JP6569132B2 - 端子台 - Google Patents

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本明細書によって開示される技術は、端子台に関する。
従来、ヒートシンクを備えた端子台として、特開2012−151038号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。ヒートシンクの下面における周縁部には、外縁段付部が形成されている。この外縁段付部には、成形樹脂部が成形されるようになっている。このため、樹脂成形の際には、ヒートシンクの下面を下型にセットし、ヒートシンク上に絶縁プレートを載せ、この絶縁プレート上にナットを載せ、これらを上型と下型の間で挟んで樹脂を射出することにより成形樹脂部が成形される。これにより、ヒートシンクと絶縁プレートとナットが成形樹脂部によって互いに密着した状態に保持される。
特開2012−151038号公報
ところで、上記のヒートシンクは、アルミダイキャストによって製造されており、ヒートシンクの下面における外周部分においても平面が保たれているため、ヒートシンクの下面で樹脂の流れを断ち切ることは容易である。しかしながら、ヒートシンクをプレスで打ち抜いて外周形状を成形する場合、ヒートシンクの下面における外周部分はプレスの打ち抜き方向に引っ張られてだれが発生するため、形締めした際に下型との間にわずかな隙間が発生し、この隙間に樹脂が流入してしまう。すなわち、樹脂の流れを断ち切ることができないことになる。
本明細書によって開示される端子台は、板状をなす金属製のヒートシンクであって、表面と裏面とこれらをつなぐ外周側面とを有し、前記裏面の外周部分を前記表面側に叩くことで板厚方向に延びる段差とこの段差から前記外周側面に至る平面部とが設けられており、前記平面部における前記段差側の端部に樹脂切り部が設定されたヒートシンクと、金属製のナットと、前記ヒートシンクの前記表面側において前記ナットを装着するナット装着部を有し、前記平面部のうち前記樹脂切り部を除いた部分から前記外周側面を通って前記ナット装着部に至る外周保持部が設けられた樹脂部とを備えた構成とした。
ヒートシンクをプレス加工によって製造する場合、ヒートシンクの外周加工やパンチング加工等を施すと、加工が施された部分の周囲はプレスの押し込み方向に落ち込んでだれが発生してしまう。このため、ヒートシンクの外周部分に樹脂成形を行う場合、だれが発生した部分と金型との間に隙間が発生し、樹脂の流れを断ち切ることが困難になる。
その点、上記の構成によると、ヒートシンクの裏面の外周部分を表面側に叩くことで平面部を形成している。この場合、平面部における外周側面側の端部ではプレスの押し込み方向にだれが発生するものの、平面部における段差側の端部ではだれが発生しないため、この段差側の端部を樹脂切り部に設定することで樹脂成形の際に樹脂の流れを断ち切ることができる。なお、ヒートシンクの裏面のうち平面部の周囲(段差の近く)ではだれが発生するため、この部分を樹脂切り部とすることはできない。
本明細書によって開示される端子台は、以下の構成としてもよい。
前記ナット装着部は、前記ヒートシンクと前記ナットの間に配される第1装着部と、この第1装着部を埋設して前記ナットの締結面を露出させる第2装着部とを備えて構成されている。
このような構成によると、第1装着部によってナットをヒートシンクから絶縁することができる。また、第2装着部によって第1装着部をヒートシンクに保持することができる。
前記第1装着部は、前記ヒートシンクの前記表面に載置される被載置面から前記ヒートシンク側に突出する形態をなし、前記ヒートシンクに開口された凹部に嵌合した突部を備える。
このような構成によると、突部を凹部に嵌合させることにより、第1装着部をヒートシンクに位置決めすることができる。
本明細書によって開示される端子台によれば、プレス加工によって製造されたヒートシンクを使用することができ、樹脂成形の際に樹脂の流れを断ち切ることができる。
端子台を端子台本体側から見た斜視図 端子台の構成部品を端子台本体側から見た斜視図 端子台をバスバーユニット側から見た斜視図 端子台本体の斜視図 端子台本体の平面図 端子台本体の底面図 図5におけるA−A線断面図 ヒートシンクの斜視図 ヒートシンクの底面図
<実施形態>
