JP6569395B2 - 施錠機能を備えた家具のキー保管装置 - Google Patents

施錠機能を備えた家具のキー保管装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6569395B2
JP6569395B2 JP2015170935A JP2015170935A JP6569395B2 JP 6569395 B2 JP6569395 B2 JP 6569395B2 JP 2015170935 A JP2015170935 A JP 2015170935A JP 2015170935 A JP2015170935 A JP 2015170935A JP 6569395 B2 JP6569395 B2 JP 6569395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
key
furniture
operation unit
locking function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015170935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017048539A (ja
Inventor
祥悟 岡崎
祥悟 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2015170935A priority Critical patent/JP6569395B2/ja
Publication of JP2017048539A publication Critical patent/JP2017048539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6569395B2 publication Critical patent/JP6569395B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

本発明は、施錠機能を備えた家具のキー保管装置に係わり、更に詳しくは家具の施錠機能を操作するキーを保管するためのキー保管装置に関するものである。
従来から引出しや回動式の開閉扉あるいは引き違い式の引戸を設けたキャビネット等の収納家具は各種提供されており、多くの収納家具では、引出しの前板、開閉扉、引戸といった収納空間を閉じる目的の空間閉塞部材には施錠機能が設けられている。通常、引出し前板等の空間閉塞部材には開閉操作するための引手、ラッチ機構、施錠具が組み込まれ、前面に引手や鍵穴を設け、裏面側には少なくとも施錠具が覆われるように裏カバーが設けられている。そして、従来は施錠具を操作するキーを保管する場所が特に設けられてなかった不都合を解消するために、特許文献1や特許文献2に記載のキー保管装置が提案されている。
特許文献1には、扉の裏側で施錠装置を覆って配設される施錠装置カバーと、該施錠装置カバーに形成された鍵収納部とを具備している保管庫が開示されている。具体的には、鍵収納部は、施錠装置カバーとの間に鍵の先端部を長手方向に沿って挿脱する孔を形成する支持板を備え、更に鍵の抜け止め手段として、支持板を施錠装置カバーに鍵の外形よりも大きく凹設された凹部に設け、鍵の支持板の孔への挿入位置で鍵を凹部内に収容する構造、あるいは鍵の支持板の孔への挿入位置で、鍵の基端部に設けられている孔に係合する突起や鍵の基端部の上端に当接する弾性変形可能な突起を設ける構造が開示されている。
特許文献2には、家具における扉、鏡板の裏面に凸出形成された補強リブ、又は、扉、鏡板の表板の周囲を折り曲げて形成した縁部に前記表板との間にその縁部の厚みと同等の空隙を介して貼着した裏板に、穴又は凹部を形成し、当該穴又は凹部に、キーを収容するための保管ポケットとして箱状容器を嵌合装着した家具用キーの保管ポケットが開示されている。
特許第2601230号公報 特許第3825905号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構造は、キーの大部分が露出するので、外観性を損なうとともに、キーを保持するのは合成樹脂製のカバーに一体成形された孔を備えた支持板のみであるので、該支持板が破損する恐れもある。また、特許文献2に記載の構造は、別部材として合成樹脂製の箱状容器を必要とするのでコスト高となり、また箱状容器を嵌着する補強リブや裏板に比較的大きな穴や凹部を形成しなければならず、補強リブや裏板の強度低下や目立ち過ぎるといった課題を有している。