JP6589686B2 - 内燃機関用リンク機構のアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、内燃機関の機関弁の作動特性を可変にする可変動弁機構に用いられるリンク機構や、内燃機関の機械的な実圧縮比を可変にする可変圧縮比機構に用いられるリンク機構のアクチュエータに関する。
従来、可変圧縮比機構として、特許文献1に記載の技術が知られている。この公報には、複リンク式ピストン及びクランク機構を利用して、ピストンのストローク特性を変化させることにより、内燃機関の機械的な圧縮比を変更可能としている。すなわち、ピストンとクランクシャフトをアッパリンクとロアリンクを介して連結し、ロアリンクの姿勢を駆動モータや波動歯車型減速機を有するアクチュエータに接続された制御軸の回動によって制御する。これにより、ピストンのストローク特性を変化させ、機関圧縮比を制御している。また、波動歯車型減速機の軸方向両側にそれぞれベアリングが設けられ、これにより波動歯車型減速機を回転可能に支持している。
特開2015−145646号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、波動歯車型減速機の軸方向両側をベアリングで支持しているため、波動歯車型減速機へのトルク入力もしくは逆トルク入力がなされると、波動歯車型減速機に捩れが発生し、制御軸にスラスト方向の荷重が発生してしまう。そうすると、波動歯車型減速機側へのスラスト荷重により波動歯車型減速機の耐久性が低下し、また、波動歯車型減速機を支持するベアリングの耐久性が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、波動歯車型減速機や軸受部の耐久性を向上可能な内燃機関用リンク機構のアクチュエータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関用リンク機構のアクチュエータでは、制御軸を回転自在に支持する軸受部を有するハウジングと、駆動モータに接続された出力軸の回転速度を減速して制御軸に伝達する波動歯車型減速機と、を備え、制御軸又はハウジングの一方に、制御軸又はハウジングの他方と接触することで制御軸の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する規制機構を設けた。
よって、波動歯車型減速機や軸受部の耐久性の向上を図ることができる。
本発明の内燃機関用リンク機構のアクチュエータを備えた内燃機関の概略図である。 実施例1の内燃機関用リンク機構のアクチュエータの断面図である。 実施例1の内燃機関用リンク機構のアクチュエータの部分拡大断面図である。 実施例1のロータ近傍の各部品の関係を表す概略図である。 実施例1の波動歯車型減速機の分解斜視図である。 実施例2の内燃機関用リンク機構のアクチュエータのA−A部分拡大断面図である。 実施例2のリテーニングプレートを表す正面図である。
〔実施例1〕
図1は本発明の内燃機関用リンク機構のアクチュエータを備えた内燃機関の概略図、図2は実施例1の内燃機関用リンク機構のアクチュエータの断面図、図3は実施例1の内燃機関用リンク機構のアクチュエータの部分拡大断面図である。基本的な構成は、特開2011−169152号公報の図1に記載されているものと同じであるため、簡単に説明する。内燃機関のシリンダブロックのシリンダ内を往復運動するピストン1には、ピストンピン2を介してアッパリンク3の上端が回転自在に連結されている。アッパリンク3の下端には、連結ピン6を介してロアリンク5が回転自在に連結されている。ロアリンク5には、クランクピン4aを介してクランクシャフト4が回転自在に連結されている。また、ロアリンク5には、連結ピン8を介して第1制御リンク7の上端部が回転自在に連結されている。第1制御リンク7の下端部は、複数のリンク部材を有する連結機構9と連結されている。連結機構9は、第1制御軸10と、第2制御軸11と、第1制御軸10及び第2制御軸11とを連結する第2制御リンク12と、を有する。
第1制御軸10は、内燃機関内部の気筒列方向に延在するクランクシャフト4と平行に延在する。第1制御軸10は、内燃機関本体に回転自在に支持される第1ジャーナル部10aと、第1制御リンク7の下端部が回転自在に連結される制御偏心軸部10bと、第2制御リンク12の一端部12aが回転自在に連結された偏心軸部10cと、を有する。第1アーム部10dは、一端が第1ジャーナル部10aと連結され、他端が第1制御リンク7の下端部と連結される。制御偏心軸部10bは、第1ジャーナル部10aに対して所定量偏心した位置に設けられる。第2アーム部10eは、一端が第1ジャーナル部10aと連結され、他端が第2制御リンク12の一端部12aと連結される。偏心軸部10cは、第1ジャーナル部10aに対して所定量偏心した位置に設けられる。第2制御リンク12の他端部12bは、アームリンク13の一端が回転自在に連結されている。アームリンク13の他端には、第2制御軸11が連結されている。アームリンク13と第2制御軸11は相対移動しない。第2制御軸11は、後述するハウジング20内に複数のジャーナル部を介して回転自在に支持されている。
第2制御リンク12は、レバー形状であり、偏心軸部10cに連結された一端部12aは、略直線的に形成されている。一方、アームリンク13が連結された他端部12bは、湾曲形成されている。一端部12aの先端部には、偏心軸部10cが回動自在に挿通される挿通孔12cが貫通形成されている。他端部12bは、二股状に形成された先端部12dを有する。先端部12dには、連結用孔12eが貫通形成されている。また、アームリンク13の突起部13bには、連結用孔12eと略同径の連結用孔13cが貫通形成されている。二股状に形成された各先端部12dの間には、アームリンク13の突起部13bが挟み込まれ、この状態で、連結ピン14が連結用孔12e及び13cを貫通し、圧入固定される。
