JP6581016B2 - アーム機構 - Google Patents

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Description

本発明は、アーム機構に関する。
従来、例えば医療現場等でディスプレイを見ながら作業を行う等、各種の機器の位置を自在に変更する必要のある作業を行う場合がある。そこで、機器が取り付けられたアームを種々の角度で屈曲させて、この角度を維持することのできる所謂フリーストップアームと呼ばれるアーム機構を用いることが知られている。このようなアーム機構として、二枚の長方形の板状体で引っ張りばねを挟み、板状体の端部にリンク軸を配置した四節リンクのリンク機構で構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このリンク機構の内部では、引っ張りばねが板状体の長手方向に沿って配置されている。引っ張りばねは、板状体の短手方向に沿って配置されるリンク軸と接続される。リンク軸には、フリクション機構が設けられるとともに、ディスプレイが連結されている。このため、ディスプレイがリンク軸を軸として回転する際に、ディスプレイの回転に対してばねの力が反対方向へ働いてバランスを取り、フリクション機構によってディスプレイが所望の位置で止まるように構成されている。
特開2008−76457号公報
しかしながら、四節リンクでリンク機構を構成する場合には、アームが太く、構造が複雑になるため、スリム化を阻害する要因となっていた。また、従来のスリムなアーム機構では、フリクション機構のみが用いられていたり、小型であってもロック機構を用いており自由な位置で屈曲させることができなかったりしたため、使いにくかった。
本発明は、複雑な機構を用いることなく、スリムな形状で、種々の角度で屈曲させて角度を維持することのできるアーム機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、パイプ材による第1のアーム(例えば、後述の第1のアーム11)と、パイプ材による第2のアーム(例えば、後述の第2のアーム12)と、前記第1のアーム及び前記第2のアームを接続する接続部(例えば、後述の接続部15)とを備え、前記接続部は、前記第1のアーム及び第2のアームの管軸方向に直交する方向に延長する回動軸(例えば、後述の回動軸20)により、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させるフリクション部(例えば、後述のフリクション部30)と、前記第1のアームに収納されて、前記回動軸とは逆側の端部が、前記第1のアームに接続され、前記回動軸側の端部がワイヤ(例えば、後述のワイヤ50)を介して前記接続部の一部に接続され、前記回動軸による回動により前記第2のアームの管軸に対する前記第1のアームの管軸の傾きの増大により増大する収縮力を発生する付勢部材(例えば、後述の引っ張りばね40)と、を備え、
前記第1のアームの中心軸は前記第2のアームの中心軸に対して、垂直方向にずれて配置され
前記接続部は、前記第1のアームの前記回動軸側の端部における前記第2のアーム側の側面及び第2のアームの前記回動軸側の端部における前記第1のアーム側の側面にそれぞれ接続された第1の金属板材及び第2の金属板材を、前記回動軸で軸支することにより、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
前記フリクション部は、前記第1の金属板材及び第2の金属板材によりフリクション板を挟持して、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させ、
前記第1の金属板材は、前記回動軸の周方向に沿った外周面を有して形成され、
前記ワイヤは、前記外周面に沿って前記第2の金属板材に取り付けられる、アーム機構を提供する。
また、上記目的を達成するため本発明は、パイプ材による第1のアーム(例えば、後述の第1のアーム11)と、パイプ材による第2のアーム(例えば、後述の第2のアーム12)と、前記第1のアーム及び前記第2のアームを接続する接続部(例えば、後述の接続部15)とを備え、前記接続部は、前記第1のアーム及び第2のアームの管軸方向に直交する方向に延長する回動軸(例えば、後述の回動軸20)により、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させるフリクション部(例えば、後述のフリクション部30)と、前記第1のアームに収納されて、前記回動軸側の端部が、前記第1のアームに接続され、前記回動軸とは逆側の端部がワイヤ(例えば、後述のワイヤ50B)を介して前記接続部の一部に接続され、前記回動軸による回動により前記第2のアームの管軸に対する前記第1のアームの管軸の傾きの増大により、前記ワイヤを前記第1のアームの前記回動軸とは逆側の端部側へ引っ張る力を発生する付勢部材(例えば、後述のガススプリング40B)と、を備え、
