JP6583101B2 - 増速機 - Google Patents

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Description

本発明は、増速機に関する。
低速側シャフトの回転に伴って回転する環状のリング部と、リング部の内側に配置された高速側シャフトと、リング部の内側に設けられるとともにリング部及び高速側シャフトの双方に当接した3つのローラと、を備えた増速機が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の増速機では、オイルが供給されている状況にて低速側シャフトが回転することによって、回転前のローラとリング部との当接箇所及びローラと高速側シャフトとの当接箇所にてオイル膜が形成され、当該オイル膜を介して低速側シャフトから高速側シャフトに動力が伝達されることにより、高速側シャフトが低速側シャフトよりも高速で回転する。
特開2004−308757号公報
上記増速機の増速比は、リング部の内径と高速側シャフトの外径との比によって表すことができる。このため、増速機において高い増速比を得ようとするならば、例えばリング部の内径を一定とした場合には高速側シャフトの径を小さくし、低速側シャフトから高速側シャフトへ動力を伝達し得るようにリング部の内側にある複数のローラの径を設定すればよい。
ところで、増速機は、リング部の内側に配設したローラで高速側シャフトを支持する構成であるから、2つのローラによって2点支持するよりは3つのローラによって3点支持した方が高速側シャフトを安定して支持することができる。しかしながら、3つのローラを用いた増速機の増速比を高める場合には、ローラ径の増加に伴うローラ同士の干渉を考慮する必要が生じるため、ローラ同士の干渉が起こらない範囲でしか高速側シャフトの径を小さくすることができず、増速比を十分高めることができない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、3つのローラを用いた増速機において増速比を任意に設定することを可能とした増速機を提供することにある。
上記課題を解決する増速機は、低速側シャフトの回転に伴って回転する環状のリング部と、前記リング部の内側に配置された高速側シャフトと、前記リング部の内側に設けられるとともに前記リング部及び前記高速側シャフトの双方に当接した3つのローラと、を備えた増速機において、前記3つのローラは、各々の回転軸線が前記高速側シャフトの周方向に互いに間隔を隔てるように配置されているとともに前記高速側シャフトの回転軸線方向に各々ずれて配置されており、前記3つのローラは、前記高速側シャフトの回転軸線方向において前記高速側シャフトとの当接箇所の少なくとも一部が互いに重ならないように配置されていることを要旨とする。
この構成によれば、3つのローラが、高速側シャフトの回転軸線方向において高速側シャフトとの当接箇所の少なくとも一部が互いに重ならないように配置されていることにより、ローラ同士の干渉が生じない。このため、高い増速比を得ようとして例えば高速側シャフトの径を小さくした結果、各ローラの径が長くなっても、ローラ同士が干渉しない。したがって、増速比を任意に設定することができる。
上記増速機において、前記高速側シャフトの回転軸線は、前記低速側シャフトの回転軸線及び前記リング部の回転軸線に対して偏心しており、前記3つのローラは、少なくとも1つのローラが固定ローラであり、少なくとも1つのローラが前記リング部の回転に伴い可動する可動ローラであり、前記可動ローラは、前記低速側シャフトが回転して前記リング部が回転することに伴い、前記リング部及び前記高速側シャフトから受ける力が増大する方向に移動するように配置されるようにしてもよい。
この構成によれば、3つのローラが、高速側シャフトの回転軸線方向において高速側シャフトとの当接箇所の少なくとも一部が互いに重ならないように配置されていることにより、ローラ同士の干渉が生じない。このため、可動範囲の設定に制約が掛からず、可動範囲を任意に設定することができる。
本発明によれば、増速比を任意に設定することができる。
第1の実施形態の増速機及び遠心圧縮機の概要を模式的に示す断面図。 図1の2−2線断面図。 高速側シャフトに対する3つのローラの配置を示す断面図。 第2の実施形態の増速機を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した増速機の第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、本実施形態の増速機は、遠心圧縮機に用いられる。そして、本実施形態の遠心圧縮機は、燃料電池が搭載された燃料電池車(FCV)に搭載され、燃料電池に空気を送るのに用いられる。
