JP3472638B2 - 双方向通信切替装置及び双方向通信切替方法 - Google Patents

双方向通信切替装置及び双方向通信切替方法

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JP3472638B2
JP3472638B2 JP31709994A JP31709994A JP3472638B2 JP 3472638 B2 JP3472638 B2 JP 3472638B2 JP 31709994 A JP31709994 A JP 31709994A JP 31709994 A JP31709994 A JP 31709994A JP 3472638 B2 JP3472638 B2 JP 3472638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のホストコンピュ
ータが1つのプリンタ又は複数のプリンタと双方向通信
を行う場合の双方向通信切替装置及び双方向通信切替方
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばセントロニクス準拠のイン
ターフェースを使用するプリンタの通信切替装置が知ら
れている。
【0003】セントロニクス準拠のインターフェースで
は、ホストコンピュータからプリンタへの出力は、nS
trob(プリンタはLowでデータをラッチする)、
Data(8ビット出力)、nAutoFeed(Lo
wで自動行フィードモード、通常はLow)、nIni
t(Lowでプリンタをリセットする)、nSelec
tIn(Lowでプリンタを選択)があり、プリンタか
らホストコンピュータへの出力は、nAck(データ受
信後にLow、そしてHighとなりデータ受信完了、
次のデータ待ちを示す)、Busy(プリンタが受信不
可を示す)、PError(紙エラー発生時にHig
h)、Select(オンライン時にHigh)、nF
ault(エラー発生時にLow)がある。
【0004】従来の通信切替装置は、プリンタからPE
rror信号、nFault信号がくると(PErro
r信号線がHighレベル、nFault信号線がLo
wレベルになれば)、その信号をそのままホストコンピ
ュータに送り、ホストコンピュータはプリンタのエラー
を知ることができた。
【0005】また、ホストコンピュータ側でプリンタの
詳細な状態を知るために、セントロニクス準拠のインタ
ーフェースを拡張して双方向通信の機能を持たせたイン
ターフェースも知られている。このインターフェースの
標準的な仕様としてIEEEStandard P12
84がある。プリンタはこの仕様に従って詳細な状態を
ホストコンピュータに送ることができる。そしてこの方
式では1台のホストコンピュータのみが詳細な状態を受
信できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近では複数
のホストコンピュータが1台のプリンタを共用したり、
複数のホストコンピュータが複数のプリンタを共用した
りすることが要求されており、これに対処できる双方向
通信切替装置の開発が望まれていた。
【0007】そこで、請求項1対応の発明は、複数のホ
ストコンピュータが1台のプリンタを共用する場合にお
いて、双方向通信の切替えができ、かつ各ホストコンピ
ュータがプリンタの動作状態を容易に把握できる双方向
通信切替装置を提供する。
【0008】また、請求項2対応の発明は、複数のホス
トコンピュータが複数のプリンタを共用する場合におい
て、双方向通信の切替えができ、かつ各ホストコンピュ
ータが各プリンタの動作状態を容易に把握できる双方向
通信切替装置を提供する。さらに、請求項3対応の発明
は、複数のホストコンピュータが1台のプリンタを共用
する場合において、双方向通信の切替えができ、かつ各
ホストコンピュータがプリンタの動作状態を容易に把握
できる双方向通信切替方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数のホストコンピュータが共通のプリンタと双方向通
信を行うものにおいて、プリンタの動作状態を検出する
プリンタ動作状態検出手段と、この動作状態検出手段が
検出した動作状態を記憶する動作状態記憶手段と、プリ
タをプリンタ動作状態検出手段に接続するか各ホスト
コンピュータに接続するか切替えるプリンタ側切替手段
と、このプリンタ側切替手段の切替状態を記憶する切替
状態記憶手段と、各ホストコンピュータに対応して設
け、対応するホストコンピュータと通信を行う複数のホ
ストコンピュータ通信制御手段と、各ホストコンピュー
タに対応して設け、ホストコンピュータを対応するホス
トコンピュータ通信制御手段に接続するかプリンタに接
続するか切替える複数のホスト側切替手段とを備え、
ホストコンピュータがプリンタの動作状態を取得する場
合には、プリンタ動作状態検出手段がプリンタ側切替手
段によってプリンタを自己に接続して動作状態を検出
し、ホストコンピュータ通信制御手段がホスト側切替手
段によってホストコンピュータを自己に接続して通信を
行い、ホストコンピュータからプリンタの専有要求があ
る場合切替状態記憶手段が各ホストコンピュータに
接続する切替状態を記憶していなければ、プリンタ動作
状態検出手段がプリンタの専有要求があったホストコン
ピュータにプリンタ側切替手段によってプリンタを接続
し、プリンタの専有要求を行ったホストコンピュータに
対応するホストコンピュータ通信制御手段がホストコン
ピュータにホスト側切替手段によって各プリンタを接続
し、ホストコンピュータからプリンタの専有解除の要求
がある場合は、プリンタの専有解除要求を行ったホスト
コンピュータに対応するホストコンピュータ通信制御手
段がプリンタの専有状態の解除処理を行う双方向通信切
替装置にある。
【0010】請求項2対応の発明は、複数のホストコン
ピュータが複数のプリンタと双方向通信を行うものにお
いて、各プリンタの動作状態を検出するプリンタ動作状
態検出手段と、この動作状態検出手段が検出した各プリ
ンタの動作状態を記憶する複数の動作状態記憶手段と、
各プリンタに対応して設け、プリンタを対応するプリン
タ動作状態検出手段に接続するか各ホストコンピュータ
に接続するか切替える複数のプリンタ側切替手段と、各
プリンタ側切替手段の切替状態を記憶する複数の切替状
態記憶手段と、各ホストコンピュータに対応して設け、
対応するホストコンピュータと通信を行う複数のホスト
コンピュータ通信制御手段と、各ホストコンピュータに
対応して設け、ホストコンピュータを対応するホストコ
ンピュータ通信制御手段に接続するかプリンタに接続す
