JP6589674B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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本開示は、同軸ケーブルの一端側に取り付けられるプラグコネクタを含む電気コネクタに関する。
携帯電話等の電子機器の信号伝送媒体として、細線同軸ケーブル等の同軸ケーブルが用いられる。このような同軸ケーブルと基板とを電気的に接続するコネクタとして、例えば特許文献1に記載されたプラグコネクタがある。
このようなプラグコネクタは、同軸ケーブルの内部導体に接続される導電性のソケットと、該ソケットが取り付けられる絶縁性のハウジングと、該ハウジングを保持すると共に同軸ケーブルの外部導体に電気的に接続される外部導体シェルと、を備えている。ハウジングは、同軸ケーブルの内部導体と外部導体シェルとを絶縁する用途で設けられている。プラグコネクタは、基板に実装されたリセプタクルコネクタに嵌合される。プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタが互いに嵌合した状態において、プラグコネクタのソケットとリセプタクルコネクタの導体部分とが接触することにより、同軸ケーブルの内部導体と、リセプタクルコネクタが実装された基板の電気回路とが電気的に接続される。
特開2013−93212号公報
上述したようなプラグコネクタは、小型化の観点、作製容易化の観点、及び安価に作製する観点等から、部品点数を削減することが望まれている。そこで、本開示は、プラグコネクタの部品点数を削減することが可能なプラグコネクタを含む電気コネクタを説明する。
本開示の一つの観点に係る電気コネクタは、内部導体及び外部導体が外部に露出した同軸ケーブルの一端側に取付けられたプラグコネクタと、同軸ケーブルと電気的に接続される基板に実装されプラグコネクタに嵌合されるリセプタクルコネクタと、を備える電気コネクタであって、プラグコネクタは、同軸ケーブルの外部導体に電気的に接続される導電性の外部導体シェルと、外部導体シェルに包まれて保持され、同軸ケーブルの内部導体が内部に挿通された状態で該内部導体の一部を外部に露出させる窓部が形成された絶縁性のハウジングと、を有し、リセプタクルコネクタは、プラグコネクタと嵌合された状態において、窓部により外部に露出した内部導体の一部と電気的に接続される導電性の導体部を有する。
本開示の一つの観点に係る電気コネクタでは、内部導体が挿通された絶縁性のハウジングに窓部が形成されており、該窓部により、内部導体の一部がプラグコネクタの外部に露出している。これにより、プラグコネクタがリセプタクルコネクタに嵌合した状態において、同軸ケーブルの内部導体とリセプタクルコネクタの導体部とが窓部を通して直接接触可能となる。内部導体と導体部とが直接接触し、互いに電気的に接続されるので、上述した導電性のソケットが不要となる。これにより、従来と比較してプラグコネクタの部品点数を削減した電気コネクタを提供することができる。
窓部の外形は円形であってもよい。これにより、リセプタクルコネクタに対してプラグコネクタを嵌合させ、同軸ケーブルの内部導体とリセプタクルコネクタの導体部とを直接接触させる際、プラグコネクタの姿勢が、窓部の周方向に対して限定されにくくなり、内部導体と導体部とを容易に直接接触させることができる。
ハウジングは、窓部を囲んで配置された壁面により形成される空間であって、嵌合されるリセプタクルコネクタを収容する収容部を有し、収容部は、窓部に向かうに連れて空間が狭くなるテーパ状に形成されていてもよい。収容部がテーパ状に形成されていることにより、収容部にリセプタクルコネクタを収容し易くなり、同軸ケーブルの内部導体とリセプタクルコネクタの導体部とを一層容易に直接接触させることができる。
導体部は、内部導体と対向する方向に弾性的に変位可能に構成されていてもよい。これにより、振動等により導体部と内部導体との位置関係が変化した場合であっても、導体部と内部導体とを適切に直接接触させることができる。すなわち、内部導体の電気的接続の安定性を担保することができる。
