JP6588525B2 - 駐車場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場管理システムに関する。
従来、駐車場管理システムとして、機械式立体駐車場の車庫部内に、運転手が閉じ込められるのを防止するために、車庫の扉を閉じる前に、運転手のユーザーID認証を行うことで、車庫部内の無人確認を行うものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−26121号公報
しかし、従来の駐車場管理システムは、運転手が、赤ちゃん等の人やペットが乗っていたのを忘れたまま、車両を離れてしまい、駐車車両の内部に人やペット等の生物が取り残される(置き去りにされる)といった問題があった。
そこで、本発明は、駐車車両の内部に人やペット等の生物が残留しているか否かを検出可能な駐車場管理システムの提供を目的とする。
本発明の駐車場管理システムは、車両駐車予定ゾーンの近傍に複数のアンテナ部を配設した駐車場管理システムであって、駐車車両の内部に向けてインパルスUWB信号を発信する発信部となる一方の上記アンテナ部と、上記駐車車両の内部を反射して通過した車内反射信号を受信する受信部となる他方の上記アンテナ部と、を備え、さらに、上記受信部が受信した上記車内反射信号の変化を読み取って上記駐車車両の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器を備え、上記情報処理器は、上記駐車車両の外面によって反射した車外反射信号の変化を、上記車内反射信号の変化からキャンセルする車体揺れ分離処理を行うものである。
また、車両駐車予定ゾーンの近傍に複数のアンテナ部を配設した駐車場管理システムであって、駐車車両の内部に向けてインパルスUWB信号を発信する発信部となる一方の上記アンテナ部と、上記駐車車両の内部を反射して通過した車内反射信号を受信する受信部となる他方の上記アンテナ部と、を備え、かつ、上記受信部が受信した上記車内反射信号の変化を読み取って上記駐車車両の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器を備え、さらに、上記駐車車両の内部の静止した生物を動作させるための挙動誘発手段と、を備えているものである。
また、車両駐車予定ゾーンの近傍に複数のアンテナ部を配設した駐車場管理システムであって、駐車車両の内部に向けてインパルスUWB信号を発信する発信部となる一方の上記アンテナ部と、上記駐車車両の内部を反射して通過した車内反射信号を受信する受信部となる他方の上記アンテナ部と、を備え、さらに、上記受信部が受信した上記車内反射信号の変化を読み取って上記駐車車両の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器を備えており、上記アンテナ部は、機械式立体駐車場のゴンドラに設けられ、上記アンテナ部を上下位置調整自在、又は、上下所定間隔をもって配設した複数の上記アンテナ部を選択的に切り換え可能としたものである。
本発明によれば、駐車車両の内部に、生物が残留しているか否かを、確実かつ迅速に検出できる。つまり、赤ちゃん等の人やペット等の生物の置き去り(閉じ込め)を防止できる。駐車車両の内部を管理人や警備員が目視する必要がなく、プライバシーの保護を実現できる。車両に人検知センサーを設ける必要や、駐車場利用者の事前登録等が不要で、システム導入が容易であると共に、様々な人(車両)が利用する駐車場に最適である。
