JP6571438B2 - 風力発電装置 - Google Patents

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本発明は、風力により回転する羽根(以下、「ブレード」という)を備えた回転部が垂直方向及び水平方向に揺動可能に構成された風力発電装置に関する。
風力により回転するブレード(特許文献1のロータ5)を備えた回転部、及び、回転部で得られた回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機等の機器等を収納した収納部(以下、「ナセル」という)が、垂直方向及び水平方向に揺動可能となるように構成された風力発電装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−35249号公報
特許文献1に開示された風力発電装置では、ナセル支持部材により揺動可能に支持されたナセルの回転中心(特許文献1のピン8)からナセル支持部材を設置した設置手段としての支柱(以下、「タワー」という)のヘッド台座までの距離が、回転部の回転中心からブレードの先端までの長さ(ブレードの長さ)よりも小さいため、ブレードが回転した場合、ブレードとタワーとが対向することがある。このように、ブレードとタワーとが対向した場合、ブレードとタワーとの対向間の空気が圧縮されて低周波が発生するという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、ブレードが回転した場合において、ブレードと設置手段とが対向せず、低周波の発生を抑制できるようにした風力発電装置を提供する。
本発明に係る風力発電装置は、風力により回転するブレードを備えた回転部と、回転部で得られた回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機が収納されたナセルと、回転部及びナセルを垂直方向に揺動可能に支持するとともに、水平方向に揺動可能となるように設置手段に回転可能に取付けられた揺動支持部とを備え、中心が回転部の回転中心と同じである環状部材を介してナセルと揺動支持部とが連結されたことにより、回転部とナセルと環状部材とが垂直方向に揺動可能となるように揺動支持部で支持され、環状部材は、ブレードの径方向外側に設けられた環状体と、回転部の回転中心を中心として放射状に延長するように設けられて環状体とナセルとを連結する複数の連結部材とを備え、環状部材の環状体には、ブレードの受風面が風向きと正対しやすくなるようにするためにブレードの受風面の風下側に延長して風を受ける迎角制御板が設けられ、迎角制御板は、回転部の回転中心線が水平に延長する状態において環状体の上端部より延長する板面が水平面を形成するように設けられた平板により形成され、回転部の回転中心から設置手段までの距離が、回転部の回転中心からブレードの先端までの長さよりも長いので、ブレードが回転した場合において、ブレードと設置手段とが対向せず、低周波の発生を抑制できて、かつ、複数の連結部材によってナセルを環状体に確実に連結でき、回転部とナセルと環状部材の揺動動作の信頼性が向上するとともに、ブレードの受風面が風上からの風向きに対して正対しやすくなり、発電効率を向上させることが可能となる。
また、回転部の回転中心から環状部材の内周面までの距離が、回転部の回転中心からブレードの先端までの長さよりも長いので、ブレードが回転した際の風を切るときの騒音の発生を抑制できる。
た、環状体は、円環状であるため、ブレードの径方向外側に円環状の環状体が位置されて、鳥がブレードの径方向外側の円環状の環状体を常に認識できるようになるため、バードストライクを抑制できるようになる。また、ブレードの回転により形成される円形の外周と円環状の環状体の内周面との間の間隔を均等にでき、意匠に優れた風力発電装置を形成できる。
また、環状体の下端部に、環状体の上端部に設けられた迎角制御板と上下対称となるように迎角制御板が設けられた構成としたので、回転部の上下方向(垂直方向)の迎角制御がより正確に行われるようになって、回転部のブレードを風上からの風向きに対して正対させることができるようになり、発電効率を向上させることが可能となる。
また、環状体の左右の端部のいずれ一方、又は、両方に迎角制御板が設けられた構成としたので、回転部の左右方向(水平方向)の迎角制御がより正確に行われるようになって、回転部のブレードを風上からの風向きに対して正対させることができるようになり、発電効率を向上させることが可能となる。
風力発電装置の正面図。 (a)は風力発電装置の平面図、(b)は風力発電装置の側面図。 風力発電装置の斜視図。
図1に示すように、風力発電装置1は、地上、建物屋上、建物壁面等の設置対象部2に設けられたベース(基礎)3上に立設された設置手段としてのタワー4と、風力により回転するブレード51を備えた回転部5と、回転部5により得られた回転エネルギーを電気エネルギーに変換する図外の発電機及び回転部5の回転中心軸(以下、主軸という)52の回転数を発電機に必要な回転数に増速する図外の増速機(当該増速機を備えない構成の場合もある)等の機器等が収納されたナセル6と、回転部5及びナセル6を環状部材7を介して垂直方向に揺動可能に支持するとともに、水平方向に揺動可能となるようにタワー4に回転可能に取付けられた揺動支持部8と、迎角制御板9とを備えた構成である。