本開示に係る電気コネクタによれば、部品点数を削減することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る電気コネクタの斜視図である。 図2は、図1の電気コネクタに含まれたプラグコネクタの底面図である。 図3は、図2のプラグコネクタの分解斜視図である。 図4は、図2のプラグコネクタの断面図である。 図5は、図2のプラグコネクタに含まれるハウジングの断面図である。 図6は図2のプラグコネクタの組み立て工程を説明する図であり、図6(a)は同軸ケーブルをセットする工程、図6(b)はハウジングで覆う工程を、それぞれ説明する図である。 図7は図2のプラグコネクタの組み立て工程を説明する図であり、図7(a)は外部導体シェルで覆う工程、図7(b)は外部導体シェルを固定する工程を、それぞれ説明する図である。 図8は、図1の電気コネクタに含まれたリセプタクルコネクタの斜視図である。 図9は、図8のリセプタクルコネクタの断面斜視図である。 図10は、図8のリセプタクルコネクタの導体部を示す斜視図である。 図11は、図1の電気コネクタの平面図である。 図12は図11のXI−XI線に沿った断面図であり、図12(a)はプラグコネクタとリセプタクルコネクタとが嵌合される前の状態、図12(b)はプラグコネクタとリセプタクルコネクタとが嵌合された状態を、それぞれ示す図である。
以下に説明される本開示に係る実施形態は本発明を説明するための例示であるので、本発明は以下の内容に限定されるべきではない。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[電気コネクタ]
図1を参照して、電気コネクタの全体構成について説明する。図1に示されるように、電気コネクタ1は、プラグコネクタ10と、リセプタクルコネクタ50とを備える。電気コネクタ1は、ケーブル状信号伝送媒体を基板の電気回路に電気的に接続するコネクタであり、例えばRF(Radio Frequency)コネクタである。ケーブル状信号伝送媒体とは、携帯電話等の種々の電子機器の信号伝送媒体であり、例えば同軸ケーブルSCである。基板とは、例えば印刷配線基板PBである。すなわち、本実施形態の電気コネクタ1は、同軸ケーブルSCを印刷配線基板PBの電気回路に電気的に接続する同軸型電気コネクタである。電気コネクタ1では、印刷配線基板PBに実装されたリセプタクルコネクタ50と、同軸ケーブルSCの端末部分TP(一端側)に取り付けられたプラグコネクタ10とが嵌合することにより、同軸ケーブルSCと印刷配線基板PBの電気回路とを電気的に接続する(詳細は後述)。
なお、以下の説明においては、同軸ケーブルSCの延伸方向を「X方向」、プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ50が嵌合した状態における、プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ50の対向方向を「Z方向」、X方向及びZ方向に直交する方向を「Y方向」として説明する場合がある。
[プラグコネクタ]
次に、図2〜図7を参照して、プラグコネクタ10の詳細について説明する。図2〜図4に示されるように、プラグコネクタ10は、絶縁性の絶縁ハウジング20と、導電性の外部導体シェル30とを有している。プラグコネクタ10は、同軸ケーブルSCの端末部分TPに取り付けられている。プラグコネクタ10は、リセプタクルコネクタ50に差し込まれることにより、印刷配線基板PBに実装されたリセプタクルコネクタ50に嵌合する(図1参照)。なお、プラグコネクタ10は、リセプタクルコネクタ50に嵌合しても、リセプタクルコネクタ50から抜去可能とされている。リセプタクルコネクタ50に対する、プラグコネクタ10の嵌合及び抜去作業は、印刷配線基板PBの厚さ方向(Z方向)に行われる。以下、プラグコネクタ10が取り付けられる同軸ケーブルSC、並びに、プラグコネクタ10を構成する絶縁ハウジング20及び外部導体シェル30について、詳細に説明する。
(同軸ケーブル)
同軸ケーブルSCは、携帯電話等の小型端末に内蔵される各種の信号処理要素(例えば、アンテナ、アンテナを制御する制御チップ、基板等)間で高周波信号を伝送するために、当該小型端末内において用いられる配線である。同軸ケーブルSCは、図6(a)に示されるように、内部導体SC1と、内部導体SC1の周囲に設けられた絶縁体SC2と、絶縁体SC2の周囲に設けられた外部導体SC3と、外部導体SC3の周囲に設けられた保護被膜SC4とを備える。
同軸ケーブルSCがプラグコネクタ10と接続される際には、同軸ケーブルSCの加工が行われる。具体的には、同軸ケーブルSCにおける端末部分TPの先端側において外部導体SC3が露出するように、保護被膜SC4が除去される。また、同軸ケーブルSCの先端側において絶縁体SC2が露出するように、外部導体SC3が除去される。さらに、同軸ケーブルSCの先端側において内部導体SC1が露出するように、絶縁体SC2が除去される。その結果、同軸ケーブルSCの先端側に向かうにつれて、外部導体SC3、絶縁体SC2及び内部導体SC1がこの順に段状に露出される。
本実施形態では、内部導体SC1が、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52(後述)に電気的に接続されることにより、信号伝送回路が構成されている。また、外部導体SC3が、外部導体シェル30を介してリセプタクルコネクタ50のグランドコンタクト部材53(後述)に電気的に接続されことにより、グランド回路が構成されている。
