JP5067980B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5067980B2
JP5067980B2 JP2010226440A JP2010226440A JP5067980B2 JP 5067980 B2 JP5067980 B2 JP 5067980B2 JP 2010226440 A JP2010226440 A JP 2010226440A JP 2010226440 A JP2010226440 A JP 2010226440A JP 5067980 B2 JP5067980 B2 JP 5067980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
coaxial cable
main body
crimping
coaxial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010226440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012079652A (ja
Inventor
陽平 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2010226440A priority Critical patent/JP5067980B2/ja
Priority to US13/245,922 priority patent/US8628353B2/en
Priority to TW100135824A priority patent/TWI434472B/zh
Publication of JP2012079652A publication Critical patent/JP2012079652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5067980B2 publication Critical patent/JP5067980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • H01R9/0518Connection to outer conductor by crimping or by crimping ferrule
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/38Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
    • H01R24/40Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
    • H01R24/54Intermediate parts, e.g. adapters, splitters or elbows
    • H01R24/545Elbows

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、同軸ケーブルの端部に取り付けられる同軸コネクタに関する。
一般に、アンテナ線などの信号伝送に用いられる同軸ケーブルは、内部導体と、内部導体の外周に配置される外部導体と、内部導体と外部導体との間に介在する絶縁体と、外部導体の外周を被膜する外部被膜とから構成されている。そして、同軸ケーブルの端部には、相手側の機器等に接続するために同軸コネクタが取り付けられる。
従来、このような同軸コネクタとして、図11乃至図13に示すように、同軸ケーブル600の内部導体610に接続される接続端子510と、接続端子510を支承し、同軸ケーブル600の外部導体620に接続される金属製のシェル520と、接続端子510及びシェル520の間に介在する絶縁部530とを備え、シェル520及び絶縁部530及び接続端子510を折曲げて接続端子510で内部導体610を把持することにより、内部導体610と接続端子510との電気的接続を図る同軸コネクタ500が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の同軸コネクタ500では、外部導体620とシェル520との間の接続、及び、同軸ケーブル600の保持の確実性を向上するために、図13に示すように、シェル520に形成された各舌片522aを用いて同軸ケーブル600の外部導体620及び外部被膜640を圧着している。ここで、同軸ケーブル600を圧着したケーブル圧着部Bは、舌片522aにより同軸ケーブル600が固定された部分であるため、ケーブル圧着部B以外の同軸ケーブル600の部分とは異なり、湾曲させることができない。
また、従来の同軸コネクタ500では、同軸ケーブル600の取り付けを以下の手順により行う。まず、図11に示すように、接続端子510に形成された一対のコンタクト511間に内部導体610を配置し、次に、図12に示すように、シェル520及び絶縁部530を折り曲げることで接続端子510を折り曲げ、接続端子510により内部導体610を把持して圧接し、次に、図13に示すように、シェル520に形成された各舌片522aを折り曲げて同軸ケーブル600を圧着する。
