JP2020197558A - 観察光学系及びそれを有する画像表示装置 - Google Patents

観察光学系及びそれを有する画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 広視野角でありながら、高性能且つ軽量化を達成することが可能な観察光学系を提供すること。【解決手段】 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズと回折光学素子を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする観察光学系。5.0<Fdo/F<20.0Fdo:回折光学素子の焦点距離F:全系の焦点距離【選択図】図1

Description

本発明は、例えば液晶等の画像表示素子に表示された原画像を拡大表示し、観察するヘッドウントディスプレイ等に好適な観察光学系に関する。
従来より、CRTやLCD等の画像表示素子を用いて表示された原画像を、観察光学系を介して拡大表示し、大画面画像を使用者に与えることで、臨場感のある体験を提供するヘッドマウントディスプレイ等の画像表示装置が知られている。
近年、画像表示装置に関しては、さらなる高臨場感を得ることが望まれており、その要素として、広視野角且つ高精細な画像であることが重要である。そのためには画像表示装置に用いられる観察光学系が広視野角に対応し、且つ高い光学性能を有することが求められている。そして、例えば頭部に装着する、或いは手で持つタイプの画像表示装置においては、軽量化が求められている。従来より、高性能化を図った観察光学系として回折光学素子を配した観察光学系が知られている。
特許文献1は、回折光学素子を有した観察光学系であり、倍率色収差の補正を図っている。しかしながら、視野角は40度であり、臨場感のある体験を提供するための視野角としてはさらに広視野角にする必要がある。広視野角を想定すると、特許文献1の構成では、中心肉厚が増加し、重量や倍率色収差の発生が増加する(倍率色収差が増加する詳細な理由は、[発明を実施するための形態]にて後述する。)。
よって、それを補正するための回折光学素子に求められる焦点距離は短くなり、回折光学素子の格子ピッチが細かくなりすぎる。その結果、光線有効面に対する壁面の割合が大きくなるため、壁面に入射する光線が増加し、光学性能が低下する。そこで、広視野角でありながら、高い光学性能を有し、且つ軽量な観察光学系を得るには、レンズ構成を適切に設定する必要がある。
特開2003−329935号公報
本発明は、画像表示面に表示される画像を、軽量化しつつ、広視野角でありながら高い光学性能で観察することができる観察光学系及びそれを有する画像表示装置の提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る観察光学系は、
画像表示面に表示される画像を観察するための観察光学系であって、フレネルレンズと回折光学素子を有し、回折光学素子の焦点距離を適切に設定することを特徴とする。
本発明によれば、画像表示面に表示される画像を、軽量化しつつ、広視野角でありながら高い光学性能で観察することができる観察光学系及びそれを有する画像表示装置の提供を実現できる。
本発明の実施例1のレンズ断面図 (A)、(B)本発明の実施例1のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図 本発明の実施例2のレンズ断面図 (A)、(B)本発明の実施例2のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図 本発明の実施例3のレンズ断面図 (A)、(B)本発明の実施例3のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図 本発明の実施例4のレンズ断面図 (A)、(B)本発明の実施例4のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図 本発明のフレネルレンズの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さと壁面の長さ(段差)、及びフレネルレンズの中心輪帯の面頂点から、端部までの直径、フレネルレンズの有効径定義説明図 (A)フレネルレンズを広視野観察光学系に適用した場合の軸上光線と軸外光線、(B)連続的な形状のレンズを広視野観察光学系に適用した場合の軸上光線と軸外光線
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の観察光学系は、画像表示面に表示される画像を観察するための観察光学系であって、前記観察光学系は、フレネルレンズと回折光学素子を有し、以下の条件式を満足することを特徴としている。
5.0<Fdo/F<20.0
Fdo:回折光学素子の焦点距離
F:全系の焦点距離
図1は本発明の実施例1の観察光学系を有する画像表示画像のレンズ断面図である。図2(A)(B)は本発明の実施例1の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図3は本発明の実施例2の観察光学系を有する画像表示画像のレンズ断面図である。図4(A)(B)は本発明の実施例2の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図5は本発明の実施例3の観察光学系を有する画像表示画像のレンズ断面図である。図6(A)(B)は本発明の実施例3の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図7は本発明の実施例4の観察光学系を有する画像表示画像のレンズ断面図である。図8(A)(B)は本発明の実施例4の観察光学系のアイレリーフ10mmとアイレリーフ20mmにおける縦収差図である。
