JP6584426B2 - 遠心振り子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求項1記載の遠心振り子装置に関する。
1つの振り子フランジと、1つの振り子質量体とを有する遠心振り子装置は周知であり、この場合、振り子質量体は、滑子案内を介して振り子フランジに連結されている。振り子フランジは、自動車の駆動系の別のコンポーネントに結合されていてよく、これらのコンポーネントから振り子フランジに、ねじり振動が導入される。ねじり振動は振り子質量体を励振させ、このとき振り子質量体は、導入されたねじり振動に対して位相をずらされて振動し、この位相をずらされた振動により、ねじり振動を少なくとも部分的に打ち消す。
本発明の課題は、改良された遠心振り子装置を提供することにある。
この課題は、特許請求項1記載の遠心振り子装置によって解決される。有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明に基づき、遠心振り子装置が、所定の回転軸線を中心として回動可能に支持され得るようになっており、且つ振り子フランジと、第1の振り子質量体と、第2の振り子質量体とを有していることにより、自動車のパワートレイン用の改良された遠心振り子装置を提供可能であることが判った。第1の振り子質量体は、滑子案内を介して振り子フランジに連結されている。滑子案内は、第1の振り子質量体を、第1の振り子軌道に沿って第1の振り子運動で案内するように形成されている。第2の振り子質量体は、連結手段を介して第1の振り子質量体に連結されている。連結手段は、第2の振り子質量体を、第2の振り子軌道に沿って第2の振り子運動で案内するように形成されている。
この構成は、遠心振り子装置が、2つの振り子質量体の各振動特性から得られる2つの固有振動を有している、という利点を有している。よって、当該遠心振り子装置は、気筒休止を伴うレシプロエンジンに適している。
1つの別の実施形態において、第1の振り子質量体は、第1の振り子質量体部分と、第1の振り子質量体部分に連結された第2の振り子質量体部分とを有している。軸方向において、第1の振り子質量体部分と第2の振り子質量体部分との間には、第2の振り子質量体が配置されている。代替的に、第2の振り子質量体は、第3の振り子質量体部分と、第3の振り子質量体部分に連結された第4の振り子質量体部分とを有しており、この場合は軸方向において第3の振り子質量体部分と第4の振り子質量体部分との間に、第1の振り子質量体が配置されている。これにより、遠心振り子装置を、軸方向において特にコンパクトに形成することができる。
1つの別の実施形態において、第1の振り子質量体部分と、第2の振り子質量体部分とは、少なくとも1つの結合部材により、軸方向において互いに結合されている。結合部材は、半径方向において、振り子フランジと、第2の振り子質量体との間でガイドされている。これにより、遠心振り子装置を、半径方向において特にコンパクトに形成することができる。
1つの別の実施形態において、連結手段は、第2の振り子質量体の半径方向内側に位置する周面又は振り子フランジの半径方向外側に位置する周面に、ガイド輪郭を有しており、この場合、結合部材は連結手段の構成部材であり、ガイド輪郭との接触により、第2の振り子質量体の第2の振り子軌道を少なくとも部分的に確定するように形成されている。これにより、第2の振り子質量体の特に簡単なガイドが提供され得る。
1つの別の実施形態において、振り子フランジは、半径方向内側に位置する、実質的にピッチ円状に形成された第1の部分と、少なくとも1つの第2の部分とを有しており、第2の部分は、第1の部分を起点として半径方向外側に向かって延在しており、第1の部分に、ねじり運動を振り子フランジに導入する手段が設けられており、第2の部分に、滑子案内の第1の切抜き部が設けられており、第1の振り子質量体に、滑子案内の第2の切抜き部が設けられている。これにより、第1の振り子質量体を振り子フランジに簡単に連結することができ、第1の振り子質量体を、第1の振り子軌道に沿って第1の振り子運動で案内することができるようになっている。
1つの別の実施形態において、連結手段は、第1の振り子質量体に第3の切抜き部を有しており、第2の振り子質量体は、第4の切抜き部を有している。連結手段は、軸方向において第3及び第4の切抜き部を貫通して延びる連結部材を有している。これにより、第2の振り子質量体を第1の振り子質量体と簡単に連結することができるようになっている。
