JP6568399B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路チップを複数個有する情報処理装置に関するものである。
近年、装置の複雑化に伴い、複数の集積回路チップにより装置を構成する場合が多くなってきた。複数の集積回路チップによる並列処理を行うためである。しかし、これらの集積回路チップのCPUが動作するため、プログラムを格納するROM、処理中のデータを一時的に格納するRAMが、それぞれの集積回路チップに必要となる。
このような状況に対して、装置を構成する部品点数を減らしてコストダウンすることが課題となっている。そこで、一の集積回路チップから他の集積回路チップにプログラムを転送することで他方の集積回路チップのROMを不要とする技術が考えられている(特許文献1)
特開2002−99517号公報
特許文献1のように集積回路チップに対してマスターチップまたはスレーブチップの機能を決定して製造した場合、マスターチップまたはスレーブチップのそれぞれの事情に応じて起動モードの選択や通信接続の設定を予め設定することができる。
しかし、このようにマスターチップまたはスレーブチップをそれぞれ製造すると開発費や開発工数が増大するおそれがあった。 そこで、マスターまたはスレーブの役割を担うチップを同一のチップで構成することも考えられる。しかしながら、チップのマスターまたはスレーブの役割は製造時点で決定される。特許文献1の場合では、マスターチップとして製造されたチップはマスターとしてのみ機能を発揮するため、上述したように設定された役割によって動作内容を決めることができない。
この課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
プロセッサを内蔵すると共にROM及びRAMと接続可能な集積回路チップを複数個有する情報処理装置であって、
複数の集積回路チップそれぞれは、
他の集積回路チップと通信するための通信部と、
設定に応じて、実行するプログラムを格納するメモリとしてROM、RAMのいずれかのベクタアドレスを設定する設定部と、
プロセッサをリセット状態とする初期のデータを記憶するレジスタを有し、当該レジスタのデータを前記プロセッサのリセット端子に供給するのか、外部からの信号を前記プロセッサのリセット端子に供給するのかを、外部端子の論理レベルに基づいて選択するリセット制御部とを有し、
前記複数の集積回路チップにおける第1の集積回路チップは、
RAMと、当該第1の集積回路チップ及び接続される第2の集積回路チップが実行するためのプログラムを格納したROM接続され
前記設定部は、実行するプログラムの格納するメモリとして、接続されたROMのベクタアドレスを
前記リセット制御部は、外部からの信号を前記プロセッサのリセット端子に供給するように設定され、
前記複数の集積回路チップにおける第2の集積回路チップは、
RAM接続され
前記設定部は、実行するプログラムの格納するメモリとして、接続されたRAMのベクタアドレスを
前記リセット制御部は、前記レジスタのデータを前記プロセッサのリセット端子に供給するように設定され、
システムの起動時、前記第1の集積回路チップのプロセッサは、
接続されたROMのプログラムに従って起動処理を行い、
前記通信部を介して、前記第2の集積回路チップと通信し、
前記通信部を介して、前記ROMに格納された前記第2の集積回路チップ用のプログラムを前記第2の集積回路チップに接続されたRAMに転送し、
前記第2の集積回路チップ用のプログラムが前記第2の集積回路チップに接続されたRAMに転送された後、前記通信部を介して、前記第2の集積回路チップのリセット制御部のレジスタにリセット解除を示すデータを格納することで、前記第2の集積回路チップのプロセッサに対して、RAMに格納されたプログラムに基づく起動を行わせることを特徴とする。
本発明の集積回路チップを複数個有する装置を構成したとしても、全ての集積回路チップにROMを接続する必要がなくなり、装置の開発費または製造コストを下げることが可能となる。
第1の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第1の実施形態における通信部の構成図。 第1の実施形態におけるCPUリセット制御部の構成図。 第1の実施形態におけるブートベクタ設定部の構成図。 第1の実施形態における情報処理システムの処理を示すフローチャート。 第2の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第2の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第3の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第3の実施形態における情報処理システムの処理を示すフローチャート。 第4の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第4の実施形態におけるブートベクタ設定部の構成図。 第4の実施形態における情報処理システムの処理を示すフローチャート。 