JP6579810B2 - 観察光学系及びそれを有する画像表示装置 - Google Patents

観察光学系及びそれを有する画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示素子の画像表示面に表示された画像情報を拡大して観察するヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置に好適な観察光学系に関する。
従来、CRTやLCD等の画像表示素子を用いて表示された画像情報を、観察光学系を介し、拡大表示して観察者に映像の臨場感を提供する画像表示装置(ヘッドマウントディスプレイ等)が知られている。近年、臨場感を提供する画像表示装置に対しては、さらなる高臨場感を得ることが望まれており、そのため、画像表示装置に用いられる観察光学系が広視野角に対応し、且つ高い光学性能を有することが求められている。
また、画像表示装置を装着するユーザーの顔形状や眼鏡装着の有無等により、各々のアイレリーフが異なることから、アイレリーフの変化時においても収差変動が少ないことが要望されている。広視野でありながらも高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時においても収差変動を軽減するには、観察光学系を構成する各レンズを適切に設定する必要がある。
従来、アイポイント側である観察側から順に、正の屈折力の第1レンズ、正の屈折力の第2レンズ、正の屈折力の第3レンズ、負の屈折力の第4レンズで構成され、第3レンズと第4レンズを接合した観察光学系が知られている(特許文献1)。特許文献1では接合レンズを用いて色収差の補正を行った広視野角の観察光学系を開示している。この他、観察側から順に、正の屈折力の第1レンズ、正の屈折力の第2レンズで構成した観察光学系が知られている(特許文献2)。特許文献2では2つのレンズより構成し、全系の軽量化を図ったヘッドマウントディスプレイ用の広視野角の観察光学系を開示している。
特開2005−134867号公報 特開2014−228716号公報
ヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置に搭載される観察光学系において、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の収差変動を軽減するには、観察光学系を構成する各レンズを適切に設定することが重要になってくる。特許文献1では全体として4つのレンズより構成し、接合レンズの材料間の色分散の大小関係を適切に設定して色収差を良好に補正している。
しかしながら、観察側から見た時に全系が強いテレフォトタイプになっており、観察側からの周辺の光線を強く光軸方向に曲げた後、画面周辺に向かって強く跳ね上げるレンズ構成となっている。このため、広視野部における像面湾曲、非点収差が大きくなり、瞳を回転させた時の臨場感を損なう傾向があった。また、周辺光線の入射高さが高い位置におけるレンズの屈折力が大きく、アイレリーフの変化時において像面湾曲、非点収差の変動が大きくなる傾向があった。
特許文献2では全体として2つのレンズより構成し、全系の軽量化を図っている。特許文献2の観察光学系は正の屈折力の2つのレンズのみから構成されているため、倍率色収差と像面湾曲の補正が必ずしも十分でなく、また、眼を回転させた時の臨場感を損なう傾向があった。特許文献1、2においては、いずれも広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の収差変動を軽減しようとする課題及び課題を解決するための構成については何ら記載されていない。
本発明は、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の収差変動を軽減することが容易な観察光学系及びそれを有する画像表示装置の提供を目的とする。
本発明の観察光学系は、画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、観察側から画像表示面側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レンズから構成され、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、アイレリーフ10mm、半視野角50度における画像表示面側での実像高及び理想像高を各々y及びy0とするとき、
0.40<f1/√(−f2×f3)<0.80
−0.40<(y−y0)/y0<−0.20
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の収差変動を軽減することが容易な観察光学系が得られる。
本発明の実施例1のレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例1のアイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例1のアイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図 本発明の実施例2のレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例2のアイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例2のアイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図 本発明の実施例3のレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例3のアイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例3のアイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図 本発明の実施例4のレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例4のアイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例4のアイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図 本発明の実施例5のレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例5のアイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例5のアイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図 内視野角が削れる様子の説明図 内視野角が確保される様子の説明図 (A)、(B)本発明の正視状態と瞳回転状態における性能評価方法説明図