発電機により得られた電力は、図外のインバータによって出力周波数が調整されるとともに図外の変圧器を介して昇圧されて図外の電力系統に送電される。
また、例えばナセル6の外面には図外の風向・風速計が取付けられている。
回転部5は、複数のブレード51;51…と、主軸52と、複数のブレード51の付け根を主軸52に連結する連結部材であるハブ53とを備えた構成である。
ブレード51は、例えば、図1に示すように、回転部5の回転中心線55を中心とした円周上において互いに120°隔てて回転中心線55を中心として放射状に延長するように3つ設けられている。
即ち、風力により複数のブレード51及び主軸52が回転し、この回転エネルギーが発電機により電気エネルギーに変換されるように構成されている。
環状部材7は、中心が回転部5の回転中心線55と一致するように配置された円環状の環状体71と、当該環状体71とナセル6とを連結する放射状のスポークのような複数の連結部材72;72…とを備えた構成である。
連結部材72は、例えば、図1に示すように、回転部5の回転中心線55を中心とした円周上において互いに120°隔てて回転中心線55を中心として放射状に延長するように3つ設けられている。尚、環状体71とナセル6とが、回転部5の回転中心線55を中心とした円周上において互いに180°隔てて回転中心線55を中心として放射状に延長するように設けられた2つの連結部材72により連結されていても良い。好ましくは、図1に示すように、環状体71とナセル6とが、回転部5の回転中心線55を中心とした円周上において互いに120°隔てて回転中心線55を中心として放射状に延長するように設けられた3つの連結部材72により連結されたり、回転部5の回転中心線55を中心とした円周上において互いに90°隔てて回転中心線55を中心として放射状に延長するように設けられた4つの連結部材72により連結されたり、さらには、5つ以上の連結部材72により連結されれば、ナセル6と環状体71とを確実、かつ、バランス良く安定に連結でき、回転部5とナセル6と環状部材7の揺動動作の信頼性が向上する。即ち、環状部材7が、円環状の環状体71と、環状体71とナセル6とを連結する複数の連結部材72;72…とを備えたので、複数の連結部材72;72…によってナセル6を環状体71に確実に連結でき、回転部5とナセル6と環状部材7の揺動動作の信頼性が向上する。
また、回転部5の回転中心線55から環状体71の内周面71aまでの最短距離(環状体71の内周面までの半径寸法)が、回転部5の回転中心線55からブレード51の先端まで長さ(ブレードの長さ)よりも長くなるように形成されている。
揺動支持部8は、環状体71とタワー4とを連結する連結支持部材81と、回転部5の回転中心線55と直交する水平線を回転中心線85として環状体71を回転可能に支持することにより、回転部5及びナセル6を垂直方向に揺動可能に支持する垂直揺動支持部82と、垂直線を回転中心線86として連結支持部材81を回転可能に支持することにより、回転部5、ナセル6、環状部材7を水平方向に揺動可能に支持する水平揺動支持部83とを備えている。
連結支持部材81は、中心角略180°の円弧面を形成する円弧状に構成された部材である。
垂直揺動支持部82は、例えば、円環状の環状体71の外周面71bにおいて互いに180°隔てた位置に設けられた一対の回転中心軸90;90と、半円環状の連結支持部材81の内周面81aにおいて互いに180°隔てた当該内周面81aの両端側位置に設けられて回転中心軸90;90を回転可能に支持する一対の軸受91;91とを備え、回転中心軸90;90が回転中心線85を回転中心として回転可能に構成されていることで、回転部5、ナセル6、環状部材7を垂直方向に揺動可能に支持する。
水平揺動支持部83は、円弧状の連結支持部材81の外周面81bにおける周方向の中間位置に設けられた回転中心軸92と、タワー4の上端に設けられて当該回転中心軸92を回転可能に支持する軸受93とを備え、回転中心軸92が回転中心線86を回転中心として回転可能に構成されていることで、回転部5、ナセル6、環状部材7、連結支持部材81を水平方向に揺動可能に支持する。
即ち、実施形態の風力発電装置1は、水平揺動支持部83を備えていることによって、連結支持部材81、環状部材7、ナセル6、回転部5が一緒に、回転中心線86を回転中心として水平方向に揺動可能となるように構成されているとともに、垂直揺動支持部82を備えていることによって、環状部材7、ナセル6、回転部5が一緒に、回転中心線85を回転中心として垂直方向に揺動可能となるように構成されている。換言すれば、垂直揺動支持部82は、回転部5、ナセル6、環状部材7を上下首振り可能に支持し、水平揺動支持部83は、回転部5、ナセル6、環状部材7、連結支持部材81を左右首振り可能に支持する。