図9は本発明のフレネルレンズの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さと壁面の長さ(段差量)の定義を説明する図である。
図10はフレネルレンズと連続的な形状のレンズの光路図である。haはフレネルレンズ(A)のアイレリーフ10mm、半視野角45度における主光線の表示側レンズ面での光線高さを表す。hbは連続的な形状のレンズ(B)のアイレリーフ10mm、半視野角45度における主光線の表示側レンズ面での光線高さを表す。
レンズ断面図において、L0は観察光学系であり、Lfreはフレネルレンズ、L2はフレネルレンズLfreを除き最も観察側に位置するレンズ、L3は観察側から数えて3番目に位置するレンズを意味する。Fre1,Fre2はフレネル構造を有する面を示している。フレネルレンズは一般的な成形方法として、射出成形や圧縮成形が挙げられる。DOは回折光学素子を有する面を意味する。回折光学素子DOは単層型ではなく、積層型としても良い。IDは画像表示面であり、例えば液晶表示素子が配置される。SPは観察面であり、観察者の瞳が位置する。観察面SPには絞りが配置される場合もある。
各実施例のレンズ断面図において、アイレリーフは、光軸上におけるアイポイントと最も観察面側のレンズ面の間隔を表す。なお、収差の評価において、画像表示面側に発光点を設けて観察面側に到達した光線の収差と、観察面側に発光点を設けて画像表示面側に到達した光線の収差は一対一で対応するため、便宜上、画像表示面での収差を評価している。なお、便宜上、画像表示面での光線の高さを像高として説明する。また、各実施例の開口絞り径は、人間の瞳径の一例として、3.5mmに設定している。
また、眼鏡の装着有無や顔の形状の差異によってアイレリーフが異なることから、本発明ではアイレリーフの収差の変動を抑えており、アイレリーフが異なっても高性能な光学系を達成している。代表的に、アイレイーフ10mmと20mmの際の収差について図示している。
次に本発明の構成について説明する。
本発明は、フレネルレンズLfre、回折光学素子DOを有する。フレネルレンズLfreにより、軽量化を図るとともに、観察光学系L0の厚みを薄くできている。薄くできているその効果について説明する。図10(B)は連続的な形状のレンズの光路図を示し、広視野角に対応させるほど、中心肉厚を大きくさせる必要がある。一方、図10(A)はフレネルレンズの光路図を示し、広視野角に対応させても、中心肉厚は、フレネル構造を取ることにより、図10(B)に比して薄くできている。故に、軸外の光線高さhaをhbより低くすることができ、倍率色収差の発生量を低減している。そして、残存した倍率色収差を回折光学素子DOによって補正し、以下の条件式を満たしている。
5.0<Fdo/F<20.0 ・・・(1)
Fdo:回折光学素子の焦点距離
F:全系の焦点距離
(1)式は回折光学素子DOの焦点距離と全系の焦点距離の比を規定している。フレネルレンズLfreにより、屈折するレンズで発生する倍率色収差の発生量を低減しているので、残存した倍率色収差の補正に必要な回折光学素子DOの焦点距離は全系の焦点距離に比して、長くできる。それによって、回折光学素子DOの格子ピッチが細かくなりすぎることを防ぎ、光学性能を向上させている。
条件式(1)の下限を超えると、回折光学素子DOの焦点距離が短くなりすぎて、回折光学素子DOの格子ピッチが細かくなりすぎ、光学性能が低下する。逆に、上限を超えると、回折光学素子DOの焦点距離が長くなりすぎて、倍率色収差を良好に補正することができない。
さらに好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
7.0<Fdo/F<19.6 ・・・(1A)
より好ましくは、条件式(1A)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
9.0<Fdo/F<19.3 ・・・(1B)
以上の構成により、広視野でありながら高い光学性能を有し、且つ軽量な観察光学系を達成している。
さらに、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
0.6<ymax/L<1.2 ・・・(2)
Lf/F<0.09 ・・・(3)
Ldo/F<0.3 ・・・(4)
50<hfre/λd<500 ・・・(5)
0.8<hdo/λd<2.5 ・・・(6)
−1.3<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.5・・・(7)
−1.3<(R22+R21)/(R22−R21)<−0.5・・・(8)
−0.3<(y−y0)/y0<−0.15 ・・・(9)
ymax:アイレリーフ10mmにおける最大像高
L:最も観察側のレンズ面から表示面までの距離
Lf:最も観察側のレンズ面からフレネル面までの距離
Ldo:最も観察側のレンズ面から回折光学素子までの距離
hfre:前記フレネルレンズの第一輪帯の段差量
hfre:前記回折光学素子の光線有効域における最大段差量
R11:最も観察側に位置するレンズの観察側面の曲率半径
R21:最も観察側に位置するレンズの表示側面の曲率半径
R12:観察側から数えて2番目に位置するレンズの観察側面の曲率半径
R22:観察側から数えて2番目に位置するレンズの表示側面の曲率半径
y:アイレリーフ10mm,半視野角45度における表示面の実像高
y0:アイレリーフ10mm,半視野角45度における表示面の理想像高

