JP6576380B2 - エスカレーターの保護板位置決め具、及びエスカレーターの保護板位置決め方法 - Google Patents

エスカレーターの保護板位置決め具、及びエスカレーターの保護板位置決め方法 Download PDF

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Description

この発明は、エスカレーターのデルタ部に固定保護板を設置するときに用いられるエスカレーターの保護板位置決め具、及びエスカレーターの保護板位置決め方法に関するものである。
従来、エスカレーターのデルタ部に固定保護板を設置するときに、固定保護板が取り付けられる位置の基準となる基準位置を位置決め治具によって特定する位置決め方法が知られている。位置決め治具は、水平部材と、水平部材から鉛直に延びる鉛直部材とを有している。位置決め治具によって基準位置を特定するときには、移動手摺に水平部材を水平に載せた状態で鉛直部材によって基準位置を特定する(例えば特許文献1参照)。
特開2014−1072号公報
しかし、特許文献1に示されている従来の位置決め方法では、位置決め治具が1つの移動手摺にのみ載せられるので、位置決め治具が不安定な状態で移動手摺に載せられることになり、位置決め治具の水平状態を確保することが難しくなってしまう。これにより、固定保護板が取り付けられる基準位置の特定に誤差が生じやすくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、固定保護板の設置位置の基準となる基準位置をより正確に設定することができるエスカレーターの位置決め具、及びエスカレーターの位置決め方法を得ることを目的とする。
この発明によるエスカレーターの保護板位置決め具は、エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、エスカレーターの一対の移動手摺のうち隣接物に近い側の移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め具であって、エスカレーターからデルタ部へ突出した状態で一対の移動手摺に載せられる長尺部材、及び長尺部材に設けられ、隣接物の下面に接触することにより隣接物に印を付ける基準用マーキング部材を備え、長尺部材が一対の移動手摺に水平に載せられた状態で基準用マーキング部材が隣接物の下面に付けた印の位置は、基準位置となる。
また、この発明によるエスカレーターの保護板位置決め方法は、エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、エスカレーターの一対の移動手摺のうち隣接物に近い側の移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を位置決め具によって隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め方法であって、位置決め具に含まれる長尺部材の一部をエスカレーターからデルタ部へ突出させた状態で長尺部材を一対の移動手摺に載せる位置決め具配置工程、及び位置決め具配置工程の後、長尺部材を一対の移動手摺に載せたまま移動手摺の長手方向へ位置決め具を移動させることにより、長尺部材に設けられた基準用マーキング部材を隣接物の下面に接触させて隣接物の下面に印を付け、基準用マーキング部材が隣接物の下面に付けた印の位置を基準位置とする基準用印付け工程を備えている。
この発明によるエスカレーターの保護板位置決め具、及びエスカレーターの保護板位置決め方法によれば、長尺部材を水平面に対して傾きにくくすることができ、固定保護板の設置位置の基準となる基準位置をより正確に設定することができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレーターを示す側面図である。 図1のエスカレーターのデルタ部を示す拡大図である。 図2の隣接構造部に基準位置を設定するときの保護板位置決め具を示す側面図である。 図3の保護板位置決め具を示す上面図である。 図4の保護板位置決め具を示す斜視図である。 図5の基準用マーキング部材、各第1の取付用マーキング部材及び各第2の取付用マーキング部材が隣接構造部の下面に接触している状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2による保護板位置決め具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による保護板位置決め具の掛止部材が移動手摺の側面に掛かっている状態を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態4による保護板位置決め具の掛止部材が移動手摺の側面に掛かっている状態を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態5による保護板位置決め具を示す斜視図である。 エスカレーターに隣接エスカレーターが隣接物として隣接している状態を示す側面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエスカレーターを示す側面図である。また、図2は、図1のエスカレーターのデルタ部を示す拡大図である。図において、上階1と下階2との間には、上階1と下階2とを水平に仕切る階間構造物3が設けられている。階間構造物3には、階間構造物3を貫通する開口部4が設けられている。エスカレーター5は、開口部4に通された状態で階間構造物3と交差して設置されている。これにより、階間構造物3の一部は、エスカレーター5に隣接する隣接物である隣接構造部3aとなっている。
エスカレーター5は、水平面に対して傾斜するトラス6と、トラス6に支持されている複数の踏段7と、トラス6の幅方向両端部に立設されている一対の欄干8と、一対の欄干8のそれぞれの外周部に設けられている一対の移動手摺9とを有している。
複数の踏段7は、無端状に連結されている。各欄干8は、トラス6の長手方向に沿って配置されている。各移動手摺9は、欄干8の周囲を周回移動する無端状の手摺である。各踏段7及び各移動手摺9は、トラス6内に設置された図示しない駆動機の駆動力により、上階1に位置する上部乗降口と、下階2に位置する下部乗降口との間を互いに同期して移動する。
隣接構造部3aの下面と、一対の移動手摺9のうちの隣接構造部3aに近い側の移動手摺9との間に存在する空間であるデルタ部10には、固定保護板11及び可動警告板12が設置されている。可動警告板12は、固定保護板11よりも下部乗降口に近い位置に配置されている。固定保護板11及び可動警告板12は、利用者が移動手摺9と隣接構造部3aとの間に挟まることを防止する。
固定保護板11は、図2に示すように、取付具である複数のボルト13によって隣接構造部3aに取り付けられている。可動警告板12は、索状体である複数の鎖14に吊り下げられている。複数の鎖14は、取付具である複数のボルト15によって隣接構造部3aにそれぞれ取り付けられている。即ち、可動警告板12は、複数のボルト15によって複数の鎖14を介して隣接構造部3aに取り付けられている。