第2の振り子質量体が、振り子フランジの半径方向外側に配置されていて、振り子フランジを周面側で取り囲んでこれに係合していると、特に有利である。
気筒休止を伴うレシプロエンジンを備えた駆動系に関して特に有利なのは、遠心振り子装置が、第1の固有振動と、この第1の固有振動とは異なる第2の固有振動とを有するように、第1の振り子質量体が第2の振り子質量体に合わせられている場合である。これにより、遠心振り子装置を、第1の固有振動で以て、気筒休止しない通常運転中のレシプロエンジンの第1の主励振オーダに合わせると共に、第2の固有振動で以て、気筒休止運転中のレシプロエンジンの第2の主励振オーダに合わせるということが可能である。これにより、遠心振り子装置は、気筒休止を伴うレシプロエンジンと、気筒休止を伴わないレシプロエンジンの両方のねじり振動を、特に効果的に打ち消すことができるようになっている。
1つの別の実施形態において、第2の振り子質量体は、第3の部分と第4の部分とを有している。第3の部分は環状に形成されており、第4の部分は、第3の部分を起点として半径方向内側に向かって延在している。第4の部分には、第4の切抜き部が配置されている。この構成は、特にコンパクトな遠心振り子装置を提供するために、特に有利である。更に当該遠心振り子装置は、所要構成空間が同じ場合には、周知の遠心振り子装置に比べてより大きな、振り子質量体の(慣性)質量を有しており、その結果、当該遠心振り子装置は、全体として改良された打消し特性を有することになる。
第2の振り子質量体の質量または第2の振り子質量体の質量慣性を簡単に増大させるために、半径方向内側に向かって延在する張出し部が第3の部分に設けられており、張出し部は、周方向において少なくとも部分的に、振り子フランジの第2の部分に対向するように配置されている。
以下、本発明を図面に基づき詳しく説明する。
第1の実施形態による遠心振り子装置の斜視図である。 図1に示した遠心振り子装置を上から見た図である。 図1及び図2に示した遠心振り子装置の、図2に示した断面Aに沿った半縦断面図である。 図1及び図2に示した遠心振り子装置の、図2に示した断面Bに沿った半縦断面図である。 図1及び図2に示した遠心振り子装置の、図2に示した断面Cに沿った半縦断面図である。 図1及び図2に示した遠心振り子装置の、図2に示した断面Dに沿った半縦断面図である。 図1に示した遠心振り子装置を上から見た別の図である。 図1に示した遠心振り子装置を第1の運転状態において上から見た、更に別の図である。 図1に示した遠心振り子装置を第2の運転状態において上から見た、更に別の図である。 図1〜図9に示した遠心振り子装置の分解図である。 第2の実施形態による遠心振り子装置の斜視図である。 図11に示した遠心振り子装置を上から見た図である。 図11及び図12に示した遠心振り子装置の、図12に示した断面Eに沿った半縦断面図である。 図11及び図12に示した遠心振り子装置の、図12に示した断面Fに沿った半縦断面図である。 図11に示した遠心振り子装置を第1の運転状態において上から見た別の図である。 図11に示した遠心振り子装置を第2の運転状態において上から見た、更に別の図である。
図1には、第1の実施形態による遠心振り子装置10の斜視図が示されている。図2には、図1に示した遠心振り子装置10を上から見た図が示されている。図3には、図1及び図2に示した遠心振り子装置10の、図2に示した断面Aに沿った半縦断面図が示されている。図4には、図1及び図2に示した遠心振り子装置10の、図2に示した断面Bに沿った半縦断面図が示されている。図5には、図1及び図2に示した遠心振り子装置10の、図2に示した断面Cに沿った半縦断面図が示されており、図6には、図1及び図2に示した遠心振り子装置10の、図2に示した断面Dに沿った半縦断面図が示されている。図7には、図1に示した遠心振り子装置10を上から見た別の図が示されており、遠心振り子装置10をより良好に図示するために、図1に示した遠心振り子装置10の複数の構成部材が取り除かれている。図8及び図9には、図1に示した遠心振り子装置を第1の運転状態または第2の運転状態において上から見た、更に別の図が示されている。図10には、図1〜図9に示した遠心振り子装置10の分解図が示されている。
