JP2011035980A - 電力供給システム - Google Patents

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健一 原川
Tomohiko Yoshida
智彦 吉田
Yuuki Satake
右幾 佐竹
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Abstract

【課題】従来と比較して信頼性を向上させると共に、コストを低減させることができる電力供給システムを提供すること。
【解決手段】電力供給システムにおいて、固定体10は、交流電力が供給される送電コイル14と、送電コイル14と直列に接続されるコンデンサ15と、送電コイル14及びコンデンサ15に対して電力を供給する交流電源11とを備え、可動体20は、送電コイル14に対して化粧板3を挟んで対向状かつ非接触に配置されることにより、相互誘導作用により送電コイル14から受電する受電コイル21と、送電コイル14の近傍に配置されることにより、送電コイル14のインダクタンスを変化させる磁性体22とを備える。磁性体22を送電コイル14に近接させて当該送電コイル14のインダクタンスを変化させることにより、送電コイル14とコンデンサ15の直列共振条件を満たした状態で、交流電源11からの電力供給を行う。
【選択図】図5

Description

この発明は、各種の負荷に対して電力供給を行うための電力供給システムに関する。
床面上に配置された各種の負荷に対して給電を行う電力供給システムは、一般に、床面に露出するように設けた電極を負荷の底面に設けた電極に接触させて給電する接触式の電力供給システムと、床の内部に非露出状に設けた電極を負荷の電極に接触させることなく給電する非接触式の電力供給システムとに大別できる。
このうち、従来の非接触式の電力供給システムとして、ワイヤレス電力伝送シートが非特許文献1に開示されている。このワイヤレス電力伝送シートは、送電用のコイル、電力制御用のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スイッチ、受電機器の位置検出用のコイル、及び位置検出用コイルを用いた位置検出を行う有機トランジスタを、印刷技術を用いてプラスチックフィルム上に形成することで構成されている。このワイヤレス電力伝送シートでは、当該シートに対する電子機器の接近に伴う位置検出用コイルのインダクタンスの変化を有機トランジスタによって検出することにより、電子機器の接近位置を特定する。そして、この特定された位置に対応する送電用コイルをMEMSスイッチで選択し、当該選択された送電用コイルに通電する。これにより、当該送電用コイルを一次側とし、受電機器に設けられた受電用コイルを二次側とする電磁誘導が発生し、当該受電機器に電力が伝送される。
Sekitani,T.ら、「nature materials」、第6巻、413−417頁、2007年
しかしながら、このような従来のワイヤレス電力伝送シートでは、電子機器が接近した送電用コイルに選択的に電力を供給するために、各送電用コイルに対応してMEMSスイッチが設けられていた。従って、電力供給可能な領域を拡大するために送電用コイルの数を増加させると、これに伴ってMEMSスイッチの数も増大することから、システム全体としての信頼性が低下する可能性があった。
また、上述の如きスイッチを使用する構成に代えて、送電用コイル毎に電源を配置し、電子機器が接近した送電用コイルに対応する電源から電力を供給させる構成も考えられるが、送電用コイルの数の増加に伴い多数の電源が必要となるため、コストが増大する可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来と比較して信頼性を向上させると共に、コストを低減させることができる電力供給システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の電力供給システムは、電力供給領域に配置された固定体から、電力被供給領域に配置された可動体を介して、所定の負荷に対して電力を供給するための電力供給システムであって、前記固定体は、前記電力供給領域と前記電力被供給領域との相互の境界面に対する近傍位置に配置されるものであって、交流電力が供給される送電コイルと、前記送電コイルと直列に接続されるコンデンサと、前記送電コイル及び前記コンデンサに対して電力を供給する交流電源とを備え、前記可動体は、前記送電コイルに対して前記境界面を挟んで対向状かつ非接触に配置されることにより、相互誘導作用により当該送電コイルから受電する受電コイルと、前記送電コイルの近傍に配置されることにより、当該送電コイルのインダクタンスを変化させる磁性体とを備え、前記磁性体を前記送電コイルに近接させて当該送電コイルのインダクタンスを変化させることにより、前記送電コイルと前記コンデンサの直列共振条件を満たした状態で、前記交流電源からの電力供給を行う。