第5の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第6の実施形態における情報処理システムのブロック構成図。 第7の実施形態における画像処理装置のブロック構成図。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本第1の実施形態の情報処理システム(又は情報処理装置)のブロック構成図である。本システムは、互いに並列に処理可能で、且つ、同じ回路構成の集積回路チップを複数個有する。具体的には、本システムは、第1の集積回路チップ110と第2の集積回路チップ120が基板上に実装されている。これらチップは共にROM、RAMが接続可能である。本実施形態における第1の集積回路チップ110はROM132、RAM133を接続している。しかし、第2の集積回路チップ120はRAM143を接続しているものの、ROMを接続していない。第2の集積回路チップに接続する物品点数を減らすためである。また、本システムの、第1の集積回路チップ110には、チップリセット信号線を供給するためのリセットIC170が接続されている。また、第1の集積回路チップ110と第2の集積回路チップ120が通信を行うため、これらはインターフェース150で接続されている。インタフェース150は、シリアルであっても良いし、パラレルのインターフェースであっても良い。また、第1の集積回路チップ110が第2の集積回路チップ120をリセットするため、これら間にチップリセット信号線181が設けられている。
なお、この情報処理システムを実装する装置は特に問わないが、一例を示すのであれば印刷装置である。昨今の印刷装置の記録解像度が高まるばかりであり、扱うデータ量も膨大になる。それ故、印刷データの受信処理と、印刷に係る記録ヘッドの駆動や記録シートと搬送等の印刷処理を別々の集積回路で実現することで、処理負担の分散を図ることができる。
第1の集積回路チップ110と第2の集積回路チップ120は共に同じ構成である。それ故、第1の集積回路チップ110内の参照符号111乃至119と、第2の集積回路チップ120における参照符号121乃至129は同じである。また、第1の集積回路チップ110には、端子135乃至137が設けられている。同様の端子145乃至147が第2の集積回路チップ120にも設けられている。
まず、第1の集積回路チップ110について説明する。第1の集積回路チップ110はCPU(又はプロセッサ)111を内蔵している。また、この第1の集積回路チップ110は、ROMコントローラ部112、RAMコントローラ部113、端子制御部114、通信部115、CPUリセット制御部116、ブートベクタ設定部117を有する。また、第1の集積回路チップ110には、通信モード設定端子135、CPU起動モード設定端子136、ブートベクタ設定端子137が設けられている。また、CPUリセット制御部116とCPU111とは、CPUリセット信号線172で接続されている。また、ブートベクタ設定部117とCPU111とは、ブートベクタ信号線119で接続されている。そして、第1の集積回路チップ110内には、上記構成要素を接続するための基幹バス118が設けられている。
なお、以下の説明では、説明を簡素化するため、信号線の参照符号を、信号そのものを表す参照符号として使用する。例えば、CPUリセット制御部116がCPU111をリセットするためにCPUリセット信号線172上にリセット信号を出力することを、CPUリセット制御部116がCPU111にCPUリセット信号線172を供給する、等と表現する。
CPU111は、プログラムに従って情報処理システムの制御を行う処理実行手段である。ROMコントローラ部112は、ROM132からデータを読み出すためのROM制御手段である。ROM132はCPU111が実行するプログラム等を格納する。RAMコントローラ部113は、RAM133とのデータの読み書きを行うためのRAM制御手段である。RAM133は、実行中のプログラムを格納したり、処理中の画像データ等の一時的なデータを格納したりする記憶手段である。端子制御部114は第2の集積回路チップ120のチップリセット信号181を制御するI/O手段である。通信部115は、インターフェース150を介して第2の集積回路チップ120と通信を行うため通信手段であり、バスマスターとして機能する。CPUリセット制御部116は、CPU111のリセット信号172を生成するCPUリセット手段である。ブートベクタ設定部117は、CPU111が起動(ブート)したときにプログラムを読み出すアドレスを示すブートベクタアドレス信号119を生成するブート・アドレス選択手段である。基幹バス118は、CPU111からアクセスするほか、通信部の接続が確立した後は他のチップのCPU121からもアクセスすることが可能である。通信モード設定端子135は、通信部115のモードを設定する通信モード設定手段である。CPU起動モード設定端子136は、CPUリセット制御部116の起動モードを設定する起動モード設定手段である。ブートベクタ設定端子137は、ブートベクタ設定部117の値を設定するブート・アドレス選択手段である。