遠心振り子装置10は、所定の回転軸線15を中心として回動可能に支持されている。遠心振り子装置10は、パワートレイン(図示せず)のコンポーネントに連結可能な振り子フランジ20を有している。振り子フランジ20は、第1の半径方向部分25と、第2の部分30とを有している(図7参照)。第2の部分30は、第1の部分25に隣接して半径方向外側に配置されており且つ半径方向外側に向かって延在している。
第1の部分25は、実質的にピッチ円状に形成されていて、半径方向内側に複数の第1の開口31を有している。第1の開口31は、遠心振り子装置10に接続されるばねダンパのばね部材(図示せず)を収容するために用いられる。第1の開口31は、本実施形態では実質的に直線状に形成されていて、半径方向外側に、第1の開口31内に配置された圧縮ばねを位置固定するための舌片部材35を有している。勿論、第1の開口31を省くこと、又は第1の開口31が円弧状に形成されていて、ほぼ接線方向で周方向に延在していることも考えられる。このような開口31は例えば、ばねダンパの湾曲ばねを収容するために用いられる。更に、第1の部分25は、第1の開口31に対して半径方向内側に配置された複数の第2の開口40を有しており、これらの第2の開口40は、ねじ又はリベットの取付けに用いられ、これにより、振り子フランジ20を、トルクが伝達されるように、パワートレインの別のコンポーネントに、例えば摩擦クラッチのディスクキャリアを介して結合することができるようになっている。
遠心振り子装置10(図3〜図6参照)は更に、第1の振り子質量体45と第2の振り子質量体50とを有している。第1の振り子質量体45は、振り子フランジ20の左側に配置された第1の振り子質量体部分55と、振り子フランジ20の右側に配置された第2の振り子質量体部分60とを有している。第2の振り子質量体50は、図3〜図6に示した第1の振り子質量体部分55の左側に配置された第3の振り子質量体部分65と、第2の振り子質量体部分60の右側に配置された第4の振り子質量体部分70とを有している。第1の振り子質量体部分55と、第2の振り子質量体部分60とは、部分環として形成されている。第2の振り子質量体50と、その振り子質量体部分65,70とは、環状に形成されている(図2及び図7参照)。本実施形態では、第1の振り子質量体45は、軸方向において第3の振り子質量体部分65と第4の振り子質量体部分70との間に配置されている。
第1の振り子質量体45は、第1の滑子案内75を介して振り子フランジ20に連結されている(図7参照)。第1の滑子案内75は、第1の振り子質量体45を、第1の振り子軌道100に沿って振り子運動させて案内するように形成されている。このために、滑子案内75は、第2の部分30に配置された第1の切抜き部76を有している(図10参照)。更に滑子案内75は、それぞれ第1の振り子質量体部分55と第2の振り子質量体部分60とに配置された第2の切抜き部80を有している。第1の切抜き部76はキドニー形(腎臓形)に形成されていて、第1の切抜き部輪郭85を有している。第2の切抜き部80も同様にキドニー形に形成されていて、第2の切抜き部輪郭90を有している。第2の切抜き部輪郭90は、第1の切抜き部輪郭85とは異なり、外側に向かう湾曲部の向きを有している。第1の滑子案内75は更に、ローラ部材95を有しており、ローラ部材95は、第1の切抜き部76と第2の切抜き部80とを貫通して延在している。遠心振り子装置10が回動すると、振り子質量体45,50はそれぞれ外側に向かって引っ張られ、その結果、ローラ部材95は、半径方向外側に配置された第1の切抜き部76の第1の切抜き部輪郭85と、半径方向内側に配置された第2の切抜き部80の第2の切抜き部輪郭90とに当接することになる。第1の切抜き部輪郭85と第2の切抜き部輪郭90とは、ローラ部材95と共に第1の振り子軌道100を確定し、振り子フランジ20にねじり振動が導入されると、第1の振り子軌道100に沿って第1の振り子質量体45が振り子運動するようになっている。
第1の振り子質量体部分55を、第2の振り子質量体部分60と軸方向で結合するためには、更に複数の結合部材105が設けられており、これらの結合部材105はピン状に形成されていて、軸方向に延在している。
第2の振り子質量体50は、連結手段110を介して第1の振り子質量体45に連結されている。連結手段110は、第1の振り子質量体45または第1の振り子質量体部分55及び/又は第2の振り子質量体部分60に、第3の切抜き部115を有していると共に、第2の振り子質量体50に第4の切抜き部120を有している。第3の切抜き部115は、実質的にキドニー形に形成されていて、外側に向かって湾曲している。これに対して第4の切抜き部120は、キドニー形ではなく、楕円に類似した形状に形成されている。勿論、第4の切抜き部120がキドニー形に形成されており、代わりに第3の切抜き部115が楕円に類似した形状に形成されていることも考えられる。第3の切抜き部115と第4の切抜き部120とを貫通して、連結手段110のローラ状に形成された連結部材125が軸方向に延在している。第3の切抜き部115は、第3の切抜き部輪郭130を有しており、第4の切抜き部120は、第4の切抜き部輪郭135を有している。第3の切抜き部輪郭130と第4の切抜き部輪郭135とに接して連結部材125が転動することにより、第1の振り子質量体45と第2の振り子質量体50との連結が行われる。
第3の振り子質量体部分65を、軸方向において第4の振り子質量体部分70に位置固定する(図6参照)ために、別の結合部材141が設けられており、別の結合部材141は、軸方向に延在していて、回転軸線15に対して実質的に平行に配置されている。別の結合部材141は、周方向において第1の振り子質量体45の間に配置されていて、実質的に第1の振り子質量体45と振り子フランジ20との間で半径方向内側に配置されている。結合部材141は、第3の振り子質量体部分65と第4の振り子質量体部分70との間にガイド部分155を有しており、ガイド部分155は、振り子フランジ20の第1の部分25の外周面160と接触し、延いては第2の振り子軌道140を規定するように形成されている。
第2の振り子軌道140は、第1の振り子軌道100とは異なっており、回転軸線15上に配置された中心点を有している。勿論、両振り子軌道100,140が別様に形成されていることも考えられる。
第1の運転状態(図8参照)において、第1の振り子質量体45は静止位置に位置しており、図9には、図1〜図7に示した遠心振り子装置10を第2の運転状態で上から見た図が示されている。より良好な図示のために、隠線によって1つの第1の振り子質量体45だけが示されている。第1の運転状態では、遠心振り子装置10は静止状態にあり、振り子運動していない。静止位置において第1の振り子質量体45は、回転軸線15に対して最大の間隔を有している。ねじり振動が振り子フランジ20に導入されると、振り子フランジ20は第1の振り子質量体45に対してねじられる。この場合、第1の振り子軌道100の軌道構成に基づき、第1の振り子軌道100は半径方向内側に向かって引っ張られると共に周方向に加速され、これにより、第1の振り子質量体45は、第1の運転状態に比べて半径方向内側の第2の運転状態にずらされると共に、周方向にもずらされることになる。周方向でのずれは、連結手段110の構成に基づき第2の振り子質量体50に伝達されるが、第1の振り子質量体45の半径方向の動きは伝達されないので、第2の振り子質量体50も同様に、第1の振り子質量体45と共に振り子運動を行って、ねじり振動を打ち消すようになっている。この場合、連結手段110の構成に基づき、第2の振り子質量体50は振り子運動において、第1の振り子質量体45と同期的に振動可能であるか、又は第1の振り子質量体45に対して相対的に振動可能である。
まとめると、ねじり振動を打ち消すためには、振り子質量体45,50を静止位置に戻す戻しモーメントを発生させるための2つの作用を利用する。1つは、周知の遠心振り子装置の場合と同様に、遠心力フィールド内の位置エネルギを利用して、第1の振り子質量体45を、変位させられた位置(図9参照)から、静止位置に戻すことである。この場合、静止位置において第1の振り子質量体45は、半径方向で最も外側の位置、延いては最も安定した位置にある。更に、第2の振り子質量体50の慣性エネルギを利用して、第1の振り子質量体45を再び静止位置にもたらすことができる。
異なって形成された振り子質量体45,50、及び場合によっては異なって形成された振り子軌道100,140に基づいて、遠心振り子装置10は、第1の固有振動と第2の固有振動とを有することができる。第2の固有振動は、例えば第1の固有振動とは相違している。また、第2の固有振動が、第1の固有振動と同じであることも考えられる。