また、請求項2に記載の電力供給システムは、請求項1に記載の電力供給システムにおいて、前記固定体は、前記送電コイル及び前記コンデンサと相互に並列接続されるコイルを備え、前記磁性体を前記送電コイルに近接させずに当該送電コイルのインダクタンスを変化させないことにより、前記送電コイルと前記コンデンサの直列共振条件を満たさない状態であって、当該送電コイル及び前記コンデンサの合成コンデンサと前記コイルの並列共振条件を満たした状態で、前記交流電源からの電力供給を行う。
また、請求項3に記載の電力供給システムは、請求項1又は2に記載の電力供給システムにおいて、複数組の前記送電コイルと前記コンデンサとを備える。
また、請求項4に記載の電力供給システムは、請求項3に記載の電力供給システムにおいて、前記交流電源の一方の電極と前記送電コイルとを接続する第1の導電板と、前記交流電源の他方の電極と前記コンデンサとを接続する第2の導電板と、を備える。
また、請求項5に記載の電力供給システムは、請求項4に記載の電力供給システムにおいて、前記第1の導電板の一部を前記送電コイルとして形成した。
また、請求項6に記載の電力供給システムは、請求項4又は5に記載の電力供給システムにおいて、前記第2の導電板の一部を、前記コンデンサの一方の電極とした。
また、請求項7に記載の電力供給システムは、請求項4から6のいずれか一項に記載の電力供給システムにおいて、前記第1の導電板に、前記送電コイルが発生させる磁場の変化に起因して前記第1の導電板に発生する渦電流の方向と略直交する方向にスリットを設けた。
請求項1に記載の電力供給システムによれば、磁性体を近接させることでインダクタンスを変化させた送電コイルと当該送電コイルに接続されているコンデンサとのみが直列共振条件を満たした状態で、当該送電コイルから受電コイルを介して負荷に電力を供給するので、スイッチや複数の電源を用いることなく、受電コイルが接近した送電コイルに選択的に電力を供給することができるので、高信頼性且つ低コストな電力供給システムを構成することができる。
また、請求項2に記載の電力供給システムによれば、磁性体を近接させていないためにインダクタンスが変化していない送電コイルと当該送電コイルに接続されているコンデンサとについては、直列共振条件を満たさない状態で、これらの送電コイルとコンデンサとを合成した合成コンデンサとコイルとで構成される並列共振回路が並列共振条件を満たした状態で、当該並列共振回路のインピーダンスを極大とするので、交流電源から送電コイル及びコンデンサに流れる無効電流を低減することができる。
また、請求項3に記載の電力供給システムによれば、複数組の送電コイルとコンデンサとを設けたので、複数の送電コイルのうちの任意の送電コイルに対向配置された受電コイルを介して、負荷に電力を供給することができる。
また、請求項4に記載の電力供給システムによれば、交流電源の一方の電極と送電コイルとを第1の導電板に接続するとともに、交流電源の他方の電極とコンデンサとを第2の導電板に接続したので、並設された複数の送電コイル及びコンデンサと電源とを簡易な構造で接続することができ、製造コストを低減することができる。
また、請求項5に記載の電力供給システムによれば、第1の導電板の一部を送電コイルとして形成したので、固定体の構造を一層簡略化することができ、製造コストを低減することができる。また、送電コイルに電流が流れることで発生した熱を第1の導電板を介して効率的に放熱することができる。
また、請求項6に記載の電力供給システムによれば、第2の導電板の一部をコンデンサの一方の電極としたので、固定体の構造を一層簡略化することができ、製造コストを低減することができる。また、コンデンサで発生した熱を第2の導電板を介して効率的に放熱することができる。
また、請求項7に記載の電力供給システムによれば、第1の導電板に渦電流防止用のスリットを設けたので、送電コイルが発生させる磁場の変化に起因する渦電流が第1の導電板に発生することを抑制し、当該渦電流による第1の導電板の発熱を防止することができる。
