JP6580479B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関する。
近年、自動車向けパワーステアリングの分野において、従来の油圧式と比較して数%の燃費向上が見込まれる電動パワーステアリングが急速に普及している。電動パワーステアリングの動力源として用いられる永久磁石同期モータでは、操舵感の滑らかさの観点から、無通電時のトルク脈動であるコギングトルクの要求仕様が、他の用途のモータに比べて非常に厳しい。このコギングトルクを低減するための方法として、固定子のティース表面に溝または突部を設ける構造が特許文献1や特許文献2等に記載されている。
特許文献1ではティース先端に設けた溝の幅を調節することによりコギングトルクの位相を反転させられることを見出し、溝の幅が異なり、かつコギングトルクが互いに逆位相である2種類の固定子鉄心を回転軸方向に組み合わせてコギングトルクを相殺している。この構造では、形状誤差等により補助溝の幅が理想値と異なっていても、固定子鉄心の形状を変えずに積層比率を調整することでコギングトルクを低減できる。
また、特許文献2では、特許文献1と同様にコギングトルクが逆位相である固定子鉄心を軸方向に組み合わせているが、コギングトルクの位相を反転させるための構造として、溝ではなく突部をティース先端に設けている。
特開2006−230116号公報 WO2009/119734号公報
特許文献1の構造では、コギングトルクを反転させるために広い幅の溝を設ける必要があり、このためコイルに入射する磁束の量が減少し通電時のトルクが低下するという問題がある。
また、特許文献1の溝や特許文献2の突部の微小な形状誤差がコギングトルクに及ぼす影響が大きい場合には、製品ごとのコギングトルクにばらつきが出てしまう可能性がある。本発明では、上記の課題を解決するために、溝の幅ではなく深さを調節することによりコギングトルクの位相を反転させ、互いにコギングトルクが逆位相となる固定子鉄心を回転軸方向に組み合わせることで、トルクの低下を抑えつつコギングトルクの低減を図る。また、形状誤差の影響を受けにくい深さの溝を設けることで、製品ごとのコギングトルクのばらつきが少ない回転電機を提供する。
前記課題を解決するための本発明は、巻線が巻回される固定子鉄心と、磁界を生じる回転子と、を備え、固定子鉄心は、磁束が入射する面において、回転子の回転軸からの距離が第1距離となる第1面と、当該第1距離とは異なる距離である第2距離となる第2面と、を有し、第1面と第2面の距離の差を設けることにより生じるコギングトルクの振幅が、極値を含む第1範囲となるように第2面が形成され、前記コギングトルクの位相とは逆位相であって、コギングトルクの振幅の極値を含む第2範囲となるように形成される深さの溝を設けることを特徴とする回転電機である。
本発明の回転電機は、溝の幅ではなく溝の深さの調節によりコギングトルクの位相を反転させるため、溝の幅を広げることなくコギングトルクを調節でき、トルクの低下を抑えつつコギングトルクを低減することが可能である。また、溝の深さを、コギングトルクの振幅が極値を取る値とすることで、形状誤差によるコギングトルクのばらつきを低減させることができる。
なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係る回転電機の断面図。 本発明の実施例1に係る固定子鉄心の一部を模式的に示す斜視図。 本発明の実施例1に係る固定子鉄心の一部の断面図。 本発明の実施例1に係る固定子鉄心の一部の断面図。 本発明の実施例1に係る溝の深さとコギングトルクの振幅との関係を示す図。 本発明の実施例1に係るコギングトルク波形を示す図。 本発明の実施例2に係る固定子鉄心の一部を模式的に示す斜視図。 本発明の実施例2に係る固定子鉄心の一部の断面図。 本発明の実施例2に係る固定子鉄心の一部の断面図。 本発明の実施例2に係る溝の深さとコギングトルクの振幅との関係を示す図。 本発明の実施例2に係るコギングトルク波形を示す図。 本発明の実施例3に係る段スキューが設けられた回転子の斜視図。 本発明の実施例3に係るコギングトルク波形を示す図。
以下、図面等を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