次に、第2の集積回路チップ120の構成を説明する。この第2の集積回路チップ120の構成は、第1の集積回路チップ110と同じである。つまり、第2の集積回路チップ120は、CPU121、ROMコントローラ部122、RAMコントローラ部123、端子制御部124、通信部125、CPUリセット制御部126、ブートベクタ制御部127を有する。また、第2の集積回路チップ120は、通信モード設定端子145、CPU起動モード設定端子146、ブートベクタ設定端子147を有する。また、参照符号182はCPUリセット信号、29はブートベクタ信号である。
上記のように、第1の集積回路チップ110と第2の集積回路チップ120は、同じ回路構成であるが、以下の点で異なる。
すなわち、第1の集積回路チップ110のROMコントローラ部112は、ROMを接続しておりROMからプログラムを読み出すことができる。一方、第2の集積回路チップ120のROMコントローラ部122は、ROMを接続しておらずプログラムの読み出しを行わない(行えない)。
また、第1の集積回路チップ110の各端子は以下のように設定される。通信モード設定端子135は、プルアップ(端子=1)してマスターモードに設定されている。CPU起動モード設定端子136は、プルダウン(端子=0)して起動時リセット解除に設定する。ブートベクタ設定端子137は、プルダウン(端子=0)してROMアドレスに設定する。
一方、第2の集積回路チップ120の各端子は以下のように設定される。通信モード設定端子145は、プルダウン(端子=0)してスレーブモードに設定する。CPU起動モード設定端子146は、プルアップ(端子=1)して起動時リセット状態に設定する。そして、ブートベクタ設定端子147は、プルアップ(端子=1)にしてRAMアドレスに設定する。
なお、上記実施例では、集積回路チップの外部端子として、第1の集積回路チップ110の通信モード設定端子135、CPU起動モード設定端子136、ブートベクタ設定端子137を設ける例を説明した。しかし、これら兼用して同じ1つの設定端子としても良い。同様に、第2の集積回路チップ120の通信モード設定端子145、CPU起動モード設定端子146、ブートベクタ設定端子147を兼用して同じ設定端子にしても良い。
図2は、第1の実施形態における、第1の集積回路チップ110の通信部115と第2の集積回路チップ120の通信部125それぞれの構成と接続関係を示している。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。
まず、第1の集積回路チップ110の通信部115の構成を説明する。通信部115は、レジスタ部211を有する。このレジスタ部211は、通信設定レジスタ212、イネーブル・レジスタ213を含む。また、通信部115は、イネーブル信号切替部214、伝送部215、DMAコントローラ216を含む。レジスタ部211は、通信部115が通信を行うための各種の設定を行う。通信設定レジスタ212は、通信を行うための設定レジスタである。イネーブル・レジスタ213は、CPU111の設定により伝送部215を通信可能とするためのイネーブル信号を生成するレジスタである。イネーブル信号切替部214は伝送部215を通信可能とするイネーブル信号を切り替えるイネーブル信号切り替え手段である。伝送部215は電気的信号をデジタルデータに変換する物理層やプロトコル解析やパケット処理等を行うトランザクション層により構成される通信手段である。DMAコントローラ部216はCPU111の設定によりデータ転送を行うDMA転送制御手段である。
第2の集積回路チップ120の通信部125の構成は、第1の集積回路チップ110の通信部115の構成と同じである。それ故、図示の参照符号221乃至226は、参照符号211乃至216に対応する。ただし、ただし第1の集積回路チップ110の通信部115と第2の集積回路チップ120の通信部125は以下の点で異なる。
通信部115は、通信モード設定端子135によりマスターモード(モード設定端子=1)になっている。従って、通信部115はインターフェース130の通信接続や省電力の主導権を持つ。さらにイネーブル信号切替部214はイネーブル・レジスタ213からの信号をイネーブル信号として選択している。
一方、第2の集積回路チップ120の通信部125は、通信モード設定端子145によりスレーブモード(モード設定端子=0)になっている。従って、主導権を有さず、従の関係となる。さらにイネーブル信号切替部214はリセット信号をイネーブル信号として選択している。
このようなインターフェースのモード設定が必要な例としてPCI−E(Peripheral Component Interconnect Express)を挙げる。PCI−Eでは、Root Complex(以下RC)モードのときにマスターとしてインターフェースの制御を行う。一方、End Point(以下EP)モードのときにスレーブとして制御される。情報処理システムの起動時にはモードに応じて以下のように動作する。RCモードの場合、CPUのプログラム実行により、インターフェースの通信速度等の設定や通信開始の設定を行う。ここで、通信開始前に通信速度等の設定をしておく必要がある。さらにEPモード側へ、ベース・アドレスやアドレス変換の設定を行う。一方、EPモードの場合は、RCモード側からの前記設定等の制御を待ち受ける状態になる。