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明の観察光学系は、例えばヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置において、液晶又は有機EL等からなる表示パネル(画像表示素子)の画像表示面に表示された画像を観察するのに用いられる。尚、各実施例の観察光学系は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置の電子ビューファインダーに用いても良い。観察光学系は観察側から画像表示面側へ順に、正の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、正の屈折力の第3レンズより構成される。
本発明の画像表示装置は、観察光学系と、画像情報を表示する画像表示素子を有し、画像情報を観察光学系によって拡大し、観察光学系を介して観察する。
図1は本発明の実施例1の観察光学系のレンズ構成を示すレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)は本発明の実施例1の観察光学系において各々アイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図である。図3(A)、(B)、(C)は本発明の実施例1の観察光学系において各々アイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図である。
図4は本発明の実施例2の観察光学系のレンズ構成を示すレンズ断面図である。図5(A)、(B)、(C)は本発明の実施例2の観察光学系において各々アイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図である。図6(A)、(B)、(C)は本発明の実施例2の観察光学系において各々アイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図である。
図7は本発明の実施例3の観察光学系のレンズ構成を示すレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)は本発明の実施例3の観察光学系において各々アイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図である。図9(A)、(B)、(C)は本発明の実施例3の観察光学系において各々アイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図である。
図10は本発明の実施例4の観察光学系のレンズ構成を示すレンズ断面図である。図11(A)、(B)、(C)は本発明の実施例4の観察光学系において各々アイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図である。図12(A)、(B)、(C)は本発明の実施例4の観察光学系において各々アイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図である。
図13は本発明の実施例5の観察光学系のレンズ構成を示すレンズ断面図である。図14(A)、(B)、(C)は本発明の実施例5の観察光学系において各々アイレリーフ10mm正視、アイレリーフ20mm正視、アイレリーフ26mm正視における縦収差図である。図15(A)、(B)、(C)は本発明の実施例5の観察光学系において各々アイレリーフ10mm瞳回転中心、アイレリーフ20mm瞳回転中心、アイレリーフ26mm瞳回転中心における縦収差図である。
図16は内視野角が削れる様子の説明図である。図17は内視野角が確保される様子の説明図である。図18(A)、(B)は瞳正視状態と瞳回転状態における光学性能評価の説明図である。
レンズ断面図において右方は表示パネル側(画像表示面側)、左方は観察側(射出瞳側)(アイポイント側)である。レンズ断面図においてL0は観察光学系である。IPは観察のためのアイポイント(射出瞳)である。IDは液晶又は有機EL等よりなる表示パネル(画像表示面)である。L1は正の屈折力の第1レンズ、L2は負の屈折力の第2レンズ、L3は正の屈折力の第3レンズである。
収差図のうち球面収差図において、dはd線(波長587.6nm)、gはg線(波長435.8nm)、FはF線(波長486.1nm)を示す。非点収差図においてSはd線のサジタル像面、Mはd線のメリディオナル像面を示す。倍率色収差はg線について示している。
次に各実施例の観察光学系について説明する。各実施例のレンズ断面図において、SPは開口絞りである。画像表示面IDにはLCD等の表示素子が配置される。ここでアイレリーフとは、光軸上における、アイポイントIPからアイポイント側に最も近いレンズ面Raまでの間隔を表す。なお、収差の評価については、画像表示面IDから光線を飛ばしたアイポイントIP側での収差と、アイポイントIP側から光線を飛ばした画像表示面ID上での収差は一対一で対応するため、便宜上、画像表示面ID上での収差を評価している。
収差評価方法は、図18(A)のように瞳の正視状態と図18(B)の瞳回転状態の2通りである。図18(A)の正視状態は、注視方向が光軸上にある場合の中心と周辺の光学性能を評価する状態を表し、アイポイントIPに開口絞りSPを配置することで、同等の状態を再現できる。図18(B)の瞳回転状態は、瞳HPが回転した場合の注視方向の中心の光学性能を評価する状態を表している。瞳HPの回転中心(本実施例は、例として、アイポイントIPの位置からさらに10mm、最もアイポイント側のレンズと光軸間隔を空けた位置)に開口絞りSPを配置することで再現できる。
また、本実施例の開口絞りSPの開口径は、人間の瞳径の一例として3.5mmに設定しているが、設計時の開口絞りSPの開口径は、瞳HPの回転や位置ずれを考慮して10mm以上に設定している。
各実施例の観察光学系L0は観察側から順に、正の屈折力の第1レンズL1と、負の屈折力の第2レンズL2と、正の屈折力の第3レンズL3から構成されている。第1レンズL1の焦点距離をf1、第2レンズL2の焦点距離をf2、第3レンズL3の焦点距離をf3とする。このとき、
0.40<f1/√(−f2×f3)<0.80 ・・・(1)
なる条件式を満足する。
各実施例の観察光学系L0は観察側(アイポイントIP側)から正レンズ、負レンズ、正レンズのトリプレットタイプより構成している。これによって、周辺光線の曲がりが緩やかになり、特に像面湾曲と非点収差が良好に補正され、瞳を回転させた際にも臨場感を損なうことなく観察することができるようにしている。そして条件式(1)を満足することを特徴としている。
