JP6589125B2 - 感染拡大防止システム、感染拡大防止システムの制御方法、およびそのプログラム - Google Patents

感染拡大防止システム、感染拡大防止システムの制御方法、およびそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、家庭内や公共空間等において感染原因の検出情報を用いた感染防止システム、感染防止システムの制御方法、およびそのプログラムに関するものである。
近年、IoT(Internet of Things、世の中に存在するあらゆるモノにセンシングデバイスが搭載され、インターネットに接続される世界)がスマートフォンの普及とビックデータ活用の波に乗って世界で大きく注目されている。
IEEE(The InStitute Of Electrical and Electronics Engineers、Inc)やその他数々の研究機関や企業の予測では2020年迄に1,000億個のモノとモノが相互接続した世界が実現するとされている。
また、センシング技術の進化として、近年、空気中のウイルスや個人が保有する口腔内のウイルスを高感度検出するウイルスセンシング技術が開発、研究されており、将来IoT実現に伴い家庭内公共空間においてネットワーク接続された機器でのウイルスセンシングにより世界中の様々な場所におけるウイルス情報をリアルタイムに取得可能になると予測される。
このようなIoTの普及、及び、ウイルスセンシング技術の進化にともない、将来センシングデータを活用したウイルスなど感染症の感染防止に関するシステムや技術が求められると考えられる。
特に、免疫力の低い乳幼児、妊婦、高齢者などは感染症に感染しやすく感染時に体に及ぼす影響が大きいため感染防止の必要性が高い。
また、新型インフルエンザなど感染力の高いウイルスは社会全体としての感染防止対策がより一層必要となると考えられる。
又、体調変化を検出し、健康維持をサポートするシステムに関する技術も公開特許公報で開示されており、例えば特許文献1には、体調悪化を検出して、スケジュールを変更する技術が開示されている。
特開平10−198639号公報
しかしながら、引用文献1に記載の技術は自身の体調悪化時における安静を目的としたものであり感染を防止するものとは異なる。
すなわち、体調悪化前の検出及びスケジュール変更は行わず、感染症の発症前の潜伏期間に事前予測し他人への感染を防ぐことができない。
また、自身へ感染しうる感染症の検出情報の取得およびスケジュール変更は行わず、従って、他人から自身への感染を防ぐことができない。
例えば、感染してから体調が悪くなるまで潜伏期間があり、そのあいだに他人へ感染させる可能性がある。また、感染しても本人は体調が悪くならないが他人に感染させる場合がある。
以上のように体調変化を検出する方法は感染を防止することは難しく、感染症の発症前の潜伏期間に事前予測し他人への感染を防ぐ必要がある。また、自身へ感染しうる感染症の検出情報を取得し他人から自身への感染を防ぐ必要がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、感染原因の検出情報によって自身から他人への感染を防止すること目的とした技術である。
また、免疫情報に基づく自身が感染しうる感染症の検出情報を用いてスケジュールや経路変更を行うことで他人から自身への感染を防ぐことができるような感染防止システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の感染防止システムは、感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段と、ユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段と、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが記憶手段に存在すればスケジュールデータを所定期間以降のスケジュールとするように調整する調整手段とを備えるものである。
これにより、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することが可能となる。
本発明の感染防止システムは、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。例えば、発症前の潜伏期間から回復後の感染させる期間までの感染情報を用いて、所定期間のスケジュールや経路変更を行うことで、自身や他人への感染を防ぐことができる。
本発明の実施の形態1における感染防止システムの構成の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるウイルス情報と免疫情報、及び、ウイルスごとの期間情報の一例を示す図 発明の実施の形態1におけるスケジュール情報の一例を示す図 実施の形態1の感染防止システムの処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における感染防止システムの構成の一例を示す図 実施の形態2の感染防止システムの処理の一例を示すフローチャート
第1の発明は、感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段と、ユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段と、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが記憶手段に存在すれば、スケジュールデータを所定期間以降のスケジュールとするように調整する調整手段とを備える感染防止システムである。
これにより、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、記憶手段は少なくとも第1のユーザと第2のユーザの現在時刻から所定期間のスケジュールを記憶し、調整手段は、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、検出手段が第1のユーザから感染原因を検出した際に、記憶手段に第1のユーザとは異なる第2のユーザのスケジュールデータが存在すれば、第2のユーザのスケジュールデータを、所定期間以降のスケジュールとするように調整する、感染拡大防止システムである。
これにより、第2のユーザのスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
第3の発明は、第2の発明において、検出手段が第1のユーザから感染原因を検出した際に、記憶手段に、第1のユーザとは異なる第2のユーザのスケジュールデータが存在し、且つ、第1のユーザと第2のユーザとが同じ空間内に存在している、又は存在する予定の場合には、調整手段は、第2のユーザのスケジュールデータを、所定期間以降のスケジュールとするように調整する、感染拡大防止システムである。