さらに好ましくは、条件式(1)〜(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.7<ymax/L<1.1 ・・・(2A)
Lf/F<0.075 ・・・(3A)
Ldo/F<0.28 ・・・(4A)
65<hfre/λd<470 ・・・(5A)
0.85<hdo/λd<2.4 ・・・(6A)
−1.2<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.55・・・(7A)
−1.2<(R22+R21)/(R22−R21)<−0.55・・・(8A)
−0.27<(y−y0)/y0<−0.16 ・・・(9A)
より好ましくは、条件式(1A)〜(9A)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.8<ymax/L<1.0 ・・・(2B)
Lf/F<0.060 ・・・(3B)
Ldo/F<0.26 ・・・(4B)
80<hfre/λd<440 ・・・(5B)
0.9<hdo/λd<2.3 ・・・(6B)
−1.1<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.6・・・(7B)
−1.1<(R22+R21)/(R22−R21)<−0.6・・・(8B)
−0.24<(y−y0)/y0<−0.17 ・・・(9B)
さらに、前記フレネルレンズLfreは、正の屈折力を有するのが良い。
さらに、次の条件式の条件式を満足するのが良い。
0.9<Ffre/F<5.0・・・(10)
Ffre:前記フレネルレンズの焦点距離
さらに好ましくは、条件式(10)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.94<Ffre/F<4.25 ・・・(10A)
より好ましくは、条件式(10A)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.98<Ffre/F<3.5 ・・・(10B)
さらに、前記フレネルレンズLfreは、表示側面をフレネル構造とするのが良い。
さらに、前記フレネルレンズLfreは、光線有効域において観察側面を連続形状とするのが良い。
次に各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(2)は、アイレリーフ10mmにおける最大像高と観察光学系L0の最も観察側のレンズ面から表示面までの距離の比を規定している。最大像高は、光線有効域において、主光線の通過する最大視野角に対応している。条件式(2)の下限を超えると、最も観察側の面から表示面までの距離が長すぎて、観察光学系L0を構成するメカ構成が長くなり、重量が増加する。逆に条件式(2)の上限を超えると、アイレリーフ10mmにおける最大像高が高くなりすぎ、表示面のサイズが大きくなることから、重量が増加する。
条件式(3)は、観察光学系L0の最も観察側のレンズ面から、フレネルレンズLfreが有するフレネル面までの距離と全系の焦点距離の比を規定している。条件式(3)の上限を超えると、フレネルレンズLfreが有するフレネル面の視度が、観察者のピント位置に近づくことになり、フレネルレンズの突起部の成形不良(面ダレ)等による不要光が視認しやすくなり、光学性能が低下する。
条件式(4)は、観察光学系L0の最も観察側のレンズ面から、回折光学素子DOまでの距離と全系の焦点距離の比を規定している。条件式(4)の上限を超えると、回折光学素子DOの視度が、観察者のピント位置に近づくことになり、回折光学素子DOの突起部の成形不良(面ダレ)等による不要光が視認しやすくなり、光学性能が低下する。また、軸外光線の高い位置に回折光学素子DOが配されるので、径が大きくなりすぎて、径周辺部の格子ピッチが細かくなりすぎ、光学性能が低下する。
条件式(5)は、フレネルレンズLfreが有するフレネル面の第一輪帯の段差量とd線の波長の比を規定している。条件式(5)の下限を超えると、段差が小さくなりすぎて、回折光の強度が増し、光学性能が低下する。逆に上限を超えると、フレネルレンズLfreが有するフレネル面の段差が大きくなりすぎて、壁面に入射する光の割合が増えるので、不要光が増し、光学性能が低下する。
条件式(6)は、回折光学素子DOの光線有効域における最大段差量とd線の波長の比を規定している。条件式(6)の下限を超えると、段差が小さくなりすぎて、可視域の波長の回折効率が低下する。逆に上限を超えると、段差が大きくなりすぎて、壁面に入射する光線が増加し不要光が増大する。
条件式(7)は、最も観察側に位置するレンズの形状因子を規定している。条件式(6)の下限を超えると、表示面側の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。逆に上限を超えると、観察面側の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。
条件式(8)は、観察側から数えて2番目に位置するレンズの形状因子を規定している。条件式(8)の下限を超えると、表示面側の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差、歪曲収差が増大する。逆に上限を超えると、観察面側の曲率が強くなりすぎて主に像面湾曲、非点収差が増大する。
条件式(9)は、アイレリーフ10mm,半視野角45度における表示面での歪曲量を規定している。理想像高y0は全系の焦点距離をf、半視野角をθとした際にf×tanθで表される。条件式(9)の下限を超えると、観察光学系L0を構成するレンズの正の屈折力が強すぎるため、軸外光線を強く光軸方向に曲げることになる。よって、軸外の諸収差が増加する。条件式(9)の上限を超えると、観察光学系L0を構成する各レンズの有効径が増加したり、表示面のサイズが大きくなるため重量が増加する。
さらに、フレネルレンズLfreを、正の屈折力とすることで、正の屈折力を有するレンズ面をさらに軸外光線の高さの低い位置に配する事ができ、倍率色収差を低減している。
条件式(10)は、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの焦点距離と全系の焦点距離の比を規定している。条件式(1)の下限を超えると、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの焦点距離が短くなりすぎる。その結果、フレネル面の格子ピッチが細かくなりすぎたり、光線有効域に対する壁面の割合が大きくなりすぎ、回折によるフレアや壁面が起因する不要光が大きくなりすぎ、光学性能が低下する。逆に上限を超えると、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの焦点距離が長くなりすぎて、その分、観察光学系L0を構成する他のレンズ面の正の屈折力が強くなりすぎ、像面湾曲や非点収差を良好に補正できない。