[実施例1]
実施例1は、巻線が巻回される固定子鉄心と、磁界を生じる回転子とを備え、固定子鉄心は、磁束が入射する面において、回転子の回転軸からの距離が第1距離となる第1面と、当該第1距離とは異なる距離である第2距離となる第2面とを有し、第1面と第2面の距離の差を設けることにより生じるコギングトルクの振幅が、極値を含む第1範囲となるように第2面が形成され、また、第1面と第2面の距離の差を設けることにより生じるコギングトルクの位相とは逆位相であって、コギングトルクの振幅の極値を含む第2範囲となるように形成される深さの溝を設けることを特徴とする回転電機である。
図1は、本発明の実施例1に係る回転電機の断面図である。図に示すように、回転電機1は、薄板状の固定子鉄心10を複数枚積層して形成される固定子20と、薄板状の回転子鉄心30を複数枚積層し、永久磁石40を配置して形成される回転子50とを備えている。固定子20の内周側には、複数のティース60及び巻線を巻回するためのスロット70が周方向に等間隔に設けられている。なお、図1では巻線の図示を省略している。
図2は、本発明の実施例1に係る固定子鉄心10の一部を模式的に示す斜視図、図3A,図3Bは、固定子鉄心Aと固定子鉄心Bの断面図である。
固定子鉄心10は、ティース60の先端側に、回転子50との間に所定の間隙を有して対向する対向面である第1面80と第2面90を有している。第1面80は、磁束が入射する面であり、回転子50の回転軸51からの距離が第1距離L1となるように設けられている。第2面90は、回転子50の回転軸51からの距離が第1距離とは異なる距離である第2距離L2となるように設けられている。本実施例では、第1距離L1よりも第2距離L2の方が長くなるように設定されており(L1<L2)、第1面80よりも第2面90の方がティース60内に入り込んだ位置に配置される。すなわち、第2面90は、第1面80に溝を設けることで形成される。第2面90は、第1面80に設けられた浅溝の底面によって構成される。浅溝は、溝100よりも溝深さが浅い。
固定子鉄心10は、第1面80の一部に、第1面80よりも回転子50の回転軸51からの距離が遠い第2面90を設けることによって形成された溝91を有する固定子鉄心Aと、第2面90よりもさらに回転軸51からの距離が遠い底面101を設けることによって形成された溝100を有する固定子鉄心Bとを、回転軸方向に積層することで形成される。なお、実施例1では、第2面90及び溝100は、第1面80の周方向中央に設けられている。溝100の底面101は、第2面90よりも回転子50の回転軸51からの距離が遠い位置に配置される。すなわち、溝100の底面101と第2面90は、第1面80からの深さが回転軸の軸方向に異なっており、溝100の底面101の方が第2面90よりも深くなっている。
固定子鉄心Aと固定子鉄心Bに形成されている溝91、100の深さをそれぞれDa、Dbとする。また、実施例1では2つの固定子鉄心の溝91、100の溝幅が同じであるが、異なっていても良い。実施例1では、回転子50の磁極数M(Mは自然数)と固定子20のスロット数N(Nは自然数)との比が2:3となる場合を想定しているが、本発明による構造はこの比が異なる回転電機にも適用できる。
磁極数Mとスロット数Nの最小公倍数をLとすると、コギングトルクは回転子50の1回転あたりL回脈動する成分(L次成分)が支配的であることが多い。実施例1ではM=8、N=12、L=24であり、コギングトルクの支配的な成分は24次である。
図4は、溝の深さとコギングトルクL次成分の振幅との関係を示した図である。図4では、縦軸はコギングトルクL次成分の振幅、横軸は溝の深さである。また、振幅の符号が異なる場合は、位相が互いに反転していることを示している。
L次成分が0となる溝の深さD0の付近では、溝の深さのコギングトルクに対する感度が高い(溝深さの変化に対するコギングトルクの変化が大きい)ため、この深さの溝を設けると、微小な寸法誤差の影響により製品のコギングトルクにばらつきが出てしまうと考えられる。そこで、コギングトルクに対する感度が低くなるように、溝の深さを調節することを考える。
コギングトルクの振幅は、第1面80と第2面90との間における回転子50の回転軸51からの距離の差(L2−L1)を設けることにより調節できる。固定子鉄心Aに設けられる第2面90は、コギングトルクの振幅の極値D1を含む第1範囲Ds1となる位置に形成される。そして、固定子鉄心Bに設けられる溝100は、固定子鉄心Aのコギングトルクの位相とは逆位相であって、コギングトルクの振幅の極値D2を含む第2範囲Ds2となるように、その深さが設定されている。図4に示すD1付近の第1範囲Ds1とD2付近の第2範囲Ds2は、それぞれコギングトルクL次成分の振幅が極小および極大となっているため、溝の深さに対するコギングトルクの感度が低く、かつ互いに逆位相である。よって、これら2つの溝の深さで作製したコアを軸方向に組み合わせて積層することで、コギングトルクが小さく、ばらつきが小さいモータを作製できる。
固定子鉄心Aと固定子鉄心Bのコギングトルクの位相が互いに逆であるとき、それぞれの単位積み厚当たりのコギングトルクL次成分の振幅の絶対値をTa、Tbとすると、固定子鉄心Aと固定子鉄心Bの積層枚数Na、Nbが以下の式を満たす時、コギングトルクが相殺される。
NaTa=NbTb (1)
図5は、Da=D1、Db=D2とし、式(1)を満たす比率で固定子鉄心Aと固定子鉄心Bを積層した実施例1の場合と、従来の溝が無い固定子鉄心の場合のコギングトルク波形を示す図である。縦軸はコギングトルク、横軸は電気角であり、コギングトルクL次成分(実施例1では24次)の1周期分である60度分を示してある。コギングトルクは、図5に示すように、対向面に溝が設けられていない従来構造では、L次成分が支配的であり、振幅が大きいが、実施例1では、L次成分が相殺され、コギングトルクが低減されている。
[実施例2]
前記実施例1では、第2面90の回転軸51からの距離L2を第1面80の距離L1よりも遠くすることで溝を設けた場合を想定したが、実施例2では第2面90の回転軸51からの距離L2を第1面80の回転軸51からの距離L1よりも近くすることで、突部を設けた場合について説明する。
図6は実施例2の固定子鉄心10の一部を模式的に示す斜視図、図7A、図7Bは、固定子鉄心Cと固定子鉄心Dの断面図である。本実施例では、第1距離L1の方が第2距離L2よりも長くなるように設定されており(L1>L2)、第2面90が第1面80から突出した位置に形成される。第2面90は、第1面80に突部92を設けることで形成される。突部92は、第1面80からの突出量が溝100の溝深さDdよりも小さい。
固定子鉄心10は、第1面80の一部に、第1面80よりも回転軸51からの距離が近い第2面90を設けることによって形成された突部92を有する固定子鉄心Cと、第1面80よりも回転軸51からの距離が遠い底面101を設けることによって形成された溝100を有する固定子鉄心Dとを、回転軸方向に積層することで形成されている。鉄心Dに形成されている溝の深さをDdとする。
図8は溝の深さとコギングトルクL次成分の振幅との関係を示した図である。なお図8では、縦軸はコギングトルクL次成分の振幅、横軸は溝の深さである。また、振幅の符号が異なる場合は、位相が互いに反転していることを示している。
実施例1と同様に、L次成分が0となる溝の深さD0の付近では、溝の深さのコギングトルクに対する感度が高い(溝深さの変化に対するコギングトルクの変化が大きい)ため、この深さの溝を設けると、製品のコギングトルクにばらつきが出てしまうと考えられる。そこで、コギングトルクに対する感度が低くなるように、溝の深さを調節することを考える。
図8に示すD1付近の第1範囲Ds1とD2付近の第2範囲Ds2は、それぞれコギングトルクL次成分の振幅が極小および極大となっているため、溝の深さに対するコギングトルクの感度が低く、かつ互いに逆位相である。よって、これら2つの溝の深さで作製したコアを軸方向に組み合わせて積層することで、コギングトルクが小さく、ばらつきが小さいモータを作製できる。
固定子鉄心Cと固定子鉄心Dのコギングトルクの位相が互いに逆であるとき、それぞれの単位積み厚当たりのコギングトルクL次成分の振幅の絶対値をTc、Tdとすると、固定子鉄心Cと固定子鉄心Dの積層枚数Nc、Ndとの間に以下の関係が成り立つ時、コギングトルクが相殺される。
NcTc=NdTd (2)
図9に、Dc=D1、Dd=D2とし、式(2)を満たす比率で固定子鉄心Cと固定子鉄心Dを積層した実施例2の場合と、溝が無い場合(鉄心Cのみで積層した場合)のコギングトルク波形を示す。縦軸はコギングトルク、横軸は電気角である。コギングトルクは、溝なしの場合はコギングトルクL次成分が支配的であり、振幅が大きいが、実施例2の場合はL次成分が相殺され、コギングトルクが低減されている。
[実施例3]
前記実施例1では、コギングトルクのL次成分を低減する構造について述べたが、固定子鉄心10に溝100を設けることで2L成分が増加しており、コギングトルクを十分に低減できていない。そこで実施例3では、固定子鉄心10に設けた溝100でL次成分を低減しつつ、回転子50に段スキューを設けることで2L次成分を低減する構造について説明する。
回転子50の磁石数をM(Mは自然数)、固定子鉄心10に設けられたティース60の数をN(Nは自然数)、MとNの最小公倍数をLとするとき、回転子50には、コギングトルクのL次成分を最小にするスキュー角度よりも小さい角度の段スキューが設けられている。
図10は段スキューが設けられた場合の回転子50の斜視図である。図中のθsはスキュー角度である。θsが以下の(3)式を満たすとき、コギングトルクのP次成分(Pは自然数)を打ち消すことができる。
θs=360°÷P÷2 (3)
θsが大きいほど通電時のトルクが低下してしまうが、2L次成分を段スキューによって打ち消す場合は、L次成分を打ち消す場合よりもθsが小さくて済むため、L次成分を段スキューで打ち消す場合よりもトルクの低下が少ない。
図11に実施例1と同様の溝を設けた固定子20と段スキューを設けた回転子50を組み合わせた実施例3の場合と、段スキューを設けていない実施例1のコギングトルク波形を示す。実施例1ではコギングトルクのL次成分は取り除かれているが、2L次成分が残っている。一方、実施例3の場合は、L次、2L次の両方を取り除くことができるため、実施例1よりもコギングトルクを低減できている。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 回転電機
10 固定子鉄心
20 固定子
30 回転子鉄心
40 永久磁石
50 回転子
51 回転軸
60 ティース
70 スロット
80 第1面
90 第2面
91 溝
92 突部
100 溝
101 底面

Claims (6)

  1. 巻線が巻回される固定子鉄心と、磁界を生じる回転子と、を備え、
    前記固定子鉄心は、磁束が入射する面において、前記回転子の回転軸からの距離が第1距離となる第1面と、当該第1距離とは異なる距離である第2距離となる第2面と、を有し、
    前記第1面と前記第2面の距離の差を設けることにより生じるコギングトルクの振幅が、極値を含む第1範囲となるように前記第2面が形成され、
    前記コギングトルクの位相とは逆位相であって、前記コギングトルクの振幅の極値を含む第2範囲となるように形成される深さの溝を設けることを特徴とする回転電機。
  2. 前記第2面及び前記溝は、前記固定子鉄心に設けられた各ティースの磁束が入射する面において、周方向中央に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第2面は、前記第1面に溝を設けることで形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記第2面は、前記第1面に突部を設けることで形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  5. 前記回転子の磁石数をM(Mは自然数)、前記固定子鉄心に設けられたティースの数をN(Nは自然数)、MとNの最小公倍数をLとするとき、
    前記回転子に、前記コギングトルクのL次成分を最小にするスキュー角度よりも小さい角度の段スキューが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記溝の底面は、前記第2面よりも前記回転子の回転軸からの距離が遠い位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の回転電機。
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