これにより、第1のユーザと同じ空間内に存在している、又は存在する予定の第2のユーザのスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、調整手段は、検出手段により検出した感染原因に応じて、スケジュールデータを確認する所定期間の範囲を異ならせる、感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に応じたスケジュール変更を行うことができる。
第5の発明は、第2〜第4の発明において、検出手段が検出した感染原因が、第1のユーザの回復後の感染期間において、関係するスケジュールを持つ第2のユーザが既に免疫を有する感染原因であれば、調整手段はスケジュール変更を行わない感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に対して免疫を有するか否かに応じたスケジュール変更を行うことができる。
第6の発明は、第3の発明において、同じ空間内にいる第2のユーザの所定期間内のスケジュールが、移動を伴うスケジュールの場合であり、更に、第2のユーザが、検出手段で検出された感染原因に対する免疫を有さないユーザであり、且つ、第2のユーザのスケジュールが、第1のユーザと同じ時刻に同じ場所を経由するスケジュールを有する場合には、調整手段は第2のユーザの移動経路を変更するようにスケジュールを調整する感染拡大防止システムである。
これにより、ユーザの移動を考慮したスケジュール変更を行うことができる。
第7の発明は、第2〜第6の発明において、調整手段によりスケジュールが調整されると、調整手段によりスケジュールが調整されたことを、第1のユーザ又は第2のユーザに通知する通知手段を有する感染拡大防止システムである。
これにより、第1、第2のユーザにスケジュール変更の通知を行うことで感染拡大を防止することができる。
第8の発明は、感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段と、検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶する記憶手段と、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように、ユーザのスケジュールデータを調整する調整手段と、を有する感染拡大防止システムである。
これにより、免疫情報に基づきユーザが感染しうる感染情報を用いて、スケジュール変更を行うことで感染を防ぐことができる。
第9の発明は、第8の発明において、調整手段は、ユーザのスケジュールデータを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所に存在した履歴のある他のユーザが記憶手段に記憶されているか否かを判定し、存在する場合には、他のユーザが存在した場所を回避するようにスケジュールデータを調整する感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因の検出された場所に存在したユーザを考慮してスケジュール変更を行うことができる。
第10の発明は、第8又は第9の発明において、調整手段は、検出手段により検出した感染原因に応じて、他のユーザが記憶手段に記憶されているか否かを判定するスケジュールデータの期間を異ならせる感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に応じたスケジュール変更を行うことができる。
第11の発明は、第8〜第10の発明において、調整手段は、スケジュールを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を経由する時刻が、感染原因の検出時刻から所定の期間以降となるよう調整し、所定の期間は、感染原因除去装置によって空間内の感染原因除去に要する期間に応じて変更する期間である感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因の除去時間を考慮してスケジュール変更を行うことができる。
第12の発明は、感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているユーザのスケジュールデータを調整手段で確認するステップと、検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが記憶手段に存在すれば、スケジュールデータを所定期間以降のスケジュールとするように調整手段で調整するステップと、からなる感染防止システムの制御方法である。
これにより、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
第13の発明は、感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶手段に記憶するステップと、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように調整手段でユーザのスケジュールデータを調整するステップと、からなる感染拡大防止システムの制御方法である。
これにより、免疫情報に基づいてユーザが感染しうる感染情報を用いて、スケジュール変更を行うことで感染を防ぐことができる。
第14の発明は、第12又は第13の発明の感染防止システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
これによりコンピュータを用いて感染防止システムを実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、説明に使用する図面は本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、及び処理等は単なる一例を示したにすぎない。
したがって、限定することを意図する記載が特段ない限り装置の構成及び処理は、記載された内容に限定されるものではなくこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における感染防止システムの構成の一例を示す図を示すものである。
尚、感染症としてウイルスで説明するがこれに限らず、寄生虫、細菌、真菌などの病原体であってもよい。
図1において、本実施の形態の感染防止システムは、センシング部101、スケジュール取得部102、ウイルス情報管理部103、スケジュール管理部104、感染リスク判定部105、スケジュール調整部106、入出力(UI)部107から構成される。
センシング部101は、家庭内や公共空間においてインターネット等に接続された機器に搭載されたセンサーを用いて、空気中のウイルス情報、個人が保有するウイルス情報、及び、個人の免疫情報を取得する。またその空間に存在するユーザを把握する。
ここで、センサーは、インターネット接続された機器に直接搭載されていてもよいし、インターネット接続された機器とUSB(UniverSal Serial BuS)等の有線ケーブルや記憶媒体を介してセンシング情報を取得できる別の機器に搭載される構成であっても実施可能である。