正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの観察側面をフレネル面とすることが望ましい。人間の眼に相当する絞りに対してコンセントリック形状を為すこと光学性能が向上する。すなわち、正の屈折力を有するレンズの場合、光学性能観点では表示面の曲率が強くなる。よって表示側面をフレネル面とすることで、軽量の効果を増やすことができる。
さらに、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの観察側面が、光線有効域において段差のない連続的な形状であることが望ましい。人間の眼に相当する絞りに対してコンセントリック形状を為すこと光学性能が向上する。すなわち、正の屈折力を有するレンズの場合、光学性能観点では観察側面の曲率が緩くなる。よって、観察側面を連続的な形状としても、フレネル面とした際に比して重量の増加は小さいので、重量も重くならずに、且つフレネル構造による回折等によるフレアや段差起因の不要光の発生を防ぐことができる。
以上の構成により、広視野でありながら、高い光学性能を有し、且つ軽量な観察光学系が得られる。
以下、図1を参照して、本発明の実施例の観察光学系L0について説明する。
実施例1の観察光学系L0は、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreより構成され、観察面側に回折光学素子DOを有している。フレネルレンズLfreにより、軽量化を図るとともに、観察光学系L0の厚みを薄くできている。それにより、観察光学系L0を構成するレンズの表示面側のレンズ面に到達する軸外光線の高さを低くし、倍率色収差の発生量を低減しつつ、残存した倍率色収差を回折光学素子DOによって補正している。
条件式(1)を満足する適切な範囲で、回折光学素子DOの焦点距離を長くすることによって、回折光学素子DOの格子ピッチが細かくなりすぎることを防ぎ、光学性能を向上させている。
さらに、条件式(2)を満足する適切な範囲で、観察光学系L0の最も観察側のレンズ面から表示面までの距離を縮めることによって、観察光学系L0を軽量化している。
さらに、条件式(3)を満足する適切な範囲で、最も観察側のレンズ面から、フレネルレンズLfreのフレネル面までの距離を近づけている。これにより、フレネル面の視度を観察者のピント位置から遠ざけ、フレネルレンズ突起部の成形不良(面ダレ)等による不要光を視認しにくくしている。
さらに、条件式(4)を満足するように、最も観察側のレンズ面を回折光学素子DOとしている。これにより、回折光学素子DOの視度を観察者のピント位置から遠ざけ、回折光学素子DOの成形不良(面ダレ)等による不要光を視認しにくくしている。また、回折光学素子DOの径を小さくして、格子ピッチが細かくなりすぎることを防ぎ、光学性能を向上させている。
さらに、条件式(5)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLfreの第一輪帯の段差量を小さくすることで、壁面に入射する光の割合を減らし、不要光を低減している。
さらに、条件式(6)を満足する適切な範囲で、回折光学素子DOの最大段差量を小さくすることによって、壁面に入射する光線の割合を減らし、不要光を低減している。
さらに、条件式(7)を満足する適切な範囲で、フレネルレンズLfreの表示面側の曲率を強め、表示側に対して凸面を向けることによって、絞りに対してコンセントリック形状を為し、軸外光線のレンズ面に対する入射角を緩め、軸外の諸収差の発生を抑えている。
さらに、条件式(9)を満足するように、歪曲量を適切に設定することで、軸外光線を強く光軸方向に曲げることを防ぎ、軸外の諸収差の発生を抑えている。
さらに、フレネルレンズLfreの表示側面をフレネル面Fre1としている。光学性能観点で曲率が強くなる面をフレネル面とすることで、光学性能を向上させつつ軽量効果を増やしている。
以下、図3を参照して、本発明の実施例2の観察光学系L0について説明する。実施例2以降、実施例1と重複する技術的説明は割愛する。
実施例2の観察光学系L0は、観察面SP側より順に、正の屈折力を有するフレネルレンズLfre、回折光学素子DOを有する正の屈折力を有するレンズL2より構成されている。正の屈折力を有するレンズが2枚構成となることで、各レンズ面での曲率を緩め、軸外光線の入射角を緩め、軸外の諸収差の発生を抑えている。
さらに、条件式(8)を満足する適切な範囲で回折光学素子DOを有する正の屈折力を有するレンズL2の表示面側の曲率を強め、表示側に対して凸面を向けることによって、絞りに対してコンセントリック形状を為し、軸外光線のレンズ面への入射角を緩め、軸外の諸収差の発生を抑えている。
さらに、フレネルレンズLfreの観察側面を光線有効域において段差のない連続的な形状としている。これにより、光学性能観点で曲率が強くなる面をフレネル面とすることで、フレネル構造による回折等によるフレアや段差起因の不要光の発生を防ぐことができている。
以下、図5を参照して、本発明の実施例3の観察光学系L0について説明する。
実施例3の観察光学系L0は、観察面SP側より順に、正の屈折力を有するフレネルレンズLfre、回折光学素子DOを有する正の屈折力を有するレンズL2、負の屈折力を有するレンズL3より構成されている。
負の屈折力を有するレンズL3を配することで、観察光学系L0の屈折する面で発生する倍率色収差をさらに低減できるため、残存する倍率色収差の補正に必要な回折光学素子DOの焦点距離をさらに長くすることができ、光学性能をより向上させている。
以下、図7を参照して、本発明の実施例4の観察光学系L0について説明する。
実施例4の観察光学系L0は、観察面SP側より順に、正の屈折力を有するフレネルレンズLfre、正の屈折力を有するフレネルレンズL2より構成され、正の屈折力を有するフレネルレンズLfreの観察面側に回折光学素子DOを有している。正の屈折力を有するフレネルレンズが2枚構成となることで、より軽量化しつつ非点収差や像面湾曲を低減することができている。
さらに、正の屈折力を有するフレネルレンズL2の表示側面をフレネル面Fre2としている。光学性能観点で曲率が強くなる面をフレネル面とすることで、光学性能を向上させつつ軽量効果を増やしている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、CRTやLCD等の画像表示面と組み合わせた際、歪曲収差量や倍率色収差量によっては電気的な処理を表示側に加えても良い。
次に、各実施形態におけるデータを以下に示す。iは物体面からの面の順序を示し、riはレンズ面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間のレンズ肉厚および空気間隔、ni,viはそれぞれd線に対する屈折率およびアッベ数を表す。
なお、各数値データにおいて近軸曲率半径の欄に*と書かれている面は次の数1式に

