JP6582430B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この開示は画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関し、特に、遠隔操作が可能な画像形成装置、該画像形成装置の制御方法、および該画像形成装置の制御プログラムに関する。
MFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置の中には、電力状態を、画像形成動作を実行可能な通常の電力状態と、画像形成動作が実行不可能な省電力状態とに制御可能なものがある。このような画像形成装置は、たとえば一定時間ユーザー操作がなされなかった場合や所定範囲にユーザーが存在しない場合などに通常の電力状態から省電力状態に移行する。これにより、省エネルギーが実現される。また、このような画像形成装置は、たとえばタッチパネルにタッチされた際などに省電力状態から通常の電力状態に復帰する。これにより、省エネルギーとユーザーの操作性との両立が図られている。
画像形成装置に対して、さらなる省エネルギーの要求がある。また、画像形成装置に対して、省エネルギーとユーザーの操作性とのさらなる両立の要求もある。そのため、たとえば特開2014−178778号公報や、特開2014−038558号公報や、特開2002−207400号公報や、特開2002−086846号公報などによって、電力状態の制御のさまざまな技術が開示されている。たとえば、画像形成装置の電力供給ユニットを細分化して必要最低限のユニットにのみ電力を供給するようにして省電力を図ったり、画像形成装置とユーザーとの位置関係を段階的に規定して、当該位置関係の段階に応じて電力状態を制御したりする技術が開示されている。
特開2014−178778号公報 特開2014−038558号公報 特開2002−207400号公報 特開2002−086846号公報
昨今、画像形成装置は、タブレットやスマートフォンなどの端末装置と無線通信が可能になってきている。そして、これら端末装置を用いた画像形成装置の遠隔操作が行なわれるようになってきている。
具体的には、端末装置は、画像形成装置から操作画面を表示するための情報を取得し、当該情報に基づいて端末装置に表示された画像形成装置の操作画面に対するユーザー操作を受け付ける。端末装置は、画像形成装置に対してユーザーの操作位置を示す情報を送信する。この情報を受けた画像形成装置は、端末装置に渡した操作画面と端末装置からの操作位置を示す情報とから端末装置のユーザーの操作内容の特定し、指定された画像処理を実行する。このような遠隔操作の方法はリモートパネルとも呼ばれる。
このような遠隔操作可能な画像形成装置においても、省エネルギー、あるいは省エネルギーとユーザーの操作性との両立が望まれている。
本開示のある局面における目的は、遠隔操作可能な画像形成装置であって、省エネルギーを実現可能な画像形成装置を提供することである。また、本開示のある局面における目的は、遠隔操作可能な画像形成装置の制御方法であって、省エネルギーを実現可能な画像形成装置の制御方法を提供することである。また、本開示のある局面における目的は、遠隔操作可能な画像形成装置の制御プログラムであって、省エネルギーを実現可能な画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
ある実施の形態に従うと、画像形成装置は、複数の種類の画像形成動作が可能であって、画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する。この画像形成装置は、端末装置との間で通信するための通信手段と、端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を端末装置に送信するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするよう制御するための制御手段と、制御手段による制御に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能な供給手段と、要求された画像形成動作に基づいて複数のユニットそれぞれに対する電力の供給の要否を決定することで、要求された画像形成動作に応じた電力状態を決定するための決定手段と、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するための導出手段と、表示装置とを備える。決定手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定する。制御手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも前記表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止するよう前記供給手段を制御する。
好ましくは、画像形成装置は、制御手段による制御に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能な供給手段と、要求された画像形成動作に基づいて複数のユニットそれぞれに対する電力の供給の要否を決定することで、要求された画像形成動作に応じた電力状態を決定するための決定手段とをさらに備える。
より好ましくは、画像形成装置は、原稿を光学的に読み取るための読取手段と、読取手段にセットされた原稿の存在を検知するための第1の検知手段とをさらに備える。端末装置から要求された画像形成動作が原稿の読み取り動作を含む場合に、制御手段は、原稿の存在が検知されたタイミングで少なくとも読取手段を含むユニットに電力を供給するよう供給手段を制御する。
好ましくは、画像形成装置は、原稿を光学的に読み取るための読取手段と、読取手段にセットされた原稿の存在を検知するための第1の検知手段と、当該画像形成装置から予め規定された範囲内のユーザーの存在を検知するための第2の検知手段とをさらに備える。端末装置から要求された画像形成動作が原稿の読み取り動作を含み、かつ、原稿の存在が検知されると、制御手段は、少なくとも第2の検知手段を含むユニットへの電力の供給を停止するよう供給手段を制御する。
好ましくは、画像形成装置は当該画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するための導出手段をさらに備える。決定手段は、さらに当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定する。
より好ましくは、画像形成装置は表示装置をさらに備える。制御手段は、当該画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止するよう供給手段を制御する。
