JP6581478B6 - 線ばねの抜け止め具、レール締結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レール締結装置、及びレール締結装置に用いられる線ばねの抜け止め具に関する。
下記の特許文献1には、まくらぎに固定された支持体と、支持体が備える挿入口に挿入された線ばねとを有したレール締結装置が開示されている。線ばねは、まくらぎ上のレールを付勢してレールをまくらぎに押さえ付けている。この種の装置では、線ばねが列車振動・外力等で抜けることがあり、その防止対策が求められている。このレール締結装置では、抜け止め具で線ばねの抜けが防止されている。
抜け止め具は、軸部と、軸部の一端に固着された係留部と、軸部の他端に着脱可能に装着されるストッパとで構成されている。抜け止め具は、ばね支持体の一端面から挿入口に挿入された線ばねに係留部が当接し、ばね支持体の他端面にストッパが当接することで、ばね支持体からの線ばねの抜けを防止する。
特開2005−163425号公報
しかしながら、上記従来の抜け止め具では、挿入口と挿入部との間に形成される隙間に軸部を通して抜け止め具を装着する必要があるため、軸部の形状や大きさを隙間に合わせる必要があり、構成が複雑であった。このため、抜け止め具が高価となり、取付作業も繁雑となっていた。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できる線ばねの抜け止め具、レール締結装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の線ばねの抜け止め具は、まくらぎに固定さ
れた支持体に形成された挿入口に挿入され、前記まくらぎ上のレールを付勢して該レール
を前記まくらぎに押さえ付けるのに用いられる線ばねの抜け止め具であって、前記支持体
における前記挿入口の開口面と反対側を向いた面に当接される支持体当接部と、前記線ば
ねにおける前記挿入口への挿入方向と反対側を向いた面に当接される線ばね当接部とが設
けられた逸脱防止部材と、前記逸脱防止部材に固定されて前記線ばねに係止され、前記逸
脱防止部材が位置決めされる固定台座とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記逸脱防止部材は、直線状に延出された基体と、該基体の両端から
逆方向へ概ね平行に延出された前記支持体当接部及び前記線ばね当接部と、前記支持体当
接部の端部から、前記支持体当接部及び前記線ばね当接部に接する面と概ね直交する方向
に延出された屈曲部とからなることを特徴とする。
また、本発明は、前記固定台座には、前記線ばね当接部が嵌め込まれる第1の爪と、前
記基体が嵌め込まれる第2の爪と、前記線ばねに設けられた押圧部の両側に係止される一
対の係止片とが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の爪は前記係止片の一端同士を接続した接続部に形成され、
前記第2の爪は一方の前記係止片に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記接続部には前記線ばね当接部が収容される第1の収容凹部が形成され、前記一方の前記係止片には前記基体が収容される第2の収容凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記線ばね当接部は、前記基体の一端からS字状に屈曲して延出され
ていることを特徴とする。
また、本発明は、前記レールが前記線ばねによって前記挿入口の周方向に付勢されて前
記まくらぎに押さえ付けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記レールと前記逸脱防止部材との間にはインシュレータが配置され
、前記レールが前記インシュレータを介して前記逸脱防止部材によって付勢されているこ
とを特徴とする。
また、本発明のレール締結装置は、上記線ばねの抜け止め具を備えている。
本発明によれば、支持体における挿入口の開口面と反対側を向いた面に支持体当接部が当接し、線ばねにおける挿入口への挿入方向と反対側を向いた面に線ばね当接部が当接することで挿入口からの線ばねの抜けが防止され、逸脱防止部材に固定された固定台座が線ばねに係止されることで逸脱防止部材が位置決めされるので、逸脱防止部材及び固定台座の構成を簡略化でき、取付作業も容易に行える。
本発明の一実施形態のレール締結装置を示す図である。 図1のレール締結装置の線ばねの抜け止め具が備える逸脱防止バーを示す図である。 図1のレール締結装置の線ばねの抜け止め具が備える固定台座を示す図である。 レール締結装置に対する線ばねの抜け止め具の取付方法を示す第1の図である。 レール締結装置に対する線ばねの抜け止め具の取付方法を示す第2の図である。 レール締結装置に対する線ばねの抜け止め具の取付方法を示す第3の図である。 レール締結装置に線ばねの抜け止め具が取り付けられた状態を示す図である。 線ばねの抜け止め具が線ばねの抜けを防止する第1の状態を示す図である。 線ばねの抜け止め具が線ばねの抜けを防止する第2の状態を示す図である。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係るレール締結装置の構成について説明する。図1は、本実施形態のレール締結装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。なお、図中の線ばね5は、他の構成要素を見やすくするために、2点鎖線で表している。
