される。あるいは、これとは異なり、バッテリ8は、回転軸7からのファン4の外径より外側に配設されてもよい。
背面枠3は、本体部2の背面側に係合する。背面枠3が本体部2に係合する場合に、空調衣服100の取付孔を挟んで両者は係合する。そして、本体部2と背面枠3とは、取付孔周縁の布を挟持して係合する。これにより、空調衣服用送風機1は、空調衣服100に装着されるのである。
図9は、背面枠3の構成の一例を示す図である。図例において背面枠3は、本体部2と係合する螺子部を備える。また、背面枠3は、空調衣服100の取付孔周縁部分を挟持する挟持部30を備える。
挟持部30は、本体部2と背面枠3とが係合する際に、本体部2の対応する部分との間に空調衣服100の取付孔周縁部分を挟持する。
本発明は、以下に示す発明を含む。
ファンとモータとを含むファンユニットを収容可能な貫通孔20と、貫通孔20周辺にバッテリ8を収容可能な収容部とを備える本体部筐体と、本体部筐体に着脱自在に係合するファンカバー12と、本体部筐体に分離可能に係合する背面枠3とを備え、ファンカバー12は、貫通孔20の内周側面に係合する係合部12aと、係合部12aに連続して気体の流動方向に向かって前方側に形成される排気口10とをさらに備え、排気口10の内周は、係合部12aの内周面から外側に拡張するファンユニット収納筐体。
上記ファンユニット収容筐体において、係合部12aは、貫通孔20の内周側面に係合する場合に、回転軸7から係合部12aの内周面までの長さは、ファン4の外径より長くなるよう構成されてもよい。
上記ファンユニット収容筐体において、背面枠3は、気体を吸入する吸入口21をさらに備え、吸入口21は、気体の流動方向に向かって後方に漸次内径が拡張するよう構成されてもよい。
上記ファンユニット収容筐体において、貫通孔20は、内周面にファンカバー12の係合部12aと係合する第1受け部24aをさらに備え、第1受け部24aは、第1受け部24a以外の内周面より外側に拡張して構成されてもよい。
1 空調衣服用送風機
2 本体部
3 背面枠
4 ファン
6 モータ
7 回転軸
8 バッテリ(電源部)
10 排気口
12 ファンカバー
12a 係合部
14 操作スイッチ(操作入力部)
20 貫通孔
21 吸入口
22 制御部
100 空調衣服

Claims (6)

  1. ファンと前記ファンを駆動させるモータとを備える本体部と、前記本体部と係合する背面枠とを備え、前記本体部と前記背面枠とが分離可能に係合して空調衣服に装着可能な空調衣服用送風機であって、
    前記本体部は、
    前記モータに電源を供給する電源部と、
    前記モータの駆動を制御する制御部と、
    ユーザの操作に応じて前記制御部に対して信号を入力する操作入力部と、
    を備え、
    複数の前記電源部は、
    前記ファンの回転軸との直交方向の距離が前記ファンの外径より長く構成され、
    長手方向が前記ファンの外周に近接するとともに、前記ファンの外周近傍における下方側に偏在して配設され、
    前記本体部と前記背面枠とは、前記空調衣服を挟持するよう構成される空調衣服用送風機。
  2. 前記背面枠は、
    気体を吸入する吸入口、
    を備え、
    前記吸入口は、気体の流動方向における後方に向かって漸次内径が拡張する請求項1に記載の空調衣服用送風機。
  3. 前記本体部は、
    前記ファンの回転軸方向に、前記ファンを収容する貫通孔と、
    気体の流動方向において前記ファンより前方側に、着脱自在に前記貫通孔を閉塞するファンカバーと、
    をさらに備える請求項1又は2に記載の空調衣服用送風機。
  4. 前記ファンカバーは、
    前記貫通孔の内周側面に係合する係合部、
    を備え、
    前記ファンカバーが前記内周側面に係合する場合に、前記回転軸から前記係合部の内周面までの長さは、前記ファンの外径より長く構成される請求項3に記載の空調衣服用送風機。
  5. 前記ファンカバーは、
    前記係合部に連続して気体の流動方向において前方側に形成される排気口、
    をさらに備え、
    前記排気口の内周は、前記係合部の内周面から外側に拡張する請求項4に記載の空調衣服用送風機。
  6. 回転軸方向に気体を流動させる軸流ファンと前記軸流ファンを駆動させるモータとを備える本体部と、前記本体部と係合する背面枠とを備え、前記本体部と前記背面枠とが分離可能に係合して空調衣服に装着可能な空調衣服用送風機であって、
    前記本体部は、
    前記モータに電源を供給する電源部と、
    前記モータの駆動を制御する制御部と、
    ユーザの操作に応じて前記制御部に対して信号を入力する操作入力部と、
    を備え、
    複数の前記電源部は、
    前記軸流ファンの回転軸との直交方向の距離が前記ファンの外径より長く構成されるとともに、前記軸流ファンの下方に偏在して前記軸流ファンを囲んで配設され、
    前記本体部と前記背面枠とは、前記空調衣服を挟持するよう構成される空調衣服用送風機。
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