この例では、隣接構造部3aに固定保護板11を取り付けるボルト13の数が3個とされ、隣接構造部3aに可動警告板12を取り付けるボルト15の数が2個とされている。また、この例では、各ボルト13が隣接構造部3aの側面に配置され、各ボルト15が隣接構造部3aの下面に配置されている。
隣接構造部3aの下面には、固定保護板11及び可動警告板12のそれぞれの設置位置の基準となる基準位置Pが設定されている。固定保護板11を隣接構造部3aに取り付ける各ボルト13が配置される位置、及び可動警告板12を隣接構造部3aに取り付ける各ボルト15が配置される位置は、基準位置Pに基づいてそれぞれ決まっている。基準位置Pは、エスカレーター5の幅方向に沿って隣接構造部3aを見たとき、隣接構造部3aの下面と移動手摺9の上面との交点Qの位置に基づいて決まっている。
固定保護板11及び可動警告板12を上から見たときの各ボルト13,15は、基準位置Pから移動手摺9に沿った方向へ互いに間隔を置いて配置されている。従って、基準位置Pから各ボルト13,15のそれぞれまでの距離は、互いに異なっている。また、各ボルト13のそれぞれの位置は、各ボルト15のそれぞれの位置よりも基準位置Pに近い位置になっている。
基準位置Pは、保護板位置決め具を用いることにより隣接構造部3aの下面に設定される。保護板位置決め具は、基準位置Pだけでなく、各ボルト13のそれぞれが配置される位置を特定する第1の取付特定位置と、各ボルト15のそれぞれが配置される位置を特定する第2の取付特定位置とを隣接構造部3aの下面に設定する。
図3は、図2の隣接構造部3aに基準位置Pを設定するときの保護板位置決め具を示す側面図である。また、図4は、図3の保護板位置決め具を示す上面図である。さらに、図5は、図4の保護板位置決め具を示す斜視図である。保護板位置決め具21は、板状の長尺部材22と、長尺部材22に設けられている基準用マーキング部材23と、長尺部材22に立てて設けられている板状の掛止部材24と、長尺部材22に回転可能に設けられているアーム25とを有している。
長尺部材22の長さは、一対の移動手摺9間の距離よりも長くなっている。長尺部材22が一対の移動手摺9のそれぞれに跨って載せられた状態では、長尺部材22の一部が挿入部22aとしてデルタ部10に挿入可能になっている。即ち、長尺部材22が一対の移動手摺9のそれぞれに跨って載せられた状態では、上から見たとき、図4に示すように、長尺部材22の一部が挿入部22aとして隣接構造部3aの領域に挿入可能になっている。
基準用マーキング部材23は、長尺部材22の挿入部22aに設けられている。この例では、長尺部材22の一端部の側部に基準用マーキング部材23が設けられている。これにより、長尺部材22が一対の移動手摺9に載せられた状態では、長尺部材22が移動手摺9の長手方向に沿って上方へ移動されることにより、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に接触可能になっている。基準用マーキング部材23は、長尺部材22の長手方向に沿って配置されている。
基準用マーキング部材23は、隣接構造部3aに接触することにより隣接構造部3aに印を付ける部材である。基準用マーキング部材23としては、例えばチョーク、鉛筆の芯、又はインクを含ませた綿等が用いられている。長尺部材22が一対の移動手摺9に水平に載せられた状態で基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置は、基準位置Pとなる。
掛止部材24は、図5に示すように、基準用マーキング部材23が設けられている長尺部材22の一端部とは反対側の端部に設けられている。また、掛止部材24は、長尺部材22の幅方向に沿って配置されている。長尺部材22が一対の移動手摺9に載せられた状態では、一対の移動手摺9のうち隣接構造部3aから遠い側の移動手摺9の側面に掛止部材24が掛かる。掛止部材24が移動手摺9の側面に掛かった状態では、掛止部材24が移動手摺9の側面に沿って配置されることにより、長尺部材22の長手方向がエスカレーター5の幅方向に一致し、長尺部材22が水平になる。
アーム25は、長尺部材22の挿入部22aに設けられた軸26を中心に回転可能になっている。軸26は、長尺部材22の長手方向に沿って長尺部材22の端面に設けられている。軸26には、アーム25の端部が取り付けられている。この例では、アーム25が断面矩形状の棒状部材になっている。
アーム25の側面には、複数の第1の取付用マーキング部材27と、複数の第2の取付用マーキング部材28とが設けられている。第1の取付用マーキング部材27の数は、固定保護板11を隣接構造部3aに取り付けるボルト13の数と同数になっている。第2の取付用マーキング部材28の数は、可動警告板12を隣接構造部3aに取り付けるボルト15の数と同数になっている。従って、この例では、第1の取付用マーキング部材27の数が3個とされ、第2の取付用マーキング部材28の数が2個とされている。
各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材28は、アーム25の長手方向に沿って互いに間隔を置いて配置されている。各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材28のそれぞれの間の距離は、各ボルト13,15のそれぞれの間の距離と同じになっている。各第1の取付用マーキング部材27のそれぞれの位置は、各第2の取付用マーキング部材28のそれぞれの位置よりも軸26に近い位置になっている。
基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に接触した状態では、アーム25が長尺部材22に対して回転することにより、各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材27のそれぞれが隣接構造部3aの下面に接触可能になっている。
図6は、図5の基準用マーキング部材23、各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に接触している状態を示す側面図である。各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材28のそれぞれは、隣接構造部3aに接触することにより隣接構造部3aに印を付ける部材である。第1及び第2の取付用マーキング部材27,28としては、例えばチョーク、鉛筆の芯、又はインクを含ませた綿等が用いられている。また、印としての傷を隣接構造部3aに付ける針又は釘を第1及び第2の取付用マーキング部材27,28として用いてもよい。
第1の取付用マーキング部材27が隣接構造部3aの下面に付けた印と、第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印とは、互いに識別可能になっている。この例では、第1の取付用マーキング部材27による印の色と、第2の取付用マーキング部材28による印の色とが互いに異なることにより、第1及び第2の取付用マーキング部材27,28のそれぞれによる印の識別が可能になっている。
