JP6580860B2 - 整髪剤組成物 - Google Patents
整髪剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6580860B2 JP6580860B2 JP2015091559A JP2015091559A JP6580860B2 JP 6580860 B2 JP6580860 B2 JP 6580860B2 JP 2015091559 A JP2015091559 A JP 2015091559A JP 2015091559 A JP2015091559 A JP 2015091559A JP 6580860 B2 JP6580860 B2 JP 6580860B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- mass
- hair
- less
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(A) 下記一般式(1)で表されるオルガノポリシロキサングラフトポリマー
R1は同一でも異なってもよく炭素数1〜8のアルキル基を示し、
R2は同一でも異なってもよく、水酸基、又は炭素数1〜22の炭化水素基を示し、
R3はヘテロ原子を含んでいてもよいアルキレン基を示し、
R4は水素原子又はメチル基を示し、
R5は同一でも異なってもよく、水素原子、又は水酸基、アミノ基若しくはモノ若しくはジC1-4アルキルアミノ基が置換していてもよい炭素数1〜8の炭化水素基を示し、
pは50以上2000以下の数を示し、qは3以上50以下の数を示し、mは10以上100以下の数を示す。
ただし、m個の繰り返し単位中、2つのR5が共にメチル基である繰り返し単位の比率が50質量%以上100質量%以下である。〕
(B) アニオン性増粘ポリマー
成分(A)は、主鎖としてオルガノポリシロキサンセグメントを有し、側鎖として不飽和単量体由来重合体セグメントを有するオルガノポリシロキサングラフトポリマーであり、主鎖と側鎖とが特定質量比率となっている。なお、成分(A)において、上記不飽和単量体由来の重合体セグメント(以下、単に「重合体セグメント(b)」と称する)とは、一般式(1)中のm個のカッコで囲まれた繰り返し単位からなる部分をいい、オルガノポリシロキサンセグメント(a)とは、一般式(1)中の重合体セグメントを除く全体をいう。
したがって、R3で表される「ヘテロ原子を含んでいてもよいアルキレン基」には、
(ア)無置換のアルキレン基、
(イ)酸素原子、硫黄原子、−NH−、−COO−、−NHCO−、及び−NR31CO−から選ばれる1つ以上の原子又は官能基によって分断されたアルキレン基、
(ウ)水酸基、アミノ基、アルキル(炭素数1以上3以下)アミノ基、ジアルキル(炭素数1以上3以下)アミノ基、アミノ基と炭素数2以上4以下の脂肪酸が脱水縮合して得られるアミド基、カルボキシ基及びアルキル(炭素数1以上3以下)エステル基から選ばれる1つ以上の1価の基が置換しているアルキレン基、
(エ)−O−、−S−、−NH−、−NR32−及び−COO−から選ばれる2価のヘテロ原子、又はヘテロ原子を含む2価の基が置換したアルキレン基
のほか、上記(イ)、(ウ)、(エ)の2以上の組合せからなるアルキレン基が該当する。
式(xii)中、X31は−O−、−OCO−、−COO−、−CONH−、−NHCO−から選ばれる一種以上であり、成分(A)のグラフトポリマーの製造上の容易さの観点から−CONH−又は−NHCO−が好ましく、−NHCO−がより好ましい。
R33の具体例としては、下記式(xiii)〜(xv)が挙げられる。
本明細書において、MWtは、実施例に記載の測定条件によるGPCで測定し、ポリスチレン換算したものである。
成分(A)のオルガノシロキサングラフトポリマーを製造する方法としては、特許文献1に記載の方法が挙げられる。具体的には、下記一般式(1a)で表されるラジカル反応性オルガノポリシロキサンに、(メタ)アクリルアミド系単量体をラジカル重合させるグラフト−フロム法が挙げられる。
なお、本発明において、ラジカル反応性基含有アルキル基の炭素数には、ラジカル反応性官能基が炭素を有する場合であってもラジカル反応性官能基の炭素数は含まれず、またラジカル反応性基含有アルキル基が前述の1価の基が置換したものであった場合も、該1価の基の炭素数は含まれない。
アニオン性増粘ポリマーとしては、ポリアクリル酸(Noveon社:カーボポール941、981)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(Noveon社:カーボポールETD2020)、低級アルキルビニルエ―テル/無水マレイン酸共重合体の末端不飽和ジエン化合物による部分架橋ポリマーの加水分解物又はそのモノアルキルエステル(ASHLAND社:スタビリーゼ06、スタビリーゼQM)、カラギーナン(例えば、三菱レーヨン社:ソアギーナLX22、ML210)、キサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社:エコーガムT)、ウェランガム(例えば、三晶株式会社:K1C376、K1A96)、