図1に示すように、遠心圧縮機10は、低速側シャフト11と、高速側シャフト12と、低速側シャフト11を回転させる電動モータ13と、低速側シャフト11の回転を増速させて高速側シャフト12に伝達する増速機14と、高速側シャフト12の回転によって流体(本実施形態では空気)を圧縮する圧縮部15と、を備えている。低速側シャフト11及び高速側シャフト12は、例えば金属で構成されており、詳細には鉄又は鉄の合金で構成されている。
遠心圧縮機10は、当該遠心圧縮機10の外郭を構成するものであって、低速側シャフト11、高速側シャフト12、電動モータ13、増速機14及び圧縮部15が収容されたハウジング20を備えている。ハウジング20は、例えば全体として略筒状(詳細には円筒状)となっている。ハウジング20は、電動モータ13が収容されたモータハウジング21と、増速機14が収容された増速機ハウジング22と、圧縮部15が収容されたコンプレッサハウジング23と、を備えている。モータハウジング21、増速機ハウジング22及びコンプレッサハウジング23は、ハウジング20の軸線方向に配列されている。また、ハウジング20は、増速機ハウジング22とコンプレッサハウジング23との間に設けられたプレート24を備えている。そして、ハウジング20は、増速機ハウジング22を真ん中として当該増速機ハウジング22の一方の端部側にモータハウジング21が位置しているとともに他方の端部側にプレート24を介してコンプレッサハウジング23が位置している。
モータハウジング21には、低速側シャフト11が収容されている。低速側シャフト11は、その回転軸線方向とハウジング20の軸線方向とが一致する状態で、かつ回転可能な状態で支持されている。低速側シャフト11の一部は、増速機ハウジング22を貫通する貫通孔22aに挿通されることによって増速機ハウジング22内に配置されている。また、増速機ハウジング22の貫通孔22aの内面と低速側シャフト11との間には、増速機ハウジング22内に存在するオイルOがモータハウジング21内に流れるのを規制するシール部材25が設けられている。オイルOは、増速機ハウジング22に形成されている流入口22bを通じて増速機ハウジング22内に流入され、増速機ハウジング22内を循環した後に増速機ハウジング22に形成されている図示しない排出口から排出される。
モータハウジング21に収容された電動モータ13は、低速側シャフト11に固定されたロータと、ロータの外側に配置されるものであってモータハウジング21の内面に固定されたステータとを備えている。低速側シャフト11は、ステータのコイルに電流が流れることによって、ロータと一体的に回転する。
増速機ハウジング22には、増速機14の一部を構成する高速側シャフト12が収容されている。高速側シャフト12は、その回転軸線方向とハウジング20の軸線方向とが一致する状態で支持されている。この実施形態において高速側シャフト12は、低速側シャフト11と同一の回転軸線上に配置されている。高速側シャフト12の一部は、プレート24を貫通するプレート貫通孔24aに挿通されることによってコンプレッサハウジング23内に配置されている。また、プレート24のプレート貫通孔24aの内面と高速側シャフト12との間には、増速機ハウジング22内に存在するオイルOがコンプレッサハウジング23内に流れるのを規制するシール部材26が設けられている。
コンプレッサハウジング23に収容された圧縮部15は、吸入した流体を圧縮し、その圧縮後の流体を吐出する。実施形態の遠心圧縮機10の圧縮部15は、インペラと、ディフューザ通路と、吐出室と、を備えている。インペラは、高速側シャフト12と一体回転するように当該高速側シャフト12に取り付けられている。そして、圧縮部15では、高速側シャフト12とともにインペラが回転することによって吸入した流体を圧縮し、当該インペラによって圧縮された流体がディフューザ通路を通ることによってさらに圧縮されて吐出室に流れ、当該吐出室から吐出される。
次に、増速機14について説明する。
本実施形態の増速機14は、所謂トラクションドライブ式(摩擦ローラ式)である。図1に示すように、増速機14は、低速側シャフト11に連結されたリング部材27を備えている。リング部材27は、低速側シャフト11に連結された円板状のベース部28と、当該ベース部28の縁部からプレート24に向けて起立した環状のリング部29と、を備えている。リング部29の内径は、低速側シャフト11においてベース部28と連結される部分の径よりも長く設定されている。