迎角制御板9は、円環状の環状体71に取付けられている。当該迎角制御板9は、ブレード51の受風面(ブレード51が回転することにより形成される円の面)が風向きと正対しやすくなるようにするために、環状体71からブレード51の受風面の風下側に延長して風を受けるように形成されている。この迎角制御板9は、例えば、環状体71から風下側に向けて徐々に幅広となるように形成された板材により形成される。
尚、回転部5の複数のブレード51;51…がブレード51の前方(図3参照)からの風を効率的に受けるように構成されている場合は、ブレード51の前方が風上となる。従って、この場合、図3に示すように、迎角制御板9は、環状体71から風下となるブレード51の受風面の後方に向けて延長するように設けられる。
また、回転部5の複数のブレード51;51…がブレード51の後方(図3参照)からの風を効率的に受けるように構成されている場合は、ブレード51の後方が風上となる。従って、この場合、図示しないが、迎角制御板9は、環状体71から風下となるブレード51の前方(図3参照)に向けて延長するように設けられる。
迎角制御板9は、例えば図1;図3に示すように、円環状の環状体71の上端部(頂部)71tより延長する平板により形成され、板面95が、回転部5の回転中心線55及び垂直揺動支持部82の回転中心線85と直交する線(回転中心線86)と直交するように設けられる。即ち、回転部5の回転中心線55が水平に延長する状態において円環状の環状体71の上端部(頂部)71tより延長する板面95が水平面を形成するように設けられた平板により形成される。
尚、図示しないが、図1;図3に示した環状体71の上端部71tに設けた迎角制御板9と上下対称となるように環状体71の下端部にも迎角制御板9を設けることによって、回転部5の上下方向(垂直方向)の迎角制御がより正確に行われるようになって、回転部5のブレード51を風上からの風向きFに対して正対させることができるようになり、発電効率を向上させることが可能となる。
また、環状体71の左右の端部のいずれか一方、又は、両方に迎角制御板9を設けることで、回転部5の左右方向(水平方向)の迎角制御がより正確に行われるようになって、回転部5のブレード51を風上からの風向きFに対して正対させることができるようになり、発電効率を向上させることが可能となる。
即ち、迎角制御板9を、環状体71の上端部71t、下端部、左端部、右端部にそれぞれ設けることによって、回転部5の上下方向(垂直方向)及び回転部5の左右方向(水平方向)の迎角制御がより正確に行われるようになって、回転部5のブレード51を風上からの風向きFに対して正対させることができるようになり、発電効率を向上させることが可能となるので、好ましい。
尚、迎角制御板9は、例えば環状体71、連結支持部材81のいずれかに設けられていればよい。
また、環状体71の下端部に迎角制御板9を設ける場合、環状体71の垂直方向に揺動動作時に迎角制御板9が連結支持部材81に衝突しないように、連結支持部材81の内面と環状体71の外面との間に間隔を大きく設定することが好ましい。
尚、発電機により発電された電気を地上に送電する送電線は、例えば、ナセル6から、連結部材72、環状体71、垂直揺動支持部82、連結支持部材81、水平揺動支持部83、タワー4を経由して地上に到達するように設けられる。従って、環状体71及び連結支持部材81は、例えば、当該送電線を通過させる中空部を有した中空パイプや板材等により構成すれば、当該環状体71及び連結支持部材81の中空部に送電線を通すことができて送電線を外部に露出させずに送電線の取り回しが容易になり、風力発電装置1の美観、送電線の劣化抑制等の観点からも好ましい。
実施形態の風力発電装置1によれば、垂直揺動支持部82、水平揺動支持部83、迎角制御板9を備えているので、風向きによって回転部5の回転中心線55が風の流れる方向と平行になってブレード51の受風面が風上からの風向きFと正対しやすくなるため、風のエネルギーを効率良く電気エネルギーに変換することができる。
即ち、風がブレード51の受風面に対して斜め上方や斜め下方から吹いてきた場合、迎角制御板9の板面95が風圧を受けることで環状部材7が垂直揺動支持部82を介して垂直方向に動くため、ブレード51の受風面が風上からの風向きFと正対しやすくなる。
また、連結支持部材81が水平揺動支持部83を介して水平方向に動くため、ブレード51の受風面が風上からの風向きFと正対しやすくなる。
また、環状体71とタワー4とを連結する円弧状の連結支持部材81を備え、回転部5の回転中心(回転部5の回転中心線55)からタワー4までの距離を、回転部5の回転中心(ブレード51の回転中心)からブレード51の先端51tまで長さ(ブレード51の長さ)よりも長くしたため、ブレード51が回転した場合、ブレード51とタワー4とが対向することがなくなる(ブレード51とタワー4とが前後で重なることがなくなる)ので、ブレードが回転してブレードとタワーとが対向した場合にブレードとタワーと間の空気が圧縮されて低周波が発生するという従来の問題を解消できるようになる。