各第1の取付用マーキング部材27が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置は、各ボルト13が配置される位置Aをそれぞれ特定する第1の取付特定位置となる。各位置Aは、各第1の取付特定位置に基づいて隣接構造部3aの側面に設定される。この例では、隣接構造部3aをエスカレーター5側から見たとき、各第1の取付特定位置から鉛直方向の上方へ延ばした直線上に各位置Aが設定される。
各第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置は、各ボルト15が配置される位置Bをそれぞれ特定する第2の取付特定位置となる。各位置Bは、各第2の取付特定位置に基づいて隣接構造部3aの下面に設定される。この例では、各第2の取付特定位置がそのまま各位置Bとして設定される。
次に、デルタ部10に固定保護板11及び可動警告板12を設置するときの保護板位置決め方法について説明する。まず、固定保護板11及び可動警告板12のそれぞれの設置位置の基準となる基準位置Pを、保護板位置決め具21を用いて隣接構造部3aに設定する。
基準位置Pを隣接構造部3aに設定するときには、長尺部材22の一部である挿入部22aをデルタ部10に挿入した状態で長尺部材22を一対の移動手摺9に載せる。これにより、基準用マーキング部材23がデルタ部10に挿入される。このとき、掛止部材24を一方の移動手摺9の側面に掛けて、掛止部材24を移動手摺9の長手方向に沿って配置させる。これにより、長尺部材22が水平になる(位置決め具配置工程)。
この後、図3に示すように、長尺部材22を一対の移動手摺9に載せたまま、移動手摺9の長手方向に沿って上方へ保護板位置決め具21を移動させる。このとき、掛止部材24を移動手摺9の側面に接触させたままにして長尺部材22の水平状態を保つようにする。保護板位置決め具21を上方へ移動させると、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に接触し、基準用マーキング部材23による印が隣接構造部3aの下面に付く。この後、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を基準位置Pとする(基準用印付け工程)。
基準用印付け工程の後、基準用マーキング部材23を隣接構造部3aの下面に接触させた状態で長尺部材22に対してアーム25を上方へ回転させて、図6に示すように、各第1の取付用マーキング部材27及び各第2の取付用マーキング部材28のそれぞれを隣接構造部3aの下面に接触させる。これにより、各第1の取付用マーキング部材27による印と、各第2の取付用マーキング部材28による印とが隣接構造部3aの下面に付く。第1の取付用マーキング部材27による印と、第2の取付用マーキング部材28による印とは、色分けされており、容易に識別可能になっている。この後、各第1の取付用マーキング部材27が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を第1の取付特定位置とし、各第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を第2の取付特定位置とする(取付用印付け工程)。
取付用印付け工程の後、各ボルト13が配置される位置Aを各第1の取付特定位置に基づいて特定し、各位置Aに印を付ける。また、各ボルト15が配置される位置Bを各第2の取付特定位置に基づいて特定し、各位置Bに印を付ける。この例では、各第1の取付特定位置に基づいて隣接構造部3aの側面に各ボルト13の位置Aを特定し、各第2の取付特定位置をそのまま各位置Bとして特定する(取付用部材位置特定工程)。
この後、各位置Aに穴をあけ、各位置Aのそれぞれの穴に嵌めた各ボルト13によって隣接構造部3aに固定保護板11を取り付ける。また、各位置Bに穴をあけ、各位置Bのそれぞれの穴に嵌めた各ボルト15によって隣接構造部3aに複数の鎖14を介して可動警告板12を取り付ける(取付工程)。このようにして、固定保護板11及び可動警告板12がデルタ部10に設置される。
このような保護板位置決め具21は、一対の移動手摺9に載せられる長尺部材22に基準用マーキング部材23が設けられており、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置が、固定保護板11及び可動警告板12の設置位置の基準となる基準位置Pとなるので、一対の移動手摺9に載せたときの長尺部材22を安定させることができる。これにより、長尺部材22が水平面に対して傾きにくくなり、基準位置Pをより正確に設定することができる。また、長尺部材22を移動させて基準用マーキング部材23を隣接構造部3aに接触させるだけで基準位置Pに印を付けることができる。これにより、基準位置Pを特定する作業と、基準位置Pに印を付ける作業とを同時に行うことができ、基準位置Pを設定する作業の手間を軽減させることができる。
また、移動手摺9の側面に掛かる掛止部材24が長尺部材22に設けられているので、エスカレーター5の幅方向について長尺部材22をより適切な位置に配置することができる。これにより、長尺部材22をさらに安定させることができ、基準位置Pをさらに正確に設定することができる。また、長尺部材22を水平にする作業の手間もさらに軽減させることができ、基準位置Pを設定する作業の手間をさらに軽減させることができる。
また、長尺部材22に対して回転可能なアーム25には、第1の取付用マーキング部材27が設けられており、第1の取付用マーキング部材27が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置は、隣接構造部3aに固定保護板11を取り付けるボルト13が配置される位置Aを特定する第1の取付特定位置となるので、アーム25を長尺部材22に対して回転させて第1の取付用マーキング部材27を隣接構造部3aの下面に接触させるだけで第1の取付特定位置を特定することができ、ボルト13の位置Aを容易に設定することができる。
また、アーム25には、第1の取付用マーキング部材27に加えて、第2の取付用マーキング部材28が設けられており、第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置は、隣接構造部3aに可動警告板12を取り付けるボルト15が配置される位置Bを特定する第2の取付特定位置となるので、アーム25を長尺部材22に対して回転させて第1及び第2の取付用マーキング部材27,28を隣接構造部3aの下面に接触させるだけで第2の取付特定位置を特定することができ、位置Aだけでなく位置Bも容易に特定することができる。
また、第1の取付用マーキング部材27による印と、第2の取付用マーキング部材28による印とが、色分けによって互いに識別可能になっているので、ボルト13の位置A及びボルト15の位置Bを誤って認識することを防止することができ、固定保護板11及び可動警告板12のそれぞれが誤った位置に取り付けられることをより確実に防止することができる。