電力供給システムを適用した居室の斜視図である。 図1の固定体の内部構成を簡略化して示す平面図である。 固定体を示す断面図であり、図3(a)は固定体を簡略化して示す断面図、図3(b)は図3(a)の送電コイルとコンデンサとを等価コンデンサに置き換えた断面図、図3(c)は図3(b)の等価回路図、図3(d)は図3(c)の等価コンデンサを全て合成した等価回路図である。 第1の導電板のうち、一つの送電コイルに対向する部分を例示した平面図である。 可動体の受電コイルを固定体の送電コイルに対向配置させた場合における固定体及び可動体の断面図であり、図5(a)は固定体及び可動体を簡略化して示す断面図、図5(b)は図5(a)の固定体及び可動体の等価回路図、図5(c)は図5(b)の可動体の直下にない等価コンデンサを合成した等価回路図である。 磁性体が近傍に配置されていない送電コイルの特性を示したグラフであり、図6(a)は送電コイルの巻数とインダクタンスとの関係を示したグラフ、図6(b)は送電コイルの巻数と抵抗との関係を示したグラフである。 磁性体が近傍に配置された場合の送電コイルの特性を示したグラフであり、図7(a)は送電コイルの巻数とインダクタンスとの関係を示したグラフ、図7(b)は送電コイルの巻数と抵抗との関係を示したグラフである。 送電コイルのインダクタンスを変化させた場合に送電コイルに流れる電流値を示したグラフである。 実施の形態2に係る固定体を示す図であり、図9(a)は固定体を簡略化して示す断面図、図9(b)は第1の導電板を示した平面図である。 固定体の詳細を示す断面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る電力供給システムの各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、これらの各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態の基本的概念
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る電力供給システムは、電力供給領域に配置された固定体から、電力被供給領域に配置された可動体に対して、電力を供給するための電力供給システムである。電力供給領域や電力被供給領域の具体的構成は任意であり、例えば、一般住宅やオフィスビルの如き建屋の内部空間や、電車や飛行機の如き乗り物の内部空間、あるいは、屋外空間を含む。以下では、電力供給領域と電力被供給領域とを相互に区画する面を境界面と称する。例えば、電力被供給領域を建屋の居室とすると共に、電力供給領域を居室の床部とした場合、床部の上面(床面)が境界面になる。
固定体は、当該固定体の内部に電源を備えたものと、当該固定体の外部の電源から供給された電力を可動体に供給するものを含む。この固定体は、電力供給領域に配置されるものであるが、恒久的に移動不能に固定されるものに限定されず、不使用時には電力供給領域から取り外すことができたり、当該電力供給領域の内部の任意位置に移動可能なものを含む。特に、固定体の全体が常時固定的であるものに限定されず、例えば、固定体の一部の構成要素の位置を必要に応じて調整することで、当該構成要素と可動体との相対的な位置関係を変更可能なものを含む。
可動体は、電力被供給領域に固定的に配置して使用されるもの(静止体)と、電力被供給領域の内部において必要に応じて移動するもの(移動体)とを含む。この可動体の機能や具体的構成は特記する点を除いて任意であるが、例えば、静止体としては、コンピュータや家電の如き機器を挙げることができ、移動体としては、ロボットや電気自動車を挙げることができる。
このように構成される電力供給システムは、固定体から可動体に対して電力を非接触で供給する。この非接触電力供給は、概略的には、境界面を介して配置されたコイルを用いて行なわれる。すなわち、固定体に設けた送電コイルと、可動体に設けた受電コイルとを、境界面を挟んで相互に非接触状に対向配置し、これらのコイルを介して電磁誘導による電力供給を行う。この構成によれば、固定体の送電電極を電力被供給領域に露出させる必要がないため、電力供給システムの安全性や耐久性を高めることができる。
特に、各実施の形態に係る電力供給システムの特徴の一部は、固定体に、相互に直列接続された送電コイル及びコンデンサを設けると共に、可動体に磁性体を設けた点にある。
この構成において、可動体の受電コイルを固定体の送電コイルに対して対向配置させる際に、この磁性体を送電コイルの近傍に配置すると、当該送電コイルのインダクタンスが変化する。このインダクタンスが変化した送電コイルと、当該送電コイルに直列接続されているコンデンサとに直列共振を発生させる条件で電力を供給することにより、電源からの出力電力の大部分が当該送電コイルに供給される。一方、受電コイルが接近しておらず、磁性体が近傍に配置されていないためにインダクタンスが変化しない送電コイルについては、磁性体が近傍に配置された送電コイルとは直列共振条件が異なるため、コンデンサとの間で直列共振が発生せず、電源から電力が供給されない。