より好ましくは、画像形成装置は当該画像形成装置から予め規定された範囲内のユーザーの存在を検知するための第2の検知手段をさらに備える。制御手段は、当該画像形成装置から端末装置までの距離がしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットおよび第2の検知手段を含むユニットへの電力の供給を停止し、距離が前記しきい値よりも大きい場合には少なくとも第2の検知手段を含むユニットに電力を供給するよう供給手段を制御する。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の制御方法は、複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置の電力状態を制御する方法である。画像形成装置は、画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する。この制御方法は、画像形成装置と通信可能な端末装置が画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、要求された画像形成動作に基づいて画像形成装置の電力状態を決定するステップと、端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を端末装置に送信するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するステップとを備える。画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定することを含む。要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止することを含む。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の制御プログラムは、複数の種類の画像形成動作が可能であって、消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と状態よりも消費電力の
少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する画像形成装置に搭載されたコンピューターに画像形成装置の電力状態の制御動作を実行させるプログラムである。このプログラムはコンピューターに、画像形成装置と通信可能な端末装置が、画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、要求された画像形成動作に基づいて画像形成装置の電力状態を決定するステップと、画像形成装置が端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を端末装置に送信するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するステップとを実行させる。画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定することを含む。要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止することを含む。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置は、複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置であって、画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する。この画像形成装置は、端末装置との間で通信するための通信手段と、端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから要求された画像形成動作を開始するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするよう制御するための制御手段と、制御手段による制御に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能な供給手段と、要求された画像形成動作に基づいて複数のユニットそれぞれに対する電力の供給の要否を決定することで、要求された画像形成動作に応じた電力状態を決定するための決定手段と、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するための導出手段と、表示装置とを備える。決定手段は、当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定する。制御手段は、当該画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止するよう供給手段を制御する。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の制御方法は、複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置の電力状態を制御する方法である。画像形成装置は、当該画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する。この制御方法は、画像形成装置と通信可能な端末装置が画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、要求された画像形成動作に基づいて画像形成装置の電力状態を決定するステップと、端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから要求された画像形成動作を開始するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するステップとを備える。画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定することを含む。要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止することを含む。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置の制御プログラムは、複数の種類の画像形成動作が可能であって、消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する画像形成装置に搭載されたコンピューターに画像形成装置の電力状態の制御動作を実行させるプログラムである。このプログラムはコンピューターに、画像形成装置と通信可能な端末装置が、画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、要求された画像形成動作に基づいて画像形成装置の電力状態を決定するステップと、端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから要求された画像形成動作を開始するまでの間に、画像形成装置の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、画像形成装置から端末装置までの距離を導出するステップとを実行させる。画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から端末装置までの距離に応じて、画像形成装置の電力状態を決定することを含む。要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、画像形成装置から端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止することを含む。
