JP2017166344A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が前屈姿勢となった場合でも、ベルトに装着した送風装置の吐出口が衣服の外部に露出し難い送風装置を提供する。【解決手段】本発明の送風装置1は、使用者の腰部に巻かれたベルトに装着される装着部2と、内部に送風機構を有し、装着部にヒンジ部3を介して連結された本体部4と、本体部4の一端側に連結された筒状のノズル部5と、を備え、本体部4は、本体部4における装着部の逆側の外面から外側に突出し、ノズル部及び本体部を上衣で覆った状態で上衣の内面に引っ掛かる係合突起8を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、ベルト等に装着して上衣で覆い、当該上衣内に空気を送り込むことで暑さを軽減する携帯型の送風装置に関する。
従来、使用者のズボンの腰部に巻かれたベルト等に装着するための装着手段を備え、送風機構から送出される空気の吐出口を衣服(上衣)で覆い、該上衣内に空気を送出することで、汗が蒸発する際の気化熱を利用して暑さを和らげる送風装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の送風装置にあっては、当該送風装置をベルトに装着して上衣で吐出口を覆った状態で、使用者が上体を倒した前屈姿勢となる場合に、上衣の裾が上方にまくれ上がって、吐出口が衣服の外側に露出してしまう虞があり、その度に吹出し口を上衣の内側に戻さなければならなかった。
それゆえ本発明は、使用者が前屈姿勢となった場合でも、ベルトに装着した送風装置の吐出口が衣服の外部に露出し難い送風装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の送風装置は、使用者の腰部に巻かれたベルトに装着される装着部と、
内部に送風機構を有し、前記装着部にヒンジ部を介して連結された本体部と、
前記本体部の一端側に連結された筒状のノズル部と、を備え、
前記本体部は、該本体部における前記装着部の逆側の外面から外側に突出し、前記ノズル部及び前記本体部を上衣で覆った状態で該上衣の内面に引っ掛かる係合突起を有することを特徴とする。
内部に送風機構を有し、前記装着部にヒンジ部を介して連結された本体部と、
前記本体部の一端側に連結された筒状のノズル部と、を備え、
前記本体部は、該本体部における前記装着部の逆側の外面から外側に突出し、前記ノズル部及び前記本体部を上衣で覆った状態で該上衣の内面に引っ掛かる係合突起を有することを特徴とする。
なお、本発明の送風装置にあっては、前記係合突起は、前記本体部の中心軸線に対して略垂直な方向に延在する平板形状であることが好ましい。
また、本発明の送風装置にあっては、前記係合突起は、前記中心軸線に沿う軸線方向から見て、前記本体部側から先端に向けて先細りとなる台形状であることが好ましい。
また、本発明の送風装置にあっては、前記係合突起は、先端側の角部が丸みを帯びた形状であることが好ましい。
また、本発明の送風装置にあっては、前記ノズル部は、前記装着部側の前記軸線方向の長さが長く、前記係合突起側の前記軸線方向の長さが短くなるように、該ノズル部の先端面が前記軸線方向に垂直な平面に対して傾斜していることが好ましい。
また、本発明の送風装置にあっては、前記ノズル部の外面には、該ノズル部の先端側の一部を切り取る際の目安となる環状の目盛表示が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、使用者が前屈姿勢となった場合でも、ベルトに装着した送風装置の吐出口が衣服の外部に露出し難い送風装置を提供することが可能となる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について例示説明する。図1に示す送風装置1は、ベルト等に着脱可能な装着部2と、装着部2にヒンジ部3を介して連結された筒状の本体部4と、本体部4の一端側に連結されたノズル部5とを備える。
装着部2には、使用者の腰部(胴部)に巻かれたベルトB(図3参照)を通すための扁平な貫通孔2aが形成されている。なお、装着部2の構成はこれに限定されず、単に、ベルトBとズボンとの隙間もしくはズボンの内側の隙間に挿し込む板状部材等としてもよい。また、装着部2は、本体部4に対して着脱可能な構成としてもよい。この場合には、装着部2をベルトBに装着した状態を維持しながら、本体部4及びノズル部5等を使用者の胴部から取外すことができるので、送風装置1の利便性を高めることができる。
ヒンジ部3は、装着部2と本体部4の間に設けられている。装着部2及び本体部4は、当該ヒンジ部3の回転軸3aを支点に相対的に揺動変位することができる。ヒンジ部3の回転軸3aは、装着部2及び本体部4の上方(ノズル部5の吐出口5aが位置する側)に配置されている。すなわち、ベルトBに送風装置1を取付けた状態で、ベルトBの上方に回転軸3aが位置するように構成されている。これにより、使用者が図3に示すような前屈姿勢になる際に、本体部4及びノズル部5が使用者の上体の動きに合わせてスムーズに揺動変位する。また、ヒンジ部3の回転軸3aの軸線は、本体部4の中心軸線Cに対して垂直な平面上に位置する。