よって定義される非球面形状である。
数1式は非球面形状を表す。xはレンズ面の頂点からの光軸方向の距離、hは光軸に対し垂直な方向の高さ、Rはレンズ面の頂点での近軸の曲率半径、kは円錐定数、A4、A6、A8、A10はそれぞれ多項式係数(非球面係数)である。非球面係数を示す表において、「e−i」は10を底とする指数表現、すなわち「10−i」を表している。フレネル面は球面効果或いは非球面効果を有する理想的な薄肉状態を表している。なお、本発明の実施例のフレネル面は、平面を基盤とした形状である。曲率(非球面形状含む)が有限な形状を基盤とした形状においても適用可能である。その場合、基盤となっている曲率(非球面形状含む)を除去した形状に対して本発明が適用される。フレネル面は面番号の右隣に*Freと表記している。また、本実施例は、フレネルレンズLfreの輪帯の壁面の長さが第一輪帯から最周辺の輪帯まで全て等しいとしているが、これに限定されるものではない。
[数2]
ψ(h,m)=(2π/mλ0)(C1h2+C2h4+C3h6…)数2式は回折光学素子の位相形状を表す。光軸からの径方向の距離Hにおける位相形状ψ(h,m)をmは回折次数、λ0は基準波長、2i次項の位相係数をC2iとした時、上記のように表している。このとき、任意の波長λ、任意の回折次数mに対する回折面の屈折力φは、位相係数C1を用いて次のように表すことができる。

φ(λ,m)=−2C1mλ/λ0各実施例において、回折光の回折次数mは1であり、設計波長λ0はd線の波長(587.56nm)である。


(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2(回折) 154.863 2.00 1.53115 55.9 38.51
3*Fre -27.222 (可変) 39.43
像面 ∞

非球面データ
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.47208e-006

第2面(回折面)
C 2=-1.38495e-003 C 4= 6.97457e-007

第3面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.19918e-005 A 6=-2.79671e-008 A 8= 3.18436e-011 A10= 5.63848e-015

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 39.13 39.13
Fナンバー 11.18 11.18
画角 55.00 40.00
像高 35.59 27.17
レンズ全長 50.82 60.82
BF 38.82 38.82

d 1 10.00 20.00
d 3 38.82 38.82

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -15.61 -45.62
前側主点位置 11.00 21.00
後側主点位置 -0.32 -0.32

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 39.13 2.00 1.00 -0.32

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 39.13



フレネルレンズLFの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さ(h0) 0.05
フレネルレンズLFの第一輪帯の段差量(h1) 0.05
回折光学素子DOの最大格子高さ 0.0011

(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 598.466 1.20 1.49000 58.0 44.32
3*Fre -85.011 1.50 45.14
4(回折)-1597.468 6.00 1.53110 56.0 46.34
5* -48.992 (可変) 47.90
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.65932e-006 A 6=-2.18528e-009

第4面(回折面)
C 2=-7.00000e-004

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.81100e-006 A 6=-9.83141e-010

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 55.44 55.44
Fナンバー 15.84 15.84
画角 60.00 45.00
像高 58.27 44.82
レンズ全長 71.90 81.90
BF 53.20 53.20

d 1 10.00 20.00
d 5 53.20 53.20

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -21.18 -44.92
前側主点位置 14.11 24.11
後側主点位置 -2.24 -2.24

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 55.44 8.70 4.11 -2.24

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 152.00
2 4 84.30



フレネルレンズLFの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さ(h0) 0.15
フレネルレンズLFの第一輪帯の段差量(h1) 0.15
回折光学素子DOの最大格子高さ 0.0010

(数値実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 498.468 1.60 1.49000 58.0 44.49
3*Fre -96.401 1.45 45.62
4 200.000 10.00 1.53110 56.0 48.35
5(回折) -37.187 1.75 49.84
6 -119.468 3.50 1.63400 23.9 51.94
7 -597.676 (可変) 56.03
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.38589e-006 A 6=-2.99410e-009

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.89839e-006 A 6= 1.68132e-009

第5面(回折面)
C 2=-5.00000e-004 C 4=-2.74566e-008

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 52.30 52.30
Fナンバー 14.94 14.94
画角 60.00 45.00
像高 55.51 43.01
レンズ全長 72.98 82.98
BF 44.68 44.68

d 1 10.00 20.00
d 7 44.68 44.68

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -29.83 -57.72
前側主点位置 15.59 25.59
後側主点位置 -7.62 -7.62