この開示によると、端末装置からの遠隔操作が可能な画像形成装置において、省エネルギーを実現することができる。
実施の形態にかかる画像形成の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の一例を表わしたブロック図である。 MFPでの電力制御の概要を説明するための図である。 動作モードと電力モードとの対応関係の具体例を表わした図である。 MFPの機能構成の一例を表わしたブロック図である。 MFPの電力制御の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)100の装置構成の一例を表わしたブロック図である。図1を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行するプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(Random Access Memory)12と、画像データなどの各種データを記憶するためのHDD(Hard Disk Drive)13とを含む。
また、MFP100は、パネル画像生成部14と、プリンター15と、スキャナー16と、操作部17と、センサー18と、ネットワークコントローラー19と、電源回路20とを含む。
操作部17は、表示装置としての操作パネル21とLED(Light Emitting Diode)22とを含む。操作パネル21はタッチパネルを含み、当該タッチパネルに重ねて操作画面を表示する。LED22は、点灯/消灯で動作状況に応じた報知を行なう。
パネル画像生成部14は、操作パネル21に表示する操作画面の画像を生成する。パネル画像生成部14は、CPU10がROM11に記憶されているプログラムを実行することでCPU10上で実現される画像処理機能の少なくとも一部を含んでもよい。
MFP100は、他の装置の一例として端末装置200と無線通信が可能である。ネットワークコントローラー19は、端末装置200との間の通信を制御する。
端末装置200は、MFP100と通信することでMFP100を遠隔操作することが可能である。MFP100は、ネットワークコントローラー19を介して端末装置200に操作画面の画像情報を渡す。そして、MFP100は、ネットワークコントローラー19を介して端末装置200から当該操作画面に対するユーザーの操作位置を表わす情報を受け取る。このような遠隔操作の方法は、リモートパネルとも呼ばれる。
パネル画像生成部14は、上記のリモートパネル用において端末装置200に渡す操作画面の画像情報も生成する。
プリンター15は、印刷動作を行なうための機構全般を含む。たとえば、プリンター15が電子写真方式である場合、プリンター15は、画像データに基づいて感光体上に静電画像を形成することでトナー画像を生成し、該トナー画像を用紙に定着させて当該用紙を排出する、までの一連の動作を行なうための機構を含む。具体的には、プリンター15は、感光体を駆動させるための駆動機構、転写体を駆動させるための駆動機構、用紙を搬送するための搬送機構、用紙上のトナー画像の該用紙への熱定着のために当該用紙を加熱するための加熱機構などを含む。
スキャナー16は、スキャン動作を行なうための機構全般を含む。たとえば、スキャナー16が自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)を含む場合、スキャナー16は、セットされた原稿を読取位置まで搬送するための搬送機構、読取位置に配されたセンサーを動作させるための機構などを含む。スキャナー16が、いわゆるフラットベッドスキャナーと呼ばれる、原稿をガラス台の上にセットして読み取るタイプのものである場合、ガラス台の下方でライン状にセットされたセンサー群を読取方向に移動させるための移動機構、該センサー群を動作させるための機構などを含む。
センサー18は、人感センサー23および用紙センサー24を含む。人感センサー23は、MFP100から規定範囲内のユーザーの存在を検知する。人感センサー23は、たとえば赤外線、超音波、可視光、またはこれらの組み合わせなどを利用してユーザーの存在を検知する。用紙センサー24はスキャナー16の原稿をセットする位置に配置されて、スキャナー16にセットされた原稿の存在を検知する。用紙センサー24は、たとえば、可視光や反射光などを利用して用紙の存在を検知する。
電源回路20は、商用電源からコンセントなどを介して供給された電力を各部に適した形態に変換した上で、各部に供給する。電源回路20は、CPU10からの指示に従って、各画像形成動作に必要な部分であるパネル画像生成部14、プリンター15、スキャナー16、操作パネル21、LED22、および人感センサー23のそれぞれに区分されたユニット単位で、独立して電力を供給する。すなわち、MFP100には、電力が供給されるユニットとして、パネル画像生成部14、プリンター15、スキャナー16、操作パネル21、LED22、および人感センサー23のそれぞれを含む複数のユニットが規定されている。
なお、上記したMFP100の構成や電力供給の単位となるユニットは一例である。MFP100の構成は図1に表わされた構成よりも多くの要素を含んでもよい。また、上記ユニットはMFP100の各部をより細分化するものであってもよい。
<動作概要>
MFP100は、端末装置200からのリモートパネルによる遠隔操作を受け付ける。端末装置200には、リモートパネルを実行するためのアプリケーション(プログラム:以下、リモートアプリともいう)が予めインストールされている。MFP100は、複数の種類の画像形成動作を実行可能である。以降の説明では、これら複数の画像形成動作のそれぞれを実行するMFP100の状態を動作モードともいう。端末装置200は、遠隔操作で複数の画像形成動作の中からMFP100で実行させる画像形成動作を指定して実行させる。
複数の画像形成動作はコピー、スキャン、およびプリントを含む。コピー動作は、スキャナー16で原稿を読み取って、得られた画像データをプリンター15で用紙にプリントする動作を指す。スキャン動作は、スキャナー16で原稿を読み取って、得られた画像データを指定されたメモリー(たとえばBOXなどとも呼ばれるユーザーに関連付けられたメモリーなど)に格納したり、指定された宛先に送信したりする動作を指す。プリント動作は、上記BOXなどの指定されたメモリーから読み出した画像データ、または他の装置から受信した画像データをプリンター15で用紙にプリントする動作を指す。
