JP6590134B1 - 固定部材付き配線部材 - Google Patents

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    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps

Abstract

固定対象に固定された状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つことができるようにする技術を提供することを目的とする。固定部材付き配線部材は、扁平配線部材と固定部材とを備え、前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、前記固定部材は板状部と固定部とを含み、前記板状部は一方に長い板状に形成されており、前記板状部における主面がベース材に面接触しつつ前記板状部がベース材に取付けられており、前記固定部は前記板状部に突設されて前記扁平配線部材を固定対象に固定する部分である。

Description

本開示は、固定部材付き配線部材及び配線部材の固定構造に関する。
特許文献1は、シート状に形成された機能性外装部材と、長手方向に沿った少なくとも一部の領域で前記機能性外装部材に重なるように配設された電線と、を備え、前記電線の絶縁被覆と前記機能性外装部材とが重なる部分の少なくとも一部が溶着されている、ワイヤーハーネスを開示している。
特開2018−137208号公報 特開2011−149456号公報
特許文献1に記載されたワイヤーハーネスにおいて、固定対象に固定された状態で、ワイヤーハーネスがなるべく広がった状態を保てることが望まれている。
そこで固定対象に固定された状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つことができるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の固定部材付き配線部材は、扁平配線部材と固定部材とを備え、前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、前記固定部材は板状部と固定部とを含み、前記板状部は一方に長い板状に形成されており、前記板状部における主面がベース材に面接触しつつ前記板状部がベース材に取付けられており、前記固定部は前記板状部に突設されて前記扁平配線部材を固定対象に固定する部分である固定部材付き配線部材である。
本開示によれば、固定対象に固定された状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つことができる。
図1は実施形態1にかかる固定部材付き配線部材を示す斜視図である。 図2は実施形態1にかかる固定部材付き配線部材を示す正面図である。 図3は実施形態2にかかる固定部材付き配線部材を示す正面図である。 図4はベース材を曲げる様子を示す説明図である。 図5は実施形態3にかかる固定部材付き配線部材を示す正面図である。 図6は実施形態4にかかる固定部材付き配線部材を示す正面図である。 図7は実施形態5にかかる固定部材付き配線部材を示す斜視図である。 図8は実施形態6にかかる配線部材の固定構造を示す分解斜視図である。 図9は実施形態6にかかる配線部材の固定構造を示す概略断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の固定部材付き配線部材は、次の通りである。
(1)扁平配線部材と固定部材とを備え、前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、前記固定部材は板状部と固定部とを含み、前記板状部は一方に長い板状に形成されており、前記板状部における主面が前記ベース材に面接触しつつ前記板状部が前記ベース材に取付けられており、前記固定部は前記板状部に突設されて前記扁平配線部材を固定対象に固定する部分である固定部材付き配線部材である。
固定部材における板状部の主面がベース材に面接触しつつ当該板状部がベース材に取付けられているため、固定部材が取付けられた状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つことができる。この状態で固定部材が固定対象に固定されることによって、固定対象に固定された状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つことが可能となる。