鉄道用の軌道は、コンクリート製のまくらぎ1と、このまくらぎ1の上面にゴムパッド2を介して敷設されるレール3と、レール3をまくらぎ1に固定するレール締結装置とを備えている。
レール締結装置は、レール3のフランジ部31に配置されるインシュレータ4と、インシュレータ4をフランジ部31に押さえ付ける線ばね5と、線ばね5を支持するばね支持体6と、線ばね5の抜け止め具とを備えている。
ばね支持体6は、レール3の長手方向に延びる円形の貫通孔61を備えている。貫通孔61には、スリーブ7が回転可能に嵌め込まれている。スリーブ7は、線ばね5が挿入される挿入孔71を備えている。挿入孔71は、貫通孔61に対するスリーブ7の回転角度によってばね支持体6に対する線ばね5の装着位置が変化するように、スリーブ7の中心軸に対して偏心している。
線ばね5は、断面円形の棒状体を屈曲させて形成されている。線ばね5は、直線状に延びた挿入部51と、挿入部51からU字状に屈曲した第1屈曲部52と、第1屈曲部52から挿入部51の延出方向に沿って延びた支持部53と、支持部53から第1屈曲部52よりも大きなU字状に屈曲した第2屈曲部54と、第2屈曲部54から挿入部51の延出方向に沿って挿入部51の外側に延びた押圧部55とを備えている。
挿入部51は、挿入孔71に挿入される。支持部53は、ばね支持体6の上面に当接する。第2屈曲部54は、支持部53及び押圧部55の端部から屈曲して延出されている。押圧部55は、インシュレータ4に当接してインシュレータ4をフランジ部31に押さえ付ける。
図2はレール締結装置の線ばね5の抜け止め具が備える逸脱防止部材8を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図3はレール締結装置の線ばね5の抜け止め具が備える固定台座9を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。
線ばね5の抜け止め具は、支持体からの線ばね5の逸脱を防止する逸脱防止部材8と、逸脱防止部材8が位置決めされる固定台座9とを備えている。
逸脱防止部材8は、断面円形の棒状体で形成されている。逸脱防止部材8は、直線状に延出された基体81と、基体81の一端から延びた支持体当接部83と、基体81の他端から延びた線ばね当接部82と、支持体当接部83の端部から支持体当接部83に対して概ね直角に延びた屈曲部84とからなる。逸脱防止部材8は、強度、挿入性、及び加工性に適した丸鋼を用いることが好ましい。丸鋼を用いることで、鋼材を折り曲げるだけで製作できるため安価にすることができる。また、絶縁性の向上と、逸脱による軌道短絡の防止には、逸脱防止部材8に絶縁塗装をすることが有効である。
支持体当接部83及び線ばね当接部82は、基体81の両端から逆方向に互いに平行に延出されている。線ばね当接部82は、線ばね5における挿入孔71への挿入方向と反対側を向いた面、本実施形態では押圧部55の先端面に当接される。線ばね当接部82の基端部は、基体81の一端からS字状に屈曲しており、この屈曲部84から先は基体81に対して概ね直角に直線状に延びている。線ばね当接部82の基端部をS字状に屈曲させることで湾曲部が緩くなり、線ばね5が逸脱防止部材8に接触しても湾曲部に当たらなくなり、集中応力を発生しにくくすることができる。線ばね当接部82は、S字状に屈曲した先の直線部分に線ばね5が当接される。
支持体当接部83は、基体81の一端から概ね直角に屈曲して延出されている。支持体当接部83は、ばね支持体6における線ばね5の挿入口の開口面と反対側を向いた面に当接される。屈曲部84は、支持体当接部83の端部から支持体当接部83及び線ばね当接部82に接する面と概ね直交する方向に延出されている。
固定台座9は、逸脱防止部材8に固定されて線ばね5に係止される。固定台座9は、線ばね5に設けられた押圧部55の両側に係止される一対の係止片91、92と、係止片91、92の一端同士を接続した接続部93とを備えている。固定台座9には、ポリカーボネート、ナイロン等の樹脂材、又は、ばね鋼を用いるのが好ましい。樹脂材は、射出成形が可能なため安価であり、絶縁性も良好である。固定台座9にばね鋼を用いる場合には、絶縁塗装するのが好ましい。係止片91、92の互いに向き合う辺部には、テーパーが設けられている。係止片91、92同士の間隔は、固定台座9を線ばね5に挿入する際にきつくなく、且つ、固定台座9を設置後に線ばね5との間にがたつきが生じないように定めることが好ましい。係止片91、92の先端部は、係止片91、92同士の間隔が広くなるように先端側の内側が徐々に幅狭になるよう形成されている。これにより、固定台座9を線ばね5に挿入しやすく出来る。