条件式(1)は高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の光学性能の変動を軽減するためのものである。条件式(1)は、第2レンズL2の焦点距離と第3レンズL3の焦点距離の積の平方根に対する、第1レンズL1の焦点距離の比に関する。第2レンズL2と第3レンズL3の焦点距離に対して、第1レンズL1の焦点距離を適切な範囲で短くすることによって、アイポイントIPに最も近い側に位置する第1レンズL1のパワー(屈折力)分担を大きくしている。
アイポイントIPに近いレンズほど、光軸からの周辺光線の高さは低くなり、屈折による像面湾曲、非点収差の発生は小さくなる。観察光学系L0は、アイレリーフが変化しても、常に第1レンズL1がアイポイントIPに最も近いという特徴を有しているため、第1レンズL1のパワー分担を大きくすることで、アイレリーフが変化したときの像面湾曲、非点収差の増大を軽減している。さらに、第1レンズL1の正の屈折力を第3レンズL3の正の屈折力に比べて強くすることによって、視野角を増大させている。
次にその理由を図16と図17を用いて説明する。図16、図17では便宜上、正の屈折力を有する第1レンズL1と正の屈折力を有する第3レンズL3のみを記し、また、光線は主光線のみ記載している。
本件は、例えば、左右の眼に対応した別個の光学系とパネルIDを用意し、視差をつけた異なる画像を観察する構成を想定している。その場合、右眼ER用の表示画像が左眼ELに(且つ左眼EL用の表示画像が右眼ERに)入らないよう、例えば中央に遮蔽物BOを設ける構成が考えられる(また、レンズに塗りを入れる方法等も考えられる)。
その結果、内側の視野角は遮蔽物BOで制限されることになる。同等の光量をパネルIDから得る条件、即ちパネルIDから第3レンズL3への出射角を同等で考える。図16のように、正の屈折力を有する第3レンズL3の屈折力(第3レンズL3の焦点距離の逆数)が正の屈折力を有する第1レンズL1の屈折力(第1レンズ群L1の焦点距離の逆数)に比べて強いほど、瞳への内側入射角θ1(以下、内側視野角)は小さい。
対して、図17のように正の屈折力を有する第1レンズL1の屈折力が正の屈折力を有する第3レンズL3の屈折力に比べて強いほど、瞳への内側入射角θ2(以下、内側視野角)は大きい。
以上により、第1レンズL1の正の屈折力を第3レンズL3の屈折力に比べて強めることによって、内側視野角を増大させている。
条件式(1)の下限を超えると、第1レンズL1の正の屈折力が適切な範囲を逸脱して強くなりすぎて、アイレリーフに関わらず、像面湾曲、非点収差が多く発生してくる。また、逆に上限を超えると、第2レンズL2と第3レンズL3の屈折力が強すぎて、周辺光線の入射高さが高い位置で周辺光束を強く屈折させるため、特にアイレリーフが近い状態での像面湾曲、非点収差が多く発生してくる。また、第1レンズL1の屈折力が弱すぎて、内側視野角のマージナル光線のケラレが大きくなり、視野角が実質的に減少する。
さらに望ましくは、条件式(1)の数値範囲を以下の条件式(1a)を満足させるのかが良い。
0.45<f1/√(−f2×f3)<0.77 ・・・(1a)
さらに望ましくは、条件式(1a)の数値範囲を以下の条件式(1b)を満足させるのが良い。
0.49<f1/√(−f2×f3)<0.74 ・・・(1b)
以上の構成によれば、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つアイレリーフの変化時の収差変動を軽減することができる。
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。第1レンズL1の材料の屈折率をN1、第2レンズの材料の屈折率をN2、第3レンズの材料の屈折率をN3、観察光学系の焦点距離をfとする。第1レンズL1と第2レンズL2の光軸上の間隔(空気間隔)をd12とする。
第1レンズL1の観察側のレンズ面から第3レンズL3の画像表示面側のレンズ面までの光軸上の長さ(レンズ構成長)をdtotalとする。第2レンズL2と第3レンズL3の光軸上の間隔(空気間隔)をd23とする。第1レンズL1の観察側のレンズ面の曲率半径をR11、第1レンズL1の画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR12とする。
第2レンズL2の観察側のレンズ面の曲率半径をR21、第2レンズL2の画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR22とする。第3レンズL3の観察側のレンズ面の曲率半径をR31、第3レンズL3の画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR32とする。アイレリーフ10mm、半視野角50度における画像表示面側での実像高をy、アイレリーフ10mm、半視野角50度における画像表示面側での理想像高をy0とする。
このとき次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
0.30<f×{1/(f1×N1)+1/(f2×N2)+1/(f3×N3)}<0.80
・・・(2)
0.00<d12/dtotal<0.20 ・・・(3)
0.00<d23/dtotal<0.20 ・・・(4)
−1.00<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.10 ・・・(5)
0.30<(R22+R21)/(R22−R21)<3.50 ・・・(6)
−3.00<(R32+R31)/(R32−R31)<−0.05 ・・・(7)
−0.40<(y−y0)/y0<−0.20 ・・・(8)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(2)は、観察光学系L0のペッツバール和を規定している。条件式(2)の下限を超えると負の屈折力の第2レンズL2の材料の屈折率が低すぎて、レンズ面の曲率を強めればならず、特にアイレリーフが近い状態での非点収差が増大する。逆に上限を超えると、像面湾曲が大きすぎて、瞳を回転させた時の視度変化が大きくなり、高い光学性能を得るのが困難になる。
条件式(3)は、観察光学系L0の光学系全系の厚み(レンズ構成長)に対する第1レンズL1と第2レンズL2の光軸上の間隔の比に関する。条件式(3)の下限を超えることは物理的にない。条件式(3)の上限を超えると、第2レンズL2が、周辺光線の入射高さが高い位置に配されることになり、周辺光線を強く跳ね上げすぎて、特にアイレリーフが近い状態での非点収差、像面湾曲が増大してくる。
条件式(4)は、観察光学系L0の光学系全系の厚みに対する第2レンズL2と第3レンズL3の光軸上の間隔の比に関する。条件式(4)の下限を超えることは物理的にない。条件式(4)の上限を超えると、第3レンズL3が、周辺光線の入射高さが高い位置に配されることになり、周辺光線を光軸方向に強く屈折させすぎて、特にアイレリーフが近い状態において非点収差、像面湾曲が増大してくる。