(ハウジング)
絶縁ハウジング20は、同軸ケーブルSCの端末部分TPにおいて内部導体SC1の周囲に設けられた絶縁性の部材である。絶縁ハウジング20は、外部導体シェル30に包まれて保持されている。絶縁ハウジング20は、内部導体SC1及び外部導体シェル30の間に介在することによって、内部導体SC1と外部導体シェル30とを電気的に絶縁する。絶縁ハウジング20は、例えば、液晶ポリマー等の樹脂からなる絶縁体により形成されている。図2〜図4、図5、及び図6(b)に示されるように、絶縁ハウジング20は、延在部21と、本体部22とを有している。
本体部22は、同軸ケーブルSCの先端(端末部分TP側の先端)において、内部導体SC1を収容する、外形が円柱状の部位である。本体部22は、内部導体SC1が内部に挿通された状態で、該内部導体SC1の一部を外部に露出させる。外部に露出させるとは、外部から直接接触可能な状態にすることをいう。すなわち、本体部22は、内部導体SC1の一部を、外部から直接接触可能な状態で収容する。本体部22は、凹部22aと、内部空間22xと、窓部22hとを有する。
凹部22aは、リセプタクルコネクタ50と対向する面に形成された凹状部分である。凹部22aは、上記リセプタクルコネクタ50と対向する面の外縁22bを除いた領域に形成され、底面22cと周壁面22dとを有している。底面22cは円形に形成されている。周壁面22dは外縁22bと底面22cとを連絡する。底面22c及び周壁面22dにより形成される凹部22a内の空間は、リセプタクルコネクタ50を収容する収容部22fを構成する。すなわち、収容部22fは、底面22cと周壁面22dとによって区画される空間である。周壁面22dは、外縁22bから底面22cに向かうに連れて、底面22cの中央部分に近づくように傾斜している。このため、収容部22fは、外縁22bから底面22cに向かうに連れて空間が狭くなるテーパ状に形成されている。すなわち、収容部22fは、リセプタクルコネクタ50側に広がる円錐台形の空間を構成している。
内部空間22xは、内部導体SC1を収容する空間である(図4及び図5参照)。内部空間22xは、本体部22の外周面の一側部分22rから、該外周面における一側部分22rに対向する他側部分22sに向かってX方向に延びている。より詳細には、内部空間22xは、本体部22の軸方向(Z方向)における略中央位置において、一側部分22rから、先端位置22yまでX方向に延びている。先端位置22yは、本体部22の径方向における中心と他側部分22sとの間の位置である。
内部空間22xは、一側部分22rから挿通された内部導体SC1を収容する。内部空間22xのZ方向の寸法は内部導体SC1の径以上の長さとされ、内部空間22xの幅(Y方向の寸法)は内部導体SC1の径以上の長さとされる。内部空間22xは、後述する導体収容部分21cとZ方向及びY方向の長さが同程度とされている。このことにより、内部空間22xに内部導体SC1を適切に収容することができる。
窓部22hは、内部空間22xに挿通された内部導体SC1の一部を外部に露出させる。窓部22hは、底面22cの中央部分において、凹部22aと内部空間22xとを連通させる連通口である。窓部22hの外形(Z方向から見た外縁形状)は、例えば円形とされる。
窓部22hは、凹部22oと、露出口22pとを有している。凹部22oは、底面22cの中央に形成された外形円形の凹状部分である。露出口22pは、凹部22oの底面22qの中央部分において、内部空間22xの延伸方向に沿って形成された開口部分である。露出口22pは、内部導体SC1を外部に露出させる。具体的には、露出口22pは、内部導体SC1のうちZ方向において窓部22hと重なる部分を外部に露出させる。露出口22pのY方向の長さは、内部導体SC1の径以上の長さとされている。
露出口22pは、Z方向において内部空間22xと重なるように形成されている。詳述すると、露出口22pは、Z方向においてその全ての領域が内部空間22xと重なる位置関係となる。一方で、内部空間22xは、Z方向において露出口22pと重ならない領域を有している。具体的には、内部空間22xは、Z方向において露出口22pと重ならない領域として、先端収容部22m及び基端収容部22nを有している(図4参照)。
先端収容部22m及び基端収容部22nは、内部空間22xに収容される内部導体SC1のうち窓部22h(より詳細には露出口22p)から露出しない部分を収容する。より詳細には、先端収容部22mは、内部空間22xに収容された内部導体SC1のうち、窓部22hから露出する部分よりも先端側の部分を収容する。また、基端収容部22nは、内部空間22xに収容された内部導体SC1のうち、窓部22hから露出する部分よりも基端側の部分を収容する。