MFP100は、上記の各ユニットへの電力供給を制御することで実現される、複数の電力状態のモード(以下、電力モードともいう)を有する。複数の電力モードは、当該MFP100での消費電力量が通常の画像形成動作が可能な状態(たとえばスタンバイ状態)と当該状態よりも消費電力量の少ない省電力の状態(たとえばスリープ状態)とを含む。MFP100は、端末装置200から遠隔操作によって要求された画像形成動作に応じた動作モードに基づいて電力モードを決定し、現在の電力モードから決定された電力モードに移行するための電力制御を行なう。
図2は、MFP100での電力制御の概要を説明するための図である。図2を参照して、端末装置200は、ユーザーからリモートパネルを開始する操作を受け付けると、リモートアプリを起動する(ステップS1)。リモートアプリは、ユーザーからリモートパネルの対象とするMFP100の指定を受け付けると当該MFP100に、または、予め遠隔操作対象として当該リモートアプリに設定されているMFP100に、リモートパネルの接続を要求する(ステップS2)。
リモートアプリは、MFP100に接続を要求する際には、MFP100に要求する画像形成動作をすでに特定している。そして、上記ステップS2で端末装置200は、遠隔操作でMFP100に実行を要求する画像形成動作を指定する情報もMFP100に送信する。
たとえば、ユーザーからリモートパネルを開始する操作を受け付けると、リモートアプリは、予め記憶しているメニュー画面を端末装置200に表示する。該メニュー画面は、たとえば、「コピー」、「スキャン」、および「プリント」のアイコンを含む。当該メニュー画面においてMFP100に実行を要求する画像形成動作の指定を受け付けることで、リモートアプリは、MFP100に要求する画像形成動作を特定できる。
または、リモートパネルを開始する操作を受け付けるためのボタン(アイコン)として、「コピー」、「スキャン」、および「プリント」のアイコンが端末装置200に用意されていてもよい。ユーザーは、リモートパネルを開始する際に、それらのうちのいずれかのアイコンを選択することで、リモートパネルの開始と、当該リモートパネルでMFP100に実行を要求する画像形成動作とを指示する。これによって、リモートアプリは、MFP100に要求する画像形成動作を特定できる。
端末装置200から接続要求を受けたMFP100は、接続要求に応じて端末装置200からのリモートパネルによる遠隔操作を受けるための処理を実行する(ステップS3)。また、MFP100は、電力制御を実行する(ステップS4)。
ステップS4でMFP100は、まず、端末装置200から要求された画像形成動作に応じた動作モードを特定する(ステップS41)。そして、MFP100は、当該動作モードに基づいて電力モードを決定し(ステップS43)、決定された電力モードとなるように電力供給を制御する(ステップS44)。
動作モードに基づいて電力モードを決定するために、MFP100は、動作モードに関連付けて電力モードを予め記憶しておく。図3は、動作モードと電力モードとの対応関係の具体例を表わした図である。図3を参照して、MFP100は、コピー、スキャン、およびプリントのそれぞれの画像形成動作に応じた動作モードに対して、電力モード1または電力モード2、電力モード3または電力モード4、および電力モード5または電力モード6を記憶している。各電力モードは、上記複数のユニットのうちの対応する動作に必要な機構を含むユニットに対する電力供給を要(ON)と規定し、当該動作に不要な機構を含むユニットに対する電力供給を不要(OFF)と規定している。これは、指定された動作で必要のないユニットには電力を供給しないように規定して、省電力を図ることを目的としたものである。
さらに、各電力モードは、操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットに対する電力供給を不要(OFF)と規定している。これは、リモートパネルでは端末装置200に表示された操作画面を用いてMFP100を操作するためにMFP100本体の操作のための機構は不要として省電力を図ることを目的としたものである。
好ましくは、各電力モードは、MFP100が上記したように人感センサー23を含む場合、MFP100から端末装置200までの距離に応じて人感センサー23を含むユニットへの電力供給の要否を規定する。すなわち、MFP100から端末装置200までの距離が予め設定しているしきい値よりも長い場合、つまり、端末装置200がMFP100から遠距離に存在する場合の電力モード(電力モード1,3,5)は、人感センサー23を含むユニットへの電力供給を要(ON)と規定し、当該距離が上記しきい値よりも短い場合、つまり、端末装置200がMFP100から近距離に存在する場合の電力モード(電力モード2,4,6)は、人感センサー23を含むユニットへの電力供給を不要(OFF)と規定している。これは、端末装置200のユーザーがMFP100の近傍で端末装置200を用いてMFP100を操作している場合にはMFP100を直接操作しようとする他のユーザーはMFP100に接近しないために人感センサー23を動作させる必要がなく、端末装置200のユーザーがMFP100から遠方で端末装置200を用いてMFP100を操作している場合にはMFP100を直接操作しようとする他のユーザーがMFP100に接近する可能性があるために人感センサー23を動作させる必要がある、という思想に基づいて省電力を図ることを目的としたものである。
上記ステップS43でMFP100は、予め記憶している図3の関係を参照して、上記ステップS41で特定された動作モードに応じた電力モードを決定する。好ましくは、MFP100は端末装置200までの距離を導出し(ステップS42)、さらに当該距離を考慮して電力モードを決定する。上記ステップS44で、図3に規定された関係に基づく電力制御が行なわれることで、MFP100の各ユニットのうちの端末装置200から要求された画像形成動作に必要な部分(機能)を含むユニットに電力が供給される。
MFP100は、パネル画像生成部14を動作させることで操作画面を生成し(ステップS5)、当該操作画面を表示させるための情報を端末装置200に送信する(ステップS6)。端末装置200は、上記情報に基づいてMFP100の操作画面を表示する(ステップS7)。端末装置200は、当該操作画面に対するユーザー操作を受け付けると、操作画面上の操作位置を表わす情報である位置情報をMFP100に送信する(ステップS8)。
MFP100は、端末装置200からの位置情報に基づいて画像形成処理を実行する(ステップS9)。詳しくは、MFP100は、端末装置200からの位置情報と端末装置200に渡した操作画面の情報とに基づいてユーザーの操作内容を特定する(ステップS91)。そして、MFP100は、ユーザー操作に従った画像形成処理を実行する(ステップS92)。
つまり、MFP100は、端末装置200から画像形成動作の要求を受け付けてから当該画像形成動作を開始するまでの間に、当該MFP100の電力状態を要求された画像形成動作に応じた電力状態とする。
なお、MFP100は、図2に表わされた端末装置200からのリモートパネルの接続要求に基づく電力制御に併せて、通常の電力制御も行なうものとする。通常の電力制御は、人感センサー23で検知される当該MFP100の近傍にユーザーが接近すると省電力状態から通常の電力状態に復帰する制御、操作パネル21に対するタッチ操作を受け付けると省電力状態から通常の電力状態に復帰する制御、および、所定時間、人感センサー23で検知される当該MFP100の近傍へのユーザーの接近が検知されない場合、または操作パネル21に対するタッチ操作がなされなかった場合に通常の電力状態から省電力状態に移行する制御、を含む。
MFP100が省電力状態である場合にMFP100が端末装置200からリモート接続の要求を受け付けると、端末装置200の要求を受け付けてから該画像形成動作を開始するまでの間に、MFP100は、省電力状態である当該MFP100の電力状態を、端末装置200の要求した画像形成動作に応じた電力モードに復帰させる。これにより、MFP100は省エネルギーを実現できると共に、端末装置200のユーザーは、省電力状態からの復帰を待機することなくスムーズに遠隔操作を行なうことができる。また、MFP100が通常の電力状態である場合にMFP100が端末装置200からリモート接続の要求を受け付けると、端末装置200の要求を受け付けてから該画像形成動作を開始するまでの間に、MFP100は、通常の電力状態態である当該MFP100の電力状態を、端末装置200の要求した画像形成動作に応じた電力モードまで省電力化する。これにより、MFP100は省エネルギーを実現できると共に、端末装置200のユーザーは要求した動作の遠隔操作を行なうことができる。
好ましくは、MFP100は、端末装置200から要求された画像形成動作がスキャナー16での原稿の読み取り動作を含む場合に、当該要求を受け付けた後、スキャナー16への原稿のセットが用紙センサー24によって検知されたタイミングで、スキャナー16を含むユニットに電力を供給する。これにより、MFP100は、省電力状態からスキャナー16を含むユニットに電力を供給する電力モードに復帰するタイミングを、ユーザーが原稿をセットするタイミングまで遅らせることができる。そのため、MFP100はより省エネルギーを実現できると共に、端末装置200のユーザーは、省電力状態からの復帰を待機することなくスムーズに遠隔操作を行なうことができる。
また、好ましくは、MFP100は、端末装置200から要求される画像形成動作がスキャナー16での原稿の読み取りを含む場合に、当該要求を受け付けた後、スキャナー16への原稿のセットが用紙センサー24によって検知されたタイミングで、少なくとも人感センサー23を含むユニットへの電力の供給を停止する。これにより、MFP100は、MFP100はより省エネルギーを実現できると共に、端末装置200のユーザーは要求した動作の遠隔操作を行なうことができる。
<機能構成>
図4は、上記の電力制御を行なうためのMFP100の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図4の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が、図1に表わされた他のハードウェア、または、電気回路などの図示されない他のハードウェアによって実現されてもよい。
図4を参照して、MFP100のCPU10は供給制御部105を含む。供給制御部105は、電源回路20による当該MFP100の各部への電力の供給を制御することで当該MFP100の電力状態を制御する。供給制御部105は、端末装置200から要求される画像形成動作に応じた動作モードが特定されてから当該動作モードでの画像形成動作を開始するまでの間に、MFP100の電力状態を特定された動作モードに応じた電力状態とする。
好ましくは、端末装置200から要求される画像形成動作がスキャナー16での原稿の読み取りを含む場合に、供給制御部105は、スキャナー16への原稿のセットが用紙センサー24によって検知されたタイミングで、スキャナー16を含むユニットに電力を供給する。
さらに、CPU10は、入力部101と、動作モード特定部102と、決定部104とを含む。入力部101は、ネットワークコントローラー19を介して端末装置200からの情報の入力を受け付ける。
端末装置200からの情報がリモートパネル接続の要求の場合、動作モード特定部102は、当該端末装置200から要求される画像形成動作に応じた動作モードを特定する。決定部104は、特定された動作モードに基づいて、MFP100の複数のユニットそれぞれに対する電力供給の要否を決定することで、特定された動作モードに応じた電力状態を決定する。
MFP100のメモリーの一例であるHDD13は、図3に表わされた動作モードと電力モードとの対応関係を記憶するための電力モード記憶部131を含む。決定部104は、当該領域に記憶されている図3の関係を参照して電力モードを決定する。
好ましくは、CPU10は導出部103をさらに含む。導出部103は、当該MFP100から端末装置200までの距離を導出する。導出部103が当該MFP100から端末装置200までの距離を導出する方法は特定の方法に限定されない。一例として、導出部103は、GPS(Global Positioning System)を利用して得られた当該MFP100の位置と端末装置200から送信された当該端末装置200の位置とから上記距離を算出することで上記距離を導出してもよい。他の例として、導出部103は、MFP100と端末装置200との間の通信の強度から上記距離を検知することで上記距離を導出してもよい。他の例として、導出部103は、赤外線センサーなどを利用して上記距離を検知することで上記距離を導出してもよい。
さらに、CPU10は、通信処理部106と、指示特定部107と、処理部108とを含む。
端末装置200からの情報がリモートパネル接続の要求の場合、通信処理部106は、該接続要求に応じて端末装置200からのリモートパネルによる遠隔操作を受けるための処理を実行する。また、通信処理部106は、パネル画像生成部14で生成された操作画面を表示するための情報を端末装置200に送信するための処理を実行する。
指示特定部107は、入力部101が端末装置200から受け付けたユーザーの操作位置を表わす位置情報に基づいてユーザーの指示した処理内容を特定する。処理部108は、当該指示に従って画像形成動作を実行し、画像処理を行なう。また、パネル画像生成部14は、当該画像処理に伴って操作画面を更新する。
<動作フロー>
図5は、MFP100の電力制御の流れを表わしたフローチャートである。MFP100は、端末装置200からリモートパネル接続の要求を受け付けると図5のフローチャートで表わされた動作を開始する。図5のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図4の各機能を発揮させることによって実現される。図5は、MFP100が図3の対応関係に従って電力制御を行なう場合を表わしている。
図5を参照して、端末装置200からリモートパネル接続の要求を受け付けると、MFP100のCPU10は、端末装置200から要求された画像形成動作に応じた動作モードを特定する(ステップS101)。