本第1の実施形態ではイネーブル信号とリセット信号を別の信号として取り扱っているが、イネーブル信号がそのままリセット信号として伝送部に作用する構成であって、伝送部はリセット解除されると通信可能になる実装であってもよい。
なお、DMAコントローラ部216、226は、必須な構成ではなく、DMA制御手段を搭載しない構成でもよい。また、DMA制御手段を通信部115、125の外部に実装してもよい。
図3は、第1の実施形態における、第1の集積回路チップ110のCPUリセット制御部116と、第2の集積回路チップ120のCPUリセット制御部126それぞれの構成と接続関係を示している。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。
まず、第1の集積回路チップ110のCPUリセット制御部116の構成を説明する。CPUリセット制御部116は、レジスタ部311を有する。このレジスタ部311は、制御レジスタ312を含み、電源投入時にはCPU111にとってのリセット状態を示す論理レベルの値が格納される。例えば、CPU111のリセット端子が負論理の場合には制御レジスタ312は初期値として0が格納されるようになっている。CPUリセット信号切替部131は、チップリセット信号171と制御レジスタ312で生成されたCPUリセット信号を切り替えるCPUリセット信号切り替え手段である。
第2の集積回路チップ120のCPUリセット制御部126の構成は、第1の集積回路チップ110のCPUリセット制御部116の構成と同じである。ただし第1の集積回路チップ110のCPUリセット制御部116と第2の集積回路チップ120のCPUリセット制御部126は以下の点で異なる。
CPUリセット制御部116はCPU起動モード設定端子136により起動時リセット解除(モード設定端子=0)になっており、CPUリセット信号切替部313はチップリセット信号171からの信号をCPUリセット信号172として選択している。一方、CPUリセット制御部126はCPU起動モード設定端子146により起動時リセット状態(モード設定端子=1)になっており、CPUリセット信号切替部323は制御レジスタ322からの信号をCPUリセット信号182として選択している。
図4は、第1の実施形態における、第1の集積回路チップ110のブートベクタ設定部117と、第2の集積回路チップ120のブートベクタ設定部127の構成と接続関係を示している。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。
まず、第1の集積回路チップ110のブートベクタ設定部117の構成を説明する。ブートベクタ設定部117は、ROM空間アドレス生成部411、RAM空間アドレス生成部412、及び、ブートベクタ信号切替部413を含む。ROM空間アドレス生成部411は、メモリ空間の内ROM領域がマッピングされたアドレスを指し示す。一方、RAM空間アドレス生成部412はメモリ空間の内RAMがマッピングされたアドレスを指し示す。RAM空間アドレス生成部412はメモリ空間からCPU111がアクセスして設定することが可能である。ブートベクタ信号切替部413はROM空間アドレス生成部411からのアドレス値とRAM空間アドレス生成部412からのアドレス値を切り替えてブートベクタ信号として出力するブートベクタ値切り替え手段である。
第2の集積回路チップ120のブートベクタ設定部127の構成は、第1の集積回路チップ110のブートベクタ設定部117の構成と同じである。ただし第1の集積回路チップ110のブートベクタ設定部117と第2の集積回路チップ120のブートベクタ設定部127は以下の点で異なる。
ブートベクタ設定部117はブートベクタ設定端子137によりROMアドレス(モード設定端子=0)が選択されている。そのためROM空間アドレス生成部411からのアドレス値がブートベクタアドレス値としてCPU111に伝達される。一方、ブートベクタ設定部127はブートベクタ設定端子147によりRAMアドレス(モード設定端子=1)が選択されている。そのためRAM空間アドレス生成部422からのアドレス値がブートベクタアドレス値としてCPU121に伝達する。
なお、RAM空間アドレス生成部412、422に、メモリ空間からアクセスできる構成で記載したが、メモリ空間からアクセスできない固定値の構成でも実現可能である。
図5は、第1の実施形態における情報処理システムの処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に従って本第1の実施形態の情報処理システムの起動処理時のシーケンスを説明する。
実施形態の情報処理システムに電源が投入されると、S501において、リセットIC170が第1の集積回路チップ110のリセットを解除する。なお、このとき第2の集積回路チップ120は第1の集積回路チップの端子制御部114の出力するチップリセット信号181によりリセット状態になっている。
さらに第1の集積回路チップ110では、通信モード設定端子135によりマスターモードになっており、通信部115はイネーブルとならない。またCPU起動モード設定端子136により起動時リセット解除に設定されているので、CPUリセット制御部116はCPUリセット信号172を解除する。この結果、S502において、CPU111のリセットが解除される。以降はCPU111の制御化の処理となる。