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(例えば、大日本住友製薬社:ラボールガムEX)、テアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウム、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー(例えば、セピック社:シマルゲル,セピノブ)などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物には、毛先部分や毛束の内側への塗布性を向上させ、まとまり性や、広がってきた毛先を手ぐしで再度まとめて元に戻す性能をより高めるため、更に成分(C)として、成分(A)以外のセットポリマーを含有させることができる。
ポリシリコーン-9としては、オルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも1つに、―(CH2)3−N+H2−で表される2価の基を介して、下記一般式(2)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N-アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなり、該オルガノポリシロキサンセグメントと該ポリ(N-アシルアルキレンイミン)セグメントとの質量比が40/60以上98/2以下であり、重量平均分子量が10,000以上500,000以下であるオルガノポリシロキサンが挙げられる。
で表されるオルガノポリシロキサンと、下記一般式(4)
で表される環状イミノエーテルを開環重合して得られる末端反応性ポリ(N-アシルアルキレンイミン)とを反応させることにより製造される。
溶離液 :1mMトリエチルアミン/THF
流量 :0.35mL/min
カラム温度:40℃
検出器 :UV
サンプル :50μL
本発明の整髪剤組成物には、更に成分(D)として炭素数12〜20の脂肪族アルコールを含有させることができる。成分(D)の脂肪族アルコールとしては、直鎖又は分岐鎖、飽和又は不飽和のいずれのものでもよい。中でも、炭素数14〜18の脂肪族アルコールが好ましく、また直鎖の飽和脂肪族アルコールが好ましい。具体例としては、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、オクチルドデシルアルコール等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物には、更に溶媒としてエタノール及び/又は水が含有されることが好ましい。本発明の整髪剤組成物中の溶媒の含有量は、組成物に含まれるポリマーや可塑剤の溶解性を良好にする観点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは50質量%以上であり、また、好ましくは99.5質量%以下、より好ましくは98質量%以下、更に好ましくは95質量%以下である。
本発明の整髪剤組成物には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を目的に応じて配合できる。このような成分としては、例えば、エタノール以外の有機溶剤(芳香族アルコール等)、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、キレート剤、保湿剤(パンテノール等)、pH調整剤、染料、顔料等の着色剤、植物エキス、パール化剤、香料、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物の形態は、液状、ゲル状、ペースト状、クリーム状等、適宜選択できるが、液状、クリーム状が好ましい。また、本発明の整髪剤組成物は、ジャー、ポンプディスペンサー、エアゾール缶、ポンプミスト等に入れて使用することができる。この中でもポンプディスペンサーに入れて使用することが好ましい。
(1) ラジカル反応性オルガノポリシロキサンの合成
還流冷却管、温度計、窒素導入管、撹拌装置を取り付けたセパラブルフラスコに反応性官能基を有するオルガノポリシロキサンとして、側鎖一級アミノプロピル変性オルガノポリシロキサン(重量平均分子量30,000、単位質量当たりのアミノ基のモル数;1/2,030mol/g、東レ・ダウコーニング社製)を100g、N-アセチル-DL-ホモシステインチオラクトンを8g仕込んだ。窒素雰囲気下で、100℃に昇温し、3時間撹拌し、スルファニル基を有するラジカル反応性オルガノポリシロキサンを合成した。電位差滴定測定によりアミノ基の残存量を測定したところ、原料とした側鎖一級アミノイソプロピル変性オルガノポリシロキサンのアミノ基の99%がN-アセチル-DL-ホモシステインチオラクトンと反応していた(アミノ基転化率99%)。したがってラジカル反応性オルガノポリシロキサンの単位質量当たりのスルファニル基のモル数は1/2,210mol/gである。GPC測定により求めたラジカル反応性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、30,000であった。
還流冷却器、温度計、窒素導入管、撹拌装置を取り付けたセパラブルフラスコにエタノール101.0gを仕込んだ。エタノールを窒素雰囲気下80℃の還流下で撹拌しながら、下記溶液(a)及び溶液(b)をそれぞれ別の滴下ロートに入れ、同時に1時間かけて滴下した。
溶液(a):N,N-ジメチルアクリルアミド(DMAAm)76.8g、N-tert-ブチルアクリルアミド(tBuAAm)19.2g、エタノール96.0gを混合した溶液。
溶液(b):前記(1)にて合成したラジカル反応性オルガノポリシロキサン 64.0g、2,2'-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)「V-65B」(和光純薬工業(株)製、アゾ系重合開始剤)0.03g、エタノール43.0gを混合した溶液。
得られた混合物について上記方法に従って、反応終了後のオルガノポリシロキサングラフトポリマーを含む混合物中における、オルガノポリシロキサングラフトポリマーに結合していない不飽和単量体由来の重合体の含有量を測定したところ、29質量%であった。オルガノポリシロキサンセグメント(a)と不飽和単量体由来の重合体セグメント(b)との質量比(a/b)を前記数式(I)により算出したところ、56/44であった。
また、オルガノポリシロキサングラフトポリマーの重量平均分子量は63,000であった。
なお、このポリマーは、一般式(1)中のpは380、qは15、mは27であった。
<GPC測定条件>
カラム:「K-804L」(東ソー(株)製)2つを直列につないで使用。
溶離液:1mMジメチルドデシルアミン/クロロホルム溶液
流量:1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:RI
サンプル濃度及びサンプル量:5mg/mL,500μL
10mLのスクリュー管に、オルガノポリシロキサングラフトポリマーの50質量%エタノール溶液を0.6g、N-エチルマレイミド(シグマアルドリッチ製)の10質量%エタノール溶液を0.15g、エタノールを0.55g入れ、室温で2時間撹拌した。撹拌終了後、エタノール1gを加え、その溶液をガスクロマトグラフィーにて分析し、N-メチルマレイミド量を定量した。N-メチルマレイミドの消費率からスルファニル基の残存量を算出し、この値とスルファニル基変性オルガノポリシロキサンの単位質量当たりのスルファニル基のモル数から、スルファニル基の残存率を算出した。
重合反応終了後、溶媒を除去した後のオルガノポリシロキサングラフトポリマーを含む混合液中における該不飽和単量体由来の重合体の含有量(質量%)を液体クロマトグラフィにより測定した。測定条件を以下に示す。
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:230nm)
カラム:ODSカラム「L-column ODS」(一般財団法人 化学物質評価研究機構製、サイズ:4.6×150mm、5μm)
カラム温度:30℃付近の一定温度
移動相A:2%リン酸水溶液、移動相B:2%リン酸エタノール溶液
流速:0.5mL/min
サンプル濃度とサンプル量:1〜2mg/mL、10.0μL
1Lニーダー中に、ヒドロキシエチルセルロース(ユニオンカーバイド社製,QP15000H,LOT.W8077P,以下「HEC」)100g及びステアリルグリシジルエーテル0.61g(0.45mol%対HEC)を仕込んだ。装置を密閉し、装置内の脱気(13.3kPa)と窒素置換を3回行い、反応系内の酸素を除去した。窒素置換後、粉体を攪拌しながら室温でイソプロピルアルコール50g(0.5質量倍対HEC)を添加した。5分後48質量%水酸化ナトリウム水溶液6.67g(20mol%)とイオン交換水36.5g(総水量0.4質量倍対HEC)の混合液を、粉体の攪拌を行いながら徐々に加えた。室温で30分攪拌後、80℃まで昇温し、80℃で3時間疎水化反応を行った。疎水化反応終了後、50℃まで冷却し、攪拌しながら、別途調製した2,3-エポキシプロパンスルホン酸ナトリウム水溶液(41.1質量%)31.2g(20mol%対HEC)をゆっくりと添加し、50℃で5時間スルホン化反応を行った。スルホン化反応終了後、酢酸4.8gをゆっくりと添加して中和を行った。30分攪拌後、ニーダー内で減圧乾燥(90℃/100mmHg)を6時間行い、黄白色粉体のステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウムを110g得た。
得られたステアロキシPGヒドロキシエチルセルローススルホン酸ナトリウムの3-ステアリルオキシ-2-ヒドロキシプロピル基の置換度は0.0033、3-スルホ-2-ヒドロキシプロピル基の置換度は0.139、電荷密度は0.54meq/gであった。
硫酸ジエチル6.17g(0.04モル)と2-エチル-2-オキサゾリン93.8g(0.947モル)を脱水した酢酸エチル203gに溶解し、窒素雰囲気下8時間加熱還流し、末端反応性ポリ(N-プロピオニルエチレンイミン)を合成した。MNoxをGPCにより測定したところ、2,500であった。ここに、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(重量平均分子量26,000、アミン当量(官能基当量)2,000)100gの33%酢酸エチル溶液を一括して加え、10時間加熱還流した。反応混合物から減圧下溶媒を除去し、オルガノポリシロキサンAを淡黄色固体として得た。質量比(a/b)は50/50、MWtは56,000であった。溶媒としてメタノールを使用した塩酸による中和滴定の結果、約20モル%のアミノ基が残存していることがわかった。
表1〜3に示す整髪剤組成物を調製し、下記方法及び基準に従って、性能評価を行った。
<評価用毛束>
化学的処理履歴の無い中国人直毛で長さ30cm、重さ20gの毛束を作製した。この毛束を、以下に処方を示すモデルシャンプーで洗浄した後、タオルで余分な水分を拭き取り、次いでこの毛束を室温で3時間自然乾燥した後の毛束を評価に用いた。
(質量%)
ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 15.50
ラウリン酸ジエタノールアミド 2.28
エデト酸二ナトリウム 0.10
安息香酸ナトリウム 0.50
オキシベンゾン 0.03
リン酸 0.075
ジブチルヒドロキシトルエン 0.01
塩化ナトリウム 0.80
赤色106号 0.00012
香料 0.26
精製水 バランス
乾燥した評価用毛束に対し各組成物0.6gを毛束の根元付近に適用し、両手で毛束を挟み、根元から毛先にかけて組成物を塗り伸ばした。その際に組成物が根元から毛先まで塗り伸ばしやすいか否かについて評価を行った。評価は7名のパネラーに上記操作によって各組成物を用いて処理した際に「組成物を毛先まで伸ばしやすい」/「どちらともいえない」/「組成物を毛先まで伸ばしにくい」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「組成物を毛先まで伸ばしやすい」/「どちらともいえない」/「組成物を毛先まで伸ばしにくい」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<塗布時の毛束の表面における根元から毛先への組成物の伸ばしやすさ>の評価と同様の評価を行い、その際に毛束表面から内側へ組成物が広がりやすいかについて評価を行った。評価は7名のパネラーに上記操作によって各組成物を用いて処理した際に「毛束の内側まで組成物が広がりやすい」/「どちらともいえない」/「毛束の内側まで組成物が広がりにくい」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「毛束の内側まで組成物が広がりやすい」/「どちらともいえない」/「毛束内側まで組成物が広がりにくい」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<塗布時の毛束の表面における根元から毛先への組成物の伸ばしやすさ>の評価と同様の評価を行った際における毛髪のべたつき感について、7名のパネラーに「べたつきがない」/「どちらともいえない」/「べたつきがある」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「べたつきがない」/「どちらともいえない」/「べたつきがある」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<塗布時の毛束の表面における根元から毛先への組成物の伸ばしやすさ>の評価と同様の評価を行った後の毛束の外観について、7名のパネラーに「束感がない」/「どちらともいえない」/「束感がある」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「束感がない」/「どちらともいえない」/「束感がある」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<塗布時の毛束の表面における根元から毛先への組成物の伸ばしやすさ>の評価と同様の評価を行った後、手や指を使って髪のばらつきや広がりをまとめた後の毛束のまとまり性について、7名のパネラーに「まとまりがある」/「どちらともいえない」/「まとまりがない」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「まとまりがある」/「どちらともいえない」/「まとまりがない」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<整髪後の毛束のまとまり性>の評価を行った後の毛束のごわつき感のなさについて、7名のパネラーに「ごわつきがない」/「どちらともいえない」/「ごわつきがある」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「ごわつきがない」/「どちらともいえない」/「ごわつきがある」と答えたパネラーの人数を順に示す。
<整髪後の毛束のまとまり性>の評価を行った後の毛束を、歯間隔5mmの市販のくし(パーマコーム L-300、滝川社製)を用いて速度約10cm/sで根元から毛先へ10回くし通しを行い、毛束の形をくずした。この毛束を再度手でクシ通し前の形に戻す操作を行ったときの再整髪性について、髪の乱れ・広がりが少なく、毛の細かい飛び出しがなく、手ぐしで元の毛束の形に戻るという観点から評価を行った。評価は7名のパネラーに上記操作を行った際に「手ぐしで再整髪しやすい」/「どちらともいえない」/「手ぐしで再整髪しにくい」のいずれであるのかを択一的に選択させた。「手ぐしで再整髪しやすい」/「どちらともいえない」/「手ぐしで再整髪しにくい」と答えたパネラーの人数を順に示す。
Claims (6)
- 成分(A)、(B)及び(C)を含有し、成分(A)の含有量が0.02質量%以上4質量%以下である整髪剤組成物。
(A) 下記一般式(1)で表されるオルガノポリシロキサングラフトポリマー
R1は同一でも異なってもよく炭素数1〜8のアルキル基を示し、
R2は同一でも異なってもよく、水酸基、又は炭素数1〜22の炭化水素基を示し、
R3はヘテロ原子を含んでいてもよいアルキレン基を示し、
R4は水素原子又はメチル基を示し、
R5は同一でも異なってもよく、水素原子、又は水酸基、アミノ基若しくはモノ若しくはジC1-4アルキルアミノ基が置換していてもよい炭素数1〜8の炭化水素基を示し、
pは50以上2000以下の数を示し、qは3以上50以下の数を示し、mは10以上100以下の数を示す。
ただし、m個の繰り返し単位中、2つのR5が共にメチル基である繰り返し単位の比率が50質量%以上100質量%以下である。〕
(B) アニオン性増粘ポリマー
(C) オルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも1つに、―(CH 2 ) 3 −N + H 2 −で表される2価の基を介して、下記一般式(2)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N-アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなり、該オルガノポリシロキサンセグメントと該ポリ(N-アシルアルキレンイミン)セグメントとの質量比が40/60以上98/2以下であり、重量平均分子量が10,000以上500,000以下であるオルガノポリシロキサン - 成分(A)と成分(B)との質量比(A)/(B)が0.01以上7.0以下である、請求項1に記載の整髪剤組成物。
- 成分(B)を0.1質量%以上5.0質量%以下含有する、請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
- 更に、以下の成分(D)を含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の整髪剤組成物。
(D) 炭素数12〜20の脂肪族アルコール - 更に、以下の成分(E)を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の整髪剤組成物。
(E) エステル油 - 成分(C)と成分(A)との質量比(C)/(A)が1/1以上30/1以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の整髪剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091559A JP6580860B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 整髪剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091559A JP6580860B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 整髪剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016204336A JP2016204336A (ja) | 2016-12-08 |
JP6580860B2 true JP6580860B2 (ja) | 2019-09-25 |
Family
ID=57488880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015091559A Active JP6580860B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 整髪剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6580860B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115023218A (zh) | 2020-01-31 | 2022-09-06 | 花王株式会社 | 皮肤外用剂 |
BR112023025089A2 (pt) | 2021-05-31 | 2024-02-20 | Kao Corp | Agente tópico dermatológico |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2013282126B2 (en) * | 2012-06-25 | 2016-01-21 | Kao Corporation | Organopolysiloxane graft polymer |