ここで線状伝送部材とは、電気又は光等を伝送する線状の部材である。
(2)前記板状部が前記複数の線状伝送部材が並ぶ方向に延びることが考えられる。この場合、板状部によって扁平配線部材が複数の線状伝送部材が並ぶ方向になるべく広がった状態を保つことができる。
(3)前記板状部が前記複数の線状伝送部材が延びる方向に延びることが考えられる。この場合、板状部によって扁平配線部材が複数の線状伝送部材の延びる方向になるべく広がった状態を保つことができる。
(4)結束部材をさらに備え、前記ベース材は本体部と前記本体部から延出する延出片とを有し、前記本体部には前記複数の線状伝送部材が固定されており、前記板状部と前記延出片とが前記結束部材によって結束されていることが考えられる。この場合、固定部材がベース材に取付けられた状態で、線状伝送部材が結束部材に結束されないようにすることができる。
(5)前記板状部が前記ベース材に形成された差込孔に差し込まれて前記固定部材が前記ベース材に取付けられていることが考えられる。この場合、板状部がベース材に面接触しつつベース材に取付けられた状態を容易に作り出すことができる。
(6)前記ベース材は本体部と前記本体部から延出する折り返し片とを有し、前記本体部には前記複数の線状伝送部材が固定されており、前記折り返し片には前記固定部材が取付けられており、前記折り返し片が前記固定部材とともに前記本体部側に折り返されていることが考えられる。この場合、固定部の向きを変えることができる。
(7)前記板状部が前記本体部に形成された貫通孔を貫通することによって前記折り返し片が折り返された状態に維持されていることが考えられる。この場合、折り返し形状を維持するための部材を別途設けずに済む。
(8)前記固定部が前記本体部に形成された貫通孔を貫通することによって前記折り返し片が折り返された状態に維持されていることが考えられる。この場合、折り返し形状を維持するための部材を別途設けずに済む。
(9)また、本開示の配線部材の固定構造は、扁平配線部材と固定対象と固定部材とを備え、前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、前記固定部材は固定部と板状部とを含み、前記固定部は前記ベース材に形成された貫通孔を貫通しつつ前記固定対象に形成された固定孔に固定されており、前記板状部は前記固定部の基端部から広がる板状に形成されて前記ベース材に面接触しつつ前記ベース材を前記固定対象に向けて押さえつけている配線部材の固定構造である。板状部がベース材に面接触しつつベース材を固定対象に向けて押さえつけているため、固定対象に固定された状態で、扁平配線部材がなるべく広がった状態を保つこと可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の固定部材付き配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1に係る固定部材付き配線部材について説明する。図1は実施形態1にかかる固定部材付き配線部材10を示す斜視図である。図2は実施形態1にかかる固定部材付き配線部材10を示す正面図である。
固定部材付き配線部材10は、扁平配線部材20と固定部材50とを備える。本例における固定部材付き配線部材10は、結束部材60をさらに備える。
扁平配線部材20は、車両に搭載されて、車両の各機器に電力を供給したり、信号の授受をしたりする部材である。扁平配線部材20は、厚み方向の寸法が厚み方向に直交する方向の寸法よりも小さく形成されている。扁平配線部材20は、複数の線状伝送部材22と、複数の線状伝送部材22が並んだ状態で固定されたベース材30とを含む。
線状伝送部材22は、電気又は光等を伝送する線状の部材であればよい。例えば、線状伝送部材22は、芯線と芯線の周囲の被覆とを有する一般電線であってもよいし、裸導線、シールド線、エナメル線、ニクロム線、光ファイバ等であってもよい。
電気を伝送する線状伝送部材22としては、各種信号線、各種電力線であってもよい。電気を伝送する線状伝送部材22は、信号又は電力を空間に対して送る又は空間から受けるアンテナ、コイル等として用いられてもよい。
線状伝送部材22は、電気又は光等を伝送する伝送線本体と、伝送線本体を覆う被覆とを含む。線状伝送部材22が一般電線である場合、伝送線本体は芯線であり、被覆は絶縁被覆である。図2に示す例では、一のベース材30に同じ径、構造の線状伝送部材22が複数本配設されているが、複数本の線状伝送部材22の径、構造等は適宜設定されていればよく、径、構造等の異なる線状伝送部材22が同じベース材30に配設されていてもよい。
線状伝送部材22は、単一の線状物であってもよいし、複数の線状物の複合物(ツイスト線、複数の線状物を集合させてこれをシースで覆ったケーブル等)であってもよい。線状伝送部材22の端部には、線状伝送部材22と相手部材との接続形態に応じて、適宜端子、コネクタ等が設けられる。
ベース材30は、複数の線状伝送部材22を並んだ状態に保持する。ここではベース材30は、線状伝送部材22とは別に成形されたシート状部材である。シート状に形成されたベース材30の主面上に線状伝送部材22が所定の経路に沿って配置されている。以下では、ベース材30において線状伝送部材22が固定された一方の主面を主面31とし、主面31とは反対側の主面を主面32とする。線状伝送部材22は、ベース材30上において2次元的に位置決めされた状態で保持されているととらえることもできる。
ベース材30は、線状伝送部材22が配設されている本体部34と、本体部34から延出する延出片36、37とを有する。延出片36、37には線状伝送部材22が配設されていない。延出片36は、本体部34に対して一方側に延出し、延出片37は本体部34に対して他方側に延出している。ここでは延出片36、37は、本体部34よりも小さい帯状に形成されている。延出片36、37を用いて固定部材50が取付けられている。
ベース材30を構成する材料は特に限定されるものではないが、ベース材30は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)などの樹脂を含む材料によって形成される。ベース材30は、不織布、織地、編地など繊維を有する繊維材等であってもよいし、非繊維材であってもよい。非繊維材としては、内部が一様に埋った充実状の部材、または樹脂が発泡成形された発泡体などであってもよい。ベース材30は、金属などの材料を含むこともあり得る。
ベース材30は、単層であってもよいし、複数層積層されていてもよい。複数層積層されている場合、例えば、樹脂層と樹脂層とが積層されていることが考えられる。また例えば、樹脂層と金属層とが積層されていることが考えられる。また、ベース材30は、非繊維材層と非繊維材層とが重ねられたものであってもよいし、非繊維材層と繊維材層が重ねられたものであってもよいし、繊維材層と繊維材層とが重ねられたものであってもよい。
ベース材30は曲げ可能な部材であってもよいし、湾曲しつつ複数の線状伝送部材22を平面的に位置決めした状態で保持できる程度の剛性を有する部材であってもよいし、平らな状態を保った状態で複数の線状伝送部材22を2次元的に位置決めした状態で保持できる程度の剛性を有する部材であってもよい。ベース材30は、部分的に壁が立設される等、立体的な形状部分を有していてもよい。
ベース材30における本体部34は、線状伝送部材22の経路に沿って延びる帯状に形成されている。ベース材30上における線状伝送部材22の経路は適宜設定されていればよく、図1に示す例では、線状伝送部材22は、ベース材30上で直線状に配設されている部分を有する。線状伝送部材22が直線状に配設された部分において本体部34の側方に延出片36、37が設けられている。
線状伝送部材22がベース材30上で曲がって配設されている部分を有していてもよい。この場合、ベース材30も線状伝送部材22の曲げに応じて主面31に沿って曲がって形成されていてもよい。複数本の線状伝送部材22は、ベース材30上で分岐したり、交差したりするように異なる経路で配設されていてもよい。この場合、ベース材30も分岐したり、交差したりするように形成されていてもよい。ベース材30が複数の線状伝送部材22の経路に沿った形状に形成されることで、ベース材30と他部品との干渉抑制、軽量化等が可能となる。
線状伝送部材22とベース材30とは固定されている。係る固定態様として、接触部位固定であってもよいし、非接触部位固定であってもよいし、両者が併用されていてもよい。ここで接触部位固定とは、線状伝送部材22とベース材30とが接触する部分がくっついて固定されているものである。また、非接触部位固定とは、接触部位固定でない固定態様である。例えば、縫糸、別のベース材、粘着テープなどが、線状伝送部材22をベース材30に向けて押え込んだり、縫糸、別のベース材、粘着テープなどが、線状伝送部材22とベース材30とを囲む状態などとなって、線状伝送部材22とベース材30とを挟み込んだりして、線状伝送部材22とベース材30とが固定された状態に維持するものである。以下では、線状伝送部材22とベース材30とが、接触部位固定の状態にあるものとして説明する。接触部位固定に関する各説明は、適用不可能な構成でない限り、非接触部位固定にも適用可能である。
係る接触部位固定の態様として、間接固定であってもよいし、直接固定であってもよいし、異なる領域で両者が併用されていてもよい。ここで間接固定とは、線状伝送部材22とベース材30とが、その間に設けられた接着剤、粘着剤、両面粘着テープ、面ファスナなどの介在物を介して間接的にくっついて固定されているものである。また直接固定とは、線状伝送部材22とベース材30とが別に設けられた接着剤等を介さずに直接くっついて固定されているものである。直接固定では、例えば線状伝送部材22とベース材30とのうち少なくとも一方に含まれる樹脂が溶かされることによってくっついて固定されることが考えられる。以下では、線状伝送部材22とベース材30とが、直接固定の状態にあるものとして説明する。直接固定に関する各説明は、適用不可能な構成でない限り、間接固定にも適用可能である。
係る直接固定の状態が形成されるに当たり、樹脂は、例えば、熱によって溶かされることも考えられるし、溶剤によって溶かされることも考えられる。つまり、直接固定の状態としては、熱による直接固定の状態であってもよいし、溶剤による直接固定の状態であってもよい。好ましくは、熱による直接固定の状態であるとよい。
このとき直接固定の状態を形成する手段は特に限定されるものではなく、溶着、融着、溶接等の公知の手段を含む各種手段を用いることができる。例えば、溶着によって熱による直接固定の状態を形成する場合、超音波溶着、加熱加圧溶着、熱風溶着、高周波溶着など種々の溶着手段を採用することができる。またこれらの手段によって直接固定の状態が形成されると、線状伝送部材22とベース材30とは、その手段による直接固定の状態とされる。具体的には、例えば、超音波溶着によって直接固定の状態が形成されると、線状伝送部材22とベース材30とは、超音波溶着による直接固定の状態とされる。溶着によって熱による直接固定の状態を形成した部分(線状伝送部材22とベース材30との固定部分)を溶着部、このうち、超音波溶着による固定部分を超音波溶着部、加熱加圧溶着による固定部分を加熱加圧溶着部等と称してもよい。
直接固定の場合、線状伝送部材22の被覆に含まれる樹脂のみが溶けていてもよいし、ベース材30に含まれる樹脂のみが溶けていてもよい。これらの場合において溶けた方の樹脂が他方の外面にくっついた状態となり、比較的はっきりした界面が形成されることがある。また、直接固定の場合、線状伝送部材22の被覆に含まれる樹脂とベース材30に含まれる樹脂の両方が溶けていてもよい。この場合、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。特に、線状伝送部材22の被覆とベース材30とが、同じ樹脂材料など相溶しやすい樹脂を含む場合などに、両方の樹脂が混ざり合ってはっきりした界面が形成されないことがある。
線状伝送部材22と直接固定されるベース材30として、第1シート状部材と第2シート状部材とが積層されたものを用いることができる。第1シート状部材は第2シート状部材よりも線状伝送部材22との直接固定に適するものである。例えば、第1シート状部材は線状伝送部材22の被覆と同系材料によって充実シート状に形成されたものである。第1シート状部材はベース材30の主面31に現れる。第1シート状部材に線状伝送部材22が直接固定される。第2シート状部材は第1シート状部材よりも保護性能の高いものである。例えば、第2シート状部材は不織布である。第2シート状部材がベース材30の主面32に現れる。本例におけるベース材30は、金属製のシート状部材の層が積層されていないが、金属製のシート状部材の層が積層されていてもよい。
固定部材50は、扁平配線部材20への取付けに用いられる板状部52と、扁平配線部材20の固定対象80に固定される固定部56とを含む。本例における固定部材50は、樹脂を材料として板状部52と固定部56とが一体成形された成形品である。
板状部52は、一方に長い板状に形成されている。板状部52はベース材30に取付けられている。図1に示す例では、板状部52は複数の線状伝送部材22が並ぶ方向に延びている。ここでは、板状部52における一端部が延出片36に重なり、他端部が延出片37に重なっている。板状部52と延出片36、37とがそれぞれ結束部材60によって結束されることによって板状部52がベース材30に取付けられている。