るか切替える複数のホスト側切替手段とを備え、各ホス
トコンピュータがプリンタの動作状態を取得する場合に
は、プリンタ動作状態検出手段がプリンタ側切替手段に
よって対応するプリンタを自己に接続して動作状態を検
出し、ホストコンピュータ通信制御手段がホスト側切替
手段によってホストコンピュータを自己に接続して通信
を行い、ホストコンピュータからプリンタの専有要求が
る場合切替状態記憶手段が各ホストコンピュータ
に接続する切替状態を記憶していなければ、プリンタ動
作状態検出手段がプリンタの専有要求があったホストコ
ンピュータに各プリンタ側切替手段によって各プリンタ
を接続し、プリンタの専有要求を行ったホストコンピュ
ータに対応するホストコンピュータ通信制御手段がホス
トコンピュータにホスト側切替手段によって各プリンタ
を接続し、ホストコンピュータからプリンタの専有解除
の要求がある場合は、プリンタの専有解除要求を行った
ホストコンピュータに対応するホストコンピュータ通信
制御手段がプリンタの専有状態の解除処理を行う双方向
通信切替装置にある。請求項3対応の発明は、複数のホ
ストコンピュータが共通のプリンタと双方向通信を行う
ものにおいて、プリンタの動作状態を検出するプリンタ
動作状態検出手段と、この動作状態検出手段が検出した
動作状態を記憶する動作状態記憶手段と、プリンタを
リンタ動作状態検出手段に接続するか各ホストコンピュ
ータに接続するか切替えるプリンタ側切替手段と、この
プリンタ側切替手段の切替状態を記憶する切替状態記憶
手段と、各ホストコンピュータに対応して設け、対応す
るホストコンピュータと通信を行う複数のホストコンピ
ュータ通信制御手段と、各ホストコンピュータに対応し
て設け、ホストコンピュータを対応するホストコンピュ
ータ通信制御手段に接続するかプリンタに接続するか
替える複数のホスト側切替手段を設け、各ホストコンピ
ュータがプリンタの動作状態を取得するときには、プリ
ンタ動作状態検出手段がプリンタ側切替手段によってプ
リンタを自己に接続して動作状態を検出し、ホストコン
ピュータ通信制御手段がホスト側切替手段によってホス
トコンピュータを自己に接続して通信を行い、印刷デー
タを送信するホストコンピュータからプリンタの専有要
求があるときは、切替状態記憶手段が各ホストコンピュ
ータに接続する切替状態を記憶していなければ、プリン
タ動作状態検出手段がプリンタの専有要求があったホス
トコンピュータにプリンタ側切替手段によってプリンタ
を接続し、プリンタの専有要求を行ったホストコンピュ
ータに対応するホストコンピュータ通信制御手段がホス
トコンピュータにホスト側切替手段によって各プリンタ
を接続し、印刷を終了したホストコンピュータからプリ
ンタの専有解除の要求があるときは、プリンタの専有解
除要求を行ったホストコンピュータに対応するホストコ
ンピュータ通信制御手段がプリンタの専有状態の解除処
理を行う双方向通信切替方法にある。
【0011】
【作用】請求項1及び3対応の発明においては、プリン
タ動作状態検出手段はプリンタ側切替手段にプリンタの
インターフェースを自己に接続する切替動作を行わせて
プリンタの動作状態を検出し、この検出した動作状態を
動作状態記憶手段に記憶する。
【0012】各ホストコンピュータ通信制御手段は、対
応するホスト側切替手段にホストコンピュータのインタ
ーフェースを自己に接続する切替動作を行わせて対応す
るホストコンピュータに動作状態記憶手段に記憶してい
るプリンタの状態を知らせる。
【0013】そして、あるホストコンピュータからプリ
ンタの専有要求があると、プリンタ動作状態検出手段
は、切替状態記憶手段が各ホストコンピュータに接続す
る側の回路に接続する切替状態を記憶していなければ、
すなわち自己に接続する切替状態を記憶していればプリ
ンタが他のホストコンピュータによって専有されていな
いと判断し、プリンタ側切替手段にプリンタの専有要求
があったホストコンピュータに接続する側の回路に接続
する切替え動作を行わせる。また、プリンタの専有要求
を行ったホストコンピュータに対応するホストコンピュ
ータ通信制御手段は、対応するホスト側切替手段にプリ
ンタに接続する側の回路に接続する切替え動作を行わせ
る。これにより、プリンタ側切替手段と対応するホスト
側切替手段とが接続され、プリンタの専有要求を行った
ホストコンピュータはこの各切替手段を介してプリンタ
を専有できることになる。
【0014】請求項2対応の発明においては、プリンタ
動作状態検出手段は各プリンタ側切替手段に対応するプ
リンタのインターフェースを自己に接続する切替動作を
行わせて各プリンタの動作状態を検出し、この検出した
動作状態をそれぞれ対応する動作状態記憶手段に記憶す
る。
【0015】各ホストコンピュータ通信制御手段は、対
応するホスト側切替手段にホストコンピュータのインタ
ーフェースを自己に接続する切替動作を行わせて対応す
るホストコンピュータに各動作状態記憶手段に記憶して
いる各プリンタの状態を知らせる。
【0016】そして、あるホストコンピュータからある
プリンタの専有要求があると、プリンタ動作状態検出手
段は、該当する切替状態記憶手段が各ホストコンピュー
タに接続する側の回路に接続する切替状態を記憶してい
なければ、すなわち自己に接続する切替状態を記憶して
いれば対応するプリンタが他のホストコンピュータによ
って専有されていないと判断し、対応するプリンタ側切
替手段にプリンタの専有要求があったホストコンピュー
タに接続する側の回路に接続する切替え動作を行わせ
る。また、プリンタの専有要求を行ったホストコンピュ
ータに対応するホストコンピュータ通信制御手段は、対
応するホスト側切替手段にプリンタに接続する側の回路
に接続する切替え動作を行わせる。これにより、対応す
るプリンタ側切替手段と対応するホスト側切替手段とが
接続され、プリンタの専有要求を行ったホストコンピュ
ータはこの各切替手段を介して指定したプリンタを専有
できることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】(第1の実施例) この実施例は請求項1及び3対応の実施例で、図1に示
すように、パーソナルコンピュータ(PC)からなる2
台のホストコンピュータ1,2が双方向通信切替装置3
を介して1台のプリンタ4を共用するようになってい
る。
【0019】前記双方向通信切替装置3は、前記プリン
タ4のインターフェースを介してこのプリンタ4の動作
状態を検出するプリンタ動作状態検出手段としての第1
のマイクロコンピュータ5、この第1のマイクロコンピ
ュータ5が検出したプリンタ4の動作状態を記憶する動
作状態記憶手段としてのプリンタ状態記憶レジスタ6及
び前記第1のマイクロコンピュータ5に制御され、前記
プリンタ4のインターフェースを前記第1のマイクロコ
ンピュータ5に接続するか前記各ホストコンピュータ
1,2に接続する側の回路7,8の1つに接続するか切
替えるプリンタ側切替手段としての第1のマルチプレク
サ(MPX)9を設けている。前記第1のマルチプレク
サ9は、セントロニクス準拠のプリンタインターフェー
スを、それぞれの信号線の方向を考慮して切替動作す
る。
【0020】また、前記双方向通信切替装置3は、前記
第1のマルチプレクサ9の切替状態を記憶する切替状態
記憶手段として切替状態記憶レジスタ10、前記各ホス
トコンピュータ1,2に対応して設け、対応するホスト
コンピュータ1,2のインターフェースの状態が予め定
めた状態になったことを検出するインターフェース状態
検出手段としての第1、第2の検出回路11,12及び
前記各ホストコンピュータ1,2に対応して設け、前記
プリンタ状態記憶レジスタ6に記憶している前記プリン
タ4の動作状態を対応するホストコンピュータへ通知
し、かつ対応する前記検出回路11,12からインター
フェースの状態が予め定めた状態になったことの通知を
受けて前記プリンタ4の専有状態の解除処理を行うホス
トコンピュータ通信制御手段としての第2、第3のマイ
クロコンピュータ(MC)13,14を設けている。
【0021】さらに、前記双方向通信切替装置3は、前
記各ホストコンピュータ1,2に対応して設けるととも
に前記第1のマルチプレクサ9とそれぞれ前記回路7,
8を介して接続し、対応するホストコンピュータ1,2
のインターフェースを対応するマイクロコンピュータ1
3,14に接続するか前記プリンタ4に接続する側の回
路7,8に接続するか切替えるホスト側切替手段として
の第2、第3のマルチプレクサ15,16を設けてい
る。
【0022】前記第1のマイクロコンピュータ5は、前
記第1のマルチプレクサ9にプリンタ4のインターフェ
ースを自己に接続する切替動作を行わせてプリンタ4の
動作状態を検出し、その検出した動作状態を前記プリン
タ状態記憶レジスタ6に記憶するようになっている。
【0023】前記第2、第3のマイクロコンピュータ1
3,14は、それぞれ対応する第2、第3のマルチプレ
クサ15,16にホストコンピュータ1,2のインター
フェースを自己に接続する切替動作を行わせて対応する
ホストコンピュータ1,2と通信を行うようになってい
る。
【0024】前記第1のマイクロコンピュータ5は、例
えば前記ホストコンピュータ1からプリンタ4の専有要
求があったときには、前記切替状態記憶レジスタ10が
前記各ホストコンピュータ1,2に接続する側の回路
7,8に接続する切替状態を記憶していなければ前記第
1のマルチプレクサ9にホストコンピュータ1に接続す
る側の回路7に接続する切替え動作を行わせ、このとき
前記第2のマイクロコンピュータ13は、前記第2のマ
ルチプレクサ15に前記プリンタ4に接続する側の回路
7に接続する切替え動作を行わせるようになっている。
【0025】また、前記第1のマイクロコンピュータ5
は、例えば前記ホストコンピュータ2からプリンタ4の
専有要求があったときには、前記切替状態記憶レジスタ
10が前記各ホストコンピュータ1,2に接続する側の
回路7,8に接続する切替状態を記憶していなければ前
記第1のマルチプレクサ9にホストコンピュータ2に接
続する側の回路8に接続する切替え動作を行わせ、この
とき前記第3のマイクロコンピュータ14は、前記第3
のマルチプレクサ16に前記プリンタ4に接続する側の
回路8に接続する切替え動作を行わせるようになってい
る。
【0026】前記各マイクロコンピュータ5,13,1
4はバスライン17を介して互いに電気的に接続してい
る。
【0027】図2は、ホストコンピュータとプリンタと
をセントロニクス準拠のインターフェースを介して接続
したときの、セントロニクス準拠の印刷データの送信タ
イミング図でt1 〜t8 の各タイミングにおいて以下の
ように動作する。
【0028】t1 ;ホストコンピュータはデータバスに
データ(Data)の値をセットする。 t2 ;ホストコンピュータはnStrobeをLowレ
ベルに変えてデータバスの値が有効であることを示す。 t3 ;プリンタは受信処理を行うため、Busy信号を
Highレベルにする。 t4 ;ホストコンピュータはt2 から所定時間後、nS
trobeをHighレベルに戻す。 t5 ;ホストコンピュータはt1 から所定時間はデータ
の値を保持する。 t6 ;プリンタはnAckをLowレベルにする。 t7 ;プリンタはnAckをHighレベルに戻す。 t8 ;プリンタはBusyをLowレベルに戻す。 こうしてt7 とt8 の終了で1バイトの伝送が終了す
る。
【0029】図3は、双方向通信のタイミングを示す図
でt11〜t36の各タイミングにおいて以下のように動作
する。なお、双方向通信においても、ホストコンピュー
タからプリンタへのデータ伝送はセントロニクス準拠の
タイミングと同じ動作になる。
【0030】図3は逆方向伝送(プリンタからホストコ
ンピュータへのデータ伝送)のタイミングを示してい
る。ここで物理的なインターフェースはセントロニクス
準拠であるが、データバスは双方向に使用可能となって
いる。
【0031】この双方向通信では各信号線の名称は、R
/nW、AckDataReq、HostBusy、H
ostClk、PtrClk、PtrBusy、nDa
taAvail、XFlagとなり、これらはセントロ
ニクス規格の、nSelectIn、PError、n
AutoFeed、nStrobe、nAck、Bus
y、nFault、Selectにそれぞれ対応してい
る。
【0032】なお、ホストコンピュータからプリンタへ
のデータ伝送の際は、各信号線の意味は従来と同じであ
る。
【0033】t11;初期状態はセントロニクス準拠のモ
ードである。先ずホストコンピュータはHostClk
をHighレベルにする。 t12;ホストコンピュータはデータバスにValueを
セットする。Valueはこれから入る逆方向伝送のモ
ードを指定する値である。例えば、01hなどとする。
【0034】t13;ホストコンピュータはR/nWをH
ighレベルに、HostBusyをLowレベルにし
てセントロニクス準拠のモードとは異なるモード(逆方
向伝送モード)に入ることを示す。
【0035】t14;プリンタはこれに答えて、AckD
ataReqをHighレベルに、PtrClkをLo
wレベルに、nDataAvailをHighレベル
に、XFlagをHighレベルにして、逆方向伝送モ
ードに入ることを示す。t13から一定時間内にこの変化
が起きなければ、ホストコンピュータはプリンタが逆方
向伝送機能を持たないと判断する。
【0036】t15;ホストコンピュータはHostCl
kをLowレベルにして、Valueの値をプリンタに
取り込ませる。プリンタはValueの値に応じて逆方
向伝送モードの用意をする。 t16;一定時間後、ホストコンピュータはHostCl
kをHighレベルに戻し、HostBusyをHig
hレベルに戻す。
【0037】t17;プリンタはnDataAvailを
Lowレベルに、AckDataReqをLowレベル
にして、プリンタからホストコンピュータへ伝送すべき
データが存在することを示す。
【0038】t18;プリンタはPtrClkをHigh
レベルにする。 t19;t17の後、ホストコンピュータはデータバスをプ
リンタから伝送に使用できるように状態を変更する。 t20;ホストコンピュータはHostBusyをLow
レベルにして、データを受信できることを示す。
【0039】t21;プリンタは逆方向に伝送するデータ
をデータバスにセットする。 t22;プリンタはPtrClkをLowレベルにして、
データをホストコンピュータに取り込ませる。 t23;ホストコンピュータは受信処理を行うため、Ho
stBusyをHighレベルにする。また、Host
ClkはLowレベルに戻される。
【0040】t24;プリンタは各信号線の状態をプリン
タの現在の状態に合わせる。 t25;プリンタはホストコンピュータからのHostB
usyのHighレベル及びHostClkのLowレ
ベルを確認してPtrClkをHighレベルにする。 t26;プリンタはPtrBusyを現在の状態に合わせ
る。Lowレベルならば受信可能状態である。
【0041】次にプリンタ4に相当する双方向通信機能
を持つプリンタがホストコンピュータとの間でどのよう
に双方向通信を利用するか説明する。ホストコンピュー
タとプリンタ間の通信を分類すると、次の3種類にな
る。
【0042】(a) ホストコンピュータからプリンタへの
コマンドの送信。 (b) ホストコンピュータからプリンタへのデータの送
信。(所定のコマンドに続けて送信される) (c) ホストコンピュータが逆方向伝送のモードを指定し
てプリンタからホストコンピュータへデータを送信す
る。
【0043】(a) と(b) は図2のタイミングに従い、
(c) は図3のタイミングに従う。そして(c) の通信が行
われるのは、プリンタの動作状態をホストコンピュータ
へ送信する場合である。
【0044】この実施例ではプリンタ4の動作状態は1
バイトで表現される。すなわち、オンライン、印刷中、
紙詰まり、紙無し、トナー(インク)無し、カバーオー
プンなどの状態を1バイトのコードで表現する。
【0045】ホストコンピュータは図3のValueに
所定の値(01h)を使用して逆方向伝送モードに入り、
プリンタから1バイトの動作状態(コード)を取得し、
逆方向伝送モードを終了する。
【0046】次に本実施例の動作を説明する。本実施例
の双方向通信切替装置3は、プリンタ4の動作状態(コ
ード)を各ホストコンピュータ1,2が同時に取得でき
るようにし、また、印刷実行時には各ホストコンピュー
タ1,2からのデータが混ざらないように1つのホスト
コンピュータのデータを確実にプリンタ4に送信できる
構成になっている。
【0047】先ず、印刷が行われていないときの動作を
述べると、印刷が行われていないことは、切替状態記憶
レジスタ10が「0」であることで判断する。
【0048】このとき、第1のマルチプレクサ9は、プ
リンタ4を第1のマイクロコンピュータ5に接続してい
る。第1のマルチプレクサ9は、内部のクロックを使用
して一定時間毎に図3のタイミングに従ってプリンタ4
から動作状態(コード)を取得する。この一定時間はプ
リンタ4の動作状態の変化に追従できる間隔で、時間の
精度は低くてもよい。例えば、0.5秒±0.2秒程度
で十分である。
【0049】第1のマイクロコンピュータ5は、取得し
た動作状態(コード)をプリンタ状態記憶レジスタ6に
書き込む。
【0050】第2のマルチプレクサ15は、ホストコン
ピュータ1を第2のマイクロコンピュータ13に接続し
ている。ホストコンピュータ1は、図3のタイミングに
従い双方向通信切替装置3からプリンタ4の動作状態
(コード)を取得しようとする。
【0051】そこで、第2のマイクロコンピュータ13
はプリンタ側として図3のタイミングに従って動作す
る。ここでホストコンピュータ1に伝送する動作状態
(コード)はプリンタ状態記憶レジスタ6から読出して
伝送する。
【0052】プリンタ状態記憶レジスタ6は、各ホスト
コンピュータ1,2から読出しが可能になっている。こ
の結果、各ホストコンピュータ1,2が同時に動作状態
(コード)を取得することができる。
【0053】次にホストコンピュータ1,2から印刷が
行われるときの動作を説明する。
【0054】ホストコンピュータ1は、印刷データの送
信に先立ち、プリンタ4の専有を要求する。この要求に
は図3の逆方向伝送モードを利用する。
【0055】図3のValueに特定の値(11h)を使
用して逆方向伝送モードに入る。第2のマイクロコンピ
ュータ13がこの値(Value=11h)を得ると、双
方向通信切替装置3は以下の手順で動作する。
【0056】(1) 第2のマイクロコンピュータ13は、
ホストコンピュータ1との通信を図3のt20の時点まで
実行する。 (2) 第2のマイクロコンピュータ13は、バスライン1
7を通じて第1のマイクロコンピュータ5にプリンタ4
の専有を要求する。
【0057】(3) 第1のマイクロコンピュータ5は、切
替状態記憶レジスタ10の内容を調べる。そして「0」
ならば、専有無し、「1」ならばホストコンピュータ1
が専有している。「2」ならばホストコンピュータ2が
専有している。
【0058】(4) 従って、切替状態記憶レジスタ10の
内容が「0」でなければ、他のホストコンピュータ2が
専有していることになるので、第1のマイクロコンピュ
ータ5は専有不可を第2のマイクロコンピュータ13に
返答する。第2のマイクロコンピュータ13は、図3の
t21以降の処理で逆方向伝送モードにより専有不可(FF
h)をホストコンピュータ1に伝送し、これによりホス
トコンピュータ1は印刷を取止めて待ち状態となり処理
を終了する。
【0059】(5) 切替状態記憶レジスタ10の内容が
「0」ならば、第1のマイクロコンピュータ5は切替状
態記憶レジスタ10に「1(ホストコンピュータ1の番
号)」を書込み、第1のマルチプレクサ9を第2のマル
チプレクサ15に接続させ、プリンタ状態記憶レジスタ
6に印刷中(専有中)の動作状態(コード)を書込み、
専有可能を第2のマイクロコンピュータ13に返答す
る。
【0060】(6) 第2のマイクロコンピュータ13は、
図3のt21以降の処理で逆方向伝送モードにより専有可
能(01h)をホストコンピュータ1に伝送する。そして
図3のt35まで処理が進むと、第2のマルチプレクサ1
5を第1のマルチプレクサ9に接続させる。この結果、
ホストコンピュータ1はプリンタ4と直接通信できるこ
とになる。
【0061】(7) ホストコンピュータ1はプリンタ4を
駆動して印刷を実行する。
【0062】ホストコンピュータ1は、印刷を終了した
なら、プリンタ4の専有解除を要求する。この要求に
は、図3の逆方向伝送モードを利用する。すなわち、図
3のValueに特定の値(12h)を使用して逆方向伝
送モードに入る。プリンタ4はこの値(Value=12
h)を得ると、図3のタイミングで動作してダミーデー
タを伝送し、逆方向伝送モードを終了する。
【0063】同時に、双方向通信切替装置3は以下の手
順で動作する。 (1) 第1の検出回路11は、図3のt15の時点で、Va
lue=12hとなったインターフェースの状態を検出
し、第2のマイクロコンピュータ13に通知する。
【0064】(2) 第1の検出回路11は、図3のt19の
時点のインターフェースの状態を検出し、第2のマイク
ロコンピュータ13に通知する。 (3) 第1の検出回路11は、図3のt22の時点のインタ
ーフェースの状態を検出し、第2のマイクロコンピュー
タ13に通知する。
【0065】(4) 第2のマイクロコンピュータ13は、
上記(1) 、(2) 、(3) の通知を順に得ると、プリンタ4
の専有状態を解除する処理を行う。すなわち、第2のマ
ルチプレクサ15を第2のマイクロコンピュータ13に
接続させ、図3のt33以降の信号処理を行う。
【0066】(5) 第2のマイクロコンピュータ13は、
バスライン17を通じて第1のマイクロコンピュータ5
に専有解除を要求する。 (6) 第1のマイクロコンピュータ5は、切替状態記憶レ
ジスタ10の内容を「1」から「0」に書替える。
【0067】(7) 第1のマイクロコンピュータ5は、第
1のマルチプレクサ9を第1のマイクロコンピュータ
5、すなわち、自己に接続させ、プリンタ4が図3のt
34の時点まで実行したのを確認して図3のt35以降の信
号処理を行う。 (8) 第1と第2のマイクロコンピュータ5,13は、印
刷が行われていないときの動作に戻る。
【0068】以上の動作の途中、バスライン17におい
て第2のマイクロコンピュータ13が第1のマイクロコ
ンピュータ5にプリンタ4の専有又は専有解除を要求
し、第1のマイクロコンピュータ5が可又は不可を応答
するまでの処理を1サイクルとする。すなわち、バスラ
イン17は、この間第2のマイクロコンピュータ13に
より使用され、もう一方のマイクロコンピュータ14は
使用できないことになる。この結果、各ホストコンピュ
ータ1,2から同時に専有が要求されても混乱無く処理
ができる。
【0069】なお、以上は一方のホストコンピュータ1
からプリンタ4の専有要求を行った場合の動作について
述べたが、他方のホストコンピュータ2からプリンタ4
の専有要求を行った場合の動作も同様である。
【0070】このようにして2台のホストコンピュータ
1,2が1台のプリンタ4を共用する場合において、双
方向通信の切替えができ、かつ各ホストコンピュータ
1,2がプリンタ4の動作状態を容易に把握でき、プリ
ンタ4を効率的に使用できる。
【0071】なお、この実施例において、図3のt21〜
t26の部分をホストコンピュータに対応して設ければ、
接続できるホストコンピュータの数が3台以上の多数あ
ってもこの実施例同様に双方向通信の切替えができる。
【0072】また、この実施例ではプリンタ4の動作状
態を1バイトのコードで表現したが必ずしもこれに限定
するものではなく、プリンタ4の動作状態を複数バイト
のコードで表現してもよい。
【0073】また、プリンタの動作状態以外に、プリン
タのもつ情報(総印刷枚数など)についても、対応のレ
ジスタをプリンタ状態記憶レジスタ6にならって設けれ
ば、同様に複数のホストコンピュータへの逆方向伝送が
可能となる。この場合は、別のValueの値に応じた
処理を各マイクロコンピュータが行えばよい。また、V
alueの送信手順を2回繰返してValueを2バイ
トに拡張し、様々な用途に使用することもできる。
【0074】また、この実施例ではプリンタからホスト
コンピュータ側への伝送にはバスラインを双方向に使用
しているが必ずしもこれに限定するものではなく、バス
ラインを使用せずに他の信号線のみで伝送を実現する方
式であってもよい。
【0075】さらにこの実施例ではセントロニクス準拠
のインターフェースを使用したものについて述べたが必
ずしもこれに限定するものではなく、他のシリアルイン
ターフェースであっても双方向通信が可能なインターフ
ェースであれば適用できる。
【0076】(第2の実施例)この実施例は請求項2対
応の実施例で、図4に示すように、ホストコンピュータ
1,2が双方向通信切替装置31を介して2台のプリン
タ41,42を使用するようになっている。
【0077】前記双方向通信切替装置31は、前記プリ
ンタ41,42のインターフェースを介してこのプリン
タ41,42の動作状態を検出するプリンタ動作状態検
出手段としての第1のマイクロコンピュータ51、この
第1のマイクロコンピュータ51が検出したプリンタ4
1,42の動作状態を記憶する動作状態記憶手段として
のプリンタ状態記憶レジスタ61,62、前記第1のマ
イクロコンピュータ51に制御され、前記プリンタ41
のインターフェースを前記第1のマイクロコンピュータ
51に接続するか前記各ホストコンピュータ1,2に接
続する側の回路71,81の1つに接続するか切替える
プリンタ側切替手段としての第1のマルチプレクサ(M
PX)91及び前記第1のマイクロコンピュータ51に
制御され、前記プリンタ42のインターフェースを前記
第1のマイクロコンピュータ51に接続するか前記各ホ
ストコンピュータ1,2に接続する側の回路72,82
の1つに接続するか切替えるプリンタ側切替手段として
の第4のマルチプレクサ(MPX)92を設けている。
【0078】前記第1、第4ののマルチプレクサ91,
92は、セントロニクス準拠のプリンタインターフェー
スを、それぞれの信号線の方向を考慮して切替動作す
る。
【0079】また、前記双方向通信切替装置31は、前
記第1のマルチプレクサ91の切替状態を記憶する切替
状態記憶手段として切替状態記憶レジスタ101、前記
第4のマルチプレクサ92の切替状態を記憶する切替状
態記憶手段として切替状態記憶レジスタ102、前記各
ホストコンピュータ1,2に対応して設け、対応するホ
ストコンピュータ1,2のインターフェースの状態が予
め定めた状態になったことを検出するインターフェース
状態検出手段としての第1、第2の検出回路11,12
及び前記各ホストコンピュータ1,2に対応して設け、
前記プリンタ状態記憶レジスタ61,62に記憶してい
る前記プリンタ41,42の動作状態を対応するホスト
コンピュータへ通知し、かつ対応する前記検出回路1
1,12からインターフェースの状態が予め定めた状態
になったことの通知を受けて前記プリンタ41,42の
専有状態の解除処理を行うホストコンピュータ通信制御
手段としての第2、第3のマイクロコンピュータ(M
C)131,141を設けている。
【0080】さらに、前記双方向通信切替装置31は、
前記各ホストコンピュータ1,2に対応して設けるとと
もに前記第1のマルチプレクサ91とそれぞれ前記回路
71,81を介して接続すると共に前記第4のマルチプ
レクサ92とそれぞれ前記回路72,82を介して接続
し、対応するホストコンピュータ1,2のインターフェ
ースを対応するマイクロコンピュータ131,141に
接続するか前記プリンタ41,42に接続する側の回路
71,81、72,82に接続するか切替えるホスト側
切替手段としての第2、第3のマルチプレクサ151,
161を設けている。
【0081】前記第1のマイクロコンピュータ51は、
前記第1のマルチプレクサ91にプリンタ41のインタ
ーフェースを自己に接続する切替動作を行わせてプリン
タ41の動作状態を検出し、その検出した動作状態を前
記プリンタ状態記憶レジスタ61に記憶するようになっ
ている。また、前記第1のマイクロコンピュータ51
は、前記第4のマルチプレクサ92にプリンタ42のイ
ンターフェースを自己に接続する切替動作を行わせてプ
リンタ42の動作状態を検出し、その検出した動作状態
を前記プリンタ状態記憶レジスタ62に記憶するように
なっている。
【0082】前記第2、第3のマイクロコンピュータ1
31,141は、それぞれ対応する第2、第3のマルチ
プレクサ151,161にホストコンピュータ1,2の
インターフェースを自己に接続する切替動作を行わせて
対応するホストコンピュータ1,2と通信を行うように
なっている。
【0083】前記第1のマイクロコンピュータ51は、
例えば前記ホストコンピュータ1からプリンタ41の専
有要求があったときには、前記切替状態記憶レジスタ1
01が前記各ホストコンピュータ1,2に接続する側の
回路71,81に接続する切替状態を記憶していなけれ
ば前記第1のマルチプレクサ91にホストコンピュータ
1に接続する側の回路71に接続する切替え動作を行わ
せ、このとき前記第2のマイクロコンピュータ131
は、前記第2のマルチプレクサ151に前記プリンタ4
1に接続する側の回路71に接続する切替え動作を行わ
せるようになっている。
【0084】また、前記第1のマイクロコンピュータ5
1は、例えば前記ホストコンピュータ2からプリンタ4
1の専有要求があったときには、前記切替状態記憶レジ
スタ101が前記各ホストコンピュータ1,2に接続す
る側の回路71,81に接続する切替状態を記憶してい
なければ前記第1のマルチプレクサ91にホストコンピ
ュータ2に接続する側の回路81に接続する切替え動作
を行わせ、このとき前記第3のマイクロコンピュータ1
41は、前記第3のマルチプレクサ161に前記プリン
タ41に接続する側の回路81に接続する切替え動作を
行わせるようになっている。
【0085】また、前記第1のマイクロコンピュータ5
1は、例えば前記ホストコンピュータ1からプリンタ4
2の専有要求があったときには、前記切替状態記憶レジ
スタ102が前記各ホストコンピュータ1,2に接続す
る側の回路72,82に接続する切替状態を記憶してい
なければ前記第4のマルチプレクサ92にホストコンピ
ュータ1に接続する側の回路72に接続する切替え動作
を行わせ、このとき前記第2のマイクロコンピュータ1
31は、前記第2のマルチプレクサ151に前記プリン
タ42に接続する側の回路72に接続する切替え動作を
行わせるようになっている。
【0086】また、前記第1のマイクロコンピュータ5
1は、例えば前記ホストコンピュータ2からプリンタ4
2の専有要求があったときには、前記切替状態記憶レジ
スタ102が前記各ホストコンピュータ1,2に接続す
る側の回路72,82に接続する切替状態を記憶してい
なければ前記第4のマルチプレクサ92にホストコンピ
ュータ2に接続する側の回路82に接続する切替え動作
を行わせ、このとき前記第3のマイクロコンピュータ1
41は、前記第3のマルチプレクサ161に前記プリン
タ42に接続する側の回路82に接続する切替え動作を
行わせるようになっている。
【0087】前記各マイクロコンピュータ51,13
1,141はバスライン17を介して互いに電気的に接
続している。
【0088】このような構成の実施例においては、2台
のプリンタ41,42からホストコンピュータが指定し
たプリンタを選択する。そしてホストコンピュータは、
選択したプリンタから動作状態(コード)を取得する。
また、印刷実行時には2台のプリンタ41,42からホ
ストコンピュータが指定したプリンタを選択してデータ
を送信する。
【0089】印刷が行われていないときは、第1のマイ
クロコンピュータ51は、内部のクロックを使用して一
定時間毎に2つのプリンタ41,42から交互に動作状
態(コード)を取得する。第1のマイクロコンピュータ
51は取得した動作状態(コード)をプリンタ41,4
2に対応するプリンタ状態記憶レジスタ61,62に書
き込む。
【0090】第2のマイクロコンピュータ131は、ホ
ストコンピュータ1が指定したプリンタ41,42に対
応するプリンタ状態記憶レジスタ61,62から動作状
態(コード)を読出してホストコンピュータ1に伝送す
る。
【0091】また、第3のマイクロコンピュータ131
は、ホストコンピュータ2が指定したプリンタ41,4
2に対応するプリンタ状態記憶レジスタ61,62から
動作状態(コード)を読出してホストコンピュータ2に
伝送する。
【0092】コードを取得する際の双方向通信において
は、例えば、図3のValueとして対象のプリンタの
番号をnとして、01h+nの値を用いる。
【0093】こうして、各ホストコンピュータ1,2
は、各プリンタ41,42の動作状態を常に把握できる
ことになる。
【0094】また、ホストコンピュータ1から印刷が行
われるときには、ホストコンピュータ1は、印刷データ
の送信に先立ち、対象のプリンタの専有を要求する。同
様に、ホストコンピュータ2は、印刷データの送信に先
立ち、対象のプリンタの専有を要求する。
【0095】この要求には、図3の逆方向伝送モードを
利用する。例えば、図2のValueとし、対象のプリ
ンタ番号をnとして、11h+nの値を使用する。好まし
くは、これらのValueの値は2バイトに拡張して定
義すれば、より多数の指定が可能になる。
【0096】ホストコンピュータ1がプリンタ41の専
有を要求すると、第2のマイクロコンピュータ131は
第1のマイクロコンピュータ51にバスライン17を介
してプリンタ41の専有を要求する。第1のマイクロコ
ンピュータ51は切替状態記憶レジスタ101の記憶内
容を調べ、「0」であれば専有可能を第2のマイクロプ
ロセッサ131に返答し、第2のマイクロプロセッサ1
31はこれをホストコンピュータ1に知らせる。このと
き第1のマルチプレクサ91と第2のマルチプレクサ1
51が回路71を介して接続され、ホストコンピュータ
1はプリンタ41を直接駆動できるようになる。
【0097】また、ホストコンピュータ1がプリンタ4
2の専有を要求すると、第2のマイクロコンピュータ1
31は第1のマイクロコンピュータ51にバスライン1
7を介してプリンタ42の専有を要求する。第1のマイ
クロコンピュータ51は切替状態記憶レジスタ102の
記憶内容を調べ、「0」であれば専有可能を第2のマイ
クロプロセッサ131に返答し、第2のマイクロプロセ
ッサ131はこれをホストコンピュータ1に知らせる。
このとき第4のマルチプレクサ92と第2のマルチプレ
クサ151が回路72を介して接続され、ホストコンピ
ュータ1はプリンタ42を直接駆動できるようになる。
【0098】また、ホストコンピュータ2がプリンタ4
1の専有を要求すると、第3のマイクロコンピュータ1
41は第1のマイクロコンピュータ51にバスライン1
7を介してプリンタ41の専有を要求する。第1のマイ
クロコンピュータ51は切替状態記憶レジスタ101の
記憶内容を調べ、「0」であれば専有可能を第3のマイ
クロプロセッサ141に返答し、第3のマイクロプロセ
ッサ141はこれをホストコンピュータ2に知らせる。
このとき第1のマルチプレクサ91と第3のマルチプレ
クサ161が回路81を介して接続され、ホストコンピ
ュータ2はプリンタ41を直接駆動できるようになる。
【0099】また、ホストコンピュータ2がプリンタ4
2の専有を要求すると、第3のマイクロコンピュータ1
41は第1のマイクロコンピュータ51にバスライン1
7を介してプリンタ42の専有を要求する。第1のマイ
クロコンピュータ51は切替状態記憶レジスタ102の
記憶内容を調べ、「0」であれば専有可能を第3のマイ
クロプロセッサ141に返答し、第3のマイクロプロセ
ッサ141はこれをホストコンピュータ2に知らせる。
このとき第4のマルチプレクサ92と第3のマルチプレ
クサ161が回路82を介して接続され、ホストコンピ
ュータ2はプリンタ42を直接駆動できるようになる。
【0100】このように、各ホストコンピュータ1,2
は2台のプリンタ41,42を自由に使用できることに
なる。また、ホストコンピュータ1がプリンタ41を使
用しているときにホストコンピュータ2がプリンタ42
に専有要求を行えばプリンタ42は使用していないので
ホストコンピュータ2はプリンタ42を使用できること
になる。
【0101】このようにして2台のホストコンピュータ
1,2が2台のプリンタ41,42を共用する場合にお
いて、双方向通信の切替えができ、かつ各ホストコンピ
ュータ1,2がプリンタ41,42の動作状態を容易に
把握でき、プリンタ41,42を効率的に使用できる。
【0102】(第3の実施例)この実施例は第1の実施
例の変形例である。なお、前記第1の実施例と同一の部
分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0103】図5に示すように、図1における第2、第
3のマイクロコンピュータ13,14が行った制御を1
つのマイクロコンピュータ130で行うようにしてい
る。
【0104】このような構成においては、マイクロコン
ピュータ130が例えばホストコンピュータ1に応答し
ている間は、他のホストコンピュータ2には応答できな
い。このため、応答時間に若干の遅れが生じる。
【0105】このように応答時間に若干の遅れが生じる
が、この実施例においても各ホストコンピュータ1,2
はプリンタ4の状態を常に知ることができ、また、マル
チプレクサ9,15,16の切替え動作によりプリンタ
4を直接駆動制御できる。
【0106】従って、この実施例においても第1の実施
例と同様の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】請求項1及び3対応の発明によれば、複
数のホストコンピュータが1台のプリンタを共用する場
合において、双方向通信の切替えができ、かつ各ホスト
コンピュータがプリンタの動作状態を容易に把握でき、
プリンタを効率よく使用できる。
【0108】また、請求項2対応の発明は、複数のホス
トコンピュータが複数のプリンタを共用する場合におい
て、双方向通信の切替えができ、かつ各ホストコンピュ
ータが各プリンタの動作状態を容易に把握でき、プリン
タを効率よく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】セントロニクス準拠の印刷データ送信のタイミ
ング図。
【図3】プリンタからホストコンピュータへの逆方向伝
送のタイミング図。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1,2…ホストコンピュータ 3…双方向通信切替装置 4…プリンタ 5…第1のマイクロコンピュータ(プリンタ動作状態検
出手段) 6…プリンタ状態記憶レジスタ(動作状態記憶手段) 9…第1のマルチプレクサ(プリンタ側切替手段) 10…切替状態記憶レジスタ(切替状態記憶手段) 11,12…検出回路(インターフェース状態検出手
段) 13,14…第2、第3のマイクロコンピュータ(ホス
トコンピュータ通信制御手段) 15,16…第2、第3のマルチプレクサ(ホスト側切
替手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータが共通のプリ
    ンタと双方向通信を行うものにおいて、 前記プリンタの動作状態を検出するプリンタ動作状態検
    出手段と、 この動作状態検出手段が検出した動作状態を記憶する動
    作状態記憶手段と、 前記プリンタを前記プリンタ動作状態検出手段に接続す
    るか前記各ホストコンピュータに接続するか切替えるプ