特開2002−324636号公報
従来の同軸コネクタ500では、図13に示すように、シェル520内に接続端子510及び絶縁部530等の各コネクタ部品を収容するために必要とされる部品収容部Aからケーブル圧着部Bが突出しているため、突出したケーブル圧着部Bのスペースや、同軸ケーブル600を取り回す上で、実装対象となる機器上のスペースに制約を与えていた。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、同軸ケーブルの圧着作業の容易性を損なうことなく、実装対象に対する実装性を向上する同軸コネクタを提供することである。
本発明の同軸コネクタは、同軸ケーブルの内部導体に接続されるコンタクトと、該コンタクトを保持する絶縁体と、前記同軸ケーブルの外部導体に接続される導電性のシェルとを備え、前記シェルは、シェル本体部と、前記同軸ケーブルの外部導体を圧着固定する圧着片を有し、前記シェル本体部に対して回動可能なシェル回動部とを備え、前記シェル本体部は、少なくとも前記圧着片を内包する収容空間を有していることにより、前述した課題を解決したものである。
なお、本発明で言うところの「回動可能」とは、回動が1回以上可能であることを意味し、回動が恒久的に可能であるという意味には限定されない。
本発明の同軸コネクタでは、シェル回動部に同軸ケーブルを圧着した後、シェル回動部をシェル本体部に対して回動させることにより、同軸コネクタに対する同軸ケーブルの取り付けを完了した状態で、各コネクタ部品を収容するために必要とされる部品収容部から、ケーブル圧着部(圧着片により同軸ケーブルを圧着したケーブル圧着部)が同軸ケーブルのケーブル引き出し方向に突出することを回避することが可能であり、または、ケーブル引き出し方向における部品収容部からのケーブル圧着部の突出量を低減することが可能であるため、ケーブル引き出し方向における同軸コネクタの小型化を実現し、実装対象に対する同軸コネクタの実装性を向上できる。
また、圧着片を有したシェル回動部をシェル本体部に対して回動可能に設けることにより、圧着作業に適したシェル本体部に対するシェル回動部の姿勢を任意に選択することが可能であるため、同軸ケーブルの圧着作業の容易性を向上できる。
また、前述したように、部品収容部からのケーブル圧着部の突出を回避することにより、実装対象に対する他の部品の設置をケーブル圧着部が阻害することを回避するため、実装対象に対する同軸コネクタの実装性を向上でき、また、同軸コネクタのケーブル付け根(すなわち、同軸ケーブルがシェルから引き出された部分)から同軸ケーブルを屈曲させることが可能であるため、実装対象としての機器内部での同軸ケーブルの取り回しの自由度が増し、実装対象となる機器の小型化に寄与できる。
本発明の一実施例である同軸コネクタに同軸ケーブルを取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の状態を図1とは異なる方向から見て示す斜視図である。 図1の状態を図1とは異なる方向から見て示す平面図である。 図1の状態を一部断面視して示す説明図である。 図1の状態を断面視して示す説明図である。 同軸コネクタへの同軸ケーブルの取り付け方法を説明する斜視図である。 図6の状態から圧着片に同軸ケーブルを設置した状態を示す斜視図である。 図7の状態から同軸ケーブルを圧着した状態を示す斜視図である。 図8の状態からシェル回動部を折り曲げた状態を示す斜視図である。 同軸コネクタを機器に実装した状態を示す使用態様図である。 従来の同軸コネクタを示す断面図である。 図11の状態からシェル等を折り曲げた状態を示す断面図である。 図12の状態から同軸ケーブルを圧着した状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施例である同軸コネクタ100を図面に基づいて説明する。
本実施例における同軸コネクタ100は、アンテナ線などの信号伝送に用いられる同軸ケーブル200の端部に取り付けられ、同軸コネクタ100に対して挿入した相手側コネクタ(図示しない)を同軸ケーブル200に電気的に接続するものである。
本実施例の同軸コネクタ100は、スナップ・オン/プルオフ結合の小型コネクタであるMCXコネクタとして構成されている。
そして、同軸コネクタ100は、図10に示すように、実装用部材群Eにより実装対象となる機器Dに実装される。実装用部材群Eは、取り付け具E1と、取り付け具E1を機器Dに固定するネジE2、E3とから構成されている。
同軸コネクタ100は、図1や図3に示すように、導電性のコンタクト110と、導電性のシェル120と、絶縁体130とを備えている。
コンタクト110は、銅合金から成形され、図4に示すように、同軸ケーブル200の内部導体210に接続されるものであり、同軸ケーブル200の内部導体210を相互間に受け入れる一対の圧接部111を有している。