前記第1のアームの中心軸は前記第2のアームの中心軸に対して、垂直方向にずれて配置され
前記接続部は、前記第1のアームの前記回動軸側の端部における前記第2のアーム側の側面及び第2のアームの前記回動軸側の端部における前記第1のアーム側の側面にそれぞれ接続された第1の金属板材及び第2の金属板材を、前記回動軸で軸支することにより、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
前記フリクション部は、前記第1の金属板材及び第2の金属板材によりフリクション板を挟持して、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させ、
前記第1の金属板材は、前記回動軸の周方向に沿った外周面を有して形成され、
前記ワイヤは、前記外周面に沿って前記第2の金属板材に取り付けられる、アーム機構を提供する。
前記接続部は、前記第1のアーム及び第2のアームにそれぞれ接続された第1の金属板材(例えば、後述の第1の金属板材13)及び第2の金属板材(例えば、後述の第2の金属板材14)を、前記回動軸で軸支することにより、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、前記フリクション部は、前記第1の金属板材及び第2の金属板材によりフリクション板(例えば、後述のフリクション板31)を挟持して、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させることが好ましい。
前記第1の金属板材又は前記第2の金属板材は、前記回動軸の周方向に沿った外周面を有して形成され、前記ワイヤの一方の端部は、前記外周面に沿って取り付けられることが好ましい。
前記付勢部材は、引っ張りばねであることが好ましい。
前記付勢部材は、前記第1のアームの内部に設けられるガススプリング(例えば、後述のガススプリング40B)であることが好ましい。
本発明によれば、複雑な機構を用いることなく、スリムな形状で、種々の角度で屈曲させて角度を維持することのできるアーム機構を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るアーム機構を示す斜視図である。 第1実施形態のアーム機構を示す図であり、(a)図は背面図、(b)図は平面図、(c)図は正面図、(d)図は、図2における右方から見た側面図である。 図2(c)におけるA−A線断面図である。 図2(b)におけるB−B線断面図である。 第1実施形態に係るアーム機構の使用の状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る使用状態のアーム機構を示し、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図である。 図6(a)におけるC−C断面図である。 図6(b)におけるD−D断面図である。 本発明の第2実施形態に係るアーム機構を示す斜視図である。 第2実施形態のアーム機構を示す図であり、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図である。 図10(b)におけるE−E断面図である。 図10(a)におけるF−F断面図である。 本発明の第3実施形態に係るアーム機構を示す斜視図である。 第3実施形態に係るアーム機構の断面図である。 本発明の第4実施形態に係るアーム機構の部分断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るアーム機構1を示す斜視図である。アーム機構1は、例えば一方の端部が支柱等の支持部9に支持された状態で、他方の端部がディスプレイ等を支持する架台等の任意の機器(図示せず)に取り付けられ、作業時に自由に機器の位置を変更するように屈曲させることのできるアームである。
なお、本明細書において、支持部9に取り付けられるアーム機構1の付け根側を基端側と呼び、機器が取り付けられる側を先端側と呼ぶ。
アーム機構1は、アーム部10と、回動軸20と、フリクション部30(図3参照)と、付勢部材としての引っ張りばね40(図4参照)と、ワイヤ50と、を有する。
アーム部10は、第1のアーム11と、第2のアーム12と、接続部15とを有する。
第1のアーム11は、内部が中空のパイプ材により形成されている。アーム機構1の使用時に、第1のアーム11は機器が取り付けられると側なり、一方の端部がアーム機構1の先端側を構成する。第1のアーム11の先端側には、孔が形成され、パイプの直径方向に貫通する後述する引っ張りばね40の取り付け軸16が圧入して固定されている。
第2のアーム12は、内部が中空のパイプ材により形成されている。アーム機構1の使用時に、第2のアーム12は支持部9に取り付けられると側なり、一方の端部は第1のアーム11の基端側に位置し、他方の端部が支持部9に取り付けられる。
図2(a)は、アーム機構1の背面図(図1に表されていない側の図)であり、図2(c)は、正面図(図1に表れている側)である。図2(b)は、アーム機構の平面図であり、図2(d)は、図2における右方から見た側面図である。図3は、図2(c)におけるA−A線断面図である。
図2(a)〜図2(d)に示すように、第1のアーム11及び第2のアーム12は、接続部15により接続されている。接続部15は、第1の金属板材13及び第2の金属板材14により構成される。なお、説明の便宜のために図示していないが、接続部15には、埃の付着防止や操作性の向上のために、適宜カバーが設けられる。
第1の金属板材13は、第1のアーム11にねじで留められる方の板材である(図2(b)参照)。図2(a)に示すように、第1の金属板材13は略円形状の面131と、この略円形状の面131の端縁から外側へ延出する延出部132と、略円形状の面131に設けられる孔133と、ストッパー134と、を有する。
略円形状の面131は、第1の金属板材13が第1のアーム11に取り付けられた状態の上方側(アーム部10側)の半円と、下方側の半円との径が異なり、下方側の半円の方が上方側よりも小さな径を有するような形状を有する。略円形状の面131は、後述する回動軸20の周方向に沿った外周面131aを有している。
延出部132は、略円形状の面131の上方側の端部から第1のアーム11の基端側へ水平に延びる直線部分を有する。延出部132は、第1のアーム11の基端側の端部にねじで留められる。
孔133は、略円形状の面131略中心に配置される。
ストッパー134は、略円形状の面131における上方側の半円と、下方側の半円との間で径の違いにより形成される段差により構成される。
図2(b)に示すように、第2の金属板材14は、第1の金属板材13とは互い違いの方向に配置される。第2の金属板材14は、第2のアーム12にねじで留められる方の板材である。図2(c)に示すように、第2の金属板材14は、略円形状の面141と、略円形状の面141の端縁から外側へ延出する延出部142と、略円形状の面141に設けられる孔143と、ボス144(図2(a)参照)と、を有する。
略円形状の面141は、後述する回動軸20の周方向に沿った外周面141aを有している。図3に示すように、第2の金属板材14の外周面141aは、第1の金属板材13よりも厚く形成され、第1の金属板材13及び第2の金属板材14を合わせて形成される接続部15の厚さ方向における中心は、第2の金属板材14の外周面141a上を通るようになっている。
第1の金属板材13と第2の金属板材14とが向き合った状態では、第2の金属板材14の略円形状の面141の下端の方が、第1の金属板材13の略円形状の面131の下端よりも下方に位置している。
図2(c)に戻って、延出部142は、略円形状の面141の上方側の端部から第2のアーム12の先端側へ略水平に延びる直線部分を有する。延出部142は、第2のアーム12の先端側の端部にねじで留められる。延出部142は、第1の金属板材13における延出部132の直線部分と高さが合うように配置される。
孔143は、略円形状の面141の略中心に配置される。第1の金属板材13の孔133と第2の金属板材14の孔143とは、延出部132、142の直線部分の高さが一致した状態で、孔133、143が同軸となるように配置される。
図2(a)に示すように、ボス144は、第2の金属板材14の略円形状の面141と延出部142との境界部に形成され、第1の金属板材13側へ向かって突出する突起である。第2の金属板材14に設けられたボス144は、第1の金属板材13におけるストッパー134に当接する位置に配置されている。
図3に示すように、回動軸20は、接続部15に設けられるボルト21及びナット22により構成される。ボルト21の軸部は、第1の金属板材13及び第2の金属板材の略円形状の面131、141に直交する方向に延びている。回動軸20は、第1の金属板材13及び第2の金属板材14の孔133、143を挿通して、第1の金属板材13及び第2の金属板材14を軸支する。回動軸20は、第1のアーム11及び第2のアーム12の管軸方向に直交する方向に延出し、第2のアーム12を第1のアーム11に対して回動自在に接続する。
フリクション部30は、回動軸20に設けられ、図3に示すように、それぞれが回動軸20に対して同軸で配置されるフリクション板31と、平ワッシャ32と、滑りワッシャ33と、皿バネ34とを有する。
フリクション板31は、第1の金属板材13と第2の金属板材14との間に挟持される凹凸の形成された略円盤状の板であり、回動軸20と同軸で回転可能である。フリクション板31は、第1のアーム11と第2のアーム12とが互いに回動する際に、回動軸20の回動に抗する摩擦を発生させるものである。
平ワッシャ32は座金であり、滑りワッシャ33は凹凸の設けられた座金である。滑りワッシャ33は、ナット22が緩みにくくするものでなくてもよい。皿バネ34は、ナット22を締めると、回動軸20の軸方向に力が加わり、フリクショントルクが発生する。
図4は、図2(b)におけるB−B線断面図である。付勢部材として、第1実施形態では、引っ張りばね40が用いられる。図4に示すように、引っ張りばね40は、コイル部分の外径が、第1のアーム11の内径よりも小さく、第1のアーム11の内部に収納される。引っ張りばね40は、一方の端部(回動軸20と逆側の端部)を、第1のアーム11の先端側に設けられた取り付け軸16に引っ掛けるようにして、第1のアーム11に接続される。引っ張りばね40の他方の端部(回動軸20側の端部)、すなわち第1のアーム11における基端側では、次に説明するワイヤ50を介して第2のアーム12に接続される。
ワイヤ50は、ステンレス製の針金である。ワイヤ50は、一方の端部が引っ張りばね40の基端側に接続され、第1のアーム11の中心軸を通るように配置される。ワイヤ50は、第1のアーム11の基端から第2の金属板材14の外周面141aに沿って取り付けられる。ワイヤ50の他方の端部は、第2の金属板材14の裏(第1の金属板材13側)に突出するボス144に引っ掛けることができるように曲げられており、この曲げた部分をボス144に掛けて第2の金属板材14に取り付けられる。
図5は、アーム機構1の使用状態を示す斜視図である。図6(a)はアーム機構1の使用状態の平面図であり、図6(b)は、正面図であり、図6(c)は、図6における右方から見た側面図である。
図5及び図6(a)〜(c)は、図1に示すように第1のアーム11及び第2のアーム12が直線状に並んだ状態から、アーム機構1を折り曲げて、第2のアーム12を180度回転させた状態を示しているが、アーム機構1は、この状態で使用するということを示すものではない。アーム機構1は、図1の状態から図5の状態の間の所望の位置で屈曲させ、その姿勢を維持することができる。
図7は、図6(a)におけるC−C断面図であり、図8は、図6(b)におけるD−D断面図である。第1の金属板材13及び第2の金属板材14における略円形状の面131、141の外周面131a、141aは、回動軸20の周方向に沿っている。図7に示すように、第1のアーム11を第2のアーム12に対して傾斜させるように接続部15を時計方向に回転させていくと、ワイヤ50は、接続部15における第2の金属板材14の外周面141a(ドラム部)に巻きつく。ワイヤ50は図7における右方向、すなわち第2のアーム12の方へ移動するので、引っ張りばね40は引っ張られて図7における左方向、すなわち第1のアーム11の先端側へのトルクを発生させる。これにより、第1のアームに、反時計方向へ回転させようとするトルクがかかる。
一方、接続部15には、フリクション部30が設けられており、フリクション部30が回動軸20の回動に抗する摩擦力を発生させる。詳細には、第1の金属板材13と第2の金属板材14との間には、フリクション板31が配置されているので、第1の金属板材13及び第2の金属板材14は、回動軸20に対して摩擦がかかった状態で回転する。
このように、第1のアーム11にかかる反時計方向のトルクと、回動軸20へのフリクションにより、アーム機構1を折り曲げる際、第1のアーム11又は第2のアーム12が所望の位置で止まり、その状態を維持する。
なお、第1の金属板材13にはストッパー134が設けられており、図2(a)に示されるように第1のアーム11及び第2のアーム12を直線状に延ばして連結した状態と、図7に示すように折り曲げた状態との両方で、第2の金属板材14に設けられたボス144が、ストッパー134に当接し、第2の金属板材14の回転角度を規制している。
第1実施形態によれば、以下の効果が奏される。
第1実施形態では、アーム機構1を、パイプ材による第1のアーム11と、パイプ材による第2のアーム12と、第1のアーム11及び第2のアーム12を接続する接続部15とを含んで構成した。また、接続部15で、第1のアーム11及び第2のアーム12の管軸方向に直交する方向に延長する回動軸20により、第1のアーム11に対して第2のアーム12を回動自在に接続させた。また、接続部15を、回動軸20における回動に抗する摩擦力を発生させるフリクション部30と、第1のアーム11に収納されて、回動軸20とは逆側の端部が、第1のアーム11に接続され、回動軸20側の端部がワイヤ50を介して第2のアーム12に接続され、回動軸20による回動により第2のアーム12の管軸に対する第1のアーム11の管軸の傾きの増大により増大する収縮力を発生する引っ張りばね40と、を含んで構成した。
第1実施形態によれば、接続部15に設けられた回動軸20が回転して第1のアーム11と第2のアーム12との傾斜角度が変わるときに、引っ張りばね40の回動軸20と逆側の端部(先端側の端部)が第1のアーム11の先端側に接続され、引っ張りばね40の回動軸20側の端部(基端側の端部)がワイヤ50を介して第2のアーム12に接続されているので、第2のアーム12の管軸に対する第1のアーム11の管軸の傾きが増大するほど、引っ張りばね40が収縮しようとする力が増大する。一方、回動軸20には、回動軸における回動に抗する摩擦を発生するフリクション部30が設けられているので、ワイヤ50には、回動軸20の回転する力と引っ張りばね40の引っ張り力が均衡した状態でかかり、接続部15で回動軸20の回転が止まる。これにより、第1のアーム11及び第2のアーム12の管軸の傾きを自由に変更することができ、アーム機構1が所望の角度で屈曲した状態を維持することができる。
よって、第1のアーム11の内部に収容される引っ張りばね40にワイヤ50を接続することで、所望の位置でアーム機構1を屈曲させ、傾斜した角度を維持することのできるフリーストップ効果を奏することができるので、複雑な機構を用いることなく、スリムな形状のアーム機構1を形成することができる。
また、第1実施形態では、第1のアーム11及び第2のアーム12にそれぞれ接続された第1の金属板材13及び第2の金属板材14を、回動軸20で軸支することにより、第1のアーム11に対して第2のアーム12を回動自在に接続するように接続部15を構成し、フリクション部30を、第1の金属板材13及び第2の金属板材14によりフリクション板31を挟持して、回動軸20における回動に抗する摩擦力を発生させた。これにより、回動軸20における回動に抗する摩擦力がワイヤ50及びワイヤ50を介して引っ張りばね40に好適に伝わる。従って、上記と同様の効果を奏することができる。
また、第1実施形態では、第2の金属板材14を、回動軸20の周方向に沿った外周面141aを有して形成し、ワイヤ50の一方の端部を、この外周面141aに沿って取り付けた。これにより、引っ張りばね40に接続されるワイヤ50に回動軸20における回動に抗する摩擦力が伝わりやすく構成でき、上記と同様の効果を奏することができる。
また、第1実施形態では、付勢部材を引っ張りばね40により構成した。これにより、パイプである第1のアーム11の内部に容易に取り付けられる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態以降の説明において、第1実施形態と異なる構成についてのみ説明し、特に説明されない事項については、第1実施形態の構成と同じである。また、第1実施形態と共通する要素については、第1実施形態と共通する符号を用いて説明する。
図9は第2実施形態に係るアーム機構1Aを示す斜視図である。図10(a)は、アーム機構1の平面図であり、図10(b)は、正面図(図9に表れている側)であり、図10(c)は、図10の右方から見た側面図である。図11は、図10(b)におけるE−E断面図であり、図12は図10(a)におけるF−F断面図である。
図9に示すように、第2実施形態では、第1のアーム11A及び第2のアーム12Aが同一軸線上に並ばずに、ずれて配置されている点と、第1の金属板材13A及び第2の金属板材14Aの構成とにおいて、第1実施形態と異なっている。
第2実施形態において、第1のアーム11Aに接続されている板材を第1の金属板材13A、第2のアーム12Aに接続されている板材を第2の金属板材14Aと呼ぶ。
図10(c)に示すように、第2の金属板材14Aは平面状で、第1の金属板材13Aよりも大きな径の略円形状の面141を有している。
図11に示すように、第1の金属板材13Aは、略円形状の面131、延出部132及び孔133の他に、円筒部135と、外周面を構成するリング部136と、を有する。
円筒部135は、略円形状の面131上に配置され、略円形状の面131の厚さ方向に立ち上がる筒状の部分である。円筒部135は、孔133と同軸で略円形状の面131の下方側の半円の外径よりわずかに内周側に配置される。
リング部136は、円筒部135の外側に配置される円環状の部材であり、円筒部135に嵌め込まれる。
図12に示されるように、第2実施形態によれば、ワイヤ50は、リング部136の上に当接し、第2の金属板材14Aから突出するボス144に掛けて取り付けられる。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、第1の金属板材13Aと第2の金属板材14Aの取り付けが容易になる。また、第2実施形態では、アーム部10(接続部15)の回動範囲を大きくすることが可能になる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について説明する。図13は、第3実施形態に係るアーム機構1Bを示す斜視図である。図14は、アーム機構1Bの断面図である。
図13及び図14に示すように、第3実施形態に係るアーム機構1Bは、付勢部材として、ガススプリング40Bが第1のアーム11Bの内部に配置されている点で第1実施形態と異なる。