このように、各実施の形態に係る電力供給システムによれば、スイッチや複数の電源を用いることなく、受電コイルが接近した送電コイルに選択的に電力を供給することができるので、高信頼性且つ低コストな電力供給システムを構成することができる。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
次に、各実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
最初に、実施の形態1について説明する。この実施の形態1は、交流電源の一方の電極と送電コイルとを接続する第1の導電板と、交流電源の他方の電極とコンデンサとを接続する第2の導電板とを備えた形態である。
(構成)
図1は電力供給システムを適用した居室の斜視図である。本実施の形態1では、電力供給領域1(ここでは電力供給シート)に配置された固定体10から、電力被供給領域2(ここでは化粧板3の上方領域)の任意の位置に配置される可動体20(ここではノートPCや携帯電話)に対して電力を供給する例を示すもので、これら固定体10及び可動体20を備えて本形態の電力供給システムが構成されている。ここでは、電力供給領域1の上方に敷設された化粧板3が電力供給領域1と電力被供給領域2の相互間の境界面に相当する。
(構成−固定体)
次に、固定体10の構成について説明する。図2は図1の固定体10の内部構成を簡略化して示す平面図である(一部を破断して示す)。また、図3は固定体10を示す断面図であり、図3(a)は固定体10を簡略化して示す断面図、図3(b)は図3(a)の送電コイルとコンデンサとを等価コンデンサ17aに置き換えた断面図、図3(c)は図3(b)の等価回路図、図3(d)は図3(c)の等価コンデンサ17aを全て合成した等価回路図である。この固定体10は、交流電源11、第1の導電板12、第2の導電板13、送電コイル14、コンデンサ15、及び可変コイル16を備えている(ただし、送電コイル14及びコンデンサ15以外は、図2における図示を省略する)。
交流電源11は、交流電力の供給源である。図3では、1つの交流電源11が1つの固定体10に設けられているが、1つの交流電源1により複数の固定体10に交流電力を供給するようにしてもよい。
第1の導電板12は、化粧板3(図2及び図3では図示省略)の下方近傍位置において、当該化粧板3に対して略平行になるように配置されている。また、第2の導電板13は、第1の導電板12の下方近傍位置において、当該第1の導電板12に対して略平行になるように配置されている。第1の導電板12には交流電源11の一方の電極が接続され、第2の導電板13には交流電源11の他方の電極が接続されている。また、これらの第1の導電板12と第2の導電板13との間に、送電コイル14とコンデンサ15とが各々一つずつ相互に直列に接続されている。より具体的には、このように直列に接続された送電コイル14とコンデンサ15の組が、第1の導電板12と第2の導電板13との間に、複数組並列に配置されている。
図4は、第1の導電板12のうち、一つの送電コイル14に対向する部分を例示した平面図である。この図4の例では、送電コイル14が発生させる磁場の変化に起因して第1の導電板12に渦電流が発生するのを抑制するため、渦電流が発生する方向と略直交する方向、すなわち送電コイル14の軸から放射状に広がる方向にスリット12aを設けている。これにより、送電コイル14が発生させる磁場の変化に起因して第1の導電板12に誘導起電力が発生しても、このスリット12aに遮断されることで渦電流の発生が抑制される。
送電コイル14は、第1の導電板12の下方近傍位置において、送電コイル14の軸方向が第1の導電板12と略直交するように配置されている。図2及び図3に示すように、複数の送電コイル14が並設されており、各送電コイル14は第1の導電板12を介して交流電源11に相互に並列に接続されている。これにより、各送電コイル14に対して交流電源11から交流電力が供給される。
コンデンサ15は、第2の導電板13の近傍位置において、当該コンデンサ15の電極板が第2の導電板13と略平行となるように配置されている。図3に示すように、複数のコンデンサ15の各々が、各送電コイル14と直列に接続されている。また、各コンデンサ15は第2の導電板13を介して交流電源11に相互に並列に接続されている。