このように、内部導体SC1のうち、窓部22hから露出する部分の先端側の部分についても内部空間22xに収容される構成とすることにより、例えば、内部空間22x内において内部導体SC1の位置が基端側に変化した場合であっても、当該位置変化の前に先端収容部22mに収容されていた同軸ケーブルSCの部分を窓部22hから露出させることができる。これにより、信号コンタクト部材52(後述)と接触する部分を確実に確保することができる。なお、先端収容部22m及び基端収容部22nのZ方向の長さは、内部導体SC1の径と同程度とされていてもよい。これにより、先端収容部22m及び基端収容部22nにおける内部導体SC1に対するホールド力を上げることができ、内部空間22xにおいて内部導体SC1を固定し易くなる。
なお、内部空間22xにおいては、規制部22t(図5参照)により、内部導体SC1のY方向における位置が制限されている。規制部22tは、内部空間22xの内壁において、内部導体SC1を挟むように一対形成されている。規制部22tは、内部導体SC1のY方向の位置決めを行う。規制部22tは、凹部22oの底面22qから、内部空間22xにおける内部導体SC1が載置された面に向かって延びており、外側に膨らむように円弧状に形成されている。規制部22tは、内部導体SC1が位置ずれしていない状態においては、内部導体SC1に当たらない位置に配置されているが、内部導体SC1がY方向にずれた又はY方向に広がるように変形した場合には、内部導体SC1に当たることとなる。これにより、内部導体SC1のY方向における位置が、所定の範囲内に制限され、内部導体SC1の位置ずれが抑制される。例えば、内部空間22xに内部導体SC1を挿入する際には、内部導体SC1の一部がY方向に曲がることがある。このような場合には、内部導体SC1と、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52(後述)との接触が困難になり易い。この点、規制部22tが設けられていることにより、内部導体SC1の挿入時において内部導体SC1がY方向に曲がりにくくなり、内部導体SC1と信号コンタクト部材52(後述)とを容易に接触させることができる。
延在部21は、本体部22に接続されると共にX方向に沿って延在し、内部導体SC1と絶縁体SC2の少なくとも一部とを覆う、断面矩形の部位である。延在部21の幅(Y方向の長さ)は、本体部22のY方向の長さである直径よりも短い。
延在部21は、第1被覆部21aと、第2被覆部21bとを有している。第1被覆部21aは、本体部22と第2被覆部21bとの間に配置されており、基端収容部22nに連通する空間である導体収容部分21cを有する。導体収容部分21cは、基端収容部22n及び先端収容部22mを含む内部空間22xとZ方向及びY方向の長さが同程度とされており、内部導体SC1の一部を収容する。第2被覆部21bは、第1被覆部21aに接続されており、導体収容部分21cに連通する空間である絶縁体収容部分21dを有する。絶縁体収容部分21dは、Z方向及びY方向の長さが絶縁体SC2の径と同程度とされており、絶縁体SC2の一部を収容する。
絶縁ハウジング20は、図3に示されるように、Y方向に2つに分離可能とされている。具体的には、絶縁ハウジング20における本体部22及び延在部21のそれぞれが、Y方向において対称となるように分離可能とされている。ここでの分離とは、絶縁ハウジング20を完全に分離することではなく、絶縁ハウジング20のうち、本体部22の一部、より詳細には本体部22の他側部分22sの一部がつながった状態で絶縁ハウジング20を分離すること(半割れ状態にすること)をいう。すなわち、絶縁ハウジング20は、他側部分22sの一部のみがつながった状態で本体部22及び延在部21のそれぞれが分離された図3に示される状態と、本体部22及び延在部21がそれぞれ連結されて一体化された図6(b)に示される状態との間で可変に構成されている。同軸ケーブルSCを挟んだ状態で絶縁ハウジング20を連結して一体化することにより、同軸ケーブルSCに対して絶縁ハウジング20を取り付けることができる(図6(b)参照)。
(外部導体シェル)
外部導体シェル30は、同軸ケーブルSCの外部導体SC3に電気的に接続される導電性のグランドコンタクト部材である。外部導体シェル30は、絶縁ハウジング20の周囲に設けられる。外部導体シェル30は、リセプタクルコネクタ50のグランドコンタクト部材53(後述)に電気的に接続されて、グランド回路を構成する。外部導体シェル30は、例えば、薄板金属状の部材から形成されている。
図2〜図4、及び図7(a)(b)に示されるように、外部導体シェル30は、本体部31と、蓋部32とを有している。
