JP6583566B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年10月24日に出願された日本特許出願番号2016−207964号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、加熱装置に関するものである。
従来、スキー用具の内部に保温部材とこの保温部材を加熱するための加熱部材とを設け、加熱装置を用いて加熱部材を電磁誘導によって加熱するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−236502号公報
上記特許文献1に記載された加熱装置を車両に適用して、床に配置されたコイルで乗員の履物内に配置された加熱部材を電磁誘導により加熱することを、発明者は検討した。しかし、発明者の検討によれば、乗員がアクセルペダルやブレーキペダル等のペダルの足載せ面に履物を乗せた際に、金属製のペダルによってコイルで発生した磁界が乱され磁界が履物へ十分到達しない。あるいは、乗員がアクセルペダルやブレーキペダル等のペダルの足載せ面に履物を乗せた際に、金属のペダルが加熱されてしまう事で、履物が十分加熱されない。
なお、上記特許文献1に記載された加熱装置は、スキー場のリフトやゴンドラの床面に設置されたコイルによりスキー用具の内部の加熱部材を誘導加熱するため、車両のペダルのような磁界を乱す物について想定する必要がなく上記した事象は発生しない。
本開示は、ペダルの足載せ面に履物を乗せた状態でも履物を効率的に加熱できるようにすることを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、加熱装置は、乗員の履物を載せる足載せ面を有するペダル本体部を備える金属製のペダルと、車両の床に配置され、ペダルの足載せ面に載せられた履物に配置された被加熱部材を誘導加熱する誘導加熱コイルと、を備える。ペダルには、ペダル本体部に比べて、誘導加熱コイルにより発生した磁界を通しやすい磁界透過部が形成されている。
このような構成によれば、ペダルには、誘導加熱コイルにより発生した磁界を通しやすい磁界透過部が形成されているので、誘導加熱コイルにより発生した磁界がペダルによって乱されにくい。したがって、乗員の履物を効率よく加熱することができる。
つまり、ペダルの足載せ面に履物を乗せた状態でも履物を効率的に加熱することができる。
第1実施形態の加熱装置の構成を示した図であり、車両のアクセルペダルの足載せ面にユーザの靴を載せた状態の概略断面図である。 アクセルペダルを図1中の矢印II方向から見た図である。 被加熱部材の一例を示す図である。 被加熱部材の一例を示す図である。 第2実施形態の加熱装置のアクセルペダルを示した図であって、図2に対応する図である。 第3実施形態の加熱装置のアクセルペダルを示した図であって、図2に対応する図である。 第4実施形態の加熱装置の構成を示した図であり、車両のアクセルペダルの足載せ面にユーザの靴を載せた状態の概略断面図である。 中継コイルの磁力線について説明するための図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る加熱装置について図1、図2A、図2B、図2Cを用いて説明する。本加熱装置は、車両の運転席に配置されたアクセルペダル5と、車両の運転席の床に配置された誘導加熱コイル20と、誘導加熱コイル20に流れる交流電流を発生させる交流電流発生装置30と、を備えている。本加熱装置は、乗員の靴10に配置された被加熱部材14を電磁誘導によって加熱する。
アクセルペダル5は、アクセルアーム6の下端に設けられている。アクセルアーム6は、アクセルペダル5を移動可能に支持している。
アクセルペダル5は、アルミニウム等の金属を用いて構成されたペダル本体部56を備えている。また、アクセルペダル5のペダル本体部56は、乗員の靴10を載せる足載せ面5aを有している。本実施形態のアクセルペダル5には、さらに、足載せ面5aの裏側の裏面5bと足載せ面5aとを貫通する貫通穴50が形成されている。この貫通穴50は、アクセルペダル5のペダル本体部56の中央部に形成されている。
交流電流発生装置30は、車両に搭載された不図示のバッテリから供給される電力により動作する。交流電流発生装置30は、所定周波数(例えば、25kHz)の交流信号を発生させ、この交流信号を誘導加熱コイル20に供給する。