アームリンク13は、第2制御軸11とは別体として形成されている。アームリンク13は、鉄系金属材料によって形成された肉厚部材であり、略中央に圧入用孔13aが貫通形成された円環状部と、外周に向けて突出したU字形状の突起部13bと、を有する。圧入用孔13aは、第2制御軸11の各ジャーナル部の間に形成された固定部23bが圧入され、この圧入により第2制御軸11とアームリンク13とが固定される。突起部13bには、連結ピン14が回動自在に支持される連結用孔13cが形成されている。この連結用孔13cの軸心(連結ピン14の軸心)は、第2制御軸11の軸心から径方向に所定量偏心している。
第2制御軸11は、内燃機関用リンク機構のアクチュエータの一部である波動歯車型減速機21を介して駆動モータ22から伝達されたトルクによって回転位置が変更される。第2制御軸11の回転位置が変更されると、第2制御リンク12の姿勢が変化して第1制御軸10が回転し、第1制御リンク7の下端部の位置を変更する。これにより、ロアリンク5の姿勢が変化し、ピストン1のシリンダ内におけるストローク位置やストローク量を変化させ、これに伴って機関圧縮比を変更する。
(内燃機関用リンク機構のアクチュエータの構成)
内燃機関用リンク機構のアクチュエータは、図2に示すように、駆動モータ22と、駆動モータ22の先端側に取り付けられた波動歯車型減速機21と、波動歯車型減速機21を内部に収容するハウジング20と、ハウジング20に回転自在に支持された第2制御軸11と、を有する。
(駆動モータの構成)
駆動モータ22は、ブラシレスモータであり、有底円筒状のモータケーシング45と、モータケーシング45の内周面に固定された筒状のコイル46と、コイル46の内側に回転自在に設けられたロータ47と、一端部48aがロータ47の中心に固定されたモータ駆動軸48と、モータ駆動軸48の回転角度を検出するレゾルバ55と、を有する。モータ駆動軸48は、モータケーシング45の底部に設けられたボールベアリング52により回転可能に支持されている。モータケーシング45は、前端外周に4つのボス部45aを有する。ボス部45aには、ボルト49が挿通するボルト挿通孔45bが貫通形成されている。
レゾルバ55は、モータ駆動軸48の外周に圧入固定されたレゾルバロータ55aと、レゾルバロータ55aの外周面に形成された複歯状のターゲットを検出するセンサ部55bと、を有し、モータケーシング45の開口から突出した位置に設けられる。センサ部55bは、2本のビスによってカバー28の内部に固定されると共に、図外のコントロールユニットに検出信号を出力する。モータケーシング45をカバー28に取り付ける際は、レゾルバ55の端面とカバー28との間にOリング等のシール材を介在させつつボス部45aにボルト49を挿通し、カバー28の駆動モータ22側に形成された雄ねじ部にボルト49を締め付ける。これにより、モータケーシング45をカバー28に固定する。モータケーシング45及びカバー28によって駆動モータ22を収容するモータ収容室は、潤滑油等を供給しない乾燥室として構成する。
(第2制御軸の構成)
第2制御軸11は、軸方向に延在された軸部本体23と、軸部本体23から拡径した固定用フランジ24とを有する。第2制御軸11は、鉄系金属材料により軸部本体23及び固定用フランジ24が一体形成されている。軸部本体23は、軸方向に段差形状が形成され、角度センサ32の内周に位置するセンサ軸部231と、センサ軸部231よりも大径であって、第2制御軸11の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する規制部材であるリテーナ500が圧入固定されたリテーナ軸部232とを有する(図3,図4参照)。センサ軸部231の外周には、角度センサ32の部品として機能するロータ32bを有する(図3,図4参照)。また、第2制御軸11は、リテーナ軸部232よりも波動歯車型減速機側において、先端部側の小径な第1ジャーナル部23aと、アームリンク13の圧入用孔13aが第1ジャーナル部23a側から圧入される中径な固定部23bと、固定用フランジ24側の大径な第2ジャーナル部23cとを有する。また、固定部23bと第2ジャーナル部23cとの間には、第1段差部23dが形成されている。また、第1ジャーナル部23aと固定部23bとの間には、第2段差部23eが形成されている。また、第1ジャーナル部23aとリテーナ軸部232との間には、第3段差部23fが形成されている。この第3段差部23fは、リテーナ500をリテーナ軸部232に圧入する際のストッパとなるため、容易に圧入することができる。
第1段差部23dは、アームリンク13の圧入用孔13aを第1ジャーナル部23a側から固定部23bに圧入するとき、第2ジャーナル部23c側の一方側の圧入用孔13a端部が軸方向から当接する。これにより、アームリンク13の第2ジャーナル部23c側への移動を規制する。一方、第2段差部23eは、軸部本体23をハウジング20内に形成された支持孔30に圧入された軸受301内に挿通した際、支持孔30及び軸受301の段差孔縁部30cに当接することで、第2制御軸11の軸方向であって波動歯車型減速機21側とは反対側への移動を規制する。尚、軸部本体23は、軸受301の第1軸受孔301a内を回動自在であって、かつ、若干の軸方向移動を許容可能に支持されている。言い換えると、第1軸受孔301aの内周と軸部本体23との間には若干の隙間を有する。
固定用フランジ24は、外周部の円周方向に6つのボルト挿通孔24aが等間隔に形成されている。このボルト挿通孔24aに6本のボルト25を挿通し、スラストプレート26を介して波動歯車型減速機21の内歯である波動歯車出力軸部材27と結合する。