本体部31は、絶縁ハウジング20の外形に模られており、本体シェル31aと、延在シェル31bとを有している。本体シェル31aは、絶縁ハウジング20の本体部22の外周面を覆うように設けられている。本体シェル31aは、円筒形状に形成され、その筒孔内に絶縁ハウジング20の本体部22を同軸で収容する。本体シェル31aの内径は、本体部22の外形と略同一とされている(図7(a)参照)。このため、本体シェル31aの内周面は、本体部22の外周面と接している。
本体シェル31aのZ方向の寸法は本体部22のZ方向の寸法よりも大きく、すなわち、本体シェル31aは、収容した本体部22の周壁面22dよりも突出した突出部分31cを有する。突出部分31cの外周面には、その全周に亘って、径方向内側に凹んだ切欠き部31d(図4及び図7(a)(b)参照)が形成されている。該切欠き部31dは、プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ50とが嵌合する際の係合箇所とされる(詳細は後述)。
延在シェル31bは、本体シェル31aに接続されると共に、絶縁ハウジング20の延在部21をY方向両側から挟み込むようにしてX方向に延びている。延在シェル31bは、延在部21及び外部導体SC3に接している(図7(a)参照)。
蓋部32は、本体部31に一体的に設けられている。蓋部32は、固定部33と、カバー部34とを有する。カバー部34は、本体シェル31aの上面側(図2の底面図で示される側と反対側)の開口部分を閉じるように覆っている。カバー部34は、本体シェル31aに開閉可能に連結されている。また、カバー部34は、延在シェル31bの上面側についても覆っている。カバー部34には、絶縁ハウジング20の本体部22が載置される(図7(a)参照)。
固定部33は、同軸ケーブルSCに対してプラグコネクタ10を取り付ける(固定する)と共に、外部導体SC3に接触することにより外部導体SC3と外部導体シェル30とを電気的に接続する。固定部33は、同軸ケーブルSCに沿って設けられた、固定保持板33a,33bを有している。固定保持板33a,33bは、折り曲げ可能に構成されており、折り曲げられる前の状態において、U字状に形成された板状部材である(図7(a)参照)。固定保持板33aは、延在シェル31b及び外部導体SC3を覆うように折り曲げられる(図7(b)参照)。固定保持板33aは、延在シェル31b及び外部導体SC3と共に、絶縁ハウジング20の延在部21を覆うように折り曲げられてもよい。固定保持板33bは、固定保持板33aとX方向において隣り合っており、より詳細には、本体シェル31aとの間に固定保持板33aを挟む位置に設けられている。固定保持板33bは、保護被膜SC4を外方側から覆うように折り曲げられる。
同軸ケーブルSCに対するプラグコネクタ10の取り付けは、固定保持板33a,33bをかしめることにより行われる。すなわち、延在シェル31b及び外部導体SC3を覆うように固定保持板33aを折り曲げ、固定保持板33aの先端をかしめると共に、保護被膜SC4を覆うように固定保持板33bを折り曲げ、固定保持板33bの先端をかしめることにより、同軸ケーブルSC、絶縁ハウジング20、及び外部導体シェル30を一体的に固定し、同軸ケーブルSCに対してプラグコネクタ10を取り付ける。
[プラグコネクタの組み立て工程]
次に、図6及び図7を参照して、プラグコネクタ10の組み立て工程について説明する。
最初に、図6(a)に示されるように、端末部分TPの外部導体SC3及び内部導体SC1が露出(ケーブルストリップ)した同軸ケーブルSCを用意する。
つづいて、図6(b)に示されるように、同軸ケーブルSCの内部導体SC1の周囲に、絶縁性の絶縁ハウジング20を設ける。より詳細には、分離した(半割れ状態にした)絶縁ハウジング20(図3参照)を端末部分TPにセットし、該分離した絶縁ハウジング20を、同軸ケーブルSCを挟むように連結させて一体化することにより、同軸ケーブルSCに絶縁ハウジング20を取り付ける。絶縁ハウジング20を取り付けた状態においては、延在部21により絶縁体SC2及び内部導体SC1の一部が覆われ、本体部22の内部空間22xに内部導体SC1が収容される。内部空間22xに収容された内部導体SC1のうち先端部分は先端収容部22mに収容され、基端部分は基端収容部22nに収容される。そして、内部空間22xに収容された内部導体SC1のうち、先端収容部22mに収容された部分と基端収容部22nに収容された部分の間の部分が、窓部22hから露出する。
つづいて、図7(a)に示されるように、外部導体シェル30に絶縁ハウジング20を載置する。より詳細には、本体部31の本体シェル31a内に絶縁ハウジング20の本体部22を収容すると共に、本体部31の延在シェル31bに絶縁ハウジング20の延在部21が挟まれるように、外部導体シェル30及び絶縁ハウジング20を配置する。