シェル120は、銅合金から成形され、図6等に示すように、コンタクト110及び絶縁体130を収容し、同軸ケーブル200の外部導体220に接続されるものであり、シェル本体部121と、シェル回動部122と、シェル連結部123とを一体に有している。
シェル本体部121は、図1等に示すように、曲げ加工により成形され、全体形状として円筒状を呈している。
シェル本体部121は、本実施例の場合、シェル長手方向の寸法は、約7mmで設計されている。
シェル本体部121は、収容空間121aと、スリット部121bと、挿入開口部121cと、折り返し部121dと、係合部121eと、一対の実装用突出部121fと、一対のカラー部121gと、シェル回動部側開口部121hと、一対の絶縁体用係止部121iと、一対のシェル回動部用の係合部121jと、ケーブル引き出し部121kとを有している。
収容空間121aは、図6等に示すように、シェル本体部121にシェル回動部122が固定されていない状態で、コンタクト110及び絶縁体130を内包した状態で収容し、図1等に示すように、シェル本体部121にシェル回動部122が固定された状態で、コンタクト110及び絶縁体130に加えて、シェル回動部122に形成された圧着片122a、122b及び同軸ケーブル200の一端等を内包した状態で収容している。
スリット部121bは、図1等に示すように、シェル長手方向に亘ってシェル本体部121に形成されている。スリット部121bは、同軸コネクタ100に対する相手側コネクタの挿入時にシェル本体部121の挿入開口部121cを拡径させ、すなわち、シェル本体部121にバネ性を付与し、相手側コネクタの挿入を容易にする役割を担っている。
挿入開口部121cは、図2等に示すように、シェル長手方向におけるシェル本体部121の一端に形成され、相手側コネクタを挿入させる開口部である。
折り返し部121dは、図1等に示すように、挿入開口部121c側でシェル本体部121を折り返すことで形成され、相手側コネクタの挿入を円滑にする役割を担っている。
係合部121eは、図1等に示すように、スリット部121bにより分断されたシェル本体部121の両端を凹凸係合により固定するものである。係合部121eは、相手側コネクタを挿入させる挿入開口部121cからシェル長手方向に離れた位置に形成されている。これにより、係合部121eが挿入開口部121cからシェル長手方向に近い位置に形成された場合と比較して、相手側コネクタの挿入時におけるシェル本体部121のバネ性がより向上し、すなわち、シェル本体部121の挿入開口部121cがより拡径し易くなり、相手側コネクタの挿入がより一層容易になる。
実装用突出部121fは、図1等に示すように、シェル本体部121の外周面から外側に向けて突出形成され、実装対象としての機器Dへの同軸コネクタ100の実装時に用いられるものであり、具体的には、図10に示すように、実装対象としての機器Dに形成された取り付け孔(図示しない)、及び、実装用部材群Eの取り付け具E1に形成された取り付け孔E1’に挿入されるものである。
カラー部121gは、シェル本体部121に形成され、図1等に示すように、シェル本体部121にシェル回動部122が固定された状態で、圧着片122bおよび同軸ケーブル200の周囲に位置して当接している。これにより、同軸ケーブル200を把持する圧着片122bが開くことを防止して、同軸ケーブル200の外部導体220とシェル120との間の接触信頼性が低下することを抑制することができる。なお、本実施例では、上述したように、カラー部121gが、圧着片122bの周囲に位置して当接するように構成されているが、カラー部121gが、圧着片122bの周囲に位置して圧着片122bを押圧するように構成してもよく、この場合、より強固なケーブル保持が得られる。また、上記のカラー部121gを圧着片122b等の周囲に当接させること、及び、カラー部121gで圧着片122b等を押圧することは、必須の構成ではなく、例えば、カラー部121gが圧着片122b等に対して離間していても何ら構わない。
シェル回動部側開口部121hは、図1等に示すように、シェル長手方向におけるシェル本体部121の他端に形成された開口部である。
絶縁体用係止部121iは、図1等に示すように、絶縁体130に係合して絶縁体130をシェル本体部121に固定し、絶縁体130の抜け出しを防止するものである。
シェル回動部用の係合部121jは、図1等に示すように、シェル120を折り曲げた状態(すなわち、シェル回動部122を回動させた状態)で、シェル回動部122に形成された係合部122cに係合し、シェル本体部121に対してシェル回動部122を固定するものである。
ケーブル引き出し部121kは、図1等に示すように、カラー部121gの近傍に形成され、シェル120から同軸ケーブル200を引き出すための開口部である。
シェル回動部122は、図1等に示すように、シェル本体部121に対して回動可能に設けられ、シェル本体部121にシェル回動部122が固定された状態で、シェル本体部121とともに、同軸コネクタ100の筐体として機能する。また、シェル回動部122の外側面、すなわち、図7に示す状態で設置面に接触するシェル回動部122の側面は、平坦状に形成されている。
