JP6588593B2 - フランジ接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上下フランジをボルト・ナットで接続するフランジ接続装置に関する。
通常、上下フランジを接続するには、上下フランジにそれぞれ設けたボルト孔にボルトを挿入しナットで締め付けることにより接続される(例えば、特許文献1の図2参照)。上下フランジとしては、水車出口側マンホール蓋及びそのマンホールのフランジがある。水車はケーシングに収納されており、ケーシングには水車の点検のために水車入口側マンホールと水車出口側マンホールとが設けられており、このうち水車出口側のマンホール蓋は、上下フランジで互いに接続されている。
図5は、従来の上下フランジの接続の説明図であり、水車の出口側のマンホール11のフランジ13(下フランジ13)に水車出口側マンホール蓋12のフランジ14(上フランジ14)を接続する場合を示している。
図5に示すように、マンホール11の下フランジ13はマンホール11の開口部の周辺に鍔状に形成されており、水車出口側マンホール蓋12の上フランジ14は水車出口側マンホール蓋12の周辺に鍔状に形成されている。マンホール11の下フランジ13に水車出口側マンホール蓋12の上フランジ14を接続するにあたっては、上フランジ14及び下フランジ13に設けられたボルト通し穴に、下フランジ13側からボルト15を挿入し、上フランジ14側でナット16で締め付けて接続される。
この場合、ナット16をボルト15にねじ込む際に、ボルト15とナット16とが供廻りすることがあるため、その供廻り防止策として、一人が下フランジ13側でスパナをボルト15に当てて支え、もう一人が上フランジ14側でナット16をインパクトレンチで締める作業を行っていた。また、マンホール蓋12の取り外しの場合も同様に、一人が下フランジ13側でスパナをボルト15に当てて支え、もう一人が上フランジ14側でナット16をインパクトレンチで緩める作業を行っていた。
特開平9−273476(図2)
このように、従来においては、マンホール11にマンホール蓋12の取り付け及び取り外し作業には二人を要していた。また、その作業の際には、下フランジ13側では、ボルト15とナット16との供廻り防止だけでなく、ボルト15を下フランジ13側から上フランジ14側にボルト通し穴に挿入しなければならないので、ボルト15が落下しないように配慮しなければならない。ボルト15の数が多くボルト15は重量もあるため、安全にボルト15を支えるには、そのボルト支え装置は相応の強度を備えたものが必要になっていた。
本発明の目的は、ボルトを安全に支えることができ、しかも一人で上下フランジの接続作業を行えるフランジ接続装置を提供することである。
請求項1の発明に係るフランジ接続装置は、上下フランジのうち下フランジの下面部に固定され上面部に前記上下フランジの取り付けボルトの通し穴に対面して設けられたボルト通し穴を有した廻り止め板と、前記廻り止め板の下部にスペーサを介して取り付けられた受け台と、前記受け台に設けられ前記廻り止め板のボルト通し穴を通して挿入されたボルトを螺合するナットを保持するためのナット支え部とを備え、前記上下フランジは、水車出口側マンホール蓋のフランジとそのマンホールのフランジであることを特徴とする。
本発明によれば、下フランジ(マンホールのフランジ)の下面部に固定された廻り止め板の下部に取り付けられた受け台にナット支え部を設け、廻り止め板の通し穴を通して挿入されたボルトを螺合するナットを保持するので、ボルトとナットとの供廻りを防止できる。また、ボルトは上フランジ(水車出口側マンホール蓋のフランジ)側から下フランジ側のナット支え部に向けて挿入するので、ボルトはナット支え部のナットで受け止められる。従って、ボルトが落下することもなく安全にボルトを支えることができるため、下フランジ側でボルトを支える作業者一人が不要となる。これにより、一人で上フランジ側から上下フランジの接続作業を行えるようになり二人作業から一人作業に省人化できる。
本発明の実施形態に係るフランジ接続装置の構成図。 本発明の実施形態に係るフランジ接続装置で上フランジ及び下フランジを接続した状態を示す説明図。 本発明の実施形態に係るフランジ接続装置を用いて上下フランジを接続する手順のうち前半手順の説明図。 本発明の実施形態に係るフランジ接続装置を用いて上下フランジを接続する手順のうち後半手順の説明図。 従来の上下フランジの接続の説明図。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るフランジ接続装置の構成図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は側面図である。
図1(a)に示すように、フランジ接続装置17は、廻り止め板18と受け台19とが対面して平面である円環状に形成されている。廻り止め板18はフランジ接続装置17の上面部であり、受け台19がフランジ接続装置17の下面部である。廻り止め板18及び受け台19は、例えば、円板の中心部をくり抜き円環状に形成されたものである。図1(a)では、廻り止め板18及び受け台19はともに円環が2分割されたものを示している。また、廻り止め板18と受け台19はスペーサ20にて間隔を保って連結されている。すなわち、受け台19は廻り止め板18の下部にスペーサ20を介して取り付けられている。
廻り止め板18には、複数個のボルト通し穴21が設けられている。図1(a)では18個のボルト通し穴21が設けられた場合を示しているが、このボルト通し穴21は、図示省略の上下フランジの取り付けボルトの通し穴に対応して設けられている。すなわち、上下フランジの取り付けボルトの通し穴に対面して設けられるので、ボルト通し穴21の数は上下フランジの取り付けボルトの通し穴の数に対応して設けられる。