最後に、図7(b)に示されるように、外部導体シェル30の固定部33により、同軸ケーブルSCに対してプラグコネクタ10を固定する。より詳細には、固定保持板33a及び固定保持板33bを折り曲げてかしめることにより、同軸ケーブルSCに対してプラグコネクタ10を取り付ける(固定する)と共に、外部導体SC3と外部導体シェル30とを電気的に接続する。
[リセプタクルコネクタ]
次に、図8〜図10を参照して、リセプタクルコネクタ50の詳細について説明する。図8及び図9に示されるように、リセプタクルコネクタ50は、ハウジング51と、信号コンタクト部材52と、グランドコンタクト部材53とを有している。リセプタクルコネクタ50は、印刷配線基板PB(図1参照)に、例えば半田付けにより実装されている。リセプタクルコネクタ50は、同軸ケーブルSCに取り付けられたプラグコネクタ10に嵌合される。
(ハウジング)
ハウジング51は、印刷配線基板PB上に載置された円錐台形の絶縁性部材である。ハウジング51の円錐台形状の傾斜角度は、上述した収容部22fの円錐台形状の傾斜角度と略一致している。ハウジング51は、信号コンタクト部材52とグランドコンタクト部材53との間に配置されており、信号コンタクト部材52とグランドコンタクト部材53とを電気的に絶縁している。ハウジング51は、中空状であり内部に信号コンタクト部材52を収容している。ハウジング51には、内部に収容された信号コンタクト部材52の一部を外部に露出する開口51aが設けられている。
(信号コンタクト部材)
信号コンタクト部材52は、例えば薄板金属状の部材から形成された信号伝送用の導体(導体部)である。信号コンタクト部材52は、ハウジング51に収容された状態において、少なくとも一部がハウジング51の開口51aから外部に突出している。外部に突出した信号コンタクト部材52の一部は、絶縁ハウジング20の本体部22に収容された内部導体SC1と接触する(詳細は後述)。信号コンタクト部材52は、Z方向に沿って弾性的に変位可能に構成されている。
信号コンタクト部材52は、基板接続脚部52aと、屈曲部52bと、コンタクト部52cとを有している。なお、以下の説明においては、Z方向のうち、印刷配線基板PB側から内部導体SC1側へ向かう方向を「上方向」、内部導体SC1側から印刷配線基板PB側へ向かう方向を「下方向」として説明する。
基板接続脚部52aは、ハウジング51の底面51bに沿って直線的に延出しており、印刷配線基板PB(図1参照)上に形成された信号伝送用の信号導電路(不図示)に対して半田付けされている。屈曲部52bは、複数回折り曲げ加工がなされたバネ状に形成されている。屈曲部52bは、基板接続脚部52aの端部に連続し、複数回折り曲がりながら上方向に向かって延びている。コンタクト部52cは、屈曲部52bの上端部に連続し、山形に折れ曲がった形状とされている。コンタクト部52cは、ハウジング51の開口51aから外部に突出している。
このような信号コンタクト部材52では、コンタクト部52cが内部導体SC1に接触すると、屈曲部52bが縮み、すなわち下方向に変位し、内部導体SC1に付勢した状態となる。例えば振動等により信号コンタクト部材52と内部導体SC1との位置関係が変化した場合には、屈曲部52bが復帰したり、或いは、更に縮む。
(グランドコンタクト部材)
グランドコンタクト部材53は、例えば薄板金属状の部材から形成された接地用の部材である。グランドコンタクト部材53は、信号コンタクト部材52及びハウジング51の外方側を環状に取り囲むように配置されている。グランドコンタクト部材53は、円筒形状に形成されたグランド本体部53aと、該グランド本体部53aの下端から外方側に向かって延出するグランド接続部53b(図8参照)とを有している。グランド本体部53aの内周面には、その全周に亘って、径方向内側に突出した突出部53xが形成されている。該突出部53xは、プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ50とが連結される際の係合箇所とされる(詳細は後述)。グランド接続部53bは、印刷配線基板PB(図1参照)上に形成されたグランド接続用のグランド導電路(不図示)に対して半田付けされる。
[プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタの連結]
次に、図11及び図12を参照して、プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ50の連結について説明する。
リセプタクルコネクタ50に対してプラグコネクタ10を連結する場合には、図12(a)に示されるように、リセプタクルコネクタ50のコンタクト部52cと、絶縁ハウジング20の窓部22hとを対向させる。この状態で、本体シェル31aの突出部分31cを、グランド本体部53aとハウジング51との間に挿入し、突出部分31cの先端と、グランド本体部53aの突出部53xとを接触させる。これにより、同軸ケーブルSCの外部導体SC3と、リセプタクルコネクタ50のグランドコンタクト部材53とが、外部導体シェル30を介して電気的に接続され、グランド回路が構成される。
突出部分31cの挿入を更に進めると、本体シェル31aの切欠き部31dとグランドコンタクト部材53の突出部53xとが係合し、リセプタクルコネクタ50に対してプラグコネクタ10が嵌合される(図12(b))。この状態においては、プラグコネクタ10がリセプタクルコネクタ50から容易に外れることが防止される。
上述した嵌合状態においては、本体部22の収容部22fに、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52が収容されている。また、テーパ状の収容部22fを形成する周壁面22dには、リセプタクルコネクタ50のハウジング51が圧接されている。信号コンタクト部材52のコンタクト部52cは、窓部22hを通して内部空間22xまで到達し、内部空間22xに収容された内部導体SC1と直接的に接触している。直接接触している状態においては、屈曲部52bが印刷配線基板PBの方向に押し込まれて、弾性によって縮む。このようにして、同軸ケーブルSCの内部導体SC1と、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52とが電気的に接続され、信号伝送回路が構成される。
[作用効果]
次に、上述したプラグコネクタ10及び電気コネクタ1の作用効果について説明する。
本実施形態に係るプラグコネクタ10は、内部導体SC1及び外部導体SC3が外部に露出した同軸ケーブルSCの端末部分TPに取付けられ、その後、同軸ケーブルSCと電気的に接続される印刷配線基板PBに実装されたリセプタクルコネクタ50に嵌合する。該プラグコネクタ10は、同軸ケーブルSCの外部導体SC3に電気的に接続される導電性の外部導体シェル30と、外部導体シェル30に包まれて保持された絶縁性の絶縁ハウジング20と、を有している。
該プラグコネクタ10では、内部導体SC1が挿通された絶縁性の絶縁ハウジング20に窓部22hが形成されており、該窓部22hにより、内部導体SC1の一部がプラグコネクタ10の外部に露出している。これにより、プラグコネクタ10がリセプタクルコネクタ50に嵌合した状態において、同軸ケーブルSCの内部導体SC1とリセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52とが窓部22hを通して直接接触可能となる。
例えば、特開2013−93212号公報に記載されたような、従来例に係る電気コネクタでは、プラグコネクタの内部導体と、リセプタクルコネクタの信号コンタクト部材とは、プラグコネクタの内部導体を載置する導電性のソケットを介して、電気的に接続されていた。
この点、本実施形態に係るプラグコネクタ10では、窓部22hから露出した同軸ケーブルSCの内部導体SC1が、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52と直接接触し、互いに電気的に接続可能とされているので、上述した従来例におけるソケットが不要となる。これにより、従来例と比較して部品点数を削減したプラグコネクタ10を提供することができる。部品点数が削減されることで、プラグコネクタ10の作製容易性が向上すると共に、小型化及び作製費用の点において有利になる。
本実施形態では、電気コネクタ1が、上述したプラグコネクタ10と、プラグコネクタ10に嵌合されるリセプタクルコネクタ50とを備えている。そして、リセプタクルコネクタ50は、プラグコネクタ10と嵌合された状態において、窓部22hにより外部に露出した内部導体SC1の一部と電気的に接続される導電性の信号コンタクト部材52を有している。このような電気コネクタ1によれば、プラグコネクタ10がリセプタクルコネクタ50に嵌合した状態において、窓部22hから露出した同軸ケーブルSCの内部導体SC1と、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52とが直接接触する。このため、電気コネクタ1に含まれるプラグコネクタ10において上述した従来例におけるソケットが不要となり、プラグコネクタ10の部品点数を削減することができる。
本実施形態では、窓部22hの外形が円形とされている。これにより、リセプタクルコネクタ50に対してプラグコネクタ10を嵌合させ、内部導体SC1と信号コンタクト部材52とを直接接触させる際、プラグコネクタ10の姿勢が、窓部22hの周方向に対して限定されにくくなる。すなわち、窓部22hが円形とされていることにより、プラグコネクタ10のX方向及びY方向の向きを変化させても、内部導体SC1と信号コンタクト部材52とを接触させることが可能となる。このことで、内部導体SC1と信号コンタクト部材52とを容易に直接接触させることができる。
本実施形態では、絶縁ハウジング20が、窓部22hを囲んで配置された周壁面22dにより形成される空間であって、嵌合されるリセプタクルコネクタ50を収容する収容部22fを有し、該収容部22fが、窓部22hに向かうに連れて空間が狭くなるテーパ状に形成されている。収容部22fがテーパ状に形成されていることにより、収容部22fにリセプタクルコネクタ50を収容し易くなり、内部導体SC1と信号コンタクト部材52とを、一層容易に直接接触させることができる。
本実施形態では、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52が、内部導体SC1と対向する方向であるZ方向に変位可能に構成されている。これにより、嵌合時において、信号コンタクト部材52と内部導体SC1との位置関係が他の電気コネクタ1における位置関係と異なる場合や、振動等により嵌合後に信号コンタクト部材52と内部導体SC1との位置関係が変化した場合であっても、信号コンタクト部材52と内部導体SC1とを適切に直接接触させることができる。すなわち、内部導体SC1を含む信号伝送回路の電気的接続の安定性を担保することができる。
[他の実施形態]
以上、本開示に係る実施形態について説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。例えば、プラグコネクタ10の組み立て工程のうち、同軸ケーブルSCの内部導体SC1の周囲に絶縁性の絶縁ハウジング20を設ける工程においては、分離した(半割れ状態にした)絶縁ハウジング20について同軸ケーブルSCを挟んで連結させるとして説明したが、これに限定されない。すなわち、内部導体SC1の周囲に絶縁性の絶縁ハウジング20を設ける工程を、モールド成型(インサート成型)により行ってもよい。この場合には、金型に同軸ケーブルSCをセットして樹脂を流し込むことにより、内部導体SC1の周囲を覆う絶縁ハウジング20を作製する。
また、リセプタクルコネクタ50の信号コンタクト部材52がZ方向に弾性的に変位可能に構成されているとして説明したがこれに限定されない。すなわち、信号コンタクト部材52自体は弾性を有さない構成とされると共に、信号コンタクト部材52の下部に弾性部材を有する構成とされていてもよい。この場合には、信号コンタクト部材52がZ方向に弾性を有する場合と同様、内部導体SC1を含む信号伝送回路の電気的接続の安定性を担保することができる。
また、窓部22hの外形が円形であるとして説明するがこれに限定されず、窓部22hの外形は四角形やその他の多角形であってもよい。
1…電気コネクタ、10…プラグコネクタ、20…絶縁ハウジング、22f…収容部、22h…窓部、30…外部導体シェル、50…リセプタクルコネクタ、52…信号コンタクト部材(導体部)、SC…同軸ケーブル、SC1…内部導体、SC3…外部導体、TP…端末部分(一端)

Claims (4)

  1. 内部導体及び外部導体が外部に露出した同軸ケーブルの一端側に取付けられたプラグコネクタと、前記同軸ケーブルと電気的に接続される基板に実装され前記プラグコネクタに嵌合されるリセプタクルコネクタと、を備える電気コネクタであって、
    前記プラグコネクタは、
    前記同軸ケーブルの外部導体に電気的に接続される導電性の外部導体シェルと、
    前記外部導体シェルに包まれて保持され、前記同軸ケーブルの内部導体が内部に挿通された状態で該内部導体の一部を外部に露出させる窓部が形成された絶縁性のハウジングと、
    を有し、
    前記リセプタクルコネクタは、
    前記プラグコネクタと嵌合された状態において、前記窓部により外部に露出した前記内部導体の一部と電気的に接続される導電性の導体部を有する、
    電気コネクタ。
  2. 前記窓部の外形は円形である、請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記窓部を囲んで配置された壁面により形成される空間であって、嵌合される前記リセプタクルコネクタを収容する収容部を有し、
    前記収容部は、前記窓部に向かうに連れて空間が狭くなるテーパ状に形成されている、請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記導体部は、前記内部導体と対向する方向に弾性的に変位可能に構成されている、請求項1記載の電気コネクタ。
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