可変コイル16は、送電コイル14とコンデンサ15とに相互に並列接続される。ここで、図3(a)に示した固定体10において、インダクタンスLsの送電コイル14とキャパシタンスCsのコンデンサ15とは、図3(b)及び図3(c)に示すようにキャパシタンスCkの等価コンデンサ17aとして表すことができる。この等価コンデンサ17aのキャパシタンスCkは、交流電流の周波数をfとして、Ck=Cs/(1−4πLsCs)で表すことができる。さらに、この等価コンデンサ17aと第1の導電板12及び第2の導電板13とは、これらの等価コンデンサ17aのキャパシタンスCkと、第1の導電板12及び第2の導電板13の寄生容量Ctとを合成することにより、図3(d)に示すようにキャパシタンスCwの合成コンデンサ17bとして表すことができる。この場合、可変コイル16は、キャパシタンスCwの合成コンデンサ17bと並列共振回路を構成する。この並列共振回路の共振周波数fpは、可変コイル16のインダクタンスをLvとした場合、fp=1/(2π√LvCw)で表される。この共振周波数faが、交流電源11から供給される交流電流の周波数frと等しくなるように、可変コイル16のインダクタンスLvが設定される。これにより、交流電源11から電力が供給された場合、可変コイル16と合成コンデンサ17bとに並列共振が発生する。
(構成−可動体)
次に、可動体20の構成について説明する。図5は、可動体20の受電コイルを固定体10の送電コイル14に対向配置させた場合における固定体10及び可動体20の断面図であり、図5(a)は固定体10及び可動体20を簡略化して示す断面図、図5(b)は図5(a)の固定体10及び可動体20の等価回路図、図5(c)は図5(b)の可動体20の直下にない等価コンデンサ17aを合成した等価回路図である。この可動体20は、受電コイル21、磁性体22、及び負荷23を備えている。
受電コイル21は、固定体10から供給された電力を受電するためのものである。この受電コイル21は、送電コイル14に対して化粧板3を挟んで対向状かつ非接触に配置されることにより、相互誘導作用により送電コイル14から受電を行なう。
磁性体22は、受電コイル21の近傍に配置される。この磁性体22としては、例えばフェライトやパーマロイ等の公知の磁性体を用いることができる。磁性体22が受電コイル21と共に送電コイル14の近傍に配置されることにより、当該送電コイル14のインダクタンスを変化させる。
負荷23は、受電コイル21を介して供給された交流電力にて駆動され、所定機能を発揮するものである。例えば、可動体20が図1に示すが如きノートPCや携帯電話として構成された場合、負荷23としては、当該ノートPCや携帯電話に内蔵されたバッテリや制御回路が該当する。この他、負荷23の具体的構成は任意であり、例えば、可動体20の外部の機器との相互間で通信信号の送受を無線又は有線にて行う通信機器、各種情報に関する情報処理を行なう情報処理機器、電力被供給領域2における所定の検知対象の検知を行なって当該検知結果に関する信号を所定機器に出力するセンサ、あるいは、可動体20の外部の機器に対する電力の送受を行う電源(例えば二次電池)として構成することができる。なお、負荷23は、必ずしも可動体20の内部に設ける必要はなく、可動体20の外部に負荷23を設けると共に、当該負荷23に対して可動体20を介して電力供給を行うようにしてもよい。また、図5においては負荷23を1つのみ示しているが、相互に直列又は並列に接続された複数の負荷23に対して電力供給を行ってもよい。
(構成−化粧板)
第1の導電板12と受電コイル21との相互間に介在する化粧板3は、第1の導電板12と受電コイル21とを電気的に絶縁可能な絶縁材料にて構成される。このような絶縁材料としては、例えばポリエステル等の合成樹脂を用いることができる。この絶縁材料は、化粧板3に用いる場合の他、第1の導電板12における可動体20側の面や、受電コイル21における固定体10側の面に対するコーティング材としても用いることができる。
(電力供給システムの作用)
次に、上述したように構成される電力供給システムの作用について説明する。図3に示すように可動体20が固定体10の近傍に配置されていない場合、並設されている各送電コイル14のインダクタンスはLsで共通であり、これらの送電コイル14、コンデンサ15、及び第1の導電板12と第2の導電板13との合成コンデンサ17bのキャパシタンスはCwとなっている。この場合において、交流電源11から周波数frの交流電流が供給されると、合成コンデンサ17bと可変コイル16とで構成される並列共振回路に並列共振が発生する。この場合、可変コイル16と合成コンデンサ17bとで構成される並列共振回路のインピーダンスが極大となるので、交流電源11から送電コイル14及びコンデンサ15に流れる無効電流を低減することができる。