シェル回動部122は、図1等に示すように、一対の圧着片122aと、一対の圧着片122bと、一対の係合部122cとを有している。
圧着片122aは、図8に示すように、同軸ケーブル200の外部導体220を把持して圧着するものである。この圧着片122aと外部導体220との接触により、シェル120と外部導体220との接続が確立される。圧着片122aは、同軸ケーブル200を把持した状態で、シェル本体部121の収容空間121aに収容(内包)される程度の大きさで形成されている。
圧着片122bは、図8に示すように、同軸ケーブル200の外部被膜240を把持して圧着するものである。なお、本実施例では、上記のように、圧着片122bを用いて外部被膜240を把持しているが、この圧着片122bは必須の構成ではない。また、圧着片122bを設けない場合、外部被膜240を固定する手段を別途に設けても何ら構わない。
係合部122cは、シェル120を折り曲げた状態(すなわち、シェル回動部122を回動させた状態)で、シェル本体部121に形成されたシェル回動部用の係合部121jに係合し、シェル本体部121に対してシェル回動部122を固定するものである。
シェル連結部123は、図1に示すように、シェル本体部121及びシェル回動部122の間に屈曲可能に形成され、シェル本体部121及びシェル回動部122の間を連結している。
なお、本発明で言うところの「屈曲可能」とは、屈曲が1回以上可能であることを意味し、屈曲が恒久的に可能であるという意味には限定されない。
なお、本実施例では、シェル本体部121とシェル回動部122とは、相互間に形成されたシェル連結部123により連結され、シェル本体部121とシェル回動部122とシェル連結部123とは、一体に形成されているが、シェル本体部121とシェル回動部122とを別体に形成し、シェル本体部121とシェル回動部122とが相互に回動可能となるように、例えば、ヒンジ接続されていても何ら構わない。
なお、本発明で言うところの「回動可能」とは、回動が1回以上可能であることを意味し、回動が恒久的に可能であるという意味には限定されない。
絶縁体130は、合成樹脂から成形され、図7等に示すように、コンタクト110を保持し、シェル120の収容空間121a内に固定状態で収容され、コンタクト110及びシェル120の間に介在している。
絶縁体130は、図7等に示すように、シェル連結部123上に配置されたトレイ部131を有している。
トレイ部131は、図7等に示すように、同軸ケーブル200をシェル回動部122に載置した状態で、同軸ケーブル200の絶縁体230を受け止め、同軸ケーブル200の絶縁体230及び内部導体210を位置決めしている。また、トレイ部131は、シェル120の折り曲げ時(すなわち、シェル回動部122の回動時)には、シェル120と共に折り曲げられる。
同軸ケーブル200は、図1等に示すように、内部導体210と、内部導体210の外周に配置された外部導体220と、内部導体210及び外部導体220の間に介在する絶縁体230と、外部導体220の外周を覆う外部被膜240とから構成されている。
同軸ケーブル200の内部導体210は、同軸コネクタ100のコンタクト110に接続され、同軸ケーブル200の外部導体220は、同軸コネクタ100のシェル120に接続される。
同軸ケーブル200は、本実施例では、その直径が約1.32mmで設定されている。
また、同軸ケーブル200は、圧着片122a、122bにより固定された部分(後述するケーブル圧着部B)以外の部分、すなわち、図1等に示すように、同軸コネクタ100に対する同軸ケーブル200の取り付けを完了した状態で、同軸コネクタ100の外部に位置する部分に関しては、円滑に屈曲するようになっている。
以下に、同軸コネクタ100に対する同軸ケーブル200の取り付け方法について、図6乃至図9に基づいて説明する。
まず、図6に示すように、シェル本体部121のシェル回動部側開口部121hを開放した状態、すなわち、シェル回動部側開口部121hとシェル回動部122とが90°の角度を成した状態で、同軸コネクタ100を設置面上に設置する。
なお、図6乃至図8に示す符号122dは、シェル回動部122に一体形成されたキャリアである。このキャリア122dは、隣接配置された同軸コネクタ(図示しない)のキャリア122d’、122d’’に連結されている。
この際、シェル回動部122及びキャリア122dは、同軸コネクタ100の回転を防止し、後述する同軸ケーブル200の圧着作業を容易にする役割を担っている。
次に、図7に示すように、外部導体220及び絶縁体230を露出させた状態の同軸ケーブル200を同軸コネクタ100に対して設置する。
具体的には、絶縁体230及び内部導体210をトレイ部131上に載置し、また、外部導体220を一対の圧着片122a間に載置し、また、外部被膜240を一対の圧着片122b間に載置した状態で、同軸ケーブル200を同軸コネクタ100に対して設置する。