第2制御軸11の軸内には、図外のオイルポンプから圧送された潤滑油を導入する導入部を有する。導入部は、固定用フランジ24の中央に形成され、後述する軸方向油路64bから潤滑油が供給される円錐状の油室64aと、油室64aから第2制御軸の軸心方向に沿って形成された軸方向油路64bとを有する。油室64aに供給された潤滑油は、後述する波動歯車型減速機21に供給される。また、第2制御軸11の軸内には、軸方向油路64bに連通する複数の径方向油路65a,65bを有する。
軸方向油路64bの油室64aと反対側の端部には、軸方向油路64bを閉塞する封止部材400を有する(図3参照)。軸受301の径方向には、後述する第2潤滑油供給油路202と連通し、第2制御軸11の径方向油路65aに臨む位置で開口する軸受部潤滑油供給油路302を有する。径方向油路65aの径方向外側は、第1ジャーナル部23aの外周面と第1軸受孔301aとの間のクリアランスに開口し、第1ジャーナル部23aに潤滑油を供給する。また、径方向油路65aが形成された軸方向位置の外周には径方向油路65aの直径と略同一幅の溝であるグルーブが形成され、第1ジャーナル部23aの外周に供給された潤滑油が全周からガイドされて径方向油路65aに流れ込み、軸方向油路64bへと供給される。径方向油路65bは、アームリンク13の内部に形成された油孔65cに連通しており、油孔65cを介して連結用孔13cの内周面と連結ピン14の外周面との間に潤滑油を供給する。
(ハウジングの構成)
ハウジング20は、アルミニウム合金材料によって略立方体形状に形成されている。ハウジング20の後端側には大径円環状の開口溝部20aが形成されている。この開口溝部20aは、Oリング51を介してカバー28により閉塞される。カバー28は、中央位置にモータ軸貫通孔28aが貫通するモータ軸貫通孔28aと、径方向外周側に向けて拡径された4つのボス部28bとを有する。カバー28とハウジング20とは、ボス部28bに貫通形成されたボルト挿通孔にボルト43を挿通することで締結固定される。
開口溝部20aの開口方向と直交する側面には、アームリンク13と連結された第2制御リンク12用の開口が形成されている。この開口が形成されたハウジング20内部には、アームリンク13及び第2制御リンク12の作動領域となる収容室29が形成されている。開口溝部20aと収容室29との間には、第2制御軸11の第2ジャーナル部23cが貫通する減速機側貫通孔30bが形成されている。収容室29の軸方向側面には、第2制御軸11の第1ジャーナル部23aが貫通する支持孔30が形成されている。
支持孔30の角度センサ32側端部には、支持孔30の開口よりも大径のリテーナ収容孔31が形成されている。支持孔30の角度センサ32側の開口とリテーナ収容孔31との間には、第2制御軸11に対して略直行方向に形成された段差面31aを有する。リテーナ500は、段差面31aと当接することで、第2制御軸11の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する。
ハウジング20内には、図外のオイルポンプから圧送された潤滑油を導入する第1潤滑油供給油路201と、第2潤滑油供給油路202とを有する。第1潤滑油供給油路201は、第2制御軸11と略直行方向に延在する。また、第2潤滑油供給油路202は、第1潤滑油供給油路201と支持孔30とを接続する。リテーナ収容孔31の下方には、リテーナ収容孔31と連通すると共に潤滑油を収容室29側に還流する潤滑油還流油路203を有する。
(角度センサの構成)
角度センサ32は、リテーナ収容孔31をハウジング20の外部から閉塞するように取り付けられたセンサホルダ32aを有する。センサホルダ32aは、内周部に検知コイル32a2が配置された貫通孔32a1と、ボルトによりハウジング20に固定するためのフランジ部32a2とを有する。センサホルダ32aとハウジング20との間にはシールリングが設けられ、リテーナ収容孔31と外部との間の液密性を確保する。また、センサホルダ32aの外周側には、貫通孔32a1を閉塞するセンサカバー32cを有する。センサカバー32cとセンサホルダ32aとの間にはシールリングが設けられ、リテーナ収容孔31や貫通孔32a1と外部との間の液密性を確保する。
貫通孔32a1内には、外周にロータ32bが取り付けられたセンサ軸部231が挿入されている。図4は実施例1のセンサホルダ32aを外して軸方向から見た図である。ロータ32bは、図4に示すように略楕円形上の部品である。角度センサ32は、貫通孔32a1の内周とロータ32bとの間に設定された距離がロータ32bの回転により変化したことを検知コイルのインダクタンス変化により検出する。これにより、ロータ32bの回動位置、すなわち第2制御軸11の回転角度を検出する。角度センサ32は、上述したように所謂レゾルバセンサであり、機関運転状態を検出する図外のコントロールユニットに回転角度情報を出力する。
(波動歯車型減速機の構成)
図5は実施例1の波動歯車型減速機の分解斜視図である。波動歯車型減速機21は、ハーモニックドライブ(登録商標)型であって、各構成部品がカバー28によって閉塞されたハウジング20の開口溝部20a内に収容されている。波動歯車型減速機21は、第2制御軸11の固定用フランジ24にボルト固定され、内周に複数の内歯27aが形成された円環状の第1波動歯車出力軸部材27と、第1波動歯車出力軸部材27の内径側に配置され、撓み変形可能であって外周面に内歯27aと噛合する外歯36aを有する可撓性外歯車36と、楕円形上に形成され外周面が可撓性外歯車36の内周面に沿って摺動するこれは、可撓性外歯車36は撓み変形可能に設けられているため、波動発生器からの入力またはアームリンク13にかかるエンジン側からの波動歯車出力軸部材27への逆入力によって可撓性外歯車36が捩れるように変形し、この捩れによって可撓性外歯車36の外歯36aが軸方向に対して斜めに変形し、それに勘合する波動歯車出力軸部材27に結合されている第2制御軸11がスラスト方向に移動するために起きる。波動発生器37と、可撓性外歯車36の外径側に配置され、内周面に外歯36aと噛合する内歯38aが形成された第2波動歯車固定軸部材38と、を有する。
第1波動歯車出力軸部材27の外周側には、円周方向等間隔位置に各ボルト25のナット部となる雄ねじ穴27bが形成されている。可撓性外歯車36は、金属材料によって形成され、撓み変形可能な薄肉円筒状部材である。可撓性外歯車36の外歯36aの歯数は、第1波動歯車出力軸部材27の内歯27aの歯数と同数となっている。
波動発生器37は、楕円形状の本体部371と、本体部371の外周と可撓性外歯車36の内周との間の相対回転を許容するボールベアリング372と、を有する。本体部371の中央には、貫通孔37aが形成されている。貫通孔37aの内周にはセレーションが形成され、モータ駆動軸48の他端部48b外周に形成されたセレーションとセレーション結合する。尚、キー溝による結合やスプライン結合であってもよく、特に限定しない。本体部371の駆動モータ側側面371aには、貫通孔37aの外周を取り囲むように駆動モータ側に延設された円筒状部371bを有する。この円筒状部371bの断面形状は真円形状であり、円筒状部371b外周の直径は、本体部371の短径よりも小径とされている。
第2波動歯車固定軸部材38の外周には、カバー28と締結するためのフランジ38bが形成されている。フランジ38bには、6つのボルト挿通孔38cが貫通形成されている。第2波動歯車固定軸部材38とカバー28との間に第2スラストプレート42を介装し、ボルト41をボルト挿通孔38cに挿入して第2波動歯車固定軸部材38及び第2スラストプレート42をカバー28に締結固定する。第2スラストプレート42は、可撓性外歯車36と同等もしくはそれ以上の耐摩耗性を有する鉄系金属材料から形成されている。これにより、可撓性外歯車36に生じるスラスト力からカバー28の摩耗を防ぐと共に、後述するボールベアリング300の軸方向位置を規制する。第2波動歯車固定軸部材38の内歯38aの歯数は、可撓性外歯車36の外歯36aの歯数より2歯だけ多い。よって、第1波動歯車出力軸部材27の内歯27aの歯数よりも、第2波動歯車固定軸部材38の内歯38aの歯数が2歯だけ多い。波動歯車型減速機構にあっては、この歯数の差によって減速比が決定されるため、極めて大きな減速比が得られる。
(回転体の支持構造について)
カバー28の波動歯車型減速機21側の端面281には、ボルト41が螺合する雌ねじ部28cと、第2スラストプレート42の厚みと略同じ深さであって第2スラストプレート42を収装するプレート収容部281aと、プレート収容部281aから駆動モータ22側に屈曲形成された有底円筒状の段差部であるベアリング収容部281bと、ベアリング収容部281bの底面281cの内径位置において軸方向波動発生器側に立設された円筒状のシール収容部281dと、を有する。上述のモータ軸貫通孔28aは、シール収容部281dよりも更に内径側に形成されている。
ベアリング収容部281bには、開放型のボールベアリング300が収容されている。ボールベアリング300は、スラスト方向の荷重を受け得る四点接触型の転がり軸受である。ボールベアリング300の軸方向の厚みは、ベアリング収容部281bの軸方向深さと略同一である。また、ボールベアリング300の外径は、ボールベアリング52の外径よりも大径とされ、ベアリング容量を十分に確保している。ボールベアリング300の外輪は、ベアリング収容部281bに収容されている。ボールベアリング300の外輪の波動歯車型減速機21側の端面は、第2スラストプレート42と当接し、ボールベアリング300の外輪の駆動モータ22側の端面は、底面281cと当接する。これにより、ボールベアリング300の外輪をボールベアリング300の軸方向であって、波動歯車型減速機21側及び駆動モータ22側の両方向に対する位置を規制する。また、ベアリング収容部281bが波動発生器37の駆動モータ22側に設けられている。すなわち、ボールベアリング300をより駆動モータ22に近い位置で支持することで、モータ駆動軸48の変形を抑制し、第2制御軸11側への軸方向寸法の増大を抑制している。
ボールベアリング300の外輪の外径は、第1及び第2波動歯車固定軸部材27,38の内径よりも大径とされている。また、ボールベアリング300の外輪の内径は、可撓性外歯車36の内径よりも小径とされている。ボールベアリング300の内輪の内周には、波動発生器37の本体部371から延設された円筒状部371bの外周側に固定(圧入)されている。ここでの固定とは、圧入に限定されるものではなく、例えば段差及びスナップリングで軸方向位置規制されるものも含まれる。これにより、モータ駆動軸48は、モータケーシング45との間に設けられたボールベアリング52により支持されると共に、本体部371及び円筒状部371bを介してボールベアリング300によっても支持される。
第2制御軸11は、第1ジャーナル部23aと第2ジャーナル部23cにおいて、ハウジング20に対して回転可能に支持されている。この第2制御軸11には、内燃機関の主運動系から交番荷重が入力される。よって、この交番荷重に抗して第2制御軸11を回動するためには、波動歯車型減速機21による減速が必要である。しかしながら、この波動歯車型減速機21は、減速時に軸方向の荷重を発生するため、第2制御軸11にも軸方向の荷重が作用する。また、アームリンク13の倒れに起因した軸方向荷重が作用する。これは、可撓性外歯車36は撓み変形可能に設けられているため、波動発生器37からの入力またはアームリンク13にかかるエンジン側からの波動歯車出力軸部材27への逆入力によって可撓性外歯車36が捩れるように変形し、この捩れによって可撓性外歯車36の外歯36aが軸方向に対して斜めに変形し、それに勘合する波動歯車出力軸部材27に結合されている第2制御軸11がスラスト方向に移動するために起きる。このとき、第2制御軸11が軸方向に過度に移動すると、波動歯車型減速機21に不要な荷重が作用し、耐久性の低下を招くおそれがある。そこで、第2制御軸11に軸方向波動歯車型減速機側に向いた規制面501を有するリテーナ500を設け、ハウジング20側に、規制面501と当接する段差面31aを形成した。これにより、第2制御軸11が波動歯車型減速機側に過剰に移動することを規制する規制機構として機能させることとした。
(シール部の構成)
円筒状部371bの内径側には、円筒状部371bの内周面よりも小径のシール収容部281dを有する。シール収容部281dの内周と、モータ駆動軸48の外周との間には、波動歯車型減速機21を収容する開口溝部20aと駆動モータ22との間を液密にシールするシール部材310が設けられている。シール収容部281dは、円筒状部371bの内径側において立設する。言い換えると、シール収容部281dは、円筒状部371b及びボールベアリング300と径方向から見て重なるように形成されている。
(潤滑油の供給について)
第1潤滑油供給油路201から供給された潤滑油は、第2潤滑油供給油路202、軸受部潤滑油供給油路302及び径方向油路65aを経由して軸方向油路64bへと流れる。このとき、軸受部潤滑油供給油路302から径方向油路65aへ潤滑油が流れる際、第2制御軸11の第1ジャーナル部23aと軸受301内周との間の隙間にも潤滑油が供給される。この隙間に供給された潤滑油は、アームリンク13側へ流れると共に、角度センサ32側へも流れる。尚、リテーナ500の側面と段差面31aとの間に供給された潤滑油は、図2の下方に設けられた潤滑油還流油路203から収容室29側に還流される。
このとき、角度センサ32側に潤滑油が積極的に供給されてしまうと、軸方向油路64bへの潤滑油供給量が減少してしまい、波動歯車型減速機21を十分に潤滑出来ないおそれがある。また、エンジン内部を流通した高温の潤滑油が角度センサ32に飛散すると、角度センサ32の耐久性の低下を招くおそれがある。そこで、実施例1では、軸方向油路64b端部を封止する封止部材400を設けると共に、第2制御軸11の角度センサ32側端部を遮蔽する略円盤状のリテーナ500を設けることとした。これにより、軸部本体23外周と軸受301内周との間の隙間に過剰に潤滑油が供給されることがなく、軸方向油路64bへの潤滑油供給量を確保できる。また、リテーナ500により角度センサ32への潤滑油の飛散を防止すると共に、リテーナ500と段差面31aとの間の隙間を通って流出する潤滑油はリテーナ500の外周に捕獲されて下方へと流れ落ちる。よって、角度センサ32への潤滑油の飛散を抑制することができ、角度センサ32の耐久性の低下を回避できる。
また、リテーナ500の第2制御軸11側の側面である規制面501と段差面31a及び軸受301の角度センサ32側端部とが離間して配置されている。言い換えると、規制面501と段差面31aとの間には若干の隙間を有する。この隙間は、第2制御軸11が軸方向波動歯車型減速機21側に移動した際には隙間が無くなり、第2段差部23eが段差孔縁部30cと当接したときは隙間を有する。
すなわち、第2制御軸11が鉄系金属材料であるのに対し、ハウジング20がアルミニウム合金材料で形成されているために形成されるため、アクチュエータの温度が上昇した際、両者の線膨張係数が異なる。よって、ハウジング20が第2制御軸11よりも膨張すると、第2制御軸11とハウジング20との間のフリクションが増大し、燃費悪化を招くおそれがある。しかしながら、隙間によって第2段差部23eと段差孔縁部30c及びリテーナ500の規制面501と段差面31aの両方が当接することを回避でき、フリクションの増大を抑制できる。また、第2制御軸11が軸方向波動歯車型減速機21側へ移動した際、リテーナ500と段差面31aとが当接することで、第2制御軸11の過剰な移動を規制できる。
[実施例1の効果]
以下、実施例1に記載の内燃機関用リンク機構のアクチュエータが奏する効果を列挙する。
(1)内燃機関のリンク機構と連結され、回転することでリンク機構の姿勢を変更する第2制御軸11と、第2制御軸11を回転自在に支持する軸受部を有するハウジング20と、モータ駆動軸48及び波動発生器37(出力軸)を回転駆動する駆動モータ22と、モータ駆動軸48の回転速度を減速して第2制御軸11に伝達する波動歯車型減速機21と、第2制御軸11に設けられ、ハウジング20の他方と接触することで、第2制御軸11の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制するリテーナ500(規制機構)と、を備えた。
よって、軸受部や波動歯車型減速機21の耐久性の向上を図ることができる。尚、実施例1では、リテーナ500を第2制御軸11側に設けたが、ハウジング20側にリテーナ500を設定し、第2制御軸11の軸方向への移動を規制してもよい。
(2)第2制御軸11は、リンク機構と連結するアームリンク13(アーム)を有し、ハウジング20は、アームリンク13を収容可能とする収容室29(凹部)を有し、軸受部は、ハウジングの収容室29よりも第2制御軸11の回転軸方向他端側に設けられた支持孔30(第1軸受部)と、収容室29よりも第2制御軸11の回転軸方向一端側に設けられた減速機側貫通孔30b(第2軸受部)とから成り、リテーナ500は、支持孔30よりも第2制御軸11の回転軸方向他端側である角度センサ32側に設けられている。
収容室29は、形状が複雑であるため、加工を追加することが困難である。これに対し、第2制御軸11の回転軸方向他端側である角度センサ32側にリテーナ500を配置することで、容易な加工によって規制機構を構成できる。
(3)ハウジング20は、第1ジャーナル部23aよりも第2制御軸11の回転軸方向他端側に開口するリテーナ収容孔31(開口部)を有すると共に、リテーナ収容孔31を閉塞するセンサホルダ32a(カバー)を有し、リテーナ500は、リテーナ収容孔31に設けられている。
よって、第2制御軸11をハウジング20に挿入して組み付けた後に、リテーナ500を組み付けることができ、収容室29に規制機構を構成するよりも製造容易性を確保できる。
(4)第2制御軸11は、第2制御軸11の軸方向においてリテーナ500より他端側にロータ32b(被検出部)を有し、ハウジング20は、ロータ32bの回転角度を検出するセンサホルダ32a(検出部)を有し、リテーナ500はロータ32bと離間している。
よって、アームリンク13等からノッキング等の異常入力に伴う振動等が入力されたとしても、ロータ32b側に異常入力を伝達しにくい構造とすることで、角度センサ32のセンサ検出値のズレや、検出精度の低下を抑制できる。
(5)ハウジング20は、第1ジャーナル部23aと内燃機関の油路を連通する軸受部潤滑供給油路302(軸受供給油路)と、ロータ32bが配置されるセンサ室とを有し、リテーナ500は、支持孔30の角度センサ32側と軸方向において対向する。
よって、潤滑油がリテーナ500により角度センサ32に飛散することを回避でき、センサへの影響を抑制できる。
(6)リテーナ500は、第2制御軸11の外周に圧入された環状部材であり、ハウジング20に設けられ、リテーナ500の軸方向支持孔30側と対向する段差面31a(対向面)とを有する。
よって、第2制御軸11に部材を追加し、ハウジング側に当接する面を形成するのみで規制機構を構成できるため、安価である。
(7)第2制御軸11は、第1ジャーナル部23a(第1軸受部に軸支されるジャーナル部)と、第1ジャーナル部23aの軸方向他端側に設けられ、第1ジャーナル部23aの直径より小さいリテーナ軸部232(中径部)と、リテーナ軸部232の軸方向他端側に設けられ、より小径となるセンサ軸部231(小径部)と、を有し、リテーナ軸部232に環状部材であるリテーナ500が圧入されると共に、センサ軸部231にロータ32bが固定される。
よって、リテーナ500を圧入する際に、径の違いによる段差をストッパとして機能させることができ、容易に圧入できる。
(8)第2制御軸11は、軸方向に貫通した軸方向油路64b(内孔)を有し、軸方向油路64bの軸方向角度センサ32側を封止する封止部材400を有する。
よって、波動歯車型減速機21側への潤滑油量を確保しつつ角度センサ32への潤滑油の飛散を回避できる。
(9)封止部材400は、第2制御軸11の回転軸方向において、第1ジャーナル部23aよりも角度センサ32側(他端側)に圧入されている。よって、圧入に伴う変形等が第1ジャーナル部23aの精度に影響を与えることを回避できる。
(10)第2制御軸11は、第2制御軸11の軸方向においてリテーナ500より角度センサ32側にロータ32bを有し、ハウジング20は、ロータ32bの回転角度を検出するセンサホルダ32aを有し、封止部材400は、円柱状に設けられていると共に、ロータ32bの内周側であるセンサ軸部231の軸方向油路64b内に圧入されている。
よって、角度センサ32への潤滑油の飛散を回避できる。
〔実施例2〕
次に、実施例2について説明する。基本的な構成は実施例1と同じであるため、異なる点についてのみ説明する。図6は実施例2の内燃機関用リンク機構のアクチュエータのA−A部分拡大断面図、図7は実施例2のリテーニングプレートを表す正面図である。実施例1では、規制機構として、リテーナ500を第2制御軸11に圧入固定し、ハウジング20に形成された段差面31aと当接する構成とした。これに対し、実施例2では、ハウジング20にリテーニングプレート505を設け、リテーニングプレート505を第2制御軸11に形成した係止溝232bに係合する構成としたものである。
係止溝232bは、リテーナ軸部232と第1ジャーナル部23aとの間の第3段差部23fにおいて、リテーナ軸部232外周よりも内径側に形成されている。リテーナ軸部232は、断面が長円形状とされている。リテーナ軸部232の短径部には係止溝232bが形成されておらず、短径部から長径部に向かうにつれて、係止溝232bの底部が短径部と一致するように係止溝232bが形成されている。
リテーニングプレート505は、円環状のプレート部材を半分に分割した半円プレートを2枚一組として構成したものである。リテーニングプレート505は、内周縁506と、外周縁507と、角度センサ32側に対向する第1側面505aと、波動歯車型減速機21側に対向する第2側面505bと、固定ボルト509が貫通するボルト穴505cとを有する。ハウジング20の段差面31aには、固定ボルト509が噛み合う雌ねじ部23f1が2か所形成されている。リテーニングプレート505は、固定ボルト509によりハウジング20の段差面31aに固定される。ハウジング20に固定されたリテーニングプレート505は、内周縁506が係止溝232bに所定量L1だけ入り込むことで、第2制御軸11の波動歯車型減速機21側への軸方向移動を規制する。
実施例2のリテーナ収容孔31は、第2制御軸11の軸心を通る円周と、軸心から所定方向にオフセットした円周とを組み合わせた長穴形状とされている。リテーナ収容孔31の内周であって、第2制御軸11の軸心との距離が最も遠い部分は、リテーニングプレート505の外周縁507との間に隙間L2を有する。隙間L2は、L1よりも大きくなるように形成されている。よって、ハウジング20に第2制御軸11を組み付けた後、半円プレートであるリテーニングプレート505の一方をリテーナ収容孔31に組み付ける。このとき、隙間L2を有する部分からリテーニングプレート505を挿入し、第3段差部23fに当接させ、係止溝232bにはめ込む。その状態で、リテーニングプレート505を180度回動させ、固定ボルト509により固定する。次に、他方のリテーニングプレート505を挿入し、係止溝232bにはめ込んだ後、固定ボルト509により固定する。これにより、リテーナ収容孔31を最小のサイズに形成しつつ、第2制御軸11を規制する規制機構を提供することができる。
以上説明したように、実施例2にあっては、下記の作用効果が得られる。
(11)規制機構は、第2制御軸11の外周に設けられた第2制御軸11の回転軸方向一端側に向いた係止溝232b(規制面)と、ハウジング20に設けられ、係止溝232bと当接するリテーニングプレート505(当接部材)とを有する。
よって、第2制御軸11を係止する位置を角度センサ32に近接配置することができ、温度上昇に伴う線膨張係数の違いが生じたとしても、角度センサ32の検出精度に与える影響を抑制できる。
(12)係止溝232bは、第2制御軸11の外周に設けられた環状の溝における第2制御軸11の軸方向他端側の側面であって、リテーニングプレート505は、環状の溝である係止溝232bに係入可能であって、ハウジング20に固定される板状部材である。
よって、第2制御軸11の軸方向両側への移動を規制することができる。
(13)リテーニングプレート505は、ハウジング20の開口部であるリテーナ収容孔31に固定ボルト509によって固定される。
よって、第2制御軸11をハウジング20に組み付けた後、簡単に規制機構を構成することができる。
〔他の実施例〕
以上、各実施例に基づいて説明したが、上記実施例に限らず、他の構成を採用しても構わない。例えば、実施例1では内燃機関の圧縮比を可変とする機構に本内燃機関用リンク機構のアクチュエータを採用したが、吸気バルブや排気バルブの作動タイミングを可変とする可変バルブタイミング機構のリンク機構に本アクチュエータを採用してもよい。
また、第1実施例では規制部材であるリテーナ500を第2制御軸11と別体で構成したが、一体に形成しても良い。
また、第2実施例でリテーニングプレート505をハウジング20と別体に構成したが、ハウジング20を分割してリテーニングプレート505に相当する部分を一体に形成しても良い。
以上説明した実施形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
内燃機関用リンク機構のアクチュエータは、その一つの態様において、内燃機関のリンク機構と連結され、回転することで前記リンク機構の姿勢を変更する制御軸と、前記制御軸を回転自在に支持する軸受部を有するハウジングと、出力軸を回転駆動する駆動モータと、前記出力軸の回転速度を減速して前記制御軸に伝達する波動歯車型減速機と、前記制御軸又は前記ハウジングの一方に設けられ、前記制御軸又は前記ハウジングの他方と接触することで、前記制御軸の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する規制機構と、を備える。
より好ましい態様では、上記態様において、前記制御軸は、前記リンク機構と連結するアームを有し、前記ハウジングは、前記アームを収容可能とする凹部を有し、前記軸受部は、前記ハウジングの前記凹部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に設けられた第1軸受部と、前記凹部よりも前記制御軸の回転軸方向一端側に設けられた第2軸受部とから成り、前記規制機構は、前記第1軸受部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に設けられている。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記ハウジングは、前記第1軸受部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に開口する開口部を有すると共に、前記開口部を閉塞するカバーを有し、前記規制機構は、前記開口部に設けられている。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記制御軸は、前記制御軸の軸方向において前記規制機構より他端側に被検出部を有し、前記ハウジングは、前記被検出部の回転角度を検出する検出部を有し、前記規制機構は前記被検出部と離間している。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記ハウジングは、前記軸受部と前記内燃機関の油路を連通する軸受供給油路と、前記被検出部が配置されるセンサ室とを有し、前記規制機構は、前記軸受部の前記検出部側と軸方向において対向する。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記規制機構は、前記制御軸の外周に圧入された環状部材と、前記ハウジングに設けられ、前記環状部材の軸方向軸受側と対向する対向面とを有する。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記制御軸は、前記第1軸受部に軸支されるジャーナル部と、前記ジャーナル部の軸方向他端側に設けられ、前記ジャーナル部の直径より小さい中径部と、前記中径部の軸方向他端側に設けられ、前記中径部より小径となる小径部と、を有し、前記中径部に前記環状部材が圧入されると共に、前記小径部に被検出部が固定される。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記制御軸は、軸方向に貫通した内孔を有し、前記内孔の軸方向検出部側を封止する封止部材を有する。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記封止部材は、前記制御軸の回転軸方向において、前記ジャーナル部よりも他端側に圧入されている。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記制御軸は、前記制御軸の軸方向において前記規制機構より他端側に被検出部を有し、前記ハウジングは、前記被検出部の回転角度を検出する検出部を有し、前記封止部材は、円柱状に設けられていると共に、前記被検出部の内周側に圧入している。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記規制機構は、前記制御軸の外周に設けられた前記制御軸の回転軸方向一端側に向いた規制面と、前記ハウジングに設けられ、前記規制面と当接する当接部材と、からなる。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記規制面は、前記制御軸の外周に設けられた環状の溝における前記制御軸の軸方向他端側の側面であって、前記当接部材は、前記環状の溝に係入可能であって、前記ハウジングに固定される板状部材である。