S503において、CPU111は、ブートベクタ設定部117が出力するROMアドレスから起動プログラムを読み出し、その後第1の集積回路チップの初期化を行う。そしてCPU111は、S504において、通信部115のレジスタを設定する。
S505において、CPU111は、端子制御部114にアクセスし、設定により第2の集積回路チップ120のリセットを解除する。その結果、S515にて、第2の集積回路チップ120のチップリセットが解除される。このとき、第2の集積回路チップ120では、通信モード設定端子145によりスレーブモードになっており、通信部125はイネーブルとなる(S516)。またCPU起動モード設定端子146により起動時リセット状態に設定されているので、CPUリセット制御部126はCPUリセット信号182を解除しない。
S506にて、CPU111は、通信部115のイネーブル・レジスタ213を設定することにより、通信部115を介して通信部125との接続を行う。そしてS507において通信部115,125の接続するのを待つ。通信部115、125が接続すると、CPU111は、第2の集積回路チップ120におけるメモリ空間、I/O空間を自由にアクセスすることができる。従って、CPU111は、通信部115を介して、第2の集積回路チップ120におけるRAMコントローラ部123やCPUリセット制御部126等へもアクセス可能となる。
S508において、CPU111は、第1の集積回路チップ110のROM132内に格納された、第2の集積回路チップ120用のプログラムを、第2の集積回路チップ120のRAM143に転送する。この結果、S518にて、第2の集積回路チップ120のRAMコントローラ123は、通信部125を介して受信したプログラムを、RAM143に格納する。なお、このプログラム転送は、DMAコントローラ部216、226を用いたDMA転送でプログラムを転送する方法が望ましい。つまり、CPU111は自身が有する通信部115は勿論、第2の集積回路チップ120内の通信部125内のDMAコントローラ226に各種パメータをセットした上で、転送を行わせる。DMAコントローラは、バスマスターとして機能する。よって、例えば第2の集積回路チップ120のCPU121がリセット状態であっても、DMAコントローラ226は、第1の集積回路チップから転送されてきたプログラムを、RAMコントローラ部123を介してRAM143に格納することができる。なお、S508において、ROM132からRAM133に展開してから、RAM143に転送してもよい。
プログラムの転送が完了したら、S509において、CPU111は、通信部115を介して、第2の集積回路チップ120のCPUリセット制御部126にアクセスし、CPUのリセットを解除するデータを、制御レジスタ322に格納する。この結果、CPUリセット解除信号182がCPU121に供給され、CPU121が起動する。S519において、CPU121はRAM143から起動プログラムを読み出し、第2の集積回路チップ120の初期化を行う。
ここで、S515、S516、S518、S519は、第1の集積回路チップ110からの制御により遷移するステートであり能動的に動作するわけではないという意味で、破線でつなぐ。
本第1の実施形態において、S505(S515)では、第2の集積回路チップ120の通信部125はチップリセット解除によりイネーブルとなる。一方、S506では、第1の集積回路チップ110の通信部115はCPU111の制御によりイネーブルとなる。これはスレーブ設定の通信部125はレジスタ設定することなくイネーブルにすることができるのに対し、マスター設定の通信部126はS504の通信部の設定が必要であるからである。
なお、上記制御を行うためには、S505はS506より以前であればよく、S504以前にS505の制御を行ってもよい。また、第2の集積回路チップ120のRAM143に格納するプログラムのアドレスが固定でない場合は、S509の前に、RAM空間アドレス生成部422にプログラムを格納したアドレスを設定することが可能である。
以上説明したように本第1の実施形態によれば、同じ回路構成の2つの集積回路チップを用いながらも、一方にはROM132、RAM132、もう一方にはRAM143のみ実装し、且つ、互いに独立して動作するシステムを構成することが可能になる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、通信モード設定手段、ブート・アドレス選択手段を用いた例を説明する。図6は、第2の実施形態における情報処理システムのブロック構成図である。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。それ故、以下では、第1の実施形態(図1)と異なる点について説明する。
本第2の実施形態(図6)では、図1に示されたCPUリセット制御部116、126は存在しない。また、CPU起動モード設定端子136、146もない。