また、基準位置Pを隣接構造部3aに設定する保護板位置決め方法では、一対の移動手摺9に長尺部材22を載せる位置決め具配置工程の後、長尺部材22を移動手摺9の長手方向に沿って移動させることにより、基準用マーキング部材23を隣接構造部3aの下面に接触させて印を付け、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を、固定保護板11及び可動警告板12の設置位置の基準となる基準位置Pとする基準用印付け工程が行われるので、基準位置Pを隣接構造部3aに設定するときに、長尺部材22を一対の移動手摺9に載せた状態で長尺部材22を安定させることができ、基準位置Pをより正確に設定することができる。また、長尺部材22を安定させることができるだけでなく、基準位置Pを特定する作業と、基準位置Pに印を付ける作業とを同時にすることができるので、基準位置Pを設定する作業の手間を軽減させることができる。
また、基準用印付け工程の後、長尺部材22に対してアーム25を回転させて第1の取付用マーキング部材27を隣接構造部3aの下面に接触させることにより隣接構造部3aの下面に印を付け、第1の取付用マーキング部材27が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を第1の取付特定位置とする取付用印付け工程が行われるので、定規等の道具を用いることなくボルト13の位置Aを容易に特定することができる。
また、取付用印付け工程では、第2の取付用マーキング部材28を隣接構造部3aの下面に接触させることにより隣接構造部3aの下面に印を付け、第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を第2の取付特定位置とするので、定規等の道具を用いることなく第2の取付特定位置を特定することができ、ボルト13の位置Aだけでなくボルト15の位置Bも容易に特定することができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による保護板位置決め具を示す斜視図である。長尺部材22は、第1のスライド部材221と、第1のスライド部材221に設けられ、長尺部材22の長手方向へ第1のスライド部材221に対してスライド可能な第2のスライド部材222とを有している。長尺部材22は、第1のスライド部材221に対する第2のスライド部材222のスライドによって長尺部材22の長手方向へ伸縮可能になっている。
第1のスライド部材221には、掛止部材24が設けられている。第2のスライド部材222には、基準用マーキング部材23が設けられている。従って、基準用マーキング部材23と掛止部材24との間の距離は、長尺部材22が伸縮されることにより変化する。
アーム25は、軸26に回転可能に取り付けられている断面矩形の筒状の第1のアーム部材251と、第1のアーム部材251に設けられ、アーム25の長手方向へ第1のアーム部材251に対してスライド可能な棒状の第2のアーム部材252と、第1のアーム部材251に対する第2のアーム部材252の位置を固定する止めボルト253とを有している。
第2のアーム部材252は、止めボルト253を締めつけることにより第1のアーム部材251に固定され、止めボルト253を緩めることにより第1のアーム部材251に対してスライド可能になる。アーム25は、第1のアーム部材251に対する第2のアーム部材252のスライドによってアーム25の長手方向へ伸縮可能になっている。
各第1の取付用マーキング部材27は第1のアーム部材251に設けられ、各第2の取付用マーキング部材28は第2のアーム部材252に設けられている。従って、第1の取付用マーキング部材27と第2の取付用マーキング部材28との間の距離は、アーム25が伸縮されることにより変化する。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、デルタ部10に固定保護板11及び可動警告板12を設置するときの保護板位置決め方法について説明する。固定保護板11に対する可動警告板12の位置は、エスカレーター5の設置状況等に応じてエスカレーター5ごとに異なる場合がある。この場合、各ボルト13の位置Aを特定する第1の取付特定位置と、各ボルト15の位置Bを特定する第2の取付特定位置との間隔がエスカレーター5ごとに異なることになるので、第1のアーム部材251に対して第2のアーム部材252をスライドさせてアーム25の長さを調整することにより、第1の取付用マーキング部材27と第2の取付用マーキング部材28との間隔を、第1の取付特定位置と第2の取付特定位置との間隔に予め合わせておく。
この後、実施の形態1と同様にして、長尺部材22を一対の移動手摺9に載せる。このとき、一対の移動手摺9間の距離に合わせて長尺部材22を伸縮させて長尺部材22の長さを調整する(位置決め具配置工程)。これにより、一対の移動手摺9間の距離が異なる複数のタイプのエスカレーター5のそれぞれに対して、共通の保護板位置決め具21を用いることができる。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このような保護板位置決め具21では、長尺部材22が伸縮可能になっているので、一対の移動手摺9間の距離が異なる複数のタイプのエスカレーター5のそれぞれに対しても、一対の移動手摺9間の距離に合わせて長尺部材22の長さを調整することができ、共通の保護板位置決め具21を用いることができる。これにより、保護板位置決め具21の汎用化を図ることができる。
また、アーム25は、第1の取付用マーキング部材27が設けられた第1のアーム部材251と、第2の取付用マーキング部材28が設けられ、アーム25の長手方向へ第1のアーム部材251に対してスライド可能な第2のアーム部材252とを有しているので、固定保護板11に対する可動警告板12の位置がエスカレーター5ごとに異なる場合であっても、第2のアーム部材252を第1のアーム部材251に対してスライドさせることにより、第1の取付用マーキング部材27に対する第2の取付用マーキング部材28の位置を容易に調整することができ、固定保護板11に対する可動警告板12の位置の違いに対して容易に対応することができる。
なお、上記の例では、第1のスライド部材221に対する第2のスライド部材222の位置が強制的に固定されないようになっているが、第1のスライド部材221に対する第2のスライド部材222の位置を固定する止めボルトを第1のスライド部材に設けてもよい。このようにすれば、長尺部材22の調整後の長さを固定することができ、保護板位置決め具21の取り扱いをさらに容易にすることができる。