一方、図5に示したように、可動体20が固定体10の近傍に配置された場合、可動体20の受電コイル21と対向する位置に配置されている送電コイル14の近傍の透磁率が磁性体22の存在により増大するので、送電コイル14のインダクタンスがLsからLbへと増大する。このインダクタンスがLbに増大した送電コイル14(以下、「特定送電コイル14a」)と、当該特定送電コイル14aに接続されているコンデンサ15(以下、「特定コンデンサ15a」)とによって、直列共振回路が構成される。この直列共振回路の共振周波数fsは、fs=1/(2π√LbCs)で表される。この共振周波数fsが、交流電源11から供給される交流電流の周波数と等しくなるように、磁性体22の透磁率及び送電コイル14のインダクタンスLsが設定される。これにより、図5に示すように可動体20が固定体10の近傍に配置された場合、可動体20の受電コイル21と対向する位置の特定送電コイル14a及び当該特定送電コイル14aに接続されている特定コンデンサ15aにのみ直列共振が発生する。この場合、当該特定送電コイル14aと特定コンデンサ15aとのインピーダンスが減少し、他の送電コイル14及びコンデンサ15と比較して交流電源11から大きな電流が流れるため、特定送電コイル14aで発生する磁束密度が増大する。その結果、受電コイル21に鎖交する磁束も増大し、当該受電コイル21に誘導起電力を発生させる。この受電コイル21で発生した電流は、負荷23にて消費される。
また、図5において特定送電コイル14aと特定コンデンサ15aとを除く他の送電コイル14及びコンデンサ15と第1の導電板12及び第2の導電板13とを合成した合成コンデンサ(以下、「非特定合成コンデンサ17c」)のキャパシタンスは、図3における合成コンデンサ17bのキャパシタンスCwから特定送電コイル14aと特定コンデンサ15aとを合成した等価コンデンサ17aのキャパシタンスを差し引いた、Cw’として表すことができる。このCw’は、固定体10における送電コイル14及びコンデンサ15の組の数が多数である場合にはCwとほぼ同一とみなせるため、可動体20が固定体10の近傍に配置されていない場合と同じ共振周波数fp、すなわち交流電源11から出力される周波数frの交流電流によって、可変コイル16と非特定合成コンデンサ17cとに並列共振が発生する。一方、固定体10における送電コイル14及びコンデンサ15の組の数が少ない場合には、Cw’の値はCwと同一とはみなせないため、可変コイル16と非特定合成コンデンサ17cとの並列共振周波数fpは交流電源11からの出力周波数frとは異なり、並列共振が発生しないこととなる。この場合は、例えば可変コイル16のインダクタンスLvを変化させ、交流電源11からの出力周波数frに並列共振周波数fpを一致させることにより、可変コイル16と非特定合成コンデンサ17cとに並列共振を発生させることができる。なお可変コイル16のインダクタンスの制御方法は任意であるが、並列共振が発生している場合には可変コイル16を流れる電流値が極大値になっていると考えられることから、例えば可変コイル16を流れる電流値を計測する電流センサ(図示省略)を設け、当該電流センサからの出力値が最大となるように制御部(図示省略)によって可変コイル16のインダクタンスを常時調整する。これにより、特定送電コイル14a及び特定コンデンサ15a以外の送電コイル14及びコンデンサ15と可変コイル16とで構成される並列共振回路のインピーダンスが極大となるので、交流電源11から送電コイル14及びコンデンサ15に流れる無効電流を低減することができる。
図6は磁性体22が近傍に配置されていない送電コイル14の特性を示したグラフであり、図6(a)は送電コイル14の巻数とインダクタンスとの関係を示したグラフ、図6(b)は送電コイル14の巻数と抵抗との関係を示したグラフである。また、図7は磁性体22が近傍に配置された場合の送電コイル14の特性を示したグラフであり、図7(a)は送電コイル14の巻数とインダクタンスとの関係を示したグラフ、図7(b)は送電コイル14の巻数と抵抗との関係を示したグラフである。図6(b)及び図7(b)に示すように、磁性体22が送電コイル14の近傍に配置された場合であっても、当該送電コイル14の抵抗には変化が無い。従って、電力のロスは増大しない。一方、図6(a)及び図7(a)に示すように、磁性体22が送電コイル14の近傍に配置された場合には、磁性体22の配置前と比較して約2倍程度までインダクタンスが増大している。