一方、本第2の実施形態では、ポート制御部114がデフォルトでCPUリセット信号182を出力するポートを有しており、この信号の制御により、第2の集積回路チップ120のCPU121のリセットを操作することができる。
上記を踏まえ、図7のフローチャートに従って、本第2の実施形態における情報処理システムの起動時の処理シーケンスを説明する。
図7におけるS701〜S708は、図5のS501〜S508と同じなので説明を省略する。S709において、CPU111は、第1の集積回路チップ110の端子制御部114の所定のポートから、第2の集積回路チップ120のCPU121のリセットを解除する信号を出力する。この結果、S719において、第2の集積回路チップ120内のCPU121は、RAM143から起動プログラムを読み出し、第2の集積回路チップ120の初期化を行うことになる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、起動モード選択手段、ブート・アドレス選択手段を用いる例を説明する。
図8は、第3の実施形態における情報処理システムのブロック構成図である。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。それ故、以下では、第1の実施形態(図1)と異なる点について説明する。
本第3の実施形態では、通信部115、125はリセットが解除されれば初期設定のまま通信ができる実装とする。このようなインターフェースのモード設定が必要な例としてRS−232Cのようにマスター/スレーブの関係ではなく調停信号のみで転送するような場合が考えられる。またUSBのOn−The−Goのようにマスター/スレーブを自動的に決定するシステムがある。本第3の実施形態では、このようなシステムを使用した場合を想定しているので、通信モード設定端子135、145は不要としている。
上記を踏まえ、図9のフローチャートに従って、本第3の実施形態における情報処理システムの起動時の処理シーケンスを説明する。
情報処理システムに電源が投入されると、S901において、リセットIC170が第1の集積回路チップ110のリセットを解除する。するとS902において、通信部115が自動で使用可能になる。なお、このとき第2の集積回路チップ120は第1の集積回路チップの端子制御部114の出力するチップリセット信号181によりリセット状態になっている。
またCPU起動モード設定端子136により起動時リセット解除に設定されているので、CPUリセット制御部116はCPUリセット信号172を解除する。この結果、S903において、CPU111のリセットが解除される。
S904において、CPU111は、ブートベクタ設定部117が出力するROMアドレスから起動プログラムを読み出して実行し、その後、第1の集積回路チップの初期化を行う。
S905にて、CPU111は、端子制御部114にアクセスし、端子制御部114を設定することで、第2の集積回路チップ120のリセットを解除する信号を出力させる。この結果、S915において第2の集積回路チップ120のチップリセットが解除される。このとき、CPU起動モード設定端子146により起動時リセット状態に設定されているので、CPUリセット制御部126はCPU121に対するCPUリセット信号182を出力しない(CPU121のリセットを解除しない)。
S907にて、CPU111は、通信部115を介して第2の集積回路チップ120(の通信部123)と接続するのを待つ。通信部115、125が接続すると、CPU111から第2の集積回路チップ120内のメモリ空間、I/O空間を自由にアクセスすることができる。S908にて、CPU111は、第1の集積回路チップ110のROM132から、第2の集積回路チップ120用のプログラムを読み出し、第2の集積回路チップ120のRAM143に転送する。この結果、第2の集積回路チップ120のRAMコントローラ123は、S918にて、通信部125を介して受信したプログラムをRAM143に格納する。プログラムの転送が完了したら、S909にて、CPU111は、通信部115を介して。第2の集積回路チップ120のCPUリセット制御部126にアクセスし、CPUのリセットを解除するための信号(データ)を、内部の制御レジスタに格納し、CPU121を起動させる。S919において、第2の集積回路チップ120のCPU121は、RAM143から起動プログラムを読み出し、第2の集積回路チップ120の初期化を行う。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、ブート・アドレス選択手段のみを用いる例を説明する。図10は、第4の実施形態における情報処理システムのブロック構成図である。図1と同じ部分は同じ記号で表し説明を省略する。それ故、以下では、第1の実施形態(図1)と異なる点について説明する。
図10に示す、本第4の実施形態のシステムには、通信モード設定端子135、145は存在しない。また、本第4の実施形態では、通信部115、125はリセットが解除されれば初期設定の状態で通信ができる実装とする。
図11は、本第4の実施形態におけるブートベクタ設定部117、127の構成と接続関係を示している。図4と同じ構成については、同じ参照符号を付し、その説明は省略する。図示の符号414は、第1の集積回路チップ110のブート・アドレス設定レジスタであり、424は第2の集積回路チップ120のブート・アドレス設定レジスタである。