第1のアーム11Bの基端側には、ガススプリング40Bを第1のアーム11Bに取り付けるための取り付け軸17が配置されている。
ガススプリング40Bは、圧縮ばねと同様の特性を有している。ガススプリング40Bは、シリンダー411と、ピストンロッド412と、アーム取り付け孔413と、ワイヤ取り付け孔414と、を有する。
シリンダー411は、第1のアーム11Bの先端側に位置し、内部にガスが充填されている。
ピストンロッド412は、シリンダー411に挿入され、第1のアーム11Bの延びる方向に沿って左右に移動可能である。
アーム取り付け孔413は、ピストンロッド412の基端側に配置される貫通穴である。アーム取り付け孔413は、内部を第1のアーム11Bの基端側の取り付け軸17が挿通し、これによりガススプリング40Bが第1のアーム11Bに取り付けられている。
ワイヤ取り付け孔414は、ガススプリング40Bの先端側に設けられる貫通孔である。ワイヤ取り付け孔414には、ワイヤ50Bが挿通される。
図14に示すように、ワイヤ50Bは、ガススプリング40Bの全長を覆うように、ワイヤ取り付け孔414を通って折れ曲がり、両端部が第2の金属板材14B側に位置する。ワイヤ50Bは、一方の端部がさらに第2の金属板材14B側へ延出して、第2の金属板材14Bの外周面141aに当接し、ボス144に掛けられる。第3実施形態では、ワイヤ50B自体も、ガススプリング40Bの移動に追従できるように伸縮性を有するもので構成される。
第3実施形態では、アーム部10を折り曲げて、回動軸20が時計方向に回転すると、ワイヤ50Bが回動軸20に沿って時計方向に回り、第2のアーム12B側へ引っ張られる。これにより、ガススプリング40Bが第2のアーム12B側に動くので、回動軸20に第1のアーム11B側へ反発し、接続部15の第2の金属板材14を反時計方向へ回そうとするトルクが発生する。このため、ワイヤ50Bが、第1のアーム11の先端方向(回動軸20と逆側の端部方向)へ引っ張られる。
第3実施形態によれば、第1のアーム11Bの内部に設けられるガススプリング40Bをさらに含み、ガススプリング40Bによりワイヤ50が第1のアーム11Bの先端側(回動軸20とは逆側の端部側)へ引っ張られるようにアーム機構1Bを構成した。
第3実施形態においても、第1及び第2実施形態と同様の効果を奏する。また、ガススプリング40Bを使用できるようにしたことで、例えばアーム機構1Bに取り付けられる機器の重量が大きく、アーム機構1Bにかかる荷重が大きい場合に好適に用いられる。また、ガススプリング40Bはバネ定数が少ないため、ワイヤ50Bを引っ張るトルクの変動が少ないので、第1のアーム11B又は第2のアーム12Bを回動させたときのトルクの変動が抑えられ、動きをスムーズにすることができる。
〔第4実施形態〕
次に、第4実施形態について説明する。図15は、第4実施形態に係るアーム機構1Cを示す部分断面図である。
第4実施形態に係るアーム機構1Cは、第1のアーム11Cの一部が縮径している点で第1実施形態と異なる。
図15に示すように、第1のアーム11Cは、大径部111及び小径部112を有する。
大径部111は、引っ張りばね40の最大伸長長さに対応する長さを有し、引っ張りばね40の外径よりわずかに大きな内径で、内部を引っ張りばね40がスライド移動可能な円筒状の部分である。
小径部112は、大径部111と同軸で、大径部111よりも径の小さな円筒状の部分であり、内部をワイヤ50が挿通することが可能な部分である。小径部112は、大径部111の基端側から連続して延出する。小径部112の第1のアーム11Cにおける基端部側には、大径部111と略同径に拡径した接続部取り付け部112aが設けられる。接続部取り付け部112aは、第1のアーム11C側に接続される第1の金属板材13に取り付けられる。
第4実施形態によれば、第1のアーム11Cを、大径部111及び小径部112を含んで構成した。大径部111を、内部を引っ張りばね40がスライド移動可能な引っ張りばね40の外径よりも大きな内径を有して形成し、小径部112を、大径部111から延出するとともに大径部111よりも小さな内径で構成し、内部にワイヤ50を挿通させた。これにより、第1のアーム11の一部をワイヤ50の径に合わせて形成できるため、よりスリムに形成することができる。
〔他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、アーム機構1の支持部9として支柱を例に挙げているが、これに限られない。支持部は架台や、何かの装置であってもよく、アーム機構1を安定して設置することができれば、特に限定されない。さらに、支持部として、例えば支柱や架台等の下にキャスターが設けられていたり、持ち運び可能に構成されたものも排除されない。
また、上記実施形態では、アーム機構1に取り付けられる機器として、ディスプレイ等を例示しているが、これに限られない。アーム機構1に取り付けられる機器は、位置を移動させて使用することができるものであればよく、ケーブルや何かの装置、工具であってもよく、例えばロボットのアームとして用いられてもよい。
なお、上記実施形態では、ワイヤ50は、第2の金属板材14の外周面141aに取り付けられているが、第1の金属板材13と第2の金属板材14の構成が上記に限定されず、回動軸20に軸支されて第1のアーム11及び第2のアーム12を接続することができれば、構成は逆となっていてもよく、他の構成を有していてもよい。
1 アーム機構
11 第1のアーム
12 第2のアーム
13 第1の金属板材
14 第2の金属板材
15 接続部
20 回動軸
30 フリクション部
31 フリクション板
40 引っ張りばね(付勢部材)
40B ガススプリング(付勢部材)
50 ワイヤ

Claims (4)

  1. パイプ材による第1のアームと、パイプ材による第2のアームと、前記第1のアーム及び前記第2のアームを接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、
    前記第1のアーム及び第2のアームの管軸方向に直交する方向に延長する回動軸により、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
    前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させるフリクション部と、
    前記第1のアームに収納されて、前記回動軸とは逆側の端部が、前記第1のアームに接続され、前記回動軸側の端部がワイヤを介して前記接続部の一部に接続され、前記回動軸による回動により前記第2のアームの管軸に対する前記第1のアームの管軸の傾きの増大により増大する収縮力を発生する付勢部材と、を備え、
    前記第1のアームの中心軸は前記第2のアームの中心軸に対して、垂直方向にずれて配置され、
    前記接続部は、前記第1のアームの前記回動軸側の端部における前記第2のアーム側の側面及び第2のアームの前記回動軸側の端部における前記第1のアーム側の側面にそれぞれ接続された第1の金属板材及び第2の金属板材を、前記回動軸で軸支することにより、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
    前記フリクション部は、前記第1の金属板材及び第2の金属板材によりフリクション板を挟持して、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させ、
    前記第1の金属板材は、前記回動軸の周方向に沿った外周面を有して形成され、
    前記ワイヤの一方の端部は、前記外周面に沿って前記第2の金属板材に取り付けられる
    アーム機構。
  2. パイプ材による第1のアームと、パイプ材による第2のアームと、前記第1のアーム及び前記第2のアームを接続する接続部とを備え、
    前記接続部は、
    前記第1のアーム及び第2のアームの管軸方向に直交する方向に延長する回動軸により、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
    前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させるフリクション部と、
    前記第1のアームに収納されて、前記回動軸側の端部が、前記第1のアームに接続され、前記回動軸とは逆側の端部がワイヤを介して前記接続部の一部に接続され、前記回動軸による回動により前記第2のアームの管軸に対する前記第1のアームの管軸の傾きの増大により、前記ワイヤを前記第1のアームの前記回動軸とは逆側の端部側へ引っ張る力を発生する付勢部材と、を備え、
    前記第1のアームの中心軸は前記第2のアームの中心軸に対して、垂直方向にずれて配置され、
    前記接続部は、前記第1のアームの前記回動軸側の端部における前記第2のアーム側の側面及び第2のアームの前記回動軸側の端部における前記第1のアーム側の側面にそれぞれ接続された第1の金属板材及び第2の金属板材を、前記回動軸で軸支することにより、前記第1のアームに対して前記第2のアームを回動自在に接続し、
    前記フリクション部は、前記第1の金属板材及び第2の金属板材によりフリクション板を挟持して、前記回動軸における回動に抗する摩擦力を発生させ、
    前記第1の金属板材は、前記回動軸の周方向に沿った外周面を有して形成され、
    前記ワイヤの一方の端部は、前記外周面に沿って前記第2の金属板材に取り付けられる
    アーム機構。
  3. 前記付勢部材は、引っ張りばねである
    請求項1に記載のアーム機構。
  4. 前記付勢部材は、前記第1のアームの内部に設けられるガススプリングである
    請求項2に記載のアーム機構。
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