    リンタ側切替手段と、 このプリンタ側切替手段の切替状態を記憶する切替状態
    記憶手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、対応するホ
    ストコンピュータと通信を行う複数のホストコンピュー
    タ通信制御手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、ホストコン
    ピュータを対応するホストコンピュータ通信制御手段に
    接続するか前記プリンタに接続するか切替える複数のホ
    スト側切替手段とを備え、前記各ホストコンピュータがプリンタの動作状態を取得
    する場合には、前記プリンタ動作状態検出手段が前記プ
    リンタ側切替手段によってプリンタを自己に接続して動
    作状態を検出し、前記ホストコンピュータ通信制御手段
    がホスト側切替手段によってホストコンピュータを自己
    に接続して通信を行い、記ホストコンピュータからプリンタの専有要求があ
    場合、前記切替状態記憶手段が前記各ホストコンピュ
    ータに接続する切替状態を記憶していなければ、前記プ
    リンタ動作状態検出手段がプリンタの専有要求があった
    ホストコンピュータに前記プリンタ側切替手段によって
    プリンタを接続し、プリンタの専有要求を行ったホスト
    コンピュータに対応するホストコンピュータ通信制御手
    段が前記ホストコンピュータに前記ホスト側切替手段に
    よって前記各プリンタを接続し、 前記ホストコンピュータからプリンタの専有解除の要求
    がある場合は、プリンタの専有解除要求を行ったホスト
    コンピュータに対応するホストコンピュータ通信制御手
    段がプリンタの専有状態の解除処理を行う ことを特徴と
    した双方向通信切替装置。
  2. 【請求項2】 複数のホストコンピュータが複数のプリ
    ンタと双方向通信を行うものにおいて、 前記各プリンタの動作状態を検出するプリンタ動作状態
    検出手段と、 この動作状態検出手段が検出した各プリンタの動作状態
    を記憶する複数の動作状態記憶手段と、 前記各プリンタに対応して設け、プリンタを対応する
    リンタ動作状態検出手段に接続するか前記各ホストコン
    ピュータに接続するか切替える複数のプリンタ側切替手
    段と、 各プリンタ側切替手段の切替状態を記憶する複数の切替
    状態記憶手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、対応するホ
    ストコンピュータと通信を行う複数のホストコンピュー
    タ通信制御手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、ホストコン
    ピュータを対応するホストコンピュータ通信制御手段に
    接続するか前記プリンタに接続するか切替える複数のホ
    スト側切替手段とを備え、前記各ホストコンピュータがプリンタの動作状態を取得
    する場合には、前記プリンタ動作状態検出手段が前記プ
    リンタ側切替手段によって対応するプリンタを自己に接
    続して動作状態を検出し、前記ホストコンピュータ通信
    制御手段がホスト側切替手段によってホストコンピュー
    タを自己に接続して通信を行い、記ホストコンピュータからプリンタの専有要求があ
    場合、前記切替状態記憶手段が前記各ホストコンピュ
    ータに接続する切替状態を記憶していなければ、前記プ
    リンタ動作状態検出手段がプリンタの専有要求があった
    ホストコンピュータに前記各プリンタ側切替手段によっ
    て各プリンタを接続し、プリンタの専有要求を行ったホ
    ストコンピュータに対応するホストコンピュータ通信制
    御手段が前記ホストコンピュータに前記ホスト側切替手
    段によって前記各プリンタを接続し、 前記ホストコンピュータからプリンタの専有解除の要求
    がある場合は、プリンタの専有解除要求を行ったホスト
    コンピュータに対応するホストコンピュータ通信制御手
    段がプリンタの専有状態の解除処理を行う ことを特徴と
    した双方向通信切替装置。
  3. 【請求項3】 複数のホストコンピュータが共通のプリ
    ンタと双方向通信を行うものにおいて、 前記プリンタの動作状態を検出するプリンタ動作状態検
    出手段と、 この動作状態検出手段が検出した動作状態を記憶する動
    作状態記憶手段と、 前記プリンタを前記プリンタ動作状態検出手段に接続す
    るか前記各ホストコンピュータに接続するか切替えるプ
    リンタ側切替手段と、 このプリンタ側切替手段の切替状態を記憶する切替状態
    記憶手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、対応するホ
    ストコンピュータと通信を行う複数のホストコンピュー
    タ通信制御手段と、 前記各ホストコンピュータに対応して設け、ホストコン
    ピュータを対応するホストコンピュータ通信制御手段に
    接続するか前記プリンタに接続するか切替える複数のホ
    スト側切替手段を設け、 前記各ホストコンピュータがプリンタの動作状態を取得
    するときには、前記プリンタ動作状態検出手段が前記プ
    リンタ側切替手段によってプリンタを自己に接続して動
    作状態を検出し、前記ホストコンピュータ通信制御手段
    がホスト側切替手段によってホストコンピュータを自己
    に接続して通信を行い、 印刷データを送信するホストコンピュータからプリンタ
    の専有要求があるときは、前記切替状態記憶手段が各ホ
    ストコンピュータに接続する切替状態を記憶していなけ
    れば、前記プリンタ動作状態検出手段がプリンタの専有
    要求があったホストコンピュータに前記プリンタ側切替
    手段によってプリンタを接続し、プリンタの専有要求を
    行ったホストコンピュータに対応するホストコンピュー
    タ通信制御手段が前記ホストコンピュータに前記ホスト
    側切替手段によって前記各プリンタを接続し、 印刷を終了したホストコンピュータからプリンタの専有
    解除の要求があるときは、プリンタの専有解除要求を行
    ったホストコンピュータに対応するホストコンピュータ
    通信制御手段がプリンタの専有状態の解除処理を行う
    とを特徴とした双方向通信切替方法。
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