次に、図8に示すように、一対の圧着片122aを外部導体220の外周に巻きつかせるように一対の圧着片122aを変形させ、一対の圧着片122aで外部導体220を把持して圧着し、また、同様に、一対の圧着片122bを外部被膜240の外周に巻きつかせるように一対の圧着片122bを変形させ、一対の圧着片122bで外部被膜240を把持して圧着する。
次に、図9に示すように、シェル120を折り曲げ、すなわち、シェル連結部123を屈曲させてシェル回動部122をシェル本体部121側に向けて90°回動させる。
なお、本実施例では、シェル回動部122をシェル本体部121側に向けて回動させているが、その反対に、シェル本体部121をシェル回動部122側に向けて回動させても何ら構わない。
この際、シェル本体部121のシェル回動部用の係合部121jとシェル回動部122の係合部122cとが相互に係合し、シェル本体部121にシェル回動部122が固定される。
また、シェル回動部122の回動時に、図4に示すように、同軸ケーブル200の内部導体210がコンタクト110に形成された一対の圧接部111の相互間に自動的に入り込み、その結果、内部導体210がコンタクト110に圧接される。この際、同軸ケーブル200の絶縁体230は、圧接部111により切り裂かれて、内部導体210が露呈する。
なお、本実施例の同軸コネクタ100では、上記のようにコンタクト110と内部導体210との間の接続手段として、一対の圧接部111間に内部導体210を嵌入させる態様を採用しているが、他の態様、例えば、ハンダ付け等の手段を用いてコンタクト110と内部導体210とを接続させても何ら構わない。
最後に、図9の状態からキャリア122dを折り取り、図1に示す状態に至る。
このようにして得られた本実施例の同軸コネクタ100では、シェル回動部122に同軸ケーブル200を圧着した後、シェル回動部122をシェル本体部121に対して回動させることにより、図5に示すように、同軸コネクタ100に対する同軸ケーブル200の取り付けを完了した状態で、各コネクタ部品を収容するために必要とされる部品収容部Aから、圧着片122a、122bにより同軸ケーブル200を圧着したケーブル圧着部Bが同軸ケーブル200のケーブル引き出し方向Xに突出することを回避する(すなわち、ケーブル引き出し方向Xにおける部品収容部Aの幅内にケーブル圧着部Bを収める)ことが可能であるため、ケーブル引き出し方向Xにおける同軸コネクタ100の小型化を実現し、実装対象に対する同軸コネクタ100の実装性を向上できる。
シェル回動部122をシェル本体部121に対して回動可能に設けることにより、圧着作業に適したシェル本体部121に対するシェル回動部122の姿勢を任意に選択することが可能であるため、同軸ケーブル200の圧着作業の容易性を向上できる。
シェル回動部122をシェル本体部121に対して回動可能に設けることにより、外部導体220とシェル120との間の圧着作業時に、シェル回動部122がシェル本体部121の回り止め機能を発揮するため、前記圧着作業を円滑に達成できる。
前述したように、ケーブル圧着部Bの突出を回避することにより、実装対象となる機器Dに対する他の部品の設置をケーブル圧着部Bが阻害することを回避するため、実装対象となる機器Dに対する同軸コネクタ100の実装性を向上でき、また、同軸コネクタ100のケーブル付け根(すなわち、シェル120のケーブル引き出し部121kから同軸ケーブル200が引き出された部分)から同軸ケーブル200を屈曲させることが可能であるため、実装対象としての機器Dの内部での同軸ケーブル200の取り回しの自由度が増し、実装対象となる機器Dの小型化に寄与できる。
シェル本体部121とシェル回動部122とシェル連結部123とは、一体に形成されているため、シェル回動部122を設けたことによる部品点数の増加を回避できる。
シェル回動部122の回動に伴って、同軸ケーブル200の内部導体210がコンタクト110により自動的に圧接されるため、同軸ケーブル200の取り付けに係る作業負担を低減できる。
本実施例の同軸コネクタ100では、外部導体220とシェル120との間の圧着作業を、内部導体210とコンタクト110との間の圧接より前に行うことにより、前記圧着作業を前記圧接後に行う場合とは異なり、圧着作業によるストレスが内部導体210とコンタクト110との間の圧接箇所に加わることを回避して、内部導体210とコンタクト110との間の接触信頼性の劣化を回避でき、また、内部導体210とコンタクト110との間の圧接部111の接触信頼性の劣化を考慮する必要がないため、外部導体220とシェル120との間の圧着作業が容易になる。
本実施例の同軸コネクタ100では、シェル本体部121に対してシェル回動部122のみを回動させる構成を採用しているため、シェル本体部121や絶縁体130の設計自由度が損なわれることを回避できる。
シェル本体部121にシェル回動部122が固定された状態で、カラー部121gが圧着片122bの周囲に位置することにより、同軸ケーブル200を把持した圧着片122bの開きを防止するため、同軸ケーブル200の外部導体220とシェル120との間の接触信頼性が低下することを抑制できる。
100 ・・・ 同軸コネクタ
110 ・・・ コンタクト
111 ・・・ 圧接部
120 ・・・ シェル
121 ・・・ シェル本体部
121a ・・・ 収容空間
121b ・・・ スリット部
121c ・・・ 挿入開口部
121d ・・・ 折り返し部
121e ・・・ 係合部
121f ・・・ 実装用突出部
121g ・・・ カラー部
121h ・・・ シェル回動部側開口部
121i ・・・ 絶縁体用係止部
121j ・・・ シェル回動部用の係合部
121k ・・・ ケーブル引き出し部
122 ・・・ シェル回動部
122a ・・・ 圧着片
122b ・・・ 圧着片
122c ・・・ 係合部
122d ・・・ キャリア
123 ・・・ シェル連結部
130 ・・・ 絶縁体
131 ・・・ トレイ部
200 ・・・ 同軸ケーブル
210 ・・・ 内部導体
220 ・・・ 外部導体
230 ・・・ 絶縁体
240 ・・・ 外部被膜
A ・・・ 部品収容部
B ・・・ ケーブル圧着部
D ・・・ 機器(実装対象)
E ・・・ 実装用部材群
E1 ・・・ 取り付け具
E1’ ・・・ 取り付け孔
E2 ・・・ ネジ
E3 ・・・ ネジ

Claims (5)

  1. 同軸ケーブルの内部導体に接続されるコンタクトと、該コンタクトを保持する絶縁体と、前記同軸ケーブルの外部導体に接続される導電性のシェルとを備え、
    前記シェルは、シェル本体部と、前記同軸ケーブルの外部導体を圧着固定する圧着片を有し、前記シェル本体部に対して回動可能なシェル回動部とを備え、
    前記シェル本体部は、少なくとも前記圧着片を内包する収容空間を有していることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記シェル回動部は、前記シェル本体部に係合して前記シェル本体部に前記シェル回動部を固定する係合部を有していることを特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記コンタクトは、前記シェル回動部の回動時に、前記同軸ケーブルの内部導体を相互間に受け入れて圧接する位置に形成された一対の圧接部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記シェル本体部は、前記収容空間内に前記圧着片を収容した状態で、前記圧着片の周囲に位置するカラー部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の同軸コネクタ。
  5. 前記シェルは、前記シェル本体部と前記シェル回動部との間に連続形成された屈曲可能なシェル連結部を更に有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の同軸コネクタ。
JP2010226440A 2010-10-06 2010-10-06 同軸コネクタ Expired - Fee Related JP5067980B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226440A JP5067980B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 同軸コネクタ
US13/245,922 US8628353B2 (en) 2010-10-06 2011-09-27 Coaxial connector
TW100135824A TWI434472B (zh) 2010-10-06 2011-10-04 同軸連接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226440A JP5067980B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 同軸コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012079652A JP2012079652A (ja) 2012-04-19
JP5067980B2 true JP5067980B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=45925482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010226440A Expired - Fee Related JP5067980B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 同軸コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8628353B2 (ja)
JP (1) JP5067980B2 (ja)
TW (1) TWI434472B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2608321B1 (en) * 2011-12-22 2014-11-19 TE Connectivity Nederland B.V. Resilient bushing and connector comprising same
CN102842838B (zh) * 2012-08-01 2015-01-07 番禺得意精密电子工业有限公司 线缆连接器的制造方法及其线缆连接器
US9142924B2 (en) * 2012-08-23 2015-09-22 Zierick Manufacturing Corp. Surface mount coaxial cable connector
DE202013006067U1 (de) * 2013-07-05 2013-08-12 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Steckverbinder
JP2019149335A (ja) 2018-02-28 2019-09-05 日本航空電子工業株式会社 端子及びハーネス
US20230318231A1 (en) * 2022-03-30 2023-10-05 Te Connectivity Solutions Gmbh Angled Subassembly for an Angled Connector

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3132123B2 (ja) * 1992-03-18 2001-02-05 株式会社村田製作所 同軸コネクタの嵌合構造
JP3589167B2 (ja) * 2000-08-28 2004-11-17 住友電装株式会社 コネクタ
JP4148339B2 (ja) * 2001-04-26 2008-09-10 株式会社アイペックス 同軸コネクタ
US6676445B2 (en) * 2002-01-25 2004-01-13 Tyco Electronics Corporation Coaxial cable connector apparatus, methods and articles of manufacture for angle or in-line applications
FR2947961B1 (fr) * 2009-07-07 2012-05-04 Radiall Sa Connecteur coaxial coude et son procede d'assemblage.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012079652A (ja) 2012-04-19
US20120088403A1 (en) 2012-04-12
US8628353B2 (en) 2014-01-14
TWI434472B (zh) 2014-04-11
TW201240237A (en) 2012-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5192029B2 (ja) コネクタ及びコネクタユニット
JP5067980B2 (ja) 同軸コネクタ
US8475206B2 (en) Coaxial connector and method for assembling the same
JP4965226B2 (ja) 外導体端子
JP5152301B2 (ja) L型同軸コネクタ
JP4241488B2 (ja) 同軸ケーブル用コネクタ
JP6447596B2 (ja) 電気コネクタ
JP2006310099A (ja) 同軸ケーブル用コネクタ
WO2011158809A1 (ja) コネクタ
CN101630781A (zh) 同轴电缆连接器壳体
JP2008123913A (ja) 内導体端子及び同軸コネクタ
JP5191822B2 (ja) シールドコネクタ
JP2015130266A (ja) 同軸コネクタ装置
JP2009060302A (ja) 携帯通信端末
JP5913194B2 (ja) コネクタ
JP2017098081A (ja) シールドコネクタ、及びコネクタ付きシールドケーブル
WO2020230583A1 (ja) コネクタ
JP6549210B2 (ja) 車両用アンテナ装置に用いるケーブル接続構造
JP2006179409A (ja) L型同軸ケーブル用リセプタクルコネクタ
JP2017147108A (ja) プラグコネクタ
JP2021120935A (ja) 接続モジュールおよびケーブル組立体
JP4592376B2 (ja) 電子素子内蔵シールドコネクタ
JP2001307842A (ja) 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器
KR102575386B1 (ko) 전기 커넥터 및 그의 제조 방법
JP3344622B2 (ja) シールド電線用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees