JP6586516B2 - 無線端末及びリレーノード - Google Patents

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Description

本開示は、無線端末及びリレーノードに関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リレーノード(RN)が仕様化されている(非特許文献1参照)。
基地局の機能性を有するリレーノードは、基地局に代わって無線端末へサービスを提供できる。現状、リレーノードは、基地局のカバレッジを補うために主に利用されている。
3GPP技術仕様書「TS36.300 V13.2.0」 2016年1月13日
一の実施形態に係る無線端末は、接続するセルを制限するための接続禁止メッセージをリレーノードから所定の周波数において受信する受信部を備える。前記接続禁止メッセージは、前記所定の周波数において接続要求を送信することを禁止するためのメッセージである。
一の実施形態に係るリレーノードは、接続するセルを制限するための接続禁止メッセージを無線端末へ所定の周波数において送信する送信部を備える。前記接続禁止メッセージは、前記所定の周波数において接続要求を送信することを禁止するためのメッセージである。
実施形態に係るリレーノードは、前記リレーノードが設置された移動体に収容された無線端末の情報を取得する制御部と、前記リレーノードの接続が予定されるセルに前記無線端末が接続することを禁止するために前記無線端末の情報を基地局へ送信する送信部と、を備える。
一の実施形態に係る無線端末は、接続禁止メッセージをリレーノードから受信する受信部を備える。前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含む。
一の実施形態に係るリレーノードは、接続禁止メッセージを無線端末へ送信する送信部を備える。前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含む。
図1は、LTEシステムの構成を示す図である。 図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 図3は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 図4は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 図5は、UE100のブロック図である。 図6は、eNB200のブロック図である。 図7は、RN500のブロック図である。 図8は、第1実施形態に係る動作環境を説明するための図である。 図9は、第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。 図10は、第1実施形態の変更例1を説明するための図である。 図11は、第1実施形態の変更例2を説明するための図である。 図12は、第1実施形態の変更例3を説明するための図である。 図13は、第2実施形態を説明するための図である。 図14は、その他の実施形態を説明するための図である。
[実施形態の概要]
近年、複数の無線端末が収容される移動体(例えば、電車)にリレーノードを設置することが提案されている。移動体の走行中に、リレーノードが複数の無線端末を代表して基地局との通信を実行することにより、リソースの使用効率が向上する。
しかしながら、リレーノードと複数の無線端末とは、一緒に移動するため、リレーノードが接続する基地局へ、移動体に収容される複数の無線端末も接続する虞がある。
実施形態に係る無線端末は、接続するセルを制限するための接続禁止メッセージをリレーノードから所定の周波数において受信する受信部を備えてもよい。前記接続禁止メッセージは、前記所定の周波数において接続要求を送信することを禁止するためのメッセージであってもよい。
前記所定の周波数は、前記リレーノードの接続が予定されるセル又は前記リレーノードが接続しているセルが運用される周波数であってもよい。
実施形態に係るリレーノードは、接続するセルを制限するための接続禁止メッセージを無線端末へ所定の周波数において送信する送信部を備えてもよい。前記接続禁止メッセージは、前記所定の周波数において接続要求を送信することを禁止するためのメッセージであってもよい。
前記所定の周波数は、前記リレーノードの接続が予定されるセル又は前記リレーノードが接続しているセルが運用される周波数であってもよい。
実施形態に係るリレーノードは、前記リレーノードが設置された移動体に収容された無線端末の情報を取得する制御部と、前記リレーノードの接続が予定されるセルに前記無線端末が接続することを禁止するために前記無線端末の情報を基地局へ送信する送信部と、を備えてもよい。
実施形態に係る無線端末は、接続禁止メッセージをリレーノードから受信する受信部を備えてもよい。前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含んでもよい。
前記セル情報は、前記予定セルの識別子又は前記予定セルが運用される周波数の情報の少なくとも一方を含んでもよい。
前記セル情報は、前記無線端末の接続が禁止される期間の情報を含んでもよい。
前記無線端末は、前記リレーノードへ接続要求を送信する送信部をさらに備えてもよい。前記受信部は、前記接続要求を送信した後に、前記リレーノードからユニキャストで送信された前記接続禁止メッセージを受信してもよい。
無線端末は、前記予定セルから無線信号の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告の送信を中止する制御部をさらに備えてもよい。
実施形態に係るリレーノードは、接続禁止メッセージを無線端末へ送信する送信部を備えてもよい。前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含んでもよい。
前記セル情報は、前記予定セルの識別子又は前記予定セルが運用される周波数の情報の少なくとも一方を含んでもよい。
前記セル情報は、前記無線端末の接続が禁止される期間の情報を含んでもよい。
前記リレーノードは、前記無線端末から接続要求を受信する受信部をさらに備えてもよい。前記送信部は、前記接続要求を受信した後に、前記接続禁止メッセージをユニキャストで前記無線端末へ送信してもよい。
前記リレーノードは、前記予定セルから無線信号の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告を前記無線端末から受信する受信部と、前記予定セルへのハンドオーバ要求の送信を中止する制御部とを備えてもよい。
[システム概略]
(移動通信システム)
以下において、実施形態に係る移動通信システムであるLTEシステムについて説明する。図1は、LTEシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、無線端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置である。UE100は、セル(後述するeNB200又はRN500)と無線通信を行うことができる。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB(evolved Node−B)200、及びRN(Relay Node)500を含む。
eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。
eNB200は、1又は複数のセルを管理する。eNB200は、eNB200が管理するセルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、「データ」と称することがある)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用されてもよい。
RN500は、中継装置に相当する。RN500は、UE100とeNB200との間でUE100のデータを中継できる。RN500は、Unインターフェイスを介してeNB200とワイヤレスで接続する。中継のためにRN500と接続するeNB200は、RN500をサーブ(serve)する機能を有する。このようなeNB200は、DeNB(Donor eNB)と称される。
RN500は、リレーノード(中継装置)に相当する。RN500は、eNB200に代わってUE100と通信できる。RN500は、eNB200の機能性をサポートする。従って、RN500は、S1及びX2インターフェイス、E−UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)無線インターフェイスの無線プロトコルを終端してもよい。
RN500とMME300/SGW400との間で、(D)eNB200を経由するS1インターフェイスが確立されてもよい。すなわち、RN500は、S1インターフェイスを介してMME300/SGW400と接続されてもよい。RN500は、S1インターフェイスを介してMME300/SGW400と通信してもよい。RN500とeNB200との間で、(D)eNB200を経由するX2インターフェイスが確立されてもよい。すなわち、RN500は、X2インターフェイスを介してeNB200と接続されてもよい。RN500は、X2インターフェイスを介してeNB200と通信してもよい。
RN500は、UE100の機能性の一部(サブセット)もサポートする。RN500は、例えば、eNB200とワイヤレスで接続するために、後述する無線インターフェイスのプロトコルを備える(図3参照)。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、E−UTRAN10と共にネットワークを構成してもよい。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)300、及びSGW(Serving Gateway)400を含む。
MME300は、例えば、UE100に対する各種モビリティ制御を行う。SGW400は、例えば、データの転送制御を行う。MME300及びSGW400は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。MME300及びSGW400は、S1インターフェイスを介してRN500と接続されてもよい。
図2及び図3は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2は、UE100とeNB200との間の無線インターフェイスのプロトコルスタック図を示す。図3は、RN500とeNB200との間の無線インターフェイスのプロトコルスタック図を示す。
図2及び図3に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分される。第1層は、物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号化、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100(RN500)の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100(RN500)のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、スケジューラ(MACスケジューラ)を含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定する。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100(RN500)のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100(RN500)のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100(RN500)のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100(RN500)は、RRCコネクティッド状態である。UE100(RN500)のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がない場合、UE100(RN500)は、RRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、例えば、セッション管理及びモビリティ管理を行う。
図4は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムにおいて、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が適用される。上りリンクにはSCFDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が適用される。
図4に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msである。各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数のリソースブロック(RB:Resource Block)を含む。各サブフレームは、時間方向に複数のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより、1つのリソースエレメント(RE:Resource Element)が構成される。UE100には、無線リソース(時間・周波数リソース)が割り当てられる。周波数方向において、無線リソース(周波数リソース)は、リソースブロックにより構成される。時間方向において、無線リソース(時間リソース)は、サブフレーム(又はスロット)により構成される。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、下りリンク制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink. Control Channel)として使用可能な領域である。各サブフレームの残りの部分は、下りリンクデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)として使用可能な領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)として使用可能な領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、上りリンクデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)として使用可能な領域である。
(無線端末)
UE100(無線端末)について説明する。図5は、UE100のブロック図である。図5に示すように、UE100は、レシーバ(Receiver:受信部)110、トランスミッタ(Transmitter:送信部)120、及びコントローラ(Controller:制御部)130を備える。レシーバ110とトランスミッタ120とは、一体化されたトランシーバ(送受信部)であってもよい。
レシーバ110は、コントローラ130の制御下で各種の受信を行う。レシーバ110は、アンテナを含む。レシーバ110は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換する。レシーバ110は、ベースバンド信号をコントローラ130に出力する。
トランスミッタ120は、コントローラ130の制御下で各種の送信を行う。トランスミッタ120は、アンテナを含む。トランスミッタ120は、コントローラ130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換する。トランスミッタ130は、無線信号をアンテナから送信する。
コントローラ130は、UE100における各種の制御を行う。コントローラ130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサとCPU(Central Processing Unit)とを含む。ベースバンドプロセッサは、例えば、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号化を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号化を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
UE100は、UE100自身の位置を特定するための受信機を備えていてもよい。例えば、UE100は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を備えていてもよい。GNSS受信機は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信できる。GNSS受信機は、GNSS信号をコントローラ130に出力する。UE100は、UE100の位置情報を取得するためのGPS(Global Positioning System)機能を有していてもよい。UE100は、位置情報を取得するために他の受信機を備えていてもよい。
本明細書では、UE100が備えるレシーバ110、トランスミッタ120及びコントローラ130の少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、UE100が実行する処理(動作)として説明することがある。
(基地局)
eNB200(基地局)について説明する。図6は、eNB200のブロック図である。図6に示すように、eNB200は、レシーバ(受信部)210、トランスミッタ(送信部)220、コントローラ(制御部)230、及びネットワークインターフェイス240を備える。トランスミッタ210とレシーバ220は、一体化されたトランシーバ(送受信部)であってもよい。
レシーバ210は、コントローラ230の制御下で各種の受信を行う。レシーバ210は、アンテナを含む。レシーバ210は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換する。レシーバ210は、ベースバンド信号をコントローラ230に出力する。
トランスミッタ220は、コントローラ230の制御下で各種の送信を行う。トランスミッタ220は、アンテナを含む。トランスミッタ220は、コントローラ230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換する。トランスミッタ220は、無線信号をアンテナから送信する。
コントローラ230は、eNB200における各種の制御を行う。コントローラ230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサとCPUとを含む。ベースバンドプロセッサは、例えば、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号化等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行することにより各種の処理を行う。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