ブート・アドレス設定レジスタ414及び424には初期値としてROMの空間のアドレス値が設定されている。CPUからブート・アドレス設定レジスタにライト・アクセスすることにより所定のアドレス値を設定することができる。本第4の実施形態の場合、この後のフローで説明するRAM空間に格納したプログラムのアドレス値を設定する。
上記を踏まえ、図12のフローチャートに従って、本第4の実施形態における情報処理システムの起動時の処理シーケンスを説明する。S1201〜S1208は、第3の実施形態の図9のS901〜S908と同じあるので、その説明を省略する。
S1209において、第1の集積回路チップ110のCPU111は、通信部150を介して、第2の集積回路チップ120のブートベクタ設定部127にアクセスし、RAMの空間のアドレス値に変更する。この後、S1210において、第1の集積回路チップ110のCPU111は、端子制御部114の所定のポートから、第2の集積回路チップ120のCPU121のリセットを解除する信号を出力する。この結果、S1220において、第2の集積回路チップ120のCPU121は、RAM143から起動プログラムを読み出し、第2の集積回路チップ120の初期化を行う。
[第5の実施形態]
上記第1乃至第4の実施形態では、チップ数が2つの例であったが、第5の実施形態では3つのチップから構成されるシステムに適用した例を説明する。
図13は、本第5の実施形態における情報処理システムのブロック構成図である。本システムは、第1の集積回路チップ1310、第2の集積回路チップ1320、及び、第3の集積回路チップ1330を有する。また、符号170はリセットIC、171は第1の集積回路チップ1310のチップリセット信号である。符号151は第1の集積回路チップ1310と第2の集積回路チップ1320の通信を行うインターフェースであり、符号152は第2の集積回路チップ1320と第3の集積回路チップ1330の通信を行うインターフェースである。符号181は第2の集積回路チップ1320のチップリセット信号であり、符号182は第3の集積回路チップ1330のチップリセット信号である。本第5の実施形態では、第2の集積回路チップ1320は第1の集積回路チップ1310側と第3の集積回路チップ1330側の両方に通信部を有するものとする。なお、第1乃至第3の集積回路チップが同じ構成であるとするなら、第1の集積回路チップ1310、第3の集積回路チップ1330それぞれは、2つあるうちの一方のインターフェースしか利用しないことになる。
ここで、第1の集積回路チップ1310の構成を説明する。符号1313はブートベクタ設定端子、符号1314はCPU起動モード設定端子、符号1316は通信モード設定端子である。また、第1の集積回路チップ1310は、図示のごとくROM1311、および、RAM1312を接続している。このROM1311には、第1の集積回路チップ1310は勿論のこと、第2の集積回路チップ1320、及び、第3の集積回路チップ1330のプログラムが格納されている。
第2の集積回路チップ1320の構成を説明する。符号1323はブートベクタ設定端子、符号1324はCPU起動モード設定端子、符号1325は第2の集積回路チップ側の通信モード設定端子、符号1326は第3の集積回路チップ側の通信モード設定端子である。第2の集積回路チップ1320にはRAM1322が接続されているものの、ROMは接続されていない。
第3の集積回路チップ1330の構成を説明する。符号1333はブートベクタ設定端子、符号1334はCPU起動モード設定端子、符号1335は通信モード設定端子である。第3の集積回路チップ1330にはRAM1332が接続されているものの、やはりROMは接続されていない。
図13の構成の場合、第1の集積回路チップ1310から第2の集積回路チップ1320に、第2、第3の集積回路チップのプログラムを転送する。そして、第1の集積回路チップ1310は、第2の集積回路チップ1320のリセットを解除する。そして、第2の集積回路チップ1320(のCPU)は、RAM1322に格納された第3の集積回路チップ用のプログラムを、第3の集積回路チップのRAMに転送した後、第3の集積回路チップ1330のリセットを解除する。このとき。第2の集積回路チップ1320は、RAM1322内の、第3の集積回路チップ1330用のプログラムは転送済みであるので削除(解放)する。
上記の構成とすれば、集積回路チップの数は3つに限らずそれ以上でも構わないことが理解できよう。
[第6の実施形態]
本第6の実施形態では、第1乃至第5の実施形態とリセット系統の異なるシステムの例を説明する。図14は本第6の実施形態における情報処理システムのブロック構成図である。
図示のように、第1の集積回路チップ110のチップリセット信号171を、第2の集積回路チップ120のチップリセット信号181として用いる。この構成により、第1の実施形態の場合であれば、図5の制御フローにおいて、S505の工程を行うことなくS501のタイミングでS515を実行する構成とすることができる。
[第7の実施形態]