受け台19にはナット支え部22が設けられている。ナット支え部22は、廻り止め板18のボルト通し穴21を通して挿入されたボルトを螺合するナットを保持するものであり、廻り止め板18のボルト通し穴21の数に対応した数のナット支え部22が設けられている。ナット支え部22の上部に位置する廻り止め板18のボルト通し穴21は、ナットの形状(六角穴形状)に形成され、ナットの廻り止めを阻止しナットを支持できるようになっている。
図1(b)に示すように、ナット支え部22は廻り止め板18のボルト通し穴21に対面して設けられ、図示省略のボルトと螺合するナットがボルト通し穴21に位置するようにナットを支持する。これにより、図示省略のボルトがボルト通し穴21に挿入されると、ボルト通し穴21及びナット支え部22に保持された図示省略のナットに螺合される。ナット支え部22としては、例えば塩ビキャップを用いる。塩ビキャップはボルトを締め込んだ際に、ボルトの先がナットより数ミリ飛び出すので、その長さを吸収できる長さとする。
図2は、本発明の実施形態に係るフランジ接続装置17で上フランジ14及び下フランジ13を接続した状態を示す説明図である。図2では、マンホール11のフランジを下フランジ13とし、マンホール蓋12のフランジを上フランジ14とし、フランジ接続装置17を用いて上フランジ14と下フランジ13とを接続したものである。フランジ接続装置17は 下フランジ13の下面部に固定される。例えば、廻り止め板18の上面と下フランジ13の下面とが溶接にて固定される。
そして、上フランジ14から下フランジ13に向けて、上下フランジの取り付けボルトの通し穴にボルト15が挿通され、下フランジ13の下面に取り付けられたフランジ接続装置17の廻り止め板18のボルト通し穴21及びナット支え部22に保持されたナット16に螺合される。
このように、本発明の実施形態では、ボルト15とナット16との位置関係は、図5に示した従来例と異なり、ボルト15を上から挿入するようにしている。このように、重いボルト15を上から挿入し軽いナット16を下から固定するので、低い強度でも十分支えることが可能である。つまり、ボルト15とナット16との上下の挿入方向を入れ替え、汎用品の軽い塩ビキャップで形成されたナット支え部22を用いてナット16を支えることで、マンホール11とナット16とを一体化する。これにより、ナット16の供廻り防止と落下防止の機能を同時に担うことができる。フランジ接続装置17の設置後は,下側でボルト15を支える作業が不要となり、一人でマンホール蓋12の上側からボルト取外し(緩め)及び取付け(締付け)作業を行える。
図3は本発明の実施形態に係るフランジ接続装置を用いて上下フランジを接続する手順のうち前半手順の説明図であり、図4は本発明の実施形態に係るフランジ接続装置を用いて上下フランジを接続する手順のうち後半手順の説明図である。
図3(a)はマンホール11の概略側面図であり、マンホール11の開口部にはフランジが設けられている。このマンホール11のフランジが下フランジ13となって、後述のマンホール蓋12のフランジ(上フランジ14)に接続される。マンホール11のフランジには、上下フランジの取り付けボルトの通し穴23が設けられている。この通し穴にボルトが挿通される。
図3(b)はフランジ接続装置17を下フランジ13の下面部に固定した状態を示す概略側面図である。取り付けボルトの通し穴23にフランジ接続装置17の廻り止め板18のボルト通し穴21が対面するように、フランジ接続装置17はマンホール11の下フランジ13の下面部に取り付けられる。
図4(a)は、フランジ接続装置17を下フランジ13の下面部に固定した状態で、マンホール11の開口部にマンホール蓋12を被せる状態を示す説明図である。図4(a)に示すように、マンホール蓋12にも取り付けボルトの通し穴23が設けられており、この通し穴23にボルトが挿通される。
図4(b)は、フランジ接続装置17のナット支え部22にナット16を装着し、上フランジ14及び下フランジ13の取り付けボルトの通し穴23にボルト15を挿入して、ボルト15をナット16に螺合させようとしている状態を示す概略側面図である。図4(b)の状態から、ボルト15をナット16に螺合させると図2に示したように上フランジ14及び下フランジ13が接続された状態となる。これにより、ボルト15とナット16とが供廻りしない仕組みが達成でき、上下フランジの接続作業が一人でできる。
本発明の実施形態に係るフランジ接続装置17は、上下フランジの接続として、水車出口側マンホール蓋のフランジとそのマンホールのフランジの接続に適用できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…マンホール、12…マンホール蓋、13…下フランジ、14…上フランジ、15…ボルト、16…ナット、17…フランジ接続装置、18…廻り止め板、19…受け台、20…スペーサ、21…ボルト通し穴、22…ナット支え部、23…通し穴

Claims (1)

  1. 上下フランジのうち下フランジの下面部に固定され上面部に前記上下フランジの取り付けボルトの通し穴に対面して設けられたボルト通し穴を有した廻り止め板と、
    前記廻り止め板の下部にスペーサを介して取り付けられた受け台と、
    前記受け台に設けられ前記廻り止め板のボルト通し穴を通して挿入されたボルトを螺合するナットを保持するためのナット支え部とを備え、
    前記上下フランジは、水車出口側マンホール蓋のフランジとそのマンホールのフランジであることを特徴とするフランジ接続装置。
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