センサーの種類は、空気中のウイルスを検出するウイルスセンサ、個人の口腔中及び鼻汁中のウイルスを検出するウイルスセンサ、血液中の免疫を検出する免疫センサなどである。より具体的には、例えば、発光素子から光を放射させ、受光素子が受光した光の反射率、波長の変化等によりウイルスを検出する光学式センサー等により実現可能である。
尚、センシング部101はセンサーを備える構成は必須ではなく、センシング情報を他の機器から取得する形態でもよい。
インターネット接続された機器は、例えば、空気清浄機、エアコン、携帯端末、情報機器、サーバなどである。
ここで、センシング部101は、センサーを用いるだけでなく利用者が入出力(UI)部107にて入力した情報からウイルス情報及び免疫情報を取得しても実施可能である。
例えば、ある利用者がはしかの予防接種を受けた際にはしかの免疫を有するとの情報を医療機関で入力し、この情報を免疫情報として取得してもよい。
スケジュール取得部102は、個人のスケジュール情報や生活の基盤となる施設(以下、インフラと呼ぶ)のスケジュール情報を取得する。
例えば、無線や有線等のネットワークを介して外部からスケジュール情報等を取得する構成としても良いし、或いは、端末のタッチパネル等の入力手段からスケジュール情報等を取得する構成としても良い。
個人のスケジュール情報やインフラのスケジュール情報の詳細については後述するスケジュール管理部104の説明にて記載する。
ウイルス情報管理部103は、センシング部101が取得したウイルス情報、免疫情報、ウイルスごとの期間情報を管理する。
図1のウイルス情報記憶部131、免疫情報記憶部132、ウイルスごとの期間情報記憶部133は、ウイルス情報管理部103が管理するウイルス情報と免疫情報、及び、ウイルスごとの期間情報を記憶する。
ウイルス情報記憶部131は、例えば、空間におけるウイルス情報と個人が保有するウイルス情報とを記憶する。
空間におけるウイルス情報には、例えば、ウイルスの検出日時、検出場所、検出したウイルスの種類、ウイルスを検出した空間における滞在者の情報を有する。
個人が保有するウイルス情報には、例えば、ウイルスを保有した日時、保有しているウイルスの種類の情報を有する。
ここで、ウイルスを保有する状態とは、(a)本人が免疫を有しており本人の発病可能性はないがウイルスを他人に感染させる可能性がある状態、又は(b)本人が免疫を有しておらず、本人が発病する前の潜伏期間、すでに発病している発症期間、症状が回復したあとの他人に感染させる期間、におけるウイルス保有している状態であり他人に感染させる可能性がある状態をさす。
図2(a)と図2(b)にウイルス情報記憶部131が記憶するウイルス情報の一例を示す。
免疫情報記憶部132は、例えば、個人が保有する免疫情報、すなわちウイルスに対する抗体情報を記憶する。
図2(c)に免疫情報記憶部132が記憶する免疫情報の一例を示す。
ウイルスごとの期間情報記憶部133は、例えば、ウイルスの種類毎に、潜伏期間、発症期間、回復後の感染させる期間、の情報を記憶する。
図2(d)にウイルスごとの期間情報記憶部133が有するウイルス毎の基幹情報の一例を示す。
図2(a)において、空間におけるウイルス情報の例として、検出日時と検出場所、検
出したウイルスの種類、滞在者が誰であるか、といった情報が関連付けられている。
また、図2(b)において、個人が保有するウイルス情報の例として、ユーザを識別するための情報である個人識別情報、ウイルスを保有した日時、保有したウイルスの種類、が関連付けられている。
また、図2(c)において、免疫情報の例として、ユーザを識別するための情報である個人識別情報、個人が保有する免疫の情報、が関連付けられている。
また、図2(d)において、期間情報の例として、ウイルスの種類、潜伏期間、発症期間、回復後に他人に感染する可能性のある期間、が関連付けられている。
尚、図1において、センシング部101は、例えば、携帯端末のような電子機器やセンサー単体であり、スケジュール取得部102は、例えば、携帯端末のような電子機器である。
ウイルス情報管理部103、スケジュール管理部104、感染リスク判定部105、スケジュール調整部106、ウイルス情報記憶部131、免疫情報記憶部132、ウイルスごとの期間情報記憶部133、スケジュール情報記憶部141は、センシング部101とスケジュール取得部102に有線や無線等のネットワークで接続さればサーバ等で構成しても良い。
或いは、センシング部101から入出力(UI)部107までを1つの携帯端末等の電子機器内で構成しても良い。
スケジュール管理部104は、スケジュール取得部102が取得したスケジュール情報を管理する。
スケジュール情報記憶部141は、スケジュール管理部104が管理するスケジュール情報を記憶する。
スケジュール情報記憶部141は、個人のスケジュール情報、インフラのスケジュール情報を少なくとも記憶する。
図3は、スケジュール管理部104が有するスケジュール情報の具体例の一つを示す図である。
図3に示すように、個人のスケジュール情報としては、例えば、個人識別情報、日時、場所、移動経路に関するスケジュール情報があり、これらは関連付けられて記憶されている。
個人のスケジュール情報は、日時、場所、移動経路に関するスケジュール情報を保持する。個人のスケジュール情報の例としては、例えば、会社員の場合、会議を予定している日時・場所の情報や出張を予定している日時、フライト時刻、宿泊先の情報などである。
インフラとは、イベント会場などの公共施設、鉄道、飛行機などの公共交通機関、宿泊施設などであり、インフラのスケジュール情報はこれらの利用可能日時に関するスケジュール情報を保持する。
図3(a)と図3(b)に、スケジュール情報記憶部141が記憶するスケジュール情
報の一例を示す。
感染リスク判定部105は、ウイルス情報管理部103が管理するウイルス情報と免疫情報を参照して検出されたウイルスに対して、個人が感染する可能性があるか否かを判定する。
例えば、図2(a)に示すように、2015年7月1日20時に場所Aにておたふく風邪のウイルスを検出した際に、ユーザ002のおたふく風邪に対する感染リスクを判定する。
感染リスク判定部105は、図2(c)の免疫情報を参照してユーザ002はおたふく風邪に対する免疫を有するため、場所Aに行っても感染する可能性が無いと判定する。
スケジュール調整部106は、センシング部101によりウイルスが検出されるとウイルス情報管理部103が管理するウイルス情報を参照して、該当のウイルスを検出した空間における滞在者の現在時刻から所定期間内のスケジュールデータ、又は、該当のウイルスを保有する個人の現在時刻から所定期間内のスケジュールデータを確認する確認手段(図示しない)を備える。また、現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在すれば、スケジュールデータが所定期間以降となるように新たなスケジュールデータを調整して出力する調整手段(図示しない)を有する。