ネットワークインターフェイス240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続される。ネットワークインターフェイス240は、S1インターフェイスを介してMME300及びSGW400と接続される。ネットワークインターフェイス240は、例えば、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に使用される。
本明細書では、eNB200が備えるトランスミッタ210、レシーバ220、コントローラ230、及びネットワークインターフェイス240の少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、eNB200が実行する処理(動作)として説明する。
(リレーノード)
RN500(リレーノード)について説明する。図7は、RN500のブロック図である。図7に示すように、RN500は、レシーバ(受信部)510、トランスミッタ(送信部)520、コントローラ(制御部)530、及びネットワークインターフェイス540を備える。トランスミッタ510とレシーバ520は、一体化されたトランシーバ(送受信部)であってもよい。RN500は、ネットワークインターフェイス540を備えなくてもよい。
レシーバ510は、コントローラ530の制御下で各種の受信を行う。レシーバ510は、アンテナを含む。レシーバ510は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換する。レシーバ510は、ベースバンド信号をコントローラ530に出力する。
トランスミッタ520は、コントローラ530の制御下で各種の送信を行う。トランスミッタ520は、アンテナを含む。トランスミッタ520は、コントローラ530が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換する。トランスミッタ520は、無線信号をアンテナから送信する。
コントローラ530は、RN500における各種の制御を行う。コントローラ530は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサとCPUとを含む。ベースバンドプロセッサは、例えば、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号化等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行することにより各種の処理を行う。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
ネットワークインターフェイス540は、移動体に設けられた他のノード(例えば、他のRN500)と接続される。RN500は、レシーバ510及び/又はトランスミッタ520を用いて他のノードと通信を実行してもよい。例えば、RN500は、ネットワークインターフェイス540を備えない場合に、レシーバ510及び/又はトランスミッタ520を用いて他のノードと通信を実行してもよい。
本明細書では、RN500が備えるトランスミッタ510、レシーバ520、コントローラ530、及びネットワークインターフェイス540の少なくともいずれかが実行する処理を、便宜上、RN500が実行する処理(動作)として説明する。
[第1実施形態]
(動作環境)
第1実施形態に係る動作環境について図8を用いて説明する。図8は、第1実施形態に係る動作環境を説明するための図である。
図8に示すように、移動体(例えば、電車)1は、各UE100を収容している。移動体1には、RN500が設置されている。各UE100とRN500とは、接続(RRC接続)を確立していてもよい。各UE100は、RN500に対してRRC接続状態であってもよい。各UE100とRN500とは、接続(RRC接続)を確立していなくてもよい。各UE100は、RN500に対してRRCアイドル状態であってもよい。各UE100は、必要に応じて、RN500と接続(RRC接続)を確立してもよい。
RN500は、eNB200(例えば、マクロeNB)と接続(RRC接続)を確立する。RN500は、例えば、4GHz帯の周波数を用いてeNB200との通信を実行してもよい。一方で、RN500は、例えば、4GHz帯、30GHz帯、70GHz帯の少なくともいずれかの周波数を用いてUE100との通信を実行してもよい。
eNB200は、例えば、移動体1が通過する軌道(例えば、線路)の周辺に設置されたeNBである。
移動体1は、高速で移動してもよい。例えば、移動体1は、閾値以上の速度(例えば、500km/h)で移動してもよい。従って、各UE100及びRN500は、移動体1の移動に応じて、高速で(閾値以上の速度で)移動できる。
(第1実施形態に係る動作)
次に、第1実施形態に係る動作について、図9を用いて説明する。図9は、第1実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
図9に示すように、ステップS101において、RN500は、セル情報要求(Cell information request)をeNB200へ送信してもよい。
RN500は、移動体1が移動を開始する前に、セル情報要求をeNB200へ送信してもよい。RN500は、移動体1が移動を開始した後に、セル情報要求をeNB200へ送信してもよい。
セル情報要求は、予定セルに関するセル情報を要求するための情報である。セル情報要求は、RN500の識別子、移動体1の識別子、移動体1(RN500)の移動情報の少なくともいずれかの情報を含んでいてもよい。
移動情報は、移動体1(RN500)の移動区間(例えば、出発地点、経由地点、到着地点など)を示す情報、移動体1(RN500)の移動時間を示す情報、移動体1(RN500)の移動距離を示す情報の少なくともいずれかの情報を含んでいてもよい。
ステップS102において、eNB200は、セル情報要求への応答をRN500へ送信してもよい。
eNB200は、セル情報要求の受信に応じて、応答を送信してもよい。eNB200は、予め保持しているセル情報を応答に含めてもよい。eNB200は、セル情報要求の受信に応じて、セル情報を生成してもよい。
eNB200は、ネットワーク装置へセル情報を問い合わせてもよい。eNB200は、問合せメッセージにセル情報要求に含まれる情報を含めてもよい。ネットワーク装置は、EPC20内に設けられていてもよい。ネットワーク装置は、外部ネットワークに設けられていてもよい。ネットワーク装置は、eNB200からの問合せメッセージの受信に応じて、セル情報(第1セル情報)を含む応答メッセージをeNB200へ送信してもよい。