また、上記の例では、長尺部材22及びアーム25のそれぞれが伸縮可能になっているが、長尺部材22及びアーム25のいずれかのみを伸縮可能にしてもよい。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3による保護板位置決め具の掛止部材が移動手摺の側面に掛かっている状態を示す要部断面図である。移動手摺9は、欄干8に固定された手摺レール31に沿って移動される。また、移動手摺9は、手摺レール31の上面に重なる手摺本体部91と、手摺本体部91の幅方向両端部に設けられ、手摺レール31を幅方向両側から囲むようにそれぞれ湾曲した一対の手摺耳部92とを有している。移動手摺9の断面形状は、手摺本体部91及び一対の手摺耳部92によってC字状になっている。移動手摺9の側面は、手摺耳部92の湾曲によって曲面になっている。
掛止部材24の形状は、移動手摺9の側面に沿った湾曲状になっている。掛止部材24が移動手摺9の側面に掛かっている状態では、掛止部材24が手摺耳部92の外面に沿って手摺耳部92の一部に重なる。これにより、掛止部材24が移動手摺9の側面に掛かっている状態では、保護板位置決め具21を移動手摺9に保持する摩擦力が掛止部材24と移動手摺9との間に発生する。即ち、掛止部材24は、掛止部材24と移動手摺9との間の摩擦力によって、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置を保持可能になっている。また、掛止部材24と移動手摺9との間に発生する摩擦力によって長尺部材22が一対の移動手摺9に保持されている状態では、摩擦力に打ち勝つ力を作業者が長尺部材22に加えることにより、保護板位置決め具21が移動手摺9の長手方向へ一対の移動手摺9に対して移動可能になっている。他の構成及び手順は実施の形態1と同様である。
このような保護板位置決め具21では、掛止部材24が移動手摺9の側面に掛かることにより、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置が保持可能になっているので、一対の移動手摺9に載せた長尺部材22をさらに安定させることができ、隣接構造部3aに基準位置Pをさらに正確に設定することができる。また、保護板位置決め具21を用いて基準位置Pを設定するときの作業の負担も軽減することができる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4による保護板位置決め具の掛止部材が移動手摺の側面に掛かっている状態を示す要部断面図である。掛止部材24は、長尺部材22に固定されている固定部材32と、固定部材32に設けられている保持具である押圧ボルト33とを有している。
固定部材32は、移動手摺9の側面に掛かる板状の当り部32aと、当り部32aの端部に設けられ、移動手摺9の下方に配置される受け部32bとを有している。当り部32aが移動手摺9の側面に掛かっている状態では、移動手摺9の一方の手摺耳部92が長尺部材22と受け部32bとの間に挿入されている。
受け部32bには、受け部32bを貫通するねじ穴が形成されている。押圧ボルト33は、ねじ穴に嵌った状態で受け部32bに設けられている。押圧ボルト33は、受け部32bに対して締め込むことにより長尺部材22に近づく方向へ移動し、受け部32bに対して緩めることにより長尺部材22から遠ざかる方向へ移動する。
掛止部材24は、押圧ボルト33を締め込むことにより押圧ボルト33と長尺部材22との間で移動手摺9を把持し、押圧ボルト33を緩めることにより移動手摺9を把持した状態を解除する。また、掛止部材24は、押圧ボルト33と長尺部材22との間で移動手摺9を把持することにより、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置を保持可能になっている。
移動手摺9の手摺耳部92と押圧ボルト33との間には、当て板34が介在している。これにより、移動手摺9に対する押圧ボルト33の押圧力は当て板34によって分散され、移動手摺9が変形しにくくなっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、デルタ部10に固定保護板11及び可動警告板12を設置するときの保護板位置決め方法について説明する。隣接構造部3aに基準位置Pを設定するときには、実施の形態1と同様にして、長尺部材22を一対の移動手摺9に載せる。このとき、固定部材32の当り部32aを一方の移動手摺9の側面に掛けて、固定部材32を移動手摺9の長手方向に沿って配置させる。これにより、長尺部材22が水平になる。また、このとき、押圧ボルト33は緩めておき、長尺部材22と押圧ボルト33との間で移動手摺9が把持されていない状態にしておく(位置決め具配置工程)。
この後、実施の形態1と同様にして、移動手摺9の長手方向に沿って上方へ保護板位置決め具21を移動させて、基準用マーキング部材23を隣接構造部3aの下面に接触させることにより、基準用マーキング部材23で隣接構造部3aの下面に印を付ける。そして、基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を基準位置Pとする。このとき、基準用マーキング部材23を隣接構造部3aの下面に接触させた状態で、移動手摺9の手摺耳部92と押圧ボルト33との間に当て板34を介在させた後、押圧ボルト33を締め込む。これにより、移動手摺9の手摺耳部92が長尺部材22と押圧ボルト33との間で把持され、長尺部材22が一対の移動手摺9に保持される(基準用印付け工程)。基準用印付け工程の後の手順は、実施の形態1と同様である。
このような保護板位置決め具21では、掛止部材24が押圧ボルト33を有しているので、押圧ボルト33と長尺部材22との間で移動手摺9を把持することにより、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置を保持することができる。これにより、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。また、押圧ボルト33と長尺部材22との間で移動手摺9を把持することによって、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置がずれることをさらに確実に防止することができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5による保護板位置決め具を示す斜視図である。アーム25には、プレート部材41がアーム25の長手方向に沿って設けられている。プレート部材41は、アーム25に固定されている固定板部41aと、固定板部41aに立てて固定されている印用板部41bとを有している。プレート部材41の断面形状は、固定板部41a及び印用板部41bによってL字状になっている。
印用板部41bは、軸26の軸線に直交して配置されている。また、印用板部41bは、軸26の軸線に沿った方向についてアーム25から離して配置されている。固定板部41aは、アーム25に印用板部41bを固定している。基準用マーキング部材23が隣接構造部3aの下面に接触した状態では、アーム25が長尺部材22に対して回転することにより、印用板部41bが隣接構造部3aの側面に対向する。アーム25には、各第2の取付用マーキング部材28が設けられているが、第1の取付用マーキング部材27は設けられていない。プレート部材41は、各第2の取付用マーキング部材28よりも軸26に近い位置に配置されている。