誘導加熱コイル20は、円環状を成しており、車両の運転席の足元の配置されたフロアマット8の下側に配置されている。誘導加熱コイル20には、交流電流発生装置30より供給される交流信号に応じた交流電流が流れる。そして、誘導加熱コイル20の周囲には、この交流電流に応じた磁界が発生する。図1中のM1は、この磁界の磁力線を表している。
誘導加熱コイル20は、磁界を発生させてペダル本体部56の足載せ面5aに載せられた靴10に配置された被加熱部材14を電磁誘導によって加熱する。なお、フロアマット8は、ゴムおよび合成繊維等を用いて構成されており、誘導加熱コイル20により発生した磁界を透過する。
乗員の靴10には、中敷き13と被加熱部材14が配置されている。中敷き13は、合成繊維等を用いて構成されており、誘導加熱コイル20により発生した磁界を透過する。被加熱部材14は、図2Bに示すように、導電性金属を用いて構成された板形状の導電シートにより構成されていてもよい。あるいは、被加熱部材14は、図2Cに示すように、薄い樹脂フィルム140と、樹脂フィルム140に貼り付けられた状態で複数回巻回されたコイル141とから構成されていてもよい。コイル141は、閉ループの回路となっている。この場合、誘導加熱コイル20が送電コイルとして機能し、コイル141が受電コイルとして機能する。本実施形態の被加熱部材14は、中敷き13の裏側の裏面側に接着されている。
上述したように、本実施形態のペダル本体部56には、アクセルペダル5の足載せ面5aの裏側の裏面5bと足載せ面5aとを貫通する貫通穴50が形成されている。この貫通穴50は、誘導加熱コイル20により発生した磁界をアクセルペダル5の足載せ面5a側へ透過させるために設けられている。
すなわち、本実施形態のアクセルペダル5には、誘導加熱コイル20により発生した磁界をアクセルペダル5の足載せ面5a側へ透過させる磁界透過部50が形成されている。そして、磁界透過部50は、ペダル本体部56に形成された貫通穴50により構成されている。なお、貫通穴50は、アクセルペダル5の貫通穴50の外縁部に囲まれている。磁界透過部50は、ペダル本体部56に比べて、誘導加熱コイル20により発生した磁界を通しやすい。そして、磁界透過部50は、ペダル本体部56に比べて、誘導加熱コイル20により発生した磁界を乱しにくい。
そして、磁界透過部50の体積は、ペダル本体部56の体積よりも大きい。更に、磁界透過部50を足載せ面5aに投影して得られた面の面積は、ペダル本体部56を足載せ面5aに投影して得られた面の面積よりも大きい。また、車両上下方向に対して直交する面に磁界透過部50を投影して得られた面の面積は、当該面にペダル本体部56を投影して得られた面の面積よりも大きい。ここで、車両上下方向は、車両を水平な路面に配置したときに鉛直方向と一致する方向である。このようになっていることで、誘導加熱コイル20により発生した磁界がペダル本体部56によって乱れる程度が軽減される。
次に、加熱装置の作動について説明する。図示しない操作部に対する乗員の操作に応じて交流電流発生装置30が動作を開始すると、交流電流発生装置30から車両の運転席の床に配置された誘導加熱コイル20に交流信号が供給される。これにより、誘導加熱コイル20に交流信号に応じた交流電流が流れ、図1中の磁力線M1に示すように、誘導加熱コイル20の周囲の磁界が変化し、これに伴って被加熱部材14の周囲の磁化も変化する。
このとき、電磁誘導により靴10の中敷き13の裏面側に配置された被加熱部材14には、周囲の磁界の変化を打ち消す磁界が生じるように渦電流が流れる。なお、被加熱部材14の抵抗をR、渦電流をI、電流供給時間をtとしたとき、被加熱部材14にはR×I×tのジュール熱が発生する。このように、被加熱部材14は電磁誘導により自己発熱する。
ここで、アクセルペダル5に貫通穴50が形成されていない場合、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の一部は、アクセルペダル5によって乱されるか遮蔽され、磁界が被加熱部材14へ十分到達しない。あるいは、アクセルペダル5に貫通穴50が形成されていない場合、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の一部により、アクセルペダル5が加熱されてしまう事で、被加熱部材14が十分加熱されない。つまり、被加熱部材14を効率的に加熱することができない。
しかし、本実施形態のアクセルペダル5には、足載せ面5aの裏側の裏面5bと足載せ面5aとを貫通する貫通穴50が形成されている。したがって、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の一部は、図1に示す矢印60のように、アクセルペダル5に形成された貫通穴50を通ってアクセルペダル5の足載せ面5a側に到達する。一方、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の別の一部は、図1に示す矢印61、62のように、アクセルペダル5のペダル本体部56に乱されて、アクセルペダル5の足載せ面5a側に殆ど到達しない。
この結果、図2Bに示した被加熱部材14のうち貫通穴50に対向する部分において、周囲の磁界の変化を打ち消す磁界が生じるように渦電流が流れ、その結果、当該部分が発熱する。あるいは、図2Cに示した被加熱部材14のコイル141のうち貫通穴50に対向する部分において、周囲の磁界の変化を打ち消す磁界が生じるように起電力が発生し、その結果、コイル141に渦電流が発生し、コイル141の全体が発熱する。
このような作用により、誘導加熱コイル20により発生した磁界がアクセルペダル5によって乱されにくい。したがって、被加熱部材14および乗員の履物を効率よく加熱することができる。
上記した構成によれば、乗員の履物10を載せる足載せ面5aを有する金属製のペダル本体部56を備えたアクセルペダル5と、車両の床に配置され、ペダルの足載せ面5aに載せられた履物10に配置された被加熱部材14を誘導加熱する誘導加熱コイル20と、を加熱装置が備える。ペダルには、誘導加熱コイル20により発生した磁界をペダルの足載せ面5a側へ透過させる磁界透過部50が形成されている。
このような構成によれば、アクセルペダル5には、誘導加熱コイル20により発生した磁界をアクセルペダル5の足載せ面5a側へ透過させる磁界透過部50が形成されているので、ペダルによってコイルにより発生した磁界が遮られることなく、乗員の履物を効率よく加熱することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る加熱装置について図3を用いて説明する。上記第1実施形態では、アクセルペダル5に形成した貫通穴50により磁界透過部50が構成されている。これに対し、本実施形態では、アクセルペダル5の一部が、樹脂により構成された樹脂部55となっており、この樹脂部55により磁界透過部50が構成されている。
アクセルペダル5は、1つの縦板部52と複数の横板部53とを有する骨組み部54と、骨組み部54の隙間に形成された樹脂部55と、を有している。骨組み部54がペダル本体部に相当する。複数の横板部53は、縦板部52に対して直交するように設けられている。縦板部52と複数の横板部53は骨組み構造を成している。樹脂部55は、複数の横板部53と縦板部52の隙間に挟まれている。そして、骨組み部54の隙間に形成された樹脂部55により磁界透過部50が構成されている。
上記したように、本実施形態のアクセルペダル5は、樹脂により構成された樹脂部55を有し、この樹脂部55により磁界透過部50が構成されている。したがって、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の一部は、樹脂部55を通ってアクセルペダル5の足載せ面5a側に到達するため、被加熱部材14を効率的に加熱することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る加熱装置について図4を用いて説明する。本実施形態のアクセルペダル5は、上記第2実施形態のアクセルペダル5に対し、樹脂部55が配置されていない点が異なる。
上記したように、アクセルペダル5は、1つの縦板部52と複数の横板部53とを有する骨組み部54を有している。すなわち、縦板部52と複数の横板部53は骨組み構造を成している。また、磁界透過部50は、骨組み部54の隙間により構成されている。骨組み部54がペダル本体部に相当する。
上記したように、本実施形態のアクセルペダル5は、骨組み構造を成す骨組み部54を有し、骨組み部54の隙間により磁界透過部50が構成されている。したがって、誘導加熱コイル20によって発生した磁界の一部は、骨組み部54の隙間を通ってアクセルペダル5の足載せ面5a側に到達するため、被加熱部材14を効率的に加熱することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る加熱装置について図5〜図6を用いて説明する。本実施形態の加熱装置は、上記第1実施形態の加熱装置と比較して、さらに、中継コイル40を備えた点が異なる。
中継コイル40は、アクセルペダル5の足載せ面5aの裏側の裏面5bに固定されている。すなわち、中継コイル40は、誘導加熱コイル20と被加熱部材14の間に配置されている。中継コイル40の中央には穴部40aが形成されている。また、中継コイル40の外形は、アクセルペダル5の足載せ面5aの外形と同じ形状となっている。また、中継コイル40は、該中継コイル40の穴部40aとアクセルペダル5に形成された貫通穴50とが重なるように設けられている。
本実施形態では、誘導加熱コイル20と中継コイル40を共振器として利用する。誘導加熱コイル20と中継コイル40は同じ共振周波数を有している。このように、2つのコイルの共振周波数が合うと2つのコイル同士は共鳴して結合する。そして、2つのコイル同士を効率よく結合させることで、磁界を広範囲に中継することが可能となる。
本実施形態では、車両の運転席の床に配置された誘導加熱コイル20と、アクセルペダル5の足載せ面5aの裏側の裏面5bに固定された中継コイル40との共鳴により、誘導加熱コイル20に電流が流れることにより発生した磁界エネルギーをより離れた場所まで中継する。
図6中の磁力線M1に示すように、誘導加熱コイル20の周囲の磁界が変化すると、図6中の磁力線M2に示すように、中継コイル40の周囲の磁界が変化する。そして、中継コイル40により、誘導加熱コイル20に電流が流れることにより発生した磁界エネルギーがより離れた場所まで中継される。
したがって、誘導加熱コイル20と被加熱部材14の距離が長い場合でも、中継コイル40により誘導加熱コイル20の磁界エネルギーがより離れた場所まで中継されるので、より効率よく被加熱部材14を加熱することが可能である。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上記第4実施形態の加熱装置は、アクセルペダル5の足載せ面5aの裏側の裏面5bに中継コイル40を配置し、この中継コイル40により誘導加熱コイル20により発生した磁界エネルギーを中継するよう構成した。
これに対し、図1、図2Aに示したように、中央部に貫通穴50が形成されたアクセルペダル5を、誘導加熱コイル20により発生した磁界エネルギーをアクセルペダル5の足載せ面側へ中継する中継コイルとして機能するよう構成してもよい。この場合、アクセルペダル5とアクセルアーム6との間を絶縁すればよい。
(2)上記第1、第4実施形態では、アクセルペダル5に貫通穴50を形成したが、貫通穴50に樹脂部材等の磁界を透過させる部材を埋設してもよい。
(3)上記各実施形態では、履物として靴10を例に説明したが、靴以外の履物に適用することもできる。
(4)上記各実施形態では、導電性金属を用いて構成された導電シートにより被加熱部材14を構成したが、例えば、導電パターン等、導電シート以外のもので被加熱部材14を構成することもできる。
(5)上記各実施形態では、中敷き13の裏側の裏面側に被加熱部材14を接着したが、被加熱部材14と中敷き13を別体で構成してもよい。また、中敷き13の表面側や中敷き13の中層に被加熱部材14を配置してもよい。また、履物の内部に直接、被加熱部材14を形成してもよい。
(6)上記第2、第3実施形態では、複数の横板部53が縦板部52に対して直交するように設けられているが、横板部53と縦板部52とのなす角度は直角でなくてもよい。
(7)上記第2、第3実施形態では、複数の横板部53と1つの縦板部52により骨組み部54を構成したが、複数の横板部53と複数の縦板部52により骨組み部54を構成してもよく、1つの横板部53と複数の縦板部52により骨組み部54を構成してもよい。
(8)上記各実施形態では、ペダル本体部54、56は、金属製である。しかし、ペダル本体部54、56は必ずしも金属製でなくてもよい。ペダル本体部54、56は上述の磁界透過部50と比べて、誘導加熱コイルにより発生した磁界を通しにくい、または、誘導加熱コイルにより発生した磁界を乱しやすい部材であれば、金属以外の物質でもよい。つまり、ペダル本体部54、56は、誘導加熱コイルからの磁界を遮ったり吸い取ったりするものであれば、金属以外の物質でもよい。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、加熱装置は、乗員の履物を載せる足載せ面を有するペダル本体部を備える金属製のペダルと、車両の床に配置され、ペダルの足載せ面に載せられた履物に配置された被加熱部材を誘導加熱する誘導加熱コイルと、を備え、ペダルには、ペダル本体部に比べて、誘導加熱コイルにより発生した磁界を通しやすい、または、誘導加熱コイルにより発生した磁界を乱しにくい、磁界透過部が形成されている。
また、第2の観点によれば、ペダルには、足載せ面の裏側の裏面と足載せ面とを貫通する貫通穴が形成されており、磁界透過部は、貫通穴により構成されている。このように、磁界透過部は、ペダルに形成された貫通穴により構成することができる。
また、第3の観点によれば、ペダルは、樹脂により構成された樹脂部を有し、磁界透過部は、樹脂部により構成されている。このように、磁界透過部は、ペダルに設けられた樹脂部により構成することができる。
また、第4の観点によれば、ペダル本体部は、骨組み構造を成す骨組み部で構成され、磁界透過部は、骨組み部の隙間により構成されている。このように、磁界透過部は、骨組み部の隙間により構成することができる。
また、第5の観点によれば、ペダルの足載せ面の裏側に配置され、誘導加熱コイルにより発生した磁界エネルギーをペダルの足載せ面側へ中継する中継コイルを備えたことである。これによれば、誘導加熱コイルと履物に配置された被加熱部材の距離が長い場合でも、中継コイルにより誘導加熱の磁界エネルギーがより離れた場所まで中継されるので、より効率よく被加熱部材を加熱することが可能である。
また、第6の観点によれば、貫通穴は、ペダルの中央部に形成されており、ペダル本体部は、誘導加熱コイルにより発生した磁界エネルギーをペダルの足載せ面側へ中継する中継コイルとして機能する。したがって、ペダル本体部とは別に中継コイルを備えることなく、簡素な構成で、誘導加熱コイルにより発生した磁界エネルギーをペダルの足載せ面側へ中継することができ、効率よく被加熱部材を加熱することが可能である。

Claims (6)

  1. 加熱装置であって、
    乗員の履物(10)を載せる足載せ面(5a)を有するペダル本体部(54、56)を備えるペダル(5)と、
    車両の床に配置され、前記足載せ面に載せられた前記履物に配置された被加熱部材(14)を誘導加熱する誘導加熱コイル(20)と、を備え、
    前記ペダルには、前記ペダル本体部に比べて、前記誘導加熱コイルにより発生した磁界を通しやすい磁界透過部(50)が形成されている加熱装置。
  2. 前記ペダルには、前記足載せ面の裏側の裏面と前記足載せ面とを貫通する貫通穴(51)が形成されており、
    前記磁界透過部は、前記貫通穴により構成されている請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記ペダルは、樹脂により構成された樹脂部(55)を有し、
    前記磁界透過部は、前記樹脂部により構成されている請求項1に記載の加熱装置。
  4. 前記ペダル本体部は、骨組み構造を成す骨組み部(54)で構成され、
    前記磁界透過部は、前記骨組み部の隙間により構成されている請求項1に記載の加熱装置。
  5. 前記ペダルの前記足載せ面の裏側に配置され、前記誘導加熱コイルにより発生した磁界エネルギーを前記ペダルの前記足載せ面側へ中継する中継コイル(40)を備えた請求項1ないし4のいずれか1つに記載の加熱装置。
  6. 前記貫通穴は、前記ペダルの中央部に形成されており、
    前記ペダル本体部は、前記誘導加熱コイルにより発生した磁界エネルギーを前記ペダルの足載せ面側へ中継する中継コイルとして機能する請求項2に記載の加熱装置。
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