板状部52における主面はベース材30に面接触している。図1に示す例では、板状部52における両主面53、54のうち主面53が、ベース材30における両主面31、32のうち主面32と面接触している。特に図1に示す例では、板状部52における主面53が、ベース材30における主面32と全面的に面接触している。
固定部56は、板状部52における主面54から突出するように設けられている。固定部56は、扁平配線部材20を固定対象80に固定する。本例では固定対象80がパネルなどの板状部材80であるものとして説明する。固定部56は、板状部材80に形成された固定孔82に係止可能に形成されている。固定部56は、板状部52から突出するように形成された柱部57と、柱部57の先端部から柱部57の側方かつ基端側に向けて突出するように形成された一対の係止片58とを備える。一対の係止片58の基端側では、先端側に向けて徐々にその間隔が広がるように形成されている。そして一対の係止片58は、固定部56が固定孔82に挿入されて固定孔82の周縁部に接触したとき、固定孔82の周縁部からの力を受けてその間隔が狭まるように弾性変形可能である。一対の係止片58は、先端部が固定孔82を通過後、弾性復帰し、固定孔82の周縁部に係止する。これにより固定部56が固定対象80に固定された状態となる。
もっとも固定部56の形状は固定対象80に応じた形状に形成されていればよく、上記したものに限られない。例えば、固定対象が板状に形成された固定片を有する場合に、固定部は当該固定片が挿入係止可能な形状に形成されていると良い。
結束部材60は、板状部52と延出片36、37とを結束する。結束部材60は、板状部52のうち固定部56が設けられた部分を避けた位置において、板状部52と延出片36、37との周囲に巻付けられている。図1に示す例では、板状部52の一端部と延出片36とが結束部材60によって結束されている。また板状部52の他端部と延出片37とが結束部材60によって結束されている。かかる結束部材60としては、板状部52と延出片36、37とを結束可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば粘着テープなどを用いることができる。
板状部52の長手方向端部には主面54から突出するように凸条部55が設けられている。結束部材60が板状部52のうち凸条部55が設けられた部分よりも中間部側に設けられる。これにより、結束部材60が板状部52の長手方向に沿って外側に向けて移動しようとしたときに凸条部55と接触し、もって結束部材60が板状部52から外れることを抑制できる。
固定部材付き配線部材10によると、固定部材50における板状部52の主面54がベース材30に面接触しつつ当該板状部52がベース材30に取付けられているため、固定部材50が取付けられた状態で、扁平配線部材20がなるべく広がった状態を保つことができる。この状態で固定部材50が固定対象80に固定されることによって、固定対象80に固定された状態で、扁平配線部材20がなるべく広がった状態を保つことが可能となる。また本例では、扁平配線部材20においてベース材30が固定対象80側を向いた状態で固定対象80に固定可能となる。
板状部52が複数の線状伝送部材22が並ぶ方向に延びているため、板状部52によって扁平配線部材20が複数の線状伝送部材22が並ぶ方向になるべく広がった状態を保つことができる。板状部52と延出片36とが結束部材60によって結束されているため、固定部材50がベース材30に取付けられた状態で、線状伝送部材22が結束部材60に結束されないようにすることができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る固定部材付き配線部材について説明する。図3は実施形態2にかかる固定部材付き配線部材110を示す正面図である。図4はベース材130を曲げる様子を示す説明図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。以下の各実施形態の説明においても同様である。
本例では、固定部材50と扁平配線部材120との取付態様が、実施形態1にかかる固定部材付き配線部材10における固定部材50と扁平配線部材20との取付態様とは異なる。
本例におけるベース材130は複数の線状伝送部材22が固定された本体部34と、本体部34から延出し固定部材50が取付けられた折り返し片38とを有する。折り返し片38が固定部材50とともに本体部34側に折り返されている。本例では、板状部52における固定部56を挟んだ両側部分それぞれが結束部材60によって折り返し片38と結束されている。このため本例では、本体部34からの折り返し片38の延出寸法が、板状部52において一端部から固定部56までの長さ寸法以上に設定されている。