印用板部41bには、複数の印用穴42が設けられている。各印用穴42は、印用板部41bを貫通している。印用穴42の数は、各ボルト13の数と同数になっている。各印用穴42のそれぞれの間の距離は、各ボルト13が配置される位置Aを特定する各第1の取付特定位置のそれぞれの間の距離と同じになっている。
印用板部41bが隣接構造部3aの側面に対向している状態では、各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に印を付与可能になっている。隣接構造部3aの側面には、印用穴42に通した携帯マーキング部材を隣接構造部3aの側面に接触させることにより印を付けることができる。携帯マーキング部材としては、例えばチョーク、鉛筆又はペン等が用いられる。また、隣接構造部3aに印として傷を付ける針又は釘を携帯マーキング部材として用いてもよい。
各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印と、第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印とは、互いに識別可能になっている。この例では、第1の取付用マーキング部材27による印の色と、第2の取付用マーキング部材28による印の色とが互いに異なることにより、携帯マーキング部材及び第2の取付用マーキング部材28のそれぞれによる印の識別が可能になっている。
各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の位置は、各ボルト13が配置される位置Aをそれぞれ特定する第1の取付特定位置となる。各ボルト13の位置Aは、各第1の取付特定位置に基づいて隣接構造部3aの側面に設定される。この例では、各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の位置である各第1の取付特定位置がそのまま各位置Aとして設定される。他の構成は実施の形態2と同様である。
次に、デルタ部10に固定保護板11及び可動警告板12を設置するときの保護板位置決め方法について説明する。保護板位置決め具21を用いるときには、実施の形態1と同様にして、位置決め具配置工程及び基準用印付け工程の順に行い、基準位置Pを設定する。
この後、実施の形態1と同様にして、長尺部材22に対してアーム25を上方へ回転させることにより、各第2の取付用マーキング部材28のそれぞれを隣接構造部3aの下面に接触させるとともに、印用板部41bを隣接構造部3aの側面に対向させる。これにより、各第2の取付用マーキング部材28による印が隣接構造部3aの下面に付く。この後、印用板部41bが隣接構造部3aの側面に対向した状態で、携帯マーキング部材によって各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に印を付ける。そして、各印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の位置を第1の取付特定位置とし、各第2の取付用マーキング部材28が隣接構造部3aの下面に付けた印の位置を第2の取付特定位置とする(取付用印付け工程)。
この後、各第1の取付特定位置をそのまま各ボルト13の位置Aとして特定し、各第2の取付特定位置をそのまま各ボルト15の位置Bとして特定する(取付用部材位置特定工程)。この後の手順は実施の形態1と同様である。
このような保護板位置決め具21では、プレート部材41がアーム25に設けられ、プレート部材41の印用板部41bがアーム25の回転によって隣接構造部3aの側面に対向するようになっており、印用板部41bが隣接構造部3aの側面に対向している状態で、印用板部41bに設けられた印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に印を付与可能になっているので、隣接構造部3aの側面に第1の取付特定位置を直接特定することができる。これにより、第1の取付特定位置をそのまま各位置Aとすることができ、各位置Aの設定をさらに容易にすることができる。
また、このような保護板位置決め方法では、基準用印付け工程の後、長尺部材22に対してアーム25を回転させて印用板部41bを隣接構造部3aの側面に対向させた後、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に印を付け、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の位置を第1の取付特定位置とするので、隣接構造部3aの側面に第1の取付特定位置を直接特定することができる。これにより、第1の取付特定位置をそのまま各位置Aとすることができ、各位置Aの設定をさらに容易にすることができる。
なお、実施の形態3及び4では、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置を保持可能な掛止部材24の構成が実施の形態1の掛止部材24に適用されているが、一対の移動手摺9に対する長尺部材22の位置を保持可能な掛止部材24の構成を実施の形態2及び5の掛止部材24に適用してもよい。
また、実施の形態5では、プレート部材41が実施の形態1のアーム25に設けられているが、実施の形態2〜4のアーム25にプレート部材41を設けてもよい。
また、各上記実施の形態では、一対の移動手摺9のうちの隣接構造部3aから遠い側の移動手摺9の側面に掛止部材24が掛かるようになっているが、一対の移動手摺9のうちの隣接構造部3aに近い側の移動手摺9の側面に掛止部材24が掛かるようにしてもよい。また、一対の移動手摺9のそれぞれの側面に掛かる2つの掛止部材24を長尺部材22に設けてもよい。さらに、掛止部材24が移動手摺9の側面に掛かっていなくても、一対の移動手摺9に長尺部材22を載せることにより長尺部材22を安定させることができるので、掛止部材24はなくてもよい。
また、実施の形態1〜4では、第1の取付用マーキング部材27による印の色と、第2の取付用マーキング部材28による印の色とが互いに異なっているが、これに限定されず、例えば、第1の取付用マーキング部材27による印の形と、第2の取付用マーキング部材28による印の形とを互いに異ならせることにより、第1の取付用マーキング部材27による印と、第2の取付用マーキング部材28による印とを互いに識別可能にしてもよい。さらに、第1及び第2の取付特定位置を特定可能であれば、第1の取付用マーキング部材27による印と、第2の取付用マーキング部材28による印とが識別可能である必要はない。