RN500は、eNB200からセル情報(第1セル情報)を受信する。セル情報は、予定セルに関する情報を含む。予定セルは、RN500の接続が予定されるセルである。具体的には、予定セルは、移動体1の移動経路(例えば、線路)に沿って設置されたeNB200(予定eNB200)が管理するセルである。
セル情報は、例えば、予定セルの識別子(のリスト)又は予定セルが運用される周波数の情報の少なくとも一方を含んでもよい。
予定セルの識別子は、セル識別子(CI)であってもよい。予定セルの識別子は、ECGI(E−UTRAN Cell Global Identifier)であってもよい。予定セルの識別子は、RN500が当該予定セルへ接続する予定時間と関連付けられていてもよい。
予定セルが運用される周波数の情報は、予定eNB200が管理するセルが運用される周波数の情報であってもよい。予定セルが運用される周波数の情報は、実際に接続される予定のセルが運用される周波数の情報であってもよい。
予定セルの識別子と周波数の情報とが関連付けられていてもよい。
セル情報は、予定セルを管理するeNB200の識別子を含んでいてもよい。eNB200の識別子は、PLMN内のeNB200を識別するために用いられるeNB識別子(eNB ID)であってもよい。eNB200の識別子は、グローバルにeNB200を識別するために用いられるグローバルeNB識別子(Global eNB ID)であってもよい。
セル情報は、当該セル情報(又は後述する接続禁止メッセージ)が有効な期間の情報を含んでいてもよい。有効な期間の情報は、当該セル情報が有効な期間を計測するためのタイマの情報であってもよい。有効な期間の情報は、有効な期間の終了時間を示す情報であってもよい。
有効期間は、例えば、移動体1の移動期間に対応していてもよい。有効期間は、各予定セルの接続予定時間に対応していてもよい。
セル情報は、RN500が移動速度と比較する第1閾値を含んでいてもよい。RN500は、RN500(移動体1)の移動速度が第1閾値を超えた場合に、後述する接続禁止メッセージを送信してもよい。第1閾値は、高速(例えば、300km/h)を示す値であってもよい。
セル情報は、UE100が移動速度と比較する第2閾値を含んでいてもよい。UE100は、UE100(移動体1)の移動速度が第2閾値を超えた場合に、セル情報が有効であると判定してもよい。第2閾値は、高速(例えば、300km/h)を示す値であってもよい。第2閾値は、第1閾値と同じ値であってもよいし、第1閾値よりも大きい値であってもよい。
RN500は、セル情報に基づいて、予定セルを把握できる。
ステップS103において、RN500は、接続禁止メッセージ(Connection forbiddance message)を送信してもよい。RN500は、接続禁止メッセージをユニキャスト(例えば、RRC接続再設定メッセージ)により送信してもよい。RN500は、接続禁止メッセージをブロードキャスト(SIB:SystemInformationBlock)により送信してもよい。
本実施形態において、接続禁止メッセージは、上述のセル情報を含む。接続禁止メッセージに含まれるセル情報(第2セル情報)は、eNB200からRN500が受信したセル情報と同じであってもよい。第2セル情報は、eNB200からRN500が受信したセル情報(第1セル情報)の一部(サブセット)であってもよい。
接続禁止メッセージに含まれるセル情報は、予定セルに関する情報である。ここで、予定セルは、RN500の接続が予定されるセルであると共に、UE100の接続が禁止されるセルである。
UE100は、セル情報に基づいて、接続要求を送信するセルを選択する。具体的には、UE100は、セル情報に含まれるセル識別子が示すセル(予定セル)へ接続要求を送信することを中止(省略)してもよい。UE100は、セル情報に含まれる周波数において接続要求を送信することを中止(省略)してもよい。
UE100は、接続禁止メッセージ(セル情報)の送信元であるセル(RN500)へ接続要求を送信してもよい。UE100は、セル情報に含まれるセル識別子によって示されないセルへ接続要求を送信してもよい。すなわち、UE100は、予定セルと異なるセルに対して、接続要求を送信してもよい。当該UE100が使用する無線リソースとRN500が使用する無線リソースとが競合しないためである。
UE100は、セル情報(又は接続禁止メッセージ)が有効である場合にのみ、予定セルへ接続要求を送信することを中止(省略)してもよい。UE100は、セル情報が無効である場合、予定セルへ接続要求を送信してもよい。
UE100は、セル情報に含まれる上述の有効な期間の情報に基づいて、セル情報(又は接続禁止メッセージ)が有効であるか否かを判定してもよい。UE100は、セル情報が無効である場合(セル情報の有効な期間が満了している場合)、予定セルへ接続要求を送信してもよい。UE100は、セル識別子とRN500が当該予定セルへ接続する予定時間とが関連付けられている場合、セル識別子毎に接続要求を送信するか否かを判定してもよい。例えば、UE100は、移動体1から出た場合(例えば、ユーザが途中下車した場合)に、予定時間の経過後に、経過した予定時間に関連付けられたセル識別子が示すセルへ接続要求を送信してもよい。
UE100は、UE100(移動体1)の移動速度に応じて、予定セルへ接続要求を送信するか否かを判定してもよい。UE100は、UE100の移動速度が第2閾値未満である場合、予定セルへ接続要求を送信してもよい。UE100は、UE100の移動速度が第2閾値以上である場合、予定セルへ接続要求を送信しない(接続要求の送信中止)。
UE100は、移動速度をUE100の位置情報に基づいて算出してもよい。UE100は、GNSS受信機により位置情報を取得してもよい。UE100は、UE100に加速度センサが設けられている場合、加速度センサにより移動速度を算出してもよい。
UE100は、セル情報に基づいて、セル(再)選択を実行してもよい。UE100は、予定セルを選択する優先度を低くしてもよい。
予定セルへの接続が禁止されるUE100(禁止UE100)は、移動体1に収容されているUE100の全てであってもよい。禁止UE100は、RN500へ接続しているか否かにかかわらず、予定セルへの接続が禁止されていてもよい。一方、移動体1に収容されていないUE100は、予定セルへの接続が禁止されてなくてもよい。従って、当該UE100は、予定セルへ接続要求を送信してもよい。