折り返された折り返し片38は、折り返された状態に維持されている。ここでは、本体部34に形成された貫通孔40によって、折り返し片38が折り返された状態に維持されている。具体的には、本体部34のうち折り返し片38側とは反対側の縁部に貫通孔40が形成されている。貫通孔40は、板状部52を貫通可能に形成されている。貫通孔40は例えば板状部52の幅寸法よりもわずかに大きく形成される。貫通孔40は、幅のない切れ込みであってもよいし、幅のある切り欠きであってもよい。板状部52が本体部34に形成された貫通孔40を貫通することによって折り返し片38が折り返された状態に維持されている。なお図3に示す例では、板状部52とともに折り返し片38の先端部も貫通孔40を貫通しているが、このことは必須ではない。板状部52と折り返し片38とのうち板状部52のみが貫通孔40を貫通していてもよい。板状部52における凸条部55が貫通孔40を貫通した状態で、凸条部55が貫通孔40の周縁部に引っかかっていると良い。これにより、凸条部55が戻り止めとして機能する。例えば、貫通孔40の幅寸法(貫通孔40が大きく開口したときの幅寸法)が、凸条部55が形成された部分が貫通可能な範囲で、凸条部55が形成された部分の厚み寸法よりも小さく形成されていることが考えられる。
本例のように、折り返し片38が固定部材50とともに本体部34側に折り返されていると、固定部56の向きを変えることができる。ベース材130において線状伝送部材22が固定された主面31と同じ主面31上に板状部52を固定することもできる。板状部52が本体部34に形成された貫通孔40を貫通することによって折り返し片38が折り返された状態に維持されていると、折り返し形状を維持するための部材を別途設けずに済む。

[実施形態3]
実施形態3に係る固定部材付き配線部材について説明する。図5は実施形態3にかかる固定部材付き配線部材210を示す正面図である。
本例では、折り返し片238とともに折り返された固定部材250と扁平配線部材220との取付態様が、実施形態2に固定部材付き配線部材110における固定部材50と扁平配線部材120との取付態様とは異なる。具体的には、固定部56が本体部34に形成された貫通孔240を貫通することによって折り返し片238が折り返された状態に維持されている。この場合、貫通孔240は、固定部56における一対の係止片58が貫通可能な範囲で固定部56よりも小さく形成されていると良い。これにより、貫通孔240を貫通した一対の係止片58が貫通孔240の周縁部に引っかかり、戻り止めとして機能することができる。
また本例では固定部56が板状部52における長手方向一端部に設けられている。本体部34からの折り返し片238の延出寸法は、板状部52の長手方向に沿った寸法よりも短く設定されている。そして板状部52における長手方向他端部のみが折り返し片238に固定されている。
このように、固定部56が本体部34に形成された貫通孔240を貫通することによって折り返し片238が折り返された状態に維持されている場合も、折り返し形状を維持するための部材を別途設けずに済む。また本例では、固定部材50がベース材230に対して線状伝送部材22側に設けられているため、扁平配線部材220において線状伝送部材22が固定対象80側を向いた状態で固定対象80に固定可能となる。
[実施形態4]
実施形態4に係る固定部材付き配線部材について説明する。図6は実施形態4にかかる固定部材付き配線部材310を示す正面図である。
本例では、固定部材50と扁平配線部材320との取付け態様がこれまでの例とは異なる。具体的には、板状部52がベース材330に形成された差込孔42に差し込まれて固定部材50がベース材330に取付けられている。かかる差込孔42は幅寸法のない切れ込みであってもよいし、幅寸法のある切り欠きであってもよい。
本例では、板状部52において固定部56を挟んだ両側部分がそれぞれ差込孔42に差し込まれている。また固定部56に対して一方側部分を固定するために差込孔42は複数(図6に示す例では2つ)設けられている。複数の差込孔42a、42bは、板状部52の長手方向に間隔をあけて設けられている。そして固定部56に対して一方側部分において板状部52が複数の差込孔42a、42bに差し込まれている。これにより、ベース材330のうち差込孔42a、42bの間の部分が板状部52によって差込孔42a、42bの他の周縁部分よりも厚み方向に持ち上げられた状態となる。この結果、ベース材330が弾性変形した状態となり、ベース材330の弾性復帰しようとする力によって板状部52が両主面53、54側から押さえられた状態となる。