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 52.30 18.30 5.59 -7.62

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 165.00
2 4 56.59
3 6 -236.18


フレネルレンズLFの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さ(h0) 0.25
フレネルレンズLFの第一輪帯の段差量(h1) 0.25
回折光学素子DOの最大格子高さ 0.0006

(数値実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1(絞り) ∞ (可変) 3.50
2 -5983.464 1.35 1.53110 56.0 43.42
3*Fre -65.664 1.94 44.87
4(回折) 12905.745 1.35 1.53110 56.0 46.22
5*Fre -49.000 (可変) 46.74
像面 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.12872e-005 A 6=-1.26099e-007 A 8= 1.40552e-010

第4面(回折面)
C 2=-7.00000e-004

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.15506e-006 A 6= 6.20495e-008 A 8=-7.04494e-011

各種データ
ズーム比 1.00

焦点距離 50.00 50.00
Fナンバー 14.29 14.29
画角 60.00 45.00
像高 50.15 35.74
レンズ全長 63.45 73.45
BF 48.81 48.81

d 1 10.00 20.00
d 5 48.81 48.81

入射瞳位置 0.00 0.00
射出瞳位置 -17.95 -42.28
前側主点位置 12.55 22.55
後側主点位置 -1.19 -1.19

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 ∞ 0.00 0.00 -0.00
2 2 50.00 4.64 2.55 -1.19

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 125.00
2 4 81.52


フレネルレンズLFの中心輪帯の面頂点から、端部までの光軸方向の長さ(h0) 0.07
フレネルレンズLFの第一輪帯の段差量(h1) 0.07
回折光学素子DOの最大格子高さ 0.0013

表1に各数値実施例の条件式の値を示す。
L0 観察光学系、Lfre フレネルレンズ、L2 第二のレンズ、
L3 第三のレンズ、ID 表示素子、SP 開口絞り、
Fre1 第一のフレネル面、Fre2 第二のフレネル面、
DO 回折光学素子、S サジタル像面、M メリディオナル像面、
d d線(波長)、g g線(波長)

Claims (14)

  1. 画像表示面に表示された画像を観察するための観察光学系であって、
    前記観察光学系は、フレネルレンズと回折光学素子を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
    5.0<Fdo/F<20.0
    Fdo:回折光学素子の焦点距離
    F:全系の焦点距離
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
    0.6<ymax/L<1.2
    ymax:アイレリーフ10mmにおける最大像高
    L:最も観察側のレンズ面から表示面までの距離
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の観察光学系。
    Lf/F<0.09
    Lf:最も観察側のレンズ面からフレネル面までの距離
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の観察光学系。
    Ldo/F<0.3
    Ldo:最も観察側のレンズ面から回折光学素子までの距離
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の観察光学系。
    50<hfre/λd<500
    hfre:前記フレネルレンズの第一輪帯の段差量
  6. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の観察光学系。
    0.8<hdo/λd<2.5
    hfre:前記回折光学素子の光線有効域における最大段差量
  7. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の観察光学系。
    −1.3<(R12+R11)/(R12−R11)<−0.5
    R11:最も観察側に位置するレンズの観察側面の曲率半径
    R21:最も観察側に位置するレンズの表示側面の曲率半径
  8. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の観察光学系。
    −1.3<(R22+R21)/(R22−R21)<−0.5
    R12:観察側から数えて2番目に位置するレンズの観察側面の曲率半径
    R22:観察側から数えて2番目に位置するレンズの表示側面の曲率半径
  9. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の観察光学系。
    −0.3<(y−y0)/y0<−0.15
    y:アイレリーフ10mm,半視野角45度における表示面の実像高
    y0:アイレリーフ10mm,半視野角45度における表示面の理想像高
  10. 前記フレネルレンズは、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の観察光学系。
  11. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項10に記載の観察光学系。
    0.9<Ffre/F<5.0
    Ffre:前記フレネルレンズの焦点距離
  12. 前記フレネルレンズは、表示側面をフレネル構造とすることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の観察光学系。
  13. 前記フレネルレンズは、光線有効域において観察側面を連続形状とすることを特徴とする請求項12に記載の観察光学系。
  14. 請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載の観察光学系と、画像情報を表示する画像表示素子を有し、前記観察光学系によって拡大された前記画像表示素子の画像情報を観察面側から観察することを特徴とする画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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