JP6576296B2 - 着脱機構 - Google Patents
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Description
しかしながら、着脱操作時に、リブと突起とで摺れ合いが生じ、リブが削られ、嵌合力が低下してしまうという問題があった。
また、一方の部材の内周に凹部を設けた場合は、部材同士の位置決めが容易となり、確実な嵌合が可能となる。
カバーCのほぼ中央部にフランジ1が設けられ、フランジ1の下端に、側周面の対向する2箇所に、浮き部2を設けて、回転嵌合部3が設けられている。
回転嵌合部3は、右方向やや上向きに傾斜する短リブ4と、短リブ4の下方に短リブ4に引き続く形で、螺旋軌道で、右方向上向きに傾斜する長リブ5とから構成される。
なお、図1(b)および図3では、カバーCの内側からみるため、短リブ4および長リブ5の位置および傾斜方向は逆となる。
短リブ4と長リブ5との間は後述する内周リブ11を挟み込める間隔を有しており、長さは、内周リブ11が最も長く、長リブ5がそれよりやや短く、短リブ4はさらに短い。
また、長リブ5の長さと短リブ4の長さとを足した長さは、内周リブ11の長さより、少し長い程度でよい。
外容器Dの上端部には、外方向にフランジ部7が設けられ、フランジ部7の下方には、外装容器Eとの係合部8が設けられ、また、内周側には、全周にわたって内周凹部9が設けられ、さらに対向する位置に2箇所の凹部10が設けられ、凹部10内に、浮き上がる形で、螺旋軌道で右方向下向きに傾斜する内周リブ11が設けられている。
凹部10は、カバーCの回転嵌合部3の位置決めの役割をもち、セット時には、回転嵌合部3の短リブ4のみが内周リブ11に載置され、カバーCの回転嵌合部3が回転して内周リブ11の嵌合が終了する位置では、凹部10の前端面10bに短リブ4の先端部4aが当接して、ストッパーとしての役割を果たしている。
また、短リブ4、長リブ5および内周リブ11の嵌合がしやすくなるようにそれぞれのリブの先端部は面取りすることが望ましく、さらに、短リブ4の後端部4bは嵌合終了時のクリック感が明りょうになるようにわずかな斜面4cが設けられている。
本実施例の付け替え容器Bの着脱機構は、カバーCの回転嵌合部3の短リブ4と長リブ5、および、外容器Dの凹部10に設けられた内周リブ11から構成されている。
図3(a)は、回転嵌合部3の短リブ4が内周リブ11の上端面11aに載置された状態を示す。カバーCを回転させると、回転嵌合部3の短リブ4が内周リブ11にガイドされながら、内周リブ11の上端面11a上を摺動しはじめ、続いて長リブ5が内周リブ11の下端面11bを摺動しはじめる。図3(b)は回転途中の状態を示す。
さらに回転させると、長リブ5は、内周リブ11に完全に重なる状態となり、短リブ4の先端部4aが内周リブ11の上端面11aを抜け出し、さらに、内周リブ11の上端面11aは短リブの後端部4bの斜面4cを滑り、後端部4bが上端面11aを抜け出してクリック感が誘発される。短リブ4の後端部4bは内周リブ11の先端と軽く接し、内周リブ11は、長リブ5とフランジ1の間で固定されて、嵌合が終了し、図3(c)の状態となる。この状態で、フランジ1は、外容器Dの内周凹部9の下端面9aに当接するため、それより下がることはない。
また、回転後の嵌合終了時の図3(c)の状態では、短リブ4の先端部4aは凹部10の前端面10bに当接して、凹部10の前端面10bはストッパーの役割を担っている。
フランジ1は、図3(a)および(b)の状態では、内周凹部9の下端面9aに接していないが、図3(c)の嵌合終了時には、内周凹部9の下端面9aに当接する。
カバーCを逆回転して、回転嵌合部3の短リブ4と長リブ5をそれぞれ内周リブ11に沿ってそれぞれ逆方向に摺動させ、長リブ5が内周リブ11から離れた段階で、カバーCを持ち上げれば、容易にカバーCを外容器Dから外すことができる。
また、本発明の内周リブ11は、内周側に設けられているが、外周側に設けて外周リブとすることも可能であり、その場合、回転嵌合部3の短リブ4および長リブ5は、内周側に設けられることになる。
また、内周リブ11を2箇所のままで、回転嵌合部3を等間隔に4箇所に設けることも可能である。その場合、さらに位置決めが容易となる。
とくに内容器の取り出しが容易となることから、そういった目的を有する容器とキャップとの間の着脱機構として好適である。
B 付け替え容器
C カバー(第2の部材)
D 外容器(第1の部材)
E 外装容器
1 フランジ
2 浮き部
3 回転嵌合部
4 短リブ
4a 先端部
4b 後端部
4c 斜面
5 長リブ
6 突部
7 フランジ部
8 係合部
9 内周凹部
9a 下端面
10 凹部
10a 下端面
10b 前端面
11 内周リブ(リブ)
11a 上端面
11b 下端面
Claims (3)
- 第1の部材と、第2の部材とを回転させて部材同士を着脱する着脱機構であって、
第1の部材に螺旋軌道を有するリブを設け、第2の部材にリブの上下から挟みこんで摺動する短リブと長リブを設け、
短リブは、長リブに先行する位置にあり、短リブのみがリブの上端面に載置され、回転により短リブがリブの上端面を摺動し、引き続き長リブがリブの下端面を摺動し、短リブがリブを抜け出したときに、クリック感を誘発するとともに、短リブの後端部は、リブの先端に接し、リブは長リブの上で固定された状態で嵌合することを特徴とする着脱機構。 - 第1の部材の内周に内周凹部と凹部を設け、凹部内に内周リブが設けられ、第2の部材の外周にフランジとその下方に短リブと長リブからなる回転嵌合部を設け、
セット時には、回転嵌合部の短リブのみが内周リブに載置され、回転による嵌合終了時には、短リブの先端部は凹部の前端面に当接してストッパーとなっているとともに、フランジが内周凹部の下端面に当接して内周リブが長リブに固定されることを特徴とする請求項1に記載の着脱機構。 - 外容器とカバーからなる付け替え容器の着脱機構において、第1の部材は外容器であり、第2の部材はカバーであることを特徴とする請求項1または2に記載の着脱機構。
Priority Applications (1)
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JP2016092056A JP6576296B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 着脱機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016092056A JP6576296B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 着脱機構 |
Publications (2)
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JP2017197281A JP2017197281A (ja) | 2017-11-02 |
JP6576296B2 true JP6576296B2 (ja) | 2019-09-18 |
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ID=60238873
Family Applications (1)
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JP2016092056A Active JP6576296B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 着脱機構 |
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-
2016
- 2016-04-28 JP JP2016092056A patent/JP6576296B2/ja active Active
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