条件式(5)は、観察光学系L0に含まれる第1レンズL1の形状因子を規定する。条件式(5)の下限を超えて、第1レンズL1の画像表示面側のレンズ面の曲率半径の曲率が強すぎると、アイレリーフに関わらず非点収差が増大する。逆に上限を超えて、第1レンズL1の観察側のレンズ面の曲率半径が強すぎると、アイレリーフに関わらず非点収差が増大する。
条件式(6)は、観察光学系L0に含まれる第2レンズL2の形状因子を規定する。条件式(6)の下限を超えて、第2レンズL2の画像表示面側のレンズ面の曲率半径の曲率が強すぎると、特にアイレリーフが近い状態での非点収差が増大する。逆に上限を超えて、第2レンズL2の観察側のレンズ面の曲率半径が強すぎると、特にアイレリーフが近い状態での非点収差が増大する。
条件式(7)は、観察光学系L0に含まれる第3レンズL3の形状因子を規定する。条件式(7)の下限を超えて、第3レンズL3の画像表示面側のレンズ面の曲率半径の曲率が強すぎると、特にアイレリーフが近い状態での非点収差が増大する。逆に上限を超えて、第3レンズL3の観察側のレンズ面の曲率半径が強すぎると、特にアイレリーフが近い状態での非点収差が増大する。
条件式(8)は、観察光学系L0の歪曲率を規定する。条件式(8)の下限を超えると、正の屈折力が強すぎるため、周辺光線を強く光軸方向に曲げることになり、アイレリーフに関わらず像面湾曲と非点収差が増大する。逆に上限を超えると、負の屈折力が強すぎるため、周辺光線を強く跳ね上げることになり、アイレリーフに関わらず像面湾曲と非点収差が増大する。
更に好ましくは条件式(2)乃至(8)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.40<f×{1/(f1×N1)+1/(f2×N2)+1/(f3×N3)}<0.77
・・・(2a)
0.00<d12/dtotal<0.14 ・・・(3a)
0.00<d23/dtotal<0.12 ・・・(4a)
−0.90<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.15 ・・・(5a)
0.50<(R22+R21)/(R22−R21)<3.40 ・・・(6a)
−2.50<(R32+R31)/(R32−R31)<−0.10 ・・・(7a)
−0.38<(y−y0)/y0<−0.22 ・・・(8a)
更に好ましくは条件式(2a)乃至(8a)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.50<f×{1/(f1×N1)+1/(f2×N2)+1/(f3×N3)}<0.74
・・・(2b)
0.00<d12/dtotal<0.08 ・・・(3b)
0.00<d23/dtotal<0.07 ・・・(4b)
−0.84<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.19 ・・・(5b)
0.65<(R22+R21)/(R22−R21)<3.30 ・・・(6b)
−2.30<(R32+R31)/(R32−R31)<−0.25 ・・・(7b)
−0.35<(y−y0)/y0<−0.24 ・・・(8b)
以下、本発明の各実施例の観察光学系について説明する。各実施例の観察光学系L0は、観察側(アイポイント側)より順に、正の屈折力の第1レンズL1、負の屈折力の第2レンズL2、正の屈折力の第3レンズL3から構成されている。
第2レンズL2の焦点距離と第3レンズL3の焦点距離の積の平方根に対する第1レンズ群L1の焦点距離の比を条件式(1)を満足するようにしている。これにより、第1レンズL1の屈折力を適切な範囲で強め、第2レンズL2と第3レンズL3の屈折力を適切な範囲で弱めることで、視野角を拡大しつつ、アイレリーフの変化時の非点収差と像面湾曲の変動を抑えている。
さらに、観察光学系L0のペッツバール和に関する条件式(2)を満足することで、像面湾曲を抑え、瞳が回転した状態でも視度の変化を軽減している。さらに、第1レンズL1の観察側のレンズ面Raから第3レンズL3の画像表示面側のレンズ面までの光軸上の間隔に対する第1レンズL1と第2レンズL2の光軸上の間隔の比に関する条件式(3)を満足するようにしている。これにより周辺光線の入射高さが低い位置に第2レンズL2を設けることができ、第2レンズL2での光束の屈折による、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。
さらに、第1レンズL1の観察側のレンズ面から第3レンズL3の画像表示面側のレンズ面までの光軸上の間隔に対する第2レンズL2と第3レンズL3の光軸上の間隔の比に関する条件式(4)を満足するようにしている。これにより、周辺光線の入射高さが低い位置に第3レンズL3を設けることができ、第3レンズL3での光束の屈折による、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。さらに、第1レンズL1の形状因子に関する条件式(5)を満足することで、特に画像表示面側のレンズ面の曲率が強くなりすぎず、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。
さらに、第2レンズL2のレンズの形状因子に関する条件式(6)を満足することで、特に観察側のレンズ面の曲率が強くなりすぎず、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。さらに、第3レンズL3のレンズの形状因子に関する条件式(7)を満足することで、特に画像表示面側のレンズ面の曲率が強くなりすぎず、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。さらに、観察光学系L0の歪曲量に関する条件式(8)を満足するようにして、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズの何れの屈折力も強くなりすぎず、像面湾曲と非点収差の増大を軽減している。
実施例1、2では第1レンズL1の観察側のレンズ面を非球面形状とし、アイレリーフが長い状態での像面湾曲と非点収差を良好に補正している。実施例1乃至5では第3レンズL3の観察側のレンズ面を非球面形状とし、アイレリーフが長い状態での像面湾曲と非点収差を良好に補正している。実施例1では第3レンズの画像表示面側のレンズ面を非球面形状とし、アイレリーフが短い状態での非点収差を良好に補正している。実施例2では第2レンズL2の観察側のレンズ面を非球面形状とし、アイレリーフが長い状態での像面湾曲と非点収差を良好に補正している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、CRTやLCD等の画像表示面と組み合わせた際、歪曲収差量や倍率色収差量によっては電気的な処理を表示側に加えても良い。

以下に本発明の各実施例に対応する数値データを示す。以下、数値データにおいて、観察側から画像表示面側へ順に、riは第i番目の面の近軸曲率半径を示し、diは第i番目の面と第i+1番目の面との間の軸上面間隔を示す。さらに、ndiは第i番目の硝材のd線(波長=578.6nm)に対する屈折率を示し、νdiは第i番目の硝材のd線に対するアッベ数を示す。r1は絞りSPを示す。
なお、長さの単位は、特記の無い場合[mm]である。ただし、観察光学系L0は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は[mm]に限定されることなく、他の適当な単位を用いることが出来る。なお、各数値データにおいて近軸曲率半径の欄に*と書かれている面は次の数1式によって定義される非球面形状である。
なお、数1式において、xはレンズ面の頂点からの光軸方向の距離、hは光軸に対し垂直な方向の高さ、Rはレンズ面の頂点での近軸の曲率半径、kは円錐定数、A4、A6、A8、A10はそれぞれ多項式係数(非球面係数)である。非球面係数を示す表において、「e−i」は10を底とする指数表現、すなわち「10−i」を表している。又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
(実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2* 227.321 12.75 1.69680 55.5 46.10
3 -41.564 0.15 51.00
4 -89.228 4.00 1.84666 23.8 55.96
5 443.027 1.74 64.72
6* -5614.701 15.40 1.77250 49.6 65.07
7* -65.143 (可変) 69.68
像面 ∞