JP6378478B2 (ja) * | 2013-02-13 | 2018-08-22 | 花王株式会社 | オルガノポリシロキサングラフトポリマー |
JP6209010B2 (ja) * | 2013-07-26 | 2017-10-04 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015091559A patent/JP6580860B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016204336A (ja) | 2016-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5478005B2 (ja) | オルガノポリシロキサン | |
KR100707756B1 (ko) | 특정 아미노실리콘을 함유하는 케라틴 섬유 처리용 산화조성물 | |
JP5747519B2 (ja) | ブロックポリマー | |
JP2004503626A (ja) | ケラチン基質の処理のための分岐状/ブロック共重合体 | |
JP5262376B2 (ja) | シリコーン含有ブロックポリマーと、このシリコーン含有ブロックポリマーを含む化粧料組成物 | |
JP6378478B2 (ja) | オルガノポリシロキサングラフトポリマー | |
JP6580860B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP5770707B2 (ja) | ペンダントポリ(アルキレンオキシ)置換基を備えたポリマー及びパーソナルケア用途におけるそれらの使用 | |
WO2010116950A1 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2006298880A (ja) | 化粧料組成物 | |
JP6328477B2 (ja) | 整髪用化粧料 | |
FR2961104A1 (fr) | Composition en aerosol comprenant un polymere fixant et un alcool gras ou ester gras solide et utilisation | |
FR2924338A1 (fr) | Composition de coiffage comprenant au moins un copolymere (meth)acrylique et au moins un agent nacrant. | |
FR2968549A1 (fr) | Composition cosmetique conditionnee sous forme aerosol comprenant un polymere fixant ionique et un ester de polyethyleneglycol et d'acide gras | |
FR2924337A1 (fr) | Composition de coiffage repositionnable comprenant au moins un copolymere (meth)acrylique et au moins une silicone. | |
JP6580862B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6605983B2 (ja) | エアゾール型皮膚処理剤 | |
FR2920974A1 (fr) | Compositions cosmetiques contenant un copolymere cationique acrylique, un ester gras liquide et un polymere cationique et leurs utilisations | |
JP3878889B2 (ja) | 毛髪用の化粧料 | |
JP3919025B2 (ja) | 毛髪セット剤組成物 | |
JP2001039834A (ja) | 毛髪化粧料用基剤及びそれを用いた毛髪化粧料 | |
JPH1087442A (ja) | 毛髪化粧料組成物 | |
JP6903492B2 (ja) | 整髪料組成物 | |
JP2011105660A (ja) | 整髪剤組成物 | |
FR2819177A1 (fr) | Composition contenant au moins un agent conditionneur soluble particulier et au moins un polymere amphiphile |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190829 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6580860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |