JP6573641B2 - 蓄熱体清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄熱槽に備えられたボール状の蓄熱体をより短時間に容易に清掃することが可能な蓄熱体清掃装置に関する。
工業用加熱炉の蓄熱交番燃焼バーナーの蓄熱体清掃装置としては、例えば、蓄熱槽の蓄熱体に付着した付着物を、グレーチングを介して蓄熱槽の下方に位置する点検槽内に落下させて清掃するバイブレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。このバイブレータは、先端の振動子を蓄熱槽に挿入して蓄熱体に振動を付与することにより、蓄熱体に付着した付着物を点検槽内に落下させている。
また、蓄熱室内に設けられた回転可能な攪拌羽根と、攪拌羽根を回転駆動させる駆動装置と、蓄熱体から除去されたダスト類を外部に排出するための排出口とを備えた蓄熱体の清掃機能を有するリジェネレイティブバーナや(例えば、特許文献2参照)、ボール状蓄熱体を蓄熱槽内から吸引ホース及びバーナー側吸引管内に取り込み、当該吸引管内を循環させることでボール状蓄熱体表面から付着物を分離し、付着物が分離されたボール状蓄熱体を蓄熱槽内に再び充填する蓄熱体の清掃システム(例えば、特許文献3参照)も知られている。
特開2007−309597号公報 特開2005−257200号公報 特開2006−266673号公報
上記のようにバイブレータを用いて、振動により付着物を点検槽内に落下させる場合には、付着物が落下して堆積した点検槽内や、付着物が入り込んだ給排気管内を清掃しなければならず、清掃作業に多大な時間がかかるとともに作業が煩雑である。また、回転可能な攪拌羽根を蓄熱室内に設ける場合には、蓄熱室を通過する高温の気体によって回転機構が熱変形し、動作不良を起こすおそれがある。また、ボール状蓄熱体を蓄熱槽内から取り出してボール状蓄熱体表面から付着物を分離する場合には、ボール状蓄熱体の取り出し及び充填の作業に多大な時間がかかるとともに作業が煩雑であり、清掃作業に広いスペースが必要となる。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、蓄熱槽に備えられたボール状の蓄熱体をより短時間に容易に清掃することが可能な蓄熱体清掃装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる蓄熱体清掃装置は、ボール状の蓄熱体を備えた蓄熱槽を有する蓄熱式バーナーの該蓄熱槽内の気体を吸引する吸引装置と、該吸引装置に接続され、上記蓄熱槽の気体の吸引孔を有するパイプと、該パイプ内を挿通し、当該パイプの内周面との間に空隙を備えて配置される回転軸を有し、該パイプから突出して先端に羽根車を備えた攪拌部材と、該攪拌部材を回転させる回転機構とを備え、上記パイプは、上記蓄熱体から剥がされたダストを、上記気体と共に吸引し、該蓄熱体は、上記蓄熱槽内で清掃されることを特徴とする。
前記吸引装置には、集塵室が接続されていることを特徴とする。
前記吸引装置と前記パイプとはホースにより接続されており、上記吸引装置は、レールに沿って移動可能に設けられていることを特徴とする。
前記攪拌部材に振動を付与する振動付与装置を備えていることを特徴とする。
前記パイプには、前記蓄熱式バーナーの外部と前記空隙とを連通する連通孔を備えていることを特徴とする。
本発明にかかる蓄熱体清掃装置にあっては、蓄熱槽に備えられたボール状の蓄熱体をより短時間に容易に清掃することができる。
本発明に係る蓄熱体清掃装置の第1実施形態を示す説明図である。 図1に示した蓄熱体清掃装置の攪拌パイプユニットの正面断面図である。 図2に示した攪拌パイプユニットの側面断面図である。 図1に示した第1実施形態に係る蓄熱体清掃装置の変形例を説明する説明図である。 本発明に係る蓄熱体清掃装置の第2実施形態を示す断面図である。 図5に示した第2実施形態に係る蓄熱体清掃装置の変形例を示す断面図である。 本発明に係る蓄熱体清掃装置に備えられるパイプの変形例を示す要部断面図である。
以下に、本発明にかかる蓄熱体清掃装置の好適な第1実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、第1実施形態に係る蓄熱体清掃装置1は、例えば、蓄熱式バーナーの蓄熱槽2に設けられ、ボール状をなす複数の蓄熱体2aを、蓄熱槽2内にて清掃する際に用いられる。
本実施形態では、蓄熱式バーナーは、燃焼室Hの両側に各々接続された蓄熱槽2を有しており、蓄熱槽2には、燃焼室Hを通過した排気及び燃焼室Hに供給される燃焼用空気が交互に通過するように構成されている。
蓄熱槽2の上方及び下方には、排気及び燃焼用空気が通過する気道をなす空間S1、S2が設けられており、蓄熱槽2の上方に設けられた空間S1は、その側方に設けられた燃焼室Hとつながっており、また、蓄熱槽2の下方に設けられた空間S2と蓄熱槽2との境界部分には、グレーチング3が設けられている。
蓄熱槽2上の空間S1の上方を覆う外壁4には、空間S1と外部とを連通し、開閉可能な蓋5を備えた開口5aが設けられており、蓄熱体2aの清掃は、蓋5を開いて開口5aから行われる。
第1実施形態に係る蓄熱体清掃装置1は、蓄熱槽2内の気体を吸引する吸引装置としてのブロワー6と、ブロワー6との間にバグフィルター7及び屈曲や伸縮が可能な連結ホース8を介して接続されたパイプ9と、パイプ9内に挿通された回転軸10を有し、パイプ9から突出する回転軸10の先端に羽根車11を備えた攪拌部材12と、攪拌部材12を回転させる回転機構としての駆動モーター13とを有している。
蓄熱体清掃装置1は、ブロワー6及びバグフィルター7が蓄熱式バーナーの脇の床に設置されており、バグフィルター7と連結ホース8によりつなげられたパイプ9を、蓄熱槽2の上方に設けられた開口5aから挿入して使用される。
バグフィルター7は、連結ホース8が着脱自在に接続される吸気口7aと、ブロワー6に接続される排気口7bとを備えたチャンバー7eを有しており、吸気口7aと排気口7bとの間に集塵フィルター7cを備えている。チャンバー7e内には、集塵フィルター7cにより排除されたダストが堆積するダスト集積部7dが設けられている。
図2、図3に示すように、パイプ9は、一方の端部側に作業者が保持するためのハンドル9aを有しており、作業者が蓄熱式バーナーの外においてハンドル9aを保持した状態で、開口5aから挿入される。すなわち、パイプ9は、作業者が蓄熱式バーナー外においてハンドル9aを保持した状態で、他方の端部(先端)が、蓄熱槽2内に挿入される長さを有している。パイプ9の保持側の端には、パイプ9より外側に張り出したフランジ部9bが設けられており、フランジ部9bには、パイプ9を塞ぐように駆動モーター13が固定されている。
また、パイプ9の保持側の外周面には、より具体的には、パイプ9を開口5aから挿入したときに開口5aより上には、外部に突出する位置に、外部とパイプ9内とを連通する連通孔9cが設けられている。
駆動モーター13は、モーター軸13aがパイプ9内に向けられて固定されており、モーター軸13aにつながれた回転軸10がパイプ9の先端から突出している。回転軸10の先端には、パイプ9から突出させて羽根車11が設けられている。ここで、回転軸10及び羽根車11が攪拌部材12に相当する。
羽根車11は、回転軸10の先端に着脱自在に設けられており、回転軸10に連結される連結部11aと、連結部11aから延出された軸部11bと、軸部11bの周りに放射状に突出された羽根11cと、を有している。ここで、羽根車11は、回転軸10に取り外し不能に固定されていても構わない。
軸部11bは、連結部11aが回転軸10に取り付けられると、回転軸10と直線状につながるように設けられており、羽根11cは、軸部11bの先端側と、連結部11a側との2箇所にそれぞれ設けられている。先端側と連結部11a側とには、それぞれ4枚の羽根11cが、軸部11bの周方向において放射状に突出させて設けられている。
モーター軸13a及び回転軸10の直径は、パイプ9の内径より十分に小さいため、パイプ9の内面とモーター軸13a及び回転軸10の外周面との間には、パイプ9の長手方向に沿って空隙が設けられている。また、パイプ9において作業者が保持する側の周側面に備えた接続ポート9eには、バグフィルター7とつながった連結ホース8がつながっている。以下の説明では、連結ホース8につながれる、パイプ9、駆動モーター13及び攪拌部材12からなる部位を、攪拌パイプユニット14という。
実際の清掃作業は、燃焼室Hの操業を停止した状態で行われ、第1実施形態の蓄熱体清掃装置1は、ブロワー6及び駆動モーター13のスイッチを入れると、駆動モーター13の回転により羽根車11が回転し、これにより、吸引孔9dをなすパイプ9の先端から蓄熱槽2内の気体を吸引し、パイプ9、連結ホース8、バグフィルター7を通過した気体が、外部に排出される。このとき、回転する羽根車11により、複数の蓄熱体2aが攪拌されると共に羽根11cと蓄熱体2a及び蓄熱体2a同士がぶつかり擦れ合って、蓄熱体2aに付着している煤などの汚れが粉状のダストとなって剥がされる。
蓄熱体2aから剥がされたダストは、吸引される気体と共にバグフィルター7に運ばれ、集塵フィルター7cにより排除されて、ダスト集積部7dに堆積する。このようにして、蓄熱体2aは、蓄熱槽2内から取り出すことなく蓄熱槽2内にて清掃される。蓄熱体2aから剥がされたダストは、攪拌パイプユニット14から気体と共に吸引されてバグフィルター7内に捕集されるので、蓄熱槽2及びグレーチング3の下の空間S2には堆積しない。このため、空間S2を清掃する必要がないので、より短時間で蓄熱体2aの清掃を完了することができる。
一方、集塵フィルター7cによりダストが排除された気体は、ブロワー6の排気口から外部に排出される。このとき、パイプ9の先端からのみならず、パイプ9の保持側の外周面に設けられた連通孔9cからも外気が吸引される。蓄熱層2内は、それまでの操業によって高温になっているが、パイプ9に吸引された、蓄熱槽2内の高温の気体は、連通孔9cから吸引された外気と混合されて温度が下げられた状態で連結ホース8側に送られる。それにより、駆動モーター13、連結ホース8、バグフィルター7、ブロワー6などが、高温の気体により損傷を受けることを防止することができる。このとき、蓄熱槽2を積極的に冷やすことなく連結ホース8側に流れていく気体のみを外気によって冷却するので、蓄熱槽2の温度を急激に下げることなく、蓄熱体2aを清掃することができる。また、撹拌によって舞い上がるダストが、この連通孔9cから吸引されるので、作業環境の悪化を防ぐ効果も得られる。このため、清掃終了後に、より早く蓄熱式バーナーを再稼働することができる。
また、第1実施形態の蓄熱体清掃装置1は、バグフィルター7に対して連結ホース8が着脱自在に設けられているので、複数の蓄熱式バーナーが設置されている場合には、蓄熱式バーナー毎に、ブロワー6とバグフィルター7とを各蓄熱バーナーの脇に設置しておき、連結ホース8及び攪拌パイプユニット14をバグフィルター7から取り外し、他の蓄熱式バーナーの脇に設置されているバグフィルター7に接続して、付け替えて使用することにより、複数の蓄熱式バーナーの蓄熱体2aを容易に清掃することができる。
上記実施形態においては、蓄熱式バーナー毎に、その脇にブロワー6とバグフィルター7とを設置した例について説明したが、これに限らず、例えば図4に示すように、複数の蓄熱式バーナーが並べて設置されている建屋内の上部に、複数の蓄熱式バーナーが並べられている方向に沿ってレール15を設け、レール15に沿って移動可能にブロワー6とバグフィルター7とを当該レール15に吊り下げて、吊り下げられているバグフィルター7に、連結ホース8を介して攪拌パイプユニット14が接続されていても構わない。
この場合には、ブロワー6とバグフィルター7とを複数設ける必要がないため、設備コストを抑えることができる。また、ブロワー6とバグフィルター7とをレール15に沿って移動させるので、連結ホース8と攪拌パイプユニット14とを、バグフィルター7から取り外して付け替える必要がない。このため、より作業性に優れた蓄熱体清掃装置1を提供することができる。レール15は地上に設けてもよいが、ブロワー6とバグフィルター7とが上方に設けられたレール15に吊り下げておけば、邪魔にならず、蓄熱式バーナーの周りの空間をより広く使用することができる。
また、清掃だけを目的とするのであれば、バグフィルター7は、必ずしも必要ではなく、吸引したダストをブロアー6で大気中へ放出するようにして、廃棄してもよい。
次に、第2実施形態の蓄熱体清掃装置16について説明する。以下の説明においては、第1実施形態と同一構成については図中で同符号を付して示し、その説明については省略する。
図5に示すように、第2実施形態の蓄熱体清掃装置16は、ファン(小型のブロワー)18と集塵フィルター7cとが一体となった集塵装置が、攪拌パイプユニット14に連結ホース8を介さずに直接設けられている可搬式の蓄熱体清掃装置16である。より具体的には、攪拌パイプユニット14のパイプ9内と連通する連通管17aを有する集塵室17bを備えた、例えば円筒状の集塵ケース17が設けられており、円筒状の集塵ケース17の一方の端に連通管17aが設けられ、他方の端側にブロワーをなすファン18と、ファン18を回転させるためのブロワーモーター19と、集塵室17bの内外を連通する排気口17cが設けられている。集塵ケース17内には、ファン18よりも連通管17a側に、袋状の集塵フィルター7cが設けられている。
第2実施形態の蓄熱体清掃装置16は、ブロワーモーター19及び駆動モーター13のスイッチを入れると、駆動モーター13の回転により羽根車11が回転しつつ、吸引孔9dをなすパイプ9の先端から蓄熱槽2内の気体を吸引し、パイプ9、集塵フィルター7cを通過した気体が、排気口17cから外部に排出される。このとき、回転する羽根車11により複数の蓄熱体2aが攪拌されると共に、羽根11cと蓄熱体2a及び蓄熱体2a同士がぶつかり擦れ合って、蓄熱体2aに付着している煤などの汚れが、粉状のダストとなって剥がされる。蓄熱体2aから剥がされたダストは、吸引される気体と共に袋状の集塵フィルター7c内に捕集される。このようにして、蓄熱体2aは、蓄熱槽2内にて清掃される。
一方、集塵フィルター7cによりダストが排除された気体は、集塵ケース17の排気口17cから外部に排出される。この場合も、パイプ9の保持側の外周面に設けられた連通孔9cからも、外気が吸引されるので、吸引された高温の気体の温度が下がり、駆動モーター13、集塵フィルター7c、ファン18、ブロワーモーター19などが、高温の気体により損傷を受けることを防止することができる。
第2実施形態のような可搬式の蓄熱体清掃装置16では、ファン(小型のブロワー)18と集塵フィルター7cとが一体となった集塵装置が、攪拌パイプユニット14に直接設けられているので、蓄熱体清掃装置16全体を容易に移動させて、各々蓄熱式バーナーの蓄熱体2aを蓄熱槽2内にて清掃することができる。このため、設置スペースを必要とせず、またコストを低減することができる。
上記実施形態においては、攪拌パイプユニット14の先端に羽根車11が備えてられている例について説明したが、必ずしも羽根車11でなくとも構わない。例えば、蓄熱体2aに振動を与えて、蓄熱体2aに付着している煤などの汚れをダストとして剥がすものでも構わない。より具体的には、図6に示すように、駆動モーター13のモーター軸13aに、フレキシブルジョイント20を介して、回転軸10が設けられており、回転軸10の先端に、パイプ9の先端から突出する突起ヘッド21が設けられている。
突起ヘッド21は、第1実施形態において回転軸10の先端に設けられていた羽根車11と交換可能な部材であり、羽根車11と同様の連結部11aと、連結部11aから先端に向かって円錐状をなすヘッド本体21aとが設けられている。ヘッド本体21aには、表面に複数の突起21bが設けられている。
回転軸10の周面には、フレキシブルジョイント20に近い位置に、偏心振子をなす錘22が全周の約1/4の範囲に設けられている。このため、駆動モーター13が回転すると、回転軸10は、フレキシブルジョイント20を介する接合部から、モーター軸13aに対して屈折した状態に偏心しつつ回転する。この偏心した回転により、回転軸10及び回転軸10の先端に設けられた突起ヘッド21が振動する。このため、突起ヘッド21が蓄熱槽2に挿入されて駆動モーター13が回転すると、回転する突起ヘッド21により蓄熱体2aが攪拌されると共に蓄熱体2aに振動が付与されるので、表面に付着している煤などの汚れをダストとして、迅速に、そしてより一層剥がすことができる。ここで、駆動モーター13、フレキシブルジョイント20、錘22が設けられた回転軸10及び突起ヘッド21が、振動付与装置に相当する。また、錘22が設けられた回転軸10と突起ヘッド21とは、取り外し不能に固定されていても構わない。
上記実施形態においては、パイプ9の保持側の外周面に連通孔9cが設けられている例について説明したが、連通孔9cは必ずしも設けられていなくとも構わない。また、撹拌部材12として、羽根車11と突起ヘッド21を示したが、尖った部分があると、撹拌の際に、蓄熱体2aを割ってしまうおそれがあるため、羽根車11や突起ヘッド21の角部は、丸みを帯びるように、曲面や球面とすることが好ましい。また、撹拌部材12の先端部形状は、上記実施形態に限らず、その他の形状であってもよい。振動付与装置についても、他の構成を採用できることはもちろんである。
さらに、パイプ9の先端については図7に示すように、漏斗状の先端カバー9fを別部品として備え、この先端カバー9fにパイプ9の長さ方向へ形成したスライド用スリット9gに対して、パイプ9の外側からボルト9iを挿入してパイプ9に形成したネジ穴9hに締結する構成として、当該先端カバー9fをスライド可能にパイプ9に取り付けるようにし、羽根車11や突起ヘッド21の突出量を変更・調節できるようにしてもよい。また、パイプ9と先端カバー9fとの間に、さらにスライド可能な部材を一つ以上介在させるようにして、2段以上の複数段のスライドによって、伸縮量を大きくすることもできる。
1 蓄熱体清掃装置
2 蓄熱槽
2a 蓄熱体
3 グレーチング
4 外壁
5 蓋
5a 開口
6 ブロワー
7 バグフィルター
7a 吸気口
7b 排気口
7c 集塵フィルター
7d ダスト集積部
7e チャンバー
8 連結ホース
9 パイプ
9a ハンドル
9b フランジ部
9c 連通孔
9d 吸引孔
9e 接続ポート
9f 先端カバー
9g スライド用スリット
9h ネジ穴
9i ボルト
10 回転軸
11 羽根車
11a 連結部
11b 軸部
11c 羽根
12 攪拌部材
13 駆動モーター
13a モーター軸
14 撹拌パイプユニット
15 レール
16 蓄熱体清掃装置
17 集塵ケース
17a 連通管
17b 集塵室
17c 排気口
18 ファン
19 ブロワーモーター
20 フレキシブルジョイント
21 突起ヘッド
21a ヘッド本体
21b 突起
22 錘
H 燃焼室
S1 上の空間
S2 下の空間

Claims (5)

  1. ボール状の蓄熱体を備えた蓄熱槽を有する蓄熱式バーナーの該蓄熱槽内の気体を吸引する吸引装置と、該吸引装置に接続され、上記蓄熱槽の気体の吸引孔を有するパイプと、該パイプ内を挿通し、当該パイプの内周面との間に空隙を備えて配置される回転軸を有し、該パイプから突出して先端に羽根車を備えた攪拌部材と、該攪拌部材を回転させる回転機構とを備え、上記パイプは、上記蓄熱体から剥がされたダストを、上記気体と共に吸引し、該蓄熱体は、上記蓄熱槽内で清掃されることを特徴とする蓄熱体清掃装置。
  2. 前記吸引装置には、集塵室が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱体清掃装置。
  3. 前記吸引装置と前記パイプとはホースにより接続されており、上記吸引装置は、レールに沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱体清掃装置。
  4. 前記攪拌部材に振動を付与する振動付与装置を備えていることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の蓄熱体清掃装置。
  5. 前記パイプには、前記蓄熱式バーナーの外部と前記空隙とを連通する連通孔を備えていることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の蓄熱体清掃装置。
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