非球面データ
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.38982e-006 A 6= 9.26789e-009 A 8=-1.39354e-011 A10= 6.77348e-015

第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.46712e-008 A 6= 2.77586e-010 A 8=-2.61351e-012 A10= 2.81884e-015 A12=-8.40445e-019

第7面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.88792e-008 A 6=-5.57207e-010 A 8=-2.29416e-013 A10=-8.72376e-017

各種データ
アイレリーフ 10.00 20.00 26.00
焦点距離 54.00 54.00 54.00
Fナンバー 15.43 15.43 15.43
半画角(度) 44.60 39.29 34.74
像高 53.24 44.19 37.44
レンズ全長 90.79 100.79 106.79
BF 46.75 46.75 46.75

d 1 10.00 20.00 26.00
d 7 46.75 46.75 46.75

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
L1 1 51.43
L2 4 -87.42
L3 6 85.21
(実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2* 285.563 13.05 1.53156 55.8 35.84
3 -26.487 0.15 40.89
4* -34.404 4.00 1.63550 23.9 43.44
5 -114.385 1.00 51.33
6* 106.685 17.64 1.53156 55.8 61.08
7 -60.000 (可変) 64.00
像面 ∞

非球面データ
第2面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.12503e-005 A 6=-5.76267e-008 A 8= 3.02125e-011 A10=-3.99871e-014

第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.53346e-005 A 6= 6.67721e-008 A 8=-2.27478e-011

第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.81955e-006 A 6=-3.48881e-008 A 8= 4.33651e-011 A10=-2.34247e-014 A12= 4.20163e-018

各種データ
アイレリーフ 10.00 20.00 26.00
焦点距離 48.00 48.00 48.00
Fナンバー 13.71 13.71 13.71
半画角(度) 39.37 34.35 27.64
像高 39.38 32.81 25.14
レンズ全長 84.52 94.52 100.52
BF 38.67 38.67 38.67

d 1 10.00 20.00 26.00
d 7 38.67 38.67 38.67

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
L1 1 46.27
L2 4 -78.96
L3 6 75.00
(実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 66.875 12.71 1.88300 40.8 38.94
3 -44.740 1.86 41.05
4 -35.000 4.00 1.92286 18.9 41.04
5 -80.575 0.15 45.63
6* 113.807 11.99 1.59522 67.7 48.39
7 -50.000 (可変) 50.35
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.30020e-005 A 6= 4.98066e-008 A 8=-1.48622e-010 A10= 2.19300e-013 A12=-1.24019e-016