本実施形態においてリング部材27は、ベース部28の回転軸線(リング部材27の回転軸線)と低速側シャフト11の回転軸線11Lとが一致するように低速側シャフト11に連結されている。なお、リング部29の回転軸線29Lも低速側シャフト11の回転軸線11Lと一致している。リング部材27は、低速側シャフト11の回転に伴って回転する。また、高速側シャフト12の一部は、リング部29の内側に配置されている。図中に示す符号「12L」は高速側シャフト12の回転軸線である。
図2に示すように、増速機14は、リング部29の内側に設けられるとともにリング部29及び高速側シャフト12の双方に当接した3つのローラとして第1ローラ30、第2ローラ31、及び第3ローラ32を備えている。第1〜第3ローラ30〜32は何れも円柱状であり、その回転軸線方向(軸線方向)と高速側シャフト12の回転軸線方向とは一致している。第1〜第3ローラ30〜32は、各々の回転軸線30L,31L,32Lが高速側シャフト12の周方向に互いに間隔を隔てるように配置されている。本実施形態の第1〜第3ローラ30〜32は、各々の回転軸線30L,31L,32Lが高速側シャフト12の周方向に120度ずつ隔てるように配置されている。
この実施形態の増速機14において第1〜第3ローラ30〜32は、同一形状である。つまり、第1〜第3ローラ30〜32の径(回転軸線方向と交わる方向の長さ)は同一であるとともに、ローラの幅(回転軸線方向の長さ)も同一である。そして、図2に示すように、第1〜第3ローラ30〜32の径は、高速側シャフト12の径よりも長く設定されている。また、第1〜第3ローラ30〜32の径は、リング部29の内側に第1〜第3ローラ30〜32が配置可能となるように設定されている。なお、第1〜第3ローラ30〜32は例えば金属で構成されており、詳細には高速側シャフト12と同一金属、例えば鉄又は鉄の合金で構成されている。
図1及び図2に示すように、増速機14は、プレート24と協働して第1〜第3ローラ30〜32を回転可能に支持する支持部材35を備えている。支持部材35は、リング部29よりも一回り小さく形成されており、リング部29の内側に配置されている。そして、図2に示すように、支持部材35は、リング部29の内周面29aと隣り合う2つのローラの外周面とによって区画された3つの空間を埋めるように形成されている第1支持部35a、第2支持部35b、及び第3支持部35cを備えている。
第1〜第3支持部35a〜35cのそれぞれは、リング部29の内周面29a及び隣り合うローラの各外周面に対して一定の隙間を形成した状態で、リング部29の内周面29aと隣り合うローラの外周面とによって区画された空間を埋めている。例えば、第1支持部35aは、リング部29の内周面29a、第1ローラ30の外周面30a、及び第2ローラ31の外周面31aに対して一定の隙間を形成した状態で、リング部29の内周面29aと第1ローラ30の外周面30aと第2ローラ31の外周面31aとによって区画された空間を埋めている。また、第1〜第3支持部35a〜35cのそれぞれには、固定具としてのボルト36が螺合可能なネジ孔37が形成されている。これにより、支持部材35は、第1〜第3支持部35a〜35cのネジ孔37とプレート24とに跨るようにボルト36が螺合されることによってプレート24に固定されている。
図1に示すように、第1ローラ30における当該第1ローラ30の回転軸線方向の両端面には、該両端面から突出した突起40,41が形成されている。突起40,41は、上記両端面の中央に設けられた円柱状である。そして、第1ローラ30は、各突起40,41に取り付けられたローラ軸受42,43により、プレート24及び支持部材35に対して回転可能に支持されている。なお、第2ローラ31及び第3ローラ32についても、第1ローラ30と同様に、両端面の突起40,41に取り付けられたローラ軸受42,43により、プレート24及び支持部材35に対して回転可能に支持されている。
第1〜第3ローラ30〜32とリング部材27と高速側シャフト12とは、第1〜第3ローラ30〜32と高速側シャフト12及びリング部29とが互いに押し付けあっている状態でユニット化されている。そして、高速側シャフト12は、第1〜第3ローラ30〜32からなる3つのローラによって回転可能に支持されている。この場合、第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとリング部29の内周面29aとの当接箇所であるリング側当接箇所Pa1〜Pa3、及び第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aと高速側シャフト12の外周面12aとの当接箇所であるシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3とには、押し付け荷重が付与されている。なお、リング側当接箇所Pa1〜Pa3、及びシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3は、何れも回転軸線方向に延びている。