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、施錠機能を備えた家具の該施錠機能を操作するキーを保管するためのキー保管装置において、家具の収納空間を閉じる目的で設けられた空間閉塞部材に、何ら部品を追加することなく、既存の部品の加工のみによってキーを保管する機能を、コスト上昇を抑制して追加することが可能な施錠機能を備えた家具のキー保管装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、施錠機能を備えた家具の該施錠機能を操作するキーを保管するためのキー保管装置であって、家具の収納空間を閉じる目的で設けられた空間閉塞部材には、該空間閉塞部材を移動させるための引手と前記施錠機能が組み込まれ、前記空間閉塞部材は、表面板と裏面板との間に前記引手と施錠機能が内蔵された操作ユニットが接合状態で設けられており、前記操作ユニットの背面部に上方と後方が開放された収容凹部を有するとともに、前記裏面板には少なくとも前記収容凹部の上方開放部を露出させる切欠開口を有し、前記収容凹部と裏面板とでキーを上方開放部から落とし込み保持する袋状のキーポケットを形成したことを特徴とする施錠機能を備えた家具のキー保管装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記操作ユニットの収容凹部の周縁であって前記裏面板の切欠開口の口縁に対応する位置に、該切欠開口の口縁に嵌合する突縁部を形成してなることが好ましい(請求項2)。
具体的には、前記操作ユニットは、背面部に水平な上面板部を有するボックス体を有し、該ボックス体の内部には前記引手の指入れ空間の区画壁を有し、前記上面板部に形成した上方開放部と該上方開放部から前記区画壁の背面に沿って突設したリブで、上部の横幅が広く、下部の横幅が狭い形状の前記収容凹部を形成してなることが好ましい(請求項3)。
更に、前記裏面板には、前記操作ユニットのボックス体の上面板部に当接する水平板部と、ボックス体の背面に当接する垂直板部とを有し、前記切欠開口は、前記水平板部から垂直板部にかけて前記収容凹部の横幅が広い上部が露出するように形成してなることが好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の施錠機能を備えた家具のキー保管装置は、施錠機能を備えた家具の該施錠機能を操作するキーを保管するためのキー保管装置であって、家具の収納空間を閉じる目的で設けられた空間閉塞部材には、該空間閉塞部材を移動させるための引手と前記施錠機能が組み込まれ、前記空間閉塞部材は、表面板と裏面板との間に前記引手と施錠機能が内蔵された操作ユニットが接合状態で設けられており、前記操作ユニットの背面部に上方と後方が開放された収容凹部を有するとともに、前記裏面板には少なくとも前記収容凹部の上方開放部を露出させる切欠開口を有し、前記収容凹部と裏面板とでキーを上方開放部から落とし込み保持する袋状のキーポケットを形成したので、空間閉塞部材を構成する操作ユニットと裏面板を利用して、何ら部品を追加することなく、操作ユニットと裏面板の加工のみによってキーを保管する機能を、コスト上昇を抑制して追加することができる。
請求項2によれば、前記操作ユニットの収容凹部の周縁であって前記裏面板の切欠開口の口縁に対応する位置に、該切欠開口の口縁に嵌合する突縁部を形成してなるので、表面板に対して裏面板の位置決めを正確に行なうことができるとともに、組み立て後のズレも防止することができ、更に切欠開口の口縁が突縁部で保護されるので、切欠開口の口縁で指を傷つける恐れもない。
請求項3によれば、前記操作ユニットは、背面部に水平な上面板部を有するボックス体を有し、該ボックス体の内部には前記引手の指入れ空間の区画壁を有し、前記上面板部に形成した上方開放部と該上方開放部から前記区画壁の背面に沿って突設したリブで、上部の横幅が広く、下部の横幅が狭い形状の前記収容凹部を形成してなるので、操作ユニットの背面部のボックス部の切り欠きやリブ形状を変更するだけで、キー用の収容凹部を一体成形することができ、収容凹部の横幅の狭い下部にキーの先端部を保持するとともに、収容凹部の横幅が広い上部にキーの把持部を収容することで、安定にキーを保管できる。
請求項4によれば、前記裏面板には、前記操作ユニットのボックス体の上面板部に当接する水平板部と、ボックス体の背面に当接する垂直板部とを有し、前記切欠開口は、前記水平板部から垂直板部にかけて前記収容凹部の横幅が広い上部が露出するように形成してなるので、裏面板の水平板部が操作ユニットのボックス体の上面板部に当接するとともに、裏面板の垂直板部が操作ユニットのボックス体の背面に当接するので、裏面板の変形を抑制することができ、また操作ユニットの収容凹部の下部と裏面板の垂直板部とで袋状のキーポケットを形成することができ、また収容凹部の上方開放部と横幅が広い上部が開口するので、キーの挿脱を容易に行なうことができる。