各種データ
アイレリーフ 10.00 20.00 26.00
焦点距離 32.80 32.80 32.80
Fナンバー 9.37 9.37 9.37
半画角(度) 38.03 32.56 27.72
像高 25.65 20.94 17.23
レンズ全長 62.43 72.43 78.43
BF 21.72 21.72 21.72

d 1 10.00 20.00 26.00
d 7 21.72 21.72 21.72

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
L1 1 32.07
L2 4 -70.00
L3 6 60.00
(実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 595.264 12.88 1.85400 40.4 54.31
3 -60.287 2.00 58.81
4 -51.894 4.00 1.92286 18.9 59.16
5 -151.971 1.92 69.33
6* -145.860 13.04 1.85135 40.1 69.64
7 -52.632 (可変) 74.29
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.81779e-006 A 6= 4.52965e-009 A 8=-5.27046e-012 A10= 3.29024e-015 A12=-8.52182e-019

各種データ
アイレリーフ 10.00 20.00 26.00
焦点距離 70.11 70.11 70.11
Fナンバー 20.03 20.03 20.03
半画角(度) 46.36 40.61 37.69
像高 73.51 60.11 54.16
レンズ全長 111.40 121.40 127.40
BF 67.56 67.56 67.56

d 1 10.00 20.00 26.00
d 7 67.56 67.56 67.56

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
L1 1 64.69
L2 4 -87.06
L3 6 90.88
(実施例5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 157.671 17.71 1.81600 46.6 53.94
3 -44.740 3.00 57.71
4 -37.870 4.00 1.84666 23.8 57.74
5 -71.835 0.15 66.97
6* 245.302 19.82 1.53156 55.8 73.44
7 -50.000 (可変) 76.76
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.54253e-006 A 6= 1.40751e-008 A 8=-2.07698e-011 A10= 1.41217e-014 A12=-3.58207e-018

各種データ
アイレリーフ 10.00 20.00 26.00
焦点距離 45.00 45.00 45.00
Fナンバー 12.86 12.86 12.86
半画角(度) 43.74 37.62 33.62
像高 43.06 34.68 29.92
レンズ全長 85.29 95.29 101.29
BF 30.60 30.60 30.60

d 1 10.00 20.00 26.00
d 7 30.60 30.60 30.60

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
L1 1 44.46
L2 4 -100.00
L3 6 80.00
L0 観察光学系 L1 第1レンズ L2 第2レンズ L3 第3レンズ
ID 表示素子 SP 開口絞り

Claims (8)

  1. 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、
    観察側から画像表示面側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レンズから構成され、
    前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、アイレリーフ10mm、半視野角50度における画像表示面側での実像高及び理想像高を各々y及びy0とするとき、
    0.40<f1/√(−f2×f3)<0.80
    −0.40<(y−y0)/y0<−0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
  2. 前記第1レンズの材料の屈折率をN1、前記第2レンズの材料の屈折率をN2、前記第3レンズの材料の屈折率をN3、前記観察光学系の焦点距離をfとするとき、
    0.30<f×{1/(f1×N1)+1/(f2×N2)+1/(f3×N3)}<0.80
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
  3. 前記第1レンズから第2レンズまでの光軸上での距離をd12、前記第1レンズの観察側のレンズ面から前記第3レンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上での距離をdtotalとするとき、
    0.00<d12/dtotal<0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の観察光学系。
  4. 前記第2レンズから前記第3レンズまでの光軸上での距離をd23、前記第1レンズの観察側のレンズ面から前記第3レンズの画像表示面側のレンズ面までの光軸上での距離をdtotalとするとき、
    0.00<d23/dtotal<0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の観察光学系。
  5. 前記第1レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR11、前記第1レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR12とするとき、
    −1.00<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.10
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の観察光学
    系。
  6. 前記第2レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR21、前記第2レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR22とするとき、
    0.30<(R22+R21)/(R22−R21)<3.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の観察光学系。
  7. 前記第3レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR31、前記第3レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR32とするとき、
    −3.00<(R32+R31)/(R32−R31)<−0.05
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の観察光学系。
  8. 画像情報を表示する画像表示素子と、前記画像情報を拡大する請求項1乃至のいずれか1項に記載の観察光学系とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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