また、円弧状の連結支持部材81を備えるため、当該連結支持部材81に対してタワー4を複数本設けることも可能となり、タワー4が折れにくい構成とすることも容易となる。
また、ブレード51が回転することによりブレード51の先端が描く円軌跡の円周の外側に、当該円周よりも径の大きい円環状の環状部材7を備えている。即ち、中心が回転部5の回転中心と同じである環状部材7を介してナセル6と揺動支持部8とが連結されたことにより、回転部5とナセル6と環状部材7とが垂直方向に揺動可能となるように揺動支持部で支持されて、回転部5の回転中心(回転部5の回転中心線55)から環状部材7の環状体71の内周面71aまでの距離が、回転部5の回転中心からブレード51の先端51tまでの長さよりも長くなるように構成されているため、ブレード15が回転した際の風を切るときの騒音の発生を抑制できる。
さらに、ブレード51の径方向外側に円環状の環状体71を備えるので、鳥がブレード51の径方向外側の円環状の環状体71を常に認識できるようになるため、バードストライクを抑制できるようになる。
また、環状体71が円環状であるため、ブレード51の回転により形成される円形の外周と円環状の環状体71の内周面との間の間隔を均等にでき、意匠に優れた風力発電装置1を形成できる。
尚、水平揺動支持部83を介した水平揺動のためのモータ等の駆動源、垂直揺動支持部82を介した垂直揺動のためのモータ等の駆動源を設けて、これら駆動源を制御する制御装置を設けて、当該制御装置が上述した風速計、風向計からの情報に基づいて駆動源を静制御することで、水平揺動制御、垂直揺動制御を行う構成としてもよい。
回転部5及びナセル6を環状部材7を介して垂直方向に揺動可能に支持するとともに、水平方向に揺動可能となるように、揺動支持部8を、地上、建物屋上、建物壁面等の設置対象部2に設けられた設置手段としてのベース(基礎)3に回転可能に取付けた構成としてもよい。
また、ブレード51の数は1つ以上であればよい。
また、連結支持部材81は、円弧状ではなく、例えば、円弧以外の弧状、四角形の環状体を半分にした凹状、四角形の環状体を半分にした三角凹状、多角形の環状体を半分にした凹状等に形成されたものであってもよい。
また、環状体71は、円環状ではなく、例えば、連結支持部材81と同様に長尺な板材の板面が湾曲面に形成されて中心角略180°の円弧面を形成する円弧状、円弧以外の弧状、四角形の環状体を半分にした凹状、四角形の環状体を半分にした三角凹状、多角形の環状体を半分にした凹状等に形成されたものであってもよい。
1 風力発電装置、3 ベース(設置手段)、4 タワー(設置手段)、5 回転部、
6 ナセル、7 環状部材、8 揺動支持部、9 迎角制御板、51 ブレード、
51t ブレードの先端、55 回転部の回転中心線(回転部の回転中心)、
71 環状体、71a 環状体の内周面(環状部材の内周面)、72 連結部材。

Claims (5)

  1. 風力により回転するブレードを備えた回転部と、回転部で得られた回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機が収納されたナセルと、回転部及びナセルを垂直方向に揺動可能に支持するとともに、水平方向に揺動可能となるように設置手段に回転可能に取付けられた揺動支持部とを備え、
    中心が回転部の回転中心と同じである環状部材を介してナセルと揺動支持部とが連結されたことにより、回転部とナセルと環状部材とが垂直方向に揺動可能となるように揺動支持部で支持され、
    環状部材は、ブレードの径方向外側に設けられた環状体と、回転部の回転中心を中心として放射状に延長するように設けられて環状体とナセルとを連結する複数の連結部材とを備え、
    環状部材の環状体には、ブレードの受風面が風向きと正対しやすくなるようにするためにブレードの受風面の風下側に延長して風を受ける迎角制御板が設けられ、
    迎角制御板は、回転部の回転中心線が水平に延長する状態において環状体の上端部より延長する板面が水平面を形成するように設けられた平板により形成され、
    回転部の回転中心から設置手段までの距離が、回転部の回転中心からブレードの先端までの長さよりも長いことを特徴とする風力発電装置。
  2. 転部の回転中心から環状の内周面までの距離が、回転部の回転中心からブレードの先端までの長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 環状体は、円環状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電装置。
  4. 環状体の下端部に、環状体の上端部に設けられた迎角制御板と上下対称となるように迎角制御板が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  5. 環状体の左右の端部のいずれ一方、又は、両方に迎角制御板が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の風力発電装置。
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