接続部93には、逸脱防止部材8の線ばね当接部82が嵌め込まれる第1の爪931と、逸脱防止部材8の線ばね当接部82が収容される第1の収容凹部932とが形成されている。一方の係止片91には、逸脱防止部材8の基体81が嵌め込まれる第2の爪911と、逸脱防止部材8の基体81が収容される第2の収容凹部912とが形成されている。第1の収容凹部932、第2の収容凹部912を設けることで、固定台座9に逸脱防止部材8を嵌めやすくすることが出来る。第1の爪931、第2の爪911は、柔軟性のある材質とすることで、逸脱防止部材8を抜けにくくすることが出来る。
次に、レール締結装置に対する線ばね5の抜け止め具の取付方法を説明する。
図4〜図6はレール締結装置に対する線ばね5の抜け止め具の取付方法を示す図である。図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は平面図である。また、図5(a)、(b)は平面図、図6(a)、(b)は平面図である。なお、図中の線ばね5は、他の構成要素を見やすくするために、2点鎖線で表している。
レール締結装置は、図4(a)に示すように、レール3のフランジ部31にインシュレータ4が配置されて、インシュレータ4の凹凸部にばね支持体6の凹凸部が嵌め合わされている。これにより、インシュレータ4に対するばね支持体6の位置が固定されている。
線ばね5は、ばね支持体6に嵌め込まれたスリーブ7に取り付けられ、インシュレータ4を介して押圧部55でレール3のフランジ部31を挿入孔71の周方向に付勢している。線ばね5の弾性力による摩擦力によって、レール3はまくらぎ1に固定される。
線ばね5の抜け止め具の逸脱防止部材8は、図4(b)に示すように、ばね支持体6と線ばね5との間の丸Aで囲まれた空間を通して取り付けられる。逸脱防止部材8は、図4(c)に示すように、ばね支持体6と線ばね5との間を通して支持体当接部83がばね支持体6と線ばね5との間に位置するよう移動させられる。
そして、逸脱防止部材8は、図5(a)に示すように、基体81がばね支持体6と線ばね5との間に位置すると共に、線ばね当接部82が線ばね5の押圧部55の先端面に向き合うように配置される。このようにして、逸脱防止部材8が設置された後、逸脱防止部材8に固定台座9が固定される。
固定台座9は、図5(b)に示すように、逸脱防止部材8の線ばね当接部82側からレール3の長手方向に移動させられて、逸脱防止部材8に固定される。固定台座9は、図6(a)に示すように、逸脱防止部材8の基体81を第2の収容凹部912に収容した状態で、第2の爪911に基体81が嵌め込まれ、レール3の長手方向に移動させられる。そして、図6(b)に示すように、接続部93が基体81の線ばね当接部82に向き合うまで固定台座9が移動させられると、第1の収容凹部932に逸脱防止部材8の線ばね当接部82が収容されると共に、第1の爪931に線ばね当接部82が嵌め込まれる。このようにして、固定台座9が逸脱防止部材8に取り付けられる。固定台座9は、上述のように逸脱防止部材8に取り付けられることで、逸脱防止部材8をレール締結装置に対して位置決めすると共に、レール締結装置(線ばね5)に対して逸脱防止部材8を安定して固定する機能を有している。
図7は、レール締結装置に線ばねの抜け止め具が取り付けられた状態を示す平面図である。図8は、線ばねの抜け止め具が線ばねの抜けを防止する第1の状態を示す平面図である。図9は、線ばねの抜け止め具が線ばねの抜けを防止する第2の状態を示す平面図である。なお、図中の線ばね5は、他の構成要素を見やすくするために、2点鎖線で表している。
線ばね5の抜け止め具は、図7に示すように、レール締結装置に装着された状態では、通常、線ばね当接部82が線ばね5の押圧部55の先端面の近傍に向かい合って位置し、支持体当接部83がばね支持体6の線ばね5の挿入口と反対側を向いた面の近傍に向かい合って位置している。この状態から、線ばね5がばね支持体6から抜ける方向に移動すると、図8に示すように、線ばね当接部82が線ばね5の押圧部55の先端面に当接し、線ばね5のばね支持体6から抜ける方向への移動を規制する。図8に示す状態から、線ばね5が更にばね支持体6から抜ける方向に移動すると、図9に示すように、支持体当接部83が支持体6における線ばね5の挿入口と反対側を向いた面に当接し、線ばね5のばね支持体6から抜ける方向への移動を規制する。このため、線ばね5の支持体6からの抜けが防止される。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態によれば、ばね支持体6における線ばね5の挿入口の開口面と反対側を向いた面に支持体当接部83が当接し、線ばね5における挿入孔71への挿入方向と反対側を向いた押圧部55の先端面に線ばね当接部82が当接することで挿入孔71からの線ばね5の抜けが防止される。また、逸脱防止部材8に固定された固定台座9の係止片91、92が線ばね5に係止されることで逸脱防止部材8が位置決めされる。このため、逸脱防止部材8及び固定台座9の構成を簡略化でき、取付作業も容易に行える。
なお、上記実施形態では、支持体当接部83の端部から屈曲部84が伸びている場合について説明したが、屈曲部84が設けられていない構成としても良い。また、固定台座9に対する線ばね当接部82及び基体81の固定方法は、爪911、931に嵌め込む方法には限定されない。
上記実施形態では、線ばね当接部82が収容される第1の収容凹部932が接続部93に形成され、基体81が収容される第2の収容凹部912が係止片91に形成されている場合について説明した。しかしながら、第1の収容凹部932及び第2の収容凹部912が形成されていなくてもよい。
上記実施形態では、線ばね当接部82の基端部がS字状に屈曲している場合について説明した。しかしながら、線ばね当接部82の基端部がS字状に屈曲しておらず、基端部から直線状に延びていても良い。
上記実施形態では、レール3が線ばね5によって挿入孔71の周方向に付勢されてまくらぎ1に押さえ付けられている場合について付勢した。しかしながら、レール3をまくらぎ1に押さえ付けられるのであれば、線ばね5による付勢方向は任意である。
上記実施形態では、レール3と逸脱防止部材8との間にインシュレータ4が配置され、レール3がインシュレータ4を介して逸脱防止部材8によって付勢されている場合について説明した。しかしながら、レール3と逸脱防止部材8との間にインシュレータ4が配置されておらず、レール3が逸脱防止部材8によって直接付勢される構成としても良い。
まくらぎ 1
ゴムパッド 2
レール 3
フランジ部 31
インシュレータ 4
線ばね 5
挿入部 51
第1屈曲部 52
支持部 53
第2屈曲部 54
押圧部 55
ばね支持体 6
貫通孔 61
スリーブ 7
挿入孔 71
逸脱防止部材 8
基体 81
線ばね当接部 82
支持体当接部 83
屈曲部 84
固定台座 9
係止片 91、92
接続部 93
第2の爪 911
第2の収容凹部 912
第1の爪 931
第1の収容凹部 932

Claims (9)

  1. まくらぎに固定された支持体に形成された挿入口に挿入され、前記まくらぎ上のレール
    を付勢して該レールを前記まくらぎに押さえ付けるのに用いられる線ばねの抜け止め具で
    あって、
    前記支持体における前記挿入口の開口面と反対側を向いた面に当接される支持体当接部
    と、前記線ばねにおける前記挿入口への挿入方向と反対側を向いた面に当接される線ばね
    当接部とが設けられた逸脱防止部材と、
    前記逸脱防止部材に固定されて前記線ばねに係止され、前記逸脱防止部材が位置決めさ
    れる固定台座とを備えることを特徴とする線ばねの抜け止め具。
  2. 前記逸脱防止部材は、
    直線状に延出された基体と、
    該基体の両端から逆方向へ概ね平行に延出された前記支持体当接部及び前記線ばね当接
    部と、
    前記支持体当接部の端部から、前記支持体当接部及び前記線ばね当接部に接する面と概
    ね直交する方向に延出された屈曲部とからなることを特徴とする請求項1に記載の線ばね
    の抜け止め具。
  3. 前記固定台座には、
    前記線ばね当接部が嵌め込まれる第1の爪と、
    前記基体が嵌め込まれる第2の爪と、
    前記線ばねに設けられた押圧部の両側に係止される一対の係止片とが設けられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の線ばねの抜け止め具。
  4. 前記第1の爪は前記係止片の一端同士を接続した接続部に形成され、
    前記第2の爪は一方の前記係止片に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    線ばねの抜け止め具。
  5. 前記接続部には前記線ばね当接部が収容される第1の収容凹部が形成され、
    前記一方の前記係止片には前記基体が収容される第2の収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の線ばねの抜け止め具。
  6. 前記線ばね当接部は、前記基体の一端からS字状に屈曲して延出されていることを特徴
    とする請求項2〜5の何れかに記載の線ばねの抜け止め具。
  7. 前記レールが前記線ばねによって前記挿入口の周方向に付勢されて前記まくらぎに押さ
    え付けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の線ばねの抜け止め具。
  8. 前記レールと前記逸脱防止部材との間にはインシュレータが配置され、前記レールが前
    記インシュレータを介して前記逸脱防止部材によって付勢されていることを特徴とする請
    求項1〜7の何れかに記載の線ばねの抜け止め具。
  9. 請求項1〜8に記載の線ばねの抜け止め具を備えたレール締結装置。
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