JP6571119B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6571119B2
JP6571119B2 JP2017003977A JP2017003977A JP6571119B2 JP 6571119 B2 JP6571119 B2 JP 6571119B2 JP 2017003977 A JP2017003977 A JP 2017003977A JP 2017003977 A JP2017003977 A JP 2017003977A JP 6571119 B2 JP6571119 B2 JP 6571119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fitting
inner edge
mating connector
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017003977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018113207A (ja
Inventor
智彦 清水
智彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2017003977A priority Critical patent/JP6571119B2/ja
Priority to US15/864,094 priority patent/US10096928B2/en
Priority to CN201810021531.7A priority patent/CN108306151B/zh
Priority to DE102018200423.4A priority patent/DE102018200423B4/de
Publication of JP2018113207A publication Critical patent/JP2018113207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6571119B2 publication Critical patent/JP6571119B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、リテーナの挿入口となるリテーナ挿入開口が形成されたフード部を有してなるコネクタに関する。
従来、防水構造を備えたコネクタとしては、端子が収容される端子収容室が設けられた柱状の端子収容部と、該端子収容部の外周面との間に相手コネクタの嵌合筒部が嵌合される隙間が形成されるように外周面との間に隙間が形成された状態で外周面を囲うフード部を備えたコネクタハウジングを有してなるものがある。
例えば、特許文献1には、フード部に相手コネクタと嵌合ロックするためのロックアームが設けられたコネクタが記載されている。
また、特許文献2には、リテーナを仮係止位置および本係止位置で係止するためのハウジング係止アームがアーム支持部によって両端を支持されたコネクタが記載されている。
上述した特許文献1および特許文献2のコネクタは、端子を端子収容室内に係止するリテーナの挿入口となるリテーナ挿入開口がフード部に形成されている。
特開2002−329554号公報 特開2015−195124号公報
しかしながら、コネクタハウジングのフード部にリテーナ挿入開口が形成されているコネクタは、コネクタハウジングの成形時、あるいは、コネクタ嵌合作業時にコネクタハウジングに負荷される外力によってリテーナ挿入開口の内倒れが発生した場合、相手コネクタの嵌合筒部の先端がリテーナ挿入開口の開口内縁面にどついてしまうことによって、相手コネクタとのコネクタ嵌合作業に支障を及ぼしてしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リテーナ挿入開口の内倒れの発生によって、相手コネクタとの嵌合作業中に相手コネクタがリテーナ挿入開口の開口内縁面にどついてしまうことを防止することができるコネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るコネクタは、端子が収容される端子収容室が設けられた柱状の端子収容部と、該端子収容部の外周面との間に相手コネクタの嵌合筒部が嵌合される隙間が形成されるように前記外周面との間に隙間が形成された状態で前記外周面を囲い、かつ、前記端子を前記端子収容室内に係止するリテーナの挿入口となるリテーナ挿入開口が形成されたフード部と、を備えたコネクタハウジングを有してなるコネクタにおいて、前記リテーナ挿入開口は、前記相手コネクタとの嵌合方向で前記相手コネクタの前記嵌合筒部の先端面に対向する側の開口内縁面が、該開口内縁面の両端部から中央に向けてR状の面、あるいは、テーパ状の面によって前記中央を最底部分として嵌合方向とは逆方向に凹むように形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るコネクタは、上記の発明において、前記相手コネクタとのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部を有してなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係るコネクタは、前記リテーナ挿入開口の前記相手コネクタとの嵌合方向で前記相手コネクタの前記嵌合筒部の先端面に対向する側の開口内縁面が、両端部から中央に向けてR状の面、あるいは、テーパ状の面によって中央を最底部分として嵌合方向とは逆方向に凹むように形成されているので、内倒れしている前記中央が内倒れし難い前記両端部に比して前記嵌合筒部の挿入方向奥側に位置され、前記嵌合筒部の先端は、当該コネクタの嵌合方向への移動に伴い、前記開口内縁面に対して、まず、前記開口内縁面の前記両端部にどつくことなく前記両端部の下方に位置され、これにより、前記嵌合筒部の先端は、前記開口内縁面にどつくことなく前記開口内縁面の下側に挿入されるので、前記リテーナ挿入開口の内倒れの発生によって、前記相手コネクタとの嵌合作業中に前記相手コネクタが前記リテーナ挿入開口の前記開口内縁面にどついてしまうことを防止することができる。
本発明の請求項2に係るコネクタは、前記相手コネクタとのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部を有してなるので、当該コネクタと前記相手コネクタとのコネクタ嵌合のために前記コネクタハウジングに過大な力を負荷させる必要がある場合であっても、作業者の作業負担を低減することができ、しかも、前記開口内縁面が、両端部から中央部に向けてR状の面、あるいは、テーパ状の面によって中央を最底部分として嵌合方向とは逆方向に凹むように形成されているので、コネクタ嵌合のために、前記嵌合補助レバー部によって前記コネクタハウジングに過大な力を負荷させても、前記相手コネクタが前記開口内縁面にどつくことを防ぐことができ、前記コネクタあるいは前記相手コネクタを破損させてしまうことを防ぐことができる。
図1は、(a)が本発明の実施例に係るコネクタの斜視図、および、このコネクタにコネクタ嵌合される相手コネクタの斜視図であり、(b)が(a)に示したコネクタのリテーナ挿入開口周辺を拡大した図である。 図2は、相手コネクタとコネクタ嵌合途中のコネクタをリテーナ挿入開口側から視た図である。 図3は、(a)が図2に示した相手コネクタとコネクタ嵌合途中のコネクタのA−A線断面図であり、(b)が(a)に示したコネクタのリテーナ挿入開口周辺を拡大した図である。 図4は、(a)がコネクタのリテーナ挿入開口を示した図であり、(b)が(a)に示したリテーナ挿入開口周辺のB−B線断面図であり、リテーナ挿入開口が内倒れしている状態を示した図であり、(c)が(a)に示したリテーナ挿入開口周辺のC−C線断面図であり、リテーナ挿入開口が内倒れしている状態を示した図である。 図5は、コネクタと相手コネクタとが操作レバー部の操作によってコネクタ嵌合される様子を説明するための図である。 図6は、嵌合筒部の先端とリテーナ挿入開口の内倒れした開口内縁面とのどつきが防止されるコネクタの作用を説明するための図である。 図7は、変形例のリテーナ挿入開口を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るコネクタの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、(a)が本発明の実施例に係るコネクタ1の斜視図、および、このコネクタ1にコネクタ嵌合される相手コネクタ100の斜視図であり、(b)が(a)に示したコネクタ1のリテーナ挿入開口13周辺を拡大した図である。図2は、相手コネクタ100とコネクタ嵌合途中のコネクタ1をリテーナ挿入開口13側から視た図である。図3は、(a)が図2に示した相手コネクタ100とコネクタ嵌合途中のコネクタ1のA−A線断面図であり、(b)が(a)に示したコネクタ1のリテーナ挿入開口13周辺を拡大した図である。図4は、(a)がコネクタ1のリテーナ挿入開口13を示した図であり、(b)が(a)に示したリテーナ挿入開口13周辺のB−B線断面図であり、リテーナ挿入開口13が内倒れしている状態を示した図であり、(c)が(a)に示したリテーナ挿入開口13周辺のC−C線断面図であり、リテーナ挿入開口13が内倒れしている状態を示した図である。
なお、図3では、端子および電線の記載を省略している。
本発明の実施例に係るコネクタ1は、コネクタハウジング10と、相手コネクタ100とのコネクタ嵌合動作を補助する嵌合補助レバー部20と、不図示の端子をコネクタハウジング10の端子収容室11a内に係止するリテーナ30と、電線の引き出し口を塞ぐカバー40と、を有してなる。
コネクタハウジング10は、絶縁樹脂からなり、端子収容部11と、フード部12と、を備えている。
端子収容部11は、嵌合方向Dに向けて突出された柱状をなし、内部に端子が収容される複数の端子収容室11aが区画して設けられている。
この端子収容部11は、図3に示すように、リテーナ30を挿入するためのリテーナ挿入孔11bが後述するリテーナ挿入開口13に対向する位置に設けられている。
フード部12は、端子収容部11の外周面11cとの間に相手コネクタ100の嵌合筒部110が嵌合される隙間Sが形成されるように端子収容部11の外周面11cとの間に隙間Sが形成された状態で外周面11cを囲い、かつ、リテーナ30の挿入口となるリテーナ挿入開口13が形成されている。
