JP6582023B2 - クリーナ - Google Patents
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Description
制御回路基板は、グリップハウジングの下方で且つ上下方向でグリップハウジングとオーバーラップし、左右方向で排気口とオーバーラップしない位置で、モータハウジング内に配置されていると共に、制御回路基板に接続される複数の配線の一部は、左右方向で排気口とオーバーラップするように配線されている一方、ブラシレスモータは、ケースに収容され、ケースは、その前方に配置されるベースに連結されて、ベースは、その前方でブラシレスモータの回転軸に設けたファンを覆うバッフル体に連結されており、ベース及びバッフル体の外周には、ゴムリングが外装されて、ベース及びバッフル体は、モータハウジングに直接当接することなくゴムリングを介してモータハウジングに保持されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、モータハウジングと、モータハウジングの後部につながるグリップハウジングと、モータハウジングの前部につながる集塵ハウジングと、グリップハウジングにつながるバッテリ保持ハウジングと、を有するハウジングと、モータハウジングに収容されるブラシレスモータと、ブラシレスモータの回転を制御するための制御回路基板と、ブラシレスモータにより回転するファンと、ハウジングの側面に形成され、ファンの回転による空気流が排出される排気口と、を有するクリーナであって、
制御回路基板は、グリップハウジングの下方で且つグリップハウジングとブラシレスモータとの間となり、左右方向で排気口とオーバーラップしない位置で、モータハウジング内に配置されていると共に、制御回路基板に接続される複数の配線の一部は、左右方向で排気口とオーバーラップするように配線されている一方、ブラシレスモータは、ケースに収容され、ケースは、その前方に配置されるベースに連結されて、ベースは、その前方でブラシレスモータの回転軸に設けたファンを覆うバッフル体に連結されており、ベース及びバッフル体の外周には、ゴムリングが外装されて、ベース及びバッフル体は、モータハウジングに直接当接することなくゴムリングを介してモータハウジングに保持されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、ブラシレスモータは、ロータの回転状態を検出するセンサ回路基板を有し、センサ回路基板と制御回路基板との間に信号用リード線が接続されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、グリップハウジングの上部には、操作スイッチが設けられ、制御回路基板は、上下方向で操作スイッチとオーバーラップしていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、制御回路基板は、バッテリ保持ハウジングとブラシレスモータとの間となる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、グリップハウジングは、前後方向へループ状に形成されて、グリップハウジングの下部にバッテリ保持ハウジングが設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6の構成において、バッテリ保持ハウジングに、バッテリーパックが後方からスライド装着されることを特徴とする。
[形態1]
図1は、クリーナの一例を示す斜視図、図2はその縦断面図で、クリーナ1は、左右の半割ハウジング2a,2bをネジ3,3・・によって組み付けてなるハウジング2を有する。このハウジング2には、前後方向(図1の右側を前方とする。)の略中央に位置するモータハウジング4と、モータハウジング4の後部につながるグリップハウジング5と、モータハウジング4の前部につながる集塵ハウジング6と、グリップハウジング5につながるバッテリ保持ハウジング7と、がそれぞれ形成されている。
また、センサ回路基板35の上部には、上向きの突出片35aが形成されて、ここに制御回路基板14からの出力電源線40と、回転検出素子36の信号用リード線41とがそれぞれ接続されている。この出力電源線40と信号用リード線41とは、センサ回路基板35の後面へと配線接続されているので、組立性が向上する。
このベース53及びバッフル体62は、モータハウジング4の内面で前後に所定間隔をおいて立設される仕切壁65,65の間に保持されるが、ベース53及びバッフル体62の外周には、ゴムリング66が外装されている。ここではゴムリング66の前端がバッフル体62の前端を越えて前側の仕切壁65に当接し、ゴムリング66の後端がベース53の後端を越えて後側の仕切壁65に当接している。よって、ベース53及びバッフル体62は、モータハウジング4に直接当接することなくゴムリング66を介してモータハウジング4に保持される。
一方、69は、ブラシレスモータ15の後方でモータハウジング4の側面に形成される排気口で、モータハウジング4の内面には、排気口69を内側から覆うスポンジ板70が張り付けられている。
そして、ブラシレスモータ15を支持するベース53がバッフル体62と共にゴムリング66を介してモータハウジング4に保持されているので、ファン61の回転によって生じた振動がモータハウジング4に伝わりにくい。特にここでは、回転軸33を軸支する後側の軸受49がケース42で保持されて、ブラシレスモータ15がモータハウジング4と接触していないため、ブラシレスモータ15の振動がより伝わりにくくなっている。
また、制御回路基板14をモータハウジング4の内部に収容しているので、制御回路基板14とブラシレスモータ15との距離が近くなって配線が楽に行える。特にブラシレスモータ15にセンサ回路基板35を固定したことで、制御回路基板14とセンサ回路基板35との配線も容易となる。
さらに、ブラシレスモータ15を、左右一対の半割ケース43からなるケース42内に収容し、ケース42を、ハウジング2内で弾性保持されるベース53に連結しているので、ブラシレスモータ15の振動がハウジング2へ伝達することを効果的に抑制可能となる。
図7に示すクリーナ1Aにおいては、図8に示すように、制御回路基板14は、マイコン18を搭載した第1制御回路基板14Aと、スイッチング素子19を搭載した第2制御回路基板14Bとに分割されている点が形態1と異なっている。ここでは受け座16の一方には、両制御回路基板14A,14B間に挿入して両制御回路基板14A,14Bを非接触とする仕切部16aが設けられている。第2制御回路基板14Bにおいては、スイッチング素子19を覆い、スイッチング素子19の熱を放熱するためのヒートシンク81が設けられている。82は両制御回路基板14A,14B間を接続するリード線である。
組み付け座83は、回転軸33の後端側の軸受49を保持する軸受保持凹部84aを備えた軸受保持部84と、ステータコア29を保持するステータ保持部85とを有しており、軸受保持部84がステータ保持部85よりも高くなる段付き形状となっている。
また、第1、第2制御回路基板14A,14Bをモータハウジング4の内部に収容しているので、両制御回路基板14A,14Bとブラシレスモータ15との距離が近くなって配線が楽に行える。特にブラシレスモータ15にセンサ回路基板35を固定したことで、制御回路基板14とセンサ回路基板35との配線も容易となる。
特にここでは、ブラシレスモータ15を保持するケースを用いないので、形態1よりも全体で使用するハウジングの数が少なくなってコスト面で有利となる。
図11に示すクリーナ1Bにおいては、図12に示すように、制御回路基板14にスイッチング素子19が設けられておらず、図13に示すように、センサ回路基板35の後面に搭載されている点が形態1と異なっている。その他の構成は形態1と同じである。
よって、上記形態3のクリーナ1Bにおいても、バッテリ保持ハウジング7よりも前方にブラシレスモータ15を配置したことで、全体のバランスが良好となって操作性や作業性の向上が期待できる。
また、制御回路基板14をモータハウジング4の内部に収容しているので、制御回路基板14とブラシレスモータ15との距離が近くなって配線が楽に行える。特にブラシレスモータ15にセンサ回路基板35を固定したことで、制御回路基板14とセンサ回路基板35との配線も容易となる。
Claims (7)
- モータハウジングと、前記モータハウジングの後部につながるグリップハウジングと、前記モータハウジングの前部につながる集塵ハウジングと、前記グリップハウジングにつながるバッテリ保持ハウジングと、を有するハウジングと、
前記モータハウジングに収容されるブラシレスモータと、
前記ブラシレスモータの回転を制御するための制御回路基板と、
前記ブラシレスモータにより回転するファンと、
前記ハウジングの側面に形成され、前記ファンの回転による空気流が排出される排気口と、を有するクリーナであって、
前記制御回路基板は、前記グリップハウジングの下方で且つ上下方向で前記グリップハウジングとオーバーラップし、左右方向で前記排気口とオーバーラップしない位置で、前記モータハウジング内に配置されていると共に、前記制御回路基板に接続される複数の配線の一部は、左右方向で前記排気口とオーバーラップするように配線されている一方、
前記ブラシレスモータは、ケースに収容され、前記ケースは、その前方に配置されるベースに連結されて、前記ベースは、その前方で前記ブラシレスモータの回転軸に設けた前記ファンを覆うバッフル体に連結されており、
前記ベース及び前記バッフル体の外周には、ゴムリングが外装されて、前記ベース及び前記バッフル体は、前記モータハウジングに直接当接することなく前記ゴムリングを介して前記モータハウジングに保持されていることを特徴とするクリーナ。 - モータハウジングと、前記モータハウジングの後部につながるグリップハウジングと、前記モータハウジングの前部につながる集塵ハウジングと、前記グリップハウジングにつながるバッテリ保持ハウジングと、を有するハウジングと、
前記モータハウジングに収容されるブラシレスモータと、
前記ブラシレスモータの回転を制御するための制御回路基板と、
前記ブラシレスモータにより回転するファンと、
前記ハウジングの側面に形成され、前記ファンの回転による空気流が排出される排気口と、を有するクリーナであって、
前記制御回路基板は、前記グリップハウジングの下方で且つ前記グリップハウジングと前記ブラシレスモータとの間となり、左右方向で前記排気口とオーバーラップしない位置で、前記モータハウジング内に配置されていると共に、前記制御回路基板に接続される複数の配線の一部は、左右方向で前記排気口とオーバーラップするように配線されている一方、
前記ブラシレスモータは、ケースに収容され、前記ケースは、その前方に配置されるベースに連結されて、前記ベースは、その前方で前記ブラシレスモータの回転軸に設けた前記ファンを覆うバッフル体に連結されており、
前記ベース及び前記バッフル体の外周には、ゴムリングが外装されて、前記ベース及び前記バッフル体は、前記モータハウジングに直接当接することなく前記ゴムリングを介して前記モータハウジングに保持されていることを特徴とするクリーナ。 - 前記ブラシレスモータは、ロータの回転状態を検出するセンサ回路基板を有し、
前記センサ回路基板と前記制御回路基板との間に信号用リード線が接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーナ。 - 前記グリップハウジングの上部には、操作スイッチが設けられ、
前記制御回路基板は、上下方向で前記操作スイッチとオーバーラップしていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のクリーナ。 - 前記制御回路基板は、前記バッテリ保持ハウジングと前記ブラシレスモータとの間となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のクリーナ。
- 前記グリップハウジングは、前後方向へループ状に形成されて、前記グリップハウジングの下部に前記バッテリ保持ハウジングが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のクリーナ。
- 前記バッテリ保持ハウジングに、バッテリーパックが後方からスライド装着されることを特徴とする請求項6に記載のクリーナ。
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