JP6576018B2 - 画像処理装置および撮像装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、画像処理装置で行われた画像処理の内容を、別の画像処理装置で再現できるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置の第2の例は、画像信号を入力する入力手段と、外部の画像処理装置で画像信号に対する画像処理を行った際に使用されたパラメータを取得するパラメータ取得手段と、前記画像処理を行う前の画像信号における画像信号の値のうち、画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得手段と、前記正規化基準値に従って、前記入力手段により入力された画像信号を正規化する正規化手段と、前記正規化された画像信号に対して前記パラメータを用いて前記画像処理を行う画像処理手段と、を有し、前記パラメータと前記正規化基準値とが相互に関連付けられていることを特徴とする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態を説明する。本実施形態では、カラーグレーディングに相当する画像処理を撮影中に行い、当該カラーグレーディングのパラメータを記録し、当該パラメータを用いてカラーグレーディングに相当する画像処理を撮影後に行う場合を例に挙げて説明する。
図1において、撮像装置100は、デジタルカメラである。仮カラーグレーディング装置300は、撮像時の画像に対して、色・輝度の補正等の仮カラーグレーディングを施す。モニタ200は、仮グレーディングが施された画像を表示する。本カラーグレーディング装置400は、撮像装置100で撮像された画像に対して本カラーグレーディング処理を行う。モニタ201は、本グレーディング処理が施された画像を表示する。カラーグレーディング処理を施すことにより、画像の見た目(ルック)が変更される。
撮像装置100は、被写体を撮像し、撮像した画像を記録メディアに記録すると共に、撮像中の画像をHD−SDIケーブル等を通じて仮カラーグレーディング装置300に出力する。仮カラーグレーディング装置300は、撮像装置100から入力された撮像中の画像に対して仮カラーグレーディング処理を行い、画像の見た目(ルック)を大まかに調整する。仮カラーグレーディング装置300は、仮カラーグレーディング処理を行った後の画像を、3G−SDIケーブル等を通じてモニタ200に出力する。
図2は、撮像装置100の構成の一例を示す図である。
図2において、レンズ群101は、ズームレンズ、フォーカスレンズ等を含む。シャッター102は、絞り機能を備える。撮像部103は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等を備える。A/D変換器104は、撮像部103から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。画像処理部105は、A/D変換器104から出力される画像信号に対し、ホワイトバランス処理、γ処理、色補正処理等の各種画像処理を行う。メモリ制御部107は、画像メモリ106における記憶動作を制御する。D/A変換器108は、メモリ制御部107から入力したデジタル信号をアナログ信号に変換する。表示部109は、画像の表示を行うLCD等の表示器である。コーデック部110は、画像データを圧縮符号化・復号化する。
システムタイマ124は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する。システムメモリ125は、システム制御部50の動作に必要な定数・変数や、不揮発性メモリ121から読み出したプログラム等を展開する。通信部126は、仮カラーグレーディング装置300等の外部の装置と無線で通信を行う。
撮像部103は、レンズ群101及びシャッター102を介して入射した光を光電変換し、アナログの画像信号としてA/D変換器104へ出力する。A/D変換器104は、撮像部103から出力されるアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換して画像処理部105に出力する。
D/A変換器108は、画像メモリ106に格納されている表示用の画像データをアナログの信号に変換して表示部109に供給する。表示部109は、LCD等の表示器に、D/A変換器108から出力されたアナログの信号に応じた表示を行う。また、メモリ制御部107は、画像メモリ106に格納されている画像データを、外部出力インタフェース113を介して、外部の仮カラーグレーディング装置300に出力する。
以上、撮像装置100の撮像時の基本動作について説明した。
図3において、画像処理部105は、色信号生成部1051、WB(ホワイトバランス)増幅部1052、色補正処理部1053、ガンマ処理部1054、輝度・色差信号生成部1055、色空間変換部1056、及びガンマ処理部1057を有する。
画像処理部105に入力された画像信号は、ベイヤーRGBのRAW形式の信号であり、色信号生成部1051に入力される。
WB増幅部1052は、システム制御部50で算出されるホワイトバランスゲイン値に基づき、RGBの色信号R、G、Bにゲインをかけ、ホワイトバランスを調整する。
ガンマ処理部1054は、色調が補正されたRGBの色信号R、G、Bに対して、Rec.709等の規格に沿ったガンマや、ログ形式のガンマを掛ける等のガンマ補正を行う。
一方、色空間変換部1056は、ホワイトバランスが調整されたRGBの色信号R、G、Bの色空間を、外部モニタ出力用の色空間に変換する。
一方、外部モニタ出力用の色空間がACES色空間である場合、ガンマ処理部1057は、色空間変換部1056で色空間が変換されたリニアな画像信号に対して、ACES−Proxy形式のガンマを掛けるガンマ処理を行う。ガンマ処理部1057は、ガンマ処理を行った後の画像信号(RGB信号(ACES信号(ACES−Proxy RGB)))を外部出力インタフェース113へ出力する。尚、ACES−Proxyとは、現在規格化が進行中のACES信号の伝送規格である。
以上、画像処理部105の詳細について説明した。
また、外部出力インタフェース113は、画像処理部105から出力されたガンマ処理後の画像信号(ACES信号等)を、3G−SDI信号として伝送できる形に変形し、ガンマ処理後の画像信号を仮カラーグレーディング装置300に出力する。
以上、撮像装置100の構成と、撮像時の画像信号の流れについて説明した。
図4は、仮カラーグレーディング装置300の概略構成の一例を示す図である。
図4において、入力インタフェース(I/F)301は、撮像装置100から出力された画像信号を受信する。画像メモリ302は、画像信号を記憶する。画像処理部303は、画像信号に対して、色変換や階調変換等の各種画像処理を行う。外部モニタインタフェース(I/F)304は、外部モニタであるモニタ200(外部の表示装置)への出力を制御する。
システム制御部350は、ユーザによる入力指示と後述の制御とによって、画像処理部303で画像処理(仮カラーグレーディング処理)を行う際に使用するパラメータを決定し、画像処理部303へ当該パラメータを設定する。
以上、仮カラーグレーディング装置300において、撮像装置100から出力された画像信号に対して、仮カラーグレーディング処理を行い、仮カラーグレーディング処理を行った後の画像信号を外部のモニタ200へ出力する処理の流れについて説明した。
正規化処理部501には、撮像装置100から、ガンマ処理が行われた後の画像信号(RGB信号)が入力される。この画像信号(RGB信号)は、前述のとおり、ACES−Proxy規格のRGB信号、又は、sRGB色空間でログガンマ1が適用されたRGB信号である。
カラーグレーディング処理部502は、ユーザによる入力指示に応じたカラーグレーディング処理を行う。本実施形態では、カラーグレーディング処理として、ASC(The American Society Of Cinematographers)が定義しているCDL(Color Decision List)で記載可能なカラーグレーディング処理を行うものとする。
CDLに基づくカラーグレーディング処理は、カラーグレーディング処理部502への入力をIn、カラーグレーディング処理部502からの出力をOutで示すと、以下の(1)式で表現することが可能である。
Out=(slope×In+offset)power ・・・(1)
仮カラーグレーディング装置300のシステム制御部350は、カラーグレーディング処理のパラメータ(slope、offset、power)を設定するために操作部320に対してユーザによって行われた操作の内容を受信する。そして、システム制御部350は、当該カラーグレーディング処理のパラメータをカラーグレーディング処理部502に設定する。
以上、仮カラーグレーディング装置300の構成と、撮像時の画像信号の流れについて説明した。
図6は、撮像装置100と仮カラーグレーディング装置300の動作の一例を説明するフローチャートである。
図6のステップS601において、撮像装置100は、通信部126を介して、仮カラーグレーディング装置300との接続を確立する。一方、ステップS611において、仮カラーグレーディング装置300は、通信部321を介して、撮像装置100との接続を確立する。
フォーマットA(色空間:ACES ガンマ:ACES−Proxy)
フォーマットB(色空間:sRGB ガンマ:ログガンマ1)
仮カラーグレーディング装置300の処理に移り、ステップS612において、仮カラーグレーディング装置300は、撮像装置100から送信されたフォーマット情報を取得する。本実施形態では、このようにしてフォーマット情報取得手段の一例が実現される。
正規化する際の基準となるCodeValueは、フォーマット情報によって決定される。フォーマットが、フォーマットAの場合には、0(ゼロ)の基準をCodeValeで64、1の基準をCodeValueで940とする。一方、フォーマットがフォーマットBの場合には、0の基準をCodeValeで128、1の基準をCodeValueで1019とする。本実施形態では、このようにして正規化基準取得手段の一例が実現される。
具体的には、正規化する際の基準となるCodeValueの値[64、940]をACES値に変換すると、[0.0012、224]となる。
図7(a)は、モニタ出力用のフォーマットがフォーマットAの場合の入出力特性を示す。図7(a)では、[64、940]で正規化した信号に対してPower関数をかけた結果を示す。図7(b)は入力画像のフォーマットがフォーマットBの場合の入出力特性を示す。図7(b)では、[128、1019]で正規化した信号に対してPower関数をかけた結果を示す。図7(a)及び図7(b)において、破線で示す部分が、正規化した信号をPower乗じた値となる((1)式を参照)。
仮カラーグレーディング装置300は、CDLに基づくカラーグレーディング処理を行った後に、CDLファイルを生成する。図8(a)は、CDLファイル800の一例を示す図である。本実施形態では、CDLはタグを用いて記述される。図8(a)に示す(A)は、フォーマット情報を示す。また、(B)は、RGB信号毎のSlope、Offset、Powerのパラメータの値を示す。
本実施形態では、このようなCDLファイルを生成することにより、正規化基準の一例である正規化情報と、仮グレーディング処理のパラメータ(CDLパラメータ)とが同一のファイルに記録され、相互に関連付けられる。
ステップS604において、撮像装置100は、CDLファイル800を受信する。本実施形態では、このようにしてパラメータ取得手段と正規化基準取得手段の一例が実現される。
ステップS606において、撮像装置100は、撮像した画像ファイルのファイルヘッダに、ステップS604で取得したCDLファイル800を記録する。図9は、画像ファイルの一例を概念的に示す図である。
以上、撮像装置100及び仮カラーグレーディング装置300における撮像時のカラーグレーディング動作について説明した。
本カラーグレーディング装置400の概略構成は、図4に示した仮カラーグレーディング装置300の概略構成と同一であるため、ここでは、その詳細な説明を省略する。本カラーグレーディング装置400は、仮カラーグレーディング装置300と、画像処理部303の構成及び処理内容が異なる。
図5(b)において、色空間変換処理部510は、入力した画像信号(RGB信号)の色空間を変換する。ガンマ処理部511は、色空間が変換された画像信号に対してガンマ処理を施す。正規化・CDL処理部512は、ガンマ処理が施された画像信号に対して、正規化処理と、カラーグレーディング処理とを行う。表示用処理部513は、正規化処理と、カラーグレーディング処理とが行われたRGB信号に対して、表示機器用のガンマ補正や色空間変換等を行う。
仮カラーグレーディング装置300において、ACES−Proxyで仮カラーグレーディングを行った場合には、本カラーグレーディング装置400の画像処理部303でも画像信号の値をACES値に変換して処理する。
ガンマ処理部511は、本カラーグレーディング装置400でカラーグレーディングするために、ACES信号R、G、Bをログガンマに変換する。ここでは、ガンマ処理部511は、ACES信号R、G、Bに対して、ACES−Log規格のログガンマをかける。ACES−Log規格とは、現在規格化策定中のACES信号向けのログガンマである。
まず、ステップS1001において、システム制御部350は、操作部320に対するユーザによる操作を受け付け、カラーグレーディングする画像ファイル900を選択する。
ステップS1002において、システム制御部350は、画像ファイル900のファイルヘッダ901から、CDL及びCDL処理時のフォーマット情報、正規化情報(カラーグレーディングパラメータ902)を抽出する。本実施形態では、このようにして、正規化基準取得手段の一例が実現される。
この判定の結果、フォーマットが同一である場合は、ステップS1005に進み、フォーマットが同一でない場合は、ステップS1004に進む。
ACES−Log規格では、ACES値で65535まで表現できる。
これに対して、仮カラーグレーディング装置300での正規化を、224のACES値で行っていた場合、ACES−Log規格でも、ACES値で224を示すCodeValueで正規化する。正規化の様子を図11(b)に示す。
ステップS1008において、システム制御部350は、ステップS1007で取得したモニタ201の特性情報に応じて、表示用処理部513の処理の内容を決定する。例えば、モニタ201が、Rec.709規格用のモニタである場合、表示用処理部513は、Rec.709に適したODT処理を行って出力する。
ステップS1009において、システム制御部350は、読み込んだ画像ファイルに対する処理の開始の指示を、図5(b)の画像処理部303に対して行う。本実施形態では、このような指示に基づいて画像処理部303が処理を行うことにより、正規化手段と画像処理手段の一例が実現される。
また、本実施形態では、カラーグレーディングのパラメータを記録するCDLファイルの内部に正規化情報を記録する形式を例に挙げて説明した。しかしながら、カラーグレーディングのパラメータと正規化情報とを相互に関連付けて記録する方法であれば、どのような方法をとってもかまわない。例えば、カラーグレーディングのパラメータと正規化パラメータとを個別のファイルで記録しておき、カラーグレーディングのパラメータのファイルに正規化情報のファイルへのリンクを記載しておく方法をとることも可能である。
例えば、以下のようにしてもよい。まず、仮カラーグレーディング装置300は、撮像装置100の機種名や、ガンマ特性に応じたフォーマット情報を予め不揮発性メモリ323に登録しておく。そして、仮カラーグレーディング装置300は、自身に接続された撮像装置100の機種名やガンマ特性に応じて不揮発性メモリ323からフォーマット情報を取得する。
また、本実施形態では、モニタ出力用のフォーマットが、色空間とガンマ特性との双方を有する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、これらの少なくとも何れか一方がフォーマットに含まれていればよい。基本的にはガンマ特性がフォーマットに含まれている必要がある。ただし、色空間のフォーマットが決まると、ガンマ特性が定まる場合がある。
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、入力した画像信号のフォーマットに応じて、仮カラーグレーディング装置300側で、画像信号の正規化のポイント(RGB信号の値を正規化する際の基準となるCodeValue)を決定した。これに対して、本実施形態では、撮像装置100側で、画像信号の正規化のポイントを決定する場合について説明する。このように本実施形態と第1の実施形態とは、画像信号の正規化のポイントを決定する方法の一部が主として異なる。すなわち、本実施形態では、撮像装置100及び仮カラーグレーディング装置300のシステム制御部50、350等の処理の一部が第1の実施形態と異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図11に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図12のステップS1201において、撮像装置100は、通信部126を介して、仮カラーグレーディング装置300との接続を確立する。一方、ステップS1211では、仮カラーグレーディング装置300は、通信部321を介して、撮像装置100との接続を確立する。
フォーマットA(色空間:ACES ガンマ:ACES−Proxy)
フォーマットB(色空間:sRGB ガンマ:ログガンマ1)
撮像装置100は、これらのフォーマットに基づいて決定した色空間及びガンマに応じて、色空間変換部1056及びガンマ処理部1057に、パラメータを設定する。
例えば、撮像装置100がACES値で10までのレンジを表現できる能力を備えていたとする。この場合、ACES−ProxyにおいてACES値で10を示すCodeValue(例えば、700)を正規化の最大値とする。
前述のフォーマットAの色空間の場合には、CodeValueで[64、700]を[0、1]に正規化する。一方、フォーマットBの場合には、ACES値に変換できないため、ガンマ特性のCodeValueの最大最小値[128、1019]で正規化する。
ステップS1213において、仮カラーグレーディング装置300は、フォーマット情報に含まれる、デバイスに非依存の数値に変換された正規化ポイントに基づき、画像信号(RGB信号)に対して正規化を行う。本実施形態では、このようにして正規化基準取得手段と正規化手段の一例が実現される。
ステップS1215では、仮カラーグレーディング装置300は、CDLファイルを撮像装置100へ送信する。本実施形態では、このようにして出力手段の一例が実現される。
撮像装置100側の処理に戻り、ステップS1206では、撮像装置100は、CDLファイルを受信する。
ステップS1207では、撮像装置100は、撮像(記録)を行う。
ステップS1208では、撮像装置100は、CDLファイルの情報と、正規化ポイントと、デバイスに非依存の数値に変換された正規化ポイント(ACES値)を、画像ファイルのファイルヘッダに記録する。ここで記録されるデータは、第1の実施形態で説明した図9と同様である。本実施形態では、このようにして記録手段の一例が実現される。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
Claims (19)
- 画像信号を入力する入力手段と、
前記画像信号の値のうち、前記画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得手段と、
前記正規化基準値に従って、前記画像信号を正規化する正規化手段と、
前記正規化された画像信号に対して画像処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理を行った際に使用されたパラメータと、前記画像処理を行う前の画像信号における前記正規化基準値とを相互に関連付けて外部装置に出力する出力手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像信号のガンマ特性および色空間の少なくとも何れか一方を含むフォーマット情報を取得するフォーマット情報取得手段を更に有し、
前記正規化基準値取得手段は、前記フォーマット情報に基づいて、前記正規化基準値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記正規化基準値取得手段は、前記画像信号の値を正規化する際の基準となる値を装置に依存しない値に変換し、当該変換した値を、前記正規化基準値として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記出力手段は、前記パラメータと前記正規化基準値とを同一のファイルとして出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記入力手段は、外部の撮像装置で撮像中の画像信号を入力し、
前記出力手段は、前記パラメータと前記正規化基準値とを相互に関連付けて、前記撮像装置に出力し、
前記パラメータと前記正規化基準値は、前記撮像装置で撮像されて記録された画像信号のファイルの内部に含まれる情報であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理は、画像の見た目を変更するカラーグレーディング処理であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 画像信号を入力する入力手段と、
外部の画像処理装置で画像信号に対する画像処理を行った際に使用されたパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
前記画像処理を行う前の画像信号における画像信号の値のうち、画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得手段と、
前記正規化基準値に従って、前記入力手段により入力された画像信号を正規化する正規化手段と、
前記正規化された画像信号に対して前記パラメータを用いて前記画像処理を行う画像処理手段と、
を有し、
前記パラメータと前記正規化基準値とが相互に関連付けられていることを特徴とする画像処理装置。 - 前記入力手段は、外部の撮像装置で撮像された画像信号のファイルの内部に含まれる当該画像信号を読み出し、
前記パラメータ取得手段は、前記ファイルの内部に含まれる前記パラメータを読み出し、
前記正規化基準値取得手段は、前記ファイルの内部に含まれる前記正規化基準値を読み出すことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理は、画像の見た目を変更するカラーグレーディング処理であることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。
- 撮像手段と、
外部の画像処理装置で画像処理を行った際に使用されたパラメータを、前記外部の画像処理装置から取得するパラメータ取得手段と、
前記画像処理を行う前の画像信号における画像信号の値のうち、画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得手段と、
前記撮像手段で撮像された画像信号と、前記パラメータと、前記正規化基準値とを相互に関連付けて記録する記録手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記パラメータ取得手段は、前記撮像手段により撮像中の画像信号に対して前記外部の画像処理装置で画像処理を行った際に使用されたパラメータを、前記外部の画像処理装置から取得することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記記録手段は、前記パラメータと、前記正規化基準値とを、前記画像信号のメタデータとして、前記画像信号のファイルの内部に記録することを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像装置。
- 前記正規化基準値取得手段は、前記正規化基準値を前記外部の画像処理装置から取得することを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の撮像装置。
- 画像信号のガンマ特性および色空間の少なくとも何れか一方を含むフォーマット情報を取得するフォーマット情報取得手段を有し、
前記正規化基準値取得手段は、前記フォーマット情報に基づいて、前記正規化基準値を決定することを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記正規化基準値取得手段は、画像信号の値を正規化する際の基準となる値を装置に依存しない値に変換し、当該変換した値を、前記正規化基準値として決定することを特徴とする請求項10〜14の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像処理は、画像の見た目を変更するカラーグレーディング処理であることを特徴とする請求項10〜15の何れか1項に記載の撮像装置。
- 画像信号を入力する入力工程と、
前記画像信号の値のうち、前記画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得工程と、
前記正規化基準値に従って、前記画像信号を正規化する正規化工程と、
前記正規化された画像信号に対して画像処理を行う画像処理工程と、
前記画像処理を行った際に使用されたパラメータと、前記画像処理を行う前の画像信号における前記正規化基準値とを相互に関連付けて外部装置に出力する出力工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 画像信号を入力する入力工程と、
外部の画像処理装置で画像信号に対する画像処理を行った際に使用されたパラメータを取得するパラメータ取得工程と、
前記画像処理を行う前の画像信号における画像信号の値のうち、画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得工程と、
前記正規化基準値に従って、前記入力工程により入力された画像信号を正規化する正規化工程と、
前記正規化された画像信号に対して前記パラメータを用いて前記画像処理を行う画像処理工程と、
を有し、
前記パラメータと前記正規化基準値とが相互に関連付けられていることを特徴とする画像処理方法。 - 外部の画像処理装置で画像処理を行った際に使用されたパラメータを、前記外部の画像処理装置から取得するパラメータ取得工程と、
前記画像処理を行う前の画像信号における画像信号の値のうち、画像信号の値を正規化する際の基準となる値である正規化基準値を取得する正規化基準値取得工程と、
撮像手段で撮像された画像信号と、前記パラメータと、前記正規化基準値とを相互に関連付けて記録する記録工程と、
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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