実施形態を図1から図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子台10は、図1および図2に示すように、端子台本体20とバスバーユニット30を互いに組み付けたものである。このような端子台10は、例えばモータケースの内部に組み付けられており、モータに三相交流の電源を供給するための電源供給接続装置とされている。バスバーユニット30は、図示しないワイヤハーネスの端末に設けられたコネクタに接続されるようになっている。
端子台10は、図3に示すように、L字形バスバー11と、L字形バスバー11を保持する合成樹脂製のハウジング13とを備えて構成されている。また、ハウジング13は合成樹脂製であって、図2に示すように、電源用ナット40を固定しているナット側樹脂部21と、L字形バスバー11を仮保持しているバスバー側樹脂部31とからなる。
バスバーユニット30は、L字形バスバー11と、バスバー側樹脂部31とを備えて構成されている。L字形バスバー11は導電性の金属板からなり、L字の角部を含む上側部分には、前方に開口する形態をなす嵌合部32が設けられている。この嵌合部32の内部には、ナット側樹脂部21が嵌合するようになっている。この際、L字形バスバー11の両側縁に設けられた一対の係止突起33が、ナット側樹脂部21の上面に設けられた一対の被係止突起29に係止することで、ナット側樹脂部21が嵌合部32の内部に嵌合した状態に保持される。これにより、端子台本体20とバスバーユニット30がユニット化されて端子台10が構成される。
端子台本体20は、図4および図5に示すように、電源用ナット40と、金属製のヒートシンク50と、電源用ナット40およびヒートシンク50の間を互いに絶縁しながら一体に保持するナット側樹脂部21と、を備えて構成されている。ナット側樹脂部21は、図7に示すように、ヒートシンク50の表面51側において電源用ナット40を装着するナット装着部22を有している。
また、ナット装着部22は、図7に示すように、ヒートシンク50と電源用ナット40の間に配される第1装着部23と、この第1装着部23を埋設する第2装着部24とを備えて構成されている。なお、図7において破線で図示した14は、第1装着部23と第2装着部24の境界を示している。
電源用ナット40は平面視で円形をなし、L字形バスバー11が締結される締結面40Aと、締結面40Aの周囲に形成された段付部40Bとを備えている。第2装着部24は、締結面40Aより低い位置で段付部40Bを覆いつつ、締結面40Aを露出させるようにして第1装着部23を埋設している。したがって、L字形バスバー11は、第2装着部24には接触せず電源用ナット40の締結面40Aに接触することになる。
ヒートシンク50は金属製でかつ板状をなし、プレス加工によって製造したものとされている。このヒートシンク50は、板厚方向の一側に位置する表面51と、板厚方向の他側に位置する裏面52と、表面51と裏面52の間に位置してこれらをつなぐ外周側面53とを有している。また、ヒートシンク50には、位置決め孔54が板厚方向に貫通して形成されている。
位置決め孔54には、図7に示すように、ヒートシンク50の表面51に載置される被載置面25からヒートシンク50側に突出する形態をなす突部26が嵌合可能とされている。突部26は、被載置面25から下方に膨出する有底かつ中空の円柱形状とされている。突部26の内部空間は、電源用ナット40のボルト孔40Cと同軸に配された逃がし孔27と連通している。突部26が位置決め孔54に嵌合すると、第1装着部23がヒートシンク50に位置決めされ、電源用ナット40が第1装着部23を介してヒートシンク50に位置決めされる。
さて、図8に示すように、本実施形態のヒートシンク50の裏面52の外周部分には、表面51側に叩くことで段差55と、この段差55から外周側面53に至る平面部56とが設けられており、平面部56における段差55側の端部に樹脂切り部57が設定されている。一方、図7に示すように、第2装着部24には、平面部56のうち樹脂切り部57を除いた部分から外周側面53を通ってナット装着部22(ヒートシンク50の表面51側)に至る外周保持部28が設けられている。この外周保持部28は、第2装着部24のうち電源用ナット40を保持する部分(すなわち第1装着部23)と一体に設けられている。外周保持部28は、ヒートシンク50を板厚方向に位置決めするとともに、ヒートシンク50が下方に抜けることを防止する役割を果たしている。