また、図8は、送電コイル14のインダクタンスを変化させた場合に送電コイル14に流れる電流値を示したグラフである。この図8に示すように、磁性体22が送電コイル14の近傍に配置され、当該送電コイル14のインダクタンスがLbとなった場合には、磁性体22の配置前のインダクタンスLsの場合と比較して電流値が約9倍まで増大している。このように、磁性体22が近傍に配置されていない他の送電コイル14と特定送電コイル14aとの区別は十分に可能であり、特定送電コイル14aから受電コイル21に向けて確実に送電を行なうことができる。
(実施の形態1の効果)
このように実施の形態1によれば、磁性体22によりインダクタンスを変化させた送電コイル14と当該送電コイル14に接続されているコンデンサ15とにのみ直列共振を発生させ、当該送電コイル14から受電コイル21を介して負荷23に電力を供給するので、スイッチや複数の電源を用いることなく、受電コイル21が接近した送電コイル14に選択的に電力を供給することができるので、高信頼性且つ低コストな電力供給システムを構成することができる。
また、磁性体22によりインダクタンスが変化していない送電コイル14と当該送電コイル14に接続されているコンデンサ15とについては、これらの送電コイル14とコンデンサ15とを合成した合成コンデンサ17bと可変コイル16とで構成される並列共振回路に並列共振を発生させ、当該並列共振回路のインピーダンスを極大とするので、交流電源11から送電コイル14及びコンデンサ15に流れる無効電流を低減することができる。
また、複数組の送電コイル14とコンデンサ15とを設けたので、複数の送電コイル14のうちの任意の送電コイル14に対向配置された受電コイル21を介して、負荷23に電力を供給することができる。
また、交流電源11の一方の電極と送電コイル14とを第1の導電板12に接続するとともに、交流電源11の他方の電極とコンデンサ15とを第2の導電板13に接続したので、並設された複数の送電コイル14及びコンデンサ15と電源とを簡易な構造で接続することができ、製造コストを低減することができる。
また、第1の導電板12に渦電流防止用のスリット12aを設けたので、送電コイル14が発生させる磁場の変化に起因する渦電流が第1の導電板12に発生することを抑制し、当該渦電流による第1の導電板12の発熱を防止することができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、実施の形態1の構成に加えて、第1の導電板12の一部を送電コイル14として形成した形態である。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成−固定体)
図9は実施の形態2に係る固定体10を示す図であり、図9(a)は固定体10を簡略化して示す断面図、図9(b)は第1の導電板12を示した平面図である。また、図10は固定体10の詳細を示す断面図である。
図9(a)及び図9(b)に示すように、本実施の形態2に係る固定体10では、送電コイル14が第1の導電板12の一部として構成されている。例えば、レーザーカッターやウォータージェット等の公知の切削手段、あるいはフォトリソグラフィ等のパターン生成技術を用いて、図9(b)に示したような螺旋状のスリットを第1の導電板12に形成することで、第1導電板と送電コイル14とを一体的に構成することができる。また、図9(b)に示すように、渦電流が発生する方向と略直交する方向、すなわち送電コイル14の軸から放射状に広がる方向に沿って、送電コイル14の周囲にスリット12aを設けてもよい。これにより、送電コイル14が発生させる磁場の変化に起因して送電コイル14の周囲に誘導起電力が発生しても、このスリット12aに遮断されることで渦電流の発生が抑制される。
また、図9(a)及び図10に示すように、コンデンサ15の一方の電極15bが第2の導電板13の一部として構成されている。例えば図10に示すように、第2の導電板13のうちコンデンサ15を形成すべき部分に誘電体15cと電極15bとを積層することにより、第2の導電板13を一方の電極15bとしたコンデンサ15が構成される。
また、図10に示すように、第1の導電板12と第2の導電板13との間に絶縁材料18(例えばエポキシ樹脂等の公知の樹脂)を充填するとともに、第1の導電板12及び第2の導電板13の表面には仕上材19(例えばメラミン樹脂等の公知の樹脂)を塗布する。これにより、固定体10の構造強度を向上させることができる。
(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、第1の導電板12の一部を送電コイル14として形成したので、固定体10の構造を一層簡略化することができ、製造コストを低減することができる。また、送電コイル14に電流が流れることで発生した熱を第1の導電板12を介して効率的に放熱することができる。
また、第2の導電板13の一部をコンデンサ15の一方の電極15bとしたので、固定体10の構造を一層簡略化することができ、製造コストを低減することができる。また、コンデンサ15で発生した熱を第2の導電板13を介して効率的に放熱することができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。さらに、本発明によって、上述していない課題を解決したり、上述していない効果を奏することもある。
(境界面について)
上述の各実施の形態では、電力供給領域1と電力被供給領域2の相互間の境界面が化粧板3である場合を例として説明したが、境界面において送電コイル14と受電コイル21との間の絶縁が可能であればよく、例えば実施の形態2において絶縁性の仕上材19を塗布した第1の導電板12の表面を境界面としてもよい。あるいは、可動体20の受電コイル21における固定体10と対向する面に設けた絶縁被覆を境界面としてもよい。
(可変コイルについて)
上述の各実施の形態では、固定体10に可変コイル16を一箇所設けているが、可変コイル16を複数個所に設けてもよい。これにより、可変コイル16に流れる電流を分散することができ、発熱箇所を分散することができる。
この発明に係る電力供給システムは、各種の負荷に対して電力供給を行うための電力供給システムに利用でき、特に、従来と比較して信頼性を向上させると共に、コストを低減させることができる電力供給システムに有用である。
1 電力供給領域
2 電力被供給領域
3 化粧板
10 固定体
11 交流電源
12 第1の導電板
12a スリット
13 第2の導電板
14 送電コイル
14a 特定送電コイル
15 コンデンサ
15a 特定コンデンサ
15b 電極
15c 誘電体
16 可変コイル
17a 等価コンデンサ
17b 合成コンデンサ
17c 非特定合成コンデンサ
18 絶縁材料
19 仕上材
20 可動体
21 受電コイル
22 磁性体
23 負荷

Claims (7)

  1. 電力供給領域に配置された固定体から、電力被供給領域に配置された可動体を介して、所定の負荷に対して電力を供給するための電力供給システムであって、
    前記固定体は、
    前記電力供給領域と前記電力被供給領域との相互の境界面に対する近傍位置に配置されるものであって、交流電力が供給される送電コイルと、
    前記送電コイルと直列に接続されるコンデンサと、
    前記送電コイル及び前記コンデンサに対して電力を供給する交流電源とを備え、
    前記可動体は、
    前記送電コイルに対して前記境界面を挟んで対向状かつ非接触に配置されることにより、相互誘導作用により当該送電コイルから受電する受電コイルと、
    前記送電コイルの近傍に配置されることにより、当該送電コイルのインダクタンスを変化させる磁性体とを備え、
    前記磁性体を前記送電コイルに近接させて当該送電コイルのインダクタンスを変化させることにより、前記送電コイルと前記コンデンサの直列共振条件を満たした状態で、前記交流電源からの電力供給を行う、
    電力供給システム。
  2. 前記固定体は、前記送電コイル及び前記コンデンサと相互に並列接続されるコイルを備え、
    前記磁性体を前記送電コイルに近接させずに当該送電コイルのインダクタンスを変化させないことにより、前記送電コイルと前記コンデンサの直列共振条件を満たさない状態であって、当該送電コイル及び前記コンデンサの合成コンデンサと前記コイルの並列共振条件を満たした状態で、前記交流電源からの電力供給を行う、
    請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 複数組の前記送電コイルと前記コンデンサとを備える、
    請求項1又は2に記載の電力供給システム。
  4. 前記交流電源の一方の電極と前記送電コイルとを接続する第1の導電板と、
    前記交流電源の他方の電極と前記コンデンサとを接続する第2の導電板と、
    を備える請求項3に記載の電力供給システム。
  5. 前記第1の導電板の一部を前記送電コイルとして形成した、
    請求項4に記載の電力供給システム。
  6. 前記第2の導電板の一部を、前記コンデンサの一方の電極とした、
    請求項4又は5に記載の電力供給システム。
  7. 前記第1の導電板に、前記送電コイルが発生させる磁場の変化に起因して前記第1の導電板に発生する渦電流の方向と略直交する方向にスリットを設けた、
    請求項4から6のいずれか一項に記載の電力供給システム。
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