本例において本体部4は円筒状であり、その一端側にノズル部5が連結されており、他端側に外気を吸い込むための吸込み口4aが設けられている。本体部4の吸込み口4a側には、中心軸線Cに沿って延在する先細り状のカバー体6が設けられている。カバー体6の側面には、周方向に間隔を空けて複数(本例では3つ)のカバー開口6aが形成されている。当該カバー体6を設けたことにより、吸込み口4aの後方(図1の下方)にカバー体6に囲まれた空間が形成されるため、衣服等の張り付きによって吸込み口4aが閉塞されるといった不具合が生じ難くなる。また、カバー開口6aが周方向に複数形成されているため、例えば、これらのうち何れか1箇所が本体部4を覆う衣服等で塞がれた場合でも、他の方向に位置するカバー開口6aで吸込み口4aへの空気の流路を確保することができる。
本体部4の内部には、図2の平面図に示すように、送風機構としての送風ファン7が設けられている。送風ファン7は、回転軸線が中心軸線Cに一致するように配置されている。なお、図示は省略するが、送風ファン7は、例えば本体部4内に設けたモータ等により駆動するものとし、モータには、例えば充電池等の電源を接続することができる。なお、電源は本体部4の内部に設けてもよいし、外部に設けてもよい。また、モータと電源の間にオンオフを切り替えるスイッチを接続することにより、モータの駆動及び停止を制御することができる。
本体部4には、本体部4における装着部2の逆側の外面から径方向外側に突出する係合突起8が設けられている。本例において係合突起8は、中心軸線Cに対して略垂直方向に延在する平板形状となっている。なお、係合突起8の形状は特に限定されるものではなく、例えば円柱状や多角柱状等でもよい。また、係合突起8の延在方向は、全体として径方向外側に向かっていればよく、例えば、中心軸線Cに垂直な平面に対して、係合突起8の先端8a側が下方に位置するように傾斜していてもよい。本例の係合突起8は、図2に示すように、中心軸線Cに沿う軸線方向から見て、本体部4側から先端8aに向けて先細りとなる台形状である。また、先端8a側の一対の角部8bは、丸みを帯びた形状となっており、これにより、上衣J(図3参照)の内面に引っ掛けた場合でも当該上衣Jを傷付けることがない。
ノズル部5は、吐出口5aの逆側の端部が本体部4への連結部5bとなっており、その連結部5bは本体部4を外周側から取り囲む円筒形状となっている。また、ノズル部5は、円筒状の連結部5bから先端の吐出口5aに向かって、徐々に略矩形状に断面が変わっていくような形状となっている。また、ノズル部5は、本体部4の左右の外面から突出する一対の保持凸部4bに係合する保持リング5cを有しており、当該保持リング5cと保持凸部4bとの係合により、ノズル部5が本体部4に対して抜け止め保持される。
本例において、ノズル部5はエラストマ等の軟質材料で形成されている。ノズル部5は、このような軟質材料で形成することで、安定して形状を維持することができる程度の剛性を有しつつも、外力を受けた際には適度に弾性変形して割れや亀裂の発生等を防ぐことができ、またノズル部5の長さ調整のために切断することも容易である。また、ノズル部5は上衣Jの内側に配置されて使用者の背中に接触し易いため、軟質材料で形成することで安全性が高まるとともに、身体に接触した際の不快感を軽減することができる。
ノズル部5は、吐出口5aを構成する先端面5dが、中心軸線Cに垂直な平面に対して傾斜しており、ノズル部5の形状は、装着部2側の軸線方向の長さが長く、係合突起8側の軸線方向の長さが短くなっている。このような形状とすることで、上衣Jと使用者の身体に挟まれて押圧された場合にも吐出口5aが潰れ難くなり、ノズル部5内の空気の流路が閉鎖されることを防止することができる。また、本例では、ノズル部5の潰れによる空気流路の閉塞をより確実に防止するために、吐出口5aを構成するノズル部5の先端部の厚みを大きくしている。これにより、所期した風量の空気を吐出口5aから安定して送出することができる。
ノズル部5の外面には、ノズル部5の先端側の一部を切り取る際の目安となる目盛表示5eが設けられている。ノズル部5の先端側を切断して長さを調整することにより、風の吹き出し位置を、体格や好みに応じた位置に設定することが出来る。本例では、目盛表示5eはノズル部5の全周にわたって延在する環状の溝で形成されている。目盛表示5eを溝としたことで、他の部分に比べて薄肉となり、カッター等で切断し易い構成となっている。また、目盛表示5eはノズル部5の先端面5dと同様の角度で延在しているため、ノズル部5の長さを短くしても、ノズル部5が潰れ難く、上衣J内に空気の流れを形成し易い構成となっている。なお、目盛表示5eは本例のような溝に限定されるものではなく、例えば突状でもよいし、印刷や塗装等により形成してもよい。また、本例では本体部4及びノズル部5を別部材として形成しているが、一体に形成してもよい。さらに本体部4及びノズル部5は、筒状であればよく、例えば断面が楕円や多角形であってもよい。
本実施形態の送風装置1を使用する際には、使用者の背面側で、ノズル部5の吐出口5aが上側を向くように、胴部(腰部)に巻かれたベルトBに装着部2を装着し、上衣Jで本体部4及びノズル部5を覆う。この状態で送風ファン7を駆動すると、吸込み口4aから吸い込まれた外気が、吐出口5aから上衣Jの内部に送り出される。上衣Jの内部で使用者の身体に沿って空気が通過すると、身体の汗が気化し易くなり、汗が気化(蒸発)する際の冷却効果で体温の低下を促すことができる。また、汗の気化によって湿度が高くなった上衣Jの内部の空気を、外部に排出することにより、上衣Jの内部の空間は、常に汗が気化し易い快適な環境となる。
ここで、図3に示すように、使用者が上体を屈めた前屈姿勢となる際には、ヒンジ部3の回転軸3aを支点に本体部4及びノズル部5が装着部2に対して揺動変位するため、上衣Jの動きに本体部4及びノズル部5が追従して動き、上衣Jがまくれ上がり難くなる。さらに、上衣Jの裾付近において、上衣Jの内面に係合突起8が引っ掛かるため、上衣Jのまくれ上がりを防止することができる。
このように、本発明の送風装置1にあっては、使用者が前屈姿勢となった場合でも、送風装置1の本体部4及びノズル部5に対して上衣Jがまくれ上がることがないため、吐出口5aの外部への露出を防止することができる。
また、本発明の送風装置1にあっては、図1、2に示すように、係合突起8を平面視で台形状となる平板形状とすることが好ましく、これによれば、上衣Jの内面の傷つきを防止しながらも、上衣Jに対してしっかりと引っ掛かってまくれ上がりを防止することができる。
なお、係合突起8は任意の形状を採用可能であり、例えば、軸線方向から見て、図4(a)に示す長方形状、図4(b)に示す逆台形状、図4(c)に示すひし形状、図4(d)に示す先端8aがジグザグ状(山型)、図4(e)に示す櫛型、図4(f)に示す三角形状、等とすることができ、それぞれの角部を丸みを帯びた形状としてもよい。なお、図4(c)に示すひし形状の係合突起8は、使用者の背面(背中)の中心から左右にずれた位置に送風装置1を装着する場合などに有効であり、左右の何れか一方(鋭角側)を強く上衣Jに引っ掛けて、上衣Jのまくれ上がり防止効果を高めることができる。また、図4(d)に示すジグザグ状、及び図4(e)に示す櫛型は、先端8aが平坦である場合に比べて上衣Jのまくれ上がり防止効果を高めることができる。図4(f)に示す三角形状は、頂点の一箇所で強く上衣Jの内面に引っ掛けることができる。
また、図5(a)に示すように、係合突起8の先端8a付近に、滑り止め用のゴムやエラストマ等の軟質材料からなるキャップ9を被せてもよい。これによれば、上衣Jの内面との摩擦力が大きくなるため、さらに上衣Jがまくれ上がり難くなるとともに、上衣Jが傷つき難くなる。なお、キャップ9は二重成形により係合突起8と一体に形成してもよい。
また、図5(b)に示すように、係合突起8の先端8aに、上衣Jを挟み込むための溝8cを設けることも可能である。このような構成とすることで、溝8cに上衣Jを挟み込んで保持することで、上衣Jのまくれ上がり防止効果をさらに高めることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、本体部4の外面に上衣Jの裾を挟んで保持するクリップ等を設けて、上衣Jのまくれ上がり防止効果を高める構成としてもよい。
1 送風装置
2 装着部
2a 貫通孔
3 ヒンジ部
3a 回転軸
4 本体部
4a 吸込み口
4b 保持凸部
5 ノズル部
5a 吐出口
5b 連結部分
5c 保持リング
5d 先端面
5e 目盛表示
6 カバー体
6a カバー開口
7 送風ファン(送風機構)
8 係合突起
8a 先端
8b 角部
8c 溝
9 キャップ
B ベルト
C 中心軸線
J 上衣
2 装着部
2a 貫通孔
3 ヒンジ部
3a 回転軸
4 本体部
4a 吸込み口
4b 保持凸部
5 ノズル部
5a 吐出口
5b 連結部分
5c 保持リング
5d 先端面
5e 目盛表示
6 カバー体
6a カバー開口
7 送風ファン(送風機構)
8 係合突起
8a 先端
8b 角部
8c 溝
9 キャップ
B ベルト
C 中心軸線
J 上衣
Claims (2)
- 使用者の腰部に巻かれたベルトに装着される装着部と、
内部に送風機構を有し、前記装着部にヒンジ部を介して連結された本体部と、
前記本体部の一端側に連結された筒状のノズル部と、を備え、
前記本体部は、該本体部における前記装着部の逆側の外面から外側に突出し、前記ノズル部及び前記本体部を上衣で覆った状態で該上衣の内面に引っ掛かる係合突起を有することを特徴とする送風装置。 - 前記ノズル部は、前記装着部側の軸線方向の長さが長く、前記係合突起側の前記軸線方向の長さが短くなるように、該ノズル部の先端面が前記軸線方向に垂直な平面に対して傾斜している、請求項1に記載の送風装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2016050007A JP2017166344A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 送風装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016050007A JP2017166344A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 送風装置 |
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|---|---|---|---|
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