樹脂切り部57には、第2装着部24を樹脂成形する際に、樹脂の流れを断ち切る金型の突部が突き当たるようになっている。樹脂切り部57は、ヒートシンク50の裏面52を叩いて平面に成形した部分であり、かつ外周側面53から離れた位置にあることから、プレス加工に伴うだれが発生しない位置にある。このため、金型の突部と樹脂切り部57との間に隙間が発生することはなく、樹脂の流れを確実に断ち切ることができる。
すなわち、ヒートシンク50をプレス加工によって製造する場合、ヒートシンク50の外周加工やパンチング加工等を施すと、加工が施された部分の周囲はプレスの押し込み方向にだれが発生してしまい、平面が失われることになる。このため、ヒートシンク50の外周部分に樹脂成形を行う場合、だれが発生した部分では金型との間に隙間が発生し、樹脂の流れを断ち切ることが困難になる。
その点、上記の構成によると、ヒートシンク50の裏面52の外周部分を表面51側に叩くことで平面部56を形成している。この場合、平面部56における外周側面53側の端部ではプレスの押し込み方向にだれが発生するものの、平面部56における段差55側の端部ではだれが発生せず叩かれることで平面状に成形されるため、この段差55側の端部を樹脂切り部57に設定することで樹脂成形の際に樹脂の流れを断ち切ることができる。なお、ヒートシンク50の裏面52のうち平面部56の周囲(段差55の近く)ではだれが発生するため、この部分を樹脂切り部57とすることはできない。
ナット装着部22は、ヒートシンク50とナット(電源用ナット40)の間に配される第1装着部23と、この第1装着部23を埋設してナットの締結面40Aを露出させる第2装着部24とを備えて構成されている。
このような構成によると、第1装着部23によってナットをヒートシンク50から絶縁することができる。また、第2装着部24によって第1装着部23をヒートシンク50に保持することができる。
第1装着部23は、ヒートシンク50の表面51に載置される被載置面25からヒートシンク50側に突出する形態をなし、ヒートシンク50に開口された凹部(位置決め孔54)に嵌合した突部26を備える。
このような構成によると、突部26を凹部に嵌合させることにより、第1装着部23をヒートシンク50に位置決めすることができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態ではナット装着部22を一部材で構成しているものの、第1装着部と第2装着部をそれぞれ別体で構成してもよい。例えば、第1装着部を一次成形しておき、第1装着部に電源用ナット40を組み付けた状態で二次成形を行うことにより第2装着部を設けてもよい。
(2)上記実施形態では第1装着部23の突部26の内部形状が有底の凹部とされているものの、第1装着部の突部の内部は板厚方向に貫通する形状としてもよい。
10…端子台
20…端子台本体
21…ナット側樹脂部(樹脂部)
22…ナット装着部
23…第1装着部
24…第2装着部
25…被載置面
26…突部
28…外周保持部
40…電源用ナット
40A…締結面
50…ヒートシンク
51…表面
52…裏面
53…外周側面
54…位置決め孔(凹部)
55…段差
56…平面部
57…樹脂切り部

Claims (3)

  1. 板状をなす金属製のヒートシンクであって、表面と裏面とこれらをつなぐ外周側面とを有し、前記裏面の外周部分を前記表面側に叩くことで板厚方向に延びる段差とこの段差から前記外周側面に至る平面部とが設けられており、前記平面部における前記段差側の端部に樹脂切り部が設定されたヒートシンクと、
    金属製のナットと、
    前記ヒートシンクの前記表面側において前記ナットを装着するナット装着部を有し、前記平面部のうち前記樹脂切り部を除いた部分から前記外周側面を通って前記ナット装着部に至る外周保持部が設けられた樹脂部とを備えた端子台。
  2. 前記ナット装着部は、前記ヒートシンクと前記ナットの間に配される第1装着部と、この第1装着部を埋設して前記ナットの締結面を露出させる第2装着部とを備えて構成されている請求項1に記載の端子台。
  3. 前記第1装着部は、前記ヒートシンクの前記表面に載置される被載置面から前記ヒートシンク側に突出する形態をなし、前記ヒートシンクに開口された凹部に嵌合した突部を備える請求項2に記載の端子台。
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