リテーナ挿入開口13は、フード部12の一側面を構成する壁12aの一部が開口されたものである。
このリテーナ挿入開口13は、図1(b)に示すように、相手コネクタ100との嵌合方向Dで相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端面110bに対向する側の開口内縁面14が、開口内縁面14の両端部14a、14aから中央部14bに向けてR状の面によって中央部14bを最底部分として嵌合方向Dとは逆方向に凹むように形成されている。
この実施例では、リテーナ挿入開口13は、図2に示すように、相手コネクタ100の嵌合筒部110の幅方向における中心線Cに開口の中心線を合致させるようにフード部12に配置されている。
また、フード部12は、相手コネクタ100の嵌合筒部110の対向する壁に設けられた一対の嵌合ガイドリブ111、111をガイドする一対の嵌合ガイドスリット12b、12b(図1(a)参照)が嵌合方向Dに沿って延在するように設けられている。
嵌合補助レバー部20は、相手コネクタ100とのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にしたものである。
この嵌合補助レバー部20は、一対の嵌合ガイドスリット12b、12bが設けられたフード部12の対向する壁の外面に回動支点部21a有して回動可能に取り付けられた一対の回動本体部21、21と、一対の回動本体部21、21のそれぞれの回動支点部21aから離れた部分を橋渡すように連結する操作レバー部22と、を有してなる。
各回動本体部21は、内面に相手コネクタ100の後述する嵌合ガイド突起112が嵌め込まれる不図示の嵌合ガイド溝が形成されている。
このような嵌合補助レバー部20が、回動支点部21aを支点として操作レバー部22による回動操作が行われることによって、梃を利用したコネクタ嵌合のための力がコネクタハウジング10に作用されるようになっている。
リテーナ30は、リテーナ挿入開口13およびリテーナ挿入孔11bを通してコネクタハウジング10の内方に挿入され、各端子を端子収容室11a内に挿入可能な仮係止位置と、各端子を端子収容室11a内に係止するため、仮係止位置よりコネクタハウジング10のさらに内方に位置される本係止位置と、の2つの位置でコネクタハウジング10に係止可能になっている。
カバー40は、コネクタハウジング10の電線引き出し口側の略全面を覆うようにコネクタハウジング10に取り付けられ、電線引き出し口を塞ぐ機能、および、各端子に接続された複数の電線を所定の方向に誘導する機能をなしている。
次に、相手コネクタ100について説明する。
相手コネクタ100は、コネクタ1と嵌合される部分となる嵌合筒部110を有し、筒内にコネクタ1の複数の端子に接続される複数の相手端子Tが各端子に対応した位置に配置されている。
この相手コネクタ100は、一対の嵌合ガイドリブ111の終端部にそれぞれ嵌合ガイド突起112が設けられている。
一対の嵌合ガイド突起112は、各回動本体部21の不図示の嵌合ガイド溝に嵌ることによって嵌合補助レバー部20のレバー操作によって発生されたコネクタ嵌合のために必要な力が伝達されるようになっている。
このようなコネクタ1と相手コネクタ100とは、相手コネクタ100の嵌合筒部110がコネクタ1の端子収容部11とフード部12との間に形成された隙間Sに挿入され、端子収容部11の外周面11cに取り付けられた弾性シール部材P(図3参照)によって防水可能に封止された状態でコネクタ嵌合されるようになっている。
次に、図5を用いて、コネクタ1を相手コネクタ100にコネクタ嵌合する手順、および、コネクタ1と相手コネクタ100とがコネクタ嵌合完了されるまでの各部の動作について説明する。
図5は、コネクタ1と相手コネクタ100とが操作レバー部22の操作によってコネクタ嵌合される様子を説明するための図である。
まず、作業者は、コネクタ1の嵌合口を相手コネクタ100の嵌合口に合わせた状態でコネクタ1を嵌合方向Dに移動開始する(図5(a)参照)。
ここで、相手コネクタ100の一対の嵌合ガイドリブ111、111がコネクタ1の一対の嵌合ガイドスリット12b、12bに嵌め込まれることによって、コネクタ1が嵌合方向Dに沿ってガイドされながら移動される。
次に、作業者は、コネクタ1をさらに嵌合方向Dに移動すると、相手コネクタ100の一対の嵌合ガイド突起112、112が嵌合補助レバー部20の内面に形成された不図示の嵌合ガイド溝に嵌め込まれる(図5(b)参照)。
次に、作業者は、操作レバー部22の回動操作を開始し、嵌合補助レバー部20によって梃を利用してコネクタ1を嵌合方向Dにさらに移動する(図5(c)参照)。
最後に、作業者は、操作レバー部22を操作完了位置まで回動操作することによって、コネクタ1と相手コネクタ100とのコネクタ嵌合が完了される(図5(d)参照)。
このように、コネクタ1は、嵌合補助レバー部20によって梃を利用してコネクタ1を嵌合方向Dに移動するため、作業者はコネクタ嵌合のために過大な力をコネクタハウジング10に負荷させなくても、コネクタ嵌合のために必要な力を嵌合補助レバー部20を介してコネクタハウジング10に負荷させることができるようになっている。
すなわち、コネクタ1と相手コネクタ100とのコネクタ嵌合のためにコネクタハウジング10に過大な力を負荷させる必要がある場合であっても、作業者の作業負担を低減することができるようになっている。
次に、図6を用いて、嵌合筒部110の先端110aとリテーナ挿入開口13の内倒れした開口内縁面14とのどつきが防止されるコネクタ1の作用について説明する。
図6は、嵌合筒部110の先端110aとリテーナ挿入開口13の内倒れした開口内縁面14とのどつきが防止されるコネクタ1の作用を説明するための図である。
なお、コネクタハウジング10に嵌合方向Dへ移動させる力が負荷されると、図4(b)、(c)に示すように、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端面110bに対向する側の開口内縁面14が内倒れする。
ここで、開口内縁面14は、両端部14a、14aが内倒れし難く、中央部14bが最も大きく内倒れする。
ここで、開口内縁面14は、両端部14a、14aから中央部14bに向けてR状の面によって中央部14bを最底部分として嵌合方向Dとは逆方向に凹むように形成されているので、内倒れしている中央部14bが内倒れし難い両端部14a、14aに比して相手コネクタ100の嵌合筒部110に対して挿入方向奥側に位置されるようになっている。
より具体的には、開口内縁面14は、内倒れし難い両端部14a、14aから最も大きく内倒れされる中央部14bに向けて徐々に嵌合方向Dとは逆方向奥側に位置されるように形成されている。
このため、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端110aは、コネクタ1の嵌合方向Dへの移動に伴い、開口内縁面14に対してまず、開口内縁面14の両端部14a、14aにどつくことなく両端部14a、14aの下方に位置される(図6(a)参照)。
これにより、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端110aは、開口内縁面14にどつくことなく開口内縁面14の下側に挿入される。
その後、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端110aは、開口内縁面14の下側に挿入された状態でフード部12の内方に移動される((図6(b)参照))。
ここで嵌合筒部110の先端110aは、すでに開口内縁面14の両端部14a、14aから開口内縁面14の下側にされているので、開口内縁面14の中央部14bに近づくにつれて内倒れが大きくなる部分を内倒れする前の正規の位置に押し上げながらフード部12のさらに内方に移動される。
その後、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端110aは、フード部12の内方に移動されることによって、開口内縁面14の中央部14bにおいても内倒れされた部分を正規の位置に押し上げて開口内縁面14の下側を通過される((図6(c)参照))。
このようにして、相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端110aは、開口内縁面14にどつくことなくコネクタ嵌合完了位置まで挿入される。
本発明の実施例に係るコネクタ1は、リテーナ挿入開口13の相手コネクタ100との嵌合方向Dで相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端面110bに対向する側の開口内縁面14が、両端部14a、14aから中央部14bに向けてR状の面によって中央部14bを最底部分として嵌合方向Dとは逆方向に凹むように形成されているので、内倒れしている中央部14bが内倒れし難い両端部14a、14aに比して嵌合筒部110の挿入方向奥側に位置され、嵌合筒部110の先端110aは、当該コネクタ1の嵌合方向Dへの移動に伴い、開口内縁面14に対して、まず、開口内縁面14の両端部14a、14aにどつくことなく両端部14a、14aの下方に位置され、これにより、嵌合筒部110の先端110aは、開口内縁面14にどつくことなく開口内縁面14の下側に挿入されるので、リテーナ挿入開口13の内倒れの発生によって、相手コネクタ100の嵌合作業中に相手コネクタ100がリテーナ挿入開口13の開口内縁面14にどついてしまうことを防止することができる。
また、本発明の実施例に係るコネクタ1は、相手コネクタ100とのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部20を有してなるので、当該コネクタ1と相手コネクタ100とのコネクタ嵌合のためにコネクタハウジング10に過大な力を負荷させる必要がある場合であっても、作業者の作業負担を低減することができ、しかも、開口内縁面14が、両端部14a、14aから中央部14bに向けてR状の面によって中央部14bを最底部分として嵌合方向Dとは逆方向に凹むように形成されているので、コネクタ嵌合のために、嵌合補助レバー部20によってコネクタハウジング10に過大な力を負荷させても、相手コネクタ100が開口内縁面14にどつくことを防ぐことができ、コネクタ1あるいは相手コネクタ100を破損させてしまうことを防ぐことができる。
(変形例)
次に、図7を用いて本発明の実施例のリテーナ挿入開口13の変形例について説明する。
図7は、変形例のリテーナ挿入開口を示した図である。
この変形例のリテーナ挿入開口15は、開口内縁面16が、両端部16a、16aから中央部16bに向けてテーパ状の面によって中央部16bを最底部分として嵌合方向Dとは逆方向に凹むように形成されている点で、実施例のリテーナ挿入開口13と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
リテーナ挿入開口15は、相手コネクタ100との嵌合方向Dで相手コネクタ100の嵌合筒部110の先端面110bに対向する側の開口内縁面16が、開口内縁面16の両端部16a、16aから中央部16bに向けてテーパ状の面によって中央部16bを最底部分として嵌合方向とは逆方向に凹むように形成されている
このため、開口内縁面16は、最も大きく内倒れしている中央部16bが内倒れし難い両端部16a、16aに比して嵌合筒部110の挿入方向奥側に位置されるようになっている。
この変形例のリテーナ挿入開口15は、嵌合筒部110の先端110aが、当該コネクタ1の嵌合方向Dへの移動に伴い、開口内縁面16に対して、まず、開口内縁面16の両端部16a、16aにどつくことなく両端部16a、16aの下方に位置され、これにより、嵌合筒部110の先端110aは、開口内縁面16にどつくことなく開口内縁面16の下側に挿入されるので、実施例のリテーナ挿入開口13と同様に、リテーナ挿入開口15の内倒れの発生によって、相手コネクタ100の嵌合作業中に相手コネクタ100がリテーナ挿入開口15の開口内縁面16にどついてしまうことを防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 コネクタ
10 コネクタハウジング
11 端子収容部
11a 端子収容室
11b リテーナ挿入孔
11c 外周面
12 フード部
12a 壁
12b 嵌合ガイドスリット
13、15 リテーナ挿入開口
14、16 開口内縁面
14a、16a 端部
14b、16b 中央部
20 嵌合補助レバー部
21 回動本体部
21a 回動支点部
22 操作レバー部
30 リテーナ
40 カバー
100 相手コネクタ
110 嵌合筒部
110a 先端
110b 先端面
111 嵌合ガイドリブ
112 嵌合ガイド突起
T 相手端子
P 弾性シール部材

Claims (2)

  1. 端子が収容される端子収容室が設けられた柱状の端子収容部と、該端子収容部の外周面との間に相手コネクタの嵌合筒部が嵌合される隙間が形成されるように前記外周面との間に隙間が形成された状態で前記外周面を囲い、かつ、前記端子を前記端子収容室内に係止するリテーナの挿入口となるリテーナ挿入開口が形成されたフード部と、を備えたコネクタハウジングを有してなるコネクタにおいて、
    前記リテーナ挿入開口は、
    前記相手コネクタとの嵌合方向で前記相手コネクタの前記嵌合筒部の先端面に対向する側の開口内縁面が、該開口内縁面の両端部から中央に向けてR状の面、あるいは、テーパ状の面によって前記中央を最底部分として嵌合方向とは逆方向に凹むように形成されている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記相手コネクタとのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部を有してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
JP2017003977A 2017-01-13 2017-01-13 コネクタ Active JP6571119B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003977A JP6571119B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 コネクタ
US15/864,094 US10096928B2 (en) 2017-01-13 2018-01-08 Connector
CN201810021531.7A CN108306151B (zh) 2017-01-13 2018-01-10 连接器
DE102018200423.4A DE102018200423B4 (de) 2017-01-13 2018-01-11 Steckverbinder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003977A JP6571119B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018113207A JP2018113207A (ja) 2018-07-19
JP6571119B2 true JP6571119B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=62716734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017003977A Active JP6571119B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10096928B2 (ja)
JP (1) JP6571119B2 (ja)
CN (1) CN108306151B (ja)
DE (1) DE102018200423B4 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10404012B1 (en) * 2018-04-20 2019-09-03 Te Connectivity Corporation Electrical connector with connector position assurance element
CN112018546B (zh) * 2019-05-29 2021-12-10 上海莫仕连接器有限公司 插座连接器及连接器组合

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3555556B2 (ja) * 2000-06-14 2004-08-18 住友電装株式会社 コネクタ
US6547594B2 (en) 2001-03-02 2003-04-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector
JP3826799B2 (ja) 2001-03-02 2006-09-27 住友電装株式会社 コネクタ
JP2008112675A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
SG149732A1 (en) 2007-07-31 2009-02-27 Mea Technologies Pte Ltd Electric connector
JP5682476B2 (ja) * 2011-06-27 2015-03-11 住友電装株式会社 コネクタ
DE102013211455A1 (de) * 2013-06-19 2014-12-24 Robert Bosch Gmbh Sekundärverriegelung für einen Stecker
JP6302327B2 (ja) 2014-03-31 2018-03-28 矢崎総業株式会社 コネクタ
US9680256B1 (en) * 2016-03-17 2017-06-13 Te Connectivity Corporation Connector system with connector position assurance

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018113207A (ja) 2018-07-19
DE102018200423A1 (de) 2018-07-19
US10096928B2 (en) 2018-10-09
US20180205176A1 (en) 2018-07-19
DE102018200423B4 (de) 2022-01-27
CN108306151A (zh) 2018-07-20
CN108306151B (zh) 2020-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6422905B2 (ja) コネクタ
KR20160140957A (ko) 커넥터
JP6571119B2 (ja) コネクタ
JP2016131112A (ja) コネクタのロック構造
JP6899671B2 (ja) 防水コネクタ嵌合構造
KR102078758B1 (ko) 레버식 커넥터
JP6292468B2 (ja) コネクタ
JP6055370B2 (ja) シールドコネクタ
JP4609857B2 (ja) 防水コネクタ
JP2009009876A (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2010118255A (ja) 電気コネクタ組立体
CN111512500B (zh) 具有可延伸的杠杆组件的连接器
JP2007305484A (ja) コネクタ
JP7444117B2 (ja) レバー式コネクタ
EP3764481B1 (en) Lever-type connector
JP6889696B2 (ja) コルゲートチューブ保持具、及び、ワイヤハーネス
JP2018206648A (ja) レバー式コネクタ
JP6916040B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6252068B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2017130371A (ja) コネクタ
JP2008293859A (ja) プロテクタ付きコネクタ
JP2008010338A (ja) コネクタ
JP4739712B2 (ja) コネクタ
JP2017188279A (ja) コネクタ
JP6916041B2 (ja) レバー式コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6571119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250