JP2010124114A - デジタルカメラおよび画像データ処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来、容量の大きいRAWデータを保存するか、RAWデータを復元するための多くのパラメータなどを記憶しておかなければならず、保存するデータ量が多くなるという問題があった。
【解決手段】
本発明に係るデジタルカメラは、被写体光を電気信号に変換して第1画像データを生成する撮像部と、前記撮像部が生成した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理部と、前記第2画像データに画像逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理部と、前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成部と、前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録部とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2
従来、容量の大きいRAWデータを保存するか、RAWデータを復元するための多くのパラメータなどを記憶しておかなければならず、保存するデータ量が多くなるという問題があった。
【解決手段】
本発明に係るデジタルカメラは、被写体光を電気信号に変換して第1画像データを生成する撮像部と、前記撮像部が生成した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理部と、前記第2画像データに画像逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理部と、前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成部と、前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録部とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像データ処理技術に関する。
一般的なデジタルカメラは、撮影時に撮像素子から得られる生の画像データ(RAWデータ)に対して、ホワイトバランス処理,ディベイヤ処理,色変換処理,ガンマ補正処理およびJPEG圧縮処理などを行った後、作成されたJPEGデータを記憶媒体に記録している。一方、撮影後の画像に画像補正(色補正やガンマ特性の変更など)を行う場合、撮影時の情報が欠落しているJPEGデータに画像処理を行うよりも、RAWデータに画像処理を行った方が画質が損なわれないという利点がある。そこで、撮影時にJPEGデータと共にRAWデータを記憶媒体に記録するようにしたデジタルカメラが使われている。
ところが、撮影毎にJPEGデータとRAWデータの2つの画像データを保存しなければならず、データサイズの大きいRAWデータの場合、記憶媒体に記憶できる画像枚数が少なくなるという問題がある。そこで、例えばRAWデータからJPEGデータを作成する時に行われるホワイトバランス処理,ディベイヤ処理,色変換処理,ガンマ補正処理および画像圧縮処理などの各処理毎の正確なパラメータをサブファイルとして記憶しておき、このサブファイルを用いてJPEGデータから元のRAWデータを再生する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−152680号公報
ところが、従来技術では元のRAWデータを再生するために、各処理毎に変換処理時と同じパラメータを記憶しておかなければならず、パラメータデータのデータ量が多くなるという問題があった。特に、デジタルカメラの機種毎にRAWデータからJPEGデータに変換するまでの処理自体が異なる場合があり、元のRAWデータを再生するにはJPEGデータを作成する時と全く同じ処理を行うことができるハードウェアやソフトウェアが必要であった。
本発明の目的は、保存するデータ量が少なく且つ容易に実用レベルのRAWデータを再生することができるデジタルカメラおよび画像データ処理プログラムを提供することである。
本発明に係るデジタルカメラは、被写体光を電気信号に変換して第1画像データを生成する撮像部と、前記撮像部が生成した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理部と、前記第2画像データに画像逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理部と、前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成部と、前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録部とを有することを特徴とする。
また、好ましくは、前記画像変換処理部が行う画像変換処理は、所定の画像補正処理と所定の画像圧縮処理とで構成され、前記画像逆変換処理部が行う画像逆変換処理は、所定の画像伸長処理で構成されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記画像変換処理部が行う前記画像変換処理は、所定の画像補正処理と所定の画像圧縮処理とで構成され、前記画像逆変換処理部が行う前記画像逆変換処理は、所定の画像伸長処理と所定の画像逆補正処理とで構成されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記画像変換処理部が行う前記画像変換処理と前記画像逆変換処理部が行う前記画像逆変換処理は必ずしも同一ではないことを特徴とする。
また、好ましくは、前記第1画像データをRAWデータ、前記第2画像データをJPEGデータで構成することを特徴とする。
また、好ましくは、前記画像逆変換処理部が作成する前記第3画像データは、前記第1画像データの色空間に合致する画像データであることを特徴とする。
また、好ましくは、前記データ記録部は、前記第2画像データと前記差分データとをそれぞれ別ファイルとして記憶媒体に記録することを特徴とする。
また、好ましくは、前記データ記録部は、前記差分データを前記第2画像データのヘッダ情報として記憶媒体に記録することを特徴とする。
また、好ましくは、前記差分データ生成部が生成した差分データに所定の変換処理を施して第2差分データに変換する差分データ変換部を更に設け、前記データ記録部は、前記差分データの代わりに前記第2差分データと前記第2画像データとを関連付けて記憶媒体に記録することを特徴とする。
本発明に係る画像データ処理プログラムは、記憶媒体に記憶された画像データに対して画像処理を行うコンピュータで実行される画像データ処理プログラムであって、記憶媒体から第1画像データを入力する画像入力手順と、前記画像入力手順が入力した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理手順と、前記第2画像データに逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理手順と、前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成手順と、前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録手順とを有することを特徴とする。
本発明に係るデジタルカメラおよび画像データ処理プログラムは、保存するデータ量が少なく且つ容易に実用レベルのRAWデータを再生することができる。
以下、本発明に係るデジタルカメラおよび画像データ処理プログラムに関する実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ101の構成を示すブロック図である。尚、本実施形態に係るデジタルカメラ101は、本発明に係る画像データ処理プログラムを含む。図1において、デジタルカメラ101は、撮影光学系102と、メカニカルシャッタ103と、撮像素子104と、AFE(アナログフロントエンド)105と、A/D変換部106と、画像バッファ107と、制御部108と、メモリ109と、表示部110と、メモリカードI/F111と、操作部112とで構成される。
図1において、撮影光学系102に入射された被写体光は、メカニカルシャッタ103を介して撮像素子104の受光面に入射される。ここで、撮影光学系102は、ズームレンズやフォーカスレンズなどの複数枚のレンズで構成され、絞り102aを有している。
撮像素子104の受光面には、二次元状に光電変換部が配置されており、各光電変換部に入射された光量に応じて電気信号に変換し、AFE105に出力する。
AFE105は、撮像素子104から出力される電気信号のノイズ除去や増幅などを行って、A/D変換部106に出力する。
A/D変換部106は、AFE105から出力される電気信号をデジタル信号に変換し、1画面分のデジタル信号をRAW形式の画像データ(以降、RAWデータと称する)として画像バッファ107に一時的に記憶する。尚、RAWデータとは、撮像素子104から読み出した加工されていない光量リニアな生の画像データのことで、撮像素子104を構成するベイヤー配列の画素データで構成される。また、画像バッファ107は画像処理を行う際の画像バッファや表示部110に画像を表示する際の表示用画像バッファとしても利用される。
制御部108は、画像バッファ107に一時的に記憶されている画像データに対して、ホワイトバランス処理,ベイヤ補間処理(ディベイヤ処理),色補正処理(色マトリクス処理),ガンマ変換処理およびJPEG圧縮処理などの画像処理を実行する。そして、JPEG圧縮後のJPEG形式の画像データ(以降、JPEGデータと称する)は、メモリカードI/F111を介してメモリカード111aに保存される。また、本実施形態では、制御部108は、RAWデータとJPEGデータとの差分データもメモリカード111aに保存する。尚、差分データについては、後で詳しく説明する。
メモリ109は、デジタルカメラ101の撮影モードや露出情報,フォーカス情報などのパラメータや設定値を記憶する。尚、メモリカード111aに保存する画像データや差分データなどをメモリ109に保存するようにしても構わない。
表示部110は、制御部108の指令に応じて、撮影画像やメニュー画面などを表示する。
操作部112は、電源ボタン、レリーズボタン、カーソルキーなどの操作ボタンで構成される。ユーザーは、これらの操作ボタンを操作してデジタルカメラ101を操作する。これらの操作ボタンの操作情報は制御部108に出力され、制御部108は、操作部112から入力する操作情報に応じて、デジタルカメラ101の全体の動作を制御する。
次に、図1の制御部108について詳しく説明する。制御部108は、内部に予め記憶されているプログラムに従って動作し、デジタルカメラ101の各部を制御する。制御部108は、撮影処理部121と、WB(ホワイトバランス)処理部122と、ベイヤ補間部123と、色補正処理部124と、ガンマ変換部125と、JPEG処理部126と、逆変換処理部127と、差分データ処理部128と、データ記録部129とで構成される。尚、本実施形態では説明が分かり易いように、WB処理部122,ベイヤ補間部123,色補正処理部124,ガンマ変換部125,JPEG処理部126,逆変換処理部127,差分データ処理部128,データ記録部129などは、制御部108に含めて描いてあるが、制御部108とは別にハードウェアなどの回路で構成しても構わない。
撮影処理部121は、撮影する画像のフォーカス制御や露出制御などを行う。例えば、フォーカス制御は、画像バッファ107に取り込まれた画像から焦点位置を求めて撮影光学系102のフォーカスレンズの位置を移動する。露出制御は、画像バッファ107に取り込まれた画像の測光を行い、適正露光になるように、撮影光学系102の絞り102aの絞り値やメカニカルシャッタ103のシャッタ速度などを決定する。尚、これらの処理はプレビュー画像の撮影時に撮像素子104を介して画像バッファ107に取り込まれた画像を用いて行われるが、専用のAFセンサやAEセンサを用いてフォーカス制御や露出制御を行っても構わない。また、プレビュー画像の撮影時は、メカニカルシャッタ103を常に開放状態にして撮像素子104の露光時間によってシャッタ速度を制御する電子シャッタで撮影を行う。ここで、プレビュー画像とは、撮像素子104で時間的に連続して撮影される動画像を表示部110に表示して、撮影者が撮影構図などを決めるための画像である。そして、撮影者が操作部112のレリーズボタンを押下すると、フォーカス制御や露出制御などが行われた後、本撮影された画像データ(RAWデータ)が画像バッファ107に一時的に記憶される。
次に、制御部108のWB処理部122,ベイヤ補間部123,色補正処理部124,ガンマ変換部125,JPEG処理部126,逆変換処理部127,差分データ処理部128およびデータ記録部129について、図2を用いて詳しく説明する。
WB処理部122は、画像バッファ107に一時的に取り込まれたRAWデータに対してホワイトバランス処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。ホワイトバランス処理は、環境光の特性に依らず無彩色の被写体が無彩色な画像として撮影されるように調整する処理である。
ベイヤ補間部123は、画像バッファ107に記憶されているホワイトバランス処理後の画像データに対してベイヤ補間(色補間)処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。ベイヤ補間処理は、撮像素子104のカラーフィルタの配列がベイヤ配列の場合に、ベイヤ配列の画像データを画素単位でRGB形式の画像データに変換する処理(ディベイヤ処理)である。図3にベイヤ配列の画像データとディベイヤ処理後の画像データの画素配置を示す。尚、図3は、分かり易いように、撮像素子104が4行4列(行r1からr4,列c1からc4)の16個の画素で構成されている場合の例を示している。図3(a)はベイヤ配列の画像データの例で、1行目r1はRa,Ga,Rb,GbのようにR(赤)とG(緑)の画素が交互に配置されている。2行目r2はGc,Ba,Gd,BbのようにG(緑)とB(青)の画素が交互に配置されている。同様に、3行目r3はRとGの画素が交互に配置され、4行目r4はGとBの画素が交互に配置されている。ベイヤ補間部123は、図3(a)に示すようにベイヤ配列の画像データを図3(b)に示すようなRGB形式の画像データに変換する。ここで、図3(b)のRGB形式の画像データは、各画素毎にRGB3色のデータを有する。尚、図3(a)の各行r1からr4と各列c1からc4は、図3(b)の各行r1からr4と各列c1からc4にそれぞれ対応し、1画面を構成する画素数は図3(a)と同じ4×4の16画素である。ここで、本実施形態では、撮像素子104はベイヤ配列のカラーフィルタを有するものとし、RAWデータはベイヤ配列の画像データであるものとして説明するが、ベイヤ配列以外の配列の画像データであってもRGB形式の画像データに変換すれば同様に実現できる。
色補正処理部124は、画像バッファ107に記憶されているディベイヤ処理後の画像データに対して色補正処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。色補正処理は、彩度などの色補正を行うマトリクス演算処理である。
ガンマ変換部125は、画像バッファ107に記憶されている色補正処理処理後の画像データに対してガンマ変換を行い、再び画像バッファ107に記憶する。ガンマ変換は、撮影された画像の階調と表示部110などに表示する際の輝度が比例関係になるように補正する非線形の階調変換処理である。
JPEG処理部126は、画像バッファ107に記憶されているガンマ変換後の画像データに対してJPEG圧縮処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。JPEG圧縮処理は、JPEG規格に準拠した画像圧縮処理で、圧縮処理する前に図3(b)で説明したRGB形式の画像データをYUV形式の画像データに変換する。YUV形式の画像データは、例えば、輝度成分を示すY、G(緑)とR(赤)の色差成分Crを示すU、G(緑)とB(青)の色差成分Cbを示すVで構成される画像データである。図4は、図3のRGB形式の画像データに対応させて、YUV形式(4:2:2の場合)の画像データの様子を示した図である。図4(a)に示すように輝度成分Yは4×4の16画素分のデータを有するが、図4(b)に示すように色差成分UおよびVは列方向に2画素ずつ(列c1とc2および列c3とc4)が同じ値を有し、半分のデータ量に間引かれる。このように、JPEG処理部126は、輝度成分Yと色差成分UVとに分けて直交変換を行い、さらに高周波成分を圧縮する量子化テーブルやランレングス符号化などを行って画像圧縮後のJPEGデータを作成する。尚、JPEG圧縮処理後のJPEGデータは画像バッファ107に一時的に記憶されると共にメモリカード111aに保存される。また、メモリカード111aに保存されているJPEGデータを読み出して表示部110に画像を表示する場合(画像再生時)は、JPEG処理部126は、メモリカード111aに保存されているJPEGデータに対してJPEG伸長処理を行い、YUV形式やRGB型式の画像データに変換して画像バッファ107に一時的に記憶し、表示部110に画像を表示する。
逆変換処理部127は、画像バッファ107に記憶されているJPEGデータをJPEG伸長処理した画像データに対して予め設定された逆変換処理を行う。予め設定された逆変換処理は、例えば、逆ガンマ変換処理、逆色補正処理、逆WB処理などである。ここで、本実施形態で行う逆変換処理は、元のRAWデータそのものを再生する可逆処理である必要はない。例えば、逆ガンマ変換処理は、先に説明したガンマ変換部125が行うガンマ特性と全く同一の逆ガンマ特性を用いる必要はない。同様に、逆色補正処理や逆WB処理についても、先に説明した色補正処理部124やWB処理部122と全く同一の逆処理を行う必要はない。但し、逆変換処理部127の処理後の画像データがRAWデータにできるだけ近くなる方がよい。これにより、後に説明する差分データをできるだけ小さくすることができる。
ここで、逆ガンマ変換処理の場合について図5を用いて説明する。図5(a)はガンマ変換部125が行うガンマ特性を示し、その逆ガンマ特性は図5(b)のような特性になる。本実施形態では、例えば、図5(a)のガンマ特性を近似した図5(c)に示すような近似ガンマ特性を用いて図5(d)に示すような近似逆ガンマ特性を求める。そして、逆変換処理部127は、図5(d)の近似逆ガンマ特性を用いて逆ガンマ変換処理を行う。この結果、図5(b)のようなアナログ的に変化する逆ガンマ特性を用いるよりも制御部108の処理負荷を小さくできる。また、ガンマ特性のパラメータを記憶する際のデータ量も図5(b)の逆ガンマ特性に比べて小さくできる。同様に、逆色補正処理や逆WB処理についても、色補正処理部124やWB処理部122とは異なる簡易的な処理を行っても構わない。尚、逆変換処理部127が行う逆変換処理で用いた近似逆ガンマ特性などのパラメータデータは、画像バッファ107に一時的に記憶され、後に作成する差分データやJPEGデータに関連付けられて、最終的にメモリカード111aに保存される。ここで、パラメータデータには、どの逆変換処理を行ったかを示す情報も含まれる。例えば、逆ガンマ変換処理を行った場合は、逆ガンマ変換処理を行ったという情報と、近似逆ガンマ特性データとがパラメータデータとして保存される。
次に、差分データ処理部128は、逆変換処理部127の処理後の画像データと、RAWデータとの差分データを作成する。尚、差分データの作成は対応する画素毎に行われる。ここで、逆変換処理部127の処理後の画像データは図3(b)で説明したRGB形式の画像データであり、RAWデータは図3(a)で説明したようなベイヤ配列の画像データなので、例えば、画素(r1,c1)の差分データは(Ra−R1)を計算する。同様に、画素(r1,c2)の差分データは(Ga−G2)、画素(r1,c3)の差分データは(Rb−R3)、画素(r1,c4)の差分データは(Gb−G4)、画素(r2,c1)の差分データは(Gc−G5)、画素(r2,c2)の差分データは(Ba−B6)・・・のように、各画素毎にRAWデータの画素の色に対応するRGB形式の画像データの色を用いて差分データを計算する。図3(a)のRAWデータと図3(b)のRGB形式の画像データとの差分データの例を図6に示す。
ここで、逆変換処理部127が処理する元の画像データは、図7に示すようにJPEGデータを伸長処理したJPEG伸長データでRGB各8ビットのデータである。従って、逆変換処理部127の処理後の画像データもRGB各8ビットのデータになる。一方、RAWデータは撮像素子104の階調を有し、通常12ビット程度の階調数を有している。このため、差分を計算する際に階調数をいずれかに合わせる必要がある。本実施形態では、逆変換処理部127の処理後の画像データをRAWデータの階調数(12ビット)に合わせた後で差分を計算する。尚、逆変換処理部127の処理の中で逆変換処理と同時に階調数を変換するようにしても構わない。また、RAWデータの各画素に対応する色のみの階調数を変換し、それ以外の色の階調数は変換しなくても構わない。
このようにして、逆変換処理部127の処理後の画像データとRAWデータとの差分を計算し、図7に示すようなRGB各12ビットの階調の差分データが得られる。ここで、差分データの階調数について図8を用いて説明する。図8は差分データの一例を示した図である。図8において、縦軸は12ビット階調に対応する(−2047)から(+2048)の4096階調のファイルを示し、横軸は画素毎の差分値を示している。例えば、逆変換処理部127の処理後の画像データとRAWデータとが全く同じデータであれば差分データは0になるが、JPEG圧縮処理時の不可逆性処理や近似逆ガンマ特性などの逆変換処理による誤差があるので、逆変換処理部127の処理後の画像データとRAWデータとは必ずしも一致せず、図8に示すように誤差などが差分値として各画素に現れる。ところが、逆変換処理部127の処理後の画像データがRAWデータに近い程、差分値が小さくなるので、図8の右側のスケールに示したように、例えば差分値の範囲が8ビット階調(−127から+128の256階調)以内に収めることも可能である。この場合は、図7に示すように、RGB各12ビット階調の差分データの負号を除く上位4ビットを削減してRGB各8ビット階調の差分データとしても構わない。
さらに、求めた差分データのファイルサイズが小さくなるように圧縮しても構わない。例えば、JPEG圧縮処理と同様のDCT変換を各色毎に行い、ベクトル量子化や非線形量子化などの処理を行う。特に、差分データは値が小さく高周波成分が高いという特性があるので、小さな値を重点的に量子化する非線形量子化や高周波成分を効率的に量子化するベクトル量子化を用いることで圧縮率の向上を図ることができる。
データ記録部129は、画像バッファ107に記憶されているJPEG処理部126が作成したJPEGデータと逆変換処理部127が逆変換処理に用いたパラメータデータおよび差分データ処理部128が作成した差分データとを関連付けてメモリカード111aに保存する。
ここで、JPEGデータと差分データおよびパラメータデータの記録方法について説明する。例えば、それぞれのデータを別ファイルとして保存する方法がある。この場合は、例えばJPEGデータのファイル名を「abc.jpg」,差分データのファイル名を「abc.def」,パラメータデータのファイル名を「abc.par」などとして、同じファイル名で属性だけを変えて保存する。これにより、RAWデータを再生する際に、JPEGデータのファイルに対応する差分データやパラメータデータのファイルを容易に検索することができる。
或いは、デジタルカメラのExifファイル形式を用いる場合は、JPEGデータを保存するExifファイルのヘッダ情報として差分データやパラメータデータを格納しても構わない。これにより、1つのファイルにJPEGデータとこれに対応する差分データやパラメータデータを保存できるので、JPEGデータに対応する差分データのファイルやパラメータデータのファイルを検索する必要がなくなる。尚、Exif規格のファイル形式ではなく、独自のファイル形式でJPEGデータと差分データおよびパラメータデータを保存しても構わない。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ101の撮影時の処理について図9のフローチャートを用いて説明する。尚、図9のフローチャートは、制御部108の内部に予め記憶されたプログラムによって動作する。以下、撮影者が操作部112のレリーズボタンを押下した後の処理から説明する。
(ステップS101)撮影者がレリーズボタンを押下すると、制御部108はメカニカルシャッタ103を開閉し、撮影光学系102を介して入射する被写体光は撮像素子104に受光される。
(ステップS102)制御部108は、撮像素子104が受光した被写体光を電気信号に変換してAFE105に出力する。
(ステップS103)制御部108は、AFE105でノイズ除去や増幅などを行って、A/D変換部106に出力する。
(ステップS104)制御部108は、AFE105から出力されるアナログの電気信号をA/D変換部106でデジタルの画像データ(RAWデータ)に変換する。
(ステップS105)制御部108は、A/D変換部106が出力するRAWデータを画像バッファ107に一時的に記憶する。
(ステップS106)WB処理部122は、先に説明したようにホワイトバランス処理を実行する。
(ステップS107)ベイヤ補間部123は、先に説明したようにディベイヤ処理を実行する。
(ステップS108)色補正処理部124は、先に説明したように色補正のマトリクス演算処理を実行する。
(ステップS109)ガンマ変換部125は、先に説明したようにガンマ特性変換処理を実行する。
(ステップS110)JPEG処理部126は、先に説明したようにJPEG圧縮処理を実行する。
(ステップS111)逆変換処理部127は、先に説明したようにJPEG伸長処理を実行する。
(ステップS112)さらに、逆変換処理部127は、逆ガンマ変換処理,逆色補正処理,逆WB処理など予め設定された処理を実行する。尚、どの逆変換処理を行うかは、予め撮影者がメニュー画面で選択してデジタルカメラ101のメモリ109に記憶されているものとする。
(ステップS113)差分データ処理部128は、ステップS105で画像バッファ107に一時的に記憶しておいたRAWデータとステップS112で逆変換処理部127が求めた画像データとの差分データを作成する。尚、この時、先に図7で説明したように、差分を取るデータ間の階調合わせが行われる。
(ステップS114)さらに、差分データ処理部128は、ステップS113で求めた差分データに対して、先に説明したようなビット削減処理や圧縮処理を行う。尚、本処理ステップは必ずしも行う必要はなく、ステップS113から次のステップS115に進んでも構わない。
(ステップS115)先に説明した制御部108のデータ記録部129は、ステップS110で作成したJPEGデータとステップS113またはステップS114で作成した差分データとを関連付けてメモリカード111aに保存する。尚、データ記録部129は、ステップS112で逆変換処理部127が処理した際のパラメータデータ(例えば、近似逆ガンマ特性データなど)も一緒に記憶する。
次に、メモリ111aに保存されたJPEGデータや差分データおよびパラメータデータを用いて実用レベルのRAWデータを再生する際の再生処理について図10のフローチャートを用いて説明する。尚、図10のフローチャートは、制御部108の内部に予め記憶されたプログラムによって動作する。以下、デジタルカメラ101の表示部110にはメモリカード111aに保存された画像や画像リストが表示され、撮影者がRAWデータを再生したい画像を選択する処理から説明する。
(ステップS201)撮影者は、表示部110に表示されている画像や画像リストの中からRAWデータを再生したい画像を選択する。尚、画像の選択は、操作部112のカーソルボタンなどの操作ボタンを用いて行われる。
(ステップS202)制御部108は、撮影者が選択した画像のJPEGデータをメモリカード111aから読み出し、画像バッファ107に一時的に記憶される。
(ステップS203)制御部108は、ステップS202で読み出したJPEGデータに関連付けされた差分データおよびパラメータデータをメモリカード111aから読み出す。尚、この時、JPEGデータと差分データおよびパラメータデータとの関連付けの方法は先に説明した通りである。また、読み出された各データは、画像バッファ107に一時的に記憶される。
以降、メモリカード111aから読み出したJPEGデータと差分データおよびパラメータデータを用いて実用レベルのRAWデータを再生する処理を行う。尚、RAWデータの再生処理は、図7で説明した差分データの作成処理とは逆の処理である。以下、順番に説明する。
(ステップS204)制御部108は、画像バッファ107に読み出されたJPEGデータの伸長処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。
(ステップS205)制御部108は、画像バッファ107に記憶されたJPEG伸長処理後の画像データに対して、パラメータデータを用いて逆変換処理を行い、再び画像バッファ107に記憶する。尚、逆変換処理は、例えば逆ガンマ変換処理などで、逆ガンマ特性データもパラメータデータとして読み出されている。
(ステップS206)制御部108は、逆ガンマ変換処理した画像データに差分データを加算して再生後のRAWデータを求め、再び画像バッファ107に記憶する。
このように、本実施形態に係るデジタルカメラ101は、JPEGデータと差分データおよび簡易なパラメータデータを保存しておくだけで、実用レベルのRAWデータを再生することができる。特に、本実施形態に係るデジタルカメラ101は、JPEGデータを逆変換処理してRAWデータに近い画像データを作成し、この画像データとRAWデータとの差分を求めるので、差分データ自体を小さくすることができ、ファイル容量を削減することができる。しかも、逆変換処理は、簡易な近似処理を用いるので、パラメータのデータ量を少なくでき、逆変換処理時の処理負荷も低減することができる。また、差分データに対してもビット削減処理や圧縮処理を行うことにより、データ量をさらに少なくすることができる。
尚、本実施形態では、デジタルカメラ101で図10のフローチャートの処理を行ったが、JPEGデータに関連付けして差分データおよびパラメータデータが保存されているメモリカード111aをパソコンなどに装着して、RAWデータの再生処理を行うようにしても構わない。この場合は、図10のフローチャートの処理を行う画像データ処理プログラムをパソコンなどにインストールして使用する。尚、画像データ処理プログラムは、CDなどの記憶媒体に記憶して配布しても構わないし、インターネットなどの通信媒体を介してダウンロードするようにしても構わない。
また、撮影済みのRAWデータが保存されたメモリカード111aをパソコンに装着して、図9で説明したフローチャートの画像データ処理プログラムをパソコンで実行しても構わない。この場合は、図9のフローチャートのステップS101からS105の処理の代わりに、ユーザーがメモリカード111aに保存された撮影済みのRAWデータ選択して、メモリカード111aからRAWデータを読み出す処理を行った後、ステップS106以降は同様の処理をパソコン上で実行する。尚、ユーザーがメモリカード111aに保存された撮影済みの複数のRAWデータ選択して、一括してJPEGデータと差分データおよびパラメータデータを作成するようにしても構わない。これにより、例えばメモリカード111aの空き容量が少なくなった時に、保存されている複数のRAWデータを容量の小さい差分データおよびパラメータデータに置き換えることができるので、メモリカード111aの空き容量を増やすことができる。しかも、RAWデータが必要になった場合は、実用レベルのRAWデータを再生することができる。
尚、本実施形態ではJPEGデータを基にして逆変換処理してRAWデータと差分データを求めるようにしたが、JPEGデータを用いるのではなく、Exifファイルのサムネイル画像として記憶される画像データを基にして差分データを作成するようにしても構わない。
また、RAWデータよりも画素数の少ない画像データとの差分を取って差分データを作成する場合は、RAWデータの画素数に合わせる処理を行う。例えば、RAWデータの画素数に合わせるために、差分データ作成用の画像データを高解像度化する補間処理を行ったり、単純にRAWデータの複数画素に差分データ作成用の画像データの同じ画素を対応させて差分を取るなどの処理を行う。
以上、各実施形態において説明してきたように、本発明に係るデジタルカメラ101および画像データ処理プログラムは、RAWデータを保存する代わりにRAWデータとJPEGデータから逆変換された画像データとの差分データを保存するので、保存するデータの容量を少なくすることができる。しかも、RAWデータが必要になった場合は、実用レベルのRAWデータを再生することができる。
101・・・デジタルカメラ 102・・・撮影光学系
103・・・メカニカルシャッタ 104・・・撮像素子
105・・・AFE 106・・・A/D変換部
107・・・画像バッファ 108・・・制御部
109・・・メモリ 110・・・表示部
111・・・メモリカードI/F 112・・・操作部
121・・・撮影処理部 122・・・WB処理部
123・・・ベイヤ補間部 124・・・色補正処理部
125・・・ガンマ変換部 126・・・JPEG処理部
127・・・逆変換処理部 128・・・差分データ処理部
129・・・データ記録部
103・・・メカニカルシャッタ 104・・・撮像素子
105・・・AFE 106・・・A/D変換部
107・・・画像バッファ 108・・・制御部
109・・・メモリ 110・・・表示部
111・・・メモリカードI/F 112・・・操作部
121・・・撮影処理部 122・・・WB処理部
123・・・ベイヤ補間部 124・・・色補正処理部
125・・・ガンマ変換部 126・・・JPEG処理部
127・・・逆変換処理部 128・・・差分データ処理部
129・・・データ記録部
Claims (10)
- 被写体光を電気信号に変換して第1画像データを生成する撮像部と、
前記撮像部が生成した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理部と、
前記第2画像データに画像逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理部と、
前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成部と、
前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録部と
を有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
前記画像変換処理部が行う画像変換処理は、所定の画像補正処理と所定の画像圧縮処理とで構成され、
前記画像逆変換処理部が行う画像逆変換処理は、所定の画像伸長処理で構成される
ことを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
前記画像変換処理部が行う前記画像変換処理は、所定の画像補正処理と所定の画像圧縮処理とで構成され、
前記画像逆変換処理部が行う前記画像逆変換処理は、所定の画像伸長処理と所定の画像逆補正処理とで構成される
ことを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
前記画像変換処理部が行う前記画像変換処理と前記画像逆変換処理部が行う前記画像逆変換処理は必ずしも同一ではないことを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記第1画像データをRAWデータ、前記第2画像データをJPEGデータで構成することを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記画像逆変換処理部が作成する前記第3画像データは、前記第1画像データの色空間に合致する画像データである
ことを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記データ記録部は、前記第2画像データと前記差分データとをそれぞれ別ファイルとして記憶媒体に記録することを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記データ記録部は、前記差分データを前記第2画像データのヘッダ情報として記憶媒体に記録することを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記差分データ生成部が生成した差分データに所定の変換処理を施して第2差分データに変換する差分データ変換部を更に設け、
前記データ記録部は、前記差分データの代わりに前記第2差分データと前記第2画像データとを関連付けて記憶媒体に記録する
ことを特徴とするデジタルカメラ。 - 記憶媒体に記憶された画像データに対して画像処理を行うコンピュータで実行される画像データ処理プログラムであって、
記憶媒体から第1画像データを入力する画像入力手順と、
前記画像入力手順が入力した第1画像データに画像変換処理を施して第2画像データに変換する画像変換処理手順と、
前記第2画像データに逆変換処理を施して第3画像データを生成する画像逆変換処理手順と、
前記第3画像データと前記第1画像データとの差分データを生成する差分データ生成手順と、
前記第2画像データと前記差分データとを関連付けて記憶媒体に記録するデータ記録手順と
を有することを特徴とする画像データ処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008294435A JP2010124114A (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | デジタルカメラおよび画像データ処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008294435A JP2010124114A (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | デジタルカメラおよび画像データ処理プログラム |
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JP2010124114A true JP2010124114A (ja) | 2010-06-03 |
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ID=42325071
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JP2008294435A Withdrawn JP2010124114A (ja) | 2008-11-18 | 2008-11-18 | デジタルカメラおよび画像データ処理プログラム |
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-
2008
- 2008-11-18 JP JP2008294435A patent/JP2010124114A/ja not_active Withdrawn
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