端末装置200の要求する画像形成動作がコピーである場合(ステップS101で「コピー」)、CPU10は、図3の対応関係を参照して、コピーに対応した電力モードとして電力モード1または2を決定する(ステップS105,S107)。好ましくは、CPU10は、当該MFP100から端末装置200までの距離を導出し、さらに当該距離に応じて、電力モードを決定する。そして、決定した電力状態となるように電力制御を実行する(ステップS125)。
すなわち、端末装置200の要求する画像形成動作がコピーであり(ステップS101で「コピー」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも大きい、遠距離である場合(ステップS103でYES)、CPU10は、電力モード1と決定する(ステップS105)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである、操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットに対する電力の供給を停止し、人感センサー23、パネル画像生成部14、スキャナー16、およびプリンター15のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
一方、端末装置200の要求する画像形成動作がコピーであり(ステップS101で「コピー」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも小さい、近距離である場合(ステップS103でNO)、CPU10は、電力モード2と決定する(ステップS107)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットと、人感センサー23を含むユニットとに対する電力の供給を停止し、パネル画像生成部14、スキャナー16、およびプリンター15のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
なお、コピーはスキャナー16での原稿の読み取り動作を含む。そのため、好ましくはCPU10は、端末装置200から当該リモートパネル接続の要求を受け付けたときの電力状態が省電力状態であった場合には(ステップS121でYES)、スキャナー16に対する原稿のセットを検知したタイミングで(ステップS123でYES)上記ステップS125の電力制御を実行する。リモートパネル接続の要求を受け付けたときの電力状態が省電力状態ではなく通常の電力状態の場合には(ステップS121でNO)、CPU10は、当該要求を受け付けてからコピー動作を開始するまでに上記ステップS125の電力制御を実行する。
端末装置200の要求する画像形成動作がスキャンである場合(ステップS101で「スキャン」)、CPU10は、図3の対応関係を参照して、スキャンに対応した電力モードとして電力モード3または4を決定する(ステップS111,S113)。好ましくは、CPU10は、当該MFP100から端末装置200までの距離を導出し、さらに当該距離に応じて、電力モードを決定する。そして、決定した電力状態となるように電力制御を実行する(ステップS125)。
すなわち、端末装置200の要求する画像形成動作がスキャンであり(ステップS101で「スキャン」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも大きい、遠距離である場合(ステップS109でYES)、CPU10は、電力モード3と決定する(ステップS111)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットと、プリンター15を含むユニットとに対する電力の供給を停止し、人感センサー23、パネル画像生成部14、およびスキャナー16のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
一方、端末装置200の要求する画像形成動作がスキャンであり(ステップS101で「スキャン」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも小さい、近距離である場合(ステップS109でNO)、CPU10は、電力モード4と決定する(ステップS113)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットと、プリンター15を含むユニットと、人感センサー23を含むユニットとに対する電力の供給を停止し、パネル画像生成部14およびスキャナー16のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
なお、スキャンはスキャナー16での原稿の読み取り動作を含む。そのため、好ましくはCPU10は、端末装置200から当該リモートパネル接続要求を受け付けたときの電力状態が省電力状態であった場合には(ステップS121でYES)、スキャナー16に対する原稿のセットを検知したタイミングで(ステップS123でYES)上記ステップS125の電力制御を実行する。リモートパネル接続要求を受け付けたときの電力状態が省電力状態ではなく通常の電力状態の場合には(ステップS121でNO)、CPU10は、当該要求を受け付けてからスキャン動作を開始するまでに上記ステップS125の電力制御を実行する。
端末装置200の要求する画像形成動作がプリントである場合(ステップS101で「プリント」)、CPU10は、図3の対応関係を参照して、プリントに対応した電力モードとして電力モード5または6を決定する(ステップS117,S119)。好ましくは、CPU10は、当該MFP100から端末装置200までの距離を導出し、さらに当該距離に応じて、電力モードを決定する。そして、決定した電力状態となるように電力制御を実行する(ステップS125)。
すなわち、端末装置200の要求する画像形成動作がプリントであり(ステップS101で「プリント」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも大きい、遠距離である場合(ステップS115でYES)、CPU10は、電力モード5と決定する(ステップS117)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットと、スキャナー16を含むユニットとに対する電力の供給を停止し、人感センサー23、パネル画像生成部14、およびプリンター15のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
一方、端末装置200の要求する画像形成動作がプリントであり(ステップS101で「プリント」)、かつ、当該MFP100から端末装置200までの距離が上記しきい値よりも小さい、近距離である場合(ステップS115でNO)、CPU10は、電力モード6と決定する(ステップS119)。そこで、ステップS125でCPU10は、表示装置を含むユニットである操作パネル21のバックライトおよびLED22のそれぞれを含むユニットと、スキャナー16を含むユニットと、人感センサー23を含むユニットとに対する電力の供給を停止し、パネル画像生成部14およびプリンター15のそれぞれを含むユニットに対して電力を供給するよう電源回路20を制御する。
なお、上記の動作を行なって、MFP100の電力状態が端末装置200から要求された画像形成動作を実行するための機能を含むユニットのみに電力が供給された状態において、上記したように、MFP100は通常の電力制御を行なう。すなわち、端末装置200から要求された画像形成動作で必要のない機能を含むユニットに電力が供給されていない状態において、MFP100近傍にユーザーが存在することを検知したり、操作パネル21に対するタッチを受け付けたりした場合には、MFP100のCPU10は、電力を供給していないユニットに対して電力の供給を開始し、通常の電力状態に復帰する。
また、MFP100のCPU10は、リモートパネルでの操作と操作パネル21との操作との両操作を受け付けていることによって通常の電力状態としていた場合に、操作パネル21からの操作が所定時間なされなくなった場合には、通常の電力状態からリモートパネルで要求された画像形成動作を実行するための機能を含むユニットのみに電力が供給された状態まで省電力化する。
<実施の形態の効果>
MFP100が以上の動作を行なうことで、操作パネル21に対するタッチやMFP100近傍のユーザーの有無に応じた通常の電力制御に加えて、端末装置200を利用したリモートパネルの接続要求に応じた電力制御も実現することができる。すなわち、MFP100は、リモートパネルによって要求される画像形成動作によって動作モードを特定してから該動作モードでの画像形成動作を実行するよりも以前に、当該MFP100の電力状態を、少なくともリモートパネルによって要求される画像形成動作に必要な機能を含むユニットに電力を供給し、不要な機能を含むユニットには電力を供給しない状態に移行する。これにより、MFP100は、省エネルギーを実現できる。また、MFP100は、省エネルギーとユーザーの操作性との両立を実現できる。
さらに、MFP100は、端末装置200との間の距離も考慮して電力状態を制御することで、より省エネルギーを実現できる。また、MFP100は、省エネルギーとユーザーの操作性との両立を実現できる。
さらに、MFP100は、要求された画像形成動作がスキャナー16による原稿の読み取り動作を含む場合にスキャナー16への原稿のセットのタイミングに応じて電力状態を制御する。これにより、MFP100は、より省エネルギーを実現できる。また、MFP100は、省エネルギーとユーザーの操作性との両立を実現できる。
さらに、上述の電力制御をMFP100のCPU10に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムが提供されることによって、既存のMFPのCPUに上記の電力制御を行なわせることができる。
このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本開示にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 HDD、14 パネル画像生成部、15 プリンター、16 スキャナー、17 操作部、18 センサー、19 ネットワークコントローラー、20 電源回路、21 操作パネル、23 人感センサー、24 用紙センサー、100 MFP、101 入力部、102 動作モード特定部、103 導出部、104 決定部、105 供給制御部、106 通信処理部、107 指示特定部、108 処理部、131 電力モード記憶部、200 端末装置。

Claims (9)

  1. 複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有し、
    端末装置との間で通信するための通信手段と、
    前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を前記端末装置に送信するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするよう制御するための制御手段と
    前記制御手段による制御に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能な供給手段と、
    前記要求された画像形成動作に基づいて複数の前記ユニットそれぞれに対する電力の供給の要否を決定することで、前記要求された画像形成動作に応じた電力状態を決定するための決定手段と、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するための導出手段と、
    表示装置とを備え、
    前記決定手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定し、
    前記制御手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも前記表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止するよう前記供給手段を制御する、画像形成装置。
  2. 原稿を光学的に読み取るための読取手段と、
    前記読取手段にセットされた前記原稿の存在を検知するための第1の検知手段とをさらに備え、
    前記端末装置から要求された画像形成動作が前記原稿の読み取り動作を含む場合に、前記制御手段は、前記原稿の存在が検知されたタイミングで少なくとも前記読取手段を含むユニットに電力を供給するよう前記供給手段を制御する、請求項に記載の画像形成装置。
  3. 原稿を光学的に読み取るための読取手段と、
    前記読取手段にセットされた前記原稿の存在を検知するための第1の検知手段と、
    当該画像形成装置から予め規定された範囲内のユーザーの存在を検知するための第2の検知手段とをさらに備え、
    前記端末装置から要求された画像形成動作が前記原稿の読み取り動作を含み、かつ、前記原稿の存在が検知されると、前記制御手段は、少なくとも前記第2の検知手段を含むユニットへの電力の供給を停止するよう前記供給手段を制御する、請求項に記載の画像形成装置。
  4. 当該画像形成装置から予め規定された範囲内のユーザーの存在を検知するための第2の検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離が前記しきい値よりも小さい場合には少なくとも前記表示装置を含むユニットおよび前記第2の検知手段を含むユニットへの電力の供給を停止し、前記距離が前記しきい値よりも大きい場合には少なくとも前記第2の検知手段を含むユニットに電力を供給するよう前記供給手段を制御する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置の電力状態を制御する方法であって、
    前記画像形成装置は、当該画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有し、
    前記画像形成装置と通信可能な端末装置が前記画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、
    前記要求された画像形成動作に基づいて前記画像形成装置の電力状態を決定するステップと、
    前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を前記端末装置に送信するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するステップとを備え、
    前記画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定することを含み、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、前記画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含む前記ユニットへの電力の供給を停止することを含む、画像形成装置の制御方法。
  6. 複数の種類の画像形成動作が可能であって、消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する画像形成装置に搭載されたコンピューターに前記画像形成装置の電力状態の制御動作を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    前記画像形成装置と通信可能な端末装置が、前記画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、
    前記要求された画像形成動作に基づいて前記画像形成装置の電力状態を決定するステップと、
    前記画像形成装置が前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記画像形成装置を操作する操作画面を表示させるための情報を前記端末装置に送信するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するステップとを実行させ、
    前記画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定することを含み、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、前記画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含む前記ユニットへの電力の供給を停止することを含む、画像形成装置の制御プログラム。
  7. 複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有し、
    端末装置との間で通信するための通信手段と、
    前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記要求された画像形成動作を開始するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするよう制御するための制御手段と、
    前記制御手段による制御に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能な供給手段と、
    前記要求された画像形成動作に基づいて複数の前記ユニットそれぞれに対する電力の供給の要否を決定することで、前記要求された画像形成動作に応じた電力状態を決定するための決定手段と、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するための導出手段と、
    表示装置とを備え、
    前記決定手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定し、
    前記制御手段は、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも前記表示装置を含むユニットへの電力の供給を停止するよう前記供給手段を制御する、画像形成装置。
  8. 複数の種類の画像形成動作が可能な画像形成装置の電力状態を制御する方法であって、
    前記画像形成装置は、当該画像形成装置での消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有し、
    前記画像形成装置と通信可能な端末装置が前記画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、
    前記要求された画像形成動作に基づいて前記画像形成装置の電力状態を決定するステップと、
    前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記要求された画像形成動作を開始するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するステップとを備え、
    前記画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定することを含み、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、前記画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含む前記ユニットへの電力の供給を停止することを含む、画像形成装置の制御方法。
  9. 複数の種類の画像形成動作が可能であって、消費電力が通常の画像形成動作が可能な状態と当該状態よりも消費電力の少ない省電力の状態とを含む複数の電力状態を有する画像形成装置に搭載されたコンピューターに前記画像形成装置の電力状態の制御動作を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    前記画像形成装置と通信可能な端末装置が、前記画像形成装置に対して要求した画像形成動作を特定するステップと、
    前記要求された画像形成動作に基づいて前記画像形成装置の電力状態を決定するステップと、
    前記端末装置から画像形成動作の要求を受け付けてから前記要求された画像形成動作を開始するまでの間に、前記画像形成装置の電力状態を前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップと、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態に従って、画像形成動作に必要な構成ごとに区分されたユニット単位で、電源からの電力を前記画像形成装置の各構成に供給可能とするステップと、
    前記画像形成装置から前記端末装置までの距離を導出するステップとを実行させ、
    前記画像形成装置の電力状態を決定するステップは、当該画像形成装置から前記端末装置までの距離に応じて、前記画像形成装置の電力状態を決定することを含み、
    前記要求された画像形成動作に応じた電力状態とするステップは、前記画像形成装置から前記端末装置までの距離が予め記憶しているしきい値よりも小さい場合には少なくとも表示装置を含む前記ユニットへの電力の供給を停止することを含む、画像形成装置の制御プログラム。
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