本発明の駐車場管理システムの実施の一形態を示す構成図である。 アンテナ部の切り替わりを説明するための構成図である。 車外反射信号を説明するための構成図である。 正面図である。 アンテナ部の配設位置の一例を示す正面図である。 生物検出処理の一例を説明するためのグラフ図であって、(a)は伝搬距離と信号強度の関係を示すグラフ図であり、(b)は時間と信号強度の関係を示すグラフ図である。 車体揺れ分離処理の一例を説明するためのグラフ図であって、(a)は伝搬距離と信号強度の関係を示すグラフ図であり、(b)は時間と信号強度の関係を示すグラフ図であり、(c)はFFT解析したグラフ図である。 FFT解析したグラフ図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る駐車場管理システムは、図1に示すように、車両駐車予定ゾーンZの近傍に配設される複数のアンテナ部1,1と、アンテナ部1に同軸ケーブル等の電線を介して接続されインパルスUWB信号Sの発信処理等を行う情報処理器8と、を備えている。
アンテナ部1は、インパルスUWB(Ultra Wide Band)信号Sを発信可能、かつ、インパルスUWBが物体に反射した反射信号(反射波)を受信可能なものである。
インパルスUWB信号は、例えば、ビットレートが50MHz(パルスの最少間隔が20nsのインパルス列)のUWBインパルス列である。使用周波数は、例えば、7.25〜10.25GHzである。
複数のアンテナ部1,1は、車両駐車予定ゾーンZに駐車している駐車車両Cの内部に向けてインパルスUWB信号S(以下、UWB信号Sと呼ぶ場合もある)を発信する発信部Xとなる一方のアンテナ部1と、駐車車両Cの内部を反射して通過した(車外に出てきた)インパルスUWBの車内反射信号Raを受信する受信部Yとなる他方のアンテナ部1と、を備えている。
なお、図1乃至図3において、駐車車両Cの内部(以下、車内と呼ぶ場合もある)での信号伝搬経路を破線にて簡略化して図示している。
情報処理器8は、各アンテナ部1に接続されるアンテナ接続部と、UWB信号送受信間の信号伝搬時間を計測して距離を算出可能(測距処理が可能)なCPUやMPUやマイコン等の演算処理部と、記憶部と、演算処理結果や判定処理結果等のデータや命令電気信号を外部機器に送信するための外部機器接続部と、を有している。
そして、情報処理器8は、受信部Yが受信した車内反射信号Raの変化を読み取って車内に、人やペット等の生物が残留しているか否かを検出する生物検出処理を行う。
先ず、情報処理器8は、発信部X(発信側アンテナ部1)から受信部Y(受信側アンテナ部1)までのUWB信号Sが辿った信号伝搬距離において、車内に生物が存在すると推定される位置を決定(特定)する。
図6(a)に示すように、横軸を信号伝搬距離(電波伝搬距離)とし、縦軸を信号強度(電波強度)とするグラフ図を作成し、車内と想定される伝搬距離範囲である車内範囲Eaを決定する。
そして、車内範囲Eaにおいて、伝搬距離位置ごとに信号強度の変化分(絶対値)の総和を比較して、信号強度が最も大きく変化した伝搬距離位置を、車内に生物が存在すると推定される生物存在推定位置Pとして特定(抽出)する。つまり、伝搬距離毎の信号強度の変化を算出して生物存在推定位置Pを特定する。
次に、生物存在推定位置Pにおいて、時間毎の信号強度の変化を読み取る(検出する)。図6(b)に示すように、横軸を、時間とし、縦軸を、生物存在推定位置Pでの信号強度としてグラフ図を作成することで、生物存在推定位置(特定された伝搬距離位置)Pでの信号強度の変化を波形状のグラフ線P´として得る(算出する)。
そして、図6(b)のグラフ図において、グラフ線P´の変化を読み取る。例えば、波形の振幅の大きさや、単位時間当たりの変化量等の特性をパラメータとし、予め設定している特性判定基準に適合すると、生物が存在すると判定する。つまり、車内に生物が残留していると検出したことになる。
なお、図6(b)のグラフ図において、波形のグラフ線P´の振幅の大きさや、単位時間当たりの変化量等の特性が判断しにくい(変化が弱い)場合は、図6(b)のグラフ図(グラフ線P´)に対して、FFT解析(Fast Fourier transform)を行って、繰り返し周期の検出を行い、その検出結果が、予め設定しているFFT用特性判定基準に適合するか否か判別して、生物が存在するか否かを判定するも良い。