禁止UE100は、RN500と接続するUE100であってもよい。例えば、RN500と接続不能であるUE100は、移動体1に収容されていても、予定セルへの接続が禁止されなくてもよい。従って、当該UE100は、予定セルへ接続要求を送信してもよい。
接続要求は、ランダムアクセス手順においてUE100からeNB200(RN500)へ送信されるメッセージであってもよい。例えば、接続要求は、メッセージ1(Random Access Preamble)であってもよい。接続要求は、メッセージ3(Scheduled Transmision)であってもよい。
RN500は、移動体1が移動を開始した後、セル情報(第1セル情報)に従って、セル(eNB200)へ接続することができる。
RN500は、移動体1が移動を開始した後、更新されたセル情報をeNB200(ネットワーク装置)から受信してもよい。例えば、事故などにより、移動体1に遅延が発生した場合に、RN500は、セル情報をeNB200(ネットワーク装置)へ要求してもよい。
RN500自身が、セル情報を更新してもよい。例えば、RN500が、既に接続しているセルに関する情報(セル識別子、周波数の情報など)を含めることによってセル情報を更新してもよい。
RN500は、更新されたセル情報を含む接続禁止メッセージをUE100へ送信してもよい。UE100は、更新されたセル情報に基づいて、接続要求を送信するセルを決定してもよい。UE100は、前のセル情報を破棄してもよい。
RN500は、eNB200と接続を確立した後、UE100のデータを中継する。RN500は、eNB200から受信したUE100のデータを当該UE100へ送信(中継)できる。RN500は、UE100から受信したUE100のデータをeNB200へ送信(中継)できる。
以上により、UE100は、RN500の接続が予定されるセル(又はRN500が接続中のセル)へ接続要求を送信することを中止する。従って、RN500が接続するセル(eNB200)から移動体1に収容されるUE100へ無線リソースが割り当てられることを抑制できるため、RN500は、十分な無線リソースを用いて、中継することができる。
(変更例1)
次に、第1実施形態の変更例1について、図10を用いて説明する。図10は、第1実施形態の変更例1を説明するための図である。上述した内容と同様の部分は、説明を適宜省略する。
本変更例では、RN500は、RN500へ接続要求を送信したUE100に対して、接続禁止メッセージを送信する。
図10に示すように、ステップS201及びS202は、ステップS101及びS102に対応する。
ステップS203において、RN500は、制御情報を送信する。UE100は、制御情報を受信する。
RN500は、予定セル又はRN500が既に接続しているセルが運用される周波数において、制御情報を送信してもよい。RN500は、ブロードキャストにより制御情報を送信してもよい。
制御情報は、UE100がRN500へ接続するための情報を含む。制御情報は、MIB(Master Information Block)を含んでいてもよい。制御情報は、SIBを含んでいてもよい。
ステップS204において、UE100は、制御情報に基づいて、RN500へ接続要求を送信する。UE100は、制御情報を受信した周波数においてRN500へ接続要求を送信してもよい。
ステップS205は、ステップS103に対応する。RN500は接続禁止メッセージをUE100へ送信する。RN500は、接続要求を受信した後に、接続要求の送信元であるUE100へ接続禁止メッセージをユニキャストで送信してもよい。RN500は、例えば、RRC再設定メッセージにより接続禁止メッセージをUE100へ送信してもよい。RN500は、UE100と接続(RRC接続)を確立した後に、接続禁止メッセージをUE100へ送信してもよい。
UE100は、接続要求を送信した後に、RN500からユニキャストで送信された接続禁止メッセージを受信してもよい。
RN500は、UE100がRN500と接続した後に、移動体1内の他のノード(UE100と同一車両内の他のRN500)へUE100をハンドオーバさせるための手順を実行してもよい。これにより、UE100が移動体1内のRN500へ接続せずに、eNB200との接続を開始することを避けることができる。
以上により、RN500は、RN500へ接続要求を送信したUE100に対して、接続禁止メッセージを送信できる。これにより、接続を希望するUE100がeNB200へ接続することを抑制できる。RN500は、予定セル又はRN500が既に接続しているセルが運用される周波数において制御情報を送信することにより、当該周波数において接続を希望するUE100が当該周波数を運用するeNB200へ接続することを抑制できる。これにより、RN500は、十分な無線リソースを用いて、中継することができる。
(変更例2)
次に、第1実施形態の変更例2について、図11を用いて説明する。図11は、第1実施形態の変更例2を説明するための図である。上述した内容と同様の部分は、説明を適宜省略する。
本変更例では、RN500は、セル情報を含まない接続禁止メッセージを送信できる。
図11に示すように、ステップS301及びS302は、ステップS101及びS102に対応する。
ステップS303において、RN500は、所定の周波数において接続禁止メッセージを送信する。RN500は、ブロードキャスト(例えば、SIB)により接続禁止メッセージを送信してもよい。RN500は、ユニキャスト(例えば、RRC再設定メッセージ)により接続禁止メッセージを送信してもよい。
所定の周波数は、予定セルが運用される周波数である。従って、本変更例では、接続禁止メッセージは、所定のセル(すなわち、予定セルが運用される周波数)において接続要求を送信することを禁止するためのメッセージである。
RN500は、eNB200から受信したセル情報に基づいて、接続禁止メッセージを送信できる。RN500は、複数の周波数において、接続禁止メッセージを送信してもよい。
接続禁止メッセージは、セル情報を含まなくてもよい。接続禁止メッセージは、セル情報を含んでいてもよい。
UE100は、所定の周波数において接続禁止メッセージを受信する。UE100は、接続禁止メッセージを受信(モニタ)した周波数において接続要求を送信することを中止(省略)する。一方、UE100は、接続禁止メッセージを受信(モニタ)した周波数と異なる周波数において接続要求を送信してもよい。
以上により、RN500は、セル情報を接続禁止メッセージに含めない場合であっても、UE100が予定セルへ接続することを抑制できる。
(変更例3)
次に、第1実施形態の変更例3について、図12を用いて説明する。図12は、第1実施形態の変更例3を説明するための図である。上述した内容と同様の部分は、説明を適宜省略する。
本変更例では、RN500は、接続しているセルが運用される周波数において接続禁止メッセージを送信できる。
図12の初期状態において、RN500は、eNB200と接続(RRC接続)を確立している。
ステップS401において、RN500は、所定の周波数において接続禁止メッセージを送信する。
本変更例では、所定の周波数は、RN500が接続しているセル(接続セル)が運用される周波数である。
RN500は、接続しているセルが運用される周波数において接続禁止メッセージを送信するため、セル情報をeNB200から受信しなくてもよい。RN500は、セル情報をeNB200から受信してもよい。
接続禁止メッセージは、セル情報を含んでいてもよい。
以上により、RN500は、RN500が実際に接続しているセルへUE100が接続することを抑制できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について、図13を用いて説明する。図13は、第2実施形態を説明するための図である。上述した内容と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第2実施形態では、RN500は、RN500の接続が予定される予定セル(又はRN500が接続している接続セル)へUE100が接続することを禁止するためにUE100の情報をeNB200へ送信する。
図13に示すように、ステップS501及びS502は、ステップS101及びS102に対応する。
ステップS503において、UE100は、接続要求をRN500へ送信する。RN500は、接続要求を受信する。接続要求は、後述のUE100の情報が含まれていてもよい。
ステップS504において、RN500は、UE100が予定セル(又は接続セル)へ接続することを禁止するためにeNB200へUE100の情報を送信する。
RN500は、接続要求の受信に応じて、UE100の情報を送信してもよい。RN500は、UE100との接続を確立した後に、UE100の情報を送信してもよい。
UE100の情報は、例えば、UE100の識別子を含む。UE100の識別子は、RN500が割り当てた識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier)であってもよい。UE100の識別子は、EMSI(Encrypted Mobile Subscriber Identity)であってもよい。
RN500は、セル情報要求に含まれている情報(例えば、RN500の識別子など)を含むメッセージと一緒にUE100の情報をeNB200へ送信してもよい。RN500は、セル情報に含まれている情報(例えば、予定セルに関する情報、予定セルを管理するeNB200の識別子など)を含むメッセージと一緒にUE100の情報をeNB200へ送信してもよい。
eNB200は、予定セル(又は接続セル)を管理する場合、予定セルへのUE100の接続を行わない。eNB200は、UE100から接続要求を受信した場合、UE100の接続要求を無視することができる。eNB200は、接続要求に対する応答(拒否応答)をUE100へ送ってもよい。
eNB200は、予定セルを管理する他のeNB200へUE100の情報を転送してもよい。eNB200は、ネットワーク装置へUE100の情報を転送してもよい。ネットワーク装置は、予定セルを管理する他のeNB200へUE100の情報を転送できる。ネットワーク装置は、セル情報を問い合わせるネットワーク装置と同じであってもよいし、異なってもよい。ネットワーク装置は、EPC20内に設けられていてもよい。ネットワーク装置は、外部ネットワークに設けられていてもよい。
以上により、UE100が、RN500の接続が予定されるセル(又はRN500が接続中のセル)へ接続要求を送信しても、当該セルへ接続することができない。このため、RN500は、十分な無線リソースを用いて、中継することができる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態によって、本出願の内容を説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本出願の内容を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した各実施形態において、接続禁止メッセージは、測定報告を接続先(例えば、RN500)へ送らないことをUE100へ要求するためのメッセージであってもよい。例えば、UE100は、RN500と接続中に、測定報告のトリガ条件が満たされても、測定報告をRN500へ送信しなくてもよい。UE100は、予定セルからの無線信号(例えば、参照信号)の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告の送信を中止してもよい。従って、UE100は、予定セル以外のセルからの無線信号の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告をRN500へ送信してもよい。
受信レベルは、例えば、受信強度(RSRP:Reference Signal Received Power)、受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)などにより示されてもよい。
上述では、RN500は、UE100の接続を禁止するための制御情報(接続禁止メッセージ/UE100の情報)をUE100又はeNB200へ送っていたが、これに限られない。図14に示すように、RN500は、UE100から測定報告を受信する(ステップS601)。測定報告が予定セルに関する測定結果を含む場合、RN500は、UE100から測定報告を受信した場合、UE100が予定セルへのハンドオーバを実行しないように制御してもよい。例えば、RN500は、予定セル以外のセルへUE100がハンドオーバするためのハンドオーバ手順を実行してもよい。RN500は、予定セルがターゲットセルとなる条件を満たす場合であっても、予定セルを管理するeNB200へハンドオーバ要求を送信しなくてもよい。すなわち、RN500は、予定セルへのハンドオーバ要求の送信を中止してもよい(ステップS602)。これにより、UE100が予定セルへ接続することを抑制できる。例えば、RN500は、UE100が接続禁止メッセージを理解できないレガシーUEである場合に、この動作を実行してもよい。
上述した各実施形態では、移動体1に設置された1つのRN500とUE100とが通信を行うケースについて説明した。移動体1には、複数のRN500が設置されていてもよい移動体1を構成する複数の車両(cargos)のそれぞれに、RN500が設置されていてもよい。例えば、図8に示すように、各車両の上部には、RN500のアンテナが位置していてもよい。同じ車両に位置するUE100とRN500とが通信(送信及び/又は受信)を実行してもよい。各RN500は、eNB200と通信(送信及び/又は受信)を実行してもよい。或いは、1つのRN500(代表RN500)が代表して、eNB200と通信を実行してもよい。代表RN500は、(例えば、ネットワークインターフェイス540を介して)各他のRN500と通信を実行してもよい。
RN500は、UE100との接続を確立した後に、UE100を他の周波数(セル)へハンドオーバを実行してもよい。例えば、RN500は、停止しているUE100に対して、所定の周波数(高周波数)で運用されるセル(第1セル)と接続するための制御を実行してもよい。RN500は、移動しているUE100に対して、所定の周波数よりも低い周波数(低周波数)で運用されるセル(第2セル)と接続するための制御を実行してもよい。
RN500は、例えば、移動体1(例えば、電車)内の座席に位置するUE100を、停止しているUE100とみなしてもよい。RN500は、例えば、移動体1(例えば、電車)内の通路に位置するUE100を、停止しているUE100とみなしてもよい。RN500は、座席のエリアでは、高周波数で運用される第1セルを形成してもよい。RN500は、通路のエリアでは、低周波数で運用される第2セルを形成してもよい。これにより、移動に応じたUE100の通信品質を確保することができる。
上述した各実施形態において、リレーノードは、近傍サービス(ProSe:ProSe:Proximity−based Services)を利用した中継を実行するリレーUE(ProSe UE−to Network Relay)であってもよい。
上述した各実施形態において、予定セルは、UE100の接続が禁止されるセルであったが、これに限られない。予定セルは、UE100の接続が制限されるセルであってもよい。このため、上述において「禁止」を「制限」に置き換えてもよい。
上述において、RN500は、UE100の接続の禁止(制限)を解除(解放)する場合、接続の禁止を解除(解放)するためのメッセージを接続禁止メッセージと同様に送信してもよい。従って、上述において、「禁止」を「解除(又は解放)」に置き換えてもよい。UE100は、当該メッセージの受信に応じて、eNB200(セル)へ接続するための動作を実行してもよい。
RN500が、UE100の接続禁止を解除(解放)するために、eNB200へUE100の情報を送信した場合、eNB200は、当該情報に基づいて、接続要求の送信元のUE100と接続するための動作を実行してもよい。
RN500は、UE100の情報ではなく、UE100の接続の解除(又は解放)を示すメッセージをeNB200へ送ってもよい。当該メッセージを受信したeNB200は、RN500からのUE100の情報に基づく接続を禁止するための制御を中止することができる。
上述した各実施形態に係る動作は、適宜組み合わせて実行されてもよい。上述した各シーケンスにおいて、必ずしも全ての動作が必須の構成ではない。例えば、各シーケンスにおいて、一部の動作のみが実行されてもよい。
上述した各実施形態では特に触れていないが、上述した各ノード(UE100、eNB200、RN500、ネットワーク装置など)のいずれかが行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、UE100、eNB200、RN500、ネットワーク装置のいずれかが行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ)によって構成されるチップが提供されてもよい。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本出願に係る内容を適用してもよい。
日本国特許出願第2016−088633号(2016年4月26日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。

Claims (8)

  1. 無線端末であって、
    接続禁止メッセージをリレーノードから受信する受信部を備え、
    前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含み、
    前記セル情報は、前記無線端末の接続が禁止される期間の情報を含む無線端末。
  2. 前記セル情報は、前記予定セルの識別子又は前記予定セルが運用される周波数の情報の少なくとも一方を含む請求項に記載の無線端末。
  3. 前記リレーノードへ接続要求を送信する送信部をさらに備え、
    前記受信部は、前記接続要求を送信した後に、前記リレーノードからユニキャストで送信された前記接続禁止メッセージを受信する請求項に記載の無線端末。
  4. 前記予定セルから無線信号の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告の送信を中止する制御部をさらに備える請求項に記載の無線端末。
  5. リレーノードであって、
    接続禁止メッセージを無線端末へ送信する送信部を備え、
    前記接続禁止メッセージは、前記無線端末の接続が禁止されるセルであって、かつ前記リレーノードの接続が予定されるセルである予定セルに関するセル情報を含み、
    前記セル情報は、前記無線端末の接続が禁止される期間の情報を含むリレーノード。
  6. 前記セル情報は、前記予定セルの識別子又は前記予定セルが運用される周波数の情報の少なくとも一方を含む請求項に記載のリレーノード。
  7. 前記無線端末から接続要求を受信する受信部をさらに備え、
    前記送信部は、前記接続要求を受信した後に、前記接続禁止メッセージをユニキャストで前記無線端末へ送信する請求項に記載のリレーノード。
  8. 前記予定セルから無線信号の受信レベルに関する測定結果を含む測定報告を前記無線端末から受信する受信部と、
    前記予定セルへのハンドオーバ要求の送信を中止する制御部と、をさらに備える請求項に記載のリレーノード。
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