なお図6に示す例では、差込孔42はベース材330のうち線状伝送部材22が固定された領域を避けた位置に設けられている。そして板状部52のうち差込孔42に差込まれた部分が線状伝送部材22とベース材330とのうちベース材330のみと接触している。もっとも、差込孔はベース材330のうち例えば線状伝送部材22同士の間など線状伝送部材22が固定された領域に設けられていてもよい。この場合、板状部52のうち差込孔に差込まれた部分が線状伝送部材22と接触していてもよい。例えば、板状部52の一端部において差込孔は複数設けられる場合、複数の差込孔の間に、線状伝送部材22が固定されている領域が含まれていてもよい。この場合、複数の差込孔の間において、線状伝送部材22及びベース材330の両方で板状部52を押さえることができるため、板状部52をよりしっかりと押さえることができる。
本例のように、板状部52がベース材330に形成された差込孔42に差し込まれて固定部材50がベース材330に取付けられていると、板状部52がベース材330に面接触しつつベース材330に取付けられた状態を容易に作り出すことができる。
[実施形態5]
実施形態5に係る固定部材付き配線部材について説明する。図7は実施形態5にかかる固定部材付き配線部材410を示す斜視図である。
本例では、板状部52の延びる方向がこれまで説明した例とは異なっている。具体的には、本例では、板状部52が複数の線状伝送部材22が延びる方向に延びるように固定部材が扁平配線部材420に取付けられている。この場合、板状部52によって扁平配線部材20が複数の線状伝送部材22の延びる方向になるべく広がった状態を保つことができる。
図7に示す例では、固定部材50と扁平配線部材420との取付け態様について、上記差込孔42を用いる態様を採用している。すなわち、ベース材430に形成された差込孔42に、線状伝送部材22の延びる方向に延びている板状部52が差し込まれることによって、固定部材50が扁平配線部材420に取付けられている。もちろん、板状部52が複数の線状伝送部材22が延びる方向に延びている場合の固定部材50と扁平配線部材との取付け態様について、上記延出片36を用いる態様が採用されていてもよいし、折り返し片38を用いる態様が採用されていてもよい。
図7に示す例では、固定部56がベース材430に対して線状伝送部材22が固定されている側に突出するように設けられているが、固定部56がベース材430に対して線状伝送部材22が固定されている側とは反対側に突出するように設けられていてもよい。
[実施形態6]
実施形態6に係る配線部材の固定構造について説明する。図8は実施形態6にかかる配線部材の固定構造100を示す分解斜視図である。図9は実施形態6にかかる配線部材の固定構造100を示す概略断面図である。
本例における配線部材の固定構造100では、固定部材50は、固定対象80に固定される前の状態で、扁平配線部材520に取付けられておらず、固定部材50を固定対象80に固定する際に、併せて扁平配線部材520が固定されるものである。具体的には、配線部材の固定構造100は、扁平配線部材520と、固定対象80と、固定部材50とを備える。扁平配線部材520におけるベース材530の形状が上記扁平配線部材20におけるベース材30の形状とは異なっている。
ベース材530は、本体部34と本体部34から延出する延出片536とを有する。延出片536には貫通孔540が形成されている。延出片536は、板状部52の長さ寸法と同じかそれよりも小さい(ここでは若干小さい)幅寸法を有しつつ本体部34から延出している。
固定部56は、延出片536に形成された貫通孔540を貫通しつつ及び固定対象80に形成された固定孔82に固定されている。板状部52は、延出片536に面接触しつつ延出片536を固定対象80に向けて押さえつけている。例えば貫通孔540は一対の係止片58と同じかそれよりも大きく形成されていてもよい。この場合、固定部56が貫通孔540を貫通しているが、固定孔82に固定されていない場合、貫通孔540から容易に抜ける。もちろん、貫通孔540は一対の係止片58よりも小さく形成されていてもよい。この場合、固定部56が貫通孔540を貫通した状態で抜けにくくなる。
本例のように、板状部52がベース材530に面接触しつつベース材530を固定対象80に向けて押さえつけていると、固定対象80に固定された状態で、扁平配線部材20がなるべく広がった状態を保つこと可能となる。このとき、固定部材50が予め扁平配線部材520に取付けられていなくてもよく、この場合、固定部材50を扁平配線部材520へ取付ける工程を省略できる。
本例における固定部材50には、線状伝送部材22とは別の線状部材が固定されていてもよい。例えば、当該線状部材は、結束部材によって板状部52と結束されるなどして、固定部材50に固定されていてもよい。かかる線状部材としては、例えば、アンテナケーブルであったり、束とされた線状伝送部材群(電線束)などであったりすることが考えられる。
[付記]
扁平配線部材としては、複数の線状導体の周囲を一括被覆するフレキシブルフラットケーブルなどであってもよい。また扁平配線部材は一部が折り畳まれていてもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。例えば、各実施形態において板状部52の中間部に固定部56が設けられた固定部材50、板状部52の端部に固定部56が設けられた固定部材250などに適宜組み合わせることが可能である。また各実施形態において扁平配線部材の厚み方向における固定部56の向き、線状伝送部材22に対する板状部52の長手方向なども適宜組み合わせることが可能である。
10、110、210、310、410 固定部材付き配線部材
20、120、220、320、420、520 扁平配線部材
22 線状伝送部材
30、130、230、330、430、530 ベース材
31、32 主面
34 本体部
36、37 延出片
38、238 折り返し片
40、240、540 貫通孔
42 差込孔
50、250 固定部材
52 板状部
53、54 主面
55 凸条部
56 固定部
57 柱部
58 係止片
60 結束部材
80 固定対象
82 固定孔
100 配線部材の固定構造

Claims (6)

  1. 扁平配線部材と固定部材とを備え、
    前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、
    前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、
    前記固定部材は板状部と固定部とを含み、
    前記板状部は一方に長い板状に形成されており、前記板状部における主面が前記ベース材に面接触しつつ前記板状部が前記ベース材に取付けられており、
    前記固定部は前記板状部に突設されて前記扁平配線部材を固定対象に固定する部分であり、
    結束部材をさらに備え、
    前記ベース材は本体部と前記本体部から延出する延出片とを有し、
    前記本体部には前記複数の線状伝送部材が固定されており、
    前記板状部と前記延出片とが前記結束部材によって結束されている、固定部材付き配線部材。
  2. 扁平配線部材と固定部材とを備え、
    前記扁平配線部材は複数の線状伝送部材とベース材とを含み、
    前記複数の線状伝送部材は並んだ状態で前記ベース材に固定されており、
    前記固定部材は板状部と固定部とを含み、
    前記板状部は一方に長い板状に形成されており、前記板状部における主面が前記ベース材に面接触しつつ前記板状部が前記ベース材に取付けられており、
    前記固定部は前記板状部に突設されて前記扁平配線部材を固定対象に固定する部分であり、
    前記ベース材は本体部と前記本体部から延出する折り返し片とを有し、
    前記本体部には前記複数の線状伝送部材が固定されており、
    前記折り返し片には前記固定部材が取付けられており、
    前記折り返し片が前記固定部材とともに前記本体部側に折り返されている、固定部材付き配線部材。
  3. 前記板状部が前記本体部に形成された貫通孔を貫通することによって前記折り返し片が折り返された状態に維持されている、請求項に記載の固定部材付き配線部材。
  4. 前記固定部が前記本体部に形成された貫通孔を貫通することによって前記折り返し片が折り返された状態に維持されている、請求項に記載の固定部材付き配線部材。
  5. 前記板状部が前記複数の線状伝送部材が並ぶ方向に延びる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固定部材付き配線部材。
  6. 前記板状部が前記複数の線状伝送部材が延びる方向に延びる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固定部材付き配線部材。
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