さらに、図1において車内反射信号Raを受信していた他方のアンテナ部1は、図2に示すように、UWB信号Sを発信する発信部Xとしても作動(機能)し、一方のアンテナ部1は、他方のアンテナ部1から発信されたUWB信号Sが車内で反射して通過したUWBの車内反射信号Raを受信する受信部Yとしても作動(機能)する。
一方のアンテナ部1及び他方のアンテナ部1が、UWB信号Sを発信する発信部Xと、車内反射信号Raを受信する受信部Yと、に交互に切り替わる(一方のアンテナ部1を発信から受信に切り替えると共に、他方のアンテナ部1を受信から発信に切り替える)ことで、UWB信号Sが車内で反射する条件が変わる。つまり、アンテナ部1や駐車車両Cを動かさずに信号伝搬経路を変えることができる。
従って、一方のアンテナ部1からUWB信号Sを発信した場合に、車内においてUWB信号Sが届いていなかった不感地帯を、他方のアンテナ部1から発信したUWB信号Sが届くことで、感知地帯(検出範囲)とでき、生物の検出精度(信頼性)を向上できる。
また、発信部(送信部)Xから遠くなるほど、信号の強度は低下する。しかし、受信部Yで感度を上げると、(飽和状態になりやすく)正確な動きの反応(生物の挙動反応)を検出できない虞れがある。言い換えると、発信部Xに近い箇所は、反射への影響が強く出るので検知しやすい。
そこで、図1と図2に示すように、一方のアンテナ部1を最前列席の横の窓(前横窓ガラス)Cfを介して、信号を送受可能に配設し、他方のアンテナ部1を最後列座席の横の窓(後横窓ガラス)Cgを介して、信号を送受可能に配設する。言い換えると、アンテナ部1,1同士を、車体前後方向に離間させて配設する。
図1に示すように、一方のアンテナ部1から前横窓ガラスCfを介して、車内に侵入したUWB信号Sは、最後列座席近傍(他方のアンテナ部1近傍)での強度が弱くなり、最後列座席での検出精度が低くなる虞れがある。
そこで、一方のアンテナ部1でUWB信号Sを発信して他方のアンテナ部1で車内反射信号Raを受信して、生物検出処理を行った後に、アンテナ部1の送受を切り替えて(発受を入れ替えて)、図2に示すように、他方のアンテナ部1でUWB信号Sを発信して一方のアンテナ部1で車内反射信号Raを受信して、生物検出処理を行う。後横窓ガラスCgを介して車内に侵入したUWB信号Sは、強度が十分であり、最後列座席近傍(他方のアンテナ部1近傍)での強度が強くなる(検出精度が高くなる)。したがって、ワンボックスカーのように座席数の多い(前後に長い)大型車であっても、確実に生物を検出することが可能となる。
ここで、図3に示すように、発信部Xから発信したUWB信号Sにおいて車内へ侵入せずに駐車車両Cの外面によって反射する車外反射信号Rbがある。
情報処理器8は、車外反射信号Rbの変化を、車内反射信号Raの変化からキャンセル(分離)する車体揺れ分離処理を行う。
駐車車両Cが揺れる(振動する)と、車内の生物の動きを検出するのが困難となり、生物が存在していても、未検出となる虞れがあるが、生物検知処理中に車体揺れ分離処理を行うことで、生物の動きを確実に検出できる。
先ず、図7(a)に示すように、横軸を伝搬距離とし、縦軸を信号強度とするグラフ図を作成し、車内と想定される伝搬距離範囲である車内範囲Eaを決定すると共に、車外と想定される伝搬距離範囲である車外範囲Ebを決定する。
そして、車内範囲Eaにおいて、伝搬距離ごとに信号強度の変化分(絶対値)の総和を比較して、信号強度が最も大きく変化した伝搬距離位置を、車内に生物が存在すると推定される生物存在推定位置Pとして特定(抽出)する。
また、車外範囲Ebにおいて、伝搬距離ごとに信号強度の変化分(絶対値)の総和を比較して、信号強度が最も大きく変化した伝搬距離位置を、車体揺れ基準位置Qとして特定(抽出)する。