また、実施の形態5では、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の色と、第2の取付用マーキング部材28による印の色とが互いに異なっているが、これに限定されず、例えば、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印の形と、第2の取付用マーキング部材28による印の形とを互いに異ならせることにより、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印と、第2の取付用マーキング部材28による印とを互いに識別可能にしてもよい。さらに、第1及び第2の取付特定位置を特定可能であれば、印用穴42を通して隣接構造部3aの側面に付けた印と、第2の取付用マーキング部材28による印とが識別可能である必要はない。
また、各上記実施の形態では、第2の取付用マーキング部材28がアーム25に設けられているが、第2の取付用マーキング部材28はなくてもよい。このようにしても、隣接構造部3aの下面に基準位置Pをより正確に設定することができ、基準位置Pを設定する作業の手間を軽減させることができる。この場合、隣接構造部3aにおける基準位置P及び第1の取付特定位置に印をそれぞれ付けた後、基準位置P又は第1の取付特定位置のいずれかに基づいて、例えば定規等を用いて、第2の取付特定位置を特定し、第2の取付特定位置に印を付ける。
また、各上記実施の形態では、アーム25が長尺部材22に設けられているが、アーム25はなくてもよい。このようにしても、隣接構造部3aの下面に基準位置Pをより正確に設定することができ、基準位置Pを設定する作業の手間を軽減させることができる。この場合、隣接構造部3aの下面における基準位置Pに基準用マーキング部材23によって印を付けた後、基準位置Pに基づいて、例えば定規等を用いて、第1及び第2の取付特定位置のそれぞれを特定し、第1及び第2の取付特定位置のそれぞれに印を付ける。
また、各上記実施の形態では、エスカレーター5に隣接する隣接物が隣接構造部3aとされ、隣接構造部3aに基準位置Pを設定するために保護板位置決め具21が用いられるが、図11に示すように、エスカレーター5に隣接する隣接物が隣接エスカレーター51とされ、隣接エスカレーター51に基準位置Pを設定するために保護板位置決め具21を用いてもよい。
3a 隣接構造部(隣接物)、5 エスカレーター、9 移動手摺、10 デルタ部、11 固定保護板、12 可動警告板、13 ボルト(取付具)、15 ボルト(取付具)、21 保護板位置決め具、22 長尺部材、23 基準用マーキング部材、24 掛止部材、25 アーム、27 第1の取付用マーキング部材、28 第2の取付用マーキング部材、41 プレート部材、41b 印用板部、42 印用穴。

Claims (14)

  1. エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、前記エスカレーターの一対の移動手摺のうち前記隣接物に近い側の前記移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、前記固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を前記隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め具であって、
    前記エスカレーターから前記デルタ部へ突出した状態で前記一対の移動手摺に載せられる長尺部材、
    前記長尺部材に設けられ、前記隣接物の下面に接触することにより前記隣接物に印を付ける基準用マーキング部材、及び
    前記長尺部材に設けられ、前記長尺部材に対して回転可能なアーム
    を備え、
    前記長尺部材が前記一対の移動手摺に水平に載せられた状態で前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置は、前記基準位置となり、
    前記アームには、第1の取付用マーキング部材が設けられ、
    前記第1の取付用マーキング部材は、前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に接触した状態で、前記アームの回転によって前記隣接物の下面に接触することにより、前記隣接物の下面に印を付け、
    前記第1の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置は、前記隣接物に前記固定保護板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第1の取付特定位置となるエスカレーターの保護板位置決め具。
  2. 前記基準位置は、前記デルタ部に設置される可動警告板の設置位置の基準にもなっており、
    前記アームには、第2の取付用マーキング部材が設けられ、
    前記第2の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置は、前記隣接物に前記可動警告板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第2の取付特定位置となる請求項1に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  3. 前記第1の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印と、前記第2の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印とは、互いに識別可能になっている請求項2に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  4. 前記アームは、前記第1の取付用マーキング部材が設けられた第1のアーム部材と、前記第2の取付用マーキング部材が設けられ、前記アームの長手方向へ前記第1のアーム部材に対してスライド可能な第2のアーム部材とを有している請求項2又は請求項3に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  5. エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、前記エスカレーターの一対の移動手摺のうち前記隣接物に近い側の前記移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、前記固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を前記隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め具であって、
    前記エスカレーターから前記デルタ部へ突出した状態で前記一対の移動手摺に載せられる長尺部材、
    前記長尺部材に設けられ、前記隣接物の下面に接触することにより前記隣接物に印を付ける基準用マーキング部材、及び
    前記長尺部材に設けられ、前記長尺部材に対して回転可能なアーム
    を備え、
    前記長尺部材が前記一対の移動手摺に水平に載せられた状態で前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置は、前記基準位置となり、
    前記アームには、印用穴が設けられた印用板部を有するプレート部材が設けられ、
