JP6583329B2 - ヒートポンプユニットの操作装置 - Google Patents
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リモートコントローラに対する前記操作をロックするロック手段と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、。
前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が正しく行われた後、当該第1のロック解除操作が誤っている旨の報知を行う。
また、本発明は、ヒートポンプユニット(1)の動作設定についての所定の操作を行うためのリモートコントローラ(10)を備えたヒートポンプユニットの操作装置であって、
リモートコントローラ(10)に対する前記操作をロックするロック手段(41)と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段(51)とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、
前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が行われた後、当該第1のロック解除操作の正誤に関わらず当該第1のロック解除操作が誤っている旨の報知を行う。
この構成によれば、第1のロック解除操作が行われたとしても第2のロック解除操作が促されることがないので、当該他のユーザ等は第2のロック解除操作を行わなければならないことに気づき難くなる。その結果、当該他のユーザ等によるロック解除を困難にすることができる。
このような構成によって、当該他のユーザ等は正しい第1のロック解除操作を行ったとしても、更なる操作を要求されるので、第2のロック解除操作を知らなければロックを解除することができない。
第1のロック解除操作の後、無制限に第2のロック解除操作を受け付けたとすると、不慮に第2のロック解除操作がなされてロックが解除されてしまう可能性が高まるが、第2のロック解除操作に時間制限を設けることでこのような不都合を解消することができる。
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラに対するパスワードの入力以外の入力操作であることが好ましい。
このようにリモートコントローラに対するパスワードの入力だけでなく、パスワード入力以外の入力操作を必要とすることによって、特定ユーザ以外の者によるロック解除をより困難とすることができる。
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラ以外のものに対する操作であってもよい。
このようにリモートコントローラに対する第1のロック解除操作だけでなく、リモートコントローラ以外のものに対する第2のロック解除操作を必要とすることによって、特定ユーザ以外の者によるロックの解除をより困難にすることができる。
リモートコントローラに対する前記操作をロックするロック手段と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、
前記第1のロック解除操作は、前記リモートコントローラに対する操作であり、
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラに接続された前記ヒートポンプユニットの電源操作であってもよい。
このような構成によって、ヒートポンプユニットの電源操作が可能な者のみが、第2のロック解除操作を行うことができ、ヒートポンプユニットの電源が操作されたことをリモートコントローラ側で容易に把握することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るヒートポンプユニットとしての空気調和機の概略構成図である。
空気調和機1は、室外機2と、室内機3とを備え、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことで室内の温度や湿度等を調整する。
リモートコントローラ10は、室内機3に電気配線6を介して接続され、室内機3から電力が供給されるとともに、室内機3と通信を行うことができる。リモートコントローラ10は、例えば室内の壁面5に取り付けられる。リモートコントローラ10は、前面に、液晶パネル11と、電源ボタン12aと、複数の操作ボタン12b、12cとを備えている。
液晶パネル11は、リモートコントローラ10の前面の略中央に配置され、その上側に電源ボタン12aが配置され、下側と右側とにそれぞれ操作ボタン12b,12cが配置されている。液晶パネル11には、冷房、暖房等の運転モードや、設定温度等が表示される。
室内機3は、制御部21と、通信部(通信ポート)22と、記憶部23とを有している。制御部21は、マイクロコンピュータ等により構成され、CPU等の演算部を備えている。制御部21は、通信部22を介してリモートコントローラ10とデータ通信し、リモートコントローラ10から設定温度等の動作設定を受信して記憶部23に記憶する。また、制御部21は、リモートコントローラ10からの動作設定に基づいて室内機3を制御する。
通信部32は、室内機3の通信部22と電気配線6を介してデータ通信可能に接続されている。また、通信部32は、電気配線6を介して室内機3の通信部22から直流電圧の電力供給を受ける。具体的には、室内機3の通信部22から図示しないフィルタを介して直流電圧が電源回路36に入力され、電源回路36において所定値に変換された直流電圧が制御部31等に供給される。
記憶部33は、入力部34から入力された情報や、室内機3から送信された情報等を記憶する。また、本実施形態においては、後述するように、ロック手段における設定内容等を記憶する。
表示部35は、上述した液晶パネル11により構成され、空気調和機1の運転モードや設定温度等の表示を行う。
なお、入力部34は、表示部35を構成するタッチパネルによって構成されていてもよく、この場合、入力部34と表示部35とが少なくとも一部において兼用されることになる。
制御部31は、機能的に、入力部34に対する空気調和機1の動作設定についての操作入力をロックするためのロック手段41を有している。また、制御部31は、機能的に、ロック手段41によるロックを解除するためのロック解除手段51を有している。
このメニュー画面71は、例えば、特定ユーザのみが知る所定の操作、例えば、複数のボタン12a〜12cの同時押しや、所定のボタン12a〜12cの長押し等によって表示部35に表示される画面である。このメニュー画面71では、パスワード設定のほか、室内機3や室外機2の運転状態についての表示設定や、ファンの動作設定、メンテナンスに関する設定等を行うことができる。パスワードを設定するには、上下方向の操作ボタン12cを操作することによってメニュー画面71における「パスワード設定」の項目にカーソルCを合わせ、右向きの操作ボタン12cを押すことによって項目を決定する。
例えば、上記実施形態では、第1のロック解除操作によって正しいパスワードが入力された後、パスワードが誤っている旨の報知が行われていたが、第2のロック解除操作を促さなければどのような形態を採用してもよく、例えば、第1のロック解除操作の後、何の報知も行わない形態を採用してもよい。また、第1のロック解除操作の後、積極的に第2のロック解除操作を促す報知を行ってもよい。
上記実施形態では、第2のロック解除操作(図9のステップS5における操作)は、複数のボタンの同時押しやいずれかのボタンの長押し等が採用されていたが、それ以外の他の操作であってもよい。
10 :リモートコントローラ
21 :制御部
41 :ロック手段
51 :ロック解除手段
Claims (7)
- ヒートポンプユニット(1)の動作設定についての所定の操作を行うためのリモートコントローラ(10)を備えたヒートポンプユニットの操作装置であって、
リモートコントローラ(10)に対する前記操作をロックするロック手段(41)と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段(51)とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、
前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が正しく行われた後、当該第1のロック解除操作が誤っている旨の報知を行う、ヒートポンプユニットの操作装置。 - ヒートポンプユニット(1)の動作設定についての所定の操作を行うためのリモートコントローラ(10)を備えたヒートポンプユニットの操作装置であって、
リモートコントローラ(10)に対する前記操作をロックするロック手段(41)と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段(51)とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、
前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が行われた後、当該第1のロック解除操作の正誤に関わらず当該第1のロック解除操作が誤っている旨の報知を行う、ヒートポンプユニットの操作装置。 - 前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が行われた後、前記第2のロック解除操作を促すことなく当該第2のロック解除操作を受け付ける、請求項1又は2に記載のヒートポンプユニットの操作装置。
- 前記ロック解除手段(51)は、前記第1のロック解除操作が行われた後、所定時間内に前記第2のロック解除操作が行われることによってロックを解除する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプユニットの操作装置。
- 前記第1のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)に対するパスワードの入力であり、
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)に対するパスワードの入力以外の入力操作である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプユニットの操作装置。 - 前記第1のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)に対する操作であり、
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)以外のものに対する操作である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプユニットの操作装置。 - ヒートポンプユニット(1)から電力が供給されかつヒートポンプユニット(1)の動作設定についての所定の操作を行うためのリモートコントローラ(10)を備えたヒートポンプユニットの操作装置であって、
リモートコントローラ(10)に対する前記操作をロックするロック手段(41)と、
複数のロック解除操作によって前記ロックを解除するロック解除手段(51)とを備え、
前記複数のロック解除操作は、第1のロック解除操作と、当該第1のロック解除操作の後に行われる第2のロック解除操作とを含み、
前記第1のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)に対する操作であり、
前記第2のロック解除操作は、前記リモートコントローラ(10)に接続された前記ヒートポンプユニットの電源操作である、ヒートポンプユニットの操作装置。
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