遠心振り子装置10が、気筒休止を伴うレシプロエンジンに連結される場合、遠心振り子装置10は、レシプロエンジンの全く異なる2つの運転状態において作動する。レシプロエンジンの通常運転では全ての気筒が作動しており、レシプロエンジンは第1の主励振オーダを有している。気筒休止によってレシプロエンジンの気筒が選択的に休止された場合、レシプロエンジンは、第1の主励振オーダとは異なる第2の主励振オーダを有することになる。この場合、特に有利なのは、第1の固有振動が、レシプロエンジンの第1の主励振オーダに合わされており、且つ第2の固有振動が、レシプロエンジンの第2の主励振オーダに合わされている場合である。この場合、固有振動とは、遠心振り子装置10が、レシプロエンジンの特定の励振オーダを特に有効に減衰する振動を意味する。
これにより、遠心振り子装置10を、気筒休止を伴うレシプロエンジンに簡単に合わせることができる。このため、気筒休止を伴うレシプロエンジンと、図1〜図10に示した遠心振り子装置10とを有する自動車の特別な走行特性を改良することができ、その結果、レシプロエンジンの、気筒休止を伴う運転状態と、気筒休止を伴わない運転状態の両方において、遠心振り子装置10はねじり振動を有効に減衰することができ、延いては特に静かなパワートレインが供給されることになる。
振り子質量体45,50の構成に応じて、これらの振り子質量体45,50は、遠心振り子装置10へのねじり振動の導入時に、振り子軌道に沿って相対的に振動するか、又は同期的に、つまり同じ方向に振動してよい。理想的なケースでは、第1の振り子質量体45は質量と振り子軌道の両方を第2の振り子質量体50に合わせて選択されており、これによって、遠心振り子装置10の第1の固有振動は、第2の固有振動の2倍または1/2になっている。このことは特に、気筒数が半分にされる、気筒休止を伴うレシプロエンジンに関して理想的である。
第1の振り子質量体45が周方向で互いにぶつかり合うことを避けるために、振り子質量体45,50間にばね部材146が設けられている。ばね部材146は、回転軸線15に対して実質的に接線方向に向けられている。勿論、別の衝突緩衝体が、第1の振り子質量体45の周方向における長手方向端部に設けられていることも考えられる。また、第1の振り子質量体45におけるばね部材146又は衝突緩衝体を省くことも考えられる。
図11には、第2の実施形態による遠心振り子装置300の斜視図が示されている。図12には、図11に示した遠心振り子装置300を上から見た図が示されている。図13には、図11及び図12に示した遠心振り子装置300を、図12に示した断面Eに沿って縦断した縦断面図が示されており、図14には、図11及び図12に示した遠心振り子装置300を、図12に示した断面Fに沿って縦断した半縦断面図が示されている。図15には、図11に示した遠心振り子装置300を第1の運転状態において上から見た別の図が示されており、図16には、図11に示した遠心振り子装置300を第2の運転状態において上から見た更に別の図が示されている。以下、図11〜図16を一緒に説明する。この場合、図11では、より良好な図示のために、振り子質量体45における第1の振り子質量体部分55の図示は省略されている。
遠心振り子装置300は、図1〜図10に示した遠心振り子装置10に類似して形成されている。相違しているのは、第2の振り子質量体50が、材料をまとめられて一体的に形成されていて、軸方向において第1の振り子質量体45の第1の振り子質量体部分55と第2の振り子質量体部分60との間に配置されている点である。第2の振り子質量体50は、振り子フランジ20の半径方向外側に配置されている。第2の振り子質量体50は、やはり環状に形成されており、且つ振り子フランジ20の周面側を完全に取り囲んでこれに係合している。第2の振り子質量体50を一体的に形成することにより、図1〜図10に示した、第3の振り子質量体部分65と第4の振り子質量体部分70とを結合するための別の結合部材141は、省かれてよい。これにより、図11〜図16に示した遠心振り子装置300の製造は、特に廉価である。
第2の振り子質量体50は、環状に形成されていて、振り子フランジ20の周面側を完全に取り囲んでこれに係合している、第3の部分305を有している。この第3の部分305を起点として、半径方向内側に向かって、第4の部分310が延在している。第4の部分310には、第4の切抜き部120が配置されている。半径方向内側に向かって延在する第4の部分310を設けることにより、周方向において十分な構成空間を得ることができ、これにより、第2の振り子質量体50を軸方向において完全に、第1の振り子質量体部分55と第2の振り子質量体部分60との間に配置することができる。
環状に形成された第3の部分305には、半径方向内側に向かって張出し部315が設けられている。張出し部315は、振り子フランジ20の第2の部分30に向かって半径方向に延在している。第1の振り子質量体45の静止位置(図15参照)において、張出し部315と第3の部分305とは、半径方向及び周方向において互いに反対の側に位置している。張出し部315により、第2の振り子質量体50の質量延いては第2の振り子質量体50の質量慣性を簡単に増大させることができる。周方向において第4の部分310と張出し部315との間の、第3の部分305の半径方向内側に配置された周面320には、ガイド輪郭145が形成されている。このガイド輪郭145は、結合部材105のガイド部分155に接触している。これにより、第2の振り子質量体50は、第1の振り子質量体45を介して、その振り子軌道100,140内を効果的に案内され得る。更に、結合部材105を、半径方向において振り子フランジ20と第2の振り子質量体50との間に配置することにより、第2の振り子質量体50を、特に大きな質量を備えて形成することができる。
付加的に、ばね部材(図示せず)を、各振り子質量体45,50の間、又は第1の振り子質量体45と振り子フランジ20との間、又は振り子フランジ20と第2の振り子質量体50との間に配置することも考えられる。この場合、付加的に設けられたばね部材(図示せず)は、遠心振り子装置10,300における付加的なエネルギ蓄え体として働き、延いては遠心振り子装置10,300の打消し特性を改良することができる。
上述した遠心振り子装置10,300の構成が更に有する利点は、連結手段110または滑子案内75におけるヘルツの接触応力が低減される、という点にある。それというのも、振り子質量体45,50は全体的に小さな質量を有しているからである。更に、遠心振り子装置10,300は、両振り子質量体45,50及びばね部材146の慣性を利用することにより、特に低い回転数において、周知の遠心振り子装置に比べて改善されたダンパ特性を有している。
指摘しておくと、図1〜図10及び図11〜図16に示した各実施形態の特徴は、当然互いに組み合わされてよい。
10 遠心振り子装置
15 回転軸線
20 振り子フランジ
25 第1の部分
30 第2の部分
31 第1の開口
35 舌片(舌片部材)
40 第2の開口
45 第1の振り子質量体
50 第2の振り子質量体
55 第1の振り子質量体部分
60 第2の振り子質量体部分
65 第3の振り子質量体部分
70 第4の振り子質量体部分
75 滑子案内
76 第1の切抜き部
80 第2の切抜き部
85 第1の切抜き部輪郭
90 第2の切抜き部輪郭
95 ローラ部材
100 第1の振り子軌道
105 結合部材
110 連結手段
115 第3の切抜き部
120 第4の切抜き部
125 連結部材
130 第3の切抜き部輪郭
135 第4の切抜き部輪郭
140 第2の振り子軌道
141 別の結合部材
145 ガイド輪郭
146 ばね部材
155 ガイド部分
160 外周面
300 遠心振り子装置
305 第3の部分
310 第4の部分
315 張出し部
320 内周面

Claims (8)

  1. 遠心振り子装置(10;300)であって、該遠心振り子装置(10;300)は、所定の回転軸線(15)を中心として回動可能に支持され得るようになっていて、
    振り子フランジ(20)と、第1の振り子質量体(45)と、第2の振り子質量体(50)とを有しており、
    前記第1の振り子質量体(45)は、前記振り子フランジ(20)に設けられた第1の切抜き部(76)と、前記第1の振り子質量体(45)に設けられた第2の切抜き部(80)と、前記第1の切抜き部(76)と前記第2の切抜き部(80)とを貫通して延びるローラ部材(95)とで構成される滑子案内(75)を介して前記振り子フランジ(20)に連結されており、