第7の実施形態では、印刷処理を含む画像処理装置1500に実装した例を説明する。図15は、その画像処理装置のブロック構成図である。
画像処理装置1500は、コントローラチップ1501、印字制御チップ1520を有する。符号1511はコントローラチップに接続されたROM、符号1512はコントローラチップに接続されたRAMである。符号1522は印字制御チップに接続されたRAMである。符号1523は印字制御チップに接続されたヘッドや紙搬送等を行う印字部であり、印字制御チップ1520が有する通信部や端子制御部に接続される。そして符号1560はネットワークである。
本構成例において、コントローラチップを、これまでの第1乃至第6の実施形態で説明した第1の集積回路チップ、印字制御チップを同第2の集積回路チップとする。第1乃至第6の実施形態の制御を行えば、ROMをコントローラチップのみに搭載し、印字制御チップ1520の端子を削減することもでき、コストダウンをすることができる。
こうした本発明を利用した装置は画像処理装置に限定されるものではない。例えばパソコン等の情報処理装置や特殊な産業機器であっても、複数のチップを使用し本発明に該当する制御を行っているならば当該発明の範囲に含まれる。
本明細書では、同一の集積回路チップをマスター/スレーブで用いる構成であったが、本構成に限られるものではない。すなわち、システムによってマスターとスレーブを選択して構成することができる集積回路チップで、モードによってCPU(プロセッサ)の起動タイミングを切り替えるように構成されたシステムであれば、本発明の範囲に含まれる。
110…第1の集積回路チップ、120…第2の集積回路チップ、132…ROM、133…RAM、143…RAM

Claims (5)

  1. プロセッサを内蔵すると共にROM及びRAMと接続可能な集積回路チップを複数個有する情報処理装置であって、
    複数の集積回路チップそれぞれは、
    他の集積回路チップと通信するための通信部と、
    設定に応じて、実行するプログラムを格納するメモリとしてROM、RAMのいずれかのベクタアドレスを設定する設定部と、
    プロセッサをリセット状態とする初期のデータを記憶するレジスタを有し、当該レジスタのデータを前記プロセッサのリセット端子に供給するのか、外部からの信号を前記プロセッサのリセット端子に供給するのかを、外部端子の論理レベルに基づいて選択するリセット制御部とを有し、
    前記複数の集積回路チップにおける第1の集積回路チップは、
    RAMと、当該第1の集積回路チップ及び接続される第2の集積回路チップが実行するためのプログラムを格納したROM接続され
    前記設定部は、実行するプログラムの格納するメモリとして、接続されたROMのベクタアドレスを
    前記リセット制御部は、外部からの信号を前記プロセッサのリセット端子に供給するように設定され、
    前記複数の集積回路チップにおける第2の集積回路チップは、
    RAM接続され
    前記設定部は、実行するプログラムの格納するメモリとして、接続されたRAMのベクタアドレスを
    前記リセット制御部は、前記レジスタのデータを前記プロセッサのリセット端子に供給するように設定され、
    システムの起動時、前記第1の集積回路チップのプロセッサは、
    接続されたROMのプログラムに従って起動処理を行い、
    前記通信部を介して、前記第2の集積回路チップと通信し、
    前記通信部を介して、前記ROMに格納された前記第2の集積回路チップ用のプログラムを前記第2の集積回路チップに接続されたRAMに転送し、
    前記第2の集積回路チップ用のプログラムが前記第2の集積回路チップに接続されたRAMに転送された後、前記通信部を介して、前記第2の集積回路チップのリセット制御部のレジスタにリセット解除を示すデータを格納することで、前記第2の集積回路チップのプロセッサに対して、RAMに格納されたプログラムに基づく起動を行わせる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の集積回路チップにおける前記設定部は、外部端子の論理レベルに従い、ROM、RAMのいずれか一方のベクタアドレスをプロセッサに供給する第1の切替部を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の集積回路チップにおける前記リセット制御部は、前記レジスタのデータを前記プロセッサのリセット端子に供給するのか、外部からの信号を前記プロセッサのリセット端子に供給するのかを、外部端子の論理レベルに基づいて切替える第2の切替部を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の集積回路チップにおける前記通信部は、バスマスターとしてデータ転送を行うDMAコントローラを内蔵することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 印字部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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