更に別の好ましい態様では、上記態様のいずれかにおいて、前記当接部材は、前記ハウジングの開口部にボルトによって固定される。
また、他の観点から、内燃機関用リンク機構のアクチュエータは、ある態様において、内燃機関の圧縮比を可変とするリンク機構と連結し、回転することで前記リンク機構の姿勢を変化させて前記内燃機関の圧縮比を変更する制御軸と、前記制御軸を回転自在に支持する軸受部を有するハウジングと、出力軸を回転駆動する駆動モータと、前記出力軸の回転速度を減速して前記制御軸の一端側に伝達する波動歯車型減速機と、前記制御軸又は前記ハウジングに設けられ、前記制御軸の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する規制機構と、を有する。
好ましくは、上記態様において、前記制御軸は、前記制御軸の軸方向において前記軸受部より他端側に被検出部を有し、前記ハウジングは、前記被検出部の回転角度を検出する検出部を有し、前記規制機構は、前記被検出部と離間している。
更に好ましくは、上記態様において、前記ハウジングは、前記軸受部と前記内燃機関の油路を連通する軸受供給油路と、前記被検出部が配置されるセンサ室とを有し、前記規制機構は、前記軸受部の前記検出部側と軸方向において対向する。
7 制御リンク
9 連結機構
10 第1制御軸
11 第2制御軸
12 第2制御リンク
13 アームリンク
20 ハウジング
20a 開口溝部
21 波動歯車型減速機
22 駆動モータ
23 軸部本体
23a 第1ジャーナル部
23c 第2ジャーナル部
23d 第1段差部
23e 第2段差部
24b 段差部
26 スラストプレート
27 第1波動歯車出力軸部材
27a 内歯
28 カバー
28a モータ軸貫通孔
29 収容室
30 支持孔
30a 軸受孔
30b 減速機側貫通孔
30c 段差孔縁部
31 リテーナ収容孔
31a 段差面
32 角度センサ
32a センサホルダ
32a2 検知コイル
32b ロータ
45 モータケーシング
48 モータ駆動軸
64b 軸方向油路
400 封止部材
500 リテーナ
501 規制面
505 リテーニングプレート

Claims (4)

  1. 内燃機関のリンク機構と連結され、回転することで前記リンク機構の姿勢を変更する制御軸と、
    前記制御軸を回転自在に支持する軸受部を有するハウジングと、
    出力軸を回転駆動する駆動モータと、
    前記出力軸の回転速度を減速して前記制御軸に伝達する波動歯車型減速機と、
    前記制御軸又は前記ハウジングの一方に設けられ、前記制御軸又は前記ハウジングの他方と接触することで、前記制御軸の軸方向波動歯車型減速機側への移動を規制する規制機構と、
    を備え
    前記制御軸は、前記リンク機構と連結するアームを有し、
    前記ハウジングは、前記アームを収容可能とする凹部を有し、
    前記軸受部は、前記ハウジングの前記凹部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に設けられた第1軸受部と、前記凹部よりも前記制御軸の回転軸方向一端側に設けられた第2軸受部とから成り、
    前記規制機構は、前記第1軸受部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に設けられ、
    前記規制機構は、前記制御軸の外周に圧入された環状部材と、前記ハウジングに設けられ、前記環状部材の軸方向軸受側と対向する対向面とを有し、
    前記制御軸は、前記第1軸受部に軸支されるジャーナル部と、前記ジャーナル部の軸方向他端側に設けられ、前記ジャーナル部の直径より小さい中径部と、前記中径部の軸方向他端側に設けられ、前記中径部より小径となる小径部と、を有し、
    前記中径部に前記環状部材が圧入されると共に、前記小径部に被検出部が固定されることを特徴とする内燃機関用リンク機構のアクチュエータ。
  2. 請求項に記載の内燃機関用リンク機構のアクチュエータにおいて、
    前記ハウジングは、前記第1軸受部よりも前記制御軸の回転軸方向他端側に開口する開口部を有すると共に、前記開口部を閉塞するカバーを有し、
    前記規制機構は、前記開口部に設けられていることを特徴とする内燃機関用リンク機構のアクチュエータ。
  3. 請求項に記載の内燃機関用リンク機構のアクチュエータにおいて、
    前記制御軸は、前記制御軸の軸方向において前記規制機構より他端側に被検出部を有し、
    前記ハウジングは、前記被検出部の回転角度を検出する検出部を有し、
    前記規制機構は前記被検出部と離間していることを特徴とする内燃機関用リンク機構のアクチュエータ。
  4. 請求項に記載の内燃機関用リンク機構のアクチュエータにおいて、
    前記ハウジングは、前記軸受部と前記内燃機関の油路を連通する軸受供給油路と、前記被検出部が配置されるセンサ室とを有し、
    前記規制機構は、前記軸受部の前記検出部側と軸方向において対向することを特徴とする内燃機関用リンク機構のアクチュエータ。
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