引き出し式のキャビネットの全体斜視図である。 引出しの斜視図である。 引出しの部分拡大斜視図である。 引出し前板の部分拡大分解斜視図である。 引出し前板の縦断面図である。 操作ユニットの斜視図である。 引出し前板の表面板にラッチ駆動機構を設けた状態の部分斜視図である。 引出し前板の表面板に操作ユニットを取付ける構造を示す部分斜視図である。 図8のX−X線断面図である。 エラーガードが回転退避した状態を示す斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る家具として引き出し式のキャビネットを示し、図2〜図5はその要部を示し、図中符号1はキャビネット(家具)、2は引出し、3は前板(空間閉塞部材)、4は引手、5は施錠装置、6はキーポケット、7はキー、8は操作ユニットをそれぞれ示している。本実施形態では、家具として引き出し式のキャビネットを示すが、回動式の開閉扉付きキャビネットやロッカー等の他の施錠機能を備えた収納家具にも適用することが可能である。
本発明は、施錠機能を備えた家具1の該施錠機能を操作するキー7を保管するためのキー保管装置であって、家具1の収納空間を閉じる目的で設けられた空間閉塞部材3には、該空間閉塞部材3を移動させるための引手4と前記施錠機能(施錠装置5)が組み込まれ、前記空間閉塞部材3は、表面板9と裏面板10との間に前記引手4と施錠機能が内蔵された操作ユニット8が接合状態で設けられており、前記操作ユニット8の背面部に上方と後方が開放された収容凹部11を有するとともに、前記裏面板10には少なくとも前記収容凹部11の上方開放部12を露出させる切欠開口13を有し、前記収容凹部11と裏面板10とでキー7を上方開放部12から落とし込み保持する袋状のキーポケット6を形成したことを特徴とする。
具体的には、前記操作ユニット8は、図4に示すように、背面部に水平な上面板部15を有する後方開放状態のボックス体14を有し、該ボックス体14の内部には前記引手4の指入れ空間16の背面を形成する区画壁17を有し、前記上面板部15に形成した上方開放部12と該上方開放部12から前記区画壁17の背面に沿って突設したリブ18で、上部の横幅が広く、下部の横幅が狭い形状の前記収容凹部11を形成している。ここで、前記収容凹部11の上部を幅広部11A、下部を幅狭部11Bとする。前記幅広部11Aであって、前記幅狭部11Bに連続する部分のリブ18は傾斜面となっている。
また、前記裏面板10には、前記操作ユニット8のボックス体14の上面板部15に当接する水平板部19と、ボックス体14の背面に当接する垂直板部20とを有し、前記切欠開口13は、前記水平板部19から垂直板部20にかけて前記収容凹部11の横幅が広い上部(幅広部11A)が露出するように形成している。前記キー7は、基端側の把持部7Aの横幅が広く、先端側の操作部7Bの横幅が狭くなっている形状が一般的であるが、前記施錠装置5に応じてそのキー7の形状は異なるので、前記収容凹部11の形状は、対象とするキー7の形状に応じて決定する。
更に、前記操作ユニット8の収容凹部11の周縁であって前記裏面板10の切欠開口13の口縁に対応する位置に、該切欠開口13の口縁に嵌合する突縁部21を形成している。本実施形態で、前記突縁部21は、前記リブ18の高さを前記切欠開口13の口縁に対応する部分だけ高く形成して設けた。具体的には、前記突縁部21は、前記上方開放部12を形成した上面板部15よりも上方へ突出し、また前記収容凹部11の幅広部11Aを形成するリブ18に設けた。前記突縁部21が前記裏面板10の切欠開口13の口縁に嵌合することで、前記表面板9に対して裏面板10の位置決めを正確に行なうことができるとともに、組み立て後のズレも防止することができる。更に、前記切欠開口13の口縁が突縁部21で保護されるので、切欠開口13の口縁で指を傷つける恐れもない。
前記引出し2は、図2に示すように、収容本体22の前端に前記前板3を取付けた通常の構造であり、前記キャビネット1に押し込み格納した際に、前記前板3でキャビネット1の開口部を閉塞するのである。前記前板3には、キャビネット1の側框の爪(図示せず)に係脱するラッチ23が設けられ、前記前板3の表面板9に臨んだ前記引手4の指掛け部24を手前に引くことによって、前板3に内蔵した前記ラッチ駆動機構25で前記ラッチ23が内向きに回動して、前記側框の爪に対する係合が解除されて引出し2を引き出すことができるようになっている。前記指掛け部24から手を離せば、弾性付勢力によって前記ラッチ23は前記側框の爪に係合する位置まで外側へ回動変位する。そして、前記引出し2をキャビネット1に押し込み格納状態で、前記前板3の表面板9に臨んだ前記施錠装置5の鍵穴26にキー7を差し込んで回転操作すれば、図4及び図6に示すように、前記操作ユニット8の側部に内蔵されたシリンダー錠27のデッドボルト28が突出して、前記キャビネット1の上框の係合孔(図示せず)に係合して施錠状態にするのである。解錠状態にするには、前記キー7を逆回転させれば、前記デッドボルト28が係合孔から抜けて前記ボックス体14に引き込まれる。
前記操作ユニット8は、図4〜図6に示すように、本体部29に前面開放した前記指入れ空間16を形成し、該指入れ空間16に指掛け部24を配置し、該指掛け部24から上方に延びたアーム部30の先端両端部を前記本体部29内に支軸31にて回動可能に支持し、該アーム部30の前側中間部に操作突起32を設け、該操作突起32で前記ラッチ駆動機構25を構成するシャフト33に外嵌した連動部材34に側設した連動片35を押圧して、該シャフト33を回転させるようになっている。また、前記操作ユニット8の本体部29の側部には、前記シリンダー錠27が保持され、該操作ユニット8を前記表面板9の裏面に嵌合によって取付けた際に、前記引手4が該表面板9に形成した引手開口部36から前面側に臨み、また前記シリンダー錠27の鍵穴26が該表面板9に形成した孔37から前面側に臨むのである。
図3〜図5及び図7に示すように、前記前板3の表面板9は、周囲を背面側に折曲して縁板38を形成するとともに、上面と両側面は更に内向きに補強板39を折曲形成している。また、前記前板3の裏面板10は、上縁部を前記表面板9の縁板38と補強板39の内側に密嵌する嵌合部40を形成し、該嵌合部40の下方に垂下板41と前記水平板部19が形成されている。そして、前記裏面板10は、前記収容本体22の前端に立起状態で固定されており、前記表面板9の背面側に前記ラッチ駆動機構25と操作ユニット8を装着した状態で、前記裏面板10の上縁の嵌合部40を前記表面板9の上縁の縁板38と補強板39の内側に嵌入しながら前記裏面板10に重合し、前記裏面板10と表面板9の下端縁を連結することで、前記引手4と施錠装置5が内蔵された前記前板3を構成すると同時に、前記操作ユニット8の収容凹部11の前記突縁部21を前記裏面板10の切欠開口13の口縁に嵌合させ、前記キーポケット6を構成する。尚、前記シリンダー錠27のデッドボルト28が出没するための開口42を前記裏面板10の水平板部19に形成している。
前記シリンダー錠27をキー7で施錠操作すると前記デッドボルト28が、前記前板3の裏面板10の水平板部19に形成した開口42から上方へ突出するが、その状態で前記引出し2をキャビネット1に押し込むと、前記デッドボルト28の先端部が上框に衝突して、該デッドボルト28が損傷することがある。そこで、図3、図4及び図6に示すように、前記引出し2をキャビネット1に正しく押し込み格納された状態でのみ、キー7による施錠操作が可能となるように、前記デッドボルト28の先端部を開閉するエラーガード43が前記操作ユニット8の本体部29に設けられている。
具体的には、前記エラーガード43は、解錠状態、つまり前記デッドボルト28が引っ込んだ状態で、その先端を覆うようにキックばね44で弾性付勢されて回動可能に設けられ、該エラーガード43で前記デッドボルト28の先端が覆われている状態では、キー7で施錠操作しても該デッドボルト28が上方へ突出しないように規制している。そして、前記引出し2をキャビネット1に正しく押し込み格納すると、図10に示すように、前記エラーガード43が上框に当たってキックばね44の弾性付勢力に抗して回動し、前記デッドボルト28の先端から退避するようにしている。この状態で、キー7で施錠操作すると前記デッドボルト28は上方へ突出してキャビネット1の上框の係合孔に係合するようになる。再度、引出し2を引き出せば、前記エラーガード43は、自動的に弾性付勢力によって前記デッドボルト28の先端を覆うように回動する。
次に、前記操作ユニット8を前記表面板9の背面に嵌着する構造を図5〜図9に基づいて説明する。前記前板3の表面板9には、前述のように前記操作ユニット8の引手4の指入れ空間16と指掛け部24を前面側に出現させるために引手開口部36を形成しているが、該引手開口部36の口縁は背面側へ約135°に折曲して傾斜板45を形成し、該傾斜板45の一部、本実施形態では両側部にそれぞれ1箇所、下部に二箇所に90°の向き、つまり表面板9に対して直角に係合片46,…を形成し、該係合片46には孔47を有している。
一方、前記操作ユニット8の本体部29には、前記引手開口部36より外側であって、前記傾斜板45に対応する位置に枠部48を設けるとともに、前記係合片46,…を受け入れて前記孔47に係合する弾性爪49,…を対応する位置に一体成形している。前記操作ユニット8を前記表面板9の背面に嵌着するには、本体部29の上部に形成した凸部50を前記表面板9の縁板38と補強板39の内側に挿入するとともに、前記弾性爪49を係合片46の孔47に抜け止め係合させる。そうすると、前記操作ユニット8の本体部29の枠部48が、前面からは目立たないように前記引手開口部36の周囲の傾斜板45の背後に接近した状態に位置する。つまり、前記引手開口部36には、前記引手4の指入れ空間16と指掛け部24のみが現れるのである。尚、この目的のために、前記傾斜板45を形成したが、その角度は135°に限定されないが、120°〜150°程度が製造工程の都合上好ましい。
前記ラッチ駆動機構25は、前記前板3の表面板9の背面上縁部に沿って横設した前記シャフト33と、前記ラッチ23の基部に固定した垂直な操作軸51と、前記シャフト33の端部を操作軸50の上端部とを回動可能に支持する回転変更部材52と、前記ラッチ23を回動可能に支持するラッチ支持部材53とからなり、前記回転変更部材52とラッチ支持部材53は前記表面板9の縁板38と補強板39の内側に嵌着する。前記回転変更部材52の内部で、前記シャフト33の回転力を操作軸51に伝達する。前記回転変更部材52とラッチ支持部材53は、前記表面板9に裏面板10を接合することによって固定される。
1 キャビネット(家具)、 2 引出し、
3 前板(空間閉塞部材)、 4 引手、
5 施錠装置、 6 キーポケット、
7 キー、 7A 把持部、
7B 操作部、 8 操作ユニット、
9 表面板、 10 裏面板、
11 収容凹部、 11A 幅広部、
11B 幅狭部、 12 上方開放部、
13 切欠開口、 14 ボックス体、
15 上面板部、 16 指入れ空間、
17 区画壁、 18 リブ、
19 水平板部、 20 垂直板部、
21 突縁部、 22 収容本体、
23 ラッチ、 24 指掛け部、
25 ラッチ駆動機構、 26 鍵穴、
27 シリンダー錠、 28 デッドボルト、
29 本体部、 30 アーム部、
31 支軸、 32 操作突起、
33 シャフト、 34 連動部材、
35 連動片、 36 引手開口部、
37 孔、 38 縁板、
39 補強板、 40 嵌合部、
41 垂下板、 42 開口、
43 エラーガード、 45 傾斜板、
46 係合片、 47 孔、
48 枠部、 49 弾性爪、
50 凸部、 51 操作軸、
52 回転変更部材、 53 ラッチ支持部材。

Claims (4)

  1. 施錠機能を備えた家具の該施錠機能を操作するキーを保管するためのキー保管装置であって、家具の収納空間を閉じる目的で設けられた空間閉塞部材には、該空間閉塞部材を移動させるための引手と前記施錠機能が組み込まれ、前記空間閉塞部材は、表面板と裏面板との間に前記引手と施錠機能が内蔵された操作ユニットが接合状態で設けられており、前記操作ユニットの背面部に上方と後方が開放された収容凹部を有するとともに、前記裏面板には少なくとも前記収容凹部の上方開放部を露出させる切欠開口を有し、前記収容凹部と裏面板とでキーを上方開放部から落とし込み保持する袋状のキーポケットを形成したことを特徴とする施錠機能を備えた家具のキー保管装置。
  2. 前記操作ユニットの収容凹部の周縁であって前記裏面板の切欠開口の口縁に対応する位置に、該切欠開口の口縁に嵌合する突縁部を形成してなる請求項1記載の施錠機能を備えた家具のキー保管装置。
  3. 前記操作ユニットは、背面部に水平な上面板部を有するボックス体を有し、該ボックス体の内部には前記引手の指入れ空間の区画壁を有し、前記上面板部に形成した上方開放部と該上方開放部から前記区画壁の背面に沿って突設したリブで、上部の横幅が広く、下部の横幅が狭い形状の前記収容凹部を形成してなる請求項1又は2記載の施錠機能を備えた家具のキー保管装置。
  4. 前記裏面板には、前記操作ユニットのボックス体の上面板部に当接する水平板部と、ボックス体の背面に当接する垂直板部とを有し、前記切欠開口は、前記水平板部から垂直板部にかけて前記収容凹部の横幅が広い上部が露出するように形成してなる請求項3記載の施錠機能を備えた家具のキー保管装置。
JP2015170935A 2015-08-31 2015-08-31 施錠機能を備えた家具のキー保管装置 Active JP6569395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015170935A JP6569395B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 施錠機能を備えた家具のキー保管装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015170935A JP6569395B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 施錠機能を備えた家具のキー保管装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017048539A JP2017048539A (ja) 2017-03-09