    前記印用板部は、前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に接触した状態で、前記アームの回転によって前記隣接物の側面に対向し、
    前記印用板部が前記隣接物の側面に対向している状態では、前記印用穴を通して前記隣接物の側面に印を付与可能になっており、
    前記印用穴を通して前記隣接物の側面に付けた印の位置は、前記隣接物に前記固定保護板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第1の取付特定位置となるエスカレーターの保護板位置決め具。
  6. 前記基準位置は、前記デルタ部に設置される可動警告板の設置位置の基準にもなっており、
    前記アームには、第2の取付用マーキング部材が設けられ、
    前記第2の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置は、前記隣接物に前記可動警告板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第2の取付特定位置となる請求項5に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  7. 前記印用穴を通して前記隣接物の側面に付けた印と、前記第2の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印とは、互いに識別可能になっている請求項6に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  8. 前記アームは、前記プレート部材が設けられた第1のアーム部材と、前記第2の取付用マーキング部材が設けられ、前記アームの長手方向へ前記第1のアーム部材に対してスライド可能な第2のアーム部材とを有している請求項6又は請求項7に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  9. 前記長尺部材に設けられている掛止部材
    を備え、
    前記長尺部材が前記一対の移動手摺に載せられた状態では、前記掛止部材が前記一対の移動手摺の少なくともいずれかの側面に掛かる請求項1〜請求項8に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  10. 前記掛止部材は、前記移動手摺の側面に掛かった状態で、前記一対の移動手摺に対する前記長尺部材の位置を保持可能になっている請求項9に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  11. 前記長尺部材は、前記長尺部材の長手方向へ伸縮可能になっている請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のエスカレーターの保護板位置決め具。
  12. エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、前記エスカレーターの一対の移動手摺のうち前記隣接物に近い側の前記移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、前記固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を保護板位置決め具によって前記隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め方法であって、
    前記保護板位置決め具に含まれる長尺部材の一部を前記エスカレーターから前記デルタ部へ突出させた状態で前記長尺部材を前記一対の移動手摺に載せる位置決め具配置工程、
    前記位置決め具配置工程の後、前記長尺部材を前記一対の移動手摺に載せたまま前記移動手摺の長手方向へ前記保護板位置決め具を移動させることにより、前記長尺部材に設けられた基準用マーキング部材を前記隣接物の下面に接触させて前記隣接物の下面に印を付け、前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置を前記基準位置とする基準用印付け工程、及び
    前記基準用印付け工程の後、前記長尺部材に設けられたアームを前記長尺部材に対して回転させて、前記アームに設けられた第1の取付用マーキング部材を前記隣接物の下面に接触させることにより、前記隣接物の下面に印を付け、前記第1の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置を、前記隣接物に前記固定保護板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第1の取付特定位置とする取付用印付け工程
    を備えているエスカレーターの保護板位置決め方法。
  13. エスカレーターに隣接する隣接物の下面と、前記エスカレーターの一対の移動手摺のうち前記隣接物に近い側の前記移動手摺との間に存在する空間であるデルタ部に固定保護板を設置するときに、前記固定保護板の設置位置の基準となる基準位置を保護板位置決め具によって前記隣接物に設定するエスカレーターの保護板位置決め方法であって、
    前記保護板位置決め具に含まれる長尺部材の一部を前記エスカレーターから前記デルタ部へ突出させた状態で前記長尺部材を前記一対の移動手摺に載せる位置決め具配置工程、
    前記位置決め具配置工程の後、前記長尺部材を前記一対の移動手摺に載せたまま前記移動手摺の長手方向へ前記保護板位置決め具を移動させることにより、前記長尺部材に設けられた基準用マーキング部材を前記隣接物の下面に接触させて前記隣接物の下面に印を付け、前記基準用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置を前記基準位置とする基準用印付け工程、及び
    前記基準用印付け工程の後、前記長尺部材に設けられたアームを前記長尺部材に対して回転させて、前記アームに固定されたプレート部材の印用板部を前記隣接物の側面に対向させた後、前記印用板部に設けられた印用穴を通して前記隣接物の側面に印を付け、前記印用穴を通して前記隣接物の側面に付けた印の位置を、前記隣接物に前記固定保護板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第1の取付特定位置とする取付用印付け工程
    を備えているエスカレーターの保護板位置決め方法。
  14. 前記取付用印付け工程では、前記アームに設けられた第2の取付用マーキング部材を前記隣接物の下面に接触させることにより、前記隣接物の下面に印を付け、前記第2の取付用マーキング部材が前記隣接物の下面に付けた印の位置を、前記隣接物に可動警告板を取り付ける取付具が配置される位置を特定する第2の取付特定位置とする請求項12又は請求項13に記載のエスカレーターの保護板位置決め方法。
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