所定の期間は、ウイルスを他人に感染させうる期間或いは他人から感染しうる期間であって、ウイルス情報管理部103が管理するウイルスごとの期間情報を参照して該当のウイルス種の潜伏期間、発症期間、回復後の感染させる期間に応じて変更する期間である。
また、所定の期間は、空気清浄機などに搭載するウイルス除去装置を用いて空間内のウイルスを除去する場合等には、さらに、ウイルス除去に有する期間に応じて変更する期間である。
スケジュール調整部106は、感染リスク判定部105の判定結果に基づき所定の期間内のスケジュールデータが存在する場合であっても関係するスケジュールデータを有する別の人が該当のウイルスに対する免疫を有する場合には、回復後の感染させる期間において新たなスケジュールデータへの変更は行わない。
ここで、スケジュール調整部106の新たなスケジュールデータの作成について、より具体的に説明する。
(1)ウイルスを検出した現在時刻から所定期間内において、ウイルスを検出した空間における滞在者のスケジュールデータが存在するか否かを確認する。
(2)上記(1)でスケジュールデータが存在する場合、そのスケジュールと関係するスケジュールデータを有する別の人が存在するか否か、存在する場合はその別の人が該当のウイルスに対する免疫を有するか否かを確認する。
(3)上記(2)で別の人が該当のウイルスに対する免疫を有しない場合、滞在者及び別の人の現在時刻から所定期間以降のスケジュールデータ、及びインフラ(例えば会議室)のスケジュールデータを確認し、滞在者と別の人のスケジュールデータが存在しない、かつ、インフラが利用可能な時間帯に、滞在者と別の人の新たなスケジュールデータを作成する。
(4)変更する前の滞在者のスケジュールデータと、それと関連する別の人のスケジュールデータを削除する。
発症期間においては、発症している本人の体調を考慮してスケジュール変更を行うが、潜伏期間や回復後の感染させる期間においては、本人の体調は良好であり免疫を保有する別の人への感染リスクもないため新たなスケジュールデータへの変更は行わない。
さらに、スケジュール調整部106は、該当のウイルスを検出した空間における滞在者の現在時刻から所定期間内のスケジュールが移動を伴うスケジュールの場合には、該当のウイルスに対する免疫を有さない別人のスケジュールを確認し同じ時刻に同じ場所を経由するスケジュールを有する場合には移動経路を変更する。
また、スケジュール調整部106は、ウイルスを検出した空間における滞在者とは別人のスケジュールデータにおいて、ウイルスを検出した空間における滞在者と関係するスケジュールデータについて、現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在すれば、該当のスケジュールデータが所定期間以降となるように新たなスケジュールデータを出力する。
また、スケジュール調整部106は、ウイルスを検出した空間における滞在者のスケジュールデータにおいて、現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在すれば、該当のスケジュールデータが所定期間以降となるように新たなスケジュールデータを出力する。
更に、ウイルスを検出した空間における滞在者とは別人のスケジュールデータにおいて、ウイルスを検出した空間における滞在者と関係するスケジュールデータについて現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在すれば、その別人にスケジュールデータの変更を通知する。
また、スケジュール調整部106は、ウイルスを検出した空間における滞在者とは別人のスケジュールデータにおいて、ウイルスを検出した空間における滞在者と関係するスケジュールデータについて、ウイルスを検出した空間における滞在者が参加しなくても実行可能であるスケジュールにおいて、新たなスケジュールデータへの変更は行わず、その別人にウイルスを検出した空間における滞在者が参加しないことを通知する。スケジュールの実行の可否に関しては、予め設定する参加必要性を示す指標によって判断する。また、メール等を用いて確認してもよい。
また、スケジュール調整部106は、代替のインフラを自動的に確認・予約・手配しても良い。例えば会議等のスケジュールに対しては、インターネットを用いた会議システムの予約や、必要となる機器(カメラ、マイク、ケーブル)等の手配である。
また、スケジュール調整部106は、ウイルスを検出した空間における滞在者の潜伏期間や回復後の感染させる期間が経過したことをウイルスを検出した空間における滞在者とは別人に通知してもよい。
以下に、スケジュール調整部106の具体的な処理の一例を図2及び図3を参照して説明する。
例えば、図2(a)に示すように、ウイルス情報において2015年7月1日20時に場所Aにておたふく風邪のウイルスが検出され、その空間内にユーザ001が滞在していた場合を説明する。
スケジュール調整部106は、図2(d)に示すようにウイルスごとの期間情報において、潜伏期間の最大20日と発症期間と回復後の感染させる期間の最大の合計10日とを足し合わせた30日間の期間を所定期間に設定する。
図3(a)に示すように個人スケジュール情報において、ユーザ001の2015年7月1日20時から2015年7月31日20時までの30日間のスケジュールを確認する。
スケジュールが存在すれば、外出を7月31日20時以降としたり代理者に頼んだりテレビ会議での参加に切り替えるような新たなスケジュールデータをスケジュール管理部104に出力する。
また、ここでスケジュール調整部106は、図3(a)に示すように個人スケジュール情報において、関係するスケジュールデータを有する別の人、具体的には、所定の期間内において場所Dに行くスケジュールを有する人を確認しその人の免疫情報を確認する。
ユーザ001が場所Dに行くときにおたふく風邪の免疫を有しない人が存在する場合は新たなスケジュールデータに変更する。場所Dのすべての人がおたふく風邪の免疫を有する場合には新たなスケジュールデータへの変更を行わない。
場所Dでおたふく風邪の免疫を有しない人が存在しない場合に出力する新たなスケジュールは、例えば、具体的には、場所Dに行く日を2015年7月31日20時まで取り止め、それ以降の日時とする。
ここで、新たなスケジュールデータの出力は、具体的には、元のスケジュールである「日時:2015年7月2日8時30分、場所:場所D、移動経路:自家用車」を削除し、新たなスケジュールである「日時:2015年7月2日8時30分、場所:場所E、移動経路:自家用車」へ変更しこれを出力する。2015年7月2日〜2015年7月31日についても変更する。そして、2015年8月1日以降のスケジュールについては変更しない。
また、例えば、図2(a)に示すようにウイルス情報において、2015年7月10日12時に場所Bにてアデノウイルスのウイルスが検出されその空間内にユーザ002が滞在していた場合を説明する。
スケジュール調整部106は、図2(d)に示すようにウイルスごとの期間情報において、潜伏期間の最大7日と発症期間と回復後の感染させる期間の最大の合計14日とを足し合わせた21日間の期間を所定期間に設定する。
図3(a)に示すように個人スケジュール情報において、ユーザ002の2015年7月10日12時から2015年7月31日12時までの21日間のスケジュールを確認する。
スケジュールが存在すれば、7月31日20時以降としたり代理者に頼んだりテレビ会議に切り替えるような新たなスケジュールデータをスケジュール管理部104に出力する。
また、ここでスケジュール調整部106は、図3(a)に示すように個人スケジュール情報において、関係するスケジュールデータを有する別の人の免疫情報を確認しその別の
人がアデノウイルスの免疫を有しない場合には、新たなスケジュールデータへの変更を行う。その別の人がすでにアデノウイルスの免疫を有する場合には、新たなスケジュールデータへの変更を行わない。
具体的には、例えば、2015年7月12日8時00分に場所Eでのスケジュールについては、その場所の人全員がアデノウイルスの免疫を有するためスケジュールの変更は行わない。
一方、場所Eへの移動経路スケジュールについては、アデノウイルスの免疫を有さないユーザ003と同じ時刻に同じ列車Aを利用する移動経路スケジュールであるため新たな移動経路スケジュールへ変更を行う。
具体的には、インフラのスケジュール情報図3(b)を参照して別の列車又は自家用車に変更する。
入出力(UI)部107は、感染防止システムの利用者が用いる端末上における入出力である。タッチパネルやキーボードなどである。
尚、この入出力(UI)部107は、ウイルス情報管理部103〜スケジュール調整部106がサーバ内に構成されている実施形態では、サーバとインターネット等で接続された携帯端末等であっても良い。
また、ウイルス情報管理部103〜スケジュール調整部106が例えば1つの携帯端末内に存在するブロックである場合には、入出力(UI)部107もウイルス情報管理部103〜スケジュール調整部106と同一の携帯端末内に構成されていても良い。
携帯端末は、例えば、スマートフォン、タブレット、等であり、特に携帯端末に限らず、パソコン等の端末であっても構わない。
入力は、例えば、利用者があるウイルスの予防接種を受けた際に個人の免疫情報を入力する方法や、医療機関において血液中の免疫検査を実施した際に医師が患者の同意の上で患者の免疫情報を入力する方法などがある。
出力は、例えば、スケジュール調整部106が新たに作成したスケジュールデータの出力や、ウイルス情報管理部103が管理する空間におけるウイルス情報や、免疫情報に応じてウイルスに感染しにくい安全な移動経路を、例えば地図上に表示する方法等がある。
以上の構成を用いた、本実施の形態1の感染防止システムは、ウイルス検出情報を用いて症前の潜伏期間から回復後の感染させる期間までの感染リスクを事前に判定し所定期間のスケジュール及び経路変更を行うことで、感染者から他人への感染を防ぐことができる。
図4は、その処理の一例を示すフローチャートである。
センシング部101が空間内のウイルスを検出すると(ステップS401)、スケジュール調整部106はウイルス情報管理部103が管理するウイルス情報を参照して、検出したウイルスの期間情報から所定期間を取得する。また該当のウイルスを検出した空間における滞在者の現在時刻から所定期間内のスケジュールデータを確認する(ステップS402)。
現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在する場合には(ステップS403)、感染リスク判定部105はウイルス情報管理部103が管理するウイルス情報を参照して、そのスケジュールデータに関係する別の人が該当のウイルスに対する免疫を有するか否かを判定する(ステップS404)。
関係するスケジュールデータを有する別の人が、該当のウイルスに対する免疫を有しない場合には、スケジュール調整部106は所定期間内にあったスケジュールデータを所定期間以降となるように新たなスケジュールデータをスケジュール管理部104に出力する(ステップS405)。
新たなスケジュールデータの出力の方法及び、具体的な例は、スケジュール調整部106の構成にて説明した通りである。
一方、現在時刻から所定期間内のスケジュールデータが存在しなかったり、存在してもそのスケジュールデータに関係する別の人が該当のウイルスに対する免疫を有する場合には、スケジュール調整部106は新たなスケジュールデータの出力を行わず処理を終了する(ステップS406)。
尚、上記図4に示したフローチャートの処理は一例であって、処理の詳細及びバリエーションは本実施の形態における感染防止システムの構成の説明にて記述したとおりである。
以上、本実施の形態1により、ウイルス検出情報を用いて症前の潜伏期間から回復後の感染させる期間までの感染リスクを判定し所定期間のスケジュール及び経路変更を行うことで、感染者から他人への感染拡大を防ぐことができる。
すなわち、感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段(センシング部)と、ユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段(スケジュール情報記憶部)と、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが記憶手段に存在すれば、スケジュールデータを所定期間以降のスケジュールとするように調整する調整手段(スケジュール調整部)とを備える感染防止システムである。
これにより、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
加えて、記憶手段は少なくとも第1のユーザ(本人)と第2のユーザ(他人)の現在時刻から所定期間のスケジュールを記憶し、調整手段は、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、検出手段が第1のユーザから感染原因を検出した際に、記憶手段に第1のユーザとは異なる第2のユーザのスケジュールデータが存在すれば、第2のユーザのスケジュールデータを、所定期間以降のスケジュールとするように調整する、感染拡大防止システムである。
これにより、第2のユーザについてスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
加えて、検出手段が第1のユーザから感染原因を検出した際に、記憶手段に、第1のユーザとは異なる第2のユーザのスケジュールデータが存在し、且つ、第1のユーザと第2のユーザとが同じ空間内に存在している、又は存在する予定の場合には、調整手段は、第2のユーザのスケジュールデータを、所定期間以降のスケジュールとするように調整する
、感染拡大防止システムである。
これにより、第1のユーザと同じ空間内に存在している、又は存在する予定の第2のユーザについてスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
また、調整手段は、検出手段により検出した感染原因に応じて、スケジュールデータを確認する所定期間の範囲を異ならせる、感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に応じたスケジュール変更を行うことができる。
また、検出手段が検出した感染原因が、第1のユーザの回復後の感染期間において、関係するスケジュールを持つ第2のユーザが既に免疫を有する感染原因であれば、調整手段はスケジュール変更を行わない感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に対して免疫を有するか否かに応じたスケジュール変更を行うことができる。
また、同じ空間内にいる第2のユーザの所定期間内のスケジュールが、移動を伴うスケジュールの場合であり、更に、第2のユーザが、検出手段で検出された感染原因に対する免疫を有さないユーザであり、且つ、第2のユーザのスケジュールが、第1のユーザと同じ時刻に同じ場所を経由するスケジュールを有する場合には、調整手段は第2のユーザの移動経路を変更するようにスケジュールを調整する感染拡大防止システムである。
これにより、移動を考慮したスケジュール変更を行うことができる。
また、調整手段によりスケジュールが調整されると、調整手段によりスケジュールが調整されたことを、第1のユーザ又は第2のユーザに通知する通知手段を有する感染拡大防止システムである。
これにより、第1、第2のユーザにスケジュール変更の通知を行うことで感染拡大を防止することができる。
また、調整手段は、スケジュールを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を経由する時刻が、感染原因の検出時刻から所定の期間以降となるよう調整し、所定の期間は、感染原因除去装置によって空間内の感染原因除去に要する期間に応じて変更する期間である感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因の除去時間を考慮してスケジュール変更を行うことができる。
また、感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているユーザのスケジュールデータを調整手段で確認するステップと、検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが記憶手段に存在すれば、スケジュールデータを所定期間以降のスケジュールとするように調整手段で調整するステップと、からなる感染防止システムの制御方法である。
これにより、感染原因の検出により事前に感染リスクを予測しスケジュール変更を行うことで感染拡大を防止することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における感染防止システムの構成の一例を示す図を示すものである。
図5において、図1と同じ番号の要素は図1と同じであるため同符号を付し詳細な説明は省略する。
本実施の形態2の感染防止システムは、センシング部101、スケジュール取得部102、ウイルス情報管理部103、スケジュール管理部104、感染リスク判定部105、スケジュール調整部506、入出力(UI)部107から構成される。
本実施の形態2のスケジュール調整部506は、実施の形態1記載のスケジュール調整部106に加えて、以下の機能を有する。
スケジュール調整部506の確認手段(図示しない)は、スケジュール管理部104が管理するスケジュール情報を参照して、指定された人物の日時、場所、移動経路に関するスケジュール情報を確認する。また、ウイルス情報管理部103が管理する免疫情報を参照して、指定された人物の有する免疫情報、及び、ウイルス情報を参照して、所定期間内において、指定された人物のスケジュールに含まれる場所や移動経路と一致する空間におけるウイルス情報、及び、所定期間内において、指定された人物と場所や移動経路が関係するスケジュールデータを有する別の人が保有するウイルス情報とを確認する。
そして、スケジュール調整部506の調整手段(図示しない)は、指定された人物のスケジュールが含む場所や移動経路と一致する空間におけるウイルスが存在し、かつ、感染リスク判定部105の判定結果に基づき該当のウイルスに対する免疫を有しない場合には、スケジュールデータが所定期間以降となるように、或いは、別の場所や移動経路を利用するように新たなスケジュールデータをスケジュール管理部104に出力する。
また、スケジュール調整部506の調整手段は、指定された人物と関係するスケジュールデータを有する別の人が保有するウイルスが存在し、かつ、感染リスク判定部105の判定結果に基づき該当のウイルスに対する免疫を有しない場合には、スケジュールデータが所定期間以降となるように、或いは、別の場所や移動経路を利用するように新たなスケジュールデータをスケジュール管理部104に出力する機能を有する。
ここで、所定の期間は、実施の形態1に記載と同様に、ウイルスを他人に感染させうる期間や他人から感染しうる期間であって、ウイルス情報管理部103が管理するウイルスごとの期間情報を参照して該当のウイルス種の潜伏期間、発症期間、回復後の感染させる期間に応じて変更する期間である。
また、所定の期間は、空気清浄機などに搭載するウイルス除去装置を用いて空間内のウイルスを除去する場合等には、さらに、ウイルス除去に有する期間に応じて変更する期間である。
ここで、スケジュール調整部506の新たなスケジュールデータの作成について、より具体的に説明する。
(1)ウイルスを検出した現在時刻から所定期間内において、指定された人物のスケジュールデータが存在するか否かを確認する。
(2)上記(1)でスケジュールデータが存在する場合、そのスケジュールと関係するスケジュールデータを有する別の人が存在するか否か、存在する場合はその別の人が保有
するウイルスに対して指定された人物が免疫を有するか否かを確認する。
(3)上記(2)で指定された人物が該当のウイルスに対する免疫を有しない場合、指定された人物の現在時刻から所定期間以降のスケジュールデータ、及びインフラ(例えば列車)のスケジュールデータを確認し、指定された人物のスケジュールデータが存在しない、かつ、インフラが利用可能な時間帯に、指定された人物の新たなスケジュールデータを作成する。
(4)変更する前のスケジュールデータを削除する。
或いは、移動経路変更の方法として上記(3)は下記の(3a)のようにしてもよい。
(3a)上記(2)で指定された人物が該当のウイルスに対する免疫を有しない場合、現在時刻から所定期間内におけるインフラのスケジュールデータを確認し、指定された人物のスケジュールデータと同じ又は重なる時間帯、かつ、ウイルスを有する人物の利用しないインフラが利用可能な時間帯に、指定された人物の新たなスケジュールデータを作成する。
尚、ここで、スケジュール調整部506の調整手段は、新たなスケジュールデータを出力する際に複数の新たなスケジュールデータの候補を出力し利用者に選択させるとしてもよい。
例えば、移動経路スケジュールデータの場合には、ウイルスに感染するリスクが低い安全な移動経路の候補として複数の移動経路の候補を地図上に出力し利用者に選択させるなどとしてもよい。
以下に、スケジュール調整部506の具体的な処理の一例を実施の形態1の図2及び図3を参照して説明する。
例えば、図3(a)に示すように、ユーザ003が場所Fに行く際に感染しないような移動経路スケジュールを必要とするケースを説明する。
入出力(UI)部107にてユーザ003を指定するとスケジュール調整部506の確認手段は、ウイルス情報、免疫情報、個人のスケジュール情報を参照して、ユーザ003のスケジュール情報、免疫情報、及び、移動経路と一致するウイルス情報を確認する。
確認の結果、図2(a)に示すように、2015年7月10日12時に場所Bにてアデノウイルスのウイルスが検出されその空間内にユーザ002が滞在していたとする。
図3(a)に示すように、ユーザ002は7時00分〜50分の列車Aを利用するスケジュールを有し、かつ、図2(c)に示すように、ユーザ003がアデノウイルスに対する免疫を有しないため、スケジュール調整部506の調整手段は新たな移動経路スケジュールへ変更を行う。
具体的には、インフラのスケジュール情報(図3(b))を参照し、移動経路を当初の移動経路「列車A、列車B、自家用車」から新たな移動経路「列車C、列車B、自家用車」に変更する。
このようにして、本実施の形態2は例えば免疫力の低い乳幼児への感染を防ぐ安全な移動経路スケジュールを提示することができる。
以上の構成を用いて、本実施の形態2は、実施の形態1に加えて更に、免疫情報に基づく自身が感染しうるウイルス検出情報を用いて事前に感染リスクを判定しスケジュール及び経路変更を行うことで、感染者から他人への感染に加えて他人から自身への感染を防ぐことができる。
図6はその処理の一例を示すフローチャートである。
入出力(UI)部107に感染リスクの低いスケジュールを出力したい人物が指定されると(ステップS601)、スケジュール調整部506は、指定された人物の日時や場所、移動経路に関するスケジュールデータと免疫情報と所定期間内において、指定された人物のスケジュールに含まれる場所や移動経路と一致する空間におけるウイルス情報、及び、指定された人物と場所や移動経路が関係するスケジュールデータを有する別の人が保有するウイルス情報とを確認する(ステップS602)。
確認の結果、所定期間内において、指定された人物のスケジュールに含まれる場所や移動経路と一致する空間におけるウイルス、或いは、指定された人物と場所や移動経路が関係するスケジュールデータを有する別の人が保有するウイルスが存在し(ステップS603)、かつ、指定された人物が該当のウイルスに対する免疫を有しない(ステップS604)場合には、スケジュール調整部506はスケジュールデータが所定期間以降となるように、又は、別の場所や移動経路を利用するように、新たなスケジュールデータの候補を出力する(ステップS605)。
新たなスケジュールデータ候補の方法及び、具体的な例は、スケジュール調整部506の構成にて説明した通りである。
他方、確認の結果、所定期間内において指定された人物のスケジュールに含まれる場所や移動経路と一致する空間におけるウイルス、或いは、指定された人物と場所や移動経路が関係するスケジュールデータを有する別の人が保有するウイルスが存在しない(ステップS603)、又は、ウイルスが存在しても指定された人物が該当のウイルスに対する免疫を有する(ステップS604)場合には、スケジュール調整部506は新たなスケジュールデータ候補の出力は行なわず処理を終了する(ステップS606)。
尚、上記図6に示したフローチャートの処理は一例であって、処理の詳細及びバリエーションは本実施の形態における感染防止システムの構成の説明にて記述したとおりである。
以上、本実施の形態2により、感染防止システムは、免疫情報に基づく自身が感染しうるウイルス検出情報を用いて事前に感染リスクを判定しスケジュール及び経路変更を行うことで、感染者から他人への感染に加えて、他人から自身への感染を防ぐことができる。
すなわち、感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段(センシング部)と、検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶する記憶手段(ウイルス情報記憶部、免疫情報記憶部、ウイルスごとの期間情報記憶部)と、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように、ユーザのスケジュールデータを調整する調整手段(スケジュール調整部)と、を有する感染拡大防止システムである。
これにより、免疫情報に基づいてユーザが感染しうる感染情報を用いて、スケジュール変更を行うことで感染を防ぐことができる。
さらに、調整手段は、ユーザのスケジュールデータを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所に存在した履歴のある他のユーザが記憶手段に記憶されているか否かを判定し、存在する場合には、他のユーザが存在した場所を回避するようにスケジュールデータを調整する感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因の検出された場所に存在したユーザを考慮してスケジュール変更を行うことができる。
さらに、調整手段は、検出手段により検出した感染原因に応じて、他のユーザが記憶手段に記憶されているか否かを判定するスケジュールデータの期間を異ならせる感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因に応じたスケジュール変更を行うことができる。
さらに、調整手段は、スケジュールを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を経由する時刻が、感染原因の検出時刻から所定の期間以降となるよう調整し、所定の期間は、感染原因除去装置によって空間内の感染原因除去に要する期間に応じて変更する期間である感染拡大防止システムである。
これにより、感染原因の除去時間を考慮してスケジュール変更を行うことができる。
また、感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶手段に記憶するステップと、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように調整手段でユーザのスケジュールデータを調整するステップと、からなる感染拡大防止システムの制御方法である。
これにより、免疫情報に基づいてユーザが感染しうる感染情報を用いて、スケジュール変更を行うことで感染を防ぐことができる。
尚、本実施の形態の感染防止システムは、センサーとコンピュータ(サーバや情報処理装置、携帯端末等)に実行させる制御プログラムで実現してもよい。
以上のように、本発明にかかる感染防止システム、感染防止システムの制御方法、およびそのプログラムは、ネットワーク接続された機器での感染原因の検出によって事前に感染リスクを予測し感染拡大を防止することできる。家庭や企業、医療施設や公共施設において、ウイルス、寄生虫、細菌、真菌など感染症の病原体に対して有用である。