    前記滑子案内(75)は、前記第1の振り子質量体(45)を、第1の振り子軌道(100)に沿って第1の振り子運動で案内するように形成されており、
    前記第2の振り子質量体(50)は、連結手段(110)を介して前記第1の振り子質量体(45)に連結されており、
    前記連結手段(110)は、前記第2の振り子質量体(50)を、第2の振り子軌道(140)に沿って第2の振り子運動で案内するように形成されており、
    前記第1の振り子質量体(45)は、第1の振り子質量体部分(55)と、該第1の振り子質量体部分(55)に連結された第2の振り子質量体部分(60)とを有しており、
    軸方向において、前記第1の振り子質量体部分(55)と前記第2の振り子質量体部分(60)との間には、第2の振り子質量体(50)が配置されており、
    前記第1の振り子質量体部分(55)と、前記第2の振り子質量体部分(60)とは、少なくとも1つの結合部材(105)により、軸方向において互いに結合されており、
    前記結合部材(105)は、半径方向において、前記振り子フランジ(20)と、前記第2の振り子質量体(50)との間で配置されていることを特徴とする、遠心振り子装置(10;300)。
  2. 前記連結手段(110)は、前記第2の振り子質量体(50)の半径方向内側に位置する周面(320)又は前記振り子フランジ(20)の半径方向外側に位置する周面に、ガイド輪郭(145)を有しており、前記結合部材(105)は、前記連結手段(110)の構成部材であり且つ前記ガイド輪郭(145)との接触により、前記第2の振り子質量体(50)の前記第2の振り子軌道(140)を少なくとも部分的に確定するように形成されている、請求項記載の遠心振り子装置(10;300)。
  3. 前記振り子フランジ(20)は、半径方向内側に位置する、実質的に円状に形成された第1の部分(25)と、少なくとも1つの第2の部分(30)とを有しており、
    前記第2の部分(30)は、前記第1の部分(25)を起点として半径方向外側に向かって延在しており、
    前記第1の部分(25)に、ねじり運動を前記振り子フランジ(20)に導入する手段(31,40)が設けられており、
    前記第2の部分(30)に、前記滑子案内(75)の前記第1の切抜き部(76)が設けられており、前記第1の振り子質量体(45)に、前記滑子案内(75)の前記第2の切抜き部(80)が設けられている、請求項1または2記載の遠心振り子装置(10;300)。
  4. 前記連結手段(110)は、前記第1の振り子質量体(45)に第3の切抜き部(115)を有しており、前記第2の振り子質量体(50)は、第4の切抜き部(120)を有しており、前記連結手段(110)は、軸方向において前記第3及び第4の切抜き部(115,120)を貫通して延びる連結部材(125)を有している、請求項記載の遠心振り子装置(10;300)。
  5. 前記第2の振り子質量体(50)は、前記振り子フランジ(20)の半径方向外側に配置されていて、該振り子フランジ(20)を周面側で取り囲んでこれに当接している、請求項1からまでのいずれか1項記載の遠心振り子装置(10;300)。
  6. 当該遠心振り子装置(10;300)が、第1の固有振動と、該第1の固有振動とは異なる第2の固有振動とを有するように、前記第1の振り子質量体(45)は、前記第2の振り子質量体(50)に合わせられている、請求項1からまでのいずれか1項記載の遠心振り子装置(10;300)。
  7. 前記第2の振り子質量体(50)は、第3の部分(305)と第4の部分(310)とを有しており、
    前記第3の部分(305)は環状に形成されており、
    前記第4の部分(310)は、前記第3の部分(305)を起点として半径方向内側に向かって延在しており、
    前記第4の部分(310)には、前記第4の切抜き部(120)が配置されている、請求項4を引用する請求項5または6記載の遠心振り子装置(10;300)。
  8. 半径方向内側に向かって延在する張出し部(315)が、前記第3の部分(305)に設けられており、前記張出し部(315)は周方向において少なくとも部分的に、前記第2の部分(30)に対向するように配置されている、請求項記載の遠心振り子装置(10;300)。
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