図3は、増速機14を側面視しており、支持部材35などの一部の構成は省略している。
図3に示すように、この実施形態において第1〜第3ローラ30〜32は、高速側シャフト12の回転軸線方向に各々ずれて配置されている。本実施形態の第1〜第3ローラ30〜32は、ローラの幅と後述する高速側シャフト12のフランジ45の厚さ(フランジ45における回転軸線方向の長さ)分の間隔ずつ隔てて並んで配置されている。ここで言うローラの幅は、ローラの突起40,41を除いた回転軸線方向の長さである。そして、この実施形態の増速機14においてシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3では、第1〜第3ローラ30〜32が、高速側シャフト12とローラの幅分に亘って当接する。このため、第1〜第3ローラ30〜32は、高速側シャフト12の回転軸線方向において高速側シャフト12との当接箇所であるシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3が重ならないようにずれて配置されていることになる。換言すれば、第1〜第3ローラ30〜32のシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3は、高速側シャフト12の回転軸線方向において異なる位置に配置されている。なお、第1〜第3ローラ30〜32の高速側シャフト12との当接箇所は、第1〜第3ローラ30〜32の外周面30a〜32aの形状に依存する。
上記のように第1〜第3ローラ30〜32を高速側シャフト12の回転軸線方向にずらした場合には、例えばリング部29の内径を同一径とした仮定において、高速側シャフト12の径を短くし、それに伴い第1〜第3ローラ30〜32の径を長くしたとしても、各ローラ同士が干渉しない。なお、図2に示すように第1〜第3ローラ30〜32は、正面視したとき、回転軸線方向に隣り合うローラ同士の一部分が重なっているように視認できる。一方、前述のように正面視したときにローラ同士の一部分が重なっていても、図3に示すように第1〜第3ローラ30〜32を側面視したとき、第1〜第3ローラ30〜32は高速側シャフト12の回転軸線方向において重なっていない。
なお、図1及び図3に示すように、高速側シャフト12の外周面12aには、当該外周面12aから高速側シャフト12の径方向外側に突出した複数のフランジ45が設けられている。フランジ45は、第1〜第3ローラ30〜32をそれぞれ挟むように回転軸線方向に離間して対向配置されている。これにより、高速側シャフト12の回転軸線方向における高速側シャフト12と第1〜第3ローラ30〜32との位置ずれが抑制されている。
上記のように構成した本実施形態の増速機14によれば、リング側当接箇所Pa1〜Pa3、及びシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3のそれぞれにオイルOが十分に供給されている状況において、低速側シャフト11が回転することによってリング部材27が回転すると、リング側当接箇所Pa1〜Pa3にて固化されたオイル膜(弾性流体潤滑膜(EHL))が形成される。詳細には、リング部29の内周面29aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとの間に固化されたオイル膜が形成される。換言すれば、リング部29の内周面29aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとは固化されたオイル膜を介して接する。このため、リング部材27の回転力がリング部29の内周面29aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとの間に形成された固化されたオイル膜を介して第1〜第3ローラ30〜32に伝達され、第1〜第3ローラ30〜32が同一回転方向に回転する。
同様に、第1〜第3ローラ30〜32が回転すると、シャフト側当接箇所Pb1〜Pb3にも固化されたオイル膜が形成される。詳細には、高速側シャフト12の外周面12aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとの間に固化されたオイル膜が形成される。換言すれば、高速側シャフト12の外周面12aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとは固化されたオイル膜を介して接する。そして、第1〜第3ローラ30〜32の回転力が、高速側シャフト12の外周面12aと第1〜第3ローラ30〜32の各外周面30a〜32aとの間に形成された固化されたオイル膜を介して高速側シャフト12に伝達され、その結果、高速側シャフト12が回転することとなる。この場合、リング部29は、低速側シャフト11と同一速度で回転し、第1〜第3ローラ30〜32は低速側シャフト11よりも高速で回転する。更に、第1〜第3ローラ30〜32よりも径が短い高速側シャフト12は、第1〜第3ローラ30〜32よりも高速で回転する。以上のことから、増速機14によって、高速側シャフト12が低速側シャフト11よりも高速で回転する。
以下、第1の実施形態の増速機14の作用効果を説明する。
(1)第1〜第3ローラ30〜32が、高速側シャフト12の回転軸線方向においてずれて配置されていることにより、ローラ同士の干渉が生じない。このため、高い増速比を得ようとして例えば高速側シャフト12の径を短くすることに伴い、第1〜第3ローラ30〜32の径を長くしても、ローラ同士が干渉しない。したがって、ローラ同士の干渉を考慮する必要がないため、3つのローラを用いた増速機14において増速比を任意に設定することができる。
(2)そして、この実施形態の増速機14によれば、増速機14の体格や高速側シャフト12の強度などの構造的要因を考慮しないとすれば、増速比の設定に制限がなく、任意に設定することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した増速機の第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態において既に説明した実施形態と同一構成については同一の符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
この実施形態の増速機14は、くさび作用を利用してリング部、ローラ、及び出力軸(高速側シャフト12)の当接箇所に押し付け荷重を発生させ、入力軸(低速側シャフト11)から出力軸へトルクを伝達する構成である。
この実施形態の増速機14は、第1の実施形態と同様に、低速側シャフト11の回転軸線11Lとリング部29の回転軸線29Lとが一致している。その一方で、この実施形態の増速機14において高速側シャフト12の回転軸線12Lは、低速側シャフト11の回転軸線11L及びリング部29の回転軸線29Lに対して偏心している。つまり、高速側シャフト12の回転軸線12Lは、低速側シャフト11の回転軸線11L及びリング部29の回転軸線29Lのそれぞれと一致しておらず、所定量ずれている。
また、図4に示すように、増速機14は、リング部29の内側に設けられるとともにリング部29及び高速側シャフト12の双方に当接した第1ローラ30、第2ローラ31、及び第3ローラ32の3つのローラを備えている。この実施形態において3つのローラのうち、第1ローラ30と第3ローラ32の2つのローラを固定ローラとし、第2ローラ31の1つのローラを可動ローラとしている。
また、図4に示すように、第1〜第3ローラ30〜32の径は、高速側シャフト12の径よりも長く、リング部29内に第1〜第3ローラ30〜32が配置可能となるように設定されている。そして、この実施形態の増速機14は、前述したように高速側シャフト12の回転軸線12Lが偏心していることから、第1〜第3ローラ30〜32の配置位置におけるリング部29の内周面29aと高速側シャフト12の外周面12aとの距離に応じて第1〜3ローラ30〜32の径が設定されている。ここで言う距離は、リング部29と第1〜第3ローラ30〜32とのリング側当接箇所Pa1〜Pa3、及び第1〜第3ローラ30〜32と高速側シャフト12とのシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3のそれぞれを形成することができる距離である。この実施形態では、第1ローラ30の径が他の第2ローラ31及び第3ローラ32よりも長く、第2ローラ31と第3ローラ32の径が同一である。
固定ローラである第1,第3ローラ30,32は、各突起40,41に取り付けられたローラ軸受42,43により、プレート24及び支持部材35に対して回転可能に、かつ高速側シャフト12及びリング部29に対して第1,第3ローラ30,32が移動しないように支持されている。一方、可動ローラである第2ローラ31は、各突起40,41に取り付けられたローラ軸受42,43により、プレート24及び支持部材35に対して回転可能に、かつ高速側シャフト12及びリング部29に対して第2ローラ31がリング部29の周方向へ可動可能な状態で支持されている。なお、第2ローラ31の可動範囲は規定されている。このため、第2ローラ31は、可動範囲を超えて可動しないように支持部材35に支持されている。
また、この実施形態において第1〜第3ローラ30〜32は、第1の実施形態と同様、図3に示すように、高速側シャフト12の回転軸線方向に各々ずれて配置されている。このため、第1〜第3ローラ30〜32は、高速側シャフト12の回転軸線方向において高速側シャフト12との当接箇所であるシャフト側当接箇所Pb1〜Pb3が重ならないようにずれて配置されていることになる。
この実施形態の増速機14は、高速側シャフト12とリング部29とが偏心していることで、可動ローラである第2ローラ31におけるリング側当接箇所Pa2を接点とする接線L1と、第2ローラ31におけるシャフト側当接箇所Pb2を接点とする接線L2とは、交差する。両接線L1,L2のなす角は、くさび形状となる。
第2ローラ31は、両接線L1,L2の交点に向かう方向(くさびに食い込む方向)と、両接線L1,L2の交点から離れる方向(くさびから離れる方向)に可動する。そして、第2ローラ31は、電動モータ13が正回転してリング部29が回転した場合に、両接線L1,L2の交点に向かう方向への力が作用することによって当該方向へ第2ローラ31が可動する。このように第2ローラ31が可動すると、くさび作用により、第2ローラ31は、リング部29及び高速側シャフト12から受ける力が増大する。その結果、低速側シャフト11から高速側シャフト12への動力の伝達量が大きくなる。
以下、第2の実施形態の増速機14の作用効果を説明する。
(3)第1〜第3ローラ30〜32が、高速側シャフト12の回転軸線方向においてずれて配置されていることにより、ローラ同士の干渉が生じない。これにより、可動ローラである第2ローラ31の可動範囲には他のローラが存在し得ない。このため、可動範囲の設定に制約が掛からず、可動範囲を任意に設定することができる。その結果、くさび力を任意に増加させることができ、くさび作用の効果も大きくなる。さらに、3つの第1〜第3ローラ30〜32によって高速側シャフト12を支持しているため、高速側シャフト12を安定的に保持しつつ、くさび作用の効果を大きくすることができる。
(4)くさび作用を生じさせる増速機14では、可動ローラが他のローラと干渉しないように各ローラを設ける必要がある。詳細には、可動ローラと隣り合うローラとの間には可動範囲を考慮して干渉しない程度のクリアランスが必要であり、そのクリアランスは全てのローラを固定ローラとしたときよりも広くなる。その結果、可動ローラの径を短くしなければならず、当該可動ローラと出力軸(高速側シャフト12)を当接させるためには出力軸の径が長くなる。つまり、出力軸の径が長くなると、増速比は低くなる。しかしながら、この実施形態の増速機14は、上記(3)で述べたように、可動ローラと他のローラとの干渉を考慮する必要がないので、可動ローラの径は干渉を防ぐ目的において短くする必要がない。したがって、この実施形態の増速機14では、第1の実施形態の増速機14と同様に、前述した作用効果(1),(2)を得ることができる。
なお、各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態において、第1〜第3ローラ30〜32は高速側シャフト12の周方向に所定の間隔(実施形態では120度)ずつ隔てるように配置されているが、高速側シャフト12を安定的に保持できれば周方向に所定の間隔ずつ離れている必要はない。つまり、第1〜第3ローラ30〜32は、当接箇所の面積や位置に応じて高速側シャフト12を安定的に保持できるように互いの周方向の間隔を適宜設定すればよい。
○ 第1の実施形態において、第1〜第3ローラ30〜32の径を異ならせてもよい。詳細には、全てのローラの径が異なっていてもよいし、一部のローラの径が異なっていてもよい。この場合、高速側シャフト12の回転軸線12Lとリング部29の回転軸線29L(低速側シャフト11の回転軸線11L)とは同一軸線上に配置されない。なお、この別例における第1〜第3ローラ30〜32は、第1の実施形態と同様に固定ローラである。
○ 第2の実施形態において、3つのローラのうち、1つを固定ローラとし、他の2つを可動ローラとしてもよい。
○ 各実施形態の第1〜第3ローラ30〜32は各外周面30a〜32aにおける高速側シャフト12との当接部分の全面が他の当接部分と重ならないように配置されているが、ローラ同士が干渉しなければ当接部分の一部が重なるように配置されていてもよい。この場合、増速機14の回転軸線方向を短くでき、小型化できる。
○ 各実施形態において、第1〜第3ローラ30〜32のローラの幅を異ならせてもよい。詳細には、全てのローラの幅が異なっていてもよいし、一部のローラの幅が異なっていてもよい。
○ 各実施形態において圧縮部15の具体的な構成は、インペラを有する構成に限られず任意であり、例えばベーン式やスクロール式などであってもよい。
○ 各実施形態において増速機14の搭載対象は、遠心圧縮機10に限られず、任意である。また、増速機14は車両以外に搭載されていてもよい。
○ 各実施形態において遠心圧縮機10の適用対象及び圧縮対象の流体は任意である。例えば、遠心圧縮機10は空調装置に用いられていてもよく、圧縮対象の流体は冷媒であってもよい。また、遠心圧縮機10の搭載対象は、車両に限られず任意である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)低速側シャフトを回転させる電動モータと、高速側シャフトに接合されるとともに高速側シャフトの回転運動を利用して流体を圧縮する圧縮部と、低速側シャフトから高速側シャフトに動力を伝達する増速機と、を備えた電動圧縮機であって、増速機は、低速側シャフトの回転に伴って回転する環状のリング部と、リング部の内側に配置された高速側シャフトと、リング部の内側に設けられるとともにリング部及び高速側シャフトの双方に当接した3つのローラと、を備え、3つのローラは、各々の回転軸線が高速側シャフトの周方向に互いに間隔を隔てるように配置されているとともに高速側シャフトの回転軸線方向に各々ずれて配置されており、3つのローラは、高速側シャフトの回転軸線方向において高速側シャフトとの当接箇所の少なくとも一部が互いに重ならないように配置されている。
10…遠心圧縮機、11…低速側シャフト、11L…回転軸線、12…高速側シャフト、12L…回転軸線、13…電動モータ、14…増速機、15…圧縮部、29…リング部、29L…回転軸線、30…第1ローラ、30L…回転軸線、31…第2ローラ、31L…回転軸線、32…第3ローラ、32L…回転軸線、Pa1〜Pa3…リング側当接箇所、Pb1〜Pb3…シャフト側当接箇所。

Claims (4)

  1. 低速側シャフトの回転に伴って回転する環状のリング部と、
    前記リング部の内側に配置された高速側シャフトと、
    前記リング部の内側に設けられるとともに前記リング部及び前記高速側シャフトの双方に当接した3つのローラと、を備えた増速機において、
    前記3つのローラは、各々の回転軸線が前記高速側シャフトの周方向に互いに間隔を隔てるように配置されているとともに前記高速側シャフトの回転軸線方向に各々ずれて配置されており、
    前記3つのローラは、前記高速側シャフトの回転軸線方向において前記高速側シャフトとの当接箇所の全部が互いに重ならないように配置されていることを特徴とする増速機。
  2. 前記高速側シャフトの回転軸線は、前記低速側シャフトの回転軸線及び前記リング部の回転軸線に対して偏心しており、
    前記3つのローラは、少なくとも1つのローラが固定ローラであり、少なくとも1つのローラが前記リング部の回転に伴い可動する可動ローラであり、
    前記可動ローラは、前記低速側シャフトが回転して前記リング部が回転することに伴い、前記リング部及び前記高速側シャフトから受ける力が増大する方向に移動するように配置される請求項1に記載の増速機。
  3. 前記高速側シャフトの回転軸線方向から正面視したとき、前記3つのローラのうち隣り合うローラ同士の一部が重なり合っている請求項1又は請求項2に記載の増速機。
  4. 前記高速側シャフトの外周面には、当該外周面から前記高速側シャフトの径方向外側に突出した複数のフランジが設けられており、
    前記フランジは、前記3つのローラをそれぞれ挟むように前記高速側シャフトの回転軸線方向に離間して対向配置されている請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の増速機。
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