JP6569395B2 true JP6569395B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=58279206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015170935A Active JP6569395B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 施錠機能を備えた家具のキー保管装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6569395B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2601230B2 (ja) * 1994-12-27 1997-04-16 コクヨ株式会社 保管庫
JPH10179291A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Itoki Crebio Corp 引出しの前板構造
US6901779B2 (en) * 2003-01-30 2005-06-07 Brad Magee Key storage and concealment device
JP4279568B2 (ja) * 2003-02-14 2009-06-17 美和ロック株式会社 開閉体の操作部材収納装置
FR2894789B1 (fr) * 2005-12-20 2008-02-22 Valeo Securite Habitacle Sas Dispositf de positionnement et de maintien d'une clef de secours
KR20090109281A (ko) * 2008-04-15 2009-10-20 김기동 키 식별기능을 갖는 키 보관함

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017048539A (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367281B2 (ja) 開閉ロック装置
JP5189864B2 (ja) 符号錠付き家具及び符号錠
US20140123715A1 (en) Locking System for Storage Container
JP6569395B2 (ja) 施錠機能を備えた家具のキー保管装置
JP6403462B2 (ja) 抽斗用ラッチ装置
JP5982872B2 (ja) 落下防止装置及び収納庫
JP5152788B2 (ja) 簡易保管庫の蓋開閉機構
JP2015187346A (ja) 収納家具の引手装置
JP6081255B2 (ja) 保管容器
KR20110005319U (ko) 이중잠금장치를 갖는 전기기기박스용 도어핸들구조
JP6936484B2 (ja) 南京錠および収納容器の施錠装置
KR100650084B1 (ko) 가구용 자물쇠
JP4960924B2 (ja) 錠付き什器類
JP6620470B2 (ja) キャビネットにおける扉の開閉装置
JP6361219B2 (ja) 収納家具の電子錠付き開閉装置
JP2018003321A (ja) 多段式収納家具の扉開閉装置
JP4956050B2 (ja) 収納容器
JP4464795B2 (ja) 両開き扉付収納装置
JP6945229B2 (ja) かばん・ケース類の錠前
KR101429876B1 (ko) 복합캐비넷 잠금장치
JP6644252B2 (ja) 引戸の引手装置
JP2022071525A (ja) 家具の施錠装置
JP2012045655A (ja) 電動工具用収納ケース
JP4709796B2 (ja) 遊技機
JP2021067134A (ja) スライドラッチ、開き戸装置、およびそれらを用いたトランクルーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6569395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150