101 センシング部(検出手段)
102 スケジュール取得部(調整手段)
103 ウイルス情報管理部(調整手段)
104 スケジュール管理部(調整手段)
105 感染リスク判定部(調整手段)
106、506 スケジュール調整部(調整手段)
107 入出力(UI)部(通知手段)
131 ウイルス情報記憶部(記憶手段)
132 免疫情報記憶部(記憶手段)
133 ウイルスごとの期間情報記憶部(記憶手段)
141 スケジュール情報記憶部(記憶手段)

Claims (14)

  1. 感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段と、
    ユーザのスケジュールデータを記憶する記憶手段と、
    前記検出手段により感染原因が検出されると、前記記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、
    前記検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが前記記憶手段に存在すれば、前記スケジュールデータを前記所定期間以降のスケジュールとするように調整する調整手段と、
    を備える感染拡大防止システム。
  2. 前記記憶手段は少なくとも第1のユーザと第2のユーザの現在時刻から所定期間のスケジュールを記憶し、
    前記調整手段は、前記検出手段により感染原因が検出されると前記記憶手段に記憶されているスケジュールデータを確認し、
    前記検出手段が前記第1のユーザから感染原因を検出した際に、前記記憶手段に前記第1のユーザとは異なる前記第2のユーザのスケジュールデータが存在すれば、
    前記第2のユーザのスケジュールデータを、前記所定期間以降のスケジュールとするように調整する、請求項1記載の感染拡大防止システム。
  3. 前記検出手段が前記第1のユーザから感染原因を検出した際に、前記記憶手段に、前記第1のユーザとは異なる前記第2のユーザのスケジュールデータが存在し、且つ、前記第1のユーザと前記第2のユーザとが同じ空間内に存在している、又は存在する予定の場合には、
    前記調整手段は、前記第2のユーザのスケジュールデータを、前記所定期間以降のスケジュールとするように調整する、
    請求項2に記載の感染拡大防止システム。
  4. 前記検出手段が検出した感染原因が、前記第1のユーザの回復後の感染期間において、関係するスケジュールを持つ前記第2のユーザが既に免疫を有する感染原因であれば、
    前記調整手段はスケジュール変更を行わない請求項2または3に記載の感染拡大防止シ
    ステム。
  5. 同じ空間内にいる前記第2のユーザの所定期間内のスケジュールが、移動を伴うスケジュールの場合であり、
    更に、前記第2のユーザが、前記検出手段で検出された感染原因に対する免疫を有さないユーザであり、且つ、前記第2のユーザのスケジュールが、前記第1のユーザと同じ時刻に同じ場所を経由するスケジュールを有する場合には、
    前記調整手段は前記第2のユーザの移動経路を変更するようにスケジュールを調整する請求項3に記載の感染拡大防止システム。
  6. 前記調整手段によりスケジュールが調整されると、前記調整手段によりスケジュールが調整されたことを、前記第1のユーザ又は前記第2のユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項2〜いずれか1項に記載の感染拡大防止システム。
  7. 前記調整手段は、
    前記検出手段により検出した感染原因に応じて、前記スケジュールデータを確認する前記所定期間の範囲を異ならせる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の感染拡大防止システム。
  8. 感染原因を検出した感染情報を取得する検出手段と、
    前記検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶する記憶手段と、
    前記ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように、前記ユーザのスケジュールデータを調整する調整手段と、を有する感染拡大防止システム。
  9. 前記調整手段は、前記ユーザのスケジュールデータを調整する際に、前記ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所に存在した履歴のある他のユーザが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定し、存在する場合には、前記他のユーザが存在した場所を回避するようにスケジュールデータを調整する、請求項8に記載の感染拡大防止システム。
  10. 前記調整手段は、前記検出手段により検出した感染原因に応じて、他のユーザが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定するスケジュールデータの期間を異ならせる、請求項8又は9のいずれか1項に記載の感染拡大防止システム。
  11. 前記調整手段は、スケジュールを調整する際に、ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を経由する時刻が、感染原因の検出時刻から所定の期間以降となるよう調整し、
    前記所定の期間は、感染原因除去装置によって空間内の感染原因除去に要する期間に応じて変更する期間である、請求項8〜10のいずれか1項に記載の感染拡大防止システム。
  12. 感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、
    前記検出手段により感染原因が検出されると記憶手段に記憶されているユーザのスケジュールデータを調整手段で確認するステップと、
    前記記憶手段に前記検出手段が感染原因を検出してから所定期間を含むスケジュールデータが存在すれば、前記スケジュールデータを前記所定期間以降のスケジュールとするように前記調整手段で調整するステップと、
    からなる感染防止システムの制御方法。
  13. 感染原因を検出した感染情報を検出手段で取得するステップと、
    前記検出手段により検出された感染原因の検出時刻、検出場所、ユーザの有する免疫、ユーザの存在した場所と期間を含むデータを記憶手段に記憶するステップと、
    前記ユーザが免疫を有さない感染原因が検出された場所を回避するように調整手段で前記ユーザのスケジュールデータを調整するステップと、
    からなる感染拡大防止システムの制御方法。
  14. 請求項12又は13の感染防止システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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