次に、生物存在推定位置P及び車体揺れ基準位置Qにおいて、時間毎の信号強度の変化を算出する。
図7(b)に示すように、横軸を時間とし、縦軸を(生物存在推定位置P及び車体揺れ基準位置Qでの)信号強度としてグラフ図を作成する。
なお、図7(b)において、上側のグラフ線Q´が車外揺れ基準位置Qでの変化を示し、下側のグラフ線P´が生物存在推定位置Pでの変化を示す。
そして、図7(b)のグラフ図の夫々のグラフ線Q´,P´について、FFT解析(Fast Fourier transform)を行って、差分を算出すると、図7(c)のようなグラフ図を得ることができる。
ここで、車体揺れ分離処理を行わない(下側のグラフ線P´についてのみFFT解析を行った)場合は、図8に示すようなグラフ図が得られる。
図7(c)と図8から明らかなように、車体揺れ分離処理を行って得た図7(c)のFFTグラフ図は、車体揺れ分離処理を行っていない図8のFFTグラフ図に比べて、特徴が大きく表れており(特性が分かりやすく)、生物が存在するか否かの判定が容易となる。
つまり、車体の揺れをキャンセルすることで、(車体揺れの悪影響を受けずに)車内の生物の動作を確実に検出でき、車内に生物が存在するか否かの判定(生物の検出)を高精度に行うことができる。
なお、図3に於ては、車内に向けてUWB信号Sを発信させるアンテナ部1と、車両外面に向けてUWB信号Sを発信させるアンテナ部1と、を共用(同じアンテナ部1)とし、車内反射信号Raと車外反射信号Rbとを受信するアンテナ部1を共用している場合を図示している。
図示省略するが、車内に向けてUWB信号Sを発信させるアンテナ部1とは別に、車外面に向けてUWB信号Sを発信させるアンテナ部1を設け、さらに、車内反射信号Raを受信するアンテナ部1とは別に、車外反射信号Rbとを受信するアンテナ部1を設けても良い。つまり、車体揺れ検出専用アンテナ部1,1を設けて、車両駐車予定ゾーンZの近傍に配設して、情報処理器8に接続するも良い。
さらに、情報処理器8は、車内に生物が残留していることを検出(残留していると判定)すると、生物検知信号を、外部機器である警報発令手段に送信する。
警報発令手段は、スピーカー等の音声発生器、ランプ等の光発生器、モニター等の画面表示器等である。
警報発令手段は、生物検知信号を受信すると警報を発生させる。警報を発生させるとは、スピーカー等によるブザー等の警報音出力、スピーカー等による音声データ等の警告音声出力、ランプ等による点灯や点滅表示、駐車場管理モニターや操作モニター等への警告メッセージ表示等であって、これらの1つ又は組み合わせであっても良い。
警報発令手段によって、車外の人(駐車車両Cから離れようとしている運転手や同乗者、或いは、駐車場の管理者や警備者)に、車内に生物が残留している(取り残されている)ことを伝えることができ、置き去りや閉じ込めを確実に阻止できる。
また、図示省略するが、車両駐車予定ゾーンZ近傍に、駐車車両Cの車高や窓位置等の車両形状を読み取る車形状検出手段を備えている。車形状検出手段は、駐車車両Cの高さ位置(車高)を検出する赤外センサや磁気センサ、ナンバープレートを読取るカメラセンサ等であって、これらの1つ又は組み合わせであっても良い。
そして、図4に示すように、駐車車両Cの車高や窓位置等の車体形状に対応するように、アンテナ部1を上下位置調整自在、又は、上下所定間隔をもって配設した複数の上記アンテナ部1,1を選択的に切り換え可能としている。
アンテナ部1を上下位置調整自在とする上下動手段としては、例えば、上下ガイドレールと、上下ガイドレールを往復走行可能なスライダーと、スライダーに走行力を付与する昇降シリンダ等を設けて、スライダーにアンテナ部1を連結することで、上下位置調整自在とする。
また、複数のアンテナ部1,1を選択的に切り換え可能とするアンテナ切換手段は、上下所定間隔をもって(上下位置を相違させて)配設した低位置のアンテナ部1及び高位置のアンテナ部1を、選択的に切り換え使用する。例えば、アンテナ部1と情報処理器8を接続する同軸ケーブル等の配線切換スイッチ器等で行う。
さらに、図5に示すように、生物検出処理中(発信部XからUWB信号Sを発信して、受信部Yにて車内反射信号Raを受信中)、或いは、生物検出処理前に、車内の静止した生物を動作させるための挙動誘発手段5を備えている。
挙動誘発手段5は、情報処理器8、又は、情報処理器8に接続されているパーソナルコンピュータ等の管理用の情報処理装置から、挙動誘発作動開始信号を受信すると、静止した生物を動作させるための挙動誘発作動を行う。
挙動誘発手段5は、車両駐車予定ゾーンZの近傍に配設されたスピーカー等の音声発生器、フラッシュやランプ等の光発生器等であって、それらの1つ又は組み合わせでも良い。
挙動誘発作動とは、音声発生器にて大きな音や不快な音やメッセージ音声を出力、光発生器にて生物が眩しいと感じるフラッシュ(閃光)や激しく点滅する光の発生等であって、それらの1つ又は組み合わせであっても良い。
このように、挙動誘発手段5を設けることによって、車内で寝ている人や隠れているペットを強制的に動作させることができて、生物の検出精度を向上できる。
さらに、図5に示すように、アンテナ部1は、機械式立体駐車場のゴンドラGに設けている。また、ゴンドラGに挙動誘発手段5や図示省略の上下動手段を設けている。
ゴンドラGの枠部材やベース部材を利用してアンテナ部1や挙動誘発手段5や上下動手段を容易に設けることができると共に、既設の機械式立体駐車場に対して後付も容易である。
本発明は、置き去りにされると、長時間に渡って周囲から隔離状態となる虞れの高い機械式立体駐車場に最適である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、アンテナ部1は、機械式立体駐車場のゴンドラGに限らず、車両駐車予定ゾーンZの近傍の支柱部や天井部や側壁部に、アンテナ部1を設けるも良い。つまり、機械式立体駐車場に限らず、自走式の立体駐車場や平面駐車場に、本発明を適用するも良い。機械式立体駐車場としては、ゴンドラ式や、パレット(台車)搬送式、昇降エレベータ式等自由である。
以上のように、本発明の駐車場管理システムは、車両駐車予定ゾーンZの近傍に複数のアンテナ部1,1を配設した駐車場管理システムであって、駐車車両Cの内部に向けてインパルスUWB信号Sを発信する発信部Xとなる一方の上記アンテナ部1と、上記駐車車両Cの内部を反射して通過した車内反射信号Raを受信する受信部Yとなる他方の上記アンテナ部1と、を備え、さらに、上記受信部Yが受信した上記車内反射信号Raの変化を読み取って上記駐車車両Cの内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器8を備えているので、駐車車両Cの内部に、生物が残留しているか否かを、確実かつ迅速に検出できる。つまり、赤ちゃん等の人やペット等の生物の置き去り(閉じ込め)を防止できる。駐車車両Cの内部を管理人や警備員が目視する必要がなく、プライバシーの保護を実現できる。車両に人検知センサーを設ける必要や、駐車場利用者の事前登録等が不要で、システム導入が容易であると共に、様々な人(車両)が利用する駐車場に最適である。
また、一方の上記アンテナ部1及び上記他方のアンテナ部1は、上記インパルスUWB信号Sを発信する上記発信部Xと、上記車内反射信号Raを受信する上記受信部Yと、に交互に切り替わるので、一方のアンテナ部1からUWB信号Sを発信した場合に、車内においてUWB信号Sが届いていなかった不感地帯を、他方のアンテナ部1から発信したUWB信号Sが届いて感知地帯(検出範囲)とでき、生物の検出精度(信頼性)を向上できる。車内の様々な箇所を高精度に検出できる。ワンボックスカー等の大型車両であっても確実に生物を検出できる。
また、上記情報処理器8は、上記駐車車両Cの外面によって反射した車外反射信号Rbの変化を、上記車内反射信号Raの変化からキャンセルする車体揺れ分離処理を行うので、車体揺れによる悪影響(生物検出の失敗)を防止でき、信頼性を向上できる。車体揺れが発生しやすい機械式立体駐車場に好適である。
また、上記駐車車両Cの内部の静止した生物を動作させるための挙動誘発手段5を備えているので、車内で寝ている人や隠れているようなペットを強制的に動作させることができ、容易かつ確実に生物を検出できる。
また、上記アンテナ部1は、機械式立体駐車場のゴンドラGに設けられ、上記アンテナ部1を上下位置調整自在、又は、上下所定間隔をもって配設した複数の上記アンテナ部1,1を選択的に切り換え可能としたので、様々な車種に対して、確実かつ高精度に生物検出を行うことができる。既設の機械式立体駐車場に容易かつ迅速に適用できる。
1 アンテナ部
5 挙動誘発手段
8 情報処理器
C 駐車車両
G ゴンドラ
Ra 車内反射信号
Rb 車外反射信号
S インパルスUWB信号
X 発信部
Y 受信部
Z 車両駐車予定ゾーン

Claims (3)

  1. 車両駐車予定ゾーン(Z)の近傍に複数のアンテナ部(1)(1)を配設した駐車場管理システムであって、
    駐車車両(C)の内部に向けてインパルスUWB信号(S)を発信する発信部(X)となる一方の上記アンテナ部(1)と、上記駐車車両(C)の内部を反射して通過した車内反射信号(Ra)を受信する受信部(Y)となる他方の上記アンテナ部(1)と、を備え、
    さらに、上記受信部(Y)が受信した上記車内反射信号(Ra)の変化を読み取って上記駐車車両(C)の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器(8)を備え
    上記情報処理器(8)は、上記駐車車両(C)の外面によって反射した車外反射信号(Rb)の変化を、上記車内反射信号(Ra)の変化からキャンセルする車体揺れ分離処理を行うことを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 車両駐車予定ゾーン(Z)の近傍に複数のアンテナ部(1)(1)を配設した駐車場管理システムであって、
    駐車車両(C)の内部に向けてインパルスUWB信号(S)を発信する発信部(X)となる一方の上記アンテナ部(1)と、上記駐車車両(C)の内部を反射して通過した車内反射信号(Ra)を受信する受信部(Y)となる他方の上記アンテナ部(1)と、を備え、
    かつ、上記受信部(Y)が受信した上記車内反射信号(Ra)の変化を読み取って上記駐車車両(C)の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器(8)を備え、
    さらに、上記駐車車両(C)の内部の静止した生物を動作させるための挙動誘発手段(5)と、を備えていることを特徴とする駐車場管理システム。
  3. 車両駐車予定ゾーン(Z)の近傍に複数のアンテナ部(1)(1)を配設した駐車場管理システムであって、
    駐車車両(C)の内部に向けてインパルスUWB信号(S)を発信する発信部(X)となる一方の上記アンテナ部(1)と、上記駐車車両(C)の内部を反射して通過した車内反射信号(Ra)を受信する受信部(Y)となる他方の上記アンテナ部(1)と、を備え、
    さらに、上記受信部(Y)が受信した上記車内反射信号(Ra)の変化を読み取って上記駐車車両(C)の内部に生物が残留しているか否かを検出する情報処理器(8)を備えており、
    上記アンテナ部(1)は、機械式立体駐車場のゴンドラ(G)に設けられ、
    上記アンテナ部(1)を上下位置調整自在、又は、上下所定間隔をもって配設した複数の上記アンテナ部(1)(1)を選択